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2024年8月20日火曜日

正体不明。


「イズミタニ先生は?と子供に伝えたらポカッーーンとしてましたけど・・・。」と、ハーモニープラザの職員さん。
「でも、インチキ先生は?と尋ねたら、あ!インチキ?と合点したようです。」と続く。

今更だけど、子ども達に本名や職業などは私からは伝えておらず。
インチキは何者か?知らない子がいるのは事実。なので一部の保護者にも何者?と思われてるかもしれない。

だから時々、「インチキって本名じゃないよね?」から始まり「お母さんが大学の先生って言ってたけど、ウソでしょ?」「インチキってテレビに出とん?ウソでしょ?」「インチキって貧乏でモヤシしか食べてないってホント?」「私たちのお金でパチンコに行ってるってホント?」など、言われ放題だけど、適当にその場を流しているから、子ども達は多くの謎を抱えたまま。

私が誰かなんて、子ども達にとって、どうでもいいと思ってる。インチキで十分。
これから成長していく中で、ココ大付属学園のコトを記憶して欲しいとか、思い出して欲しいとか一切ない。大切なのは“今(この瞬間)”なのである。

誰が描いたか不明の似顔絵が私の机に置いてあり、描かれていたのは女の子?のような顔つき。
子ども達に聞いても誰が描いたか?置いたか分からず。一体、これは誰なのか?描いた子に私はこのように見えているか?「うほっー!ミステリーが多いっていいね!」と一人喜ぶも周りに誰もいなかった件。

善(ZEN)&縁(EN)。


18時までのココ大付属学園が終われば、次は夜の仕事(笑)。オンラインで仕事ができるコトは本当にありがたい。

特に8月は「夏休みの中は子ども達優先だからNGですよね。」と、周りの理解と協力もあり、日曜日 or 夜に対応。

先日、熊本県天草町のDX推進業務委託に採択されたZENTECHの鈴木直之さん。
鈴木さんとの出会いは、数年前に彼が大阪から愛媛に移住したばかりの頃に、同じく一足先に移住してきた高田さんからの紹介で、それからの縁。

当時からZENの可能性を語ってくれて、でも形にはなってなく、でも話してくれたことで記憶に残り、節目節目で繋がっていた縁。

そして今回、エールラボえひめでも支援していて、久しぶり!となる。ちなみに、この時は天草町のDX推進業務採択の結果前でドキドキされていた。

明らかにターニングポイントで、挑戦する人には必ず訪れるチャンス。
チャンスは一回しかないと思う人もいるかもしれないけど、実は何回もあり、ただその機会を逃していることの方が多いが事実。

一方で1回のチャンスが次のチャンスを呼び込み、良い方向へゴロゴロ転がってゆくこともあるのを身をもって知っている。

腑に落ちることが多く、好みの偶発性理論だけど、形のない善と縁が形となって価値を創出する機会がやってきた!面白い機会に立ち会えたのも偶発理論の実践の賜物かも!

2024年8月19日月曜日

単なる変質者。


ココ大付属学園へ研修で参加した松山東雲女子学生が用意したのは「バルーンアート」。
本人は「まだ初心者です・・・」と言っていたけど、子ども達はそんなコト気にせずバルーンアートに挑戦。

最初は単に膨らませて棒状になった風船を「剣」に見立てて遊んでたけど、そのうち“ツバ”を作り、剣っぽくなったり。
続いては「花」を作り、髪飾りにしてご機嫌になったり。空気を入れたら「ミニオン」のように見えたのか?ミニオンの顔を書いて喜んだり。ピカチュウも作れると分かり、試行錯誤の末に完成させたり、子ども達の実現力はスゴい。

ただ、これらが完成するまでにバンッ!バンッ!と風船は割れまくっていて、破裂音って何回聞いてもドキッ!とする。
割れないようにするには、事前に風船を伸ばす、風当たりを気を付けるなどあるよう。

そんな中、大作を作ってくれたのが中学生ボランティアのセイタくん。「インチキの帽子を作るんだ!」と複数の風船を膨らませ、捻り、組み合わせて完成!
立派な帽子が完成したけど、被ったら単なる変質者だった・・・。

風船帽子を被り、ドッチボール組に見せに行こうと一階へ降りると・・・周りに薄ら笑いされて、ハーモニープラザの職員も笑みをこぼすものの(私は関係者ではない・・・)というオーラが出てた件。

話題を作るのが仕事だもの、プライドも恥じらいも既に捨ててる。

捨てればゴミ、使えば資源。


宝石石鹸を作る過程ででる削り“石鹸カス”を(もったいない)と思い、かき集めて電子レンジでチンして溶かし、再利用した石鹸を「鉱石石鹸」と名付けた所、人気になってしまった。
できあがった宝石石鹸から、わざわざ削りカスをつくるという本末転倒になった過去。

先日は画用紙などの切れ端が大量に出ていることに気づき、特に意味も目的なく円型のコラージュを作った所、装飾にピッタリと大活躍。気に入った柄を持って帰った子もいたり。

そして今回。木工体験で切った後に残った木片(20mm×30mm)が大量に出た。
ゴミ箱行きになりそうな所を「何かできそうアンテナ」に響き、(とりあえず、紙やすりで削ったら面白そう)となる。

ケバケバが残るヒノキ木片をヤスリでひたすら削る。角が丸く滑らかになり、木目が出てツルツルになる。そこで気づく(むっ!これは“木の宝石”になるかも!)と、無目的から目的が設定される。

“木の宝石”なんて聞いたコトもないけど、ひたすら削る削る削る。すると、その様子を見てたのか、子供達が近づいてきて「なにしよん、インチキ?」となる。「木で宝石作ってます。」と言うと「ちょーだい!」と言い出す子ども達。

「自分で削ってください。」と伝えると多くの子が「面倒くさーい!」という調子だったけど、「やってみたい!」「(色を)塗りたい!」と言う子もいるのがココ大付属学園。

無から有へ価値を創り出すプロセスを知ってもらい格言【捨てればゴミ、使えば資源】。

2024年8月18日日曜日

焼きナス。


開館前、7:30のハーモニープラザ。「おはようございます。」と、最初に挨拶をするのは鍵などを保管されてる施設管理人さん。

次にお会いするのは開館前に掃除を済ます清掃員さん、前日の汚れなどをサッパリ落としてくれる方々(実際は開館中も掃除をしてくださっている)。

そして3人目はシルバー人材センターの方。
その中で松山の教育界のレジェンドのHさん(多くの学校で校長先生を務め、教え子がとてもとても多い)、「我が家で実ったナスを焼きナスにしました。どうぞ!」といただく。
いかに私の食生活が貧弱か・・・、申し訳なさ&有り難さ&美味しさを同時に味わった瞬間。

実はHさんは、これまでにも「あんな」「こんな」で学長日記に登場していて、前回は「ほうれん草のおひたし&小松菜の白和え」をいただきました。
お店ではない家庭菜園の味がたまらなく沁みる!

と、言うことで早速実食。焼きナスのお供は先日にぎった「おにぎり百景」のおにぎり。
冷え冷えの焼きナスは一口サイズで口に運べばトロトロ。ナスに乗ったショウガ、後乗せしたカツオ節、サッとかけた醤油のハーモニー!

「インチキ?お昼はそれだけなの?」と寄ってきた子ども達。「これだけでいいのよ。」は本当のこと。

塩大事。


新たに平岡米10kgがやってきて一升(1.8kg)を炊く。
今回は贅沢に鮭ほぐしを入れる、余談だけど「今日はサケを入れるよ。」と伝えると“サケ”が通じず、シャケと伝えても通じず、サーモンと伝えたら「あぁ!サーモン!」と、回転寿司のネタが定番の呼称となっているのを知る。

炊き上がった白米に“ひじき塩”をサッ!入れ、サケを入れ、彩りに青のり、ゴマを入れて混ぜて完成。そして今回はマヨネーズをトッピングしてみると・・・悪魔的(≒背徳的)美味しさに子ども達「うめぇ!」「美味しい!」となる。
30個ほど握った&作ったおにぎりは、次から次へとなくなり15分ほどで無くなってしまった。

先日は大学生主体で「悪魔的おにぎり」を作り、その時は「天かす(揚げ玉)&青のり&ひじき塩」を入れて歯応えなど普段とは違って美味しかったようだし、また、ある日は「いわし缶&マヨネーズ&ひじき塩」をつくり、美味しそうだったし、子ども達以外にも大学生にも大好評企画となり継続中。

すると「塩って大事だよね!」に子どもも大学生もスタッフも全員一致。
塩って単にピリピリする塩味もあれば、甘さを感じる塩味もあり、今回使用してるのは弓削島にあるNPO法人弓削の荘の「ひじき塩(80g/540円)」。
実は弓削島の用事では、いつもお世話になってる村上さんが作られている手作り塩。

平岡米の美味しさを引き出す弓削島の塩。市販品も使ってるけど、ベースの米と塩は愛媛産ということで抑える。

2024年8月17日土曜日

昭和の喫茶店ソーダ。


「インチキ、楊枝ない?」「楊枝はないけど、楊枝に似てる“竹ひご”はあるよ。」「1本ちょうだい。」「はい、どうぞ。」それから10分後。

「見てインチキ!昭和の喫茶店ソーダだよ。」「すごい!もしかして赤いのはサクランボのシロップ漬だ!で、竹ひごは枝?(緑に塗ってた)として使ったんだ。素晴らしい!」と感想を伝えると喜ぶ子ども。

「何か創作教室に通ってるの?」「行ってないよ。」「創るのが好きなの。」「そう、今日は弟のお弁当も作ってきたよ。」と、創ること全般が好きなようで、存分に発揮できてるようで嬉しい限り。

ちなみに、写真はアヤカさん指導による「スライム」で、何色も作ったスライムをシャンパングラスに入れたら、泡加減や混ざり具合などが美しくなった。

そして、この子はトッピングのサクランボが沈み他の色と混ざるのを避けるために、サクランボの下にアルミホイルを敷くというアイデアを思いつき実践、さらに褒める。

「でもさ、なんで昭和の喫茶店を知ってるの?」「何かで見たことがある。」「だよね、生まれてるわけないよね。お父さん&お母さんも知らないかもね。」と世代の隔たりを痛感。

「インチキ!見てよ!」と次の子は、青いスライムを鼻水のように出してやってきた!
また、別の子は水色のスライムを冷蔵庫に入れて冷やし「オリジナル冷えピタ!」のようと喜んでた。
子ども達の想像力&創造力にエール!

自分たちの居場所。


松山大学からのインターン生、コハルさんが一区切り。子どもが大好きというコハルさん、子ども達に寄り添ってくれました。

写真はある日の様子で、問題の解き方が分からないという子に丁寧に教えてる様子。
コハルさん、大人気で一区切りと知った別の子は、日中は欠席していたのに、わざわざ駆けつけたほど。人徳がある人はいい。

この日は2022年にココ大付属学園インターンとしてくれたOGのモユさん、サイカさんもボランティア参加してくれてワイワイ。

彼女達は社会人になっても参加してくれていて、「その後は調子どう?」と、新社会人の日々について、余計なお節介をするのが役目(と勝手)に思ってる。
「気分転換、息抜きです。」と、言ってくれる彼女達に感謝なのは私たち。

するとそこへ参加者のOG(中一生)が遊びにやってきてワイワイ。わざわざ訪れてくれるって嬉しいし、自分たちの居場所と思ってくれてるなんてジ〜ンとくる。

その他に中学生ボランティアのセイタくんも春休みに引き続き今夏も参加中。
低学年の相手をしてくれるし大学生とペアを組んでも遜色ないし、ありがたい存在。

最後、就職が決まった松山東雲女子大学のインターンOGから連絡。「一日だけでもボランティア参加したい。」とのことでウェルカム!

自分たちの居場所と思ってくれるって本当に嬉しい。

2024年8月16日金曜日

面河定食。


愛媛県に移住して23年、渓泉亭での食事は初めてだった件。
「せっかくだったら、オススメを注文しよう!」と、訪れる先では店のイチオシを食べるようにしていて、「面河定食(1,700円)」の一択。

1,700円の内訳は「季節のご飯(250円)」「郷土料理だんご汁(650円)」「あまご料理(500円)」「面河特産さしみこんにゃく with 山椒味噌和え(200円)」「面河山菜佃煮(200円)」という構成。
でも、この5品を足すと1,800円。単品注文ではなく面河定食になると100円値引きされる仕組みだった。商売上手!

「季節のご飯」はとうもろこしご飯。「あまご」は甘露煮(塩焼きも選択可能)で注文、甘露煮で注文した理由は“頭から尻尾まで全て食べられる”から。

以前、面河村での地域づくりに5年間従事した時、地元住民から食べさせてもらってから覚えた味、あの時の皆さんは元気かな?それにしても、ご飯がすすむ味!

「だんご汁」は甘い味噌汁でお餅、揚げなどが良いアクセント。
「さしみこんにゃく」は白身魚の刺身のようだけど味はなく、だけど山椒味噌が美味で箸休めにGOOD!

渓泉亭にも外国人はおらず日本人だけ。飲み物(お茶、水)、食後の片付けはセルフだけど、そんなコトも外国人には楽しいかも。

ちなみに隣テーブルで一眼カメラなどを携えていたオジさんグループは全員「コーヒーフロート」を頼んでた。

面河渓谷ロケハン。


清涼飲料水、水などのコマーシャル撮影を提案し続けている面河渓谷。
未だ撮影が実ったことがない(涙)。

「マンハント(2018)」で巨匠ジョン・ウーがやってくるかも!
と、面河渓谷の激流や四国カルストでのセットなどをロケハンした過去。
結局、条件が合わず撮影は実現しなかったけど、世界に通じる自然が愛媛にはある!と分かる。

ロケハンを続けていると「ココ(面河渓谷)は外国人に人気になるのも時間の問題だね。」と長男くん。その理由は「川の水量と色がとても美しい」から。
川面の色は光の反射角度などで常にユラユラと変化して、その様がキラキラと美しい!

「素材は秀逸だから、あとは活かすだけ!」は長年言い続けているけど、なかなか実現しないのは、各ステイクホルダーの優先順位が違うから。

地域にあっては誘客よりも優先順位が高い、または緊急性が高いコトも多く、撮影を自ら仕掛けると手間も費用もかかるので、「撮影の声がかかるのを待つ」が一般的。

でも「撮影の声がかかるのを待つ」は月日の流れに任せることと同じなので、20年以上が経過。
とは言え、20年以上を経ても自然の美しさは全く変わらない・・・と言うのもスゴいけど。

面河渓谷には海外の人はおらず日本人だけ。
撮影で有名になるのが先か?SNSによるバスりで有名になるのが先か?それとも、このまま推しスポットとして静観がいいのか?

愛媛のロケハンでいつも思うコト。

2024年8月15日木曜日

やる気スイッチ。


出席確認は毎朝10時。一人ずつ確認して、その後は「今日の予定をお伝えします。」と、毎日伝えているけど「今日は〇〇があります。」とプログラムなどがある旨を伝えると「えっーーー!」と“言葉だけ”は嫌がる子ども達(何だかんだで参加して喜ぶから可愛らしい)。

「今日は・・・何もありませーん!」と言う日は「ヤッターーー!」と両手をあげて大喜び子ども達(全員参加のプログラムは一週間に一度程度なので、ほぼ毎日、自由に過ごしてるんですけどね)。

「では、解散ーー!」と告げると「ドッヂボールの予約」「パソコンの予約」「本やオモチャを借りに」「静か部屋でお喋り」「自席で宿題やドリル、読書」「工作/創作」「レゴ」「ジェンガ/ドミノ」など、思い思いに散らばる子ども達。

そして部屋の一角では「カードバトル」の熱戦。
「(カードなどが)無くなっても知らないからね。」を条件に日々、熱いバトルが展開中だけど、くつろぎすぎでしょ!自宅のリビングルームのようにリラックスな子ども達。居心地が良いようで嬉しいです・・・。撮られていることすら気づいてない。
ちなみに奥ではレゴ遊びに夢中。

一日の過ごし方は自分で決めるのがココ大付属学園。
こんな風に過ごしていても【やらなきゃいけないスイッチ】が入る時があり「あっ!オレ、勉強しなきゃ!」と離脱したり、【30分真剣スイッチ】が入り、「30分だけ頑張るわ!」と去る子ども達。

全ては自分次第というコトを自分ごと化して考えるには、これが良いと思って今日も始まる。

松山市立揚物市立からあげ小学校塩味3組


「インチキ!答を教えてーーー!」
「えっー!?イヤだよ。」
「教えてよー!」
「えっと、じゃあ三文字かな。」
「ヒントは?ヒント!最初の文字はナニ?」
「うーん、じゃあ“ヒ”です。」
「最初が“ヒ”なの?“ヒ”“ヒ”・・・うーん、何だろう?最後の文字はナニ?教えてー!」
「えっー、じゃあ大ヒントだよ、最後は“ツ”だよ。
「“ツ”?うーん。“ヒ○ツ”って何だろう?“ヒ○ツ”、ヒツジ?ヒロシ?」大笑いの私。
「もう分からん!教えて!」
「じゃあ、答を教えます。答は(余計なドラムロールを口ずさんで)“ヒ・ミ・ツ”です!
「ヒミツ!?ふざけんなよーーー!インチキ!サイアク!」

「〇〇〇さんは何小学校に通ってるの?」
「〇〇〇小学校だよ。」
「へー、〇〇〇小学校なんだ。」
「インチキは?」
「からあげ小学校」
「ナニソレ?そんな小学校ないでしょ?」
「松山市立揚物市立からあげ小学校塩味3組だったよ。」
「ウソッーー!」
と、走って離れていき「インチキってからあげ小学校なんだって!」と言いふらす子。
「インチキ、もう少し大人になりなよ。」と高学年に諭される。
「すみません。」

「それはキンク(禁句)でしょ?」
「なに?キンク(金曜9時)のコト」
「そう、キンク。言っちゃダメなんだよ。」
「えっ!キンク(金曜9時)ってヤバいの?」
「そう、ヤバいの。」
“禁句”と“金9”の違いで進む、噛み合わない会話は続く。

2024年8月14日水曜日

魅力の発信について。


先日は伊方町主催の「佐田岬ワンダービューコンペティション」が終わり、今は異なるコンペティションの審査中。

互いに全く異なるコンペだけど、共通しているのは【映像】という手段【地域の魅力をどう発信するか?】というテーマ。

これまでも色々な映像コンペで審査してきて、【祭(文化)】【人(生き様)】【特産(伝統)】が地域の三大魅力資源だったけど、時代の変化なのか【起業/創業】【移住/働き方】【スポーツ/芸術】【産業/新発想】【食/観光】など多彩になったなぁと実感。

でも、実は“これまで”にも、このような取り組みは存在していて、単にクローズアップ、焦点が当たってなかっただけで、やはり映像化されると途端に訴求力と言うか物語になるのは素材の底力。

とは言え、全ての地域素材が訴求力&魅力ある映像化/物語化されるか?と言うと(残念ながら)別で、そこは技術力や演出力など作り手の手腕で差が出てしまう。

安易な演出でチープに見えてしまったり、伝えるべきコトが他に喰われてしまったり、メリハリがなくて印象に残らなかったり、中途半端な掘り下げに置いてけぼりを感じたり・・・構成の勉強になる。

だから、上記の“逆”をしている作品は見応えがあり、感動すら覚えたり。
審査委員冥利に尽きる、とはこのコトで声をかけていただき大感謝。
あえて言えば、愛媛/四国発の魅力発信作品が少ない点。
魅力が豊富なコトを知ってるだけに残念。

ドライカレーはスゴかった!

モリモリ盛りで一つ一つの具材が大きかった多かった。

お疲れさん!で、フレンズの店「ニューポカラ」へ行こう!となる。
「あんな」「こんな」「そんな」などで学長日記にも何回も登場してるネパールカレーの店。今回も手を振って迎えてくれる。長男くんは初めてのニューポカラ。

20分ほどの調理時間が必要と書かれていたのは「ドライカレー」で、野菜をたくさん食べたいという長男くん、ドライカレーのモリモリ写真を見て【チキンドライカレー+サラダ+ライス(1,600円)】を注文。

私は【マトン+シーフードのニューポカラセット+サラダ+ナン+マンゴーラッシー(1,400円)】を注文。

20分ほど待つ間、ニンニクなどの香ばしい香りが立ち込め、腹ペコ度MAXによるベロメーター感度30%上昇!そして、やってきたチキンドライカレー。
メニューと嘘偽りのないボリューム、モリモリ盛られた大きな具材に「写真撮らせて!」。

「一体、何種類の具材が入ってるの?」となり調べると、オクラ、タマネギ、ハクサイ、ニンジン、カボチャ、ナス、スナップエンドウ、ピーマン、ニンニク、ショウガ+チキンと目視だけでも11品目を確認。それも一つ一つがデカい!

ニンジンやカボチャはホクホク、ナスやオクラはトロトロ。「これは家で作れないわ・・・。」と、自分が頼んだニューポカラセットの美味しさを脇に感服。

「ドライカレーに感激しちゃった!」と長男くんが頼んだ味なのにPRしたくて残す。

2024年8月13日火曜日

既に大成功。


「おにぎり百景」も後半戦に突入。平岡米も新たに10kg寄付していただく。
その際「PRしたいので資料を是非!お願いします!」とお願いしたら「食べてくれてありがとう!」というメッセージだった件。
こちらこそ、ありがとうございます。なのに(涙)。

みなさんに食べてもらっているのは「農家が、自宅で普段食べているお米」です。
うちのお米を一番おいしく食べられる状態でお届けしています。
松山市星岡町 平岡剛・真由美

7/22日以降、大学生&子ども達がおにぎりを握り続けていて、計画では夏と冬で20回の予定が既に10回以上、この調子なら夏だけで20回に達しそうな勢い。

それもこれも平岡米が美味しくて、自分たちで握る片っ端から「これは私が食べる分!」「もう一個ほしい!」など、おにぎりを持っていくから。
ちなみに一回平均8合を炊いてる計算、個数で言うと20個/回ほど。だから、のべ200個以上のおにぎりが誕生していて、この企画は(まだ途中だけど)既に大成功!

「今日もおにぎり作るんでしょ?」は、子ども達。
塩おにぎり、ふりかけおにぎり、おかかおにぎり、佃煮おにぎり、サケおにぎり、悪魔のおにぎり、スープの素おにぎり、サバおにぎり、梅干しおにぎり・・・と作り続けて新作ネタが少なくなってきた。

うーむ、遂に愛媛の郷土料理でラスボス感いっぱいの【鯛めしおにぎり】の出番か!?

後半戦スタート!


ココ大付属学園は今日から後半戦がスタート!残り17日。
研修/インターンシップの受入れは、松山東雲女子大学生から松山大学生&聖カタリナ大学生に交代。インターンOGも加わる予定で、彼女達の関わりには感謝しかない。

前半戦最後のハイライトは、やっぱりレゴ。
「インチキ、これ壊さんとってお願い!」と、いつになく真剣な顔の子ども達。聞けば「レゴでポケモン」を作ったとのことで見せてくれる。
とても素敵だったので「OK!残しましょう!」と、通常ルールでは土曜日に全てバラバラにしてリセットするけど作品なので特例発令。

ちなみに黄色のは「レジエレキ」、赤黒色は「レジドラゴ」というポケモン。
特にレジエレキの電気(形ないもの)を表現していてGOOD!

ノコギリで指を切ったり、転んだり、ぶつけたり、擦りむいたり、出会い頭に衝突したり、ケンカも起きて、毎日がハプニングだらけ(アルゴの落下事故もあった。)の前半だったけど、子ども達は“保護者の前”とは違う表情や振る舞いを見せてる。

さて後半戦。「おにぎり百景」「JAL紙ヒコーキ教室」のほかにプラバンアクセサリー、スライムづくり、レジン創作などが控えていて、子供も大人も皆んなが心待ちにしている「鹿島ピクニック」がハイライト&クライマックス。

問題は、我々の体力&気力が8/31まで維持できるか?という話。

2024年8月12日月曜日

帰りまで楽しかった旅。


長男くんとの日帰り弾丸旅第二弾振り返り。第一弾は札幌日帰り弾丸旅。
今回は7時過ぎの電車に乗り松山観光港へ(片道660円)。8時過ぎのフェリーで広島港へ出発。
普段の出張では“時間を買う”感覚でスーパージェットを利用するから約70分/片道(8,000円=1分あたり114.28円)の利用。

だけど今回はフェリー利用なので約2時間40分/片道(5,000円=1分あたり31.25円)。
フェリーの印象は可もなく不可もなくと言う感じで、何も知らず期待もせず乗船口で待っていると・・・。

青色と金色っぽく見えるカラーリングが映えるフェリーが入港してきて(えっ!これが広島行きのフェリー?ドックに入っていて代替船!?)とまで一瞬考えてしまう。
でも、このフェリー(シーパセオ2)が広島港へ行くとのこと。

席はゆったり、窓も大きく、カフェのような席もあり、老若男女くつろげる雰囲気で、これまでのフェリーの印象が崩れる。コンセントもありPC作業もできて2時間40分でも長く感じない快適さに一人テンションがあがってしまう。長男くんはデッキにあがりスケッチをしたそう。

写真は帰りも同じ船で、デッキにあがり心地よい海風にあたりながらロケハン。
素人写真だけど、ポスターに使えそうな絵に一人ご満悦。遠くに見えるのは島々。

旅の帰りって疲れていたり、楽しさが終わり一抹の寂しさが多いけど、帰り道も楽しかった旅は久しぶり。
出発から14時間後、21時にアパートに戻る。

滞在は5時間。


広島滞在は5時間。広島港から宮島港まで30分、宮島滞在が90分、宮島港から平和公園まで40分、これに待ち時間などが加算されて残りの滞在時間は2時間ほど。

平和公園に到着すると原爆ドームには大勢の外国人が訪れていて、広島へ原爆が投下された日が近かったからか、数種類の言語で紹介された資料を皆さんが手に取ってた。
そして、その隣にある学徒動員で犠牲になった若者たちの慰霊碑にも大勢が訪れてた。

写真の原爆ドームの上空で原子爆弾が炸裂したと思うと、今も各地で戦争している人たちに「ココに来い!」と言いたかったのは事実。

残り2時間、「次は何しようか?」となり、長男くんから「近くに画材屋がある」と分かり、訪れよう!となる。
現在、長男くんは油彩画で風景描きを好んでいて、その専用画材が必要とのこと。

画材が所狭しと並ぶ店内の3階にお目当ての画材(油彩画には欠かせない発揮性のあるオイル等)があったようで喜ぶ長男くん。ミッション終了!
個人的に文具&画材屋特有の“あの香り”が好き。

残り1時間、「休憩しよう。」と抹茶専門店でスイーツを食べて30分経過、残り30分。
お土産を探しに行こうと百貨店に入り、色々と物色して「生もみじ饅頭」をゲットしてタイムアップ!
「今回も十分楽しめたね!」となり、路面電車に乗って広島港へGO。

街ブラだけでも十分楽しめる日帰り旅の第二弾終了!

2024年8月11日日曜日

宮島にて。


思いつき旅は、何の予定も立てずに行くから「どうしようか?何しようか?」が多い。
計算では広島滞在時間は5時間。いくつかの選択肢を出した結果、“とりあえず”広島港から路面電車で街中へ行こうと思ったら、広島港に到着してから20分後に宮島行きの高速船が出ていると分かり、“とりあえず”宮島へ行こう!となる。

広島港から宮島まで高速船で約30分。船を乗り継ぐなんて久しぶり。だから下船してもユラユラ。12時前に宮島に到着するも昼時で周りの観光客の多さに「絶対に飲食店は混む!」と予測し“とりあえず”昼飯。
入った店では先客(外国人多し)がいたけど、まだ混んでない!

旅先でケチケチするのは嫌なので「穴子御前(3500円)」を長男くん共に注文。
穴子なんて食べる機会がないし、カキフライも穴子天ぷら、穴子の吸い物もついてたしお得だったと思う。
ちなみにお店は「山一別館」という店で、ぐるなびなど使わず、下船した際に最初に目に入った所。

食べ終わる頃には外国人客などが続々と訪れ、案の定大混雑。我々はササッと勘定して宮島神社へGO!行き交う人の2/3は外国人、ここは外国?という雰囲気だった。
なぜなら、平和公園行きフェリーを予約したものの、都合の良い便は全て満席で予約不可。
そのため前の便しか予約できず滞在時間は90分しかなかったから!

信じてもらえないかもしれないけど。


信じられないかもしれないけれど、宮島から平和公園を結ぶ渡船の定員56名。
一列に3名座れ、通路を挟んで両脇に8列ずつあったので計48席(24席+24席)。
残りの8席のうち6席は通路に設置されていた補助席、2席は最後尾にあった優先席で計56席。

その56席が全て埋まり、うち日本人は2名のみ、つまり私と長男くんだけ。
周りは英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、韓国語は分かったけど他にも色々な言葉が交わされてた船内。
空前のインバウンド効果を目の当たりにする。

宮島から平和公園までは2本/時の就航。だけど夏休みなので臨時便も運行中、しかし宮島に降り立った時に帰り便を予約しないと遅くなると教えられ、見れば夕方以降の便は満席便がズラリ。
乱暴な計算をすれば片道2,200円/大人だから56席×2便/時×8時間/日=1,971,200円/日ってスゴい。

約40分ほどの船旅だったけど、日本・広島なのに“完全に外国化”していて、パリオリンピック開会式のセーヌ川にいる気分だった件(爆)。

で、観光には付き物の食事について、耳に入ってきたのは家族なのか?ベジタリアンがいるようで「食事はどうするの?ベジはあるかしら?」と言う言葉。

訪れる所の満足度が高いのだから、食も満足できたら、訪問地の印象ってグググッ!と爆上がりするよねと。