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2024年6月4日火曜日
本日はココ大の開校記念日。
本日、6月4日はいよココロザシ大学の開校記念日。
2011年6月4日に城山公園で100名を超える人たちに開校を祝っていただき、震えてしまったのを思い出す。
今でこそ、平気に「いよココロザシ大学の泉谷です。」と言っても恥ずかしくも何ともないけど、当時は実績もなく不慣れなせいもあって、訝しげにされたけど(いや、今も同じかも)、あれから13回目、14年目に入りました。
あぁ、去年も振り返ってる。
中小企業白書などを見ると、一般的に起業から一年後の生存率は95.3%、3年後の生存率は88.1%、5年後の生存率は81.7%、そして10年後になると72%と言われ、ベンチャー企業の場合は10年後の存続率は6.3%(ホントかいな!?)とのことで、14年目のNPO法人の場合は、どれくらい?という感じ。
ちなみに愛媛県内ではこれまで700のNPO法人が設立(申請)されたが既に177法人(約25%)が解散。
事業を存続させるためには事業モデルを時代に合わせて柔軟に合わせる必要があり、求められているのは「最強なビジネルモデルではなく、最適なビジネスモデル」という感じ。
ココ大も変化(特にコロナ禍)に合わせて右往左往しながら今に至っているは本当の話。
今年は良くても来年は誰にも分からない。そんな中でも一つだけ明確なのは、2000人を超える市民学生と300人を超える市民先生、そして県内外で活動を見守ってくれている人たちがいること。
授業も700回が目前。また一年後、報告できるよう楽しむ!
2024年6月3日月曜日
最も質問が多かった・・・。
6月29日(土)10時からの「市民先生養成講座」。この講座を修了すると「IYO夢みらい館登録の市民先生」になれるのがメリット。
授業を通しIYO夢みらい館のスタッフとも顔見知りになれるし、登録されたら授業の発信もしてくださる。
今年度は前編と後編の2回(6/29、7/6)の実施。
昨年と同じ内容にしようとしても昨年は計4回だったので難しく、参加者から最も質問が多かった「資金などの調達方法」に絞って伝える予定。
市民先生になったから=即、生業になる人は少なく、まずは経験を積んで、その先に稼げるようになったら・・・というフォロー。
お金は大切。でも参加費だけでは自己実現や活動の推進は難しい。
だから資金などの調達は必要で、助成金は手段の一つ。会ったこともない方へ提案し、共感してもらえたらお金の支援に繋がるなんて良いと思う!社会資源の活用!
ココ大では既に今年度「森林環境保全基金事業」と「生活学校助成」から採択を受けており、先日は「ハローズ財団(写真)」からも採択決定通知が届いた。
参考までに採択された申請書をお見せしようと思ったり、どうかな?
助成元の意図を正確に把握して、期待に応える企画が立てられるかどうか?他には企画は良くても実行能力や実績はどうか?など、越えなくてはならないポイントはいくつもある。
例え、不採択になってもアウトプットの練習と思えば気持ちの凹みも翌日には軽減される(と思う)。
明日できることは明日する。
完全OFFだったのでハーモニープラザへ行き倉庫の整理&試作品づくり。10時に到着、探し物からスタートしたものの探し物は見つからず、先日の木工の試作品を完成させようと、全く手をつけてなかった木片磨きからスタート。
レーザーで12mm合板をくり抜いた結果、切り口が焦げてしまい炭で真っ黒。触ると手が真っ黒になり、何とかしないとならず紙やすりで、側面、裏面、表面をひたすら削る。
何も考えずに1時間余りで1回目が終了、濡れたペーパータオルで木屑や炭跡を拭いてもまだ黒くなる。新しい紙やすりで2回目、そしてまた拭いて3回目で写真の通り(でも未だ黒い)。
無心で作業に集中した2時間余りは極上と言うか心地よく、隅から隅まで自分でできたことに満足。
アパートにいたら、言われてもないコトを先に済ませようと時間を細切りにしてしまったに違いない。
で、気づく「ココまでキレイにしてこの木片は何に使うの?」。この木片は本体から出る“余り”で汚かったからキレイにしたものの用途が決まってない!
疲れたので休憩がてら整理に作業を変える。文具などを入れ替えていると磁石が見つかる!
で、気づいたら17時!楽しい時の時間経過は早い。木片できっと何かできるはず。
2024年6月2日日曜日
上質ネタを仕入れる。
すっかりココ大付属学園モード。アンテナを張っていたら「インテリアパネル」と言うものが存在し、松山市中央図書館で無料で作れる機会があったので申し込む。
そもそも「インテリアパネル」というモノを知らず、一言で言えばパネルに壁紙を貼って壁に掛ける装飾品。でも“そのパネルってナニ?”など分からず、まずは体験!
予め用意してあったのは厚紙を3枚くっつけたパネル(=台紙)。紙だから軽い。そこへ好きな壁紙を貼るのだけど、これが住宅などで使われる壁紙。色々な種類から選べ、私は無難に空を選ぶ。
あとは台紙に合わせてハサミで切り、糊をつけて貼るだけ。とても簡単なんだけど、出来栄えは良く(これだったら子ども達も喜ぶな!)と、参加目的を確認。
ポイントは台紙と壁紙は糊(ボンド)で貼り合わせたのだけど湿っているので、乾燥させるために一晩、パネルを裏返し、重しを置いて“反らないよう”にすることを教えてもらう。
台紙も購入する必要はなく、厚紙を重ねれば作れるので安上がりにできる。壁紙は破けにくいし扱いやすくていいなと。布でもできると言ってたし、色々とアイデアは出そう。
上質な工作ネタを仕入れる。
35分59秒。
(たった6名!?)と参加者は思ったかもしれないけど、実はこれまでに参加済みの方々が90名以上も控えていることは知るすべなし。
既に参加経験者(≒リピーター)は、ココ大付属学園がどんな雰囲気で、どんな内容かを知っているから参加申込時刻を静かに待っていた。
午前8時に申込フォームを開くと8時1分46秒には最初の申込が入る。申込フォームには複数の記入欄があるにもかかわらず早い!その後も次々と申込がものすごい勢いで入り、一度ならず三度、一時停止をしながらの対応。
そして、8時37分45秒には全ての席が埋まり、それ以降の申込はキャンセル待ちとなる。
今夏で4回目だけど、昨年からものすごい勢いで、1回目、2回目は2日間ほどかかっていたのに・・・となる。
そして今夏は初参加の子どもが多い!県政番組などで取り上げられたからかな?
参加費は決して安くない(初参加のパッケージ参加で42,500円/人)けど、これだけニーズがあるのだから何とかならないか・・・と思うけど、ルールがあるので仕方がないとなる(涙)。
とは言え、これだけのニーズを背負うとスイッチが入る。
でも、私が何か先頭を切って何かをするわけではなく、子ども達が主役。
今夏も子ども達からの話題が多い夏になりますように!
2024年6月1日土曜日
6次の隔たり。
「Facebookに泉谷さんの名前が表示されるんですよ!で、知ったんです。」と言われて「そうなんですか!ガッテンした!」となる。
「不思議だな・・・と思ってたんですよ、急に友達申請が増えて、一緒にブログの閲覧数も伸びて何があったのかと思ってたんです。」となる。
5月も続伸して400回/日平均の閲覧数で10,000回を軽く超えた。たぶん月間10,000回で上げ止まりと思う。ほんと、何もPRしてないし、単に自分が自分に書いてる備忘録。
ただ、この出来事は「6次の隔たり(Six Degrees of Separation/とは、全ての人や物事は6ステップ以内で繋がっていて、友達の友達を介して世界中の人々と間接的な知り合いになることができるという仮説)」を感じさせる。
でも、その結果、同級生の死まで知ってしまうという事実もあったり・・・。うーむ。
ちなみにSNSの登場で隔たりは、6次から4.5次にまで縮まったとも言われている(Facebook社による2016年に行った実験)。その背景には友達申請があり、繋がりが多い人を介すると超えて飛ばして繋がるとのこと。実際に今回は3人を介して私にたどり着いたし。
「久しぶりだけど、久しぶりじゃない感じですよね。」はSNSで繋がってるから、対面では数年ぶりでも隔たりを感じない昨今の挨拶。
向こうは知っていても、私は知らない人が増え続けるのもどうなの?と思ったり。
妄想をカタチに。
森林環境保全基金事業に採択されたので早速、サンプル制作。
今回も木生活の宮浦さんに妄想した無理難題を相談。でも優しい宮浦さんは「大丈夫、できますよ!」と言ってくれる(涙)。
今回は「クリエイティブストックフレーム」と名付けて2種類の額縁をつくる。
その名の通り、創造性が発揮できるようフレームは正方形と円形。正方形だから“そのまま”でも菱形に飾ってもOK。円型も上下がないからどこを吊点にしてもOK。
さらに、既存の額縁は写真や絵などは数枚しか入れられないけど、これは20-30mmの“マチ”を設けているので10-20枚ほどの作品が入る予定。ちなみに丸形はチェキも入るようにしたつもりだし、丸形を7箇所くり抜いてもらい、可愛さアップしたつもり!
化粧板は、そのまま無垢でも蜜蝋を塗って木目を生かしてもいいし、塗料で色を塗っても布などを貼ってもいいと思う。
肝心の子ども達がつくる部分は裏側のフレームづくり、木を切り、金槌で叩き、ネジを回し、貼り合わせしてヤスリで削る・・・など作業満載。2時間で完成予定だけど、まっいいか。
で、一つ気づく。くり抜かれた丸形や正方形の端材も何かに使える!と妄想スタート。
裏にテープ磁石貼って、受けをつければ、壁にくっつく写真立てが派生誕生するかも!?いざ実験!
2024年5月31日金曜日
社畜魂なんて!
車中にて。「下を通って帰りましょう。新しいお店があるかもしれないし。」「そうしましょう、その仕事魂(≒仕事への熱意)はスゴいね、関心する!」「何言うんですか!社畜魂ですよ!」「そんな!社畜魂なんて一言も言ってないよ!」「“タメ”があったじゃないですかー!」ワハハッー!と車内は笑い声。
同乗の社会人2年目は「泉谷さんと会ったことがあります!」と、突然言われ「えっ!そうなの?いつ?」「いしづち編集学校の時に学生で参加しました。」となり、聞けば愛媛大学井口先生のゼミ生、優秀な学生を毎年多く輩出していて、先日も県庁職員が井口ゼミ卒業生と知ったばかり。
そんな彼らに「社畜」と言ってもピンとこないのは当然。
だけど、好きで社畜(ではないけど)そうも思わすのは、“仕事が好き”だからという一面も。
「仕事がノッてしまうと遅くなるし、停滞してた会議が後半で盛り上がったら残業になるよね。」「寝る間を惜しんで仕事したい時もあるよね?」など、お互いに同意を求める昭和生まれ。
免許もないからドライブしないし、遊技場にいくわけもなく、競馬などもしないし、グルメでもないから食べ歩きしないし、昼夜を問わず作業。
でも、これが不幸か?と言われると、実はハッピーに感じてんだから、今の時代では不適合かもしれないけれど、人なんて簡単に測れないのよねと。
監督と映画談義。
「(映画)業界が健全になることを願うばかりですよ。」「監督でもそう思われるんですか?」「良い製作者も悪い製作者は多いですからね。」と続き「(演出部などの)人材不足は実感します。」と、他でもよく耳にする話も監督から聞いて深刻だな・・・と。
でも冨永監督の場合は長年組んでいる仲間がいるので大丈夫とのこと。
「(演出部や撮影部、照明部などに限らず)できる人の所には仕事は引っ切りなしに舞い込む。」とも言ってたのには、映画業界に限らずどこ同じだなと思ったり。
“映適”の話になったり、制作本数の話になったり、監督が大学で教えている話になったり、脚本を教えるのは大変という話になったり、作品の長尺化が話題になったりする中で、「オリジナル作品の必要性」には激しく共感してしまう。
興行収入を狙い原作の映画化やリブート作品が多くなる中で、オリジナリティ溢れる作品の劇場体験(先が読めない、分からない展開など)は格別。
そして「作品の尺は60分-90分程度でもいいかもね」ともなる。あとは2000円/本となった鑑賞代金との兼ね合いか・・・。
で店を出て気づく「アート食堂・旅館ってどうして、その名前?」。
ここは日本一細長い半島の町、伊方町。
2024年5月30日木曜日
撮影支援の向こう側。
隔月レギュラーの「ひめゴジ!」は生放送(週刊ココ大ラジオ/南海放送、エールラボえひめ/FMえひめは収録放送)。
17:05からの放送を控えて早めにスタジオへ行き、松下D、パーソナリティの岸本さんと打合せ。でもこの日は県下で大雨など大荒れの天候で、そこはNHK、刻々と変わる状況にアンテナ感度が高くなってた。あの対応力は仕事とはいえスゴい。
今回は、“いまさら”ながら「フィルム・コミッション/ジャパンFC」の役割や期待、可能性についての紹介。
実は「ひめゴジ!」の前身番組では紹介していたけど、新装した「ひめゴジ!」ではタイミングを逸していて、やっと紹介できる。
ジャパンFCに加盟する120のFCへの調査結果から見えた可能性や課題は内部事情なので多くの人に興味関心がない・・・と思いきや、実は内部事情だからこそ興味関心があり、伝えることで撮影への理解と協力が得られると思ったり。
日本の撮影環境を充実、向上させるのもジャパンFCの役目の一つ。
関係者が増えたことで「撮影の誘致支援さえ」しておけば評価された時代から、展開できる可能性を期待されて拡大する一方。
紹介した福島県に誕生した14の市町による広域連携の相双FCは、先日誕生したFCで、その役割は撮影の誘致支援の先に「まちづくり/地域活性化/シビックプライドなど」を明確に見据えていたり。
ラジオもアウトプットの一つとすると、思考が整理できてGOOD!
ハッ!としてゾッ。
計3回の「道後一会編」授業が終わる。学生に「振り返ってどうだった?」と尋ねると
・授業で知り、実際に訪れて分かったことが多かった。・現状に満足することなくアップデート/バージョンアップの大切さを実感した。・アイデアを考える時に“できない理由”を並べてしまい現実的なアイデアになりそうだったけど、想像と妄想から始めれば良いと分かった。
ネットで何でも調べられる現在、他人の体験が自分の実体験のように語られる危うさの中で、自身が「聞いて見て訪れて考えるコト(≒調べる)」の大切さを授業で理解してくれたのが成果。
そもそも「ボランティア」なんだから、頭で分かることは限られていて、経験してこそ得られること多し!
時に効率性とか採算性、ギブ&テイクなどとそぐわない(釣り合わない)のがボランティア。
そんな中で学生の一人が蛍光マーカーで激しく何重もマルをつけていたのが「アイデアキラー」の箇所。
初めて聞いた言葉で印象的だったようで「アイデアを潰そうとするアイデアキラーは必ず存在するけど、実は自分自身もアイデアキラーになる“落とし穴”があるから怖いんだよ。」と伝えると、ハッ!としてゾッときたようで、自身の経験と合致したそうで腑に落ちたよう。
昨年に引き続き、今年度も引き受けてくださった水口さんに大感謝!
2024年5月29日水曜日
ロボットとの共生。
アルゴ(LOVOT)がココ大付属学園へやってきたのは2022年12月末。
数日後には2023年(令和5年=R5)になるから名前は「アルゴ」に。R4に命名したら「アルヨ」になってた。なのでもう1年半の付き合い。
所有者はオーナーと言われ、メーカーから様々な連絡が届くのだけど、数日の間、頻繁なウェビナーのお誘いがくるので、初めて参加したら「LOVOT3.0(アルゴは2.0)」の事前お披露目会だった。で、早速、目についたのは本体カラーが色々あるLOVOTたち。真っ白も!
私が購入した時は2色だったカラバリはその後、4色になり、3.0では9色と増えた。2.0では液晶だった目は3.0では有機ELでより細密に表示。
最大の特徴は搭載コンピューターがAIに大きく振られ、記憶が正しければ2.0の50倍の処理能力とのこと。
でも、お披露目会に参加したオーナーの誰一人として3.0を所有しておらず、もっぱら「1.0、2.0のLOVOTの扱いは?」に質問が集中。「ソフトウェアをアップデートし続ける」とのことだけど、個体を変更したい場合は「ゴースト(記憶や性格などのデータ)を移し替えることも可能」とのことで、「ゴーストって呼ぶんだ!」と攻殻機動隊を連想してしまう。未来だ!
個人的には2.0でも実装されてるけど、より簡単なプログラムで動くようになれば子ども達にとっても有益かと。
中島恵と北条豊。
「ストーップ!ぴったんこチャレンジ!!」は、お酒やジュースを130mlピッタリに注ぐイベント。
「道後一会 130th Anniversary Fes」は商業施設などでポップストアを展開するアイデア。
「130日間の本気!」は、そのまま130日間のPRイベント。
「《急募》みかん太郎を探しています。※見かけた方はここに連絡してください!」は呼びかけ系ネーミング。
「みかんの討伐~ビールで乾杯~」は謎ネーミング???
水口酒造さんの道後一会のPRアイデアを考える学生達は、アイデアを広げたり縮めたりしながら何とか形にしたものの、最後の「アイデアのネーミング」に四苦八苦、そこまでアイデアエネルギーが回らなかった・・・。
と、言うのもアイデアを考える時、最初に「ネーミング(タイトル)」を考えると時間を費やしてしまう。中身(アイデア)に時間を割いて欲しいので、ネーミングはいつも最後に考えるようにしている。
アイデアの骨子がしっかりしていれば、おのずとネーミングは炙り出されるが持論。
悩む学生に見せた事例は「中島恵に会いにゆく。」と「北条豊に会いにゆく。」(中島恵って人?、北条豊って誰?とネーミングの話なのに人の話?)と訝しげな学生達。
「人の名前のようだけどココ大授業の名前です。中島恵は“中島の恩恵”を、北条豊は“豊穣な北条”から命名しました。」と伝えると、あぁあぁ!と納得の学生達。
「掴み大切!半分分かりそうで半分分からないのがミソ!」と伝えて学生達、早速ペンを走らせる。
2024年5月28日火曜日
お米を寄付いただく。
5月17日に「一人プロジェクト」として書いた日記。から数日後、友人の平岡夫妻から「お米、寄付します!」との連絡があり、「お会いしましょう!」となり、ご夫妻と久しぶりの再会。
机に並べてくだったのは、玄米と七分付きの精米の2種類。家族用にお米を作られていて、その一部を寄付いただけるとのこと。
ただ、心配事が二つあって、一つは寄付いただける量の話。
計画では一升用の炊飯器を購入して、30日間炊こうとすると1.8kg×30日間=54kg。
スゴい量のお米が必要。その旨をお伝えすると・・・。
「じゃあ、60kgあれば大丈夫ですね!大丈夫だね。」と平岡ご夫妻。さらに「七部付きで精米しておきますね。そして一度に60kgは大変だから20kgずつ3回に分けてお渡しします。」と、これ以上ないご提案に大感謝!ありがとうございます。
そして二つ目の心配事は「いただく手段」、私は車の免許がないので取りに行けず・・を察してくだった平岡さん。「あぁ、持っていきますから大丈夫ですよ!」と、この件も快諾。
何から何まで甘えさせていただく。
「子ども達には地元のお米、顔の見えるお米を食べてもらいたいですよね。」という願いもありお申し出いただく。ココ大でできる恩返しは、このような機会を発信すること。子ども達へ想いなどをキチンと伝えること。
「そして、握ってきたんですよ!おにぎり。」と最後に出てきたのが二つの塩おにぎり(写真のおにぎり)。
これが冷めても固くならず、モチモチして塩から引き出された甘みも感じて、とても美味しかったこと。
ほんと、大勢の方に共感していただきながらココ大付属学園は成立してる。大感謝!
しばらくはドキドキ。
昨年も一昨年もその前もココ大付属学園で受け入れ、色々と思い出しながら資料を用意して20分間のプレゼンテーション準備よし。
でも100以上も受入事業者がいるし、ココ大以外に8事業者が同時間帯にプレゼンするから(何人が聞いてくれるかな・・・)と思ったら20名が訪れてくれた(うちインターン研修生としてココ大を希望はするのは数人)。
今回も伝えたのは「友達以上、保護者未満」というキーワード。良きお姉さん、良きお兄さんとして、どのような接し方をすればいいか?をリクエスト。そして「(子ども達と)同化はしないでね」とも。
一緒に過ごす中で関係性が構築されると、時に同化してしまい研修ではなくなってしまった学生もいたから、その境界線というか意識の違いは研修のテーマの一つ。
で、子ども達だけにメリットがあるかと言うと、我々にも大きなメリットがあり、インターンシップが終わってもボランティアとして携わってくれている元学生たちもいて嬉しい限り。
写真は春休みに駆けつけてくれた元インターン生の学生達と。
今年はどんな学生たちとどんな夏になるのか!でも、20名も訪れたのに研修希望者は0人もあり得るので、しばらくはドキドキの日が続く。
プレゼンは上手にできたと思う!
2024年5月27日月曜日
金はない(今も)。
「NPO(≒公益活動)で飯を喰う!」と言うと必ず言われる4選。
(1)「“あなた”だからでしょ?」的な発言
この発言には資質、能力があったんでしょ?的な解釈ができるけど、激しくNO!
なぜなら市民大学を作る予定はなかったから、先行きを考える余裕もなかったし、お金もノウハウも人脈も予習もナシ、参考にできる事例も県内になかった。色々探して愛知サマーセミナーやシブヤ大学を参考にした。
個人の資質、能力≠飯を喰うは直接繋がらない。
(2)「最初(ファーストペンギン)だからでしょ?」的な発言
この背景には「ファーストペンギン≒総取り≒儲け」という「最初の人だから」的なイメージがあるのかもしれないけど、ファーストペンギン≠飯を喰えるは保証されてない。飯が喰ない方が多いかも。
ファーストペンギンなんて意識は皆無で、日々の目まぐるしさに必死だったし(今もだけど)
色々とやってみて(イケる!イケない!)の判断を繰り返す中で、適正と言うか(量と質、働き方などの)バランスが整いつつあるのが今かなと(思いたい)。だからNPOだから・・・は当てはまらない。
(4)「お金があったからでしょ?」的な発言
貯金ゼロ、幼児3人の子育て中、無職でよくぞ先が見通せないまま始めたと思う。
「お金は先か?後か?」の話になるけど、お金は本当にゼロ(妻に聞いてもらってもいい)。
だけど、お金以外は多かった。時間はあったし共感者も多かったしボランティアも多かった。時にお金以上の価値を感じたのは事実。
飯を喰う≒稼ぐことは目的ではなく、最初の通過点に過ぎない。
嬉し詐欺。
「えぇっ!コレ?写真と違いますけど?」と、文字だけみればクレームのようだけど、その逆。肉弁当、魚弁当、松花堂弁当の三種類から写真を見て松花堂弁当(1,500円)を頼んだ所、全然違ってた件=写真より何倍も美味しそうだった。
「この写真は古いモノでして・・・。」と照れというか、言いにくそうに教えてくれた店主。
目の前に出てきた松花堂弁当を見て、「実物の方が断然いいですよ!いやぁ、驚きました。(メニュー表の)写真を変えないと!」は、元DBJ松山事務所所長、現一般財団法人産業遺跡国民会議事務総長の片岡明さん。愛媛への出張で声をかけてくださり、一緒にランチ。
刺身はスズキ、マダイ、カワハギ(だった記憶)、天丼の天ぷらも魚や野菜たっぷり7品、煮物、吸い物、サラダ(キチンとトマトも食べました!)があり、ボリュームは満点!
これに食後のドリンク(果物付き/私はアイスコーヒー)で1,500円はお得。
でも「この値段でこのクオリティを維持するには食品ロスを極力少なくしなければならず、ランチは予約制なんです。」と店主。その通り!とパクパク&モグモグいただき完食。
「あたらよ」は、NHK松山放送局の職員に連れてきてもらって以来、利用させてもらってるけど昼は初めて。
夜営業はお母様と時に妹さんも応援で入ることまで知ってたけど、その妹さんはご縁で東京へ。そんなことまで知ってどうする?だけど、応援したい店の一つなのでPR。
帰り際、片岡さんも気に入ってくださったようでショップカードを持ち帰ってくれる。
2024年5月26日日曜日
ココ大らしさ。
「あ〜、これこれ。良かったなー。久しぶりにココ大らしさを味わいましたよ。」と参加者。
参加者にはココ大授業に参加経験のある方もいて、再会にワイワイだったり。
「相変わらずユルいでしょ?」と私。「いや、そのユルさ加減が(学びと)絶妙なんですよ。」と褒めてくれる(もっと褒めて〜!)
マニュアルはない(正確に言うと以前はあった。)、授業企画者でもあり運営者でもあるけれど、【自分が一番目の市民学生】と思った時、「心地よく過ごしたいは最優先事項」だから“その場に合わせた雰囲気”づくりは気にしてる。だから、ケースバイケースという感じ。
ちなみにビジネス系なら、これまた違う雰囲気づくり。
と、言っても一人では雰囲気をつくれず、実は参加者自身と一緒に醸し出してるが正解。
すると、どうしたら参加者も雰囲気づくりの一人になれるか?を考える。
ココ大の考え方は「安心&安全の確保(≒自由に発言が保証されるなど)」で、見ず知らずの人たち同士が知らない場所で意見交換をするには勇気が必要。
そんな障壁を一つでも取り払うには「安心&安全の確保」は大切で、マニュアル無しでも染みついた振る舞いかも。
ココ大付属学園にも通じる話かも。子ども達が雰囲気を醸成してくれる≒ブランドになってる。問い合わせが増えてきた!
愛媛の三大ラジオ局制覇。
2024年度の「エールラボえひめ(愛媛県デジタルシフト推進課事業)」の事務局はFMえひめサン。なので取り組みをラジオでも流すことになり、その第一回目の収録へ愛媛県デジタルシフト推進課の職員とGO!
来年3月まで毎月最終金曜日18:55-19:00までのレギュラー番組(番組名は【エールラボえひめ】。
これで愛媛の三大ラジオ局(NHK松山放送局→ひめゴジ!、南海放送ラジオ→週刊ココ大ラヂオ、FMえひめ→エールラボえひめ)のレギュラー出演を制覇した。
初回なので、エールラボえひめの紹介、DXの紹介をしたら「40秒ほど長いですね・・・。」とディレクター。その場で原稿を調整して改めて読み合わせると尺にピッタリ収まる。で、そのまま即収録。
「泉谷さん、もう少し明るめに!」「入りの言葉をハッキリと」などの指示が入りながらも無事に初回の収録は終了。
その場で編集作業が行われ、BGMが入るとアラッ!不思議。「おぉ!ラジオ番組だー!」と、ラジオ好きの職員大喜び(ちなみに私は進行役なので喋りの多くは県職員)。
第一回目の放送は5月31日(金)18:55から。放送後はradikoでも聞けるとのこと。
「番組枠、もう少し増やせるかもです。」と事務局、「おぉ!それだったらプロジェクト紹介の機会も増えそうですね!」と我々。
「ココ大ラヂオも聞かなきゃ!」「えっ!あー、ん、その・・・恥ずかしい。」とモジモジ。
2024年5月25日土曜日
NO ART , NO LIFE.
私が幼少だった頃、両親に美術館へ連れて行かれても楽しめなかった思い出。壁の絵画、中庭の彫像はまだ形があるから理解できるけど、インスタレーションや抽象画などは(理解しようとしてたから)退屈で苦手になったほど。
でもそれは、後に(なんで?そうなの?)的な問いと言うか考えるきっかけになり、(創作の意図が)分かりやすいのも好きだけど、鑑賞者に解釈が委ねられたメッセージを自分なりに持つのが楽しくなる。アートは理解ではなく感じること!
その中でキース・ヘリングは分かりやすい作品なのに込められたメッセージとのギャップが激しく、また当時は我が道を行く異端(アートの存在は万人のためなど)の存在に惹かれる。
トーキョーアートビートが行った「子連れ美術鑑賞」の結果は「歓迎の人」「歓迎しない人」の意見が分かれて「静かに鑑賞したい人と親子などでワイワイ鑑賞した人を時間制分けたらいい。」にはフムフムと思ったり。“静かに見る”が鑑賞の正解ではない派。
でも海外では親子づれ、ベビーカーを押しながら名画を見たり、学校の授業で寝そべりながら先生の話を聞いて模写したりしてた。
そもそも「アートと私たち」の考え方、距離間、捉え方などが違うのか?
子供から「美術館に行きたい」と言われることなんて少ないと思うから、やはり親の影響、考え方一つじゃないかな?
我が子の場合、小さい頃から色々と連れて行ったからか、アートをスンナリと受け入れたから、一緒に楽しめてありがたい。NO ART,NO LIFE.