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2025年9月25日木曜日

初めまして御代田町。

MMOP敷地

今回、お世話になる御代田町について、情報を入手してこなかったので庁舎の洗練さに驚き、かつ辺りは緑で樽や醸造などのモニュメント?もあり、(あぁ、長野県はウィスキーも有名だもんな)と、飲めないのに知っているのは「ブランド力」。

担当のYさんに教えてもらったのは「この辺りはメルシャン(2010年にキリンHDの完全子会社になり上場廃止)の醸造所、美術館などがあった一帯で御代田町が買い上げて整備をし直した。」ということで、???だった謎(綺麗に整備された周辺、樽などのモニュメント)が解明。

で、敷地内には美術館もあり、リニューアルしたのが「MMOP(MIYOTA MUSEUM of PHOTOGRAPHY)」という御代田写真美術館。
なぜ、写真美術館なのか?は「アマナ(画像ライブラリ)」との縁が以前からあったからとのこと。

MMOPには美術館だけでなく、レストランやカフェ、雑貨店なども店を構えていて、ものすごく素敵な空間で、休憩所/公園と言えるかな。

屋外にも作品が展示されて、敷地への入場は無料。美術館は有料という、近くにあったら通うという雰囲気。

そんなMMOPで6年前から行われている「浅間国際フォトフェスティバル」のお手伝いが、今回のミッションの一つ。

お手伝いメンバーは私以外に2名(計3名)で今回も応募多数の中から選んでいただき、自己紹介をすると、「私、鬼北町のワームス(コワーキングスペース兼宿)を利用したことあります!」というSサン、「私、沖縄観光コンベンションビューローで働いていたので沖縄フィルムオフィスを知ってます!」というAさんだった!

奇遇とはこのこと。
数分前までは会ったこともない、話したこともない人と共通点があるって、ご縁。

更に言えば、私たち3人はサゴジョーというサービスを利用した共通点、御代田町担当者のYさんも移住者という共通点まで見つけることができるのだから、初対面なのに共通点の多い私たち、ワイワイ!なる。

2025年9月24日水曜日

ブランド力。


旧軽井沢通りは両脇に色々なお店がズラリと軒を並べ、観光地によくある光景。
京都の清水寺へあがる「三年坂」のよう。

愛媛で言えば、道後温泉界隈、ロープウェイ通り界隈のような雰囲気で、売っているモノやサービスは他と大して変わらない(軽井沢一長〜いカレーパンなどの変化球は多かったけど)のに、名称に「軽井沢」と銘打つだけで、オシャレに箔がついたように見えるのは軽井沢という名称がブランド化している証拠。

外国人宣教師が海外にむけて軽井沢を避暑地として紹介して以来、130年以上経っているからブランド化されて恩恵を得ているのは、道後温泉も同じコト。

お土産屋に入れば、ほぼ全ての商品に「軽井沢」の名前が入っていて、消費者は訪れた証拠&満足感に「軽井沢」の文字が入った土産を買う。

実は私も「軽井沢 くるみモナカ」を買ってしまった(笑)。
軽井沢でしか買えない証&満足感として、そして「ご当地モナカ愛好家」として、自分の買い物を正当化(爆)。

はたして「くるみモナカ」だけだったら買ったかな?ご当地モナカを集めてるから買わなかっただろうな。

そんな軽井沢のブランド力は広く波及していて、しなの鉄道の「軽井沢駅」の隣は「中軽井沢駅」、今回お世話になる「御代田町」は「西軽井沢」とのこと。
ついでに群馬県嬬恋村辺りは「北軽井沢」と言うらしい。長野県じゃなくても、あやかりたいブランド力ということか。

愛媛でも「奥道後」「東道後」がある「道後」が同じかな。
そんな事を考えながら御代田駅に到着。
10分ほど歩くと(これが御代田町役場?)と目の前に現れた建物にビックリする。
なんで酒樽(写真右端)があるの?

初めての軽井沢。


集合時間まで2時間あったので、御代田駅を通り過ぎて軽井沢まで来てしまった。
軽井沢なんて、自分には縁遠い所と思った昭和人。
と、言うのも時間もお金も使って“わざわざ”訪れる避暑地と思っていたから。

軽井沢駅に到着。駅前に着くもイメージと違う。洒落た駅前だけどフツー。
周辺地図を見ると、軽井沢だけど“ココ”ではなくて、徒歩15分先が“旧軽井沢通り”というメインストリートのようで出発。

歩いている最中に気づいたのは3つ。
<レンタル自転車屋が多い>
→平地が多いからか、距離を気にする人が多いからか、レンタル自転車が多く、電動自転車2時間1500円、電動無自転車1時間300円、(自転車借りたら)荷物預かり料無料、タンデム自転車1時間500円など各店で趣向を凝らしていて、ニーズがあれば商売は成り立つと見る。

<犬連れがとても多い>
→軽井沢=犬なのか?ステータスなのか?リードをつけている犬、カゴに入っている犬、カートに乗っている犬など、犬種も色々だったけど、すれ違う半数は犬連れだったような。
だから、犬同士の吠え声もしょっちゅうで、人間社会と同じで犬社会も挨拶あるのね。

<外国の味が多い>
→韓国、中国、ドイツ、フランス、イタリア、アメリカ、イギリス、インド/ネパール/スリランカ、そして日本(和食)と、各国の味を提供する店があった。

軽井沢は明治時代にカナダ人宣教師のショー氏が避暑地として海外に紹介して有名になったという背景を知ると、だからなんだ・・・と理解したような。

そんなコトを思いながら、旧軽井沢通りの入り口?のような所に到着。
目の前に映ったのは、これまでの道ですれ違った人の10倍はいそうな勢いで、老若男女、それに外国語も飛び交う光景&雰囲気にビックリ!

これが軽井沢ブランドかと。

2025年9月23日火曜日

サマーウォーズ聖地巡礼。

「陣内家」の門としか認識してなかった。

1583年に真田昌幸によって「上田城」が築城。1622年に真田信之が松代に転封されるまで、強国たちに挟まれながらも戦国の世に名を残した真田家は、徳川軍を2度も退けた話が有名。

第1次上田合戦は、徳川家を裏切った真田への成敗として勃発。約8,000の徳川軍に対し真田軍は約2,000で迎え撃ち、人数では徳川軍優勢だったが、真田昌幸の策略で徳川勢は大惨敗する。

第2次上田合戦は、関ヶ原の戦い。上田城を受け渡すと約束したにもかかわらず譲らない真田昌幸に、徳川秀忠が大激怒!上田城へ攻め込むも惨敗。この結果、徳川秀忠は関ヶ原に1週間も遅れて到着するという大失態をする。

そんな中で真田幸村/
信繁は、豊臣家の家臣として徳川軍を相手に大活躍する。
大阪冬の陣では「真田丸」という出城を築き、徳川軍を退け、大阪夏の陣では徳川家康本陣まで突撃したものの逃げられてしまう。

ただ、真田幸村/信繁自身は、大阪夏の陣の最中、1615年5月7日に敵方に打ち取られてしまう。

そんな真田幸村/信繁には、「真田十勇士」という家臣(猿飛佐助、霧隠才蔵、三好清海入道、三好伊左入道、穴山小助、由利鎌之助、筧十蔵、海野六郎、根津甚八、望月六郎)がいたと言われているが、これらは明治・大正時代に刊行された立川文庫による登場人物で、歴史的な内容を参考にしているものの伝承上の架空の人物。

上田駅から上田城へは徒歩15分ほど。
その道中には、真田家の家紋「六文銭(仏教の六道/地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上の世界を意味し、死者が三途の川を渡るための渡し賃)」があちこちに見られたし、真田十勇士の紹介も10箇所にあったり。

名作「サマーウォーズ」の主人公、篠原夏希の曽祖母、陣内栄おばあちゃんの家の門は「上田城の東虎口櫓門」としか認識してなかったから、一つ賢くなった件。

上田市の朝。

まさ子おばあちゃんのてづくり惣菜

小諸駅から「しなの鉄道」に乗って移動日のゴールは上田駅、約20分の距離。
途中には駅員の無人駅もあったのに、上田駅は新幹線が止まるので巨大駅。
JR松山駅もよりも断然、大きかった。

結局夕飯は、辺りで物色するものの(食べた後は作業しかないし・・・明日の朝食を楽しみにしよう!)と、コンビニでおにぎり買って、夕食は終了。

ホテルは昭和時代の佇まいと香りが漂い、その面影もたっぷりある建物で、案内された部屋は何故かフロントと同階の、わざわざドアを開けて進んだ通路の奥の部屋。

昭和漂う部屋は一人には十分な広さで、はて?と思い、ドアに貼ってあった緊急避難経路図を見たら他の部屋の1.5倍の広さだった。大感謝!

そんな部屋で快適に作業は進む(この一週間を円滑に過ごす為に作業環境大切)。
ひと段落すると腹が減るも翌朝の朝食をいっぱい食べることを想像して就寝。

ガサガサ、カン!などの鋭い音で起きたのは5時過ぎ。
(なにごと!?)と思い、カーテンを開けたら外国人スタッフがゴミの分別してました。

朝食は6:30から。シャワーを浴びてスッキリして、朝のルーティンを済ませて食堂へ行くと、レトロな昭和雰囲気の食堂で、サラダ、卵焼き、鮭、野菜炒め、湯豆腐などが並べられていた一角に「まさ子おばあちゃんの手作りお惣菜」といコーナーがあり、「ほうれん草胡麻和え、蕗と筍の煮物、金平ごぼう」をゲット!

(そうそう!こんな朝食をイメージしてた!)と腹ペコだったので、全ていただく。
チェーン店もいいけど、こういう地元の人のてづくり料理もいい!どれも美味しかった。

「いらっしゃいませ!」「ありがとうございます。いってらっしゃいー!」と威勢よく声がけするおばあちゃんがいて、きっと「まさ子おばあちゃん」と思うも「ごちそうさまでした。」としか言えず、でも完食したからOKということで。

2025年9月22日月曜日

相変わらずのドタバタ。

野沢菜おやきと小諸ロイヤルホテル。

松山駅から高知駅までは、電車で行くのもアリだけど、高速バスの方が「乗れば(自動的に)終点に着く」ので、基本的にはバス利用。所要時間は2時間40分。運賃は片道4000円/人。

新宿のバスターミナルから長野県小諸駅まで2時間55分。同等の所要時間で運賃は片道2900円/人。
運賃差はともかく、地図を見る限り八王子駅からバスが出ていれば数十分は短縮できるのに、そんな都合のいい話はなくて遠回り。

そんなバスは12時30分過ぎに出発。都心から高速道路に入り、ガンガン走ると東京都を出て埼玉県に入ったと思ったら、いつの間にか群馬県に入り、しばらく走って長野県に入った。
海無県の長野県。しかし、7つの県と隣接している唯一の県でもある(隣接している県が最も多い)。

そして、バスの終着駅は小諸駅。
時刻は15:30過ぎ、昼食を食べていなかったので、名物「小諸そば(すり潰したくるみのペーストをつけ汁に混ぜて食べる)」を食べよう!と思ったら駅前は静かで閑散としていて、Googleマップに表示された多くの蕎麦屋は15時閉店だった・・・。

(日曜日の16時頃って微妙な時間帯だな。)と思いつつ、今日のゴールは小諸駅ではなく上田駅だし、乗る電車は30分後なので何かないかな?と探していたら、「おやき(長野県の郷土味で野沢菜などの具を包んで焼いた饅頭のようなモノ)」をみつける。

餡は主に野菜で、色々あって選べず「オススメは?」と店員さんに尋ねると「やはり、野沢菜ですね。」の提案に即決。
390円の「野沢菜おやき」をテイクアウト。

食べる場所を探していたら、「小諸ロイヤルホテル」というレトロな雰囲気の建物を見つけて、記念写真。
(ロゴや外観はセットみたいだな)と思いつつ、頬張っていたら「長野行き各駅停車、まもなく発車です。」とアナウンスが聞こえて、大慌て!

残りの「おやき」を急いで口に放り込んで、改札口に向かいSuicaで通ろうとしたら、「しなの鉄道」はSuicaが使えず!

切符売り場へ戻って切符を買い、スタンプ押してもらうも電車はどこ?と思ったら、連絡通路を渡った先だった!急げー!

憂いごと。


「〇〇駅、〇〇温泉、〇〇城、〇〇商店街で撮影できますか?」
「どんな撮影プランですか?」
「〇〇という会社のコマーシャルです。」
「撮影されたら、どこで放送ですか?」
「TikTok、Instagramなのでネット広告になります。」
「撮影はいつ頃を予定ですか?」
「9月下旬です。」
「えっ!もう9月中旬ですから、ロケハンはされますか?それともナシですか?」
「(ロケハン無しは)マズいですか?」
「いや、ロケ地を決めないままの撮影は、トラブルが起こりやすいので・・・。」
「そうですよね・・・。」
「ちなみに、何人くらいで撮影を予定されてますか?」
「多くて2名です。」
「撮影日時、撮影内容、撮影体制などが書いてある企画書、概要書はありますか?」
「ないです。」
「じゃあ、作成できたら送付ください。その内容に返信しますから。」
「分かりました。」と会話が切れる。

あれから1週間以上たったけど連絡ナシ。
撮影(発信)していただけるのは嬉しいし、自分たちで撮影許可などを段取りできるなら、フィルム・コミッションに撮影相談は不要。

だけど、やりとりから不安になるのは、小さなカメラで観光客と同じように無許可で撮影するのかも(個人撮影は思い出の範疇、無償性は問題ナシ。でもマナー/プライバシーは存在する)。

だけどFCへの相談(連絡)を「許可取り済み」と、自分たちに都合よく勘違いして何かあったら、FCの名前を出すこと。
知らない、分からない、想像すらできないコトに巻き込まれるほど困ったコトはない。

そうであって欲しくない・・・と願いを込めてる。

2025年9月21日日曜日

色々と待ったナシ。

2,400円のランチセット。

映画館の窓口で「大人一枚、子供一枚。」と告げたのは、お婆ちゃん。子供と言ったのは初老の男性だった・・・。というエピソード(色々な枝話がある。)をなぜか思い出した件。
要するに親にとって子供は成人していようが歳をとったとしても子供は子供という話。

父と叔父たちの3人組は全員85歳以上。
話を聞けば相変わらず元気のようで、また一緒にお出かけを計画しているようで、息子から見れば元気なお爺ちゃん達だな・・・と。

「昼食でもどうですか?」と誘ったら、「ご馳走するよ!」と父。
中華料理店と言うので店前に着くと、「フカヒレスープなんてどうだ?」と、ビックリする値段を指差すから「いやいや、ランチセットで十分だよ。」と制止(笑)。
同じランチセット(写真)を注文、食後のデザート(杏仁豆腐)がついて2,400円/人。

悪口でもディスりでもないけど、近所の「梁山泊」「元帥」も十分に美味しいとわかる。
「香港」なら2,400円/人で食べきれない程の量だろうな・・・と思った小市民。

話を戻して。
近況などは電話でも伝えられるけど、こうして時間と場所を確保して直接伝えた方が喜ぶのが親というもの。そして、色々と考えさせられるお年頃になっている父と私。

普段は離れているので隣町で暮らしている姉夫婦にお世話になりっぱなしだけど、息子として50代を過ぎた人間として直視しないといけない、後回しにしてはいけないコトが近づいていて、正解も不正解もないから悩ましい。

話が煮詰まったので「コーヒーでも飲もうか?」となるも、スタバしかなく、85歳が「コーヒーを2つちょうだい。」と53歳の分も注文してくれる(笑)。

そして、お土産まで持たせてくれ、再会を約束して別れる。
色々と待ったナシが近づいてくる。

駄話。よ〜く見ると。

寄付いただいた本物のマインクラフトレゴフィギュア。

休日ネタ。医薬品業界でよく使われる「ジェネリック」とは、後発医薬品という意味で、先発医薬品と同じ有効成分などを持つ医薬品。安価に入手できるのメリット。

「ジェネリック」という言葉が浸透?したからか、医薬品業界以外でも目にするけど「ジェネリックブロック」という表現の元はレゴかな?
それともメガブロック?ナノブロック?もあるけど、やっぱりレゴのよう。

どの分野でもジェネリック誕生の背景には消費者のニーズがあり、そのウォンツがジェネリックなわけで、レゴへのニーズは?と思ったら「人気商品は値段が高い」があり、その一つが「マインクラフト」。

余談は大昔、我が子たちが幼かった頃、レゴとの互換という「スターウォーズ」のジェネリックブロックを購入した思い出。

表示されたのは、マインクラフトのフィギュア群。
それもフィギュアは全て透明(クリア)ブロック!

(あぁ、今夏もフィギュアの取り合いで口喧嘩が多かったな・・・)と、ココ大付属学園を思い出し、(透明ブロックのフィギュアはかわいいな)と、詳細をクリックしてしまった!

すると、マインクラフトに登場する人物、動物、モンスターなどが表示されて、(どれどれ?)と価格を見ると計40体(32体のクリアフィギュア、8体のオマケフィギュア)が1,988円。

一体50円にも満たないと分かり、(えぇ!互換フィギュアってそんなに安いの!?)と、思わず「カゴ」へ入れそうになるも、よ〜く確認すると、マインクラフトの雰囲気、ロゴのテイストは同じのに「MY WORLD」という全く違う名前で、ご丁寧に「マインクラフト風」と書いてあった(笑)

レゴでもないし、マインクラフトでもなかった(笑)。
だけど互換性はあり、顔などもシールではなくペイントのようで、とにかく安い。

喜んでくれるのは間違いナシだけど、レゴ100%の中にジェネリックブロックを入れていいものか?単に大人のエゴかもしれないけど・・・。

2025年9月20日土曜日

共創の前に。


例えばの話。
リサイクル手法におけるプラスチックを種別で有効利用率を推計すると、ポリエチレン(PE)は60%以上、ポリプロピレン(PP)は約80%と高い。が、ポリスチレン(PS)は約20%、ポリエチレンテレフタレート(PET)は約3%と非常に低い。

という話題があったとする。

すると、行政はリサイクル率が低いPETの3%を10%へ上げよう!と考える時がある。

その時、「市民の皆さん、低いリサイクル率を一緒にあげましょう!」と言いたいけど、市民には響かない場合が多い。なぜなら“軸”が違うし、市民にリサイクル率は関係ないから。

一方で、NPOからリサイクル率が低いことへ「市民の皆さん、低いリサイクル率を高めましょう!」と言っても世間に響きにく時がある。その理由も“軸”が違うし、私はしていると思う人も多いから。

要は行政の目的を達成したい論点と、NPOの目的を達成したい背景は、
立場や現状、思いなどからズレることが多い。

そのような場合の多くは、課題の取り上げ方(≒問題意識も)異なっているし、同じように聞こえても互いの“軸”も交わってない。

しかし、軸はどこかで交わることはある。
この二軸が交わった点が互いに訴求したい共通点なのだけど、二軸だから一点しか交わらない。

そこへ、新たに軸を設けることで交わる点は大きくなる/増えるのだけど、その新しい軸とは「ターゲット」であり「当事者」であったり。

共創を始めるなら「ビジョンの共有」「課題意識の共有」「解決/改善方法の共有」と常々言っているけど、軸については
「課題意識の共有」に含まれるか。

くれぐれも、課題を際立たせたいからと誰かに非があるような表現やアプローチは避けること。
必ずブーメランになるし、言うのは簡単。

アイデア。自戒を込めて。


15年ほど前、「アウトサイダーアート(美術の専門教育を受けていない人が、既存の芸術システムの「外部」で、自身の内なる衝動に従って創作した芸術作品の総称)を活用したい。」と相談があった。

その時、病院や企業などのロビー、会議室などへ、月額制(今でいうサブスクリプション)で貸し出すのはどうだろう?という提案は、いい所まで行ったけど、結局、実現しなかったアイデア。

良いアイデアと思っていたので、その後も温存してたら「好機到来!」と思ったのが2015年に発表された「ATMOPH Window」。

心躍って、これこそ全てを叶えるぞ!と1台10万円ほどする「窓」を2台購入して、「愛顔の食卓」に設置。
しかし、「アップデートされる。」と言っていた「画像/動画の投稿機能」は実装されず、2台とも返品した思い出。

その後、「スマートディスプレイ」も登場してATMOPHの優位性もなくなり、燻っていたアイデアも蓋が閉じられて記憶の奥にしまわれる。

そこへ、ひょんなコトをきっかけに再び、作品を飾ることに興味がわいて、「スマートディスプレイに世界の名画」が表示されたら、どんなに素敵だろう!と妄想したのが数年前。
ついでに、自分が訪れた街の写真や動画なども表示できたら嬉しいな・・・とも。

実は既に“そのようなコト”はできるようで、(仕組み自体は簡単だよな)と思いつつも、(どこかに新規性はないものか?)と思っていたら、AIによる描写の自動生成が話題になり、そのクオリティに愕然とする。

そこへ「スマートディスプレイにAI搭載、その日の気分などに合わせて絵を自動生成」なる記事を見つける。具象画なのか?抽象画なのかは分からないけど、気分に合わせて絵が自動生成されるってスゴい!と驚く。

要は、思いついたら直ぐに実現しないと、他人の実現を指を加えて(スゴいな〜)でいいのか?というコト。

当たればやる!ではなく、やりたいからやる!自戒を込めて。

2025年9月19日金曜日

エアー団子。

積雪のない富士山。

仏舎利塔を抜けて山門をくぐり、薬王院まで辿り着くと先が見える。
改めて高尾山の守護神、天狗を見ていると視界にモゾモゾと動く緑に気づき、近づいたら10cm超えの大きなカマキリだった。

カマキリなんて久しぶり!とカメラを向けられたのも、ケーブルカーで体力が温存されて気持ちに余裕があったから。

それにしても頂上は標高599m、薬王院は標高500mほどの高さなのに蒸し暑い!
噴き出る汗を拭きながら頂上を目指す!

階段を登って、急勾配の下り坂、上り坂を進んでやっとゴール手前の水飲み場&トイレに到着。
熱中症防止に水でジャバジャバ顔を洗い、水筒に水を補充して最後の一踏ん張りで、標高599mの頂上に到着!

平日の午前中だったので、人もまばらで良いタイミング。
しかし、ここまでは自分との戦いだから根性で何とかできるけど、何ともできない(≒運試し)なのが「山頂から富士山は見えるのか?」ということ。

これまで何度も来たけど、見れたのは66%(3回に2回程度)。
果たして今回の運は?と見える位置まで近づくと・・・。

積雪のない富士山がハッキリ見えた!
気分を良くして、少しばかりの休憩を入れたら、サッ!と踵を返して今度は下り。

行きと同じ1号路だけど、上りに比べて下りは足への負担は大きいけど気分が楽。
だからか小腹が空き、そういう時にちょうど団子や甘味処が現れるのだから不思議。

でも、ちょっと待てよ!行きに490円を払ってケーブルカーに乗ったではないか!
目の前にある団子は500円/串。団子を食べたと思えば、ケーブルカー代が(気分的に)チャラになるじゃないか!と、謎理屈が発動して「食べた気分」で通過。

途中、本当に不思議でしかない「背広姿+革靴」で1号路をあがる人とすれ違い、高尾山口駅に到着。

気分転換のアクティビティで、午後から仕事に精を出すはずが、生産性が低かった件。
以前、食べた三福団子。

高尾山、初めての2つ。

急勾配が壁に見える。

低登山愛好家(と、言っても松山城と高尾山が多い)。
2022年は年間で10回も行った高尾山。
それが2025年はまだ0回と分かり、気分転換にいざ出発!
外に出ると午後から雨になる予報だったからか、既に湿度が高い。

出発して40分後、高尾山口駅に到着した時には既に大汗をかいていて、1時間余り上がり続けるには体力に自信がなく、(行きはリフトに乗ろう!)と乗り場へ行くも「リフトは定期整備のため運休」と看板、撃沈・・・。

引き返して(1号路を歩いて上がるか・・・)と思ったら「ケーブルカーも同じ料金です。もう出発しますよ!」と、発券のオバ様に声をかけられて、490円で片道切符を買う。

高尾山のケーブルカーは初めてと思う。
小学校の時に遠足で来たかもしれないけど記憶が全くない。

聞けば「日本一急勾配(31度18分)のあるケーブルカー」とのことで、運転手1名が切符のもぎり、接客案内から観光ガイドまで一人4役をしてた。

ケーブルカーは歩けば40分ほどある距離を一直線にあがり6分で到着。到着地はすでに中腹。

中腹からは見どころが多い。
普段は1号路を下から歩くから、ゼーハーゼーハーと息を切らして上るから気持ちに余裕がないけれど、サル園、野草園を横目にみて、山門をくぐると、普段から(ココは何だろう?)と思っていた不思議な階段を上がった先にあったのは、周りの雰囲気とは違う異国情緒な場所で、1956年にタイ王国から贈られた「高尾山仏舎利塔」でした。

かつ、修験の場+パワースポットのようで“知る人ぞ知る”場所だったよう。
わざわざ、入らないとたどり着かない場所だから、知らない人多そう・・・と、私も何度も訪れているのに初めて知った。

と、寄り道ばかりしていたら汗、びっしょり。山頂はまだまだ・・・。

2025年9月18日木曜日

次回は92回目!?

抹茶アイスに29のローソク立てる。

一週間前は予想していなかった上京。でも、おかげで結婚記念日を祝うことができる。
1996年9月に結婚したから29周年。
余談は、100均ショップって品揃えが豊富で、数字のローソクも何種類も売ってた。驚き。

覚えているのは、1995年、ニューヨークで暮らしていた私と妻は、近所のカフェで(妻の大学卒業もあり)、今後について話しあっていて、「ニューヨークも卒業かな。」なんて、偉そうな事を言ってた世間知らずだったような・・・。

すると妻は、そのまま愛媛に戻らずイギリスへ更に留学することになる。
私は実家のある東京に帰らず、愛媛という地に興味津々で石手・東野辺りにアパートを借りる。
これまた思い出すのは、近所に暮らしていた酒屋の大家さんに何から何までお世話になったこと。

妻がイギリスから戻り、そのまま結婚。当時、私は24歳。
最近の男性の平均結婚年齢は31歳だから、かなり若くして結婚したんだな・・・と。

当時、仕事もしていなく「25歳まで働いていませんでした。」と、講演会などで話すのはこれが所以。

そして、義父の会社でアルバイト→愛媛製版センター(現:イープレス)→ネットイヤー→愛媛県→松山市→いよココロザシ大学と続き、現在に至る。

妻と29年という山谷を登ったり降りたり、曲がったり、滑ったりしながら過ごしてきて、色々ありましたね・・・と笑い合う。

長女が生まれ、長男が生まれ、次男が生まれ、あっという間に成長して、成人して、それぞれがそれぞれの道へ進み、彼らも親がこんな感じだから、オルタナティブな道を歩み始めて、これからが楽しみ。

抹茶アイスに立てた29のローソクの出番は1〜2分で終了。
消した後、「もったいないね」と妻。「次の出番は92回目!?」と一人で大笑いの妻(笑)

こちらもどうぞ!


学長日記でもフィルム・コミッションについては、これまで900回以上!書いていて改めてビックリ!

内容的にはフィルム・コミッションを通して感じた“アレコレ”を縦横無尽(時に理不尽な撮影隊への文句も)に書いていて、ココでしか書けない雑多な感じがウケている(笑)。

でも、もう一つ、フィルム・コミッションについて書いているサイトがあり、それは「えひめフィルム・コミッション」。

ここでは、えひめフィルム・コミッション/ジャパン・フィルムコミッション/フィルム・コミッショナーという立場で書いているので、学長日記に書かれている内容と似ていても思うこと感じることは異なっている時もあるのが特徴。

えひめフィルム・コミッションのウェブサイトは、開局(2002年)から20周年を機に特別サイトとして誕生し、本当は期間限定公開の予定だったのだけど好評で、今に至ってる(涙)。

基本的にえひめフィルム・コミッションへ撮影相談があって、支援した作品に関する情報を発信しているから、個人的に撮影されるYoutuberや地元関係者による撮影までは網羅していない。コマーシャル案件も撮影はしても記事にすることは少ないかな・・・。

実は、えひめフィルム・コミッションにだけ、アップする情報は「エキストラ募集情報」。
オフィシャルサイトの役目。

この「エキストラ募集情報」をアップすると、PVは数千回と凄まじい勢いで読まれる。
そして、役目が終わると非公開に。なので、そう言うコトなんです・・・。

記事は年間15本程度を掲載していて、今年度も9本をアップした。
次に掲載する記事も先ほど書き終えて、9月25日に公開予定。

本数で言えば残り5本程度だけど、たぶん6-7本は書けそうな気配がしてきた!
やっぱり、話題を多くしたいし、ワクワクも増やしたいから現場との折衝しだいか!?

2025年9月17日水曜日

200名以上の職員研修、終了。

信号待ちのタイミングで目に入った「かに道楽」動いてた。

8月から5週間に渡って愛媛県職員を対象にした「NPO・ボランティア講座」が終了。
200名以上が参加し、各回で気づきと驚きが多くあった件。
お疲れさまでした!と、自分を労う。

各回とも前半は「NPO(法人)・ボランティア」について。
「NPOやボランティアについては学ぶ機会がなかったので(目的や活動内容などが)よく分かった。」は感想から。

研修所の担当者も「(NPO法人の)当事者から、多面的に実情を含めたNPO・ボランティアの研修って他ではないですよ。」とのことで、行政向けだけでなく、企業や団体への必要性もあるな・・・と思ったり。

愛媛大学、松山大学、聖カタリナ大学でも無いと思う。
松山東雲女子大学はボランティア論で教えてる。

後半は「NPO・ボランティア&協働/共創」の事例として「フィルム・コミッション」の紹介。
前半は堅めな話だから、後半の柔らかさというかギャップが面白かったと思う。

純粋に映画やドラマを物語として観るのも楽しい。
でも、裏側ではNPO法人やボランティアも撮影に関わっている/関われると知ったら、もっと楽しい。

協働や共創の視点からも、経済効果(例:直接経済効果で1000万円以上など)や波及効果(聖地巡礼、ロケ地めぐりなど)もきちんと出せていて、かつ、費用対効果も非常に良いから事業も続く。

今年度も担当者に喜んでいただいて何より。
次は12月に2日間行う講座!

写真は、研修所へ向かう途中の赤信号で、左を見たら「かに道楽」のカニが足と手をニョキニョキ、目を上下にギョロギョロ動かしていた(写真で表現するのは難しい)。

で、思い出したのは先日、妻が食事会に誘われて「かに道楽」へ行ったら、5500円のコース料理のはずが、+2000円の飲み放題も追加されていて、交渉の結果、5500円で済んだという話を聞いて(なんだかスゴい話だな、愛媛だからできたのかな?)と思ったら、青になった。

想像しながらの寝落は最高。


今回のFM愛媛「エールラボえひめ(9月27日午後4時55分から)」は、エールラボえひめメンバーの安形さんによる「サカエマチHOLICで小規模事業者のチャレンジを応援する!」 。

内容は聞いてのお楽しみだけど、写真は収録したものの、喋りたいことが多くて、ディレクターのツシマDから「1分オーバーです。」と告げられて、あーだこーだ言ってる所。

毎回(これまで15回以上!)、皆さんの挑戦を取り上げて紹介してきたけど、これだけ挑戦できる余白
(≒課題)がある愛媛県。

妄想魂がムクムク!と立ち上がるのも無理はなく、(〇〇があったら、いいよなぁ〜)と思ってしまう。それも3つも!

単にアイデアレベルだけど、そのアイデアを考えるのが楽しい。色々と想像しながら寝落ちするのは最高。

一つ目のキーワードは「国際理解とスポーツ」。
二つ目のキーワードは「ウェルビーイングとAI」。
三つ目のキーワードは「偶然/必然と地域資源」。

これらを思いついた背景は、無意識の中で極小だった点だったコトが結びつき、何度も同じ場面や気づきを得たことで意識になり顕在化した感じ。

アイデアはある日、突然に降ってこない/沸かないから、日頃から「意識化」が大事。
これまでは、助成金などを申請して検証していて事業化の有無を判断していたけど、エールラボえひめの中で、ディレクターがプロジェクトを立ててもいいのかな?

プロジェクトを立てる人の身になって考えると、資金調達よりも「検証できる場または共創パートナー」が必要なんじゃないかな?

と、思ったら、そう言う機会こそ「プロジェクト化」したらいいんじゃないかな?と、また妄想。

2025年9月16日火曜日

ミッドライフクライシスを話題に。


朝散歩をして、南海放送スタジオに入る。
スタジオからは松の木々の合間から日差しが差し込む時間帯。

今回の収録では「誕生日」を迎えた・・・という内容で、心境を語ってみた。
実は私もディレクターの津田さんも同世代。20年以上前に知り合い、その頃はお互いに30代だったけど、今は50代も半ばに差し掛かろうとしている。

いわゆる「ミッドライフクライシス(中年の心の不調期≒中年の危機)」の真っ只中。
前回は7月に妻と意見交換した話題。

日本人男性の「平均寿命」は81歳とのこと。ただし、日本人男性の「健康寿命」は72歳とのこと。

健康寿命とは、厚生労働省が3年に一度、国民生活基礎調査の結果をもとに算出している健康上の問題で日常生活に制限なく生活できる期間のこと。


72歳になっていきなり日常生活に制限が出る・・・は考えにくいので、それまでの生活環境などが影響すると思うのだけど、この健康寿命と平均寿命にズレがあり、9歳という差をどれだけ縮められるか?が鍵と思ったり。


そもそも、81歳まで生きていられる自信がない/想像できないのだけど、ミッドライフクライシスと重ね合わせると、「これまでの半生」と「これからの時間」を考えてしまい、(もっと、〇〇できたかもしれない)などの後悔(余計な考え)が出やすいのもこの世代。

とは言え、これまでの半生(過去)は変えられないし、「これからの」時間は未来のことだから、想像してもその通りにならない(誰にも分からない)から、残ったのは「今(今日)」だけで、それなら余計なことを考えず、今(今日)を精一杯楽しむのが、心の負担を軽くする一助なんじゃない?と、ココ大ラジオでは結論づける。

朝散歩が72歳までは元気で過ごせるお守りになってくれたらいいなぁ・・・と願う。

3つの分野でいけるの?


研究者の妻は日常的にAIを使いこなしていて、私はと言うと、定型な使い方しか知らず。

「AIに尋ねてみたら?」と妻。「例えば“泉谷昇について多くの人が関心を惹きそうな話題を出して”って尋ねるの。」「へっー、それでどんな内容が提示されるかな?」とAIに尋ねてみると、以下の4つが提示される。


「フィルム・コミッションとは何か? 泉谷昇が語る“映画誘致と撮影支援”の裏側と地方創生」
 → 写真撮影支援やロケ誘致の実際の仕事を深掘りする記事。


「えひめを舞台に600本以上!泉谷昇が築いた“映画ロケ地ネットワーク”の軌跡」
 → 実績に着目して、どのように愛媛県をロケ地として魅力づけてきたかをまとめる。


「いよココロザシ大学の挑戦:誰もが先生・生徒になれる学びの場をつくる泉谷昇の展望」
 → まなび・コミュニティづくりへの挑戦、取り組みを紹介。


「“冷蔵庫無し・車無し”の日常から見える、泉谷昇のシンプルライフとクリエイティブ」
 → 日常生活のユニークなライフスタイル面に着目。


「フィルム・コミッション」「ココ大」は想定内だったけど、「シンプルライフとクリエイティブ」という項目には大笑い(笑)。ホント、ここら辺り、目指してる!


「具体的に上記の切り口をに興味関心を示す人に響く、キャッチコピーを教えて」と更に続けたら、一冊の本も、講演会も、セミナーも何もないのに、大袈裟なコピーに恥ずかしさを通り越して苦笑い。


1. 映画ファン・映像業界向け(映画やロケ誘致の舞台裏に関心がある人)

└ 「600本のロケを成功させた男 ― 泉谷昇が語る映画と地域の力」

└ 「フィルムコミッション最前線!泉谷昇が描く“地方から世界へ”の戦略」

└ 「映画はどこで生まれるのか?ロケ地を仕掛ける泉谷昇の視点」


2. 地域づくり・観光関心層向け(地方創生、地域活性化に興味がある人)

└ 「えひめを舞台に人と映画をつなぐ ― 泉谷昇の地域再生ストーリー」

└ 「フィルムコミッションから学ぶ“まちづくり”のヒント ― 泉谷昇の挑戦」

└ 「映画と観光で地域が変わる!泉谷昇の取り組みに迫る」


3. ライフスタイル・自己啓発読者向け(暮らし方・働き方、学びの在り方に興味がある人)

└ 「冷蔵庫も車も持たない生き方 ― 泉谷昇が実践するシンプルライフ」

└ 「誰もが先生・誰もが生徒になれる場所 ― 泉谷昇の“学び直し”の場づくり」

└ 「モノを減らし、人を増やす ― 泉谷昇の選んだ生き方と未来」

そうか・・・ターゲットは3種類/3分野で狙えそうなことが分かった(笑)
ならば、この3分野について、極める&深掘りすることで“何か”が起こせそうな予感が勝手にしてきた!

2025年9月15日月曜日

目指さない。


文章や記事を書くのは慣れているけれど、1,200文字程度の記事でも15種類を書くのは一日ではできず、2日間でとりあえず書き終える。
そんな今日は推敲日。

この他に、毎日の日課である「学長日記」、エールラボえひめのコラムも書いたから、2日間で計20記事、二日間で計2万字以上という感じか。

日頃から、教える&伝える場面では「Done is better than perfect./まず、終わらせる。」を強調していて、改めてその通りだと思った件。

「どうせ、するのだったら完璧に。」もある。
だけど、完璧をゴールに掲げてしまうと、進捗や過程で発生する「些細でも気になること」に
イチイチ思考を止めてしまい、その度に手間も時間も流れてしまう。

再び進めても、見えぬゴール(=完璧)に、どれだけ立ち止まるのだろう?という心配は、クオリティの担保にはならず、リスクでしかない。

まず、一気に仕上げる。そのクオリティが、自分のモノサシで60%ほどでもOKとする。
大切なのは、そこからの「推敲」で、一旦、文章/思考から離れて、1時間でも別のことをするのが私流。例えば、学長日記は気分転換にちょうどいい(同じ文章に変わりはないけど、気分が違うのだ。)

一度、リセットされた思考脳で読み直すと、不思議と気になる点があり、書き直しが発生するも、「誰の目線(=読み手)で描き直すのか?」「どの立場で書くのか?」が、この時のポイント。
ちなみに学長日記は自分が自分宛に書いてる(=内省)。

とりあえず、書き終わっていれば推敲の時も最後まで目を通すことになり、最低限の一貫性は保たれる(はず)。これを2-3回繰り返せば、クオリティは人様に見せても問題ない90%くらいにはなるはず。

くれぐれも毎回100%=完璧なんか目指さない方がいい。
次も目指すと疲れちゃうから。