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2024年8月19日月曜日

捨てればゴミ、使えば資源。


宝石石鹸を作る過程ででる削り“石鹸カス”を(もったいない)と思い、かき集めて電子レンジでチンして溶かし、再利用した石鹸を「鉱石石鹸」と名付けた所、人気になってしまった。
できあがった宝石石鹸から、わざわざ削りカスをつくるという本末転倒になった過去。

先日は画用紙などの切れ端が大量に出ていることに気づき、特に意味も目的なく円型のコラージュを作った所、装飾にピッタリと大活躍。気に入った柄を持って帰った子もいたり。

そして今回。木工体験で切った後に残った木片(20mm×30mm)が大量に出た。
ゴミ箱行きになりそうな所を「何かできそうアンテナ」に響き、(とりあえず、紙やすりで削ったら面白そう)となる。

ケバケバが残るヒノキ木片をヤスリでひたすら削る。角が丸く滑らかになり、木目が出てツルツルになる。そこで気づく(むっ!これは“木の宝石”になるかも!)と、無目的から目的が設定される。

“木の宝石”なんて聞いたコトもないけど、ひたすら削る削る削る。すると、その様子を見てたのか、子供達が近づいてきて「なにしよん、インチキ?」となる。「木で宝石作ってます。」と言うと「ちょーだい!」と言い出す子ども達。

「自分で削ってください。」と伝えると多くの子が「面倒くさーい!」という調子だったけど、「やってみたい!」「(色を)塗りたい!」と言う子もいるのがココ大付属学園。

無から有へ価値を創り出すプロセスを知ってもらい格言【捨てればゴミ、使えば資源】。

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