昨晩から「スペシャルドラマ坂の上の雲」が放送され、3月まで全26回の放送が予定されているとのこと。これほど大掛かりな撮影は今後も現れないと思う。
初回放送は2009年11月29日だったのか・・・。松山での撮影は2008年だったと記憶。
でも2007年には既に時代考証やロケハンなどが始まり、えひめフィルム・コミッションではあったものの、愛媛県庁から松山市役所へ転職したのは「坂の上の雲」も大きな要因だったと振り返り。
現代の愛媛で明治・大正時代のロケ地を探すのが本当に大変だったなかで、内子町石畳地区の屋根付き橋での撮影は第三部まで登場したし、松山城でも若かりし真之のヤンチャぶりの撮影をどう撮影したらいいか?悩んだし、七五三ケ浦海岸で小舟と撮影船を出しながらの撮影など、長期撮影お疲れ様でしたという感じ。
最終回は二の丸史跡庭園前で撮影があり、街中を行き交うエキストラを集めなければならず「子供が必要でして、それも丸坊主にしてもいい子っていますか?」と言われて、他の子を丸刈りにはできず、我が子に相談。
当日、メイクさんによって丸坊主にされた我が子(長男くん、次男くん)の記念撮影がこの画像。
この後、鼻穴に“鼻水”という設定で水飴を塗られ、小坊主として鼻をペロペロしながら馬に乗って北高校へ出勤する好古さんの所へ駆けて行くというシーンは、シッカリと映ってた(笑)。
初回放送から15年が経ち、改めて見直すとまた新しい気づきなどがあるんだろうな。
こういうタイミングにフィルム・コミッションとして携われたこと、時が経つほどジワリと沁みる。
こういうタイミングにフィルム・コミッションとして携われたこと、時が経つほどジワリと沁みる。