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2025年11月8日土曜日

エクストリーム帰宅。


えひめフィルム・コミッションでの打合せが終わり、外に出ると夕暮れ。
雲ひとつない青空と太陽が傾きオレンジ色とのグラデーションに、なぜかテンションがあがり(このまま、まっすぐ帰るのはもったいないな。松山城へ上がって下りるエクストリーム帰宅でもするか!)となる。

選んだ道のりは県庁裏登道、この登り坂は急でキツい。
打合せ帰りだからスポーティーでもなく、リュックを背負いヒィーヒィー言いながら10分ほどで、ロープウェイ乗り場(長者ヶ平)に到着。

すると、ちょうどロープウェイで到着した観光客一同と混ざるも彼ら一行は全員が韓国人だった。
そんな一行を追い越していくと、今度はシニアの団体客が松山城の石垣に惚れ惚れしていて、更に進むと「THE 松山城」のイメージの坂道(ココは坂の上の雲のポスターでも登場した)をあがると、平日の16:30頃なのに山頂広場は大勢の観光客でごった返してた!

夕陽は瀬戸内海に沈むので、その光景を5分ほど見て、我がアパート(実は山頂広場から見える)を確認して下りる。

乾門をぬけて古町道へ。
この古町道は4つある登山道の中で唯一舗装されていない道だから自然の中を歩けるけど、登りはまだしも帰りの下りは落ち葉でツルッ!、石ころでズルッ!と滑るから注意が必要な道。

案の定、前を歩いていたお爺さんがズルッ!となり、追い越す際に「この道、滑りますよね。お気をつけて。」と言った傍で私も落ち葉でツルッ!と右足が全てヒヤッ!となる。

無事に下まで降りてきてホッとして、そのまま帰ればいいのに、暑い中、エクストリーム帰宅のご褒美が買いたく、スーパーでアイスを買い、歩いて消費したカロリー以上を戻す。
そして、この日の合計徒歩数は12,000歩を超えて、何が何だか、何をしてるんだか・・・となる。

全てが手探り。


そんなに話題になってたのか!と、驚く。
「Affinity Studio」への(PhotoShop、Illustratorなどからの)乗り換え。
初日から4日間で100万人がAffinityに新規登録したとのこと。私もその中に入っているのね。

と言うのも、PhotoShop Elementsの使用期限が11月30日で終わってしまうので、それまでにひと通りの操作を覚えてなくてはいけない!
残り23日で使いこなせるのか!?私。

初めて使うソフトだから、体裁こそはPhotoShopに似ているけど、画像を切り抜くだけで(慣れてないから)一苦労。
アイコンは見つけれても、“したい操作(ブログやFB用に1200px900px、300dpiで切り抜き)”の詳細設定画面がどこか?分からない。

(これかな?)と、あっちこっち探すだけで5分経過・・・。
30年間使ってきたPhotoShopなら、1分もかからない作業にキィーーーーーー!となる。

で、切り取ったつもりでも、解像度がいつの間にか72dpiになっていたり、“別名保存”ができず、(どうやら)“書き出す”で好みのフォーマットが選択できたけど、あれっ!書き出されたファイルサイズをみたら極小で、???と思ったら、レイヤーの一つしか保存されておらず、(どうやら)レイヤーを統合した上で“書き出す”が必要だったみたい・・・。正常に保存完了。

全てが手探り。
なんだか、RPGの主人公のようで、一つ一つの作業を少しずつ試しながら、一歩進んで二歩下がっての繰り返し。いづれ勇者(マスター)になれればいいんだけど。

説明書もないから、先に使いこなしている人たちが公開しているウェブ情報を見ながらヒントを得ているけど、(解説本はないのかな?)と思い、本屋にいっても、旧版はあっても11月からのソフトはないよね・・・と見つからず。

ササッ!と操作できるPhotoShopを使いたいけど、ここで戻っても23日しか使えないから我慢!

がんばれ私!慣れろ私!

2025年11月7日金曜日

そうか!と目からウロコ。

デュプロの活用法はシニアのボケ防止にも!

目からウロコ(今まで気付かなかったコトが、何かをきっかけに分かるコト)。
先日も寄付レゴについて書いたところだけど、手元には120kg以上のレゴがあり、ココ大付属学園では開放して、子ども達は存分に楽しんでいる。

レゴの対象年齢には、一応「1歳-3歳=デュプロ、4歳-6歳=クラシック、7歳以上=シティなど、10歳以上=テクニックなど」という目安があるけど、最近では「大人レゴ」と言われる、花シリーズ、アートシリーズなど子供向けよりも高価でピース満載のレゴまである。

余談は、レゴには「アルティメット・コレクター・シリーズ」と言われる“別格(金額も中身も!)”のレゴがあり、先日発売されたスターウォーズの「デススター(対象:18歳以上)」は144,980円する!

誰が買うの?と思うけど、レゴは約2年で廃盤になるから、廃盤以降は入手困難になるので、コレクターズアイテムになる可能性を含んでいる。

閑話休題。余計なことを書きすぎた。
寄付されたデュプロは対象年齢が1歳-3歳と低く、その理由は通常レゴの2倍の大きさ、体積は4倍。要するに一つ一つがデカい。

なので、細かい表現ができず、また、そんなパーツもない。
だから、小学生にはダイナミズムが物足りず、イマイチなんだけど、そこへシニア向けに「ボケ防止」としてデュプロを使っている施設があると聞き、(そうか!言われてみればその通りだ!指先を使う=脳も使う、達成感も得られる!)と気づく。

元々、誤飲を防ぐためにも大きく作られているから、認知症を患うシニアが間違って口に入れようとしても入らないなど利点も多い。

面白い事例を手に入れた!と一人感動する。
と、言ってもシニア相手にした事業はないから参考までだけど、どう活用できるか?考えていたから、調べれば求める答えにたどり着くし、ハテナ?と思うことでも、どこかの誰かが必ず先にしているというコトを実感した件。

2本目、提出。


ココ大付属学園の準備を始める。
運営費が潤沢ではないので、したいコトがあるなら、自分たちで調達しなければならない。
だから資金調達力が試され、1回目(2021年)から、何かしらの助成金を毎年獲得して運営に充当。

愛媛県内の団体から助成金をいただくこともあるし、愛媛県外の団体から助成金をいただくこともあり、自分で言うのもアレだけど、毎年書いては申請して採択されて・・・と、よく頑張ってると思う。この年齢になると誰も褒めてくれないから自分で自分を褒める。

今年度は「ライフスポーツ財団(大阪府)」と「愛媛県森林環境保全基金」の2つから助成金をいただき、事業を遂行。

一言で助成金と言っても、子ども達が対象の申請だから、助成する側との兼ね合いというか主旨の合致が大切で、その見極め(助成の目的理解など)が採択に影響するのは25%かな。

申請する助成事業は一人ではできないので必ず協力者が必要。
だから、協力者へ相談するのだけど、採択されるか分からない状態でのお願い/相談は、日頃からの理解と共感がなくては得にくいので、申請事業の理解を協力者から得られるかどうかが採択に影響するのが25%。

申請事業内容が助成する側から見て、新鮮に映るか?助成したい内容か?も重要。
申請事業をする目的、事業内容そのもの(アウトプット)、事業内容が創出する価値(アウトカム)、目新しい取り組み、参考にしたい取り組みなど、色々な“モノサシ”で測られる時に必要な要素が組み込まれているか?が採択に影響するのが25%。

残り25%は、申請事業内容の構想や目的がよくても「文章、書類に伝わりやすく落とし込めるか?」が最重要で、口頭では上手く言えても文章化すると矛盾していたり、ご都合主義になっていたりと、読みやすさ、わかりやすさが最後の関門。
ここが採択に影響するのが25%。

来年度は3本の助成金を申請する予定で2本目が完成、提出完了。
教えている身もあるから、採択されますように!

2025年11月6日木曜日

新たな寄付レゴなどで準備中。

寄付いただいたレゴ

「ココ大付属学園の申込開始のお知らせは、11月15日付の“広報まつやま”に掲載されます。」と、松山市こどもえがお課の担当者。
なので、申込開始は11月16日(日)午後6時から先着順で申込受付に決める。

8月31日に「ココ大付属学園_夏休み編」が終わり、9月、10月とあっ!と言う間に過ぎて11月。来月は「ココ大付属学園_冬休み編」ではないか!と、分かっていても時が過ぎるのが早い。

協力いただいている松山市シルバー人材センターからも連絡いただき、松山東雲女子大学からも研修生が来る予定。
スタッフにも連絡し、シフトの検討を伺う。すると「今冬は旅に出るので全休でお願いします!」という返答。

大賛成!ココ大付属学園のスタッフとは旅の話題が多く、奨励していることもあり、去年の冬は全休してエジプトへ旅したスタッフもいた。こういうユニークな体験/経験が子ども達へ少なからずとも影響を及ぼしていると思うので、「気をつけて、いってらっしゃい!」と返信。

今冬はカレンダーの都合で5日間(12/26、12/27、1/5、1/6、1/7)と短い。
なので、参加人数も減ると思っていけど、内容まで減る/下げるつもりはゼロ!

・一日遅れのクリスマスケーキ作りができたらいいな。
・お米の寄付(平岡米)が予定されている。
・ライフスポーツ財団の助成で外スポーツを城山公園で存分にしたい。
・「帆布サコッシュ」を作る予定。
・(プロ用)缶バッジ製造機(直径76mm)を試したい!
・寄付されたレゴ(数キロ)を投入!

写真は、寄付されたレゴの一部。
救急車やヘリコプターなどが作れる「シティ」のレゴ。
その他にも寄付されていたけど、貸し出していた「デュプロレゴ」が戻り、これだけでも量がすごい!デュプロって通常ブロックの2倍サイズだから。

ダンボールも集め始めたりと、5日間だけど全力で遊ぼうと計画!

いい打合せでした。からの脱線。


打合せは、これまでコツコツと積み重ねてきた建設的な内容を議論の中心に据えて、皆んなが一つの方向性へ進めさせようと質問したり、アドバイスしたり、方向性を確認したり・・・。

メンバーは20代、30代、40代、50代で、かつオンライン会議。
そのオンライン会議に参加しているのは5県から参加していたのだから、対面会議も大切だけど、オンライン会議も対面会議と遜色なく成果を生み出せるようになったと、改めて感じる(今さら!?)

終われば事務所への移動時間もなく業務に戻れるし、議事録作成もそのまま文字起こしができるし、共有も即、生産性が向上したのは言うまでもないけど、その分、“節約できた/空いた”時間は、「ゆとり」として、考える時間、休憩時間、気分転換などに費やした方が良い。
間違っても、“その時間”に「別の仕事を詰めない方がいいよ。」を若手にアドバイス。

一見して、仕事を2倍しているのは錯覚。
生産性を考えれば、予想外に空いた訳だから、用意も不十分だし、メールでも返信しようと思っても、“その時”でなくてもいいよね?となる。
要するに、結局ダラダラ過ごすことが多いんじゃない?は私の経験から。

「30分空いたらどうするんですか?」
「私だったら、妄想したり、本を読んだり、10分-20分の昼寝もするかも。」
「いや、組織にいたらできないですよ。それは泉谷さんだからできるんでしょ?」
「かもね。組織人はしにくいかもね。でも、コーヒータイムは取れるの?」
「取れますが、せいぜい10分-15分ですよ。タバコの人はもっと長いですけど。会議後だったら会議室の終わり時間までは使えますね。」
「そうだね、そんな時を活用しないと!早く終わったからといって、切り上げる必要はないからね。」
「夕方だったら、夕食とか考えるかも。」
「いいね!惣菜とか食べたいものを想像するの楽しいよね。」
「泉谷さん、料理するんですか?」
「いや、単身だからヒドい、人に言えない食生活だよ。」
「・・・。」と、話は脱線して「お疲れさま!またね!」と、そそくさと出る。

2025年11月5日水曜日

30年ぶりに全乗り換え!

Affnityの操作画面

初めて買ったコンピューターは、1991年のマッキントッシュⅡsi。
当時はニューヨークで学生。親から預かった授業料を充ててしまった・・・。

そして「これからは動画の時代だ!」という先生の言葉を真に受けてQuick Timeで動画制作をしたものの、動画サイズはマッチ箱サイズ(320px×240px)、モザイクな表示に失望した思い出。早すぎた。

ハードは買ってもソフトがなければタダの箱。
最初に買ったソフトに描画作成のIllustratorとフォトレタッチのPhotoshopがあり、他にもQuarkXpres、Word、Excell、Directorなどを使ったけど、今でも残っているのはPhotoshop ElementsとMicrosoft系だけ。
IllustratorはCS8で止まったまま、OSが合わなくなってしまった。別機にインストールのまま。

そして遂に、Photoshop Elementsのライセンスが2025年11月で失効との連絡。
引き続き使いたい場合は3年ごとに13,800円とのこと。年間4600円、毎月384円なので高くはない。

これまで30年以上も使ってきたから馴染んで気にしてなかったけど、どうする?と考える。と、言うのもIllustratorも一緒に使いたいけど、使えないのが現状・・・。

そこへ急に「Affnity(アフィニティ)」というソフトウェアの紹介が、SNS上で表示され続け(うっとしいなぁ)が最初の印象。だけど、その表示の勢いは加速して増加して根負け。

(何なのいったい?)と思いつつ、クリックするとIllustrator、Photoshop、inDesignの3つの機能が一つです!とうたい、【使用料0円/無料使用(正確に言うと“プロ版”は有料)】と書いてありビックリ!
その昔、Illustrator、Photoshop、inDesignを揃えると30万円以上した。

でも、昔のようにゴリゴリ使わないから標準機能(無償範囲)でOK。
Illustrator、Photoshopと同等機能が0円が嬉しくて、早速ダウンロード。
操作に慣れてないから戸惑いもあるけど、いづれ慣れると思うと、乗り換えるしかない!

2025年最後の授業は。


週刊ココ大ラジオの収録。
まだ朝散歩は短パンで歩いている(≒暖かい)のに、12月の授業について紹介したら気持ち的に寒くなってしまった。告知も兼ねてるから早めに紹介しないといけないし。

12月20日(土)は10時-12時に「ピザ職人とつくる缶つまピザ」。
教室はIYO夢みらい館、2階調理研修室。先生はパパイズムこと、鈴木雅也さん。


ココ大付属学園でもお世話になっているパパイズム。
IYO夢みらい館では3回目の「缶つま」授業で、過去2回は「あんな」こんな」で、面白く美味しく学べた授業。

3回目の今回を考える際、パパイズムから「缶つまトッピングでピザはどうですか?」と提案を受けて即採用!なぜなら、パパイズムはピザ職人だから!
そして、缶つまをトッピングしたピザを想像した時に(参加者の個性が出るピザになって面白い!)と直感したから。

でも、参加者の個性をピザが焼けた時に写真を撮るのも一つだけど、せっかくなら事前に描けたら面白いと思い、先ずは材料を見て考えて、自分がつくるピザの設計図を描き、その通りに焼いて食べようという内容になる予定。

すると、ココ大付属学園の時に子ども達が「ハート形のピザにしたかった!」「スイーツピザにしたかった!」などのリクエストにも応えられると思う。形もトッピングも満足度につながるから大切。経験からのブラッシュアップという感じか。

そして、この授業で2025年の授業は全て終了。
授業ののべ実施回数は710回目。

そう言えば、週刊ココ大ラジオの放送も、のべ回数で700回に近いかな。
2012年から年間48回放送で計算すると、48回/年×12年+@=600回程度でした・・・。
続けられていることに大感謝!理解と協力の賜物で2025年も終われますように。

2025年11月4日火曜日

身の回りの話題。


そうですか・・・スーパー戦隊シリーズが“関係者”からの取材によれば、放送から50周年の現在放送中の作品を機に終了ですか。

“関係者”によれば、終了の背景には、イベントや関連グッズ、映画化などで得られる収入が、番組制作費に見合わないことなどが原因と言とのことだけど、どうなんだろう?

実は
“関係者”の発言であって、投影などの“公式”からの発表ではない・・・から、スーパー戦隊シリーズは終了するけど、色々と区切りをつけて、新たなヒーロー戦隊シリーズが始まる予感。

どう考えても一時期より衰えたかもしれないけど、「ドル箱」に違いないし、固定ファンもいるし、類似作品を見ると「仮面ライダー」も「ウルトラマン」も基本は変えずに刷新して今に至っているから、これはマーケティングの一環と見る方がいいかも・・・と邪推。
そうでないと、爆破シーンなどをウリにして、撮影が多い茨城のFCもガックリでしょう。

ちなみに、我が子は「スーパー戦隊シリーズ」より「仮面ライダー」が好みだった。
「555(ファイズ)」「響鬼」「電王」「W」「オーズ」はよく覚えてる。どれも個性的なライダーだった。

フィルム・コミッション的には「響鬼」の撮影エピソードが好きで、ロケが多く途中で監督交代したことで、路線がガラリと変わったのが話題だった記憶。

そんな色々な推察の余地がないのが、アルタミラピクチャーズの破産。
問い合わせがあったけれど、私も報道で知った一人。
数ヶ月前に桝井さんと食事をした時は微塵も感じなかったし、あの時は本当に予兆も何もなかったんだと思う。

私のメンターであり、えひめフィルム・コミッションの設立時から応援してくださっているから、何かできることは・・・と思っても、簡単に言える/できることではないし、見守るしかないのが現状。うーん、ショック。

願わくば、これまでヒット作品を多く世に輩出してきたアルタミラピクチャーズだから、形を変えて再出発していただきたい。
そして、私たちとしては、ロケ地として応援&支援して、ヒット作を世に出していただきたい。

バッターボックス。


立て続けに出てきた「バッターボックス」という言葉。
この意味は「チャンスを掴め」と同意語で、野球に例えれば、バッターボックスに立てば、ピッチャーからボールが投げられるわけで、このボールを「チャンス」と見立て、バット(≒可能性、意欲)で勝負できるという意味。

投げられたボールはチャンスだから、可能性や意欲というバットに当てることは言うまでもなく、仮に空振りだったとしてもバッターボックスに立てたという経験値は残る。

バットに当たったチャンスは、ゴロかフライかヒットかホームランか?
こればかりは狙っていても意思とは無関係に、時の価値観、共感、世相などとの兼合いからゴロやフライが多かも。それでも「勝負できた」ことは、バッターボックスに立たなかったら、そもそもできなかったこと。

ヒットを「一発屋」と揶揄されても、ヒットが打てた事自体、スゴいこと。
ホームランは、打ったことがないので分からない。

「バッターボックス」に立つこと自体、意外と難しい。
と、言うのも、バッターボックスに立っても、ボール(チャンス)が来ない場合も多い。

要するに誰かがボール(チャンス)を投げない打てないから、打つチャンスを創出しないといけない。

チャンスを投げてくれるのは誰か?
仲間が投げてくれるかもしれないし、投げてくれる人を探してくる人もいる、人じゃなくて助成金などの制度が投げてくれるかもしれない。

実は「自分の意欲や熱量」が自分に対してチャンスボールを投げる場合もあって、この場合、誰かや何かをアテにするよりもバッターボックスに立てる機会は多い。

バッターボックスに立てる機会が多ければ、ゴロやフライ、空振りしても、次のチャンスを自ら創れるから、ドンドンいける。4回に1回(2割5分)、3回に1回(3割3分)のヒットでいいのだから!

「バッターボックスにはドンドン立った方がいい!」とアドバイスしてるのは、そんな意味合いもあるということ。

2025年11月3日月曜日

ちょっと、いい話。


80歳超のお婆ちゃん、スイミングプールにて。
「どうして、急にターンの練習を始めたの?」と尋ねると「三途の川ってあるでしょ?あそこから戻れるようにターン練習しているの。」

小学校一年生が遊んでいたら転んでケガをした。
先生が絆創膏を貼って、ケガもしていることから「今日は、まっすぐお家に帰る?」と尋ねると「違うよ、ちょっと曲がるよ。」と泣きながら答えた。

「核兵器ミサイルを無効にする方法があるんです!」「それは何ですか?」「ミサイルUターンシステムです。」「なんですかそれ?」「ミサイルが発射されたら、発射された場所へ戻してしまうシステム(通称:DND/ドクター中松ディフェンス)です。そんなシステムを開発できる人がいるんです。」「誰ですか?」「ドクター中松氏です。2003年の東京都知事選挙の時の公約です。」

極めつけは、当事者本人から。
落ち込んでいた彼女(当人)は気分転換に海岸を訪れる。目の前にカニがいて気分がムシャクシャしていた彼女は「ワッ!」と、カニを驚かした。

すると、カニは反射的に両腕(ハサミ)をパッ!とあげた。
(カニは威嚇のつもりと思うが)彼女には「ピース」に見えて、ハッ!させられ、それまでムシャクシャしていたのがバカバカしくなったようで気が鎮まる。

その出来事以降、彼女はカニを自分のラッキー生物にしているという話。(実はその後、(別の)カニを飼ったという“続き”もある。)

「すごくいい話だね!」「実は、このエピソード、テレビでも紹介されたんです。」「えっ!そうなの?」「はい、“月曜から夜ふかし”(と言ってた記憶)で街頭インタビュー受けました。」

「ちょっと待って!すると、二人ともテレビの街頭インタビュー(“笑ってコラえて”と“月曜から夜ふかし”)されたってこと?」で大笑い。オモロイ二人。

後回しにしない。


「えび天が好きなんですか?」「そうですね。」「最後に残すって分かりやすいですね(笑)」と、大黒屋うどんで「えび天大黒うどん」を注文して、最後に“えび天”を食べる際に指摘される(笑)。

食事の時に【好きなモノを“先”に食べるか?“後”に食べるか?】は人それぞれ。
「最初に食べる人」「最後に食べる人」「気にせず他と一緒に食べる人」「考えない人」の4人種があり、私の父は「いつ死ぬか分からないのだから先に食べた方がいいじゃん。」という派。
私は好きなモノは最後に食べて余韻に浸ることが多い派(爆)

閑話休題。
人生ではどうか?仮に65歳まで働き(ON)、66歳から好きなこと(OFF)をしよう!という区切りをキチンとつけた働き方(考え方)もある。

一方で、ONとOFFに明確な区切りをつけず、日々にONとOFFを同居させて66歳以降も続ける働き方(考え方)もある。

もしくは、そんなコトを全く考えずに65歳まで流れつき、66歳からも流れに任せた働き方(考え方)もある。

生き方に良いも悪いもない。
だけど、どんな人生を送りたいか?に選択肢はあるわけで、やりたいコトをずっと溜め込んで、そのタイミングが来た時に一気にする!と、言っても体は一つ、同時に複数はできない。

そもそも、この考え方は「65歳まで、66歳以降も元気」なことが前提条件。
でも、明日も生きている保証はどこにもない。
NETFLIX「ハウス・オブ・ダイナマイト」を見れば、考えさせられる。

となると、せめて日々の中でONとOFFを織り混ぜながら、“その時”まで生きる、今を懸命に生きる方が、(できなかった・・・。)などの後悔は少ないかもしれないが、現在の心境。

「いつかは来ない。」という言葉を実感してから、周りに理解と協力を得ながら好きにさせてもらっているコトに感謝。

ホント、父が言うように、えび天を最後に食べようと残して食べる前に、ハプニングで皿が床に落ちて食べれない時もあるんだから。大きく捉えれば同じこと、違うか・・・。

2025年11月2日日曜日

総決算!1年間のJALウォーキングアプリ。


2024年11月1日からJALのウォーキングアプリ(月額550円)を使い始めて、当時は(今もかな?)2ヶ月間無料だったので、効果を感じなければ止めようと思っていた程度。

既にコカコーラのウォーキングアプリ、楽天ヘルスのウォーキングアプリを入れていて、5,000歩歩けば日々のノルマは達成という感じ。
なので一回のウォーキングで3つの“得”を得ようという企み、運動不足解消にも役立つし。

JALのウォーキングアプリは他のアプリとは違い、6,000歩、8,000歩、10,000歩と達成歩数に合わせて3段階に分かれていて、それぞれを日々達成すると1回ずつ1日最大3回のクジをひけて、このクジの結果=獲得マイル数というもの。

10,000歩/日を課してスタート。
気づいたのは、5,000歩は無意識でも達成できるけど、10,000歩/日は意識しないと達成できないということ。
そのために、朝散歩の時間を伸ばしたり、道後まで歩いて行ったり、遠回りしたりなどの工夫をして10,000歩/日を確保して、1日に得られるマイルは平均10マイル/日。

たかが10マイル、されど10マイル。
これだけだったら、1ヶ月≒30日=300マイル/月。だけど一週間で6万マイルを達成するとボーナスクジ1回、1ヶ月頑張るとボーナスクジ1回と“挑戦をくじけさせない”な仕掛けもあり、約400マイル/月が得られると分かった。

でも、この400マイルって金額換算するといくらなの?と計算したくなるのも必然で、ネット情報で【約1.87円=1マイル】と知る。
すると【1.87円×400マイル=748円/月】だから、10,000歩/日なら、毎月550円の使用料を払ってもお得(約198円/月)と分かる。

で、10月が終わり1年間の結果が出た。
結果は【4,857マイル/年】の獲得。参考までの金額換算は9,082円/年の獲得。
ちなみにマイル計算だと、松山・羽田間の片道特典マイル必要数は6,000マイルだから足りないけど、80%以上はマイルで賄えるというお得感。

毎日、歩けばいいだけで、かつ運動不足も解消されるという(痩せはしない)、私的にはいいことづくめなので、このまま2年目へ突入!

決意新たに松山城山頂広場から。

今回も申し込み多数でした。


11月15日(土)10:30から行う「続・続・体に優しい万能タレ」授業と、同日の18:30から翌朝の8:30まで行う「図書館に泊まる。」授業の申し込みは、想定以上の申し込みがあり、早期に申し込みを終了。

「続・続・体に優しい万能タレ」授業は、「一人でも多くの方に万能タレを知ってもらいたい!」という市民先生の白形さんのご厚意で、当初の定員を超えたものの、対応いただけることになり感謝!

「図書館に泊まる。」授業は今回で3回目。
1回目も満員御礼だったけれど、昨年の2回目は100人超えの申し込みがあり、参加できなかった方が多かったので、今年は定員数を増やしたものの、昨年以上に申し込みスピードが早く、これ以上増やしても落選者が増えるだけという判断から早期に申し込み終了。

結果、今年も多くの方に落選通知を送信しなければならず、興味関心を持ってくださり嬉しい反面、参加できずに申し訳ありません・・・という気持ち。

IYO夢みらい館も、授業の大人気ぶりに「なんとか考えます。」とのこと。

万が一、災害が起きた時にIYO夢みらい館は公共施設なので、一時避難場所になることは分かっている。だから一人でも多くの人が宿泊を体験することは、万が一に備える点でも有益。

企画した側から考えると、単に珍しい(非日常的)経験ができるだけでなく、そこへ社会的意義というと大袈裟だけど、体験することで“役立つ”を意味づけをできたことは良かったこと。

とは言っても、実際はIYO夢みらい館がまだ新しくてキレイというのも魅力と思う、これがボロボロで寒く、汚い図書館だったら企画もしなかっただろうし、参加者も興味関心を示さないと思う。

今年は「図書館に泊まる。」授業の前に万能タレ授業をしてるから、ご飯を炊こうと思っていて、そのお米は、ココ大付属学園でお世話になっている星川さんから寄付いただける予定。

授業で最も学び&得ているのは、やっぱり私です。

2025年11月1日土曜日

ただいま、松山。

朝散歩の水面

2週間ぶりに松山/愛媛に戻る。
松山の気温は最高気温が20度と涼しく、朝散歩の“出だし”は寒く、日の出前だから辺りは暗さが深い。

道路に捨てゴミは少ないし、道路は舗装されているから歩きやすいし、横断歩道を歩いていてもバイクや車は突っ込んでこない(笑)。横断歩道を緊張して歩くこともない。
ICカードでピッ!とタッチすれば交通も買い物も精算完了だし、買い物途中に洋服を掴まれることもないし、整然とした街並みは静かで穏やか。水も安心して蛇口から飲める。

並行世界として、ココナッツの実をナタでガッガッ!と切ってズボッ!と開けた穴にストローを入れて売っていたり、屋台で売っているバインミーのフランスパンはメチャ美味しかったり、日本では珍しいドラゴンフルーツ、スターフルーツ、ライチ、ベトナム版グレープフルーツなどは激安で美味しい。

(たぶん)日本と比べると加工食品が少ない?から、肉は肉!魚は魚!エビはエビ!野菜は野菜!麺は麺!と、シンプルかつダイナミックな気がした。商品を手に取り、原材料を見ても記載数が少なかった(のは、表記のガイドラインが違うのかな?)

そして、人との距離は問答無用に近くて、熱量も高く、生きてる!という実感は得やすい。

松山/愛媛 or ホーチミン/ベトナムなどの無意味な話はナシ。
どちらにも良い所、困った所はあるし、それらを含めて暮らしているし、訪れている。

「国内外の旅に何を求めているいるの?」と質問されたら「ヒリヒリ&ハラハラ(=想像/予想しない出来事への乗り越え達成感)を得たい。」は、お約束の答え。

だから「離れて分かる地域の良さ」という言葉があるけど、旅の醍醐味は各地を訪れて、地元の良さなどを再認識できる点。

2025年の海外旅は終了。当分は松山/愛媛の魅力を噛み締める。

七人の侍(1954)/新4Kリマスター版。


1982年に映画「トロン」を観て、衝撃を受けた少年の一人。
生身の俳優とCGが合成して電子回路の世界を駆ける様子に未来ってスゴいなーと。

そんなコトも忘れていて、2010年に続編「トロン:レガシー」を我が子たちと鑑賞。
そして、2025年10月10日に3作目「トロン:アレス」が公開されたのを知り、鑑賞しようと上映館を調べるも、周辺では一日一回、上映時間は夕方、もしくは夜。

えぇ?大ヒット中!とか言ってるのに、公開から1ヶ月も経たないのに一日一回の上映なの?と一人、プンプンして他の作品情報を観たら、「七人の侍(1954)/新4Kリマスター版」が希望時間とピッタリで、かつ1,100円という安さだったので選択!
ついでに席もプレミア席にも座れて、207分間を存分に楽しむ。

「七人の侍」を観たのは、20年以上ぶり。フィルム・コミッションを始めたばかりの頃に見た記憶。

新4Kリマスター版の恩恵を享受したか?と言うと、以前の画質などの記憶が不鮮明でノーコメントだけど、70年以上前の白黒映画が今と遜色なく鑑賞できたのは新4Kリマスター版のスゴさなんだろうなと。

それよりも、印象深かったのは以下の3点。
(1)セリフが少なかった分、演技に緊張感があった。
(2)うぎゃ!ぐはぁ!など、斬られた際の断末魔の叫びは無かった。
(3)3時間超えの作品だったので、登場人物の演出が丁寧に感じた。


特に最近の作品は、死ぬ間際に“よく喋る”けど、菊千代にしても、久蔵にしても、平八にしても、一言もなくバタッ・・・と倒れてしまう。
五郎兵衛に関しては既に息絶えて運ばれてきた。
派手な死に際シーンはなく、実際の戦では、あんな感じだったんだろうな。

そして、セリフも最低限だから、仕草や振る舞いで心情などを表現、余計なセリフは説明になるから演出力が素晴らしいと感銘。

時々、主人公たちに説明的なセリフを多用する作品があるけど、あれは見苦しい。
3時間超えで1100円、1時間366円で楽しめたという計算は外道だけど、金額以上に楽しめた件。

2025年10月31日金曜日

何度も拍手!


我が家の末っ子くんと言えば、これまで「あんな」「こんな」「どんな」「そんな」で、何度も学長日記に登場した人物。

小学校から中学校、高校・・・と思いきや「N高校に行きたい。」と、地元・松山の高校ではなく、当時開校したばかりのN高校へ進学して、いきなり一人でシェアハウス暮らし。

高校卒業後は大学へ進学せず、オーストラリアへ旅立ち、その勢いでイギリスでも暮らす。
先に海外へ行った姉、兄を見て育ち、「なんだか、うちの家族って変わってるな〜って思ってたよ。」と、幼心の当時の心境を教えてくれる(笑)。

そんなユニークな彼も21歳になりました。
「日めくりカレンダーを作ろうと思ってる。」と、教えてもらったのは一年ほど前。
聞けば、日めくりカレンダーだから、日々の一枚一枚に、QRコードが印刷されていて、そのQRコードを読み込むと、予め埋め込まれている音楽が聞ける・・・というアイデア。

毎日、一枚に一曲の楽曲って、どんな曲なのか?
それは音楽好きな彼がキュレーター(専門知識を活かして音楽文化の橋渡しをする人)となって、世界各地の音楽から選んでリコメンド(推薦、提示)するとのこと。

聞いたことがないアイデアに先ず拍手!
末っ子くんらしい発想にもう一度拍手!
ゼロイチへ挑戦に誇らしさを感じて拍手!
さらに、仲間を募り(デザイナーはスペイン人のミゲルくん)、4人でプロジェクトとして始めた!ということに何度も拍手!

アイデアを思いつくだけでも素晴らしいけど、アイデアに留まらず踏み込んで、実際に作ろうと、デザインの検討や調べごと、印刷会社へ相談に行ったりしていると聞いて、見守っていたけど、ついにサンプルができた。との連絡。

デザイン性に振り切っていて、ユニークで好奇心がそそられる感じがしたが第一印象。
言葉だけで理解していたイメージが、目の前に現実になっているって、無条件にスゴい!

「これで終わりじゃないよ。スタートだと思ってる。」は更なる期待と可能性を感じさせてくれて、父は涙が出そうだった件。

悲報。


佐藤雅彦と言えば「だんご三兄弟」「ピタゴラスイッチ」などの生みの親として知られていて、その発想のユニークさに心底、感銘している二人のうち一人。
ちなみにもう一人は福田繁雄。
ピタゴラスイッチの本も買って、ココ大付属学園の子ども達に見せてるほど。

そんな佐藤雅彦氏の展覧会が横浜美術館で開催中とのことで、他の用事で出かけるついでに上手に時間を使おうと画策。

12時30分にJR橋本駅集合。
逆算すると佐藤雅彦展に要する時間を短いけど90分と計算。すると、横浜美術館はJR桜木町駅から徒歩15分なので、少なくとも11時30分には横浜美術館を出発して、11時45分頃の快速に乗れば12時30分頃にJR橋本駅に着くと分かる。

90分間、佐藤雅彦展を楽しみたいから、10時の開館に合わせて行けば90分後は11時30分。
平日だし会期会終了まで2週間あるし、開館直後は空いているだろう。
楽しみだな〜と、行きの電車内ですでにワクワク。

9時45分頃にJR桜木町駅に到着して、横浜美術館へ向かうと辺りは出勤時間と重なり、スーツ姿の方々と一緒に歩き、(平日の朝から美術館で恐縮です・・・)と、ウキウキ気分で歩く歩道、建物内を歩いて横浜美術館が見えてきた。

(どんな展示なんだろう?)と単なる展示ではなく、問いかけてくる作品を想像して、10時に到着!
すると、すでに美術館は開館していて、プラカードを持っている人が2人立っている。

なんだろう?と入り口に立つと、壁に沿ってズラッ〜!と奥向こうまで行列ができていて、(はて?何か特別展でもしてたかな?)と一瞬思うも(もしかして、佐藤雅彦展?)と嫌な予感。

プラカードを持っているスタッフに尋ねると「当日券の購入希望者の列です。」と教えられ、えっー!予約も何もしていない!当日券を求める人がこんなに!と驚く。

平日の10時、会期終了まで2週間もあるのに、この人気。
「当日券はすでに夕方以降しかありません。」と申し訳なさそうに言うスタッフ。
いいえ、あなたは悪くない、下調べをしなかった私が悪いのです。

横浜美術館は1階ロビー展示は無料に入れるので、30分ほどボッ〜として、佐藤雅彦展に入る人を見守る。ミュージアムショップで佐藤雅彦展などの本を立ち読みして30分。

去るに去れず、目の前のショッピングモールへ行こうとしたら「ピックルボール」の体験会をしていたので10分ほど見学(でも、ホーチミンでプレイしたコートに比べたら1/4ほどの大きさだった)。

ショッピングモールではLOVOTの店があったので店員とお喋りして、スポーツ店でピックルボールの用具などを見ていたら、11時30分過ぎだった。

横浜まで何をしに来たのか・・・。市場調査で終わった件。あぁ・・・。


2025年10月30日木曜日

Synthetic Natures/もつれあう世界:AIと生命の現在地


2024年12月に銀座シャネルのオープンと共に活動も始まった「シャネル ネクサル ホール」にて。

「展示会は入れ替えがあるのですか?」
「はい、展示会は入れ替え制でして、年に3-4回を予定しています。」
「(展示は)とてもユニークな内容で面白かったです。」
「ありがとうございます。」
「どうして、(シャネルは)こういうアート展をしているのですか?」
「内容はキュレーターによる所が多いのですが、このネクサスは“結びつき”を意味していまして、シャネルはアートを含めた新しい才能と出会いを支援しています。」
「そうなんですね。」
「また、ぜひ、お越しください。お待ちしています。」

と、エレベーターを待つ間、スタッフとしばしの会話。
そして、丁重に見送っていただき、「Synthetic Natures/もつれあう世界:AIと生命の現在地」の鑑賞終了。

展覧会名だけでは、イメージがわかなったけど、AI×エコロジーをキーワードに生成される「ありそうだけど分からない。妙に納得感があるけど実際は存在しない。」作品が多く、植物図鑑や生物図鑑などは既存+想像のDNAなどを組み合わせて、“〜っぽく”提示しているから、色々と問うて来るから面白い。

いわゆる最先端アートの分野。
これらの作品はリスボンで活動するアーティスト集団とのこと。
モニターでの展示も多いから、その場で自動生成される作品は見てて飽きない。
ゲーム画面にも似ているけど、こういう手法やアプローチも個人的には面白いと思う。

面白いと言えば、ネクサスホールへ行くのも、先のエルメスと同じで正面ではなく横壁面にある別の入り口。

「ネクサスホールへ行きたい。」と伝えると、担当者がエレベーターを呼んでくれるのだけど、エレベーターが移動中に表示される画面に「スカート姿の女性が一緒に動く」という表示が、他では見たことがなく、(これはココ・シャネル?)と思っても、誰にも聞けなかった件。
芸が細かい!

青春の教科書。

アンアン、ポパイの創刊号

銀座メゾンエルメス(プライベートシアター)から、シャネルネクサスホール(アートギャラリー)までは徒歩6分ほどの距離。

ラスコー洞窟よりもアルタミラ洞窟よりも古い3万年以上前のショーヴェ洞窟(フランス)に描かれた動物などの壁画に「古代の人はアートと認識していたのだろうか?」的な問いを受け、ロマンがある話だな・・・と感慨にふけっていたら、隣の銀座ソニーパーク敷地で、カルチャー雑誌「アンアン&ポパイ」のイベントをしていて、3万年前からギュッーーン!と、1980年代に連れ戻される(笑)。

中学生&高校生の多感な時期を過ごした1980年代。
週刊モーニング(月曜日→ジャンプ、火曜日→マガジン、水曜日→サンデー、木曜日→モーニングと買う担当が決まっていて、私はモーニング担当として通学仲間と読み回していた。)

閑話休題。
当時の10代にとってポパイやホットドッグなどの雑誌は「青春の教科書」みたいな位置付けで、デートの行き先、デートの時の服装、デート時の音楽、オシャレ指南など、それまで全くなかったから「丸ごと信じ切っていた」時代。

だから、皆んな同じ思考や格好、行き先などに大笑いした思い出、だけど同じだったから、話も合って楽しかった青春(笑)。

これまでのバックナンバーも売っていて、その中にはブルータスも。ブルータスは当時の10代にとってはピンとこず、それもそのはず、ブルータスはターゲットが20代-40代だったから。

50代になり、ブルータスのターゲットからも外れてしまう。
それでも興味関心のあるコトは変わらず、バックナンバーから「スターウォーズ」の特集を見つけてしまった。丁寧に袋詰め状態。

お値段は3,000円。絶版だったけど、通常のブルータスの3倍の値段。
とはいえ、ここで出会ったのも何かの縁で購入。

さて、5分先のシャネルの「Synthetic Natures/もつれあう世界:AIと生命の現在地」に行くのに30分も寄り道してしまった。