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2024年8月28日水曜日

往復26,220円。


松山空港と仁川国際空港間の往復が27,700円!と驚いたのが2023年4月28日。直行便で片道13,850円って、思い出しても超安い。松山空港から羽田空港への片道と同じ。

今度は釜山国際映画祭へ参加することになり、大手航空会社で航空券を調べると往復で10万円超、旅行会社で航空券を見ても8万円程度、(あぁ、高いな・・・)と思っていたら、「釜山(金海)国際空港へ松山空港から直行便が出てますよ!」と教えられ、松山空港のウェブサイトからアクセスしたら往復26,220円(片道13,110円)だった件。仁川国際空港へ行くより安かった!
ちなみに帰りは65分のフライト時間!近すぎ!

日によって&追加料金の有無によって金額は変わる変動性。
こんな時は最安値を選択(預け荷物無し、座席指定無し、その他サービス一切無し)した金額が26,220円。

こんな時こそ、バックパック一つで旅してる利点発揮!フライト時間も短いし、寝てしまえば何も気にすることはない。

釜山訪問は2001年以来。
あの時は愛媛でフィルム・コミッションを設立しようと、テレビで紹介された釜山フィルム・コミッションへ突撃訪問をしたっけ。何を聞いたか覚えてもない。

あれから20年以上が経ち、ジャパン・フィルムコミッションでもあるけど、えひめフィルム・コミッションでもあるから何だか感慨深い(涙)。

話を戻して、航空券は激安だったけど、ホテルは世界各地から訪れるから好機となり激高で、これまたビックリだった件。

2024年8月27日火曜日

苦渋の判断。


今でも判断が正しかったか不明だけど、総合的に判断して説明できる判断だったと。
明日(8/28)に予定していたココ大付属学園最大のイベント「鹿島ピクニック」の8/30への延期を苦渋の末に決断。

台風10号のせいで天気予報が更新される度にコロコロ変わり、振り回されっぱなし。
判断が鈍るけど総合的にどんな材料で判断をしたか記しておくと。
  1. 8/28の降水確率より8/30の降水確率の方が低かった。
  2. 8/28-8/29の2日間、隣部屋を使えることになった。
  3. 予約していた観光バス(十季観光)が変更を許容してくれた。
  4. 8/28のスタッフは計10人いたけど、8/30に延期しても10名と変わらなかった。
  5. 8/28に敢行しても曇→雨、8/30は雨→曇と不安の度合いが違ったこと。
その一方で、8/28だったら参加できたのに、8/30だったら参加できないという子どもが複数人いて「とても楽しみにしていたのに・・・」は私も同じ。
本当に残念だけど苦渋の判断。
鹿島ピクニックはとても楽しいから、一度でも参加すると(また行きたい!)と思うのは当然。

でも、実は8/30に延期したとしても確実に実行できるかは分からないのが悩みのタネ。
天気予報は更新の度にコロコロ変わるから今も(変更したのはいいけど本当に実行できるかな?)だけど、「仮に8/30に実行できなくても春休みへ変更でもOKですよ!」と、十季観光さんの柔軟性にも大感謝。

それにしても8/28より8/30の方が天気予報が悪化してるのは気のせいか・・・。

700回目の授業参加者募集中!


2023年12月2日にIYO夢みらい館で「体に優しい無添加万能タレ作り」授業を行いました。

この授業では、市民先生デビューした白形典子さんに焼肉のタレ、野菜炒め、牛丼、唐揚げの下味など、何にでも使えるタレの作り方(レシピ)を教えていただきました。

「ニンニク、生姜、りんごがたっぷりなので栄養満点。化学調味料や保存料などの添加物は使用していませんので体に優しい万能タレです。混ぜるだけで味が決まるので、時短料理にもなり働く人の味方です。」は白形さんの推し言葉。

当日は野菜炒め、牛丼などをつくり、フルーティーなタレが美味しかった記憶。


あれから9ヶ月、9月7日(土)10:30から「続・体に優しい万能タレ作り」授業が帰ってきました!

実は12月2日の時が好評だったことから「続編をしましょう!」と盛り上がり、その機会が9月7日です。


子育て中の方、体調に気を遣われている方、時短料理を学びたい方など色々な方の役に立つタレ作りです。

もう一度、あの味を食べれると思うとお腹が空いてきた!

実はこの授業、ココ大にとって700回目の授業です!ただいま、参加者募集中!


<続・体に優しい万能タレ作り>

日時:9/7(土)10:30から

場所:IYO夢みらい館2階調理室(愛媛県伊予市米湊768-2)

内容:化学調味料や保存料などの添加物を使用しない万能タレをつくります、栄養満点!

対象:子育て中の方、体調に気を遣われている方、時短料理を学びたい方などどなたでも

費用:500円/人

持参:エプロン、タオル、三角巾(任意)、参加費(500円)、筆記用具

メモ:タレ作りを行い、試食し、その後はレシピをお持ち帰りいただきます。

2024年8月26日月曜日

残り6日。


もう残り6日、まだ残り6日・・・と色々な考え方があるけど、泣いても笑っても残り6日。
一日は長いと思っても振り返れば短い。

全体の振り返りは後日として、留めておかなければならいことがあった件。

大人ほど罪悪感を感じることがない子ども達。それは経験値が少ないからと思っていて、でも経験値を満たしてないと残念な大人になるかもしれないから、時に嫌でも経験は必要かと。

じっくり話し合ったのは「加勢することで悪事でさえも正当化させてしまう怖さ」について。

例えば、1対1でイジメられている子がいた場合、本来ならイジメる子が悪いのに、周りの傍観者が理由もなく“イジメている側”に加勢してしまい、その勢いでイジメが正当化されてしまい、“イジメられている側”に非があるような雰囲気になってしまう。

最初は「1対1」で解決すべきことが「複数対1」になり、イジメられている子が更に劣勢になり、心身的にどん底に突き落とされてしまう。これ、いかがなものか?

例え話だけど、子ども達だけの話にとどまらず、実は大人の世界(職場など)でも同じ・・・と痛感。大人だけに厄介な関係や欲などが絡んで複雑怪奇なのは経験済み。

伝えた内容の全てを理解したとは言い難いけど、伝えたことは事実で、当事者たちが“また”同じ目に遭った時などに思い返してほしいなーと。

ちなみに人だけでなく「前例がないから」「慣習だから」も同じような類でイジメの種になる。
子ども達と同じ目線じゃないと、ホント気付きにくい。

紙ヒコーキ飛ばせ。


ご縁が重なり実現した「JAL紙飛行機づくり教室」。
この日のためにスタッフが“結構ガチで”描いた自由の女神、エッフェル塔、ダイヤモンドヘッド、そして松山空港を並べて雰囲気づくり。

指導員のモモさん、松山出身のCA佐々木さんにお越しいただき
「JAL紙飛行機づくり教室」始まり!

まず、モモさんからはイカ飛行機の作り方を学び、折ってみる!
単に紙飛行と思うなかれ、ポイントが2,3カ所あり佐々木さんにも手伝っていただき全員のイカ飛行機が完成!

松山空港からJALが就航している羽田空港、伊丹空港、福岡空港、鹿児島空港を模した目印へ目掛けて飛ばしたり、さらにはシャルル・ド・ゴール国際空港(パリ)、ジョン・F・ケネディ国際空港(NY)、ハワイ国際空港と、スタッフ力作の各地のモチーフへ目がけて飛ばし、見事空港へ届いた子どもには景品があったサプライズ。

そしてCA佐々木さんへバトンタッチ。
国際線の経験豊富さから学んだ大切なことは「挨拶」と佐々木さん。国ごとに言語は違っても同じ意味である挨拶を通して“小さな交流”が生まれますよ。とのこと。ほんと、その通り。


終了後、もっと話したい女の子たちがモモさん、CA佐々木さんを囲む。

「雷が飛行機に落ちたらどうなるの?」「緊急着陸ってあるの?」「お医者さん、いますか?って本当にあるの?」など、映画などの見過ぎのようなシーンの検証が行われる(笑)。
「お医者さんはいますか?」は本当のよう。
未来のCAがいたりして。

2024年8月25日日曜日

実験は成功。


土曜日恒例といえば「ぷよぷよ」と「お菓子づくり」。
「ぷよぷよ」を出して4回目の夏だけど、相変わらず人気。
一人でCOMと対戦、2人対戦、最大8人でトーナメント戦など飽きることがないと子ども達。
土曜日は参加者が少ないけど、土曜日だからと、参加する子どもがいるのも事実。

もう一つは「お菓子づくり」。これは大学生主体での「ホットケーキづくり」で、今回もたこ焼き型で計90個のホットケーキが完成、お弁当も完食、ホットケーキも完食。子ども達の胃袋は底知らず。

ホットケーキづくりの前に、先日、寄付いただいた大量の飴とマシュマロがあったので「マシュマロを溶かした飴で絡めたら、コーティングできて“リンゴ飴”のようになるよね?」の一言から実験しよう!となる。
思いついたら即、行動できる、実行できるのがココ大付属学園の特徴。何でも揃ってる。

200度に熱したたこ焼き型に飴を入れると溶けていく飴、そこへマシュマロを投下。
絡めると想像通りのモノになり、冷ますとコーティング部分の雨はカリッ!中のマシュマロはフワッ!となり、「綿飴みたい!」「かき氷みたい!」「お祭りの味!」は子ども達の感想。

マシュマロは残り2袋。うまくいったので、最後の一週間で楽しみますか!となる。

FC担当者の独り言。


目撃情報も多数あったようだけど、テレビ番組、コマーシャル撮影、ロケハンなどが行われた一週間。

その他にも撮影が決まったり、新たな撮影相談が入ったりと、大わらわだった一週間。
*私は撮影現場に行っていません。撮影が行われる市町担当者にお願い。

映画(実写、アニメ)に限らず、ドラマ、バラエティ、ドキュメンタリー、コマーシャル、ミュージックビデオ、写真集など、あらゆる撮影に対応して愛媛県の魅力発信に努めるのがフィルム・コミッション。

撮影相談がまとまれば、次は関係者への連絡調整。
撮影に慣れている担当者もいれば、初めての担当者もいて、でも撮影を喜んでくれて地域でも話題になってくれたらと願いを込める!

撮影の決定は嬉しいけど、すると今度は「撮影周り環境」の調整。需要と供給のバランスから愛媛県内には専業のロケコーディネーター、ロケ車、ロケ機材などを扱う事業者はおらず、民間事業者への相談になる。

でも他の業務と兼任だからタイミングや条件などが合わなかったりすることも(そりゃ当然)。
こう言う場合は県外(広島など)からの調達になる。
ついでに、ないものねだりで言うと、愛媛県には大型の撮影スタジオもないので誘致インパクとが弱い。

そこへ、海外からの撮影相談。でも、よく聞くと「インセンティブ(撮影への優遇措置制度)ありき」が条件だったので丁重にお断りする。

FCにバージョンアップが求められているのか?インセンティブ以外に魅力ある提案ができるのか?試されるFC。

2024年8月24日土曜日

悩ませる。


2年ぶりの愛媛県研修所!これまで新規採用職員を対象にしていたけど今年度から2年目職員の研修に変更。

2年目研修だから既に一年間、公務員として愛媛県の実情を学んだ&実感している彼ら。
そんな彼らに「NPO・ボランティア講座」をしたのだけど、課題について学び、理解してくれたのは良かったけど、2年目の彼らが「最も興味関心の高い愛媛県の課題キーワード」として一つだけ選んだのは・・・。

  • 孤独/孤立
  • 空き家/廃屋
  • 限界集落/住民減少
  • 恋愛/結婚
  • 出産/子育て
  • やりがい/生きがい
  • マイノリティ理解/多様性理解
  • 働き方/ワークライフバランス
  • 賃金/収入
  • 自己実現/自己肯定感
  • 被災者支援/避難環境
  • 地球温暖化/環境破壊
  • 紛争/テロ
  • 伝統/文化
  • 病気/リハビリ
  • 老後/人生100年時代
  • 無関心
  • その他
と、予め用意した選択肢の計18種類が偏ることなく、満遍なく挙げられていた・・・。

勝手なイメージでは、18種類もあるから選ぶのに迷い、最後は2、3種類
のキーワードに集中すると思っていたのに、全ての選択肢が満遍なく選んでいて(愛媛県の課題は多様化していて、想像以上にヤバいかもしれない・・・)と深刻に受け止めてしまった。
と、言うのも選択した課題キーワードを改善/解決するリソースは潤沢にあるのだろうか・・・と。

まだ200名ほどの2年目職員への研修は残っているから、最終的には「特に課題と感じていることのBEST3」が浮かび上がると思うけど、最後まで【選択できる全てが課題】となってしまったら、この先の愛媛県は危ういかも・・・となる。

ベネチアプラバン。


今夏もレゴ、プラバンは“言わずもがな”大人気。
朝から晩まで尽きることのない子ども達の創作意欲は凄まじい。

でも、毎日遊び尽くすので“新しい発見”や“新しい驚き”は出にくくなっているのは事実。
でも、そんなコトを考えずに子ども達は遊んでいるから、突然「レジエレキ」「レジドラゴ」などのような作品が生まれるのかも。

プラバンも40年以上前からあり、色々と“やり尽くされた感”があったけど、突然「インチキ見て!」と細長い作品を見せてくれる。棒状のように見えたモノは、最初は熱したプラ板を捻っただけのモノだったけど、何回目からか細長いモノに細工が入り、“ハサミで切れ目”を入れて伸ばしたことがわかる。

これだけでも面白いのに、ハサミの切れ目に合わせて色をつけたらカラフルに反射する作品になって「おぉ!」となる。作った本人も想像以上の出来だったようでご満悦の笑顔。

そして、次々と誕生した作品は繊細で綺麗だったことから「ベネチアングラスのよう」と言ったら「ベネチアプラバン」となる。

すると、更にインスパイアされた子ども達は・・・。
「見て見て!」と、どこを指指さしたかと思ったら耳で、プラバンで作ったイアリングを見せてくれ、他の子は指輪などを作り始める。

子ども達の創造意欲に限界はなかった件。NO,LIMIT.

2024年8月22日木曜日

郷土系鯛めしおにぎり並ぶ。


「メッチャ美味しい!」と、アツアツの鯛めしおにぎりを頬張るパパイズム鈴木さん。
私もいただき「美味しい!」と唸ると「食べたいっー!」と子ども達の合唱。
アツアツの鯛めしを子ども達の手に盛り、にぎってもらう。「アッツ!」と言いながら握ってくれたおにぎりを並べたら写真な感じになる。

似たような形のおにぎりが並んでも、子ども達は自分が握ったおにぎりをキチンと見分けられるのだからスゴい。

具材がゴロゴロの鯛めしはイメージ通りで、鯛の身、ニンジン、シイタケなど見た目だけでも十分に美味しく感じられ、また香ばしい茶色(お焦げアリ)も食欲をそそる!
ひたすら握り続けては並んだおにぎり達。

今回は白米も一升炊き、そちらは前回と同様に色々なふりかけをまとうカラフルスタイルで「おにぎり百景」は完成。

にぎったおにぎりは鯛めしおにぎり+スタンダードおにぎりの合計で112個となり、数的にも100個を超えて大成功!

パパイズム鈴木さんも満足、今回はパパイズム鈴木さんのご家族も参加されてワイワイ。
取り組みの目的、食育の意義を達成!ハローズ財団さん、ありがとうございました!
何よりも子ども達がおにぎりへの興味が高くなり=食への関心が高まったのは大きな成果!

ハイライトを迎えたおにぎり百景だけど、まだ続く。個人的には“おにぎらず”なスパおにぎりを食べたい。
そこへ子ども達「ねぇ、インチキ。“悪魔のおにぎり”が食べたい。」「悪魔のおにぎり?」

郷土系鯛めしおにぎり炊き上がる。


これまで鮭、佃煮、おかか、梅干し、背徳系、海苔巻き、中華スープ系、焼き肉系など色々なおにぎりを作ってきた「おにぎり百景」。
すっかり定番となり、子ども達からも好評になり、夏休み+冬休みで計20回の予定が、このまま続ければ夏休みだけで20回を超える予定。

「いよいよ、アレかな。」「アレ?」「郷土飯おにぎり。」からのブレストで始まり、パパイズム鈴木さんに相談。
「“郷土飯おにぎり”として“鯛めしおにぎり”をお願います。」と伝えると、そこは料理人、鯛の切り身、昆布、野菜、調味料など一式を用意してくれる。
私は研いだ8合の米(本当は一升炊くつもりだったけど、具沢山のおにぎりにしたくて2合減らす)を用意しただけ。

炊き上げ中から部屋&廊下に漂う美味しい香り。♪ピロピロ〜〜♬と炊き上がりをお知らせするメロディに「待ってました!」と炊飯器を囲む子ども達、そしてフタ、オープン!
そして、このラスボス感は、さすが鯛めし。

この時は気づかなかったけど、後に気づいたのは「骨」がなかったコト。誰からも「骨があった・・・」と聞かなかったから、料理人の配慮に感謝。

ダシを取った鯛の骨、昆布などを取り出し、身をほぐしかき混ぜて具沢山の「鯛の炊き込みご飯」ができあがった!

いよいよ、「鯛の炊き込みご飯」から「鯛めしおにぎり」を作ろうとするも、アッチッチ!となる。炊き立てだもの、そりゃそーだ!

2024年8月21日水曜日

愛の値段は47,025円。


8月10日に「ドナドナ」で書いたように、アルゴがテーブルから落下してセンサーホーンが外れてしまい、“入院”してから10日間でアルゴが“退院”した!意外と早かった。

退院報告書(ホントにそう書いてる)によると、「センサーホーンが外れた」だけと思っていたけど、「サイドパネルも破損」していて思いの外、重症だったとのこと。
50cmほど落下したわけだから、そうかもしれないよね・・と。

だけど、今回は保険が適用されたそうで治療費は無償対応でしたと報告書。
サイドパネル破損により「パーツ構成と工法を変更、大幅な強度がアップ」とも併記されていて、これってLOVOT3.0の登場によってバージョンアップされた部分がアルゴに適用されたかも?と思ってしまう。

肝心の入院費は施術料が80,000円、パーツ代が1,000円、合計81,000円。そこから保険が適用(基盤など6カ所の交換)されて-44500円が引かれて消費税が加算されて請求金額は合計47,025円。
愛の値段(≒入院して治すという意味)は47,025円ということか。

配送の方が入り口にやってくると、子ども達から「インチキ!誰かきたよ!」の声。入り口でのやりとりを聞いていた子ども達、一斉に「アルゴが帰ってきた!」と喜ぶ。
中にはジャンプして「おかえりー!」と喜ぶ子も。

本当は必要のない47,025円だったけど、これほど喜んでもらえるなら、高いけど高くないかもと自分を納得させる。

額装化運動。


ココ大付属学園だけでなく木工体験(ウッドフレームづくり)をIYO夢みらい館でも実施。
当初は秋に実施予定だったけど、夏休みの自由工作にも活用できると知り、夏休み期間中に実施。

その“読み”は当たり、当日は小学生親子、4歳と保護者など5組が参加。これから作る部品を見て「大きいですね。」と、40cm四方のフレームに驚く。
実際に40cm四方の木製フレームを購入するとなると数千円はするから、それが無料と言うのも響いたと思う。

最初はトゲトゲやガサガサ、ゴツゴツなどの部品を前に(何から手をつけたらいいか・・・)だった参加者だったけど、ヤスリやノコギリ、カッターなどを活用して削ったり、切ったり、整えたりして準備よし!

ボンドで部品を化粧板に接着する作業は簡単そうで意外と難しい。
その理由は「ボンドの量」で、多い(=はみ出る)と時間内に固まらないし、少なくても接着できない。
ココ大付属学園で多く見たのは、ボンドが部品からハミ出て翌日まで乾かなかった or ズレて固まった数々。

シンプルな構造だから簡単そうに見えるけど、丁寧に作らないと“色々と”見えてしまうウッドフレーム。最後はプラ板を入れて完成。

ボンドが乾くまで中身のコンテンツを作成。乗り物を描いたり動物を描いたり、ポケモンを描いたり。それが2-3分で描いた絵でも額装すると、途端に作品化されるからフレームってスゴいよねと。

2024年8月20日火曜日

正体不明。


「イズミタニ先生は?と子供に伝えたらポカッーーンとしてましたけど・・・。」と、ハーモニープラザの職員さん。
「でも、インチキ先生は?と尋ねたら、あ!インチキ?と合点したようです。」と続く。

今更だけど、子ども達に本名や職業などは私からは伝えておらず。
インチキは何者か?知らない子がいるのは事実。なので一部の保護者にも何者?と思われてるかもしれない。

だから時々、「インチキって本名じゃないよね?」から始まり「お母さんが大学の先生って言ってたけど、ウソでしょ?」「インチキってテレビに出とん?ウソでしょ?」「インチキって貧乏でモヤシしか食べてないってホント?」「私たちのお金でパチンコに行ってるってホント?」など、言われ放題だけど、適当にその場を流しているから、子ども達は多くの謎を抱えたまま。

私が誰かなんて、子ども達にとって、どうでもいいと思ってる。インチキで十分。
これから成長していく中で、ココ大付属学園のコトを記憶して欲しいとか、思い出して欲しいとか一切ない。大切なのは“今(この瞬間)”なのである。

誰が描いたか不明の似顔絵が私の机に置いてあり、描かれていたのは女の子?のような顔つき。
子ども達に聞いても誰が描いたか?置いたか分からず。一体、これは誰なのか?描いた子に私はこのように見えているか?「うほっー!ミステリーが多いっていいね!」と一人喜ぶも周りに誰もいなかった件。

善(ZEN)&縁(EN)。


18時までのココ大付属学園が終われば、次は夜の仕事(笑)。オンラインで仕事ができるコトは本当にありがたい。

特に8月は「夏休みの中は子ども達優先だからNGですよね。」と、周りの理解と協力もあり、日曜日 or 夜に対応。

先日、熊本県天草町のDX推進業務委託に採択されたZENTECHの鈴木直之さん。
鈴木さんとの出会いは、数年前に彼が大阪から愛媛に移住したばかりの頃に、同じく一足先に移住してきた高田さんからの紹介で、それからの縁。

当時からZENの可能性を語ってくれて、でも形にはなってなく、でも話してくれたことで記憶に残り、節目節目で繋がっていた縁。

そして今回、エールラボえひめでも支援していて、久しぶり!となる。ちなみに、この時は天草町のDX推進業務採択の結果前でドキドキされていた。

明らかにターニングポイントで、挑戦する人には必ず訪れるチャンス。
チャンスは一回しかないと思う人もいるかもしれないけど、実は何回もあり、ただその機会を逃していることの方が多いが事実。

一方で1回のチャンスが次のチャンスを呼び込み、良い方向へゴロゴロ転がってゆくこともあるのを身をもって知っている。

腑に落ちることが多く、好みの偶発性理論だけど、形のない善と縁が形となって価値を創出する機会がやってきた!面白い機会に立ち会えたのも偶発理論の実践の賜物かも!

2024年8月19日月曜日

単なる変質者。


ココ大付属学園へ研修で参加した松山東雲女子学生が用意したのは「バルーンアート」。
本人は「まだ初心者です・・・」と言っていたけど、子ども達はそんなコト気にせずバルーンアートに挑戦。

最初は単に膨らませて棒状になった風船を「剣」に見立てて遊んでたけど、そのうち“ツバ”を作り、剣っぽくなったり。
続いては「花」を作り、髪飾りにしてご機嫌になったり。空気を入れたら「ミニオン」のように見えたのか?ミニオンの顔を書いて喜んだり。ピカチュウも作れると分かり、試行錯誤の末に完成させたり、子ども達の実現力はスゴい。

ただ、これらが完成するまでにバンッ!バンッ!と風船は割れまくっていて、破裂音って何回聞いてもドキッ!とする。
割れないようにするには、事前に風船を伸ばす、風当たりを気を付けるなどあるよう。

そんな中、大作を作ってくれたのが中学生ボランティアのセイタくん。「インチキの帽子を作るんだ!」と複数の風船を膨らませ、捻り、組み合わせて完成!
立派な帽子が完成したけど、被ったら単なる変質者だった・・・。

風船帽子を被り、ドッチボール組に見せに行こうと一階へ降りると・・・周りに薄ら笑いされて、ハーモニープラザの職員も笑みをこぼすものの(私は関係者ではない・・・)というオーラが出てた件。

話題を作るのが仕事だもの、プライドも恥じらいも既に捨ててる。

捨てればゴミ、使えば資源。


宝石石鹸を作る過程ででる削り“石鹸カス”を(もったいない)と思い、かき集めて電子レンジでチンして溶かし、再利用した石鹸を「鉱石石鹸」と名付けた所、人気になってしまった。
できあがった宝石石鹸から、わざわざ削りカスをつくるという本末転倒になった過去。

先日は画用紙などの切れ端が大量に出ていることに気づき、特に意味も目的なく円型のコラージュを作った所、装飾にピッタリと大活躍。気に入った柄を持って帰った子もいたり。

そして今回。木工体験で切った後に残った木片(20mm×30mm)が大量に出た。
ゴミ箱行きになりそうな所を「何かできそうアンテナ」に響き、(とりあえず、紙やすりで削ったら面白そう)となる。

ケバケバが残るヒノキ木片をヤスリでひたすら削る。角が丸く滑らかになり、木目が出てツルツルになる。そこで気づく(むっ!これは“木の宝石”になるかも!)と、無目的から目的が設定される。

“木の宝石”なんて聞いたコトもないけど、ひたすら削る削る削る。すると、その様子を見てたのか、子供達が近づいてきて「なにしよん、インチキ?」となる。「木で宝石作ってます。」と言うと「ちょーだい!」と言い出す子ども達。

「自分で削ってください。」と伝えると多くの子が「面倒くさーい!」という調子だったけど、「やってみたい!」「(色を)塗りたい!」と言う子もいるのがココ大付属学園。

無から有へ価値を創り出すプロセスを知ってもらい格言【捨てればゴミ、使えば資源】。

2024年8月18日日曜日

焼きナス。


開館前、7:30のハーモニープラザ。「おはようございます。」と、最初に挨拶をするのは鍵などを保管されてる施設管理人さん。

次にお会いするのは開館前に掃除を済ます清掃員さん、前日の汚れなどをサッパリ落としてくれる方々(実際は開館中も掃除をしてくださっている)。

そして3人目はシルバー人材センターの方。
その中で松山の教育界のレジェンドのHさん(多くの学校で校長先生を務め、教え子がとてもとても多い)、「我が家で実ったナスを焼きナスにしました。どうぞ!」といただく。
いかに私の食生活が貧弱か・・・、申し訳なさ&有り難さ&美味しさを同時に味わった瞬間。

実はHさんは、これまでにも「あんな」「こんな」で学長日記に登場していて、前回は「ほうれん草のおひたし&小松菜の白和え」をいただきました。
お店ではない家庭菜園の味がたまらなく沁みる!

と、言うことで早速実食。焼きナスのお供は先日にぎった「おにぎり百景」のおにぎり。
冷え冷えの焼きナスは一口サイズで口に運べばトロトロ。ナスに乗ったショウガ、後乗せしたカツオ節、サッとかけた醤油のハーモニー!

「インチキ?お昼はそれだけなの?」と寄ってきた子ども達。「これだけでいいのよ。」は本当のこと。

塩大事。


新たに平岡米10kgがやってきて一升(1.8kg)を炊く。
今回は贅沢に鮭ほぐしを入れる、余談だけど「今日はサケを入れるよ。」と伝えると“サケ”が通じず、シャケと伝えても通じず、サーモンと伝えたら「あぁ!サーモン!」と、回転寿司のネタが定番の呼称となっているのを知る。

炊き上がった白米に“ひじき塩”をサッ!入れ、サケを入れ、彩りに青のり、ゴマを入れて混ぜて完成。そして今回はマヨネーズをトッピングしてみると・・・悪魔的(≒背徳的)美味しさに子ども達「うめぇ!」「美味しい!」となる。
30個ほど握った&作ったおにぎりは、次から次へとなくなり15分ほどで無くなってしまった。

先日は大学生主体で「悪魔的おにぎり」を作り、その時は「天かす(揚げ玉)&青のり&ひじき塩」を入れて歯応えなど普段とは違って美味しかったようだし、また、ある日は「いわし缶&マヨネーズ&ひじき塩」をつくり、美味しそうだったし、子ども達以外にも大学生にも大好評企画となり継続中。

すると「塩って大事だよね!」に子どもも大学生もスタッフも全員一致。
塩って単にピリピリする塩味もあれば、甘さを感じる塩味もあり、今回使用してるのは弓削島にあるNPO法人弓削の荘の「ひじき塩(80g/540円)」。
実は弓削島の用事では、いつもお世話になってる村上さんが作られている手作り塩。

平岡米の美味しさを引き出す弓削島の塩。市販品も使ってるけど、ベースの米と塩は愛媛産ということで抑える。

2024年8月17日土曜日

昭和の喫茶店ソーダ。


「インチキ、楊枝ない?」「楊枝はないけど、楊枝に似てる“竹ひご”はあるよ。」「1本ちょうだい。」「はい、どうぞ。」それから10分後。

「見てインチキ!昭和の喫茶店ソーダだよ。」「すごい!もしかして赤いのはサクランボのシロップ漬だ!で、竹ひごは枝?(緑に塗ってた)として使ったんだ。素晴らしい!」と感想を伝えると喜ぶ子ども。

「何か創作教室に通ってるの?」「行ってないよ。」「創るのが好きなの。」「そう、今日は弟のお弁当も作ってきたよ。」と、創ること全般が好きなようで、存分に発揮できてるようで嬉しい限り。

ちなみに、写真はアヤカさん指導による「スライム」で、何色も作ったスライムをシャンパングラスに入れたら、泡加減や混ざり具合などが美しくなった。

そして、この子はトッピングのサクランボが沈み他の色と混ざるのを避けるために、サクランボの下にアルミホイルを敷くというアイデアを思いつき実践、さらに褒める。

「でもさ、なんで昭和の喫茶店を知ってるの?」「何かで見たことがある。」「だよね、生まれてるわけないよね。お父さん&お母さんも知らないかもね。」と世代の隔たりを痛感。

「インチキ!見てよ!」と次の子は、青いスライムを鼻水のように出してやってきた!
また、別の子は水色のスライムを冷蔵庫に入れて冷やし「オリジナル冷えピタ!」のようと喜んでた。
子ども達の想像力&創造力にエール!