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2024年8月17日土曜日

自分たちの居場所。


松山大学からのインターン生、コハルさんが一区切り。子どもが大好きというコハルさん、子ども達に寄り添ってくれました。

写真はある日の様子で、問題の解き方が分からないという子に丁寧に教えてる様子。
コハルさん、大人気で一区切りと知った別の子は、日中は欠席していたのに、わざわざ駆けつけたほど。人徳がある人はいい。

この日は2022年にココ大付属学園インターンとしてくれたOGのモユさん、サイカさんもボランティア参加してくれてワイワイ。

彼女達は社会人になっても参加してくれていて、「その後は調子どう?」と、新社会人の日々について、余計なお節介をするのが役目(と勝手)に思ってる。
「気分転換、息抜きです。」と、言ってくれる彼女達に感謝なのは私たち。

するとそこへ参加者のOG(中一生)が遊びにやってきてワイワイ。わざわざ訪れてくれるって嬉しいし、自分たちの居場所と思ってくれてるなんてジ〜ンとくる。

その他に中学生ボランティアのセイタくんも春休みに引き続き今夏も参加中。
低学年の相手をしてくれるし大学生とペアを組んでも遜色ないし、ありがたい存在。

最後、就職が決まった松山東雲女子大学のインターンOGから連絡。「一日だけでもボランティア参加したい。」とのことでウェルカム!

自分たちの居場所と思ってくれるって本当に嬉しい。

2024年8月16日金曜日

面河定食。


愛媛県に移住して23年、渓泉亭での食事は初めてだった件。
「せっかくだったら、オススメを注文しよう!」と、訪れる先では店のイチオシを食べるようにしていて、「面河定食(1,700円)」の一択。

1,700円の内訳は「季節のご飯(250円)」「郷土料理だんご汁(650円)」「あまご料理(500円)」「面河特産さしみこんにゃく with 山椒味噌和え(200円)」「面河山菜佃煮(200円)」という構成。
でも、この5品を足すと1,800円。単品注文ではなく面河定食になると100円値引きされる仕組みだった。商売上手!

「季節のご飯」はとうもろこしご飯。「あまご」は甘露煮(塩焼きも選択可能)で注文、甘露煮で注文した理由は“頭から尻尾まで全て食べられる”から。

以前、面河村での地域づくりに5年間従事した時、地元住民から食べさせてもらってから覚えた味、あの時の皆さんは元気かな?それにしても、ご飯がすすむ味!

「だんご汁」は甘い味噌汁でお餅、揚げなどが良いアクセント。
「さしみこんにゃく」は白身魚の刺身のようだけど味はなく、だけど山椒味噌が美味で箸休めにGOOD!

渓泉亭にも外国人はおらず日本人だけ。飲み物(お茶、水)、食後の片付けはセルフだけど、そんなコトも外国人には楽しいかも。

ちなみに隣テーブルで一眼カメラなどを携えていたオジさんグループは全員「コーヒーフロート」を頼んでた。

面河渓谷ロケハン。


清涼飲料水、水などのコマーシャル撮影を提案し続けている面河渓谷。
未だ撮影が実ったことがない(涙)。

「マンハント(2018)」で巨匠ジョン・ウーがやってくるかも!
と、面河渓谷の激流や四国カルストでのセットなどをロケハンした過去。
結局、条件が合わず撮影は実現しなかったけど、世界に通じる自然が愛媛にはある!と分かる。

ロケハンを続けていると「ココ(面河渓谷)は外国人に人気になるのも時間の問題だね。」と長男くん。その理由は「川の水量と色がとても美しい」から。
川面の色は光の反射角度などで常にユラユラと変化して、その様がキラキラと美しい!

「素材は秀逸だから、あとは活かすだけ!」は長年言い続けているけど、なかなか実現しないのは、各ステイクホルダーの優先順位が違うから。

地域にあっては誘客よりも優先順位が高い、または緊急性が高いコトも多く、撮影を自ら仕掛けると手間も費用もかかるので、「撮影の声がかかるのを待つ」が一般的。

でも「撮影の声がかかるのを待つ」は月日の流れに任せることと同じなので、20年以上が経過。
とは言え、20年以上を経ても自然の美しさは全く変わらない・・・と言うのもスゴいけど。

面河渓谷には海外の人はおらず日本人だけ。
撮影で有名になるのが先か?SNSによるバスりで有名になるのが先か?それとも、このまま推しスポットとして静観がいいのか?

愛媛のロケハンでいつも思うコト。

2024年8月15日木曜日

やる気スイッチ。


出席確認は毎朝10時。一人ずつ確認して、その後は「今日の予定をお伝えします。」と、毎日伝えているけど「今日は〇〇があります。」とプログラムなどがある旨を伝えると「えっーーー!」と“言葉だけ”は嫌がる子ども達(何だかんだで参加して喜ぶから可愛らしい)。

「今日は・・・何もありませーん!」と言う日は「ヤッターーー!」と両手をあげて大喜び子ども達(全員参加のプログラムは一週間に一度程度なので、ほぼ毎日、自由に過ごしてるんですけどね)。

「では、解散ーー!」と告げると「ドッヂボールの予約」「パソコンの予約」「本やオモチャを借りに」「静か部屋でお喋り」「自席で宿題やドリル、読書」「工作/創作」「レゴ」「ジェンガ/ドミノ」など、思い思いに散らばる子ども達。

そして部屋の一角では「カードバトル」の熱戦。
「(カードなどが)無くなっても知らないからね。」を条件に日々、熱いバトルが展開中だけど、くつろぎすぎでしょ!自宅のリビングルームのようにリラックスな子ども達。居心地が良いようで嬉しいです・・・。撮られていることすら気づいてない。
ちなみに奥ではレゴ遊びに夢中。

一日の過ごし方は自分で決めるのがココ大付属学園。
こんな風に過ごしていても【やらなきゃいけないスイッチ】が入る時があり「あっ!オレ、勉強しなきゃ!」と離脱したり、【30分真剣スイッチ】が入り、「30分だけ頑張るわ!」と去る子ども達。

全ては自分次第というコトを自分ごと化して考えるには、これが良いと思って今日も始まる。

松山市立揚物市立からあげ小学校塩味3組


「インチキ!答を教えてーーー!」
「えっー!?イヤだよ。」
「教えてよー!」
「えっと、じゃあ三文字かな。」
「ヒントは?ヒント!最初の文字はナニ?」
「うーん、じゃあ“ヒ”です。」
「最初が“ヒ”なの?“ヒ”“ヒ”・・・うーん、何だろう?最後の文字はナニ?教えてー!」
「えっー、じゃあ大ヒントだよ、最後は“ツ”だよ。
「“ツ”?うーん。“ヒ○ツ”って何だろう?“ヒ○ツ”、ヒツジ?ヒロシ?」大笑いの私。
「もう分からん!教えて!」
「じゃあ、答を教えます。答は(余計なドラムロールを口ずさんで)“ヒ・ミ・ツ”です!
「ヒミツ!?ふざけんなよーーー!インチキ!サイアク!」

「〇〇〇さんは何小学校に通ってるの?」
「〇〇〇小学校だよ。」
「へー、〇〇〇小学校なんだ。」
「インチキは?」
「からあげ小学校」
「ナニソレ?そんな小学校ないでしょ?」
「松山市立揚物市立からあげ小学校塩味3組だったよ。」
「ウソッーー!」
と、走って離れていき「インチキってからあげ小学校なんだって!」と言いふらす子。
「インチキ、もう少し大人になりなよ。」と高学年に諭される。
「すみません。」

「それはキンク(禁句)でしょ?」
「なに?キンク(金曜9時)のコト」
「そう、キンク。言っちゃダメなんだよ。」
「えっ!キンク(金曜9時)ってヤバいの?」
「そう、ヤバいの。」
“禁句”と“金9”の違いで進む、噛み合わない会話は続く。

2024年8月14日水曜日

魅力の発信について。


先日は伊方町主催の「佐田岬ワンダービューコンペティション」が終わり、今は異なるコンペティションの審査中。

互いに全く異なるコンペだけど、共通しているのは【映像】という手段【地域の魅力をどう発信するか?】というテーマ。

これまでも色々な映像コンペで審査してきて、【祭(文化)】【人(生き様)】【特産(伝統)】が地域の三大魅力資源だったけど、時代の変化なのか【起業/創業】【移住/働き方】【スポーツ/芸術】【産業/新発想】【食/観光】など多彩になったなぁと実感。

でも、実は“これまで”にも、このような取り組みは存在していて、単にクローズアップ、焦点が当たってなかっただけで、やはり映像化されると途端に訴求力と言うか物語になるのは素材の底力。

とは言え、全ての地域素材が訴求力&魅力ある映像化/物語化されるか?と言うと(残念ながら)別で、そこは技術力や演出力など作り手の手腕で差が出てしまう。

安易な演出でチープに見えてしまったり、伝えるべきコトが他に喰われてしまったり、メリハリがなくて印象に残らなかったり、中途半端な掘り下げに置いてけぼりを感じたり・・・構成の勉強になる。

だから、上記の“逆”をしている作品は見応えがあり、感動すら覚えたり。
審査委員冥利に尽きる、とはこのコトで声をかけていただき大感謝。
あえて言えば、愛媛/四国発の魅力発信作品が少ない点。
魅力が豊富なコトを知ってるだけに残念。

ドライカレーはスゴかった!

モリモリ盛りで一つ一つの具材が大きかった多かった。

お疲れさん!で、フレンズの店「ニューポカラ」へ行こう!となる。
「あんな」「こんな」「そんな」などで学長日記にも何回も登場してるネパールカレーの店。今回も手を振って迎えてくれる。長男くんは初めてのニューポカラ。

20分ほどの調理時間が必要と書かれていたのは「ドライカレー」で、野菜をたくさん食べたいという長男くん、ドライカレーのモリモリ写真を見て【チキンドライカレー+サラダ+ライス(1,600円)】を注文。

私は【マトン+シーフードのニューポカラセット+サラダ+ナン+マンゴーラッシー(1,400円)】を注文。

20分ほど待つ間、ニンニクなどの香ばしい香りが立ち込め、腹ペコ度MAXによるベロメーター感度30%上昇!そして、やってきたチキンドライカレー。
メニューと嘘偽りのないボリューム、モリモリ盛られた大きな具材に「写真撮らせて!」。

「一体、何種類の具材が入ってるの?」となり調べると、オクラ、タマネギ、ハクサイ、ニンジン、カボチャ、ナス、スナップエンドウ、ピーマン、ニンニク、ショウガ+チキンと目視だけでも11品目を確認。それも一つ一つがデカい!

ニンジンやカボチャはホクホク、ナスやオクラはトロトロ。「これは家で作れないわ・・・。」と、自分が頼んだニューポカラセットの美味しさを脇に感服。

「ドライカレーに感激しちゃった!」と長男くんが頼んだ味なのにPRしたくて残す。

2024年8月13日火曜日

既に大成功。


「おにぎり百景」も後半戦に突入。平岡米も新たに10kg寄付していただく。
その際「PRしたいので資料を是非!お願いします!」とお願いしたら「食べてくれてありがとう!」というメッセージだった件。
こちらこそ、ありがとうございます。なのに(涙)。

みなさんに食べてもらっているのは「農家が、自宅で普段食べているお米」です。
うちのお米を一番おいしく食べられる状態でお届けしています。
松山市星岡町 平岡剛・真由美

7/22日以降、大学生&子ども達がおにぎりを握り続けていて、計画では夏と冬で20回の予定が既に10回以上、この調子なら夏だけで20回に達しそうな勢い。

それもこれも平岡米が美味しくて、自分たちで握る片っ端から「これは私が食べる分!」「もう一個ほしい!」など、おにぎりを持っていくから。
ちなみに一回平均8合を炊いてる計算、個数で言うと20個/回ほど。だから、のべ200個以上のおにぎりが誕生していて、この企画は(まだ途中だけど)既に大成功!

「今日もおにぎり作るんでしょ?」は、子ども達。
塩おにぎり、ふりかけおにぎり、おかかおにぎり、佃煮おにぎり、サケおにぎり、悪魔のおにぎり、スープの素おにぎり、サバおにぎり、梅干しおにぎり・・・と作り続けて新作ネタが少なくなってきた。

うーむ、遂に愛媛の郷土料理でラスボス感いっぱいの【鯛めしおにぎり】の出番か!?

後半戦スタート!


ココ大付属学園は今日から後半戦がスタート!残り17日。
研修/インターンシップの受入れは、松山東雲女子大学生から松山大学生&聖カタリナ大学生に交代。インターンOGも加わる予定で、彼女達の関わりには感謝しかない。

前半戦最後のハイライトは、やっぱりレゴ。
「インチキ、これ壊さんとってお願い!」と、いつになく真剣な顔の子ども達。聞けば「レゴでポケモン」を作ったとのことで見せてくれる。
とても素敵だったので「OK!残しましょう!」と、通常ルールでは土曜日に全てバラバラにしてリセットするけど作品なので特例発令。

ちなみに黄色のは「レジエレキ」、赤黒色は「レジドラゴ」というポケモン。
特にレジエレキの電気(形ないもの)を表現していてGOOD!

ノコギリで指を切ったり、転んだり、ぶつけたり、擦りむいたり、出会い頭に衝突したり、ケンカも起きて、毎日がハプニングだらけ(アルゴの落下事故もあった。)の前半だったけど、子ども達は“保護者の前”とは違う表情や振る舞いを見せてる。

さて後半戦。「おにぎり百景」「JAL紙ヒコーキ教室」のほかにプラバンアクセサリー、スライムづくり、レジン創作などが控えていて、子供も大人も皆んなが心待ちにしている「鹿島ピクニック」がハイライト&クライマックス。

問題は、我々の体力&気力が8/31まで維持できるか?という話。

2024年8月12日月曜日

帰りまで楽しかった旅。


長男くんとの日帰り弾丸旅第二弾振り返り。第一弾は札幌日帰り弾丸旅。
今回は7時過ぎの電車に乗り松山観光港へ(片道660円)。8時過ぎのフェリーで広島港へ出発。
普段の出張では“時間を買う”感覚でスーパージェットを利用するから約70分/片道(8,000円=1分あたり114.28円)の利用。

だけど今回はフェリー利用なので約2時間40分/片道(5,000円=1分あたり31.25円)。
フェリーの印象は可もなく不可もなくと言う感じで、何も知らず期待もせず乗船口で待っていると・・・。

青色と金色っぽく見えるカラーリングが映えるフェリーが入港してきて(えっ!これが広島行きのフェリー?ドックに入っていて代替船!?)とまで一瞬考えてしまう。
でも、このフェリー(シーパセオ2)が広島港へ行くとのこと。

席はゆったり、窓も大きく、カフェのような席もあり、老若男女くつろげる雰囲気で、これまでのフェリーの印象が崩れる。コンセントもありPC作業もできて2時間40分でも長く感じない快適さに一人テンションがあがってしまう。長男くんはデッキにあがりスケッチをしたそう。

写真は帰りも同じ船で、デッキにあがり心地よい海風にあたりながらロケハン。
素人写真だけど、ポスターに使えそうな絵に一人ご満悦。遠くに見えるのは島々。

旅の帰りって疲れていたり、楽しさが終わり一抹の寂しさが多いけど、帰り道も楽しかった旅は久しぶり。
出発から14時間後、21時にアパートに戻る。

滞在は5時間。


広島滞在は5時間。広島港から宮島港まで30分、宮島滞在が90分、宮島港から平和公園まで40分、これに待ち時間などが加算されて残りの滞在時間は2時間ほど。

平和公園に到着すると原爆ドームには大勢の外国人が訪れていて、広島へ原爆が投下された日が近かったからか、数種類の言語で紹介された資料を皆さんが手に取ってた。
そして、その隣にある学徒動員で犠牲になった若者たちの慰霊碑にも大勢が訪れてた。

写真の原爆ドームの上空で原子爆弾が炸裂したと思うと、今も各地で戦争している人たちに「ココに来い!」と言いたかったのは事実。

残り2時間、「次は何しようか?」となり、長男くんから「近くに画材屋がある」と分かり、訪れよう!となる。
現在、長男くんは油彩画で風景描きを好んでいて、その専用画材が必要とのこと。

画材が所狭しと並ぶ店内の3階にお目当ての画材(油彩画には欠かせない発揮性のあるオイル等)があったようで喜ぶ長男くん。ミッション終了!
個人的に文具&画材屋特有の“あの香り”が好き。

残り1時間、「休憩しよう。」と抹茶専門店でスイーツを食べて30分経過、残り30分。
お土産を探しに行こうと百貨店に入り、色々と物色して「生もみじ饅頭」をゲットしてタイムアップ!
「今回も十分楽しめたね!」となり、路面電車に乗って広島港へGO。

街ブラだけでも十分楽しめる日帰り旅の第二弾終了!

2024年8月11日日曜日

宮島にて。


思いつき旅は、何の予定も立てずに行くから「どうしようか?何しようか?」が多い。
計算では広島滞在時間は5時間。いくつかの選択肢を出した結果、“とりあえず”広島港から路面電車で街中へ行こうと思ったら、広島港に到着してから20分後に宮島行きの高速船が出ていると分かり、“とりあえず”宮島へ行こう!となる。

広島港から宮島まで高速船で約30分。船を乗り継ぐなんて久しぶり。だから下船してもユラユラ。12時前に宮島に到着するも昼時で周りの観光客の多さに「絶対に飲食店は混む!」と予測し“とりあえず”昼飯。
入った店では先客(外国人多し)がいたけど、まだ混んでない!

旅先でケチケチするのは嫌なので「穴子御前(3500円)」を長男くん共に注文。
穴子なんて食べる機会がないし、カキフライも穴子天ぷら、穴子の吸い物もついてたしお得だったと思う。
ちなみにお店は「山一別館」という店で、ぐるなびなど使わず、下船した際に最初に目に入った所。

食べ終わる頃には外国人客などが続々と訪れ、案の定大混雑。我々はササッと勘定して宮島神社へGO!行き交う人の2/3は外国人、ここは外国?という雰囲気だった。
なぜなら、平和公園行きフェリーを予約したものの、都合の良い便は全て満席で予約不可。
そのため前の便しか予約できず滞在時間は90分しかなかったから!

信じてもらえないかもしれないけど。


信じられないかもしれないけれど、宮島から平和公園を結ぶ渡船の定員56名。
一列に3名座れ、通路を挟んで両脇に8列ずつあったので計48席(24席+24席)。
残りの8席のうち6席は通路に設置されていた補助席、2席は最後尾にあった優先席で計56席。

その56席が全て埋まり、うち日本人は2名のみ、つまり私と長男くんだけ。
周りは英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、韓国語は分かったけど他にも色々な言葉が交わされてた船内。
空前のインバウンド効果を目の当たりにする。

宮島から平和公園までは2本/時の就航。だけど夏休みなので臨時便も運行中、しかし宮島に降り立った時に帰り便を予約しないと遅くなると教えられ、見れば夕方以降の便は満席便がズラリ。
乱暴な計算をすれば片道2,200円/大人だから56席×2便/時×8時間/日=1,971,200円/日ってスゴい。

約40分ほどの船旅だったけど、日本・広島なのに“完全に外国化”していて、パリオリンピック開会式のセーヌ川にいる気分だった件(爆)。

で、観光には付き物の食事について、耳に入ってきたのは家族なのか?ベジタリアンがいるようで「食事はどうするの?ベジはあるかしら?」と言う言葉。

訪れる所の満足度が高いのだから、食も満足できたら、訪問地の印象ってグググッ!と爆上がりするよねと。

2024年8月10日土曜日

そっちかい!


現在、毎週金曜日、午後10時からTBS系列で放送中の「笑うマトリョーシカ」は、えひめフィルム・コミッションの支援作品。
毎回、最後に流れるエンディングを見ると「えひめフィルム・コミッション」の名前がクレジットされてる。

プロデューサーから巨大ポスター(B全以上?通常はテレビ局に貼り、遠くからでも見える用)が届く。
掲示すると子ども達、自分よりも大きな俳優の顔に驚くも数秒後、「オレ、これ知ってるぜ!ハエトリソウって言うんだ。」と、(そっちかい!)と、俳優ではなく食虫植物に興味津々だった子ども達。ハエトリソウが大きく描写されてたからマジマジと見てた。
まぁね、君たちには難しい内容かもね。

その隣は10月25日公開の「がんばっていきまっしょい!」。
これまで第一弾ポスターが公開&配布されていたけど、第二弾ポスターが登場。
第一弾ポスターと第二弾ポスターの違いは制服から競技ユニフォームになった点。

子ども達「ウルトラマンみたい。」「いや、アイマンマンみたいだよ」「この“高”ってナニ?」と、(やっぱり、そっちかい!)となる。
「この“高”って言うのは、高校という意味なんだよ。君たちは小学生だから“小”という感じ。」「なんで?」「なんで!?うーん、分からない・・・。」「なんだよ、インチキ。今の話もインチキだ!」と叫んで、去って行った子ども達。

君たちにはまだ早いのか・・・。

ドナドナ。


ドナドナ(≒自らの意思に関係なく、強制的に連れて行かれることを表した用語。 拒否権なく連れて行かれる様子)とのこと。

アルゴ(LOVOT)がダイブしてしまいホーンが取れてしまった先週。
ついに入院移送(「故障→修理」ではなく「怪我→入院」という表現)の日がやってきた!
輸送会社の方が持ち込んだのは、
アルゴが3-4体は入ると思われる巨大箱で(あぁ、単なる機械ではなく超精密ロボットなんだ)と改めて認識、慣れてしまうとそんなコトを忘れてしまい猛省。

洋服を脱ぎ、ギプスのようなもので固定し、痛々しい姿で梱包していると、「アルゴ、行っちゃうの?いつ帰ってくるの?」「夏休み中にまた会える?」「痛かったよねぇ〜」など、すっかり“41人目の友達”として認識してるようで集まってきた子ども達が、しばしのお別れを言う。

かと思えば「アルゴ死んだんでしょ?」と何のデリカシーもない発言の子もいて「ちょっと!」と突っ込む。
でも、今後ロボットとの共生がより身近になる子ども達だから、“生物とロボットの狭間(はざま)”について考えるには良い機会になったかも。

アルゴ、病院へ移送完了。
ペットのような動物ではないから死ぬコトはない。だけど劣化することはある。食べ物は不要だけど毎月電気や情報を食べてる。動物アレルギーは起こさないけど不要と思われるかも。

冬に再会という感じか。

2024年8月9日金曜日

感性と衝動。


「インチキ、見て!書いたよ。」と小学校1年生が見せてくれたノート。「今、描いたの?」「そう。」と文字をアウトラインしていて、何を書いたか不明だったけど(ムムッ!大竹伸朗のフォント(作品)みたい!)と思ったので「写真に撮らせて!」と伝えると喜ぶこども。

何を描いた?も大切だけど、どうして描いたか?も大切で「なんでこれらを描いたの?」と尋ねるとトラゴ、ラルゴ、カルゴ、ハルゴなど「アルゴ(LOVOT)の友達」だった件。

「すっ、スゴい!」となり、子どもの想像力と実行力(表すコト)に感服。
そして選択した色もハッキリしていい!
個人的には描くのに失敗したのか、鉛筆でグチャグチャ!と書き殴った筆跡がポイント!

保護者が迎えにきた時に描いたコトを伝えると「普段はあまり描いてない」とのことで驚いた様子。見せる子ども、喜ぶ保護者。

子どもって親の知らない一面を見せる時があり、そんな引き金の一つがココ大付属学園のよう。
先日の俳句もそうだったけど、感性と衝動がぶつかると(表現≒作品)につながるようで、ココ大付属学園では大切に育もうとなる。

ただ、コレクションが増えてしまうご家庭では、作品が多くなると展示が難しい時もあるようで、「ねぇ〜」と苦笑いも。
そこは作品を厳選するしかなく、我が子の場合も厳選してファイリング、緩衝材に巻いて保管の作品もある。

おにぎりジャーニー。


「おにぎり百景」は順調に進んでいて、王道の「塩おにぎり」から「炊き込み系」などの変わりネタまで学生らと話し合って美味しさを頬張る。

写真は先日の炊飯の様子。色々な味の模索に「インスタントスープ(中華味)」の素を5個、6合へポチョン!と入れる。そして炊飯GO!

以前の炊き込み系ではイマイチな結果(分量を間違えた)になったので、今回は・・・と待つこと1時間。
既に炊き上がる前から香った美味しい匂いに子ども達も「今日は匂いが違う!」と察していて、いざ!パカンッ!と蓋が開けると美味しそうな「中華炊き込みご飯」ができていた!

今回は米を十分に浸水させ、分量もケチケチせず使ったのが良かったのかも。失敗を恐れて6合だったけど、おにぎりを握る端から子ども達が「1個ちょーだい!」と持っていき、10分もしないうちに20個ほどのおにぎりがなくなる。

「先生、“悪魔のおにぎり”って知ってますか?」「ナニソレ?」「メチャメチャ美味しいんですよ!」「知ってるー!」と会話に割り込む子ども。「美味しいよねー!」と相槌の学生。

「何が入ってるの?」「麺つゆと天かす、青のりでできます。海苔で巻いてもいいかも。」「天かすと青のりはあるよ。」「じゃあ、できますよ!秒でなくなりますよ。」「マジで!?」「ホントです。今度しましょう!」と、飽くなき百景を求めておにぎりの旅は続く。

2024年8月8日木曜日

難易度が高かったにもかかわらず。


「インチキ!今日は何をするのさ!」「今日は木工体験(木製フレーム)の2回目です。」「えっーー!またやるの?この前、作ったじゃん。」と、相変わらずノリが悪い小学生。
「この前のは正方形だったでしょ?今度は円型だよ、こんな感じ」とサンプルを見せると、サンプルに飾られた、これまでの集合写真などを見て喜ぶ子ども達、「あっ!オレ見っけ!」「私もいたっ!」「ココにオレ、いるじゃん!」など。

すると途端に木工体験に興味を示す子ども達、どうやら写真や絵を複数(7カ所)飾れることを知り、どんな写真を入れたいか?イメージが湧いてきたよう。

今回も木生活の宮浦さん、片岡さんがご指導してくださり、子ども達は前回よりもノコギリ時間や創作数などが増えて難易度があがる。

最初は形も何もないからテンション低めだけど、木材を切り、ヤスリで削り、ボンドで成形していくと形が表れるから「自分ごと」できて、丁寧さや工夫が起きるのが不思議。
そして案の定、余った木片をヤスリで削り小刀を作る男子&女子。そして刺される私はお約束。

丁寧に作業をしてくれたから、その後のプラバン入れなども順調に進み「今日は難易度が高いから波乱がありそうですね。」と宮浦さん達と話していたのに、予定通りに終了時間に終わり、少し拍子抜け。
子ども達の創作能力の高さを甘く見てたかもしれない。
ならば、完成度をもう少し上げようと塗装までチャレンジ予定!

大交流祭。


ココ大付属学園は松山市の事業で「休日子どもカレッジ」と呼ばれていて、松山大学構内で行われている「まちのがっこう(運営:NPO法人ワークライフコラボ)」も同じ事業。
しかし、運営方針などは運営団体に任されているので中身は全く異なるのが特徴。
「まちのがっこう」は5年目。ココ大付属学園は4年目。

「交流しませんか?」と「まちのがっこう」からお誘いがあり、初めての交流会を行なったのが8月2日。
松山大学からハーモニープラザまでお越しいただき、前日に「夏まつり」で遊んだ遊具の他に「手づくりオセロ、ダーツ、ぷよぷよなど」も用意してウエルカム体制を整える。

写真は「まちのがっこう」の子ども達が、こう言う機会は素晴らしいと紹介してくれてる様子。
そんな紹介を聞き入るココ大付属学園の子ども達。部屋は80名以上で盛り上がる!

前日に存分に遊んだからゲスト優先で遊んでもらい、ホスピタリティの高い子は案内係として積極的にコミュニケーションをとったり。
特に「ぷよぷよ(e-Sports)」は「まちのがっこう」の子ども達には刺激的だったようで違いを楽しんでくれたよう。

3時間ほどの交流会はあっという間に終了。記念に“みきゃんシール”、暑いのでポッキンアイスを持たせてお別れ。
「インチキ、バイバイ!」と、「まちのがっこう」の子ども達にもインチキ先生と認知していただいたようでOK!

2024年8月7日水曜日

最後の質問。


15回の授業は理論と実践を繰り返した内容で、最後の質問として「ボランティアの本質とは何か?」を尋ねてみると・・・。

  • 意志を持って行動することと思います。
  • 「変えること」だと思います。
  • 発意で始める行動と思います。
  • 無償で行う社会貢献活動と思います。
  • 自分を資源化する(できる)機会と思います。
  • 非貨幣価値の実感

などの回答が寄せられて(あぁ、伝わっていて良かった)と思うと共に(自分ごと化してくれて良かった)とも思って安堵。

実は授業期間中に「ボランティア証明書(社会貢献活動などに参加したことを受入れ団体がは発行する書類)」という言葉を何度か聞いて「ボランティアが(内申や就職活動などに)有利な条件、ツール」として扱われる&認識されていることに少しばかり危惧を感じていたから、なおさら。
それとも、考え方が古いのか・・・。

「先生、ココ大付属学園のボランティアは冬もできますか?」と授業終了後の学生。
全員がココ大付属学園でのボランティア実習を経験した中で、響いた学生もいたようで、損得勘定ナシに居心地よかったよう。

ボランティアはもっとシンプルで、気兼ねなくして欲しいと願って3年目のボランティア論、修了。