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2024年11月21日木曜日

第四勢力!


ココ大ラヂオの収録日。ペラペラ喋っていたら時間が足りなくなってしまい端折ってしまった話題の続きを学長日記で補完。

「毎日10,000歩」で書いたように、11月1日から毎日10000歩生活を送っていて、これが本当に意識しないと届かない。

先日は(松山空港からアパートまで歩いたらどれくらいなんだろう?)とバカなことを思いつき、実行してみたら約90分、11,000歩。
歩けない距離と時間ではないな・・・と思うも、(そんなコトしてる場合か?)と自問自答な日々。

そこへ!第四勢力がやってきた!
これまで「コカ・コーラ(無料)」「楽天ヘルス(無料)」そして11月1日からの第三勢力の「JAL(有料)」が加わったばかりなのに、第四勢力として「Vポイント(無料)」が現れた。勝手に広告が流れてきた。

「Vポイントってなに?」だったけど、TSUTAYAのTポイントが三井住友カードと合併してVポイントになったのね。特にVポイントユーザーじゃないけど、有料のJALウォークで毎日10,000歩歩かないといけないから、“ついで”にポイントゲットとしようじゃないか!となる。

で、Vポイントにも歩かせる動機づけの工夫がされていて、世界遺産を歩数に合わせて訪れてる気分にさせてくれる。
画面にはモンサン・ミシェル(フランス)が表示され、歩数に合わせて見所を紹介。
2018年にモンサンミッシェルを訪れていたので、懐かしさでGO!

これでウォーキングアプリを4つ入れての散歩。これぐらいの動機が紐づかないと毎日10,000歩は、90分のウォーキング時間を取れよ!という話なんだけど、難しい・・・。

ブランドを構築したいです。と。


「一匹丸ごとの鯛ですよ!」だったら「お祝いの席にピッタリ!」
と言い換えれば響くかもしれない。
「ウロコ取ってますよ!」だったら「台所を汚さない、まな板不要!」と言い換えれば響くかもしれない。
「予め蒸してます!」だったら「ロースター使いません!汚れません!」と言い換えれば響くかもしれない。
「三度おいしい!」だったら「カシラは鯛めし、身はほぐし、ヒレは鯛のヒレ酒でどうぞ!」と言い換えれば響くかもしれない。

鯛に限らず、メーカーや生産者、当事者は思いが強いから自分達が考えた自社商品、サービスをPRしてしまいがち。だけど買うのは自分達ではなく、お客さん(第三者)なので、お客さんの立場からお得感を発しないと届きにくいのは当たり前。

「商品やサービスの特徴とニーズ・ウォンツは直接結びつかない。」は本当で、同じ商品やサービスなのに意識・視点がズレてるから。変換さえできれば直接結ぶつく。これも本当。

毎回の発信がお客さんにグサグザ刺さる&響くようになると「好みの店、好みのサービス」と認知されるようになり、(私を裏切らない店、サービス)となり、リピーターになり、ファンになる。

これは、お客さんが店やサービスへ対しての信頼、約束(≒ブランド)であり、メーカーや生産者、当事者だけでは限りあるPRなどの拡散をお客さん自身も加勢してくれる。
これがクチコミであり、クチコミは家族や友人など親しい人へするので相手も受け入れやすく、結果、ブランドは広がっていくのである・・・と考えながら歩いた朝散歩。

2024年11月20日水曜日

推し駅。


すっかり有名になった下灘駅。青春18きっぷで紹介されたのを機に「海ヌケの駅」と知られるようになり、「男はつらいよ/寅次郎と殿様」「HERO特別編」「ポッキー」「リバース」「グレースの履歴」など数々の映画、ドラマ、コマーシャルに登場
いつ行っても観光客が必ずいる駅に。マンガにも登場してる。
地域の方々に愛され、大切に守られているのがよくわかる。

先日も海外からの来訪者が南予から松山へ帰る際、わざわざ下灘駅に立ち寄ったほど。
そんな下灘駅だけど管理はJR四国。
これまで下灘駅での撮影相談が入ると撮影ルールを伝え、JR四国に繋げていたけど、需要の多さからジェイアール四国企画内に「JR四国ロケーションサービス」が正式に誕生した。

誕生に伴って撮影料金も明確に設定されて「列車内、駅構内、車両基地+立会費」となる。
地域にとって撮影支援がビジネスとして成立することは良いこと。
これで紹介もしやすくなった。

所変わり、もう一つの「海ヌケの駅」として知られる「梅津寺駅」は、アニメ版「がんばっていきまっしょい」にも登場したり、古くは「東京ラブ・ストーリー」の聖地。
伊予鉄道さんは今の所、無料対応が多い(有償の時もある)けど、こちらも推していかないといけない!

そう思ってたら、「海の街にやってきた。という状況が成立する駅ってありませんか?」という相談が舞い込む。この場合、海(海岸)との距離が訴求ポイントを思ったので、「梅津寺駅」を推した。
果たしてどうなるか?

マーフィーの法則。


毎年、この時期恒例の愛媛県職員&市町職員を対象にした研修。
職場から離れて年齢、性別、肩書、職場、生活環境などが異なる30人が県内から集まり、興味関心のあるキーワードどでチームを組み、2日間で新規事業を立案&発表する機会。

1日間の研修は多いけど、2日間に渡っての研修は少ない。だからか10年以上受け持っているけれど、長く続けているとマンネリに陥るのでバージョンアップが必要となり、記憶が正しければ4回目のバージョンアップ。

これまで、「愛媛県が取り組むべき事項に立ちはだかる課題」への改善策を事業化してもらっていたけれど、うまく作用した時もあれば、そうでなかった時も・・・。
例えば、課題を模索する中で、一人が抱える吸引力が強い課題に感化されてしまい、事業化ではなく個人へのセラピー的な取り組みになってしまった・・・など。

なのでバージョンアップ案は、シーン(状況)やニーズ(需要)などを予め設定した上で、研修生は利用者、協力者、関係者という相関関係を把握した上で、当事者意識で事業を立案し、その事業の実施に立ちはだかる課題を改善するはどうか?となる。

イケる!と思ったものの、構成のバージョンアップだけではなく、資料のバージョンアップも大幅にしなくてはならずブーメラン!
でも、これができると地域づくりの現場でも活用できるし、結局は全て自分のため・・・と資料づくり。

そこへ「緊急!」という名のメールが届き、全て順調だった(と思われた)事業に資料が足りなかったと連絡、大至急、追加資料を仕上げる。

バタバタすると、更にドタバタが舞い込む。マーフィーの法則は本当。

2024年11月19日火曜日

誰とも会わずに。


最近の回転寿司ってこうなの!?と驚く。店に入ると店員はおらず、タッチパネルで人数を入力すると番号が印字されたレシートが出てきた。
しばらくすると、天井から「〇〇番のお客様、お手元のレシートをかざしてください。」というアナウンスがあり、先ほどのレシートをかざすと「いらっしゃいませ!〇〇番テーブルへどうぞ」というアナウンスがあり、指示通りの番号席に着席。

座ると湯呑み、コップはセルフ、メニューはなく全面タッチパネルの大型液晶にメニューがズラリ表示。スワイプして次ページへ行き、食べたいネタをタッチして注文ボタンをおすと、ほどなくテーブル専用のレーンに注文した寿司が届く。

お会計もタッチパネルで「会計」を押すと「先ほどのレシートをお持ちください」の表示があり、出口でレシートをかざすと金額が表示され、QR決済で終了。
キャッシュレス&無人決済で店員の誰とも会わず食事終了。

所変わりホテルにて。
フロントに人は立っているけどチェックインはタッチパネル端末。
予約情報を確認してサインすると、部屋のカードキーとレシートなどが出てきた。そこへ「ダブルルームが空いていましたので、お使いください。」と絶妙なタイミングでフロントの方の声がけ。

そして「朝食は外部(松屋 or ドトール)に委託しています。」とのことで生産性、効率的などを考慮の上なんだろうと。
一般的なビュッフェ形式も人手不足解消の策だったけど、外部委託の方がより直接的に解決できる策。

チェックアウトもタッチパネル端末。これらはDXの一環だから、エールラボえひめで毎月配信しているコラムのネタ用にメモメモ。

アートの体幹。


一人暮らしを始めた長男くんと3ヶ月ぶりに再会。
先日は人生初となる作品の展示販売会を行い、売れたようで何より。
親としては“せっつく”より、見守る立場と思うので本人から直接聞けて自信もついたようで嬉しい、これでプロの仲間入り。

積極的&精力的に動いているようで、その結果、新しい出会いや気づきなどが多々あるようで開拓精神を受け継いでくれた感じ。

私は長男くんのように絵は描けないただのアート好きでしかなく、話を聞くことしかできないけど、お互いに納得したのは「デッサンでもビジネスでも共通するのは基礎・基本をキチンと鍛えているか?描く際の体幹、企画立案の体幹ともいうべき所はシッカリ抑えなければ応用はない。」と言うことだった。

基礎・基本が確立されているからこそ、変化しても外れても構図や構成に違和感は覚えないという感じ。
企画立案で言うなら、コンセプトや目的が明確で確立されていれば、手段は時流に合わせても問題ないのかもしれない。

で、ラス・メニーナス(女官たち)。
1656年にスペイン黄金期を牽引した巨匠ディエゴ・ベラスケスが描いた傑作。

それを300年後の1957年に75歳のピカソが再解釈をして構成し直した58連作。
誰でも描けそうな落書きのような絵だけど、見入ってしまうのは見れば見るほど“じゃない”と分かるから。

58連作だから一つだけみれば変だけど、他と比較すると色々と発見や気づきがあるのも、そもそもベラスケスの完璧な構成、ピカソの卓越した基礎があるからだよね・・・と3時間談義。


2024年11月18日月曜日

インチキ先生 is Back!

QRコードは申込フォーム

12月26日から始まる「いよココロザシ大学付属学園(冬休み)」の申込が始まる。
今冬は年末に3日、年始に3日の計6日間とカレンダーの都合で短い。だけど、申込時間に合わせて次々と申込み&メッセージが入る。この場を借りてお礼!大感謝。
残席は数名なのでご検討されてる方はお早めのお申し込みを。

それに合わせて、今夏にココ大付属学園へ参加した大学生や元インターン生にもボランティア参加を呼びかけると、直ぐに8名が手を上げてくれる(涙)。

「待ってました!」「年末は暇なんで子供に相手してもらいたいです!」など、全員が楽しみにしてくれているようで嬉しい。
他にも検討してくれている学生、社会人もいるので、ホント、こういう関係っていい!

これにシルバー人材センターさんも加わっていただくから、全員が揃うと20代、30代、40代、50代、60代、70代と“まさに多世代”で子ども達の感性の育みを見守る体制が整う。

年末は学生参加も多いので、徒歩数分にある城山公園で、鬼ごっこ、キックベース、縄跳び、キャッチボール、ドッヂボール、凧揚げなど思いっきり遊ぶ予定。
子ども達が走り回る、一生懸命に逃げる、思いっきり投げるなどの全力機会は意図的に作らないと発生しない。

「おにぎり百景(ハローズ財団助成事業)」も今夏に続いて今冬も実施予定。
平岡米は新米をご提供いただける予定で、毎日炊こうと思う。パパイズム鈴木さんにも夏に続いいて登場していただく。

子ども達の「インチキー!」という声が聞きたくなってきた!

良いか悪いか?よりハッキリしてるかハッキリしてないか?


「足りないより多い方がいい」と教えてくれたのは映画映像作品の撮影現場を預かる制作部。制作部が撮影現場へ運転してくる“制作車”には、ありとあらゆる状況が想定されたモノ(雑巾、雨合羽、大工道具、拡声器、お菓子、飲み物、ホッカイロ、長靴、ブルーシートなど)が詰め込まれていて、「そんなモノまで持ってきてるんですか!」と驚いたら「(必要なモノが必要な時に無かったら)仕事してない・・・と思われるからね」と言ってた。

大昔、実家でゴルフのパターを練習(=リビングの端からダイニングテーブルの脚を目指してた)父が「ホール(穴)にどんなに近くても手前で止まっては絶対に入らない(0%)。オーバー(ホールを越える)の方が入る確率はある」的なことを言ってた記憶。

「耳障りが良いけど、具体的に何をするのか分からない人と、何をしたいかは明確だけど、それが良いか悪いか分からない人」も似ている。違うかな?

散々な応酬合戦の末に、まさに“良くも悪くも”変わる大国。
結局、マイノリティなエリート意識に対してマジョリティの鬱憤が反対票として入った感じ。

これまでの慣例や常識を覆す過激な発言や態度に、て都合の良い変革を期待してしまうマジョリティだけど、実は自分たちは搾取される側だった・・・はホラー&ミステリー。

結局、良いか悪いか?よりもハッキリしてるかハッキリしてないか?が結果に現れた感じ。
国民による直接選挙ってエグいとなる。
直前まで非難轟々だったのに、一夜明けたら何かを期待してるんだもの。
人は理性で考え感情で動く。

2024年11月17日日曜日

で、閃く!


“何か”ないかな?と気分転換に散歩。1日1万歩の達成は1日2-3回外出しないといけないから外出する動機を作らないといけない。
散歩も終盤、駅前で古本市が開催されていたのでブラブラと眺めていたら、洋書コーナーに「レゴの本(1500円)」を見つける。レゴを使った物理や工学ができないか?と思っていたからヒントを得る。

そして、「スターウォーズのアートブック(2500円)」もあった。EP1からEP6までのアートボードなどで高校生の時に購入した本の拡張版という感じ。実家に未だあるかな?
思いがけないワクワクに満足して、妻のリクエストに買い物をしようと店に入り、カルディのコーヒー試飲を差し出されたので一杯飲んで、喉の渇きを潤し、買い物前に本屋へ移動して、物色。

ブルータス、ポパイなどの雑誌では映画・名画の特集。旅行雑誌を見ても映画のロケ地などの紹介。
で、閃く!私たちはフィルム・コミッションだから、撮影の川上に居ることを指摘されてきたけど、その川上の価値やアドバンテージをイマイチ理解していなかったと。

だけど、閃いたアイデアはフィルム・コミッションしかできないから、イケる!?と思い、卵などの買い物をササッ!と済ませて、閃いたコトを忘れてないよう早足で帰り、急いでメモに残す。

歩数は計13,000歩になっていてクリア。気分転換ででかけた結果にアイデアまで得て良い休日だった件。

図書館に泊まる。感想。


2024年11月9日(土)18時から11月10日(日)8時過ぎまで、IYO夢みらい館で行った「図書館に泊まる。」授業の感想。
多くの方に楽しんでもらえ、企画者としてはこれ以上ない手応えだった件。

  • 図書館にテントを張ったりキャンプ気分で楽しむことが出来るのが、斬新で良かったです。
  • とてもいい体験になりました。寝る前も起きてからもずっと本に囲まれて幸せでした。
  • 子供は数日たった今でも図書館でのお泊まり楽しかったね。また行きたいね。とよく言っております。
  • 私も普段はゆっくり本を読む時間がないのですが、今回はゆっくり色んな本を読むことができてとても良かったです。
  • 普段夜更かしをしない子供が、ずっと本を読み続けていたので、こんなに集中力があるんだなと気付けました。
  • 本を読んでいると、時間が過ぎるのが早くてビックリしました。
  • 夜の図書館はいつもと雰囲気がガラリと変わっていました。
  • 人も少なく静かで読みたい時に読みたい本を手に取るとワクワクしました。
  • とても貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。
  • 本が大好きな長男はまだまだ時間が足りない!もっと読みたいと言いながらも、眠くなるまで本に囲まれて好きな時に好きな本を好きなだけ読むことのできる非日常体験がなかなかないので非常に喜んでおりました。
  • 私も本片手に寝落ちする幸せな時間を過ごすことができました。是非また参加させて頂きたいイベントでした。
  • 私は何も買わないのに本屋さんに行ってしまうのですが、それがなんでだろうって考えてみると、本に囲まれたあの空間が大好きなんだいうことに気が付きました。なので、今回この企画を見た時にただそこにいるだけでも落ち着くだろうな、って思いました。
  • 実際泊まってみて、やっぱり本を読んでいなくても落ち着くことが出来ました。とても貴重な体験だったとともに、また参加したいと思いました。
  • デジタルデトックスにもなり、とても有意義な時間を過ごせて良かったです。
  • いつもはダラダラしてるのに気づいたら日をまたいでいて、夜更かしをしてしまうのですがそれがなかったこと。いつもより早く眠くなってすぐ眠りにつけました。これも本の力なのでしょうか…
  • テレビやゲームのない静かな環境で子どもとゆっくりコミュニケーションをとれてよかったです。本好きにとってはとても贅沢な時間でした。
  • 子どもも私も、ゆっくりできたことで普段は手に取らない本も楽しむことができました。
  • 子どもはテントで泊まるのがはじめてだったのと、図書館という環境でゴロゴロ好きな場所、姿勢で本を読めたことに興奮しておりました。
  • 気になった本を時間を気にせずに読むことができて、とても楽しく過ごせました。
  • 普段だとあまり立ち寄らないジャンルの本棚をじっくり見ることができて、おもしろかったです。こんな本もあるんだなと新たな発見がありました。
  • 参加者の人数も少なめだったので、特に寝るときなどは、一人ひとりが比較的ゆったりしたスペースを使うことができてよかったです。
  • オリエンテーションや人前で感想を言ったりするのが個人的には苦手なので、参加者に委ねてくださる自由な時間が多くてありがたかったです。
  • 本を読んでいる人が多いのでと消灯時間を遅らせていただいたり、寒くないか声をかけていただいたりと、スタッフのみなさんの気配りがすばらしかったです。ありがとうございました。
  • スタッフの皆さんは運営が大変と思いますが、この授業はこれからも末永く続けていただきたいです。この楽しさはぜひ、多くの人に体験していただきたい!

2024年11月16日土曜日

初めてのInter BEE。


モノゴトは、黎明期は特徴に加速をつけてシェアを伸ばそうして、発展期に機能などを多彩にして飽きさせず、成熟期になると低価格化などで競合他社と差をつけて広くシェアなどを奪っていく。
もしくは、競合他社を買収してグループ化してスケールアウト、そして、そんな話題を国内外に発信して優位性の認知度アップ・・・という感じか。

初めて参加したメディア総合展示会「Inter BEE 2024」の感想。
撮影、編集、音響、照明、CGなどのハード&ソフトが一堂に集まり、デモンストレーションからセミナー、実機体験など各社、自社のハード&ソフトをPR。

漠然と思ったのは、各種機材が小型化してるような。20年ほど前のイメージを引きずっているのか?暗い部屋で四方を大きな機材に囲まれてテーブル一面がボタンやスイッチ、配線だらけ・・・と思ったら、今は洗練されていて自宅でもできる感じ。
それもこれも技術革新のおかげだけど、すると、映画・映像制作の方法も変わる(既に変わっている)よな・・・と。
撮影から編集はリアルタイムだし、かつオンラインでパッケージなんてなくデータだもの。

NETFLIXだって最初(1997)は小さなDVDのオンラインレンタル事業者だった。それが今や世界に2億8000万人超の会員を有する超巨大企業になり、写真のような空き席が一つもない大盛況(これはNETFLIXプロデューサーによる人気コンテンツの開発セミナー)となる。

フィルム・コミッションに関するブースはゼロだったけど、話すと知ってる人が多かった。
一見すると関係ないように見えるけど、「撮影」というキーワードで繋がってた件。


額装化推進!


我が子の描いた絵などは手元に残しておきたいから保管しているものの、飾らなくてはもったいない!と思ってから、作品は額装して飾っている我が家。

ココ大付属学園でも子ども達の落書きや写真などを飾っていて、ペラペラで飾るより、サマになるから保護者からも喜んでくれる。

「(描いても、作っても)捨てられちゃうんだよね」という子供の嘆きを何とかしたい気持ちもある。


でも、額装って手間だし、お金もかかるし、億劫になるけど、それまで単なるペラペラなモノが途端に作品化になるのはいい。

と言いつつも、額は高いのでもっぱら100円ショップで購入(100円ショップでも良いものが増えてる!)

長男くんが描いた油絵と習作を額装。でも作品は既成サイズではないので額装屋さんへ行く。
店員さんからアドバイスを聞き、台紙やフレームを選ぼうと材質や色、デザインなど数十種類からピン!ときたものに決める。
ちなみに最近の額装の表面はガラスではなく、高透明アクリルパネルが主流とのこと。

全て整えて代金を算出してもらうと2つの額装で計2万円超だった・・・。
一瞬、高額に思えたけど、これから先、何年も楽しませてもらうわけだし、仮に20年間楽しめたら1年1,000円、1ヶ月80円ほど。全然高くない!

来年度もフレームづくりを申請しようかな、今年は円型と正方形型のフレームを作った。
額装化推進!

2024年11月15日金曜日

実施まで1ヶ月!


12月14日、15日のイベントまで1ヶ月となり、学生達はリーダーシップやプロジェクトマネジメントを学びながらイベントをOJT(On The Job Traning)で準備中。

・レゴでロケットを作ってもらいたい。
・レゴで宇宙に関するモノなら何でも自由に創作してほしい。
・レゴでお題に沿って作ってもらう。
・星座を創作してもらって飾ってもらう。
・顔ハメパネルをつくる。
・フリースペースをつくり、宇宙に関する絵本、塗り絵などを用意する。
・新聞紙ドームで宇宙空間をつくりたい。
など、会場となるコニカミノルタサイエンスドームの特徴を生かした企画が固まってきた!

・全てのグループからアイデアを聞いて賞賛しつつも質問タイム。
・時間を区切って遊ぶだけど、創作途中で時間切れとなった子どもの満足度は低くなるけど、どうフォローするの?
・親子参加が多い中で保護者の居場所や巻き込む方法はどうする?
・掲げた目的や成果指標に書いた言葉の定義(例:楽しんでもらう。仲良くする等)はされている?
・考えたアイデアに必要なリソース(資源)の調達方法は?
・誰が何をどこまで責任を持ってするの?
など、突っ込まないといけない所が多々あるのは学生だから、授業だから。

・その視点が抜けてました!
・その手があったか〜!
・その話、未だしてないね」「ようやく見えたかも!
など、学生達に気づきが多かった授業。

アイデアが概ね固まったので、次は開催日までバックキャスティングによるスケジュール検討およびアイデアに必要なリソースの調達。
他の授業も受けつつ、この授業も受けているんだからスゴいよ学生達!となる。

選択肢を増やそうと。


誤解を恐れずに書くと「物分かりのよい子は“手がかからない子”」「先生に従順な子は“素直な子”」「学校のルールを守る子は“真面目な子”」などと思わせる時があった我が子の学校時代。

担任の先生が一人で30名ほどの子どもたちを指導するのだから、そうならざるを得ないのも分かるけど、子どもたちは規格品ではなく、一人一人に個性があり、“じゃない子“もいるのが教室であり学校(組織も)。

“じゃない子“には、(更新されない)既存のフォーマットからはみ出たり、合わなかったり、飛び出してしまうなど規格外の子もいるけど、フォーマットのモノサシに合わないから思い込みなレッテルを貼られたりする時もある。
その結果、学校に行きずらくなったり・・・。

10代の秘密基地を作りたい“なまじサン”。
まだ漠然としたイメージだけど、既に取り組んでいる人を紹介する2回目は“太田聡美さん(さっちゃん)”。

伊予市佐礼谷地区に親子の居場所を開設されていて、これまでの取り組み&これからの取り組みなどを紹介していただくと、なまじサン感激。
雰囲気は柔らかく、優しい口調だけど熱量の高さを感じる太田さん。ご自身も当事者だったからかな。

なまじサンも一歩を踏み出す勇気が更に増したと思うけど、いざ現実はリソース(ヒトモノカネバショジカンなどの資源)の調達が必要となる。

太田さんも居場所の持続&継続には苦心していて、求められているのに・・・は、声がまだ小さい&少ないからだけど、子どもたちは未来だから選択肢を増やしてあげないと・・・は独り言。

2024年11月14日木曜日

令和ですから。


世間一般的な理事長イメージは組織のトップであり、責任を持つボスであり、リーダーという感じ。その通りで否定するつもりは毛頭ないけど、時代は価値観に合わせて刻々と変わり、“それだけ”ではなくなった・・・は自論。

そもそも「リーダー=カリスマ」なイメージは既に過去形で、サーバントリーダーシップ(≒リーダーは部下に積極的に関わり、意見に耳を傾ける。そのうえで組織の進むべき方向を指し示し、奉仕することで導く。部下を支えながら、一人一人の可能性を引き出す)が役目と思っているので、懇親会では“素”の仲間が話す話題に耳を傾けると・・・。

古今東西「職場の話題」は尽きず、組織の話のように思えても組織は人で構成されているので、結局“人”の話題。

40代の上司を前にボヤく20代を見守る50代。上司の許容力に「さすが!」と拍手し、20代に「よくも堂々と言えるね!」と驚くと「今は令和ですから・・・。」と、またボヤき(笑)

ジャパンFCの責任者なので組織の方向性を舵取りするのが役割だけど、私の場合は撮影誘致や支援の他に、働き方、キャリア形成、ライフプラン、仕事の仕方、悩み・困りごとなどの相談を受けることも多い。
これも“令和”だからなのか?

相談に答えを示すというか、話を聞くという感じ(≒相手の気づきを待つ)なので役に立っているかは不明。

外は寒いのに相談話はヒートアップ。そこへ食後のデザートにアイスモナカが出てきてクールダウン!
「あっ!ゴメン!モナカだから写真撮らせて!」と一呼吸。

この先も学び。


撮影相談で増えているのはYoutube撮影だけでなく、ドローン撮影も。
と、言っても私がドローン撮影をするわけでもなく、特別な思いもなく、またドローン撮影が絡んだ事故や事件なども相次ぎ、規制が厳しくなり、撮影がしにくくなっているドローン撮影。

余談だけど、今年7月で一区切りした「佐田岬ワンダービューコンテスト(通称:サダワン)」は、2018年の第一回目当初「ドローン撮影が似合う佐田岬」的なコンセプトで、今ほど規制が多くなかったため、とてもユニークで臨場感のあるドローン映像を審査した思い出。
応募作品の半分以上がドローン撮影ならではの眺めだった。

閑話休題。でもドローン撮影が好きな人、詳しい人が説明すると興味が湧くから不思議。
「100g未満のドローンなら大丈夫!」と時々言う人がいるけど、あれは「航空法に触れないから国交相に飛行申請を出す必要がない」だけで、どこでも飛ばせるとは違う話。
空の話と陸の話があって、それも毎年法令や条例が更新されるから追いつくのに必死。

でも、100g未満でも高精細に撮影できるドローンもあるわけで、追尾機能などもあったり。
するとココ大付属学園で子どもたちの様子を上からとか気づかれずに撮影とかもできたり・・・と妄想したり。

要は情報だけで知った気になってはならず、慣れておかないと的確に案内などできないなと。
ドローン撮影を利用する狙いは「斬新なカット(今まで見たことがないよいアングル)」を求めているから、話を合わせられるようにしておかないと・・・。

2024年11月13日水曜日

BOYS BE AMBITIOUS.


今回の目的は毎年、ジャパンFCが全国10箇所で行っている研修会に参加。
チェックアウトから研修会の開始まで3時間ある。天気も良い。どこかへ行こうとGoogleマップを見るとクラーク像のある羊ヶ丘展望台が近くにある!よし行こう!となる。

地下鉄に迷いながらも乗り継いで最寄り駅に着くも羊ヶ丘展望台へは・・・と思ったら路線バスだった!

で、平日の午前中なのに人がめっちゃ多いバス停を発見して近づくと「羊ヶ丘展望台行き」で、並んでいる人の90%が女性だった(昨日の某アイドルのコンサートが終わったファン?)と思うのも不思議ではない光景。

路線バスに揺られて20分ほどすると羊ヶ丘展望台に到着。羊ヶ丘展望台に入るには600円/人が必要。支払うと札幌の街を背景に立っているのが、「BOYS BE AMBITIOUS(少年よ、大志を抱け)」で有名なクラーク博士像。

元々、北海道大学構内にあったものの、観光客が押し寄せて支障をきたし、羊ヶ丘展望台にも設置されたとのことで、だから北海道大学構内と羊ヶ丘展望台の2体あるのね。

辺りには羊がまったりしてたり、牧歌的な光景があって散歩してたらあっという間に20分が経ってた!

やばい!あと10分で来る帰りのバスに乗らないと研修に間に合わない!と急いでお土産売り場を見るも特段に目を引くものはなく、トイレに行って表に出たらバスが来た!
滞在時間30分だった羊ヶ丘展望台、またねクラーク博士!
いざ!研修へ!

推し活経済を目の当たりにする。


「図書館に泊まる。」が8:30に終わり急いで帰り、荷物をまとめて松山空港へ。
11:50発の飛行機は遅延で12時過ぎに出発、13:30頃に羽田空港到着。
そのまま今度は14:30の飛行機で新千歳空港へ離陸。16時過ぎに着いた新千歳空港付近は既に日没で暗かった。

地下鉄で札幌駅を目指そうとするもギリギリ間に合わず(次に乗るか)と思ったら、電車は未だ出発しておらず、ラッキーと乗車。聞けば病人対応で発車が遅れているとのことだった。
その後、思いの外、大変な出来事だったようで後続列車は出発時刻が未定となってた、セーフ。

札幌駅到着。
今回、札幌周辺のホテルはどこも満室で、空き部屋があっても一泊2万円、3万円という信じられない値段。その中でも18,000円という“底値”のホテルを残り一室で予約した。

某人気グループのコンサートでファンが押し寄せているとのことで(本当なの?)と思いきや、街ゆく人の多くがキャリーバッグを引いて歩く女性で、ホテルのロビー、フロントにも女性たちが30人ほどいて(これが推し活か・・・)となる。
エレベーターにのっても、翌朝の朝食会場も女性だらけ。
この機会に便乗して値上げした、ごくごくフツーなビジネスホテルなのに特異な雰囲気。

一説では2022年のお押し活市場は8000億円。うち押し活トップは「アニメ」の3000億円。その次が「アイドル」。

2021年の推し活市場は7000億円とのことだったので1年で1000億円UP、今は2024年9000億円、1兆円という人もいる。

地元に特需がもたらされるってスゴい。
チェックアウト後もいたる所にキャリーバッグを引く女性達がいた札幌市内。

2024年11月12日火曜日

14時間の滞在。


就寝前の見回りに図書館を歩くと、23時を過ぎてても子ども達は元気だった!
積んだ本を広げてはページをめくり喜んでた。で、近くのテントや寝袋では保護者が既に寝てた・・・。親の気持ち分かる・・・。

私は24時過ぎに就寝。5時に目が覚めて顔を洗い、歯磨きをしてベースの料理研修室へ。そして静かな図書館(館内)を見回り。

6時頃になると起き出す人がいて、早速、昨晩の続きなのか読書灯をつけて本を読んでた。
それと同時に料理研修室にも参加者が訪れて、コーヒーや紅茶を入れたり、朝食を食べる家族もいたり、子供が朝食と言っていたのはスイーツで「今日はスペシャルだね!」となる。

皆さん、本を読み過ぎたのか寝不足気味だったけど全員元気でサッパリ&スッキリ。
今回の参加者は親子が多かったけれど、幼稚園からの幼馴染という30代2人組がいたり、同じ学校に通う高校生2人組がいたり、色々な人に刺さったよう。
ちなみに高校生は未成年なので、親の参加同意書にサインしていただき参加していただいた。

7時になるとそれぞれがラストスパートの読書をしたり、料理研修室で“まったり時間(好きな本、読んだ本、一夜を過ごしたなどの共有)”したり、いい時間となる。
その後は辺りを整理したり、テントをたたんだり、身支度を整えたら8時になり、全員集合。

14時間(午後6時から翌朝8時)をIYO夢みらい館内で過ごしたにもかかわらず、短かく感じた・・・が最も多かった感想。
本を読むと時間が過ぎるのは早いし、5-6時間寝たら、あっという間。

本を読みきれず、中途半端になってしまった子どもへセンター長の河野さん「読みきれなくても問題ありませんよ!9時から通常営業ですから」がハイライト(笑)

また企画します!

夜を越えて。


図書館でオーバーナイトなんて・・・と言えば驚かれるけど、理解と協力、そして(少しの)信用があれば実現できるということ。

17:30からマットやテント、ブランケット、読書灯などを持ってきた参加者。
持参品の参考はお伝えしたけど「各自で検討して必要と思うものは持ってきてくださいね!」と伝えていたので、それぞれ色々なモノを持ち込む。

18時になり「図書館に泊まる。」授業スタート!ベース(拠点)は料理研修室。
理由は料理研修室なら、湯も沸かせるし電子レンジもあるし炊飯器もある。
腹が減っては・・・と言う感じで各自、夕食も持ち込む。

そして“つい買い込んでしまう”のがこんな時。
図書館が閉まる19時から移動開始だから、その前に夕食を食べて、寝床を確保してからまた食べて、一通り本を読んで今度はお菓子を食べて・・・とスペシャルな時間を過ごす参加者。

閉館は22時。学習スペースで勉強していた学生らが帰っていくと、いよいよ我々だけの貸切タイム!

机に向かって読む人もいれば、ソファで寛ぎながら読書する人、寝袋に寝っ転がって読む人、本棚を片っ端から見て回る人、読みたい本を側に積んでる人、テントの中で読んでる人など、思い思いの読書スタイルが面白い!
夜更かしする寝巻き姿の子どもたちは楽しそう!

23時を過ぎた。
実はスタッフも参加者と一緒に寝袋を敷いて寝る。ちなみに私は和室で寝かせてもらう。
図書館の明かりも最小限になった、おやすみなさいzzz。