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2022年12月15日木曜日

自分へ企画提案。


テレワーク、ワーケーション、リモートワークなど、外出先で仕事+@を行う言葉や意義などが浸透する中で、思いもかけず自らもそうなってしまった話。
最近はGoogleが「ブレンデッド・トラベル/ビジネルと休暇を組み合わせた旅」についてレポートしたり、今に始まったことではないけど、コロナ禍からの働き方を改めてバージョンアップした人、したい人は増えているのか?減るのか?それとも変わらないのか?

「制度や風土、ツールが揃わないと根付きにくい。」は、サイボウズの久保さんが研修で教えてくれたこと。
自分自身への企画提案。ひょんなことから「“いつか”を“今”に」と計画中のブレンデッド・トラベル。せっかくだから、計画→準備→実行→終結までを一つのプロジェクトに見立て、記録すれば今後に必ず役立つはず!と自分自身へ企画提案。ついでに公開したら誰かの役に立つかもしれない、いや、ならないかな・・・。

「いい or わるい」ではなく「する or しない」。“する”と決めたからには計画だ!先ずは期間から。スペイン→フランス→イタリア→オーストリアを21日間かけて進む予定。
往復の航空券も手配した、円安など「行かなくてもいい理由」を挙げたらキリがない!旅の供となるバッグは先日買った!ホテルはこれから、気分的には行き当たりばったりもいいけど、仕事を兼ねるので安さだけで選んではいけない、特に海外ではとんでもないことになる。

2022年12月14日水曜日

ロケ地ツアー企画。


「愛媛県庁って入りづらい・・・。」と時々聞く。市役所と違い市民に直接関係する窓口が少ないからと思う。委員会や会合など「お堅い」イメージなのかな。でも本館2階には、そんなお堅いイメージからは想像もできない「みきゃんスペース」があって、数々の展示品に撮影隊も「オォ・・みきゃんちゃん・・・スゴい迫力」と驚くほど。
用務で県庁へ行くと今度は「みかんの無人販売」があった(本館にも第一別館にも!)そして衝動的に買う。

来月、四国四県のフィルム・コミッション担当者が松山に集まり会議(毎年四県で持ち回り、今年はえひめFCがホスト)。1日目は各県の近況報告&共有、その後は「脚本の読み方」「オンラインロケハンの仕方」など、撮影支援環境をアップデートする機会。
そして2日目はホストFCによる「ロケ地ツアー」などが慣例で、今回は「松山市中心部のロケ地ツアー」を企画。

愛媛県庁本館(「世界の中心で愛をさけぶ」「怪人二十面相・伝」「陽光桜」など)を訪ね、国道11号線などの通行止め撮影を紹介し、萬翠荘(バスカヴィル家の犬など)を訪ね、大街道周辺(ディストラクション・ベイビーズなど)を歩き、「離婚しようよ」のロケ地も紹介予定。「坂の上の雲」の松山城は担当者の体力次第。忘れもしない「パトカーに乗せられた場所」も紹介しようかしら(爆)
好評だったら「まち歩き」に情報を提供しようかなと。

通じるか通じないか。


(子ども達に話題になりそうなお土産を・・・わっ!こんな所にもあったぞ「鼻くそ」みやげ!)と、見ていたら(きっとニヤニヤしていたんだと思う)、近くで「きりたんぽ鍋」をPRしていたオバ様が「どうですか?きりたんぽ?試食できますよ。」と優しく声をかけてくれる。「あっ、ありがとうございます。」と反射的に返答してしまい、オバ様から試食をいただき世間話。そして「きりたんぽセット」購入、2000JPY。

話を戻して「鼻くそ」土産。これまでも買ったことがあったので過去の日記を見返してもない!まぁ、普通ネタとしか買わないよね。ココ大付属学園の子ども達への話題づくりとして手に取るも色々と起きそうな予感がしたので、隣の「なまはげ飴」にする。この「鼻くそ」のお菓子、各地にあって他に「猿の鼻くそ、鹿の鼻くそ、象の鼻くそ」など各地でシリーズ化?されていてインパクトが面白い。

お土産って“渡す人との話題づくり”だから相手のことを思うと楽しい。色々と起きそうな予感とは、ココ大付属学園の子ども達に「鼻くそ」土産をあげると・・・「今日のお菓子がね、“鼻くそ”だったの!」「えっー!インチキ先生が鼻くそ食べさせたの?」「そうだよ。」「これは大問題!」なんてなったら大ごとです!子ども達は大人のように順序立てて話せないことも多いからリスク回避。

2022年12月13日火曜日

教えてジャパンFC!


コロナ禍でも異動はあり、形式知(書類など)は引き継げても暗黙知(ノウハウなど)は引き継ぎにくく、でも撮影相談は、“そんなこと”に関係なく舞い込んでくる。
撮影支援実績は欲しいけど(それってFCの支援なの?)、担当者は“どこまで”を撮影の誘致と支援の範囲とすればいいの?電話口で60分間の対応で終わった1本と6カ月間以上支援した作品も1本では同じ1本でも意味合いが全然違うよね?教えてジャパンFC!

という感じ。秋田県内の各市町のFC担当者や関係者、市民グループ代表などが対面とオンラインで受講した研修は、相変わらず私からの情報量が多く「読み込んで復習します!」と、名刺交換で言わせてしまう・・・。でも、それは「いい話で終わらせない為の作戦」でした。
研修は終わってからが本番。自身なりに咀嚼して考えて、相談時に実践して研修で学んだことを実践したり、異なりを感じたり内省を経てフィルム・コミッショナーになります。

「撮影の誘致支援を単独でとらえない。」と伝えた理由は、他の事業と毛色は違うかもしれないけど、効果や成果は従来事業と相性が良かったり、転用や応用などができたりと可能性は大だから。「移住促進にも効果がありそうですね。」「市民大学への発展には驚きました。」などの感想をいただく。「秋田県は漫画やアニメ関連の多い土地柄ですから、活かさない手はないです!」と伝えて無事に終了。

その差100倍。


12/26(月)17:05からは隔月レギュラーの「ラジオまどんな」の放送日。ディレクターと構成の打合せ。2022年最後の放送なので「やはり、今年の振り返りですかね?」とディレクターのアドバイスから話題を広げる。すると「大事件!」でも書いたように、2022年は100億円超の興行収入作品が複数出て、これまでなら100億円超は間違いなく1位なのに今年はそうではないと言う珍事?を深掘りしようとなる。

100億円超の作品が複数あるから邦画市場は活気づいて!と思いたいけど、そうはいかず二極化の傾向著しい。実際は市場は広がっておらず、決まったパイを作品同士がバトルロワイヤルしていて弱肉強食のよう。
そう思わせるのは邦画の興行収入を劇場公開本数で割り算すると(超乱暴だけど)1本あたりの平均興行収入額が出る。その額は2.28億円/本。仮に2億円で制作すると2800万円の黒字。3億円で制作すると7200万円の赤字。

それにしても興行収入が100億円超の作品がある一方で1000万円の作品もあるから、その差100倍。決して2.28億円/本という平均的な作品が多いわけではない(中央値を計算すればいいのだけど、未着手)。
単館でヒットした作品がシネコンでも上映されたり、ゲキシネのような作品も出てきたり、あの手この手で観客の動員。これも配信作品の勢いに立ち向かう術なのか?その配信系も実は同業種で熾烈なシェア争いで、どこもかしこも仁義なき戦い。

2022年12月12日月曜日

嗚呼、小市民。


初めての「ふるさと納税」体験。昨年もしようとしていたのに忘れてた。かなり遅い初体験。膨大な品数を見ただけで疲れてしまい、面倒になるものの「活用しないともったいないですよ!」というアドバイスを思い出して踏ん張る。
いざ、自分用となると優柔不断になり、一点買いに絞ろう!と思いきや(いや、モノを増やすのはやめよう)とか、贈り物にしよう!と思うと(いや、せっかくだから自分のために活用しようとか)迷ってばかり。

モノではなくコトにしよう!と思っても(そこへ行くのに時間もお金もかかる。)と現実を嘆いたり。普段のリサーチは苦じゃないのに、自分のこととなると本当に面倒くさい。
最も多いのは食品だそうで、年末だから「おせち」も表示され「一人で豪華なおせち」とも思ったけど冷蔵庫がなかった・・・。だから美味しそうな肉や魚などは選べない。ブランド米もアルコールも興味が湧かない(と言うか米も食べてないし酒は飲まない)

たどり着いたのは加工食品。まずは万が一の災害などを想定して「非常食」、これで72時間は生き延びられる。次は「北海道の保存料着色料添加物不使用のスープカレー」、寒いから温まると・・・それだけ。最後は宮崎県の保存料着色料添加物不使用の「訳あり加工食品詰め合わせ」。色々入ってた。これら全てに共通するのは「常温保存」ができること。
結局、贅沢もなく小物で2022年のふるさと納税終了。

やはり人材育成。


前回の訪問は10月、ご縁あり再び秋田県へ。気温3度、冷たい。前回は秋田市、能代市、にかほ市、増田市、かくのだて市を訪れ、皆さんには多大なる協力& お世話になった土地。
今度は私から皆さんの悩み事に応える番。そんな皆さんの悩み事は「人材育成」と「地域の魅力の探し方&磨き方&発信の仕方」の2本柱で、これは秋田県に限らず愛媛県でも同じだし、各地で共有の悩み。

特にFCは公務員が多いので「異動」は避けられず、「形式知は引き継げても暗黙知は引き継げない」という事情もあり悩む人多し。異動を嘆くより、移動を経験したFC担当者は「撮影の誘致支援に一定の理解があるはず」だから、庁内で協力者が増えると思えば少しは気が楽と思う。
また依頼されて探す地域の魅力は「宝探し」のようで、普段は観光地や集客地をウリにしてる地域にとって「目からウロコ」と思う。

地域資源の磨き方&発信には「市民を巻き込む」ことが大切。磨き方は世代や価値観によって感じ方が異なるから、相応な手段が必要だし、発信も撮影相談を待ち続けても確証はないから、市民参画で考えたり、並行してJFCメンバーなんだから「全国ロケ地フェア」に参加して制作者と積極的に交わるのも一手。と言うコトを秋田県内各地から参加する関係者へ伝える。
そうだ!「いぶりがっこ」を今回も買って帰らなきゃ!

2022年12月11日日曜日

次回は「失敗談議」で!


【問】インパクトを生み出すに欠かせない要素はなんですか?→【答】アウトカムを明確にすることです。明確さは共感を得やすくし波及効果の広がりに影響します。
【問】大学では学べない企画立案というのは何を教えていますか?→【答】発想術ではなく、先ずはプロジェクトマネジメントのように「型」を教えます。

90分間の「愛媛大学地域創生イノベーター育成プログラム」は「リカレント(学び直し)」がキーワードの講座で「今日の申込は多いです。」と担当者。対面とオンラインのハイブリッド形式で「ココ大は人材育成をどのように捉えているか?」について紹介。

ココ大設立時に「自分の言葉で地域の魅力を語れる社会をつくる。」と掲げた背景には、「地域には魅力がない、地域への無関心」などの雰囲気が蔓延してたから。でも、本当にそんな地域だったら「撮影は来ない」。

猛烈に紹介するから「私はどう自分を牽引しているか?」に興味が集まり、紹介したのが度々、学長日記でも書いている好きなコト。これらが自分をチャージするビタミン。

【問】これまでに失敗はありますか?→【答】メチャメチャあります。今日はテーマではなかったので紹介していませんが、“エグい”失敗例はたくさんあります。と答えると、受講生全員が顔をあげる(笑)。
失敗談って面白いし参考になる。うまく行かず1000万円の借金とかパトカーに乗り警察署とか・・・。

向き合った時間は宝。


「向き合った時間は宝。」という話。浅くても深くても、短くても長くても“それ”に向き合った時間は結果はどうであれ無駄ではない、先ずはそこ大事。向き合うことで色々と考えたり、感じたりするけど向き合った時間は蓄積・加算されるので+(プラス)と考える。
しかし、好きなことでも時に飽きたり、鈍感になったり、向き合うことが目的(≒手段の目的化)に陥ることはある!そんな時は自分を責めず(そんな時もある)と自分を肯定して、深く考えない。

そこで自分を責めたり、決めつけても意味はない。実は向き合っているのは「目の前の事柄ではなく自分」なので、無意識でも内省・(自分と)対話している。
てっきり、自分は「飽き性」と思ったけど、毎日些細なコトでも書き綴ること(または“吐く”とも言う)で心身の平静を保てているし(笑)、撮影の誘致支援も経験ゼロからコツコツと重ねたら全国組織のセンターになってた。

ココ大も最初は誰も知らなかったのに、のべ30,000人が参加した市民大学になってた。向き合うことは「考える」ことに繋がり、浮き沈みは日常茶飯事、そんな一時に惑わされず考え抜くこと大事。一日の成果なんて微々たるものだから気づかないけど10日、100日、1000日の成果は振り返ると自分でも驚くほどだから不思議。向き合った時間は後で宝物になるという話。

2022年12月10日土曜日

良い子はマネしないでね。


アイドル系童顔の主人公は細身の軍人。だからか他の男性・女性軍人は帽子を深くかぶりキリッ!としてるのに、主人公だけは前髪を下ろして帽子を浅く被り、“とにかく前髪命”に見えるキャラに(オイオイ)と最初のツッコミ。そして異星人と既に何年間も交戦中なのに武器がとても貧弱で(開発進んでないの?)と更にツッコミ。そして異星人と素手で戦う主人公、キミ危ないよ!仲間(4人組)の一人が死んじゃったじゃないか!それで司令官に昇任はどうなの?

あぁ・・・。総司令官は「若者に託す」と残して敵の攻撃で爆死、さらに仲間の女性兵士は戦うも最後は敵を道連れに自爆死。残った最後の仲間も敵母艦を目がけて爆破して散る。
次は敵をやっつける最終兵器を預かるリーダーも瀕死→死亡。最後は主人公が恋心を抱いていた年上の女性司令官も身を挺して涙して戦死。主人公もオラオラーで敵母艦へ突っ込み(そういう最後!?)と思いきや脱出ポッドで命拾い。そして5年後、彼は更に出世してる。

全編コテコテCGでゲーム作品のよう。そして(これは主人公(童顔アイドル)を売り出すための壮大なPVなのか!)と気づく。キミは誰だ!
最後のツッコミは、都市全体が攻撃で沈没したはずなのに、劇中で立ち寄ったラーメン屋は残り、店主も生き延びていて、昇任した主人公が立ち寄ると「いつものかい?」「はい」と、なんのこっちゃ!とツッコむのが楽しい作品の見方、良い子はマネしないでね。【上海要塞】

破滅するって。


考えて欲しいのは
「誰かを喜ばせたら自分も嬉しい。」の波及効果は複数人におよぶこと。
例えば、一人の悩みに応えて、その人の気持ちが晴れたら当人以外に自分も「役に立てた。」と嬉しく感じるのでは?もしくはグループや組織の悩み事を解決・改善できたらグループや組織の関係者から喜ばれて「役に立てた。」と自分も嬉しいのではないだろうか?何か間違っているだろうか?

学生や若い方には「恩義なんて不要です。もしも、そんなコトを考えるなら、今度は相談してきた後輩などに同じく接してね。」と「ペイ・フォワード」的な思考で繋ぐ・紡ぐことを大切にしたいけど何か間違っているだろうか?
一人だけ満足するコトなら1倍、一人に応えられたら2倍、複数人に応えられたら複数倍の効果と想像はできないものだろうか?

想像力がこれまで以上に求められる気がしてならない。「目に見える確実性のある(目の前の)益しか信じない。」では、この先ジリ貧と分かると思うんだけど、これも想像力がないと分からないか。
想像力はアプリじゃないからインストールできないし、感じて考えるだけの賜物だから子どもから大人、シニアがいつでも培えると思うんだけど・・・。想像力がなかったら世界は破滅するって。

2022年12月9日金曜日

新しい狼煙。


今度のキーワードは「公民館」。公民館と言えば我が子たちが小学生の頃、地域の大人の方々が子ども達のためにとお泊まりキャンプを企画してくれたり、親子共々で楽しませてもらった記憶しかない。
特に興居島へのお泊まりキャンプは最高で、公民館をベースに体育館で思いっきり遊ばせていただき、疲れたら公園に張ったテントで過ごす。翌日の「疲労感」と「爽快感」が入り混じった寝起きは忘れられない。

あれから10年ほど経ったけど、この3年はコロナ禍で公民館もダメージを受けて地域との関わりが希薄になってしまったと。「地域のセンターであって欲しいですよね。」と意見交換するも想像以上にダメージは深刻で、回復へのヒントに繋げたいという相談。
そんな役目が私でいいのか?と言うのはさておき、お世話になった公民館に恩返しができればとお引き受け。でも「いい話を聞いた。」で済ませてはいけない。

聞けば400人規模とのことで、館長さんや主事さんら関係者が現場に戻り、一手を打てるようにしなければいけない。そのためには「説得」ではなく「納得」する内容でなければならず、預かった宿題は重要。コロナ禍を嘆いても解決にはならないので、よい意味で「再起動」ととらえ、新しい狼煙をあげましょう!となる。お役に立つよう頑張る!

君が話しているのは・・・。


「お聞きしたいんですけど」「はい、何でしょう?」「もう撮影を済ませたんですけど、尺の都合で再撮影なんですが帰らないといけなくてVTRは無いですか?」「それは映像の提供という意味ですか?」「はい。」
求めている映像は「松山」でしか撮影できないそうで、ありがたいんだけど映像集など持ってない。そもそも、再撮影したいなら撮りに行けばと思うも、許可とか取ってないと推察。

「持ってないです、スミマセン。」「持ってないんですか?」「はい。」「〇〇とか〇〇もないですか?」「はい、ないです。お渡しできる映像は持ってないです。」と伝えると「〇〇FCは持ってますよ。」「そうですか・・・えひめFCは持ってないです。」と返答するも納得いかないようで「〇〇FCは貸してもくれますよ。」と言われても、それはそのFCのオプショナルサービスで基本サービスではない。

「じゃあ、〇〇に聞いてみます!」と系列局の名を出してプツッと切られてしまったけど、最初からそこに連絡したらいいのに!と思ったり(お金がかかるのかな?)
似た内容に「エキストラの発注」があって、勘違い制作者の典型。フィルム・コミッションを無料の業者と勘違い。そんな人には(学んでないんだな、学ぶ機会がないんだな・・・)と同情はするものの対応は沈着冷静に淡々に粛々と説明して終える。
君が連絡したのは全国組織の理事長で最もFCを理解している人物なのだ。

2022年12月8日木曜日

フィクションかは・・・。


「よく、考えてほしい・・・。」と言われると、自分の考察が浅かったり、甘かったり不甲斐なさを感じて「分かりました。」という返事には再提出の意味が込められていて、今度は多面的&多角的に考えて(よし!)と前回よりも自信を持ち数日後。「全然分かってないな・・・どうしようもないな」と、予想外の返事に「えっ!?」とビックリ。(前回との変更点箇所を対比表にしなかったらマズかったのか・・・)

「君の提案じゃないんだよ。上司として私が提案するのだから私を考慮して書いてもらわないと困るよ。」「えっ!?」「君じゃないんだよ、まったく」「・・・・。」。
この意味合いは2つあって一つは「組織的」な話として、上司が部下のアイデア(考え)を搾取して、その上司へ報告する際に自分のアイデアにしてしまい手柄を取ってしまうこと。「どこ(誰)を見て仕事してるのか?」の典型で上を見て仕事をする上司。

う一つは「事業的」な話で、せっかく考え抜いたイケるアイデアでも「内部の道具」にされてしまい、本来ならアウトカムやインパクトを享受できる人(ターゲット)がいるのに、一人の保身のためのアイデアになってしまい、チャンスを逃してしまったかも・・・というもの。
上司は選べない「上司ガチャ」という話で終わらせるかどうか。フィクションと思うかどうかは読み手次第。

同じものを見たはずなのに。


奈良を離れるまで約2.5時間の空き。調べると東大寺(大仏殿)、興福寺(阿修羅像)が近い!次はいつ来れるか分からないからGO!路線バスに乗って降りるも反対方向へ歩いてしまい10分ほどロス!そして東大寺の敷地はめちゃめちゃ広いことを知り、正面ではなく横から入ってしまい、どこを歩いているか?一時迷子。でも「正倉院」を遠目に見ることができたり、尋ねた関係者の奥に見えたのは秘仏(本当は観覧料が必要)を見れたりタダでは迷わない!

そして、角を曲がると巨大な大仏殿が見えて興奮する、世界最大の木造建築!そして、修学旅行生に混じりボランティアガイドさんの話を“かじり聞き”して大仏殿を一周。聞かなかったら「タダのデカい仏像」だけど、聞いたら「大仏の手には意味があり、◯△◇□◯△◇□」と途中から分からずモヤモヤしてたらレプリカがあった!
右手は「施無畏印(せむいいん)」という形で「恐れなくてもよい」と相手を励ます印とのこと。

左手は「与願印(よがんいん)」という形で「人々の願いを叶える」とのこと。なんかスゴくない?小学生の頃と今では同じものを見ているのに感じ方、解釈が全く違う。昔は今ほど成熟した社会ではなく魑魅魍魎うごめき、混沌とした社会だったと思うけど、それは今も同じか・・・。変なアトラクションの乗り物に見えたのは煩悩まみれだった証。

2022年12月7日水曜日

推し活。


8年ぶりのアンディ・ウォーホル。「アンディ・ウォーホル・キョウト」は、京都市京セラ美術館でのみ開催の企画。時間を作り行くしかない!そして感想は(もう一度、じっくり観たい・・・)と思わせた展示会。シルクスクリーンの真似ごとをした学生時代が懐かしい。
その理由は3つ。【1】音声ガイドが無料だった。作品とは別にQRコードを読み込むとタレントさんがウォーホルについて紹介する音声コンテンツが10種類ほどありお得感があった。

【2】観たことがない作品があった。構成は商業イラストレーター時代からだけど、シルクスクリーン、立体物(商業デザイン当時の靴や話題沸騰したBrioの箱も2個あった)、他に映像作品もあった。これまで色々と観てきたつもりだけど、初期作品と最晩年の作品を見たのは初めてで満足。会場もココだけ!感を出すために壁一面を派手に装飾していて雰囲気が良くビタミンチャージ!推し活大切。

【3】ミュージアムグッズが良かった。魔法にかかってしまい「図録集」を手に取る、ついでにウォーホル人形まで手が伸びてしまった。でもブツは最小限にしたいと我にかえり、2つを手放したもののポストカードだけは・・・と2種類購入(後で、ココで買わなくても良かったな、と思っても後の祭り)。
そして、京セラ美術館のみの開催=巡回無しなのは、ウォーホルが京都に立ち寄った際の展示もされてたから。もう一度行きたいな。オススメできる展覧会!

アクセルとブレーキ。


愛媛県は12/5から特別警戒期間となり、感染対策に細心の注意が必要なのは全員が承知なんだけど、明らかに旅行客は各地へ出掛けていて、出張でやってきた大阪→京都→奈良は大混雑!
(今日は平日だよね?休日じゃないよね?)と勘違いするほど観光客が多い。
見かけた人たちだけで推察すると、シニアと外国人がとても多く感じた。それも2-4人連れのグループ。行く先々でシニアと外国人のグループを見かける。

歩こう!と混雑するバスや電車を避けて路地に入ると先に人だかり。何かな?と思ったら芸妓さんが支度?をしていて、その周りを外国人観光客らが取り囲み写真を撮っていた(プロもいたから何かのPRかな)。
奈良駅に着き、観光情報を得ようと観光案内所に入って尋ねると「予約されてますか?」と聞いてきたので「いいえ」と答えると、予約が必要な施設、定期観光バスなどは既に満員で予約不可とのこと!ビックリ!

アクセルとブレーキを一緒に踏んでいるようで何が良いやら悪いやら。この流れ・勢いが松山(愛媛)でも確認されるんだろうな。
「次、どこいく?四国はまだやってよな?温泉がええな、道後温泉なんかどうだ?」と聞き耳立てたら、シニアは行きたい所ではなくて、旅行支援制度がある所にいくのか!と旅の目的に気付いたり。

2022年12月6日火曜日

怪奇妄想・・・。


各地へ赴き、その度にホテルに宿泊し、過去の宿泊体験と比較したり、各ホテル(部屋)のレイアウトや調度品などから仕事のしやすさを測っては楽しんでる。
色々なホテルに泊まった中で、安さから安直に選んだら繁華街のド真ん中に泊まったり、ワケ有りで泊まった部屋は窓の外が隣ビルで手が届くほど近かったり・・・ユニークな部屋エピソードは多いけど、ギョギョ!と心底驚いた部屋は少ない。

そのホテルは全体的に古く、ワンフロアに部屋数が80室と多く、迷路のようにクネクネ曲がり自分の部屋を探す。建物中心部は吹き抜けで空調設備などが配置、天気は雨がシトシト、冷気をヒンヤリ感じ、外光は雨なので入らず暗い。照明は蛍光灯。壁は薄く隣人の声は聞こえ、エレベーターに乗ると施設の一部は故障で使用不可と貼られていた。

部屋に入るとソファが目につき「(シングルなのにソファがあるんだ)と思い座り荷物を解き、作業スペースの確保にテーブルの上を片付けて、またソファに腰掛けてPCを出し、一先ず膝上でPCを開き、操作しようと左手を見たら「長い長い髪の毛が数本指に絡まっていて」のけぞる。(ナニナニ!?)とビックリして(どうして指に絡まってんの!?私の髪じゃない!)と怪奇妄想の一丁目に立つ。
ソファの下に誰かが・・・と怖がりながら、でも熟睡した昨晩!

堺カリー


お店のオススメは「カレー」とのことで、注文すると「これ、堺カレーですよ。」と説明をいただくも、肝心の「堺カリーの定義、由来など」を聞くのを忘れてしまうほど美味しかった件。ルーはスパイシーナサラサラ。チキンの塊肉の迫力がインパクトあり、ホロホロと“箸いらず”の柔らかさ。(たぶん)ニンジンとサツマイモの薄切りがアクセントになり、ししとうが鮮やかでピーマンのようで美味しかった。

ご飯は少なめで目玉焼きが乗り、崩しながらルーと混ぜるとスパイシーさがマイルドになる。
このお店は堺FOの安田さんがセッティングしてくて、堺の街中にひっそりと佇むオシャレな古民家カフェ。長屋づくりになっていて奥は古民家を宿泊施設に改装していて撮影関係者も利用実績がアリとのこと。女性の感性に響く店内の雰囲気はまさに“穴場”、実際に女性だけだった。オジサンでは絶対に見つけられない!

カレーは数年ごとにブームになる。近年では「スパイスカレー」が印象的、いしづち編集学校でも「石鎚山系を見ながらスパイスカレーの移動販売」のアイデアがあったけど、創意工夫で勝負できるのが多くて面白い。「ダムカレー」「“おばんざい”カレー」「子供には無償カレー」などが一例。そう言えば「ふるさと納税」で北海道のスープカレーを注文したんだった・・・。かなりのカレー好きと再認識。

2022年12月5日月曜日

5301回目。


5年前に1回の日記に56000回以上の閲覧とバズってしまい、その反響の大きさにビビり、公開範囲を絞っている学長日記。ご縁のある方なら薄い・濃い、細い・太いに関係なく閲覧できるのだけど、10年以上、世間の流れに乗らず、流行り廃りに関係なく淡々と自分を軸に書き綴っているので「Eテレのようでしょ?」と例えたり。
誰からも書け!と強制もなく、心情などを随筆的に任せているだけ。だから長続きする。

そんな誰の為でもなく、ただ毎日を吐き出している日記でも、愛読者がいてくれて、先日は意見交換の場に数ページに渡り印刷をしてくれて数人で共有して嬉し恥ずかし。自分でも書いた後は内容を忘れてしまうコトもあり、愛読者の方が覚えていてくれて恐縮しっぱなし。
刺さるコトなど意図してないから、手元に残してくださっていたり、時に感想を寄せてくだったりするのは素直に嬉しい。

最近は文字よりも動画の方が伝わりやすいと言われる。否定はしないけど、映像は次(奥)の想像はできても広がりの想像は難しい。それは映像は作り手によって進みが前への一方通行だから。しかし文章は自分のペースで進め、時に立ち止まれば広さを感じる(と思う)。
映像も文字も両方好きだけど、いったいつまで綴るのか私。“その時”まで書き綴れたら作家になれなくても随筆家になれるかも。