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展示品から描いてみよう!と提案。 |
実は「Gallery of Modern Art」の隣には、「ART GALLERY」という建物もあって、館内の雰囲気や展示作品に違い(あえて言えば、ART GALLERYの方が“しっとり感”があった他、作品も展示室ごとにテーマが異なり多様だった。)はあったけど、アート作品という“くくり”は同じ。
そして入館料0円も同じ。
展示室ごとに異なるテーマの作品も面白かったけど、しびれたのは「展示品から描いてみよう。」という提案。
画用紙、鉛筆、描画ボードが用意されていて、展示作品を模写してもOKだし、展示品などから着想を得てオリジナルの絵など作品を創ってもOKという提案。
(そう言えば、あちらで男性が描いていたな・・・)と、案内を見て思い出す。
そして、描画ボードの下のスリットには「作品は持ち帰るか、リサイクルしてください。」と書いてあり、そこまで配慮してんだ!と感嘆。
もう一つ。ゴールドコーストへの電車内にて。
停車駅を確認しようと見上げたら、一つ一つの駅に、それぞれ異なるイラストが描かれていて、そのイラストは各駅の特徴を捉えた内容で、単に確認だけでよければ「イラストは不要」で、数秒でコトは済むのに、波、海岸、音楽、買い物、建物などが描かれていて、(面白いな~)とじっくり見てしまった。
視認性だけでよければ、ゴシック体で駅名だけ、到着を知らせるランプは大きくシンプルでも十分なはず。
それが線画(それも強弱のある流れるような筆画)で軽やかに描かれていて、印象が良かった件。
「〇〇は細部に宿る」という言葉があるけど、〇〇とは“おもてなし”なんだろうなと。
些細だし、多くの人は気にしないけど、その数が多ければ多いほど大きな印象になる。
逆に大雑把なおもてなしは一つ一つは大きいかもしれないけど、印象が浅いかもしれない。
独り言。
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細かいけど、とてもフレンドリーな配慮。 |
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