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2021年8月16日月曜日

ウケなかったもの三選。

前半戦が終わり今日から後半戦のホイッスル。振り返って、子ども達にウケなかったものを備忘録として残す。ウケなかったもの①【なぞなぞ】は子ども達とのコミュニケーションに最適と思ったけど不発だった・・・。その理由は「低学年の場合、漢字が読めない。言葉の意味が分からない」ほか、男子の場合は「正解ではなくどれだけ不正解で笑わすか?」が優先されることが分かった。もちろん、好きな子もいたけど・・・。

ウケなかったもの②【ペーパークラフト】「切って、塗って、組み立てて、貼って、乾くまで待つという一連の過程が面倒」「創作過程や完成したものが自分のイメージと違いガッカリ、諦める」と分かった。やはり“すぐ”に成果が見える!や”イメージ通り”が欲しいと言うのがニーズのようで、一理あるものの、創作過程から感じること、リカバリーの醍醐味を感じて欲しいなと思ったり。もちろん、ペーパークラフトが好きな子もいた。

ウケなかったもの③【本の読み聞かせ】は、良かれと思いシルバーさんにお願いしようとしたけど、子ども達側から拒絶・・・。理由は「学校で散々聞いてる、退屈など」でNGとなる。かといって読書嫌いか、と言うとそうでもなく、2階から本や漫画を借りて読みまくる子もいるよなと。写真は子ども達が私を相手に授業をしてくれると言うので待機中。こんな雰囲気が好き。

2021年8月15日日曜日

【19日目】立体的な関係性。

実はココ大付属学園には「応援スタッフ」がいて、階下に松山市シルバー人材センターがあるので教員免許などを持つ元先生らにも入ってもらってます。人生の先輩方も子ども達の感性の育みの大切さは実感していて、子供達を温かく見守ってもらっています。また、ココ大と接点が少なかった高齢者の方々とも接点を持ちたいという狙いもあり、その狙いは思い通りにいってますが・・・。

「ココ大をどうして立ち上げたんですか?」「どうして株式会社ではなくNPOなんですか?」「泉谷さんの収入は大丈夫ですか?」など、シルバーの方々もこれまで接点のなかった人物を不思議に思うのは当然で質問ぜめです(笑)。説明すると一同「新しい価値観ですね。」「時代の先端ですね。」「面白い生き方ですね。」など、自身とはかけ離れた生き方でも肯定してくださる価値観に感謝。

そこへ小学一年生が登園してきて、その場は「3世代」になる。世間では「孫と祖父/祖母」という関係で、良い意味での「ギクシャク(≒お互いに話が通じないけど気は合う)」さがあって、立体的な関係性が面白い。
「ねぇ、プリンって知ってる?」「プリン?知ってるよ、美味しいよね」「え!なんでプリン食べるの?」「えっ!食べ物じゃないの!」「違うよ!ポケモンだよ、ピンクのやつ」「あぁ、ピンク・・・。お星の形かな?」「違うよ!それカービィーだよ!」

2021年8月14日土曜日

【18日目】インチキの呼吸、壱の型!テキトー!

子ども達と遊んでいたら「鬼滅の刃」モードになり、誰かが「オレは水柱だ!」と言うので、「私はインチキ柱だ!」と返したら、子ども達も私も大笑いしてしまった件。そして「インチキの呼吸、壱の型、テキトーーーー!」と調子に乗って襲いかかったら、子ども達は逃げました。スタッフが優しく微笑んでくれたのが嬉しいやら、恥ずからしいやら、(アホですね)と思われたかもしれないけど、どれだけ楽しめるかです。

そして本日、「インチキの呼吸、弐の型、いい加減!」が生まれる。相手は強者で果敢に攻めてくるので、とっさに出た。相手も吹き出したけど私だって吹き出した。だって普段なら大人相手に時に小難しい理論を展開したり、フレームワークで論戦したり、はたまた映画やテレビなどの撮影支援をしたり、そんな人には“今の姿”は想像できないかもしれない。でも(子育てもこんな感じだったな・・)と懐かしくて楽しい。

公園を“ハシゴ”したり、追いかけっこしたり、家でも狭い6畳間でグルグル回るだけでも楽しかったし、押入れから布団を重ねて“滑り台”を作ったり、名作を改変して楽しんだり(シンデレラが戦ったり、桃太郎が違う冒険に出たり・・・)、街中で顔などに見える場所を写真に撮るワークショップなど色々と参加してもらい楽しかった日々。「育児は育自」と誰かが言っていたけど、改めて痛感。

2021年8月13日金曜日

【17日目】危機一髪・・・

写真は愛媛県美術館へ向かう途中、前へ前へ行ってしまった男子を呼び戻ろうと「こっちまで誰が早く戻れるか!ヨーイ!ドン」と“かけっこ”仕立てにしたらダッシュで戻ってきてくれた絵。愛媛県美術館のプログラムは子供達の好奇心をくすぐったようでみんな、興奮して話してくれる子、水木しげるファンの子もいて良かった。実は隠れ水木しげるファンで、亡くなった時(2015)にも書いてました。

天気が心配でしたが予報では16時過ぎから雨と思っていたら15時頃からザーザー降り。なぜか「オレ、濡れてもいいぜー!」「濡れてもしょうがないよね!」と変な盛り上がりを見せるこども達・・・。傘を持っている子も多く「相合傘で帰ろうか?」というと「えっー!❤️❤️傘!」と盛り上がりに油を注いでしまった私、猛省。激しくなる雨に心配になっているとそメッセージや連絡が続々と入る。

「傘を持っていきます!」「複数本あるのでお貸しします」など保護者からの温かい救いのメッセージ!貸していただき全員分の傘で無事に帰れたのですが、帰り道、多くのこどもが「濡れちゃったー!」と傘を持っているものの足元はニヤニヤしながらジャブジャブしてて、“見なかったこと“にした件は内緒。
保護者の判断と行動に助けられて大感謝、危機一髪でしたが足元までは及ばなかった件。

2021年8月11日水曜日

【16日目】一目散に逃げられる。

子ども達の「したい!やりたい!」ことを挙げてもらうと「オリンピックがしたい!」「ゲームしたい!」「鬼ごっこ」「虫取り」「ヨーヨーすくい」「祭」など色々出てきて、一括りにして「縁日」と称し祭をしよう!と決まったのが先日。こども達のイメージは縁日=鳥居のようで、いきなり大きな鳥居を製作したり、縁日の出し物(ひもくじ、射的、輪投げ、ぷよぷよすくい)を決めたり、それはもうテンションがあがる子ども達。

出し物が決めたったら、それぞれにリーダーや担当者が決まりルールを作っていた(この過程のやりとりを遠巻きで見ていたけど面白かった。)縁日に景品がつきものなので鉛筆などの文具の景品を集めたり、保護者からの寄付があったりと着々に整って昨日の実行。
私は見守るだけのはずだったけど、保護者からの寄付を明確にしようと急きょ、「インチキコロコロゲーム」と、ボールを転がして獲得点数に応じて景品がもらえるゲームを実行。

子ども達が手伝ってくれると言うので得点で得られる景品を書こうとしたらペンを奪われて「0点の人はインチキ先生に抱きつかれる」となる!(弁明すると、参加賞扱いのつもりで、頑張ったね!とハグかな?と言ったら、“それ”を罰ゲームと受け取った子ども達)。
0点でションボリする子に「ハグしますか?」と言うと「ヤダァーーーーーーーーー!」と一目散に笑って逃げた子ども達。

2021年8月10日火曜日

【15日目】今日は何が起こるか?

実はケンカは毎日起きると思っていたけど、7/21からケンカを止めたのは3-4回。知らない同士だから価値観などの相違でぶつかるのは当たり前、時に仲良し同士でもケンカになるし、女の子同士の場合はケンカというか険悪な雰囲気になる。そんな状況を見守りながら思うのは(ムキになれるっていいな・・・)と、不謹慎ですが感情をムキ出しにするって大人になるとしない!だって疲れるもの。

ケンカが始まると必ず「インチキ先生ー!ケンカです!」と子ども達が伝えにきてくれます。ケンカの始まりは言葉や手出しの“ちょっかい”がほとんどで、嫌がったり無視する相手にエスカレートして勃発。泣いてる双方に「何がありましたか?」と、言うと互いに「コイツが悪い」となり、納得しない子は怒りが収まらず床を叩いたり頭をかきむしったり。自分で収めるしかないから、大切な行為と思い見守ります。

時に感情って爆発させた方がいいし、爆発の仕方を知っておいた方がいい。大人になってから爆発の仕方も知らずに爆発させると歪んでOUT!なんてことも。ヨレヨレのカサカサなので怒るエネルギーさえないスッカラカン。子ども達と一緒にいて「うへへっ、エネルギーを吸い取ってやるぞ!」と言うと「いいよ!どうぞ!」と、嫌がると思いきや有り余るエネルギーでこちらをパンクさせようとする魂胆か!こどもたちめ!

2021年8月9日月曜日

言いたかったこと。

 

「連続な非連続」は【今日は昨日の続きのようだし、明日は今日の続きのよう】のようだけど、実は1日1日は全く別の日で、継続とか惰性とか先送りとかで繋げているだけ。ただ、独立している1日(≒その日)を精一杯過ごすかどうかで明日はいかようにでもなる。何もしなければ“何も起きない(を平穏と思う人もいる)”し、何かしたなら明日に“何かに(その何かは分からない)”繋がるかもしれない。そう言うことが言いたかった。

15秒間の顧客体験が商品やサービスの印象に影響すると書いてあるのは名著「真実の瞬間」。この体験で“人を試すような振る舞いや言動”をしたり、“立場などを勘違いで利用したり”する人は、たとえ仕事先でも相手にしない方がいいし、近づかない方がいいとも言ってる。それによって一時的にダメージを受けることはあっても長期的に見ると吉なのは明らか。「ご縁」があれば必ずどこかで交わるから安心してほしいとも言いたかった。

かと言って「行く先を照らしすぎる(喋りすぎる)のもどうか・・・」とも思ったり。とはいえ、やはり「今、この瞬間を精一杯過ごしているか?」は最重要で、そんな大切な時間を誰かのご機嫌とりや忖度など、本意でもないから責任も感じない意識や行動で消耗してはもったいないとも言いたかった件。人生は長いようで短い。

2021年8月8日日曜日

【14日目】ジャブ、ボディ、アッパーでノックアウト。

「腹の底から笑う」なんて滅多になく、最近は(笑わすぞ!笑わすぞ!)と、溜めや媚を売る笑いも多い中で、無防備だった所に突然のパンチに笑いすぎて膝から崩れた件。
夕暮れ、“静かな部屋”の掃除をしていると、いつもヤンチャで裸足が多いAさん(仮名)が、バーン!と入ってきたものの、そそくさと座り自分のバックから「汗拭きシート」を取り出し、足の裏を拭き始める。「どうしたの?」と声をかけると。

「お母さんに叱られる・・・」と、慌てていてお迎えの時間に合わせて身支度。この光景には前日譚があり、以前から裸足or靴下(要は靴をはかない)ので足裏が汚れてしまい、お母さんと話した所、注意されたようで一生懸命に足裏を吹いて綺麗にしていて、その様子を写真に収めたら「あしをふいたらキレイになった、できた!俳句の完成だ!」と突然、俳句ではない俳句を詠んだAさん。無防備な私に笑いのジャブが入る。

吹き出したら「ん?ちょっと違う??あしをふいたらキレイになった○年生、きもちがいい。」と指で文字数を数えながら俳句ではない俳句、川柳?を詠み、今度はボディブローが腹に効く。最後は「キレイになったー!」と喜ぶも「あっ!靴はあっちだった」と、裸足で走っていってしまい、オチのアッパーをくらい膝をついてノックダウン。計算されてない笑いって破壊力凄まじい。写真はリビング化している“静かな部屋”。

2021年8月7日土曜日

開校!いしづち編集学校

西条市(愛媛県)、久万高原町(愛媛県)、いの町(高知県)、大川村(高知県)の「いしづちエリア」の資源を活用した起業や創業を目指す【いしづち編集学校】が今期もスタート!3期目となる今期も校長先生役を拝命し、参加者の思考の整理などを応援隊。ほんと、ありそうでない「アイデアを醸成する機会」はビジコンでもないから、色々な人やアイデアが集まりやすいのも特徴の一つ。

家族での移住者がいたり、地域おこし協力隊がいたり、事業継承者がいたり、伝統工芸の復興を目指したり、ガイドアツアーを検討したり、6次産業化を目指したいなど、応募してきた9名それぞれに物語があって(働き方、生き方が多彩になってきた)と実感。現時点でアイデアが形になっている人は誰もいないけど2022年1月の発表にはカタチになっているから不思議(これは第二期で最優秀賞を受賞した金光さんも同じで、彼女のプランもプレゼン1ヶ月ほど前に完成)

個人的に「いしづち編集学校」の何が良いかって【アイデアを検討する際の思考が整理できる点】【自分に問いを立てられる点】【相談などし合える仲間ができる点】の3つはお約束。
今期の特徴は構成する1市2町1村から参加者がいること。勝手に“事業連携”のイメージができるけど、事業は一人ではできないから「整理して問いを立てて仲間に相談など」してもらえたら、三期らしい素晴らしい価値が創出できると期待満開!

2021年8月6日金曜日

【11日目】オレ、忙しいのよ。

「オレ、忙しいのよ・・・。」「そうなの?どんな夏休みの予定なの?」 「えっとー、今日もいよココロザシだろ、明日も明後日も・・・」と予定表を見せてくれた子ども。「確かに忙しそうだね・・・」「そうだろ?」と、同意を求める40歳以上も離れているタメ口な子ども。他の子もサッカー、水泳、英語、新体操、空手、塾など1日を分刻みで過ごしている子ども達にとって、ココ大付属学園は居心地が良さそう・・・かな。

「ねぇ、今年の冬も(ココ大付属学園)やるんでしょ?春もするんでしょ?」「えっ!どうして知ってるの?」「知ってるよ!抽選になるのも知ってるよ!」「よく知ってるね・・・」「もう、申し込みしたい!」「えっ!?そうなの?どうして?」「楽しいもん!」と直球の返信。「来年はするの?」「どうかな?みんなから“またしてー!”と言われたらするかな・・・」「して!〇〇(習い事)辞めて、こっちに来たい」と直談判。

国語や算数、英語などの宿題などを持ってきて勉強する子ども達。スタッフには「教え方が平準化されていないこと」「習熟度は個々に異なること」などを理由に【宿題は教えない】を貫いていて、教えないと「えー!分かんないの?じゃあ1+1は?」「3だよ」「ウッソー!本当に分かんないの?」「じゃあ、なんで1+1の答が2なの?」と、果てしないやりとりが続く。忙しい子供達にとって、安心の場所でありますように。

2021年8月5日木曜日

【10日目】それは突然に猛烈に。

子ども達は突然閃きます。大人の場合、閃いてもあーだこーだと余計なコトを考えてしぼむことも多いですが、子ども達は違います。「ダンボールちょうだい!」「大きさはどれくらいがいい?」「これ!」と指差す子ども。「ハサミとテーブちょうだい!」「はい、どうぞ!」「ありがとう!」と渡すと私の横で猛烈に創作活動開始!その真剣な表情に声もかけられないほどです。ガサガサ!ジョキジョキ!ベリベリ!

「ペンちょうだい!」「ココにあるからどうぞ!」と続き、30分ほどで「できたー!」と完成したのは飛行機。「もうちょっと大きかったら乗れたのにな・・・」と本人は搭乗予定だったよう。プロペラも操縦桿も操作機器類も描かれてます。当人は思い通りに創作できたようで満足げのスッキリ顔で片付けて終了。飛行機は格納庫へ保管されました(笑)。ホント、子ども達は突然、創作を始める!

「紙コップちょうだい!」「はい、どうぞ」「こんな風に穴あけて!」「割り箸と硬い紙が欲しい」とリクエストに答えて材料を渡していっ時、「できたー!」と見せてくれたのは「開閉型の紙コップのゴミ箱」ができました。ある時は「貯金箱創りたい!」と設計図を書いて、材料を教えてくれるので渡すと黙々と創作する子も。なんの躊躇もナシにまっすぐ創作に励む子ども達が、くすんだ大人には眩しく見えるわけです。

2021年8月4日水曜日

私はツイてる。

愛媛県庁時代は2002年7月から2008年3月まで。4月から東京で仕事をする予定だったけど、松山市からオファーが来て急転直下の東京行きをキャンセル、4月から松山市役所観光産業振興課にお世話になったのは周囲では有名な話(大勢が東京で頑張っているのだろうと思っていたら、松山市役所に居たから驚かれ、大いにイジられた(笑))。人生って自分の思い描く通りにはいかない、ケセラセラ。

2008年4月から2011年3月まで、松山市役所でもフィルム・コミッションに携わり「坂の上の雲」や「真夏の方程式」を支援した他、観光企画に携わり、上司はもちろん、他部署の方々にも色々とお世話になった。月日は流れお世話になった方々は定年退職やセカンドステージへ進み、私もココ大の設立に約9年間の役所勤めを卒業した(松山市役所時代がなかったら、ココ大は存在していなかった!)

ひょっこり、顔を出してくださったのは松山市役所時代にお世話になった大先輩。「元気にしてるかい?」と嬉しい言葉。久しぶりの再会で近況の報告。「相変わらず、面白いな」と大先輩。実はハーモニープラザには別の大先輩も居て「子ども達にとって最高な場所だな」とお褒めの言葉。褒められて伸びるタイプです(笑)。離れても、こうして面白がってくださる大先輩がいるって、私はツイてる。

2021年8月3日火曜日

考えると悩ましい問題。

「お中元」という風習はオンライン化が常態化すると「絶滅化する風習」と思うけど、「季節のご挨拶」という考えれば別にいつ贈ろうがいいんじゃないの?と思う一人。いつもはハガキを送る実家の両親へ「暑いですね」という気持ちを添えて愛媛産の柑橘ジュースを贈る。ただ昨年までは「瓶ジュースの詰め合わせ」を贈っていたけど、今年は飲み切りサイズの「紙パックの詰め合わせ」に変更。

と、言うのも80歳を超えた老夫婦に一度に飲みきれない750ml瓶ジュースは「多い、重い、硬い」の三重苦だし、「かさばる、割れる」などの不便さもあって生産者的にはコストを抑えられる作り方だけど、ユーザー視点からみると敬遠される要素が多い。ギャップが発生していて、中途半端に知ってるから「シーンを想像する」と、瓶は避けてしまい割高でも「一人ずつ、飲み切りサイズで捨てやすい」方がいい。

いわゆる「個包装」で、ココ大付属学園でも子ども達へ「おやつ」を出しているけど、“ポッキンアイス”(って言うのね!チューチューアイス世代です)も“うまい棒”も個包装。しかも今はコロナウイルスの影響でシェアが禁止の雰囲気もあって一人ずつが追い風。しかし「ゴミ」の量がすごくて、ニーズとウォンツ、利便性などを実現しながら環境に負荷をかけてると・・・。「知りながら害をなすな」と言ったのはドラッカー。

2021年8月2日月曜日

影響ってどこで受けるか分からない。

アメリカの母が亡くなり1年が過ぎた。兄弟分のハルがSNSに載せていて、お世話になった30年前を思い返す。今の自分を形成しているのは間違いなく6年ほど過ごしたアメリカ時代で、その最初のインパクトはアメリカの母から受けたもの。特に美術に関しては画廊を経営していたこともあって、芸術家のアトリエやミュージアムへ連れて行ってもらったり、情報量が多すぎて溢れてた毎日だった。

その影響を受けて写真、8mm、木彫、陶芸、シルクスクリーンなどに励み、学校では展示会までさせてもらえた。面白がってもらえると更に上達し、1-2個は売れた記憶があったような・・・。でも、才能はそれ以上伸びず芸術を生活の糧にするのは諦めた(はずだったけど、フィルム・コミッションで映画などに携わってるのだから不思議)。そして、今は長男くんが芸術家を目指しているのだから、影響と言うのはどう伝わるのか分からない。

影響の話。アメリカの母のように影響を直接受けたのは分かりやすい例だけど、これまでに見たり、聞いたり、触ったりして、感情などが混ざって言葉とか行動に紡がれると思うと、「何が自分に影響するかなんて誰にも分からない。」から「やってみないと分からないよね」だし「一つでも多い方がいいかも」となる。アメリカの母と父には感謝しかない、写真は最後にお会いした際のもの。

2021年8月1日日曜日

【8日目】意思疎通の醸成。

コミュニケーションの話。大人の場合、初めての場に入る、近づく場合は相手に「自己紹介をして怪しい者ではない≒相手が情報不足から抱く不信感の解消」を伝えることも多いけど、子ども達の場合は、何の躊躇もなしに「貸してや!」とか「いーれーて!」と“オブラート無し”で直接的に相手の懐に入るのが普通のようで、それが一人、二人と続くから気にしないし、そもそも「同じことをする」のだから、その“点”の共通認識さえ一緒なら、誰であろうと構わないんだと観察。

そして、子ども達は隅や狭い所が大好き。「遊ぶためにもっと広く場所を取ったらどう?」と言うと「大丈夫ー!」と、わざわざ狭い所に入り込んでは遊び続ける。そう言えば自分の幼少期も狭い所に「秘密基地」を作ってお菓子を食べたり、漫画を読んだりしてたなーと(実際に今の子ども達も昼食を秘密基地で食べていて、昔と変わっていないことに驚きと安堵。)写真は狭い場所でピタゴラスイッチを架けたりしてる最中。

話を戻してコミュニケーションの話。“オブラート無し”で直接的にアプローチするのは大人にも同じで「忖度とか配慮なく、思ったまま(≒悪口ではない)」を口に出す。そこに大人は優しく返答する。たぶん、この繰り返し(回数は多い方がいい)がコミュニケーション(相手との意思疎通)の醸成(≒コミュニケーションの経験値増による想像力増)に役立つんだろうなと一人分析。だから、たくさん喋って欲しいし交わって欲しい。

2021年7月31日土曜日

【7日目】ウ○コの話。

聞いたことはあったものの、見たことはなかった「うんこドリル」。机の上に置いてあったのが目に入り見せてもらうと、衝撃な例文に目がとまる。子ども達の興味関心を持続させようと工夫を凝らした笑ってしまう内容のオンパレードなんだけど、子ども達はいたって冷静で「インチキ先生!何に笑ってんの!」となる。(例文はもっと他にもあっただろ!)と多くがウ○コに関連付けされてた。

子ども達(特に3年生あたりまで)は本当にウ○コ、チ○コがと口に出すのが好き。そういう子には「おいしそうなお尻ですね、ウヒヒっ」と言うと、「ナニ、イットンジャー!」となる(自分のことを言われると途端に恥ずかしがるのも、この年頃)。まぁ、モノを売り込むという視点では、こどもの心理をよく突いたニッチ市場を開拓したのはアッパレ、無難にしても世に送り出せたのに、この振り切った感。

ウ○コ、チ○コとか口に出す子は男女問わず明るい、そして感度が高まってるからチン!とレンジが鳴ったり鐘が鳴るだけで「あっ!チ○コだ」とか、「う〜ん、どうしよかな?」と悩むそぶりを見せると「ウ○コ?」と真顔で見つめられる。この状況で笑わない人がいたら教えて欲しい。無垢な子ども達の感性に癒される日々。

2021年7月30日金曜日

強い画。

「ココ大付属学園」の他に「フィルム・コミッション」など複数の事業を同時並行で行なっているから毎日が目まぐるしい。この前はオンライン会議中に子ども達が“ひょっこり”と顔を出して「泉谷さんのお子さんってまだ小さいんですか?」と画面越しで笑いが起きたり。昨日は「この人はね、一言では説明しにくい面白い人」と、施設で偶然に会った県庁時代の上司による関係者への私の紹介(全く紹介になってない!)

27.6%のFCがコロナウイルスの影響を打開しようと「自主的なロケハン」に注力していて、地域で「画になる」場所を探しては撮影している。ふと、思い立ち大通りから1本脇に入ると路面電車の通りで、この通りは直線の長い路面電車が道路との間に柵がないので画面がスッキリなのがお気に入り。実際に「がんばっていきまっしょい(TV版)」で、主人公が遅刻しそうになり電車と競争したシーンを撮影したっけ。

「強い画(写真)が欲しいんですよ」は制作担当。「見たことがないアングルを探す」は庵野監督。“複雑に凝る(画角が固定されていたり、条件が合わないと得られない画など)”は瞬間的には強いかもしれないけど持続性はない。なので複雑さを削り落とし凝らないとなると「シンプルな骨太構図」になって、それは意外と普遍的だったりするから不思議。個人的にはBEST10に入る好きな画。

2021年7月29日木曜日

【4日目】おいしいお弁当を見て猛省。

自宅にTVがない(そして冷蔵庫も未だない)生活なので、東京オリンピックの話題に全く乗れず。選手には色々な思いがよぎっていると思うけど、ベストを尽くしてほしいと市民感情。その一方でオリンピック以上に感情移入しているのが、もはや競技と言ってもよく、五輪と引けを取らないと思うのが「保護者による昼食づくり」。日常に埋もれているけど、競技の域に達していると思うのは私だけか?

「献立による栄養や彩りの作戦」から始まり「時間との勝負の調理」そして「子ども達が食べきれる量や数を塾考したレイアウト」、最後は「デザートを別に用意したり保冷剤を入れてフィニッシュ!」子ども達に「お味はどうですか?」と尋ねると「おいしいー!」と微笑む子もいれば「えっ!?フツー」とはにかむ子もいる。お弁当の容器も楕円形、正方形、長方形から二段重ねなど、カラフルだし見ているだけで面白い!

相変わらず「これ、食べて!」と果物やゼリーを子ども達から頂いてます(丁重にお断りしてもくれるのです)。こども達のお弁当写真を撮っては自分の食生活の貧祖さを猛省してます。そんな子供達ですが、競技中である「昼食時間」は突然静かになりますが、競技終了後は食べたことなど忘れたように弁当を忘れて帰ります(笑)。競技者である保護者の茫然自失の顔が思い浮かびます。せめてもの対応として忘れられたお弁当は冷蔵庫に入れて保管します。

2021年7月28日水曜日

【3日目】インチキ先生と48人の子ども達。

管理は楽です。誤解を恐れずに言うと、時に上位下達は「思考力」を奪い、言われた通りにすれば、発した人の思う通りになるから管理は楽。社会や地域で散見されるこの管理法は、指示や命令を受けるほうも「責任がない、感じないから」、楽に受け入れる。でも、自分ごと化されてないから責任取らないこと多し。管理を複雑することで社会的地位(スターテス)を固める・守るのは世の常。これは時に親子関係でもある。

末っ子が教えてくれたのは「同じ(当事者)視点・目線」で話すこと。彼の小学校、中学校時代に学校から呼び出された時を思い出す。先生の前で本人の話を最後まで聞くと、私には「学校側にとって管理のしにくい子」としか評価していなく、それも担任の先生ごとに指標が違うから、学校側へ「キチンと話しあいますか?」と言うと避けられた。もちろん、末っ子に非がある場合は、その場で明確に対処した時もあったけど、筋は彼の方が通っていた方が多かった。

学校ではないし、先生でもないし、聖人君子でもないよ。と伝えたら「嘘じゃん!」となり、「インチキですー!」と言ったら「インチキって何?」と超カワイイ質問。「嘘ってこと!」と更に伝えると「インチキ先生」となる。この呼び名が超お気に入りだけど、保護者はビックリ!末っ子との学校からの帰り道に交わした言葉を思い出しながら、子ども達への接し方を実践する日々。管理しない管理はアリ。

2021年7月26日月曜日

ゼロイチだからフルコミット。

5:00起床、仕事をして7:15に家を出て7:30には教室に到着して30分間で本日の準備。8:00から入るシルバー人材センターからのシニアスタッフへ指示。8:00過ぎに子ども達が保護者と一緒に登校し始めたら18時までノンストップ(延長があったら19:00まで)。帰宅後に返信やら保護者やスタッフへ翌日の連絡、準備などをしていたらもう21:00前、眠たくなる。22:00までに就寝。そして7時間後に再び起床。

コロナウイルスのワクチン接種も2回目を終える。「7/21から8/31までは出張しません。」と伝え、会議はこれまでの続きは当然だけど、新規の会議はメール対応にさせていただき、9月以降に対面しましょうと伝える。研修講師は長年なので避けられず。日曜日と祝日は休みだけど、教室へ行き一人作業を黙々とする。意外とこれが楽しい。資材が足りなければ買いに行くし、市民先生など協力者への連絡調整も行う。

ゼロイチ事業だからフルコミット宣言をしていて、どれほどの「作業量」があって、どれほどの「労力」が割かれるのか把握する、そして事業費と見合わせる。ちなみに毎日7:30に教室へ行かないといけないので、教室から徒歩7-8分の所へ引っ越した。フルコミットだからココまでする。だから周りも納得してくれて配慮してくれたり(涙)。やれることを全集中するのがフルコミット、今週から本格化!