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2025年8月23日土曜日

熱中症対策。


この炎天下でのロケ撮影は、時に命の危険にさらされる可能性がある。と言うことを理解しなくてはいけない。

先日の「〇〇で撮影予定ですが・・・」という撮影相談には「熱中症対策」に「看護師、保健師」の手配情報を付け加えたところ。

「公益社団法人愛媛県看護協会」という名前を知ったのは「バスカヴィル家の犬」の撮影の時。あぁ、否応無くコロナ禍での撮影を思い出してしまう。

「バスカヴィル家の犬」の前、愛媛県が舞台で、ちょっと変わった大学生の恋を描いた「恋は光」が1年間撮影を延期したにもかかわらず愛媛県での撮影はコロナ禍が理由で止むを得ず中止。その影響は制作会社にも及んだり・・・。リメイク希望!

「バスカヴィル家の犬」に話を戻す。
(コロナの影響でこの作品も逃すのか!?)と、ヒヤヒヤしたけど、周りの理解と協力で萬翠荘を貸し切っての撮影は終了。
その後のPRもうまくいき、愛媛県にとってグッドプラクティスな作品/撮影になる。

これまでも夏の暑さはあったけど、ここまで鋭く厳しい暑さ(高温)はなく、2024年8月に愛南町で撮影した「笑うマトリョーシカ」での日照りには「この暑さ、やばいっすね。」と撮影隊と交わした思い出。

撮影隊だけでなく、待ち時間の長い/多い「エキストラ」への配慮も不可欠になった。
「恋は五・七・五」の大会撮影の時、100人以上の観客エキストラが集まってくれた時、協賛の伊藤園から大量のお茶が提供されて、巨大なバケツに水と氷が入れられてキンキンに冷えたお茶が提供されたっけ。

こんなに暑いとロケが敬遠されないか心配。

現場には制作関係者、エキストラの他、フィルム・コミッションもいるから対応策を考えないと。

育児は育自。


「育児は育自。」という内容が、日記に登場する最古は2012年。13年前!
我が子達は中学生、小学生という、ココ大付属学園の子ども達と同じころ。

あんなこんなどんなそんな・・・と、読み返すと“あの頃”の思い出が蘇って、泣けてきた(涙)。1日は長いけど過ぎ去った日々は一瞬。

どうして思い出したかと言うと「育児は育自≒子育ては自分も育てる。」と思わせる場面を見かけるから。

例えば、保護者がおいしく食べて欲しいと願って作ったお弁当を持ってくるのを忘れてしまい、あ”〜!という場面。で、子どもはと言うと「好きな食べ物を買える!」と喜んだりするのだから、辛抱です!保護者。

「忘れ物はない?」と保護者も私も声がけして送り出しても、一人また一人として帰った後に“堂々”と残る忘れ物。「これ誰の?」と声がけすると、「〇〇のだよ!」と教えてくれる子ども達。辛抱です!保護者。

保護者が迎えに来ると(迎えに来るのが早すぎ〜!)という表情を見せる子ども。友達がワイワイ楽しく遊ぶ中、帰る準備をしなければならず、その準備に10分以上かかり、保護者も仕事帰りで疲れて待ちくたびれる。辛抱です!保護者。

我が家は児童クラブなどを利用していなかったけど、(こっちの気にもなってくれよ!)などの保護者の気持ちは分かる。

こういう機会に子ども達も保護者も互いに成長(相手の気持ちをはかるなど)できたらいいな・・・と思う。

写真は体育館でボールを取りに行っている間の待ち時間に「今のうちに記念写真だ!」と言ったら、猛ダッシュで集まってきた子ども達。

前も、後もなく、“その瞬間”を生きてる子ども達。

2025年8月22日金曜日

2m55cm。

2m55cmの高さまで組み立てたレゴタワー。

先日も寄付(マインクラフト、アナ雪のレゴ)があったレゴ。
そんなレゴを入れているコンテナ1箱の重さは約20kg/箱。
それが6個あるから合計120kgという計算。
実はココにはない、1m超えのサターンVなどの完成レゴもあるので、もっとある・・・。

ちなみに“標準的”と言われるレゴ(2×4)の重さは1gとのこと。
すると120kgのレゴは120,000個という計算。正確に数えたことはないけど、とにかくたくさんあるレゴ。

何で始まったか覚えていないけど、見た時は既に数段が組みあがっていて「インチキ、もうブロックがない・・・」が最初のSOS。

「そんなコトはないよ!」と一緒に探したら「インチキ!何を探しているの?」「2×4のレゴを探してるんだ、一緒に探してよ!」をきっかけに周りの子供達も協力してくれて「どんどんタ高くしてみよう!」と、レゴタワープロジェクトが始まる。

すると、面白いのが、その様子を見ていた別の子供もレゴタワーを作り始める。
これって「スタートアップの黎明期」と同じ
“二匹目のドジョウ”とも言うけど、競合他者が現れる中で優勢を保つには「最初に始めた」というアドバンテージ、「協力者」というフォロワーを有しているか?が大切で、子供の世界にスタートアップと同じ構造を垣間見る。

一段、一段と積み上がっていくレゴタワー。
すると、自分の身長を超えてしまい、イスに乗って組み立て作業を続け、イスに乗っても手が届かなくなると、私が支えてテーブルの上に乗って組み立て作業を続ける、そして遂にテーブルに乗っても手が届かなくなる。

ココからは同じサイズのレゴタワーを別に作り「合体させよう!作戦」に切り替える。
50センチほどまで組み立てて、先のレゴタワーと合体させた高さは2m55cm!

最後は、このプロジェクトの発起人の子どもと記念写真のレゴタワー。
最終日に解体するので、それまで手が加えられる予定。

おいしく焼けた!

手づくりピザ

パパイズムはピザ職人。
先日は「郷土おにぎり」で「鯛めしおにぎり」を教えてくれたけど、彼はピザ職人。

ピザづくりプログラムではこれまで「ギョーザの皮」を生地に見立てていたけれど「やっぱり本物の生地で作りましょう!」と申し出てくれたのが今春。
その分、パパイズムの作業量と時間は増えてしまうのにプロ魂!
「美味しさは譲れない」とのこと。

その出来はペラペラのギョーザ生地とは比較にならない食感と美味しさに「やっぱり違うね!」という思い出。

今回、事前に仕込んでくれたタネは15枚分。
伸ばすのは子ども達の役目。
パパイズムから指導を受けて生地を伸ばし、縁を作りピザソースをかけて玉ねぎ、バジル、ソーセージ、マッシュルーム、コーンなどをトッピング。

そして用意いただいた2台のオーブンで数分焼いたら出来上がり。
ホクホク&アツアツのてづくりピザが出てきて10等分にカットすると、その度に「食べたーい!」と子ども達。

私もいただくと、お世辞ヌキでサクサク&モッチリの生地に、甘酸っぱいピザソースが具材と絡まり、子ども達が作ったと言われなかったらお金を払ってもいいかも・・・という出来。

これを15回繰り返して、「あーお腹いっぱい。」と満足した子ども達。
そして、時刻は12時頃。昼食時間に差し掛かっても別腹なのか、キッチリ昼食を食べた子ども達。

そして、ピザが苦手な子ども用に平岡米も五合炊いていて、おにぎりをにぎっても「おにぎり食べたい!」という子がいて何人もいて、アッサリなくなった15個ほどのの平岡米おにぎり。

ほんと、子供達の食欲はすごい。

2025年8月21日木曜日

変えていいこと、変えていけないこと。


独りごと。
メーカーは、色々な場所で商品が売られることで販売機会が増えるから喜ばしいこと。

ただし、売り手としては、色々な所で売られてしまうと販売の優位性が崩れるから独占して売りたい。

でもメーカーとしては一社独占販売は販売機会を失いかねないので、一社独占なら「買取り」で販売保証をつけたい。紳士協定は今や昔、仁義なき・・・も多い販売業界。

道後の商店街をぶらり歩く。
(あれっ、この商品、ココでも売ってるんだ。それに品種も豊富だ。)は、以前に売っている店舗を見て比較した感想。

(あれっ、この商品、内容量に対して値段が安いな。)は、類似商品の事情を知っていて、比較した感想。

(あれっ、この商品、どっかで見たことがあるな・・・。)は、イマドキの流行に合わせたパッケージデザインと感じたから。

消費者から見れば同じ商品の場合、選べる種類が多いほうが嬉しいし、その商品を買うに“わざわざ感”がない方がありがたい。利便性が高ければ“ついで買い”もありえる。

消費者から見れば例え大容量で値段が安くても、プレゼントなどの用途によっては少量で安価≒食べきりサイズなどの方が買いやすい時がある。

イマドキの流行に合わせると、いっ時は話題になるけど、時期が過ぎれば飽きられて話題も下火になりフェードアウトで忘れられてしまう。

変化の期間が短くなればなるほど、新商品を投入できる機会は増えるけど、「すぐ売れるモノはすぐ売れなくなる。」は本当。

4年間開いた「愛顔の食卓」でのエピソード。
「ご当地ポテトチップス」にA事業者もB事業者もC事業者も取り組んだ時があり、それぞれ違う「ご当地ポテトチップス」だったけど、消費者からは、どれも同じポテトチップスに見えて、かつ割高だった
ので売れなかった・・・。

何を変えていいのか?何を変えていけないのか?
一大消費地である道後で仁義なき商売を見る。

変化、進化、深化。


愛媛県庁2年目職員研修スタート!全5回シリーズの1回目終了!
公務員生活の中で右も左も分からなかった1年目から、少しは見通しが立ち、周りの雰囲気も理解して、公務員としての自覚も一層増してくる頃(かな)。

そんな彼らへ対して「NPO・ボランティア研修」。
愛媛県の事業遂行は、公務員だけで進めた時代(ver1.0)はとうに終わり、委託などで完結した共同(ver2.0)から、パートナーという関係性を重視した協働(ver3.0)を経て、そして新しい価値(実利)の創出を目的にした共創(ver4.0)へと進化中。

10年以上、県庁職員への研修に携わり、その変化、進化、深化は確実に若い世代に引き継がれていて、2年目職員は我が子世代。
彼らの10年後、20年後が愛媛県の進む方向と思うと、つい熱が入ってしまう。

そんな彼らは小学生からボランティア/NPO(法人)への参加、情報として知っている世代でもあり、社会に必要と思いつつ・・・個人的にはあまり良いイメージがない人もいる世代。

そのような人へは可能性、現実を伝えるのが最も有効な手法と思い「私は人並み以上に稼いでいます。稼げるNPO法人を目指しています。」と伝えると、それまで資料を見るために下を向いていた多くが、ぱっ!と顔をあげて私を見たのがハイライト。

共創時代に突入して、単に足りない部分を補う役目だった過去から、パートナーとなり、時に牽引する事業を任されるようになったNPO法人。

そんな時代の流れを喜ぶ人もいるけど、責任や成果&効果が増す/求められることも忘れてはならない。

コンサルティング力、事業力の強化に日々務めないと(NPO法人って口だけで使えない。)と思われるのだけは勘弁!という感じ。

2025年8月20日水曜日

興味関心をもっていただき大感謝だった3時間。


講演会/研修会+その後の食事会=3時間余り。
50人以上の女性(それも多くが先輩方)にひたすら褒めていただき、共感いただき、喜んでいただき、拍手で迎えられ&送り出されて、嬉しいやら恥ずかしいやらだった一時。

講演内容はフィルム・コミッションを通して愛媛県の魅力をどのように発信してきたか?

そのためには、家族の理解と協力も必要だったので家族紹介をすれば、松山出身の妻の話題(心理学の博士で愛媛大学と創価大学で教えている)に興味を示していただき、子ども達を紹介すれば、我が子が通った小学校の校長先生(当時)が参加されていて、10年ぶりの再会を果たしたり。

皆さんが大歓迎状態だったので、講話は資料に沿って紹介したものの、脱線エピソードで笑っていただき、作品を見ただけでは伝わらない「撮影現場あるある」にご満足いただけたようで何より。

ほんと、妻が愛媛県出身でなかったら、私と愛媛県は繋がらず、仮にフィルム・コミッションをしていたとしても他県でしていた可能性があると思ったら、ご縁としかいいようがない。

また、愛媛県にフィルム・コミッションを提案したとしても、「えひめフィルム・コミッション」が設立される確約はなく、よくぞ当時の課長(当時はまだ珍しかった女性課長)や部長(その後、東温市長になる)が、何処の馬の骨とも分からぬ、縁もゆかりもない30歳を採用したもんだと、愛媛県の英断、自分の数奇な運命を内省してしまう。

こんな実体験だから、ジョン・D・クランボルツの「計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)」を心の拠り所にしたくなるのも無理はなく、

1.個人のキャリアの80%は偶然の出来事に左右される。

2.偶然の出来事を本人が主体的に活用することで、キャリアアップできる。

3.偶然を意図的に生み出せるよう行動することが大切である。


を紹介すると、これまた感心していただき、興味関心をもっていただき大感謝だった3時間余り。

戻ると・・・。


8月も下旬となり、他の要務(≒社会復帰)も始めなければならず、朝から出っ放しで17時過ぎにハーモニープラザに戻る。

朝、出かける時は子ども達に知らせず、静かに去ったつもりだったけど、数人の子ども達が気づき、廊下まで追いかけてきたけど「静か出るから騒がないでね!午後5時過ぎには戻るから、それまで(スタッフに)協力してね!」と託すと「分かった!」と追いかけてきた子ども達。

そして予定通り、17時過ぎに戻ると多くの子ども達は既に帰宅していて、残っていたのは“いつものメンバー”で、「インチキーーー!」と声を揃えてくれる。

そして、「聞いてインチキ!今日でポスター描き終わったよ。」「宿題が10ページも進んだよ!」「ゾロ目(お菓子2倍チャレンジ)が出たんだ!」「今日、(平岡米)おにぎりを2個食べた。」「これから塾だから頑張るよ」など、一斉に子ども達からの報告会になる(笑)。

「頑張りました!」「お疲れさま」「よかったね!」など、それぞれの報告にGOOD JOB!を出すと気が済んだのか、アッサリと散らばっていった子ども達。
特に「素晴らしいー!」とか「ファンタスティック!」など大喜びで表現したわけではないけど、誰かに聞いてもらい安心したかったのかな?

スタッフからの報告も特段に普段との変化はなく、カオスだったようで安心!?
そして一人、また一人と保護者の迎えや自力で帰る子を送り出して、1日が終了。

写真は遡ること6時間前に行った講演会/勉強会のお礼としていただいた大きな花束。
全く予想していなかったし、実は講演会/勉強会の後に愛媛県研修所での研修が始まるので、持っても行けず、ハーモニープラザへ花束を持っていくと「どうしたん!?インチキ?浮気?」と、訳の分からない発言をした子ども達(笑)

アルゴは既に就寝時間で寝ている様子と一緒に花束の記念写真。

2025年8月19日火曜日

カオスが戻る。

思いっきりハマッてるナマジ。

お盆ウィーク明け。
子ども達は充実に過ごせたのか、その反動でお疲れ気味にやってきた。
テンション低めと言うか静かめで着席(笑)。

ボッ〜としている子がいたので「たくさん遊んで疲れたね。」と労いの声をかけたら「宿題が全然終わってない・・・。」と、夏休みの宿題が進んでいなくて放心状態/現実逃避だった(笑)。そっちかい!
7月に終わらせるべき内容が、すでに8月も下旬。がんばろう!子ども達。

キャッキャッ!聞こえて横を向いたら、ナマジが子ども達と「あっちむいてホイ!」をしていた。「あっちむいてホイ!」って真剣になりがちで、ナマジ、つられて負けてました(笑)

「平岡米のおにぎり」は、久しぶりに一升(10合)を炊く。
塩おにぎりにしよう!と任せたら、パンチの効いた塩味おにぎりになってしまい、でも「塩分補給ができて良かったね。」と、フォローできたので結果オーライか。

ちなみに出来上がった「平岡米のおにぎり」は25個ほどだったけど、全部なくなってしまうのだから、子ども達の腹ペコ具合はスゴいか・・・ということ。

ドッチボール、バスケットボールも楽しんだ子ども達。
この頃になると元気スイッチが入ったのか?走って、飛んで、逃げて、投げてなど通常運転になった様子。

今週と来週に研修で入った学生のうち、トーギ君は子ども達との距離を掴んだように見えたけど、初日だった学生は子ども達のペースに自分を合わせてしまったから疲れ果ててしまってた。
そんなコトも研修から学べた事柄の一つとして刻んでほしい。

静かだった一週間を過ごしたからか、戻ってきたカオスぶりに“らしさ”を感じつつ、このまま走り抜けれるか?と思ったお盆ウィーク明け初日。

全て謎でいい。

おにぎりを持ったインチキ先生

「インチキ、見てー!」という呼び声に見たのは「まいごです。」と描かれた似顔絵(大抵、こういう場合、鼻毛がある)。
何の迷子か?人生の迷子(≒ミッドライフクライシス)になっているのを見透かされたか?

左手に持っているのは平岡米のおにぎり。子ども達には“そんなイメージ”に見えるらしい。

子ども達へは名前を伝えたことはなく、下げている名札も「インチキ」と書かれているので、子ども達は名前に興味があるようで、よく質問される。
だから全部、インチキで通す(笑)

「インチキの本当の名前は?」「イン・チキです。」「ウソだ!お母さんが“イズミタニノボル”と言ってた!」「それは双子の兄です。」

「インチキは何歳?」「25歳です。」「本当?うちのお母さんは45歳だよ。」という子もいれば「そんなのウソだ!3年前から25歳って言ってる!(と違う子)」「いいえ、絶対に25歳です。」

「インチキはどこに住んでるの?」「静か部屋にある秘密のドアの向こうにある部屋です。」「えっ!?静か部屋にそんなドアあった?」「ウソに決まってる!どこにあるのさ!そんなドア。」「秘密のドアなんだから、マグルに見えるわけないでしょ!」

「インチキは貧乏なんでしょ?」「はい、貧乏です。」「ウソだ!私の参加費でご飯食べてるでしょ?」「確かに・・・。でも貧乏です。」「だよね。冷蔵庫もテレビもないもんね。」

「インチキの仕事ってなに?」「(ココ大付属学園で)遊ぶこと!いいでしょ?」「いいなぁー。」「ウソだ!お母さんがナントカカントカって言ってた(と違う子)」

保護者の皆さんへ。私個人なんて謎でいいし、覚えて欲しいなんて微塵も思ってません。
反面教師でいい。

ちなみに、スタッフの一人「ナビーラ」は、緑豊かなナビーラ星から夏休み冬休み春休みだけ、地球に降り立つ、王女さま。という設定(爆)

ココ大付属学園も残り10日余り!インチキで押し通す!

2025年8月18日月曜日

張り切ってしまう人。


ココ大付属学園がある日は、ハーモニープラザ内を1日10,000歩以上歩くのだけど、散歩と違って「ハードポイント」という持続性と強度がない。

だから、唯一の休みである日曜日は、JALマイル、コカコーラポイントの為にも“しっかり”歩かなければならず、いつものコースを歩こうかな?と思っていたら涼しい朝だったので松山城へあがろう!と決めたのはドアを開けた朝の5時過ぎ、日の出前。

アパートから古町道をあがれば20分ほどで山頂広場へ到着なのだけど、以前の土砂崩れで通行止めになっていた古町道が、ここ最近の大雨などが原因なのか、未舗装の土道に(水が流れただろう)溝ができていたり、コンクリ段の基礎が“えぐれ”ていたりなど、荒れてた。
落ち葉や枯れ葉がなかったから気づかなかっただけかもしれない。

アブラゼミ、ミンミンゼミ、クマゼミ、スズムシなどの鳴き声が響く中、山頂広場に到着。
朝活に松山城と思ってた同士は多く、みんな同じことを考えてたのね(笑)。
松山城のマスコット、ヨシアキくんの位置も「夏休みバージョン」で変更されてたので記念写真。

静かな瀬戸内海を眺めながら深呼吸して、張り切って休日をスタートさせる。
帰りは県庁裏を下りて堀之内を通りアパートへ戻ると午前6時30分、90分の散歩。5600歩。

シャワーを浴びて、朝仕事をこなして、資料などを作成していたら、もう昼前。
“休日らしさ”を味わいたくて、サーティーワンアイスクリームでポッピングシャワー&ロッキーマウンテンなんて食べたら、散歩で消費したカロリーなんて一気に回復、いやオーバー。
そして、まだ10,000歩/日に達していなかった・・・。

夕方にもう一回散歩に出かけて10,000歩を達成した頃には日曜日はもう日没。
楽しんだ者勝ち!

ココ大付属学園 vs まちのがっこう!

ココ大付属学園 vs まちのがっこうのドッジボール

土曜日なので「まちのがっこう」の子ども達もココ大付属学園へやってきた!
今夏3回目、まちのがっこうの子ども達もココ大付属学園の雰囲気に慣れてきて「インチキ!」と“昨日のつづき”のように近寄ってきてくれる。

ただ、「まちのがっこう」と「ココ大付属学園」の子ども達同士は、個人同士の関わり(ぷよぷよ、ポケカ対戦など)は盛んなものの、多人数同士の交流がなくて(どうしたらいいものか?)と、あぐねていたら・・・。

「ドッジボールするよ!」の呼びかけに「ココ大付属学園」「まちのがっこう」の子ども達の両方から「するー!」の声で体育館に集まったのは、総勢20名の子ども達。

どんなゲーム内容になるかと思ったら【ココ大付属学園 vs まちのがっこう】の対決!
ゲームが始まると男の子も女の子も学年も関係なく、投げる&逃げる&とる&跳ぶの激しい攻防が繰り広げられて、子ども達、真剣な表情。

数分の熱戦は徐々に「まちのがっこう」の人数が少なくなり、そのまま「ココ大付属学園」の勝利、第一試合終了!

第二試合は混合試合となり、これまた見応えある試合展開。
これぞ、望んでいた「ココ大付属学園」と「まちのがっこう」の交流。

これまで喋ったことがなかった間柄でも、お互いに声を掛け合って、助け合って一進一退の攻防。

白熱していると「ピンポンパンポーン!」と20分のボール貸出時間を知らせるベルがなり、勝負はつかず!互いの健闘をたたえる笑顔が見えたのは気のせいかな?

好ゲームの後は、打ち解けたのか?お互いに名前を呼び合って遊んでた。
お疲れさま!

2025年8月17日日曜日

世界一!?

突然の拍手喝采

子ども達の連携は、学校や学年、性別などに関係なく目的が共有されたら一致団結!
ルールがあっても「上手にルールを活用」するのは大人でも見習う/参考になるほど。

例えば、体育館でのドッジボールは20分間/回。
でも長くドッチボールを続けたい子ども達。
そんな時はボールの予約をドッジボール好きの子ども同士で2回連続の予約をして“連携”したり(現在、このルールは変更された)。

部屋にある1台のノートPCは子ども達に大人気。
その理由は「ネットゲーム」ができるから。ここでも1回の利用時間は20分。

遊び方(ゲームタイトル)はそれぞれだけど、多くの子どもが同じゲームをして、聞けば「ゲーム内で獲得するコインは“共有財産”」にしているとのこと。
*2025年4月にコインの使い込み事件が起こってた。

「うぉー!」「よぉー!」「やったー!」など、いつも以上に盛り上がっているPC周り。
「インチキー!来て来て!」と手招きされると、ゲーム画面に表示されている表示に拍手をしている子ども達。

「どうしたの?」と尋ねると「〇〇が世界一になったんよ!」と、教えてくれるも、いまいちピン!と来ず。

詳しく聞くと、多くの子ども達が連携(プレー時間が終了しても次の子どもが同じゲームを引き継いでプレー)しているゲームで、そのゲームをしている世界中の全プレイヤーの中で1位になった(=世界一)とのこと。

世界一のプレイヤーがココ大付属学園から生まれた!?
なので一人の力ではなく、連携プレーの賜物だから、多くの子ども達も自分ごと化できて祝福。なんだか、すごくいい。

子ども達が創りあげた世界ってすごい。
おめでとう!

危機迫る。

つつましく

一人暮らしにとって【一つ増やしたら、一つ減らす。】は、ミニマリストを目指す基本。
そして【無くなったら買う。】も基本。平たく言えば「ストック(余剰)を持つな。」。

3年以上、ヘリノックスのロッキングチェアを仕事とプライベートに愛用していたけど、毎日の使用に経年劣化してきて、不満もなかったので同じモノを購入しようかな?と思ったら「ゲーミングチェアが仕事に使える!」と分かるもゴツゴツしく主張の激しさにパス。

推察だけどコロナ禍でイスへの需要が高まったのか色々な種類があり、その中で「あぐらイス」と言う座面幅が広いイスを見つけて、レビューを見ると、評判もなかなかいい。

でも、大きいし重いのが難。
我がアパートでは(冷蔵庫もテレビも電子レンジ、オーブンも無いから)洗濯機に次ぐ大物。

買い物に失敗したら返品もできるけど、面倒だな・・・とよぎるも、家時間も増える予定なので、エイッ!と購入。

数日後、モノが届くも段ボールが大きい!
組み立てる最中に気づいたのは、リクライニングができた!なかなかいいぞ。
これまで使っていたロッキングチェアはキャンプ用具なので、小さくたたみ収納OK。

いざ、使用すると「一人用ソファ」のようで、購入前の心配はどこへやら。
深くも座れるし、クッションを使えば浅くも座れる。リクライニング機能も緩く or 硬くは調節可能。

知らない間に世の中は進化していて、個人のニーズを的確なウォンツとして提供してた。
ガラーンとした6畳間の仕事場にプリンター、テーブル、あぐらイス。
久しぶりに得た買い物での満足感。

すると、過去の閲覧履歴からか、PC画面には冷蔵庫などが表示(リコメンド/提案)されて、その冷蔵庫が小さくてオシャレに見えてしまい、目指せ!ミニマリストに危機が迫る。

2025年8月16日土曜日

演題は・・・。


寿美江先生とお会いしたのは半世紀前!25年以上前!と思う。ヒィー!20代?
妻と結婚してほどなくして知り合い、一緒に旅行にも行った間柄。

ただ、そこからお互いに子育てなどに忙しくなって疎遠になり、でもSNSでは繋がっていたりで“ご縁”は切れず、お互いに子育てもひと段落して過ごしていたある日、「お元気ですか?」と寿美江先生から連絡が入る。

「NPO法人日本交流分析協会が10月11日、12日に松山市で全国年次大会を催すので話題を提供して欲しい。」という相談で、日本交流分析協会という団体を初めて知る。

日本交流分析協会のウェブサイトを見ると「私はOK、あなたもOK」「人は誰でも考える能力をもっている」という交流分析(TA=Tranceactional Analysis)の哲学を基盤として、より豊かな人生を営むための心理学教育実践団体。
と紹介されていて、全国組織で寿美江先生は四国支部長だった!

でも、
日本交流分析協会もTAも会員も何も/誰も知らない私が、そのような機会に登壇して何を話せばいいの?となるも「愛媛/四国は魅力的ということをフィルム・コミッションの視点と実績から紹介してほしい。」となり、演題は【銀幕の裏側からみる四国の魅力】となる。

持ち時間は約50分。
講演後は伊予水軍太鼓の演奏とおいしい食事が控えてるので(笑)楽しく、知らない同士でもワイワイ交流できる話題を提供しよう!

すると、やはり最初は掴みが必要!
ウケてくれたらいいけどな・・・と思いながら構成中。
講演が成功するか否かの判断基準は「驚きの数」か?

駆けつけてくれた。

ドッジボールにも参加してくれたシオリさん。

これまで、ココ大付属学園に参加した学生はボランティア論の履修生も含めると100人以上。

多くが授業やインターンシップ、研修などの名目で“その期間”だけの接点になるのだけど、中には“刺さった”学生もいて、「ボランティアで参加で行きます!」と連絡をくれる学生がいるのも事実。
これまで20名以上いるから、ここでもパレートの法則か?

今回も昨年夏のインターンシップ研修に参加したシオリさんが駆けつけてくれた。
彼女が部屋に入ってきたら「あっ!シオリだ!」「シオリ〜!」と一年ぶりの再会なのに名前を覚えていた子ども達。

(子ども達と良い関係性を築いていたんだな・・・) という光景。
何度も書くけど、子ども達と関係性が築けていないと、名前を覚えてもらえないし、喜んでもらえないし、そもそも近づいてくれない。

そして、この関係性は、子どもから“ファーストタッチ/きっかけ”は作れても、関係性までは作れないから、学生/大人が意を汲んで築いてあげないと続かない(と思う。)

実はシオリさんがボランティアに来れたのは、この1日だけ。
アルバイトなら数時間分は稼げたのに、わざわざ来てくれた理由は、自身の気分転換&子ども達に会いたかったから。

楽しい時間はあっという間に過ぎて、シオリさんのボランティア参加は終了。
「もう、誰も(学生は)来ないの?」と残念がる子ども達だったけれど・・・。

実は、以前受け入れてくれた学生達が参加してくれる予定だし、新規にインターンシップ、研修の受け入れ先として数人が参加予定。

大学生のお姉さん、お兄さんとの交流はまだまだ続くのだ!全力で遊べ、学べ、楽しめ!子ども達!

2025年8月15日金曜日

めぐりめぐって。


「知ってる?今年は戦争が終わって80年なんだよ。」
「ふ〜ん。よかったね。」という返答が薄い子どもの反応に、戦争を知らない私たちが、この先も戦争が起こらない(実際には世界中で紛争/侵略などの名で起きている。)ようにするにはどうしたらいいのか?少々不安。

先人から戦争反対バトンを受け取り、我が子世代へバトンを渡し、また次の世代に・・・が続きますように。
余談だけど、子ども達は「鬼」にはなりたいそう(笑)無惨様に仕えて悪い人間を喰いたいそう・・・。

今週も寄付が多い(まだ今日も明日もあるけど。)
その多くが「(旅行の)お土産」「ペットボトルキャップ」「文房具」など。

保護者、協力者など理解と協力に感謝。
「寄付は循環させてこそめぐる。」と思っているので、ココ大からも「文房具、タオル、バッグ、お菓子など」を必要としている人へ寄付する。
我々よりも上手に活用してもらえるのだから本望。

寄付を特別なコトではなくて、ごく自然に滑らかにすると、子ども達にも分かりやすく伝わる。
「インチキ?このタオル、どうするの?」と袋に入れたタオルを見た子ども。
「インチキよりも上手に使ってくれる人にあげるのさ。」
「へー、なんで?」
「ココ(倉庫)にしまっているより、使われた方がタオルも喜ぶでしょ?」
「確かに。」という感じ。

実は子ども達も「寄付(もどき)」のようなコトをしていて、「(サイコロの)ゾロ目が出たお菓子2倍を〇〇くんにあげてもいい?」「デザートを忘れたと言ってるから、あげてもいいかな?」などの優しさを垣間みたり。

めぐりめぐってお互い様という感じ。
写真は平和を願って折った大きな白い鶴とアルゴ。

想像以上にできた件。

木生活の宮浦さん、平野さん、片岡さん

2回目の木工体験プログラム(森林環境保全基金事業)。
1回目と同様に、宮浦さん、平野さん、片岡さんの「木生活」の皆さんに指導を仰ぐ。

2回する理由は、1回目に都合で休んだ子どもにも体験機会を提供するため。
ただ、多くの子どもは2回目なので「なんで、またするの〜」とテンションが低いのはお約束。
何か子ども達に興味をひくアイデアはないか?とアヤカさん。

「絵や写真を貼るのもアイデアですが、透明プラバンに直接、描いてもいいんではないでしょうか?」というアイデアをいただく、いわゆる完成イメージは「ステンドグラス」みたいな感じ。

ノコギリで切り、バリが出ればヤスリで削るも削り過ぎて短くなったり、ボンドはベトベトになるからと両面テープを使い、透明プラ板を貼ろうとしたらズレてモチベーションが下がったり・・・。

大人が失敗前にサッ!と手を差し伸べることもできたけど、あえて失敗を経験してもらう。
ここで先回りして失敗を回避してしまったら、失敗の経験値、悔しいなどの感情などの貴重な機会が失われてしまう!

失敗をそのまま放置した子は一人もおらず、やはり全員が成功/完成させたく「やり直したい・・・」で大人の登場。

とは言え、失敗からのリカバリーは大人の力(例:両面テープを透明ブラパンから剥がすに剥離剤で粘り強くこする等)が欠かせなく、エイッ!と失敗分を取り返して成功/完成へ導く。

最後は全員で完成した作品を掲げて記念写真。
透明プラ板に直接描いた子どもの作品はイメージ通りにステンドグラスのような感じになり、想像以上の出来に満足だった子ども達。

そして、やはりアトリエを運営していて日頃から創作&工作をされているプロ(アヤカさん)の発想は豊かだった件。

2025年8月14日木曜日

自治。


何をしている画かと言うと、先日、寄付いただいたアイス(ホームランバー)が数本残っていたので「インチキ!食べたい!」という子ども達。

でも、「そういうことは自分たちで決めて!」がココ大付属学園なので、子ども達に任せると「ジャンケンで決めよう!」となる。

しかし、どうジャンケンするか?が次の議題になり、自分たちでジャンケンではなく「アヤカとジャンケン!」となる。
そして、アヤカさんとジャンケンに勝った子ども達が喜んでいる様子。

その後、人数が絞れた「アイス獲得候補者」は、自分たちでジャンケンをして、ホームランバーは全てなくなった、めでたし、めでたし。

別の日。
「そんなコト、ダメだよ!インチキに怒られるよ!ココ大に居られなくなるよ!」と、子どもがイタズラ子どもを注意していたという報告を受ける。
「なんだかジ〜ンときました。」と報告は続き、ココ大付属学園を居場所と自分ごと化してくれているコトに私もジ〜ンとなる。

ある時は過ごし方のルールが変更になり、自分たちの意見を言う。
ある時は自分たちで決めたルールを守らない子どもを諭したり。
ある時は「インチキー!」と自分たちでは手に負えない事態に駆けつけてきたり。
ある時は「嫌なコトをされた・・・」と、自分の気持ちを素直に教えてくれたり。

年齢、性別、趣向、学校、住所など全てが異なる子ども達が一つの場所で過ごしているので、摩擦もあるけど、ゲラゲラ笑いあったり、喜び合ったり、協力しあったりする光景を見ると、「子ども達なりに居心地よい場所にしようと心がける自治が成立している。」気がしてならない。

子どもだけの話でなく、この話って大人や組織にも通じる話。

パレートの法則。


・当日、目立てば勝ち!と思っていた学生。
・コツコツと地味に学びを重ねていた学生。
・積極的だけど、すべき事をしてない学生。
・評判が授業中と当日では全く違った学生。
・私を芸能人に似ていると思っていた学生。
・寡黙だけど提出物、課題が完璧だった学生。
・授業を聞いていないから周りにすがる学生。
・旺盛な意欲はあったけど実らなかった学生。
・リーダーシップを発揮して頼られてた学生。
・単位取得は楽勝!と甘く考えていた学生。など・・・。

これまで、県内外で様々な学生と授業やプロジェクトで一緒になったけれど、「十人十色」という言葉があるように、“学生”と一括りにできない/してはいけない、それぞれの性格や性質などがあることを改めて思い出す。

特に「イベント系プロジェクト」を授業で行う場合は顕著で、当日に「学んだコトを活かす学生」「動けない(指示待ち)学生」「学んだことではなく、勢いで乗り切ろうとする学生」「準備や片付けに持ち味を発揮する学生」など良くも悪くも把握できるようになる。

たかが非常勤、されど非常勤。
ボランティア論が終わり、成績をつけるタイミングがやってきた。

自身に刺さった授業だったのか「このままボランティア活動をココ大付属学園で続けたいです!」という学生もいれば、無断欠席などが続き落第した学生もいたのは事実。

パレートの法則は「全体の80%の結果は20%の要素で生み出される」とのことだけど、今回も当てはまりそうな感じ。ほんと、色々な場面であてはまる。

そもそも、私自身が大学も卒業していないから、こういう立場でいいのか?という話もあるけど、そこもパレートの法則で説明できるかもしれないと。