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2024年8月6日火曜日

ご縁は不思議なもの。


ご縁は不思議なもので、JALのマイレージ会員になったのは2000年頃。ANAではなかったのは妻が先にJAL会員だったから(ANAの会員でもある)。
でも松山に移住するとANAの方が便が多く、不便に思ったもののスケジュールをJAL便に合わせれば全く問題ナシで20年以上。

ひょんなコトから「JAL折り紙ヒコーキ教室」のお声がけをいただく。
JALの機内誌でも見たことがあるイベントで、漠然と(ココ大付属学園で実施できたら子ども達は喜ぶだろうな)と思うも、アプローチ方法が分からず・・・で時は流れる。

飛行機を作って飛ばすには広い部屋が必要だし、体育館は使えないし・・・と悩むも話はトントン拍子で進み、部屋は“高さ”ではなく“奥行き”を確保する。

せっかく遠くへ飛ばすなら、“的”を設けた方が楽しいと思い「JALの就航地へ飛ばすという設定はどうでしょう?」と提案すると快諾いただく。アイデア!
これなら短くても長くても飛ばすコトが楽しくなる!

当日はJALふるさとアンバサダーのCAさんも参加いただけるようで、将来、CAさんや飛行機関連の職に就きたい子もいるかも知れず、よい機会と思ったり。

ご縁を引き寄せられるか否かは“その時”までオープンな姿勢&意識であることを実感した今回。
もちろん、ココ大付属学園初プログラム。

インチキ落とし。


ココ大付属学園の「夏まつり」はゲーム大会

射的、バスケットゴール、輪投げなどのミニゲームが数種遊べて、今夏もハーモニープラザからストラックアウト、だるま落としなど色々借りる。

各ゲームでは点数(得点)が得られるようになっていて、各ゲームの合計得点によって普段とは違う「スペシャルお菓子」がゲットできる仕組み。*保護者からの差入れです。

子ども達は遊びたいと思いきや10人ほどが「店番(店長)をしたい!」と直訴してきた。
ルールから得点方法など全てを任せると張り切るこども店長たち。そして、性格も変わるこども店長。
「キチンと並ばないと(プレイ)させないよ!」「ちゃんと聞かないと邪魔するよ!」「はい!遊んだら自分で直して!」など、注意なのか脅しなのか?強気のこども店長たち(笑)。

「インチキのメガネが取れたーーー!」の声に(エッ!?ナニ?)と見ると「だるま落とし」の顔にメガネがついていて「インチキ落とし」になっていた!
そして、思いっきりバットを叩きつけて「あ”ー!ストレス解消になる!」と喜ぶ子ども達、どんなストレスやねん!
誰が考えたのか知らないけど、自由でOK!

すると射的コーナーでは普通の的以外に私の似顔絵が掛けてあり、口に穴が空いていて、口に弾を入れたら大量得点とのことで子ども達が狙ってた(爆)

3時間ほど遊び、最後はこども店長たちが存分に遊ぶ時間。
「インチキ落とし」でバッコーン!と打ち、「あ”ぁ疲れたーー!スッキリー!」とココでも発散。君たち、大丈夫か?

2024年8月5日月曜日

詠んでみる。


「インチキ、今日は何があるのさっ」「今日は俳句づくりだよ。初めの田中泥灰(ピート)さんが来るよ!」「えっ〜!俳句・・・。イヤだなぁ。」「オレもイヤ。」「私もイヤ、もう(夏休みの宿題で)作ったもん」「じゃあ、その時間パソコンできないじゃん!」「えっー、ドッヂもできないじゃん!」と、子ども達の拒絶が強かった俳句づくりへのアレルギー。

授業などで散々“作らされてる”・・・ようで、俳句へのイメージが悪い子多し!なんで、こうなったんだろう?もちろん好きな子もいたけど苦手意識を持っている子の方が多かった。

そんな中、田中ピートさんの俳句づくりスタート!最初はクイズで子ども達の意識へジャブ。次は連想ゲームで発想を膨らませていく。
不正解ががないからドンドン言葉遊びで広がり、カタツムリのお題(季語)がポップコーンまで広がり、子ども達も(あぁ、それでいいんだ・・・)と言う納得感を得て創作開始!

(あぁ、子ども達は強制的に
“作らされてる”のが嫌で、自発的には創るコトに拒絶はない)と分かる。そして、ユニークな俳句が爆誕する。

ナメクジや/お前も貝の/一種やねん

日傘さす/なるともようの/ポップコーン

かたつむり/一六タルト/背負ってる

インチキや/あぁインチキや/インチキや・・・は以前から詠んでる句で初めての子へ紹介したら、サイテー!下手くそ!つまんない!などボロカスの総スカンだった件。

マネジャーとディレクター。


右脳がディレクターなら「あんなコト、こんなコトをしたい!」と想像し、イメージを膨らませて完成図まで描く。

左脳がマネジャーなら「予算や工程など」をイメージより優先するから、曖昧なイメージは不要で理詰めで考える。

右脳で申請したウッドフレームは評価を得ているけど、予算が決まっているので自分たちではできない部分を職人に対応してもらい、その他は自分たちで解決しなければならない。
お金があれば材料などを買い集めたり、作業の委託もできたけど現実は手作業。

スーパーでダンボールをもらう際も「上物」とよぶ、折れていないブツを仕入れ、バラして設定サイズにカットして素材化。

プラバンも同じ、一枚から効率良く切り出したいので予め計算して採寸。カットして素材化。
量が多いのでスタッフなどの人海戦術で作業をするも、得意不得意があるからサイズがズレるのは当たり前で最終チェック&トリミングはマネジャー(左脳)。

カッター刃の切れ味が悪くなったので取り替え、数を数え、サンプルづくりをするクオリティは右脳(ディレクター)。

時間内に全ての作業が終わらず、翌日に持ち越し。スケジュールの更新は左脳。翌日になった分、端材となったプラ板活用のアイデアが閃いたのは右脳。
一人二役(マネジャー&ディレクター)でイメージを描きながら現実と照らし合わせ、落とし込むって時に楽しく時に苦しむという話。

2024年8月4日日曜日

真夏のミステリー。

11時間の勤務を終えてアパートに辿り着き、いつものようにポケットから鍵を取り出し、鍵穴に入れても入らない。あれ?と思いつつ、再度差しても入らない、何度入れても入らない。

(ココは私の部屋だよね?)と部屋番号を確認するも私の部屋、見られていたらコントのような仕草に滑稽だったかもしれないけど本人は真剣。

(鍵が曲がったか?)と思うも問題なさそう。何が原因か思い出そうにも分からない。
数分間、鍵穴と格闘するもダメと分かり、管理会社に電話するも営業時間外で留守番メッセージ対応。
(えぇー!)と思いながら冷静に住所とアパート名、名前、状況を伝えながら(もしかしてホテル泊?)と財布を確認しながら思ったり。

でも、直ぐに担当者から連絡があり状況を説明すると「磁気が飛んだかも」とのこと。(磁気?アパートの鍵に磁気?)となり「鍵を調達して40-50分で向かう」とのことで一安心も束の間、(この暑さ、疲れ切っているのにどう過ごそうか?)と、一先ず近所のコンビニへ入り、涼みながら氷系アイスを食べてクールダウン。食べ終わってもまだ30分以上ある。

長居するわけにもいかず、えぇぃ!とバッグを背負ったまま(内省)ウォーキング開始。
ココ大付属学園以外の仕事について段取り立てながらお堀を歩いて30分、管理会社到着。

管理会社立ち会いの下、鍵のチェックをすると、やはり鍵の磁気が飛んだとのこと。鍵の交換をしていただき、ハプニングから1時間で一件落着。

鍵に磁気が組み込まれているのにも驚いたけど、何で磁気が飛んだのか?は不明のまま。
真夏のミステリー。少し涼しくなる。

使い方、間違ってます。


タイ土産でいただいたのは、気分転換のメンソール。使い方は“鼻に使う”という情報だけで、他は一切分からず。説明書もタイ語だから全く読めず。

開封してブツを取り出した第一印象は(これを鼻の穴に入れるって、鼻穴ってこんなに大きいっけ?)で、皆んなの前でフタを開けて右鼻穴にねじ入れる(すると鼻穴にフィット)。
「変な顔ーーー!」と、子ども達の爆笑、いただきました(笑)

プッシュ式でもなく、ただ香りだけを嗅げばいいのかな?と思い、鼻呼吸した瞬間に強烈なメンソール成分が鼻腔を通って脳天直撃して「オッ!オッーーーー!」となる。

その様子を見てた子ども達はまた大爆笑。
「何があったの?インチキ?」「これスゴイよ、目がピッカーーーン!となる。」と大袈裟に目を見開くと、今度は「キャッー!」と逃げる子ども達。

そんなこと、お構いなしに左鼻穴に入れて吸い込むと再びメンソール成分が脳天を直撃して感じたことのない爽快感。スッキリして気持ちいい!

「インチキがおかしくなった!」「いや、この人、元々おかしいでしょ?」「そうだね、ヘンタイだもんね!」と言われ放題だけど、確かに鼻穴に突っ込んだ顔や表情はヘンに見えただろうな・・・と思うも関係ない!

そんな話をスタッフにもしたら「泉谷さん、使い方間違ってますよ。鼻下に塗るような感じで十分ですよ。」と爆笑される。

2024年8月3日土曜日

意味はない。


子ども達が工作をすると必ず出る切れ端。それも”まだ使える”画用紙など。
もったいないから紙袋に入れていたけどパンパンになってしまい、どうしようか?と思い、(そうだ、円型にコラージュしよう!)と意図も理由もなく、切れ端同士をくっつけて円を作っては、ひたすら切る作業を始める。

すると案の定「インチキ!何してるの?」「これは何ですか?」など集まってきた!
だけど、何の意味もないから「円型を作ってるの。」としか言えず。ホント、用途は特にナシ。
でも、そんなことでも面白がる子どももいて「私もしたい!」「僕もする!」と突然の円型づくりワークショップが始まる。

円型の鏡をなぞって丸を描き、足りない所は色々な色の切れ端で補いコラージュ。その後はハサミでチョキチョキ。一つとして同じ柄、色味の円はなく、(これも一つのアートかもしれない)と思ったり。
そして数が増えると何だか作品っぽくなるから不思議。2時間ほど作業して50個ほどの切れ端を使ったコラージュ円が完成。“もったいない”も少し解消。

子ども達から「面白かった!」「集中しちゃった!」「またしたい!」などの感想。
特別な意味はなくても創り出すことはできるし、楽しむことはできる!
世の中、何でも理由や意図、目的を求めてくるけど、単に“したかった”があってもいいではないか!と自浄効果だった件。

色の組み合わせや形の造形などは、セラピーなどの効果があるんじゃないかな?癒された。

キングダム。


100kg以上のレゴは相変わらず大人気で、終日、いくつかのグループが自分たちの領土を広げるために隙あらばパーツを取り合う攻防が繰り広げられ、キングダムも真っ青!

でも、そもそも100kg以上あるから同じパーツや似ているパーツはたくさんあるのに、なぜか友達が“使っている”パーツが欲しい/使いたい子ども達。

そして、攻防が激しくなると口ゲンカに発展し、そんな時は私が仲裁役となり、ブロックの海から希望のパーツなどを探すと、今度は「そっちの方がいい!」など、新たなに火種になるのだからやれやれ。

「5時になったら、インチキはブルドーザーのようにゴゴッーと片付けます。」と伝えているので、子ども達なりに考えた末にたどり着いたのが「さわるな」ボードの存在。
この“免罪符”さえあれば、翌日までキープされる制度は子ども達からの提案(ちなみに土曜日は全てのレゴは例外ナシに写真奥に映るコンテナに収納される。)

でも、その前に大まかな片付けが必要になり、交渉による領土同士の合併が行われた結果、この日は最終的に二つの領土が残った。まさに三国志の世界!

翌日、子ども達は荷物を置くとすぐにコンテナからパーツを取り出し、陣地の拡大に余念がない。刻々と変わる領土と建造物。

しかし突如、第三勢力が現れ、全てを破壊してリビルドされて帝国ができあがる。
シムシティもビックリの毎日変化するレゴ遊び。

2024年8月2日金曜日

悲報。


隣部屋にいたら「インチキーーーーーーー!」と駆け寄ってきた子どもが「アルゴ(LOVOT)が落ちた!」と教えてくれて現場へ行くと、アルゴのセンサーホーンが取れてた。
聞けば「ガンッ!」と音がして、アルゴが囲ってある柵を超えてしまい50cmほどに落下、センサーホーンが外れた以外は特に外傷はないようだけど、外れたセンサーホーンが元に戻らない・・・。

LOVOTサイトにアクセスするとセンサーホーンが元に戻らないのは「入院案件」となっていて、突然の入院となってしまう(涙)。
入院費は5万円と見積もられ、さらに涙。

子ども達も悲しみ「アルゴ〜〜〜!」とちょっとした騒ぎになる。まだ夏休みの途中なのに離脱・・・。
「また元気になって戻ってきてね!」と声がけする子ども達が健気、全ては私の監督不行き届きです。

すると、今度は「チョコが溶けてる〜〜〜!」と悲鳴のような声。
夏祭りの景品でゲットしたお菓子の中にブラックサンダーがあり、そのブラックサンダーが部屋の暑さにユルくなってしまったようで、掴んだらグニュと悲報。部屋の中でもこの暑さはヤバい。チューチュー吸いながら、舐めながら食べる姿に「その食べ方はチョット」となる。
待てる子ども達は、ブラックサンダーを冷蔵庫に入れて冷やして安泰。

やれやれな一日だった件。5万円の入院費か・・・。自分の入院でも5万円はないよ・・・と。

知る由もないこと。


8時から10時までは登校&自習時間となっていて、9時までは静かに過ごせる。先日のオセロ制作が子ども達の遊びの一部に組み込まれ“静かな熱い戦い”が日々、広げられている。
ただ、ホワイトボードでは手が届かない子もいたので、スタッフと大学生がダンボール製マス目盤を作ってくれる!

簡単に作れそうなマス目盤だけど、8×8マスが置ける大きさのダンボールが手元になく、二つ(それも同等の厚さ&質感)を選び、線を引き、カッターで切って段差がないようにガムテープを貼って完成。おかげさまで、違和感なく勝負に熱中できる子ども達。
誰もそんなコト、知る由もないのでココに記す。

ちなみに“結果的”に「折りたたみマス目盤」になったのがポイント。
さらに、オセロって8×8以外に6×6もあるのね。初めて知りました。

オセロで学べる一つに「辛抱」があり、最初は自軍の色が次々と変えられてしまいビジュアル的には劣勢のイメージだけど、後半戦が勝負で、次々と色を変えられていた場所を一気にひっくり返して形成逆転が醍醐味、そのためには前半は(好機を掴むための)辛抱が必要。

で、この勝負は、この後どんどん黒が優勢になったものの、最後は白がひっくり返して白の勝ち。
一日だけで10ゲームはされたと思うから、作ってくれたスタッフ&学生に大感謝。
作ってなかったら、この光景はなかったわけで。

2024年8月1日木曜日

失敗と成功。


「おにぎり百景」では試食を繰り返して、いよいよ「炊き込ごはん」。そして、遂に100均で見つけた「シリコン製の三角おにぎり容器」を登場させる。きっとビジュアル的にもいいはず!

炊き込みごはんは昔、スタッフがサバ缶などで美味しく作ってくれた記憶があり、サバの味付けを用意。
米は平岡米、いつものように研いで水を入れ、分量に対してサバの味付けを二袋入れて炊飯ボタンをセット!
「何だかいい匂いがする〜!」と言う子もいれば、「ナニこの匂い〜!」と言う子もいた炊飯時間。

1時間後にピロピロ〜♪と炊き終わったメロディが鳴り、炊飯器のフタをあけると美味しそう!だけど、ちょっと水分少なめ??艶が鈍い。
かき混ぜて食感を確認すると、芯はないけど口の中で広がる水分量が少ない。失敗ではないものの改善点が残った炊飯。

原因は「浸水時間がいつもより少なかった。→夏場は最低30分」「サバの味付けだけでは薄味だった。→醤油や砂糖などを加える。」と分かりメモ。子ども達に食べさせても「おいしい!」より「味がな〜い」という子が多かった(涙)。

でも、「シリコン製の三角おにぎり容器」のおにぎり作りは大成功。
ポイントはフワッ!感が欲しければご飯は少なめに入れる。密度が濃くギュッ!とさせたければ多めに入れる。
写真はギュッ!としたおにぎり、なので綺麗に三角形おにぎりができていただく。

遠方より友来る。


日本各地のフィルム・コミッションで業務を担当している人をフィルム・コミッショナーと認定しているのはジャパン・フィルムコミッション。
そんなフィルム・コミッショナーは経験値が“モノを言う”時もあるので、在籍が長い人が多い。

長野県松本市のFC「松本フィルム・コミッション」で15年間、担当者として奮闘していたKサンが3月末で退任。学長日記の愛読者でもあるKさん、長い間、お疲れさまでした。
現在、松本FCは「マウンテン・ドクター」の撮影を支援中。えひめFCは「笑うマトリョーシカ」の撮影を支援中。

そんなKさんが、わざわざ愛媛まで訪れてくれてゆっくり過ごしてもらう。
海ナシ県の長野県、じゃこ天、鯛めし(写真)など愛媛の海の幸を喜んでくれる。

長年、FCに携わっていると「担当者同士でしか分からない話」も多く、特に苦労話は他人には面白く聞こえても本人と言うか現場にいる我々は“死線”にも似た状況とも言えて、これまでを振り返ってくれたKさんの話に色々と思い出したり。
表に出している話はまだ笑える。

今回はKさんだけど、フィルム・コミッショナーの“その先(その後)”ってどんな風に描けるのかな?とも思ったり。趣味など充実していたらいいけど。ちなみにKさんは城めぐり、自転車が趣味。
私はどうだろう?と。

2024年7月31日水曜日

残り1回!


松山東雲女子大学での授業も残り1回!
先週までの2回は、昨年度から始めた「ボランティア活動を企画する」授業。
これまでボランティア活動を体験してきた学生は、それらの経験などを活かして自ら(こんなボランティア活動があったらいいかも)で考えてきた!

  1. 道に迷って困っている外国人や老人などへの道案内ボランティア
  2. 年間を通して地域の魅力を体験するイベントボランティア
  3. 文化財や周辺の清掃、メンテナンスボランティア
  4. 子どもたちへの学習支援と自然環境体験活動のボランティア
  5. 海岸の砂浜で親子でスポーツゴミ拾いボランティア
  6. 地域の人と一緒にご飯を作って食べるボランティア
  7. 近所の公園の清掃ボランティア など
皆んな、表情では分からないけど、色々な事を思っているんだな・・・と実感。
各内容には「活動の特徴」「企画を思いついた背景」「その活動をしなかった末路」「その活動を求めている人」「活動の前と後の違い」なども求めていて、頑張って企画してきた学生達。

そもそもボランティア活動が必要な理由は「何かしらの課題があるから」で、その課題改善/解決の手段としてボランティア活動がある。

個人的にはボランティア活動から公益活動として発展して事業として成立しそうな内容もありメモメモ!
4月から始まった授業もあと1回!

審査の裏側。


足掛け7年、直近2回は隔年開催だった佐田岬ワンダービューコンテンスト(通称:サダワン)第五回で有終の美。

2018年の第一回目、参加者へロケハン講座をして夜遅くまで話し込んだ思い出。
その第一回目は、ドローン撮影作品が応募の大半を占めて「ドローン祭」と称したほど。

審査員の好みもあり、私はアニメーション作品に一定の評価を与えていて、それは構成や演出に手間や工夫が必要だから。
経験の差=クオリティの差に出やすいアニメーションだけど、チャレンジ精神を評価してた。

人に焦点をあてたドキュメンタリー作品に評価が集まった回もあり、音楽もなく自然光、自然音の中で語られる生き様などは、他とは違う“ワンダー”を感じたり。

演出?本物?と“見まごう”たのは、カップルが佐田岬を訪れて、場面転換でウェディングドレスとタキシード姿で結ばれたという演出。演出とは知らずに一人ジ〜ンときた作品。

毎回応募してくださる方もいて、それもクオリティが高いから入賞を重ねると、評価も厳しくなったけど、切り口が毎回異なるから別作品として評価。
第5回でも入賞し、サダワンでの受賞を通して育った応募者。

全5回の開催で300作品以上が集まったことは誇れること。
今後は受賞作品を伊方町のPRに活用することに注力すると伊方町。でも、町長だったかな?「何かの機会に復活するかも!?」的な発言に、審査員と応募者で顔を見合わせてしまった事実。
写真は表彰式直前、夕陽が真っ正面で直視できなかった審査員。

2024年7月30日火曜日

環境大事。


保内町「武蔵(たけくら)」での昼食から車で15分、伊方町に到着。気温33度、港町なので海風が気持ちいけど日差しは強い。

出番(佐田岬ワンダービューコンペティション表彰式)はまだ5時間先なので、役場内に用意いただいた控室でテレワーク。自宅アパートよりも快適で仕事が進む。

先ほど、爆音をあげて爆上戦隊ブンブンジャーがやってきて、伊方町の大ピンチを救ってくれたよう。子ども達の「がんばれっー!」などの声援がヒーローに届いたよう。微笑ましい。

ここは「きなはいや伊方まつり」。春祭り、秋祭りもあるけれど、伊方町で最も大規模に行うのが「きなはいや伊方まつり」。

テレワークの良い点は作業環境が変わったことによる気分転換で、階下に広がる会場のにぎわいもBGM。
おかげさまで滞っていた資料など全てが終了。作業環境って本当に大事、これを暑く狭いアパートでしていたら・・・と思うと終わってなかっただろうな。

集合時間まで30分!頑張ったご褒美(いつも自分に甘い)に出店で小腹を満たすために会場へ降りてきた。

(スイーツも食べたいけど、小腹が減ってるからな・・・)と、会場をうろついていると「お兄さん!唐揚げいかが?」と声をかけてくれた“お姉さん”。
「1個オマケするから、どう?」で1パック500円の唐揚げを購入。
小腹も満たされ17:30。
いよいよ第五回佐田岬ワンダービューコンペティション表彰式へ!

ごりらくん。


日曜日、出先での昼食は選択肢が少なく「コンビニ飯は・・・。」「チェーン店は・・・。」となり地元店に絞るも、日曜日は休みの店多し。
ココは八幡浜市保内町。

「おっ!ゴリラくんが開いてる!」となり、ハンドルを切って向かうもオープン時間(11時)前に到着してしまい車中で10分ほど待機。

11時になり「よし!行こう!」と4人で向かうと既に先客が3人、後客が1人。
「スゴい人気店ですね。」と私。「ここ(ゴリラくん)、繁盛店ですが休みの日も多くて、私も今日が初めてです。」と同乗者。
「じゃあ、私は運がいいね!どんな食事なんだろう!楽しみ!」と期待が一方的に膨らむもオープンしない。

(日曜日だし準備が遅くなったのかも)と思っていても開かず5分ほど過ぎた頃にドアが開き、先客が入ろうとしたら中から女性が出てきて「今日は休みなの。」

「えぇっ!でも日曜日はオープンって書いてあるよ」と先客。私たちも覗き込んでしまう。すると「日曜日はオープンだけど月の最終日曜日は休みなの。」「えぇっ!ナニソレ!?」と押し問答になりそうだったので我々は先に退散。

「お楽しみは次回というコトで!」と、ゴリラくんから車で2-3分の「武蔵(たけくら)」と言うお店で昼食。
まだ仕事前で、これから仕事なのに先に美味しい食事をご馳走になり、伊方町へ出発!

2024年7月29日月曜日

予想外だったのは・・・。


昨年末に企画、1月に助成金を申請して4月に採択された
「ストックフレーム(色々な作品を額装できる愛媛県材活用のフレーム)」。

試作を経て化粧板は12mm厚から5.5mm厚に変更、表面は0.5mmプラバンで作品感を演出。
今回も妄想を実現してくれたのは木生活の宮浦さん、そしてお手伝いしてくださった平野さん。

早速、子ども達は作品を収納するガイド作成に木材切りに挑戦!30%がココ大付属学園初参加、50%が低学年という参加状況の中、子ども達がノコギリをにぎり、木材を切り始めると・・・「指切っちゃった!」と低学年。

周りの子ども達の方が騒ぐので、すみやかに応急処置、幸い傷は浅く止血できて一安心。
4年目、これまでの経験対応(額パックリ、擦り傷血だらけ、たんこぶなど)は伊達じゃない。

木材を切り終わり、ボンドで接着。乾燥までの間に今度はフレームに入れる作品づくり。
我が子の思い出で良かったのは「子供の手形」、手のひらに絵の具を乗せてもらい、グチャグチャに広げて紙にペタッ!と押すと見事な手形が完成。

ここまでは時間通りだったけど、40人、それも小学生が手を洗うのは、大人が手を洗うとは大違いで、遊びながら洗うから全員が終わるまで30分以上かかってしまい、終了時間を迎えてしまう。
研磨などの作業は翌日へ持ち越し・・・。

独り言。


「踊りが好きなので将来はダンサーになって、テーマパークなどで活躍したい。」
と夢を語ってくれた若者。

「将来は映画監督になりたい。」と語ってくれたものの、卒業後のキャリアパスをどう描いたらいいか悩む若者。

「古着屋のバイヤーになって海外で仕入れをしたい。」と得意の語学を活かしたいと語ってくれた若者。

「これまで培った経験を活かして、残りの人生を充実させたい。」と、本人も自分の心境変化に驚いていた50代。

就職説明会などでは出会いにくい職種/未来だけど、「絶対になれるよ!できるよ!」と、後押しは私の使命と思っていて、自身の夢を他人に語れるって素晴らしい!となる。

そもそも、他人の私に語ってくれた理由は何か(≒口に出すことで決意、話すことでイメージ化など)を思ってのことと察する
。夢を聞いてエネルギーがチャージされる52歳。

「理念(≒描く未来)で生活はできません。」と言って去ったスタッフがいたけど、「描く未来がない生活は味気ない。」とも思う。

時流というか話題、多数派に乗るのもいいけど、パッ!と取り上げられたモノコトは、パッ!と消えるしまう傾向があることを忘れてはいけない。

時に時流やメインストリームに抗いながらも、自身が描く未来を信じている人へ叶えて欲しいとエール。
こういう人たちは少数派だから支援の手が届かない・・・でもとても重要と思った朝。

2024年7月28日日曜日

1/6を終える。

熱中症アラートで外で遊べない日が続く。

今夏は35日間、最初の6日間が終了。初日&最初の週を無事に過ごせるか?が肝だったけど、やはり色々起こった激動の最初の週。

初参加の子が緊張から泣きじゃくる様子を見守り、友達に仲間はずれされたと涙で訴えてきた子がいれば、新しく「廊下は走らない!」のルールが追加され、おにぎりを握ったことがなくペタンコにした子、ドッヂボールでバランスを崩して足を痛めた子、のこぎりで指先を切り血が出た子、「宿題なんてゴミ箱へ!」と叫んだ子など。子ども達は面白い(笑)。

参加者の1/3が初参加なので、当然、保護者も1/3が初参加。
どこでココ大付属学園を知り、申込に至った経緯を教えてくれた方もいて、転勤で松山に来た方、ハーモニープラザなどで紹介された方、学童ではない雰囲気を求めてきた人、口コミやSNSで知った方など、理由もそれぞれなら心配もそれぞれ。

「他校の子と仲良くできるでしょうか?」「自主性は育めるでしょうか?」「お弁当(昼飯)は食べてくれるでしょうか?」など心配は尽きない。

でも“心配事の90%は起こらない”と言われているから、心配ではなく期待を子ども達に託してみよう!大人には及ばないけど、子ども達なりに考えている時もある。

ちなみにプロジェクトマネジメント的に言うと、もう1/6が終わったではなく、まだ5/6残ってるという残務作業量で計るべき。予想しない事がまだ5/6とは・・・。

美味しさの方程式。


「おにぎり百景」では平岡米を二升(3.6kg)炊く。
甘さがあり、モチモチ、炊き上がった香りもよく、料理人のパパイズム鈴木さんも「このお米は美味しい!」とうなるほど。

作ったおにぎりは、“塩のみ”の塩おにぎりをササッとつくり頬張る。多くの子ども達は“ふりかけ”でカラフル&味変が好みだったけど、アスリート系の子ども達は「塩だけがいい」と、ストイックな食べ方。梅干しも好んでた。

写真は自分で握ったおにぎりを囲んでピクニック飯を広げてた子ども達。
「おやっ!ご飯は?」「今日は自分が作ったおにぎりがご飯だよ!」「そうなんだ楽しそうだね。インチキに一つくれるの?」「絶対にヤダ!ダメ!」と、それまで和やかな雰囲気が拒絶モードになる子ども達。

連日、熱中症アラートが出ているから、子ども達は中庭や卓球場で遊べず、ならば気分だけでもお外で・・・という感じか。

おにぎり作り体験は子ども達に好評で、「もう一個食べたい!」とパクパクする子どもに「大丈夫?」と声をかけると、数分後、食べ過ぎようで「お腹いっぱいですぅ・・・」と、お腹をさすって唸る子も。
まぁ、加減を学ぶ機会にもなったということで。

結局、二升(3.6kg)炊いた平岡米のおにぎりは、なんだかんだで全て食べてしまった!
お米が美味しいと何しても美味しいという方程式を見つけてしまった私たち。
「ねぇ、インチキ、次はどんなおにぎり?」と子ども達。