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2025年10月19日日曜日

7回驚く。


「ベトナム(ホーチミン)へ行ったら洋服を作ったらいいよ。」とは聞いていて、でも私は特に必要なく、妻と娘が必要としてた。


連れてこられたのは「Usagi」という小さなテーラー(仕立て屋)。

「いらっしゃい~!」と、日本語で挨拶してくれたのは小柄の女性でオーナー。

他に従業員は2名で、黙々とミシンを作業中。


(日本語が通じるんだ!)が1回目の驚き。

Usagiでは「アオザイ」も作れるけど、スーツもオーダーメイドで作れるし、スマホ画面で「こんな洋服が欲しい。」と伝えると、画面をみて「生地の厚さはどれくらいがいい?」「裾の長さはどれくらい?」「後ポケットいる?」「ポケットの位置は高い?低い?」「裏生地はつける?」など、サッサッサッ!と的確で切れ味のよい質問に2回目の驚き。


画面(それもスマホ)の二次元写真から三次元に変換できる能力+デザインの特徴を掴む能力が凄まじい!そして、アイデアもくれる。

そして「生地は○m×○mが必要!」と電卓ナシで生地量を弾き出すのを見て3回目の驚き。


そのままベンタイン市場で生地を買い求めるも、市場内には生地屋は何軒もあるから一苦労。

着用したい生地を購入して、再びUsagiを訪れると「仮縫いは二日後に完成するから、戻ってきて!」とのこと。(えっ!48時間後には大まかにできちゃうの!)に4回目の驚き。


48時間後

娘も注文していた洋服の仮縫い確認日。Usagiを訪れると「待ってたよ~!」「もう、私たいへんだった!頑張ったよ!」と人懐っこい笑顔で見せてくれたオーナーのスマホの画面には、パターンを何度もデザイン&デッサンした絵に5回目の驚き。


一枚の生地から立体に、それもデザインを合わせ、キチンとフィットさせる技術に6回目の驚き。マジでスゴい。

娘の試着に「カワイイ~!」と、自身でも縫って作った洋服の出来に喜ぶオーナー。


ただ、仮縫いなので、要所に調整が必要とのことで「ココは2cm詰めるね。」「ココはこのままがいいよ。」「長さはいいね!」など、柔和な笑顔からのプロフェッショナル度のギャップがスゴくて7回目の驚き。


ただ、ただ、その技術力とものづくり力に驚いた件。

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