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2021年8月2日月曜日

影響ってどこで受けるか分からない。

アメリカの母が亡くなり1年が過ぎた。兄弟分のハルがSNSに載せていて、お世話になった30年前を思い返す。今の自分を形成しているのは間違いなく6年ほど過ごしたアメリカ時代で、その最初のインパクトはアメリカの母から受けたもの。特に美術に関しては画廊を経営していたこともあって、芸術家のアトリエやミュージアムへ連れて行ってもらったり、情報量が多すぎて溢れてた毎日だった。

その影響を受けて写真、8mm、木彫、陶芸、シルクスクリーンなどに励み、学校では展示会までさせてもらえた。面白がってもらえると更に上達し、1-2個は売れた記憶があったような・・・。でも、才能はそれ以上伸びず芸術を生活の糧にするのは諦めた(はずだったけど、フィルム・コミッションで映画などに携わってるのだから不思議)。そして、今は長男くんが芸術家を目指しているのだから、影響と言うのはどう伝わるのか分からない。

影響の話。アメリカの母のように影響を直接受けたのは分かりやすい例だけど、これまでに見たり、聞いたり、触ったりして、感情などが混ざって言葉とか行動に紡がれると思うと、「何が自分に影響するかなんて誰にも分からない。」から「やってみないと分からないよね」だし「一つでも多い方がいいかも」となる。アメリカの母と父には感謝しかない、写真は最後にお会いした際のもの。

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