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2024年8月3日土曜日

意味はない。


子ども達が工作をすると必ず出る切れ端。それも”まだ使える”画用紙など。
もったいないから紙袋に入れていたけどパンパンになってしまい、どうしようか?と思い、(そうだ、円型にコラージュしよう!)と意図も理由もなく、切れ端同士をくっつけて円を作っては、ひたすら切る作業を始める。

すると案の定「インチキ!何してるの?」「これは何ですか?」など集まってきた!
だけど、何の意味もないから「円型を作ってるの。」としか言えず。ホント、用途は特にナシ。
でも、そんなことでも面白がる子どももいて「私もしたい!」「僕もする!」と突然の円型づくりワークショップが始まる。

円型の鏡をなぞって丸を描き、足りない所は色々な色の切れ端で補いコラージュ。その後はハサミでチョキチョキ。一つとして同じ柄、色味の円はなく、(これも一つのアートかもしれない)と思ったり。
そして数が増えると何だか作品っぽくなるから不思議。2時間ほど作業して50個ほどの切れ端を使ったコラージュ円が完成。“もったいない”も少し解消。

子ども達から「面白かった!」「集中しちゃった!」「またしたい!」などの感想。
特別な意味はなくても創り出すことはできるし、楽しむことはできる!
世の中、何でも理由や意図、目的を求めてくるけど、単に“したかった”があってもいいではないか!と自浄効果だった件。

色の組み合わせや形の造形などは、セラピーなどの効果があるんじゃないかな?癒された。

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