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2023年7月19日水曜日

にぎわいの作り方


フィレンツェにあるマーケット2階の飲食スペース、日本的に言えば「フードコート」。1階は生鮮食品店などが軒を連ねる。
「地元の人+観光客+出店者+マーケット関係者」で活気があり、広い(写真は一部で、左側に同じ広さの空間がもう一つあるし、写真の裏手にも空間がある)。
目視で12人座れるテーブルが26テーブル×2エリア=624人!座れず立っている人もいたからそれ以上か!?ちなみに3階にも店はある。

「にぎわってください!」と依頼したわけでもない雰囲気は、どうしたら創出できるのか。待たされているのに笑顔な注文者だし、「チャオ!」と笑顔で手際よくテーブルを拭いてくれるスタッフ、「イタリア語?英語?」と説明時の言語を笑顔で尋ねてくれる店員など。
観光地化してるから当然かもだけど、笑顔が多くて食事だけでなく時間と空間の共有=団欒を楽しんでいるよう(もう誰もマスクをしてない。)

(それぞれの利害関係者がうまく噛み合ってる根底は笑顔か?)と、身も蓋も無い結論は極論か。2月に訪れた時も同じ感じだったから、訪れる人は違っても循環もしてるんだろうな。メモメモ。
7年前の学長日記を読み返して比較。

2023年7月18日火曜日

考えさせられる民泊。


フィレンツェではエアビーを利用。と、言うのもホテル代がとても高く、エアビーも高かったけど、かろうじて手配。そんな当事者だからか「フィレンツェの宿泊費は昨年に比べて53%上昇。ベネチアでは25%、ローマも21%上がった(イタリアの消費者団体コダコンズ調べ)」の記事を見て納得。
そしてフィレンツェ市は、新たな民泊開業を禁止と発表(都市部の8000軒は容認)。

旅行自体に問題はないと思いたいし、旅行自体は誰にも止められないから「旅の仕方や内容に問題」があるのかな?
特定地域へ大勢が押し寄せるオーバーツーリズムは世界的な問題になっているのは承知で、旅人側のモラルやマナー、ルール厳守での改善を望むばかり。

今回借りたエアビーに話を戻すと、部屋は街中で広く、洗濯機など完備、ホテルとは違い落ち着いて作業もできた。これまでに利用したユーザーからの感想は、どれも好印象。
そしてチェックアウト時間の相談をすると「
Certamente si(はい!もちろんOK)」と柔軟性も高い!
ユーザーとしては使い勝手がいいサービスだけど、空き部屋だらけで、本来使いたい人が使えないというのも・・・と。考えさせられた件。

2人だけだった博物館。


 「スティッベルト博物館はオススメ!」と、長男くん。行こう!と二人でバスに揺られて約15分。降りた場所は静かな住宅街で、観光客が訪れることもないエリア。
「スティッベルト博物館をどうやって知ったの?」「学校の先輩が教えてくれたんだ。」「聞いたこともないけど・・・。」「そう、僕も知らなくて行ったらビックリしたんだよね。」と長男くんを驚かせた博物館とは?ワクワクが高まる。

住宅街を抜けて坂道を上ると
スティッベルト博物館が見えて入り口へ。外観は他の博物館や美術館とは異なる邸宅、地味目。
10€(約1500円)払い、館内説明を受けていざ展示室へ入ると、いきなり西洋甲冑たちがお出迎え、他の部屋では西洋甲冑をまとった騎馬隊が隊列を組んで展示され、高い壁は絵画で埋め尽くされ(キュレーションおかしくない?)と思うのはフツー。
広い部屋なのに展示数がキャパオーバー。

そして2階がスゴかった。日本武士の兜や鎧などが無数展示され、80体以上の原寸現物展示は迫力が凄まじく、怖さを感じたほど。
特にタコやトンボ、獣などをあしらわれた兜や鎧をみて「日本人は全員が観た方がいい!」と思ったのは、ナント!館内には私たち2人だけだったから!

観光ガイドブックで紹介されてないので誰も知らず、訪れず・・・。
国宝級とも思えるものも多く、日本で展覧会したら話題になるのに・・・と思いつつ、作品の量と質に圧倒されたまま次の部屋へ移動。
ナイトミュージアムで動きそうだった展示物人形たち。

人生の早さは。


Italoの特急電車は時速300km。ナポリ→ローマ・テルミニ間を90分で移動するし、フィレンツェ・サンタマリマノベラッツァ駅からローマ・テルミニ間も90分で移動。イタリアは鉄道網がいいから、上手に使えば各地へ快適に移動できる。

ただ、こんな超高速なのに、イタリア人自体は”ゆっくり”で自分時間というか緩い。
慌てたイタリア人を見たことがないし、道端の井戸端会議を全身ジェスチャーで語り合っている人を多く見かける。


ストライキで長時間待たされても「しょうがないよね・・・」的で悲観的にならず、どんな時間でさえ「自分のモノ」として取り込もうとするイタリア人に気付かされること多し!


自戒を込めて言えば「生産性、効率性など」どうしたら“無駄なく””余計なことなく”“寸分の隙間なく”生きることが正解のような圧を感じる雰囲気に自分が毒されていると気づいていて、子どもたちにも圧をかけてはいけないと・・・。


同じ次元、自分のモノサシで相手を測ると、その違いからイライラしたり、カチン!とするかもしれないけど、そもそも次元が違ったり、モノサシの材質やメモリが違うと、測ること自体が無意味で比較自体に意味がない。

人生を時速何kmで駆けるかは人それぞれだけど、「人生は短いと思ってるから、生き急いでいるかも・・・」と言った私に「そう言う人にかぎって長生きするよ、お父さん。大丈夫。」と長女と長男(笑)。

2023年7月17日月曜日

超絶技巧とはこのこと。


ナポリの朝6時。雲ひとつない晴天で空の青色はとても濃く、建物との境界線は強く絵画のよう。
ナポリは中央駅から少し離れただけで下着やシーツが建物同士間で干してあったり、落書きがいたると所にあったり、マラドーナも在籍したSSCナポリの横断幕などが所狭しと掲げられたりと、人の営みがギュッ!ギュッ!と濃縮された街。

そんな中に「サン・セヴェーロ礼拝堂美術館」はあり、中に入ると周りの喧騒がピタッ!と止まる。

とにかく世界最高傑作の一つと言われる1752年にジュセッペ・サンマルティーノによって制作されたクリストヴェラートは必見。ヴェールに覆われたキリストが息を引き取る際の様子が大理石で表現されているのに柔らかさ、透け感が伝わる超絶技巧とはこのことと凝視数分!
で、よく見るとキリストは布団のような上に寝かされていたけど、その布団まで柔らかさが分かる超絶技巧2。

我に返って周りを見たら、周囲には躍動感溢れる大理石像が並び(おやっ!?天使が多いぞ?)と思い数えると50体以上あった(ちなみにココでは、天使は全員男の子でした。)
入場料は10€(約1500円)で1時間ほど堪能できる時間はお得。
撮影は一切禁止なので目に焼き付けるしかなく、でも忘れそうなので絵葉書を自分用にゲット。

美術館めぐりの注意点。


【教訓】イタリア真夏の美術館めぐりにはご注意。

バチカン美術館(バチカン市国)、サン・セヴェーロ礼拝堂美術館(ナポリ)をめぐって痛感したのは「夏の美術館めぐりは体力勝負!」ということ。

前回訪れたのは冬だったので、全く気づかなかったけど、美術館の中も空調は効いているけど「人の体調よりも作品の状態保全」の方が大切なのか、緩く人も多く、とにかく館内はサウナ状態。かつ飲食は禁止なので、脱水症状になる危険性がある。


だから、行くなら開館時間に合わせて(≒9時や10時)訪れた方が良いがアドバイス。それが叶わない場合は、水分補給して、トイレにもいって、荷物も預けて体調を整えること。

サン・セヴェーロ礼拝堂美術館では「暑いから、あそこの“扇子”を使ってね!」と、予め扇形の厚紙に館内のデザインが施されたモノが置いてあり、老若男女国籍などに関係なく、みんな扇ぎまくっていて、風がめぐり館内は人力換気扇のようだった(笑)。


美術館の中にイスは少ない、もしくはないので、ずっと立ちっぱなし(システィーナ礼拝堂では周りにベンチがイスがあったけど座れる人数はわずか)。
ベンチがあるのは礼拝用なので観光客は座ってはいけない。

だから体力・気力の勝負でもあり、もはやアスリート気分で美術館めぐり。

【教訓】イタリア真夏の美術館めぐりにはご注意。

ひょいとカラマリ。


「じゃあ、カラマリ(イカのフライ)でも食べに行こうかな。」なノリから始まった今回のブレンデッドトラベル。

そのカラマリを現地で食す時がキタッー!そして一口食べて悶絶する。やっぱり美味しい、それも素朴な味に感激する。旅行時の高揚感を差し引いても美味しい。

なんで、こんなに感激するのか自分でも分からないけど、「歯応え、食感、味つけ、風味、大きさなど」どの切り口でも美味しいと思えるカラマリ。


同じコトを、前にも前々にも書いたけど。
どうか、瀬戸内のイカを「セトウチフライドカラマリ(仮称)」として売り出してほしい。
高級とか豪華とか、そんな話ではなく、庶民的な味なので気取らず、地域らしさを出せれば十分と思う。「食べ歩き」にも対応できる!
欧米人やアジア圏の方々も食べ慣れているから、受け入れられると思うのは私だけか?


アマルフィでは鮮魚店がカラマリを提供していて、食べながら様子を観察したのは、ガンガンッ!とイカなどを捌き、フライヤーに入れて揚げて2-3分、ザッザッ!と上げてアツアツホヤホヤのカラマリ誕生プロセス。

「ミックスフライ」を提供してる店を避けたこともあったけど、この「フライドカラマリwithミックスフライ」も美味しい(写真はフィレンツェでの品)ので、名もない雑魚を一緒に揚げてもいい。あぁ、また食べたい。

2023年7月16日日曜日

人間讃歌。


同じ人間なのに、こんなに面白い生き物なのか?と、備忘録に残す。

  • 朝6時過ぎにアマルフィを散歩してたら、野菜満載のトラックが止まっていて見たら新鮮野菜!「写真を撮らせてください!」と言ったらお客さんを含め快諾だった!
  • 乗車券の返金に並んでいたら、隣の女性が「私はもう出るから、早い番号札だけどいる?」と声がけしてくれて、10番も早くなる!一期一会。
  • 駅構内のカフェで並んでいたら、男性がジェスチャーで「荷物を後ろから前に背負った方がいい」というアドバイスだった。とにかくスリが多い!
  • 灼熱下で乗船に並ぶも、どの船か分からず、私たちだけでなく右往左往する乗客。長女が思い切って尋ねると英語で「この船ですよ・・・」と、コソッと教えてくれて、ススッーと移動できてサクッと乗船(イタリア語ではなかったのがミソ!)
  • フェリー乗場の係留スタッフは、パブロ・ピカソの生まれ変わり?と驚くほどのツルピカ、青のブリーフパンツ一丁、全身日焼けで真っ黒で裸足。指摘されてもまんざらでもない様子。
  • 頼んでもないのに「フリーだよ。」と冷製トマトを載せたパンwithクリームチーズをくれたお店。トマトが食べれないのに「ボーノ!(美味しい)」とお礼したのはナイショ(長女が食べてくれる)
  • ホテルではチェックイン後も荷物を預かってくれ、また戻ってきても、快く時間調整の休憩&トイレも使わせてくれてグラッチェ!の連発。
  • 明らかに挙動不審で列車に乗り込んできた男性。そして乗務員の不在時に何度も車両間を移動して、スリには見え無さそうなので無視してたら「あれは完全に無賃乗車だよ」と長男。
  • 道端で立っていた老シスター達、装いの違うシスターと再会したのか「チャオー!」「チャオー!」と大声ではしゃぐ。これまで持っていたシスターのイメージを覆す。
  • バチカン美術館で見かけた家族。お母さんと思われる女性が大型車椅子にマスク型の人工呼吸をつけて、お父さんと思われる方が後ろに、両脇には姉妹と思われる子がフォロー。どんな状況でも家族の力でアートを鑑賞する姿に涙腺ゆるむ。

嫌なコトをするのも人間だけど、良いコトもするのも人間。

こんにちは、アマルフィ。


ローマから特急列車で約100分のサレルノ駅で下車。サレルノ駅から徒歩10分でフェリー乗り場に到着。このフェリー乗り場からアマルフィ海岸まで行きは1時間(帰りは40分)で「世界一美しい海岸」と称されるアマルフィに到着。

アマルフィと言えば「アマルフィ女神の報酬(2011年)」のロケ地。全編を観てない私だけど(スゴい!)と思わせ、時間とお金をかけてまで引き寄せる魅力は何なのか?二度と行くことはないだろうな・・・という思いもあり、エイッ!と訪れる。

愛媛で言えば「下灘辺りの切り立った雰囲気+平地が少なく建物が密集している八幡浜」を足して割ったような地形。
違うのは「日差しの鋭さ(灼熱!)」「海の色が紺色で打ち寄せる波の白さとのコントラストが濃い」「同じ質感で統一感を出している街全体の雰囲気」が避暑地として好まれているよう。

平坦な場所はほぼなく、建造物は隣と密接、超狭い道は観光客+地元住人+車+バイクが行き交うから注意しないといけないし、物価も観光地価格で高く感じる・・・。
そんな、行けば色々と知る・分かる場所なんだけど(いい所だったなぁ)と思わせたのは「レモン推しの街」でも書いたけど、アマルフィでしか体験できないことが楽しいから!

レモン推しの街。


何杯目か覚えてないほど「レモネードなど」のレモン系飲料も飲んでいて、既に3Lは飲んでると思う。それほど美味しい。
「フレッシュレモネード」は一杯5€(約750円)。甘くなく「媚びてない味」はガツンと響き、その酸っぱさは脳天直撃で目が覚めるほど。
愛媛県もレモンの産地だけど、何が違うのだろう?単に海外だから美味しさ30%UPなのか?

アマルフィではレモン推しは更に高く、街全体でレモン推し。そして「アレ」を見つける!
以前に「河内晩柑を丸ごと器にした河内晩柑の丸ごとかき氷を提供したらいい!」と企画提案したことがあり、その時は採用されなかったけど、見た目などのインパクトを想像した時、絶対に映える!と確信した思い出。
それがアマルフィではレモンに置き換わり存在してた!1個のレモンが河内晩柑並みに大きい!

中身は果汁搾汁後で空洞、そこへレモンシャーベットが隙間なく詰められてモリモリ状態。
1個10€(約1500円)だったけど買った人全員が写真に撮っていたし、味も美味しいし、とにかく暑いから水分補給にピッタリ。
だから同様のレモンシャーベットを提供する店は多く、中には「ウチの庭に生えてる特大レモンだよ!」をウリにしてた店も。(それって原価ゼロってこと?)と思ったり。

2023年7月15日土曜日

暑い時の旅人水事情。


晴天続きは、とてもハッピーでラッキーだけど、とにかく暑い(連日35度あたり)。だから水分補給は欠かせず、街角で水を買うと500mlで2€(約300円)、ちなみに自販機や空港などで買うと3€(約450円)本。でもスーパーで購入すると0.5€-1€(約80円-約150円)、毎日必要なので賢く買うこと、旅者にとっては大切なコト!

しかし!自販機や街角で買う時はないけど、スーパーで買う時は注意が必要で、水売り場には10種類以上の水が並び、うかつに購入すると、その水は「炭酸水」の場合もあり、フタをひねった瞬間にブシュー!と溢れ出ることがある。
「アクアナチュラル」が水!何の分別もなく、フツーに一緒に並んでいるので要注意!

そして、購入してもペットボトルの水には「イタリアで水を買ったら必ず起きるワナ」があり、それは「フタの締め具合が浅いから緩い」で、しっかり閉めたはずなのに、日本のように4回転ほどで締まらず、3回転ほどで締まるから「フタから水がこぼれやすく」私も美術館の中でバックの中で「洪水」が起きてしまい、鑑賞後にバッグをひっくり返してバシャー!と水を出す。

何度も水を買うのは面倒!という人は、イタリアには「公共の水補給場」があり、水が出続けている。だから空きペットボトルに水を補給すれば数百円がうく。
だけど衛生上(どうなの?)という水補給場もあり、判断は自分だけど私は補給した!

書き残さないと忘れてしまう人たち。

  • ウキウキのウェイターは軽やかなステップで配膳をしてくれて「全ては順調かい?食後においしいデザートはどう?」と模範的な対応で心地よくしてくれる。
  • 列車で空きスペースを見つけたものならサッと座るご婦人。空きイスに荷物を置いているものなら「棚に上げてくれない?」と直球リクエスト。
  • カフェの2人用席で1人が食事中なのに、目の前の席に「強制的相席」をする女性、全く気にすることのない食事中の男性。
  • 屈強な肉体美を惜しげもなく見せつけるベビーカーとトランクの両方を軽々押すパパとパパへ明確な指示を出すママ、熟睡の女の子。
  • 返金の列で職員に「世界の終わり」のような顔で「何とかしてくれ・・・」と演技する男性は“ゴネ得”で列に長蛇に割り込んでしまう。
  • スケジュールが大幅に狂ってしまったはずなのに、陽気に鼻歌をうたったり、談笑している若者グループ。
  • 座る場所がないから地べたに座り込んだり、寝そべってしまっている子の靴はグッチ、お父さんの靴はヴィトン。
  • 明らかに「見られるコト」を意識しているフェリー乗務員のイタリアンおじさん。チリチリパーマにシャツは第二ボタンまであけて、投げキッスを乗降客にしてた。
  • 「チャオ!(こんにちは!)」と言えば「チャオ!」と返してくれるし、「グラッチェ!(ありがとう)」と言う言葉もいろいろなシーンで見かけたから真似てみる。
  • 朝6時過ぎの散歩中に鮮魚店を覗いたら、カジキマグロのような魚を解体していて、活気を作ってたお兄さんたち。
  • カフェで注文をとってくれたシニアなウェイター、プロフェッショナルな雰囲気漂い、テキパキさに感銘を受けて「写真撮ってもいいですか?」にも応えてくれる。
名前も国籍も背景も知らない「通り過ぎた人々」、私も彼らにしてみたら同じで、世界は知らないことばかり。目にするモノ、触るもの、食べるモノの全てをインプット!

プライドの場所。


長男くんとローマ・テルミニ駅で合流して、早速、バチカン市国へ地下鉄で移動。
カトリック教徒でもプロテスタント教徒でも何でもない無宗教者(あえて言う“ジェダイ”はもはやネタ)だけど、世界一小さな国家で、テレビなどで見かける「ローマ教皇(国家元首であり統治者)」が暮らしている所と知れば興味津々。
全く知識も情報もないので、超ベテラン日本人ガイド「イナミさん」を派遣してもらう。

バチカン市国には一般人は住んでおらず、枢機卿など関係者のみ。「日本人は居るんですか?」と尋ねると「ごくわずかです。」とのこと。
イナミさんと一緒に「バチカン美術館」「システィーナ礼拝堂」「サンピエトロ寺院」を3時間で見回り(本当は一日かけて見る量)、作品のボリューム、ネームバリュー、クオリティ、エピソードなどはピカイチで、さすが「世界一でないといけない」プライドの場所。

バチカン市国に産業はなく、あえて言えば宗教&歴史ビジネスで、ミケランジェロやラファエロ、ボッティチェリなどの作品を公開して外貨を稼ぐビジネスモデル。
外に出ると「あそこに(第266代)ローマ教皇フランシスコが住んでいるんですよ」とイナミさん(右の四角い建物の右上の部屋)。作品以外にも情報量多すぎて咀嚼できず。

2023年7月14日金曜日

どこでワープしたの?


イタロ(イタリアの国営鉄道)列車はナポリ駅で予定よりも10分遅れて到着。次がサレルモ駅だけど、降りたらそのままアマルフィ行きのフェリーに乗らなければいけない!もしも逃すと2時間後の乗船となり、アマルフィ到着が21時になってしまう!
ハラハラドキドキしながら発車した列車の電光掲示板を見たら「This Train is On Time.」と時刻通りの表示に「あれ?」どこでワープしたの?となる。

そして、ナント!サレルノ駅到着が予定よりも3分も早く到着する。やっぱり「どこでワープしたの?」となる。
でも気は緩めない!33度の蒸し暑く、潮風吹く中、18時出発のフェリー乗り場へ急ぐ!出発5分前に到着してセーフ!そして周りを見ると、老いも若きも水着などバカンス意欲満々の方々。
そしてフェリー船員はイタリアンなイメージの方々で、その中でも「オレ、カッコイイだろ?」的な雰囲気が漏れてた男性に(同じ人間なのに、こうも違うのか?)と思ったり。

アマルフィまでは約1時間の船旅。アマルフィは映画のロケ地になった避暑地なほか、アマルフィペーパーというイタリアでも高級紙漉きがある所。
19時過ぎにアマルフィ到着、朝7時にローマ・テルミニ駅に到着してから12時間かけての大移動。一日がこんなに長く感じたことはなかったねと長女、長男と乾杯。

3度目の正直。


鉄道会社のストライキで一度ならずしも二度も運行!と表示されたのに、出発10分前に「運転手が来てないから・・・」、出発5分前になっても乗車ホームナンバーが電光掲示板に表示されず、職員に尋ねると「運休のようだな・・・」と、職員も状況を全く把握してなかった件。

返金カウンターに人々が殺到するも受付カウンターには一人しかおらず、殺気立つ返金希望者。職員と警察官の2名で「列に並んでください!」「もっと下がってください!」と注意しているのに「もう下がれない!」など返金希望者も一歩も譲らず、応援の警察官が来てしまう。
私たちも並んでいたものの15時になってしまい、タイムアウト!果たして15:36発の列車は出るのか?はたまた2度あることは3度あるのか?

電光掲示板には乗車ホームナンバーは相変わらず表示されないまま、待つこと出発10分前に「No.11」と表示されて歓喜!群衆の中から抜けて改札口を通り列車へ駆ける。
席についても(安心してはいけない・・・)と思いつつ、出発時刻になっても列車は出ない。(ウソでしょ・・・)と思っていたら5分遅れで動き出した!

結局、8時間以上もローマ・テルミニ駅で待機させられたけど、とにかくサレルモ駅に行ければオールOK!となる。
でも今度はサレルモ駅を降りてフェリーに乗らないといけなくてナポリ駅で既に10分の到着遅れ・・・予約したフェリーを逃すと2時間後!間に合うか我々!

2023年7月13日木曜日

待合わせはローマ・テルミニ駅で。


空港からローマ・テルミニ駅までは特急で約30分。駅の隣には巨大な浴場の遺跡があり、街全体が遺跡だらけの中央駅。
そして、長男くんとの待ち合わせ場所。まさか前回から5ヶ月しか経ってない再会はお互いに笑うしかなく・・・。でもこの間に最優秀賞を受賞したりして、直接会いたかったし、話したかったのは親の気持ち。

今回のミッションの一つは「パブリックアート&デザイン」について。街にアートがあることは訪れる人や暮らしている方にどんな影響を及ぼすのか?自分なりの見解を持ちたくてイタリアへ。
街がアートで覆われているローマでは、地下鉄構内に「古代ローマ遺物」が剥き出していたり、遺跡のようなモノが現代建造物と融合していたり、メリットとデメリットに折り合いをつけて暮らしているよう。

ホテルは前回泊まった「ラウロおじさんのホテル」と思ったけど、せっかくなら違うホテルにしようとなり駅近の「ホテルサンレモ」に。
ホテルは写真と評価で選ぶしかなく、部屋に入ったら天井が3m以上と高くて驚くも、冷蔵庫は機能せず、シャワーの蛇口はグラグラで外れそうだし、水洗トイレのボタンは弱いけど、これが海外のスタンダード。洗礼をあびて異国スイッチON!

また来たよヘルシンキ!


成田空港発→ヘルシンキ国際空港行きの飛行機は、フィンランド航空のJALのコードシェア便でその日の成田空港発の最終便。チェックインを済ませてラウンジに入り、JAL特製カレーとサラダを食べたらラウンジの閉店時間(22時)になってしまい搭乗口へ。

ロシアによるウクライナ侵攻により飛行ルートは大きく遠回りをしなければならず、12時間のフライト(途中、北極点通過の記念シールが配布される)。
翌朝5時過ぎに到着し、入国審査を済ませてフィンランド入り!また来たよ!ヘルシンキ!
早速、国際線ラウンジに入り(あぁー!これこれ!)とサラダやハム、パンなどを食べる。
前回の記憶がよみがえる。

入国審査を済ませて搭乗口へ。ヘルシンキ空港での滞在時間は2時間。今度はヘルシンキ空港からローマ国際空港まで3時間のフライト。到着するも、シェンゲン協定間(EU間の出入国審査免除)の移動だから、驚くほど何事もなくアッサリ出国。
12時間+2時間+3時間=17時間かけてローマに到着!

ローマ・テルミニ駅までは電車移動。前回の経験を思い出しながら乗車。列車は満員で空いているもんなら「座らせて!」と、みんな超積極的。天気は晴れ、ここまでは順調!

2023年7月12日水曜日

“いつか”はない。


「ローマで学会があるから行ってくるね。」と妻。「じゃあ、カラマリでも食べに行こうかな?」と、冗談っぽく始まった会話から、仕事と休暇を兼ねた「ブレンデッドトラベル/ワーケーション夏編」が実現。
(二度と来ないかもしれない・・・)と思い、長男くんを訪ねたのが2月。それから5ヶ月後に再び訪れるなんて「アドベンチャーファミリー」を標榜する我が家らしい。
“いつか”は来ない。

前回はスペイン→イタリア→オーストリアを巡った3週間だったけど、今回はイタリアのみ。そして冬だった前回から今回は夏、荷物量(特に衣類系)が圧倒的に違う!
前回の学びから荷物も取捨選択でき、さらにミニマムにできたつもり(前回購入したアレコレが再び活躍するはず!)。旅の相棒はすっかり馴染んだコレ with 会津若松FCからいただいた「あかべこ」

正直に言えば「行かない・行けない理由」をたくさん挙げることはできるけど、「“いつか”は向こうからはやって来ない」は本当で「こっちから行かないと始まらない」が事実。
懐事情などがよぎるけど、何とかなる!
それよりも妻からの一言で長男くんに会えるし、今回は長女も一緒なので、仕事と休暇を兼ねての思い出づくりなんてお金に換算できないと自分に言い聞かせる。Let'Go!

最優秀アイデアは・・・。


神奈川大学でも授業を受け持ち、テーマは「ロケ地などを活用した地域の活性アイデア」。
130名の学生がオンライン上で6エリア(札幌市、仙北市、仙台市、諏訪市、宇部市、愛媛県)、27グループに分かれて検討。
そのために各地のフィルム・コミッションにもアドバイザーとして入っていただき、育んできた3ヶ月。FC仲間の協力に大感謝!

先日は各エリアごとに優秀アイデアを一点選び、愛媛県からは「松山城でサバゲー」を選出。
このアイデアは実践で使われなかった松山城を舞台にスポンジ弾を用いて合戦ゲームをしよう!という内容で、個人的には本物の城で行うサバゲーもいいけど、老若男女が「戦国時代のコスプレ(町娘、商人、浪人、武士など)もできる」点が良くて選ぶ。

そして昨日の決勝。各エリアから出てきた優秀アイデアのプレゼンを6FCで審査。
その結果、札幌市で撮影された「First Love」を活用した街コン」が選ばれる。「可能性を感じた」「他FCにも転用できる」などが高く評価される。プレゼンを聞いてイメージが湧いたのも良かった。とはいえ、他のアイデアも素晴らしかったのは事実。
惜しくも愛媛県グループは最優秀賞を逃したけど、愛媛県を訪れたことがない学生に愛媛県に興味をもってもらったということでOK!

2023年7月11日火曜日

難しかったけど・・・。


松山東雲女子大学での「ボランティア論」は残り3回!応援ボランティアとして「萬翠荘、フィルム・コミッション、道後一会」を題材に自分たちをターゲットにしたPRアイデアを検討して「ボランティアは多様」と実感した彼女達。
そして、いよいよ「ボランティア活動を企画する」に入る。当初は1回で済ます予定が「企画立案を学びたい!」という要望でシラバスを急遽変えての実施。

でもその前に「なぜ、ボランティア活動が必要なのか?」は抑える必要があり「現状をより良くしたいから」と伝える。
そして「ボランティアが創出できる価値は何だろう?」という問いを立て、
・自分が決めたコトや自分の行動などに自信がつくから「自己肯定感の向上」

心地よい場所、活躍できる場所が見つけられるから「自分の居場所 」

点の存在が、一期一会の人と線となり、成果は面となるから「社会とのつながり実感」

手応え、一目瞭然の成果、共有できる価値の存在から「やりがい・生きがいの実感」


いつもは話し合いも多くてワイワイガヤガヤな授業が静かだった90分。
「先生、今日の授業は難しかったけど、何だか良かったです。」と帰り際の学生。
どうしたら豊かに生きられるか?にボランティアは有効だし、そのために企画立案法は知って損はナシ!君たちはどう生きるか?って感じ。