日記を検索

2023年5月16日火曜日

盛りあがる授業。


萬翠荘を訪れた松山東雲女子大学生たち。その感想はと言うと、魅力的に感じたのは、
  • 映えるスポットが多かった(撮影例など撮る動機に繋がった)
  • 自然が多かった(自然に囲まれ時の流れが違った)
  • 建物の雰囲気が良かった(ステンドグラスなど素敵だった)
  • 歴史を感じた!(レトロなインテリアが素敵だった)
  • 立地がよい(街中なので訪れやすかった)
  • 配慮されていた(音声ガイドもあり聾者でも楽しめる)
などが挙がった一方で残念な点は何?とも尋ねると。
  • 部屋・調度品系(テラスなどに入れなかった)
  • バリアフリー化(足が不自由な人は見学しにくい)
  • ターゲットが私たちでない(20代ではなく年配が多かった)
  • アクセス(道幅も駐車場も狭かった)
  • 分かりづらい立地(街中なのに見えず分かりづらい)
  • 入館料(興味がない人にとっては高い)
など。彼女達がどこを見ていたのか?参考になる。

では!魅力的と思った人は、より伸ばす取組を、残念と思った人は良いと思える取組を考えましょう!と激励して渡した課題は以下の通り。
  • ターゲット(女子大学生=皆さん)
  • 自分たちのニーズ把握(自分達が欲しているコトは何か?)
  • 取組内容(ウォンツ)(考えたアイデアの特徴など詳細)
  • その取組を思いついた背景(そのアイデアの源はなにから?)
  • ゴール設定(実施の前と後で何がどう変わる?)
  • 自分の役目(あなたはどんな役を担えるか?)
どんな取り組みが出てくるか!楽しみに。

思い浮かべてくれる。


愛媛大学生と松山東雲女子大学生で構成されているNPOイイトコ道後。道後の魅力を発掘して発信している学生団体で、コトの始まりは「松山アーバンデザインセンター」の勉強会から発展して組織化、学生主体で年間3-4回のにぎわいイベントを実施。

「どうやって進めたらいいか悩んでいて・・・」との相談で愛媛大学へ。すると、写真のような学生が打ち合わせや検討などで使用できるスゴい環境が整っていてビックリ!
彼女達の悩みは「7月8日(土)13時-18時に宝厳寺で夏祭りイベントを考えているが、出店者集めや運営方法など初めてだらけで、これでいいのか?不安」とのこと。
そんな時に、真っ先に私を思い浮かべてくれたことに感謝。

活動が続く中、学生達は代替わりしていて、知り合いだった初代リーダーは既に社会人。その後もリーダーは交代し現リーダーへ。
相談される状況の多くが「タスクが同列に広がりワッー!」となっている状態が多いので、優先順位や取り組む順序などの思考の整理。一言で言えばプロジェクトマネジメント。

ゴールを決めてなかったので「色々大変だったけど、また、やりたいね!と乾杯して労うことでしょ?」とおせっかい。

2023年5月15日月曜日

相変わらず観まくる。


NETFLIXやAmazonなどの映画・映像系サブスクリプションに入っているなら「無数の作品から素晴らしい一本を掘り当てられるかどうか?」は醍醐味の一つ。
「時間を溶かしているかどうか」は分からないけど、観るのも仕事の一環なので問題ナシ。

「NOPE」はジョーダン・ピール監督に興味があったから。結局、“それ”の詳細は分からず謎だらけだけど、飽くまでも目の前の恐怖解決が先決なので全てを開示しなくて物語は成立してた。そう言う視点なのね!と楽しめた。

「99.9刑事専門弁護士」は99.9%の確率で逆転が難しい裁判の物語だけど、「トリック」などのテイストを意識してるのか?所々でヘンな演出。筋はいいけど、あんな主人公は困りもの。解決できれば、あんな態度でもOKなの?という感じ。

「弁当屋さんのおもてなし」は全4話だったから。「深夜食堂」のような感じかと思いきや仕事や恋に疲れた女性の転勤先での話で、弁当を取り巻く人間模様で、ごくフツーな話だったけど、出てくるお弁当が美味しそうだったのでGOOD。

「小河ドラマ徳川☆家康」も全4話だったから&好きな劇中劇だったから。こういう軽い演出&歴史モノは、そのギャップが面白くなりやすい。たぶんTV放送があったと思われる作品だけど、埋もれてしまったのだろう、発掘できて満足。

「小河ドラマ龍馬がくる」は「小河ドラマ徳川☆家康」の第二弾。実は教科書にあるような偉業は何も成し遂げていないという龍馬本人の言葉にガックシだけど、実は存在するだけで希望を見出せた人というオチ。ジ〜ンときてしまった。

廃止(解除)。


5月8日に感染症法の更新でコロナウイルスの扱いが変わり、それに伴って2020年6月24日からJFCが策定した「ロケ撮影支援における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン」は廃止。約3年間の「制限下での撮影誘致および支援」に一区切り。
導入当時は緊急事態宣言で外出禁止令などが出て混乱したのを思い出す。製作者は仕事が全くできず廃業に追い込まれたり、制作会社は公開しても赤字、映画館も閉まってしまった。

愛媛では愛媛県が舞台だった「恋は光」の撮影が決まり、エキストラ募集を始めた翌日に「制作中止」となり落胆したっけ。
そして、その後に「バスカヴィル家の犬」の撮影相談が入り、2本連続で中止にするわけにはいかない!と関係各所と協議を重ねて英断していただき撮影にこぎつけて、劇場公開を経て大きな話題となったのは記憶に新しい。

2023年3月10日にVer3として改訂した内容が最後。とは言っても全て廃止・撤廃ではなく、「ロケ撮影支援の感染症に関する基本的な考え方」と「ロケ撮影の感染症予防対策のチェックリスト」という形に変わり、引き続き制作者には協力を求めていく。
窮屈だった間で唯一、希望を見出せたのは「ロケ弁」を資源化できると思えたこと。言うだけでなくカタチにしなきゃ!

2023年5月14日日曜日

天秤座!?


総じて人(≒出会い)に恵まれて、今日に至ってます。という話。
6年間の愛媛県庁時代は、どこの馬の骨かも分からぬまま受け入れてもらい、右も左も分からない私を県内各所へ連れまわってくれて教えてくれのは本当にありがたかったし、松山市役所でも一緒に悩み、汗をかいた仲間がいた3年間は本当に楽しかった。
そして、その時に紡がれた縁は今でも続いているのだから、人に恵まれているとしか言いようがない。

キレイごとだけじゃなかったのも事実。合わない人、苦手な人もいて散々なコトもあったけど、(これって、もしかして神様からの試練?)と無宗教(あえて言えばジェダイ教)なのに都合よく考えるようになってからは(そんな風に捉えることもできるのか!?)など、驚きから興味を持つようになり、異なりを受容するよう心がける。
「愛の壁」はその一つ。

人は育ってきた環境や培ってきた経験などで、一人ひとりの価値観は異なるから違っていて当然。
地方だから良い人がいる、嫌な人がいる、遅れている人がいると言うのはは偏見で間違っていて、大都会にも良い人、嫌な人、遅れている人はいるわけで、逆風や追風が吹く中で、己の信念が問われているという話。
「泉谷さん、天秤座ですよね?」「そうだよ」「あぁ、分かる気がする。」

振り返り3選。


打合せの帰りは、振り返りを自問自答しながら歩くので、上を見たり下を見たり立ち止まったり(良い子はマネをしてはいけない!)
すると、向こうの地面がキラッ!と光り、???と見たら100円玉だった。たぶん、これまでに多くの人が立ち止まり(これ、取れるのかな?)と思ったに違いない。
でも100円玉はアスファルトに埋まっていた。だからどうした?という話かもしれない。

旅行系インフルエンサー&ライターとして認めてもらえたようで、「台湾での周遊パス進呈(4万円相当)」の連絡が届く。とても嬉しいけど、台湾までは自費、滞在費も自費ということで断念。
文筆家として稼げるようになりたいけど、道のりはまだ半ば。学長日記のほかに「エールラボえひめのnote」「ジャパンFCのnote」「えひめFC」などで定期的に書いているけど、もっと書いて精進しないと。

「ゲームのロケハン相談」は初めて、遂に来たか!という感じ。聞けば「世界観、背景」のようで(なぜ、愛媛県?)という感じだけど、他にも相談しているんだろうな。
数カ所を紹介すると喜んでくれるも、どんなジャンルのゲームかも分からないし(バイオハザードみたいだったらどうしよう・・・)、検討してもらうことに。
未来は着実に予定通りというか、想定していた通りに進んでる。

2023年5月13日土曜日

100分の間に。


18:20頃、自宅を出発、松山城山頂広場へGO。古町道をあがり18:40頃、松山城山頂広場に到着。昨日は曇天で夕陽は見れなかったけど景色は良くベンチに座っていると、外国人の母娘の二人組が目の前で写真を撮っていたので「写真を撮りましょうか?」と声をかける。喜ぶ二人はポーズを決めて記念写真。
聞けばポーランドから一週間の予定で松山に来ているとのこと、訪れてる理由を聞けばよかった・・・。「よい旅を!」で別れる。

19:10頃、県庁裏道を降りて県庁前を通ると原発反対の方々がアコーディオンを奏でメロディに合わせて抗議活動。反対運動だけど色々と模索して、この手にたどり着いたんだろうな。

19:15頃、萬翠荘へ到着。昨日から「ホタル鑑賞会」が始まり、そして「バラ園」も開催中というお得な機会!ちなみにホタル鑑賞中はバラ展の一部も見れるのはナイショ!

萬翠荘関係者との再会を喜ぶのも束の間、ホタルは見れるか!?ヒラヒラ〜と舞うホタルは肉眼では見えるけど、スマホでは映らない。人間なんて気にもしないホタルの自由さを感じて、萬翠荘を後にする。

19:45頃、堀之内公園では大勢の高校生たちが集まってお喋り。辺りは真っ暗なのに嬉しそうな話し声があっちこっちから聞こえる。健全なアオハルってやつか。
20:00頃、自宅に戻る。約100分間の散歩は6000歩。

動機づくり。

自撮りは腕の長さが画角に影響する

「やっぱり、訪れた記録というか記念に自撮りしたいです。でも、腕は短いし、友達数人だと(画面に)入りきらないし、そもそも写真を撮るのが上手じゃないし・・・」と悩む学生。
たしかに、訪れたら記念や記録に写真を撮りたいよね・・・となる。写真はバルセロナのサグラダファミリア内での自撮り。
大抵こんなムッツリ顔になるので、楽しんでるんだか表情から分からない(実は超喜んでる)

「例えば、映えるフォトスポットが複数箇所に用意されていて、自分のスマホを自撮り用にセットできて、オート撮影できたらいいのに・・・」「それ、いいね!」と隣の学生。
「自分のスマホじゃなくても、チェキとか貸し出してくれてもいいのにな」とリクエストは続く。要は【映える場所で自分達が望むアングルで友達と一緒に収まったキチンとした写真を撮りたい・共有したい】というニーズ?

他のグループに「あそこのグループがさ・・・」とアイデアを告げると「それイイ!」と共感。
自撮りってホント、腕の長さの条件などで画角に満足できない時多し。自分も皆んなと一緒に映りたい。それを叶えるのがセルフフォトスポット。
アイデア自体はシンプルだから、既に実施済かもしれないけど、大学生のお悩みを解決できれば、一つ「訪れる動機」なり得る!

2023年5月12日金曜日

絶景。


松山城へあがり、夕陽が沈む光景を眺めるだけで「(根拠不明な)今日も頑張った感」が味わえる。
何も考えずボッーとベンチに座るだけでOK。今の日没は18:58頃、一週間違うだけで日の入り角度が全く違うのだから自然は不思議。19時頃は人も少なく、この「無料の天体ショー」を独り占めできる時もあり、満足感も高い。
そもそも、ここは130万人/年が訪れる松山城であり、そんな所へ気軽に行けるのがいい。

私は古町道という舗装されていない山道が好きで、他のルートよりも早く山頂広場へ行ける(約15分で到着)。
帰り道に先日が最終回だった「グレースの履歴」で、撮影隊が感動して眺めていた夕陽を追体験しようと同じ立ち位置からみても夕陽が見えない。撮影は2022年11月だったから半年前、柵からギリギリ見えた夕陽、沈む位置、角度が全く違い、ここでも自然の不思議を体験、スゴい。

写真をよく見ると、まん丸の夕陽に照らされて染まった瀬戸内海の海面上には船舶が複数停泊中で、その奥には島々の陰影がハッキリわかる。興居島の島陰もクッキリ。
空を見上げればオレンジから青へのグラデーションが美しく、鱗雲が走る。
もう一度書くけど「無料の天体ショー」だから、見にきたらいいのに・・・と思う。そして、今日もきっと見に行く。お金では買えない、良い所で暮らしてるな。

特徴はニーズとは必ずしも一致しない。


「先生、これまでの歴史や文化にこだわらないといけないですか?」「どういうこと?」「100年の歴史も重さ大切と思うんですけど、そう言うのに縛られすぎもどうかな?と」「面白い意見だね。ちなみにどんなアイデアがあるの?」「単純にキッチンカーが並んでたりとか雰囲気の良いカフェでもいいんですか?」「もちろん、“縛られすぎ”と言うのはあるかもしれないね・・・。」と、鋭い質問Part2(Part1とは違う学生)。

「萬翠荘で知ってることはなに?」「長い坂道がある」「入り口に人力車がある」「映画のロケ地になった(それは授業の中で紹介したからでしょ!)」「古い建物で偉い人がたくさん訪れている。」「ピアノの発表会がある」程度。
女子大学生に刺さらないのはPR不足もあると思うけど、そもそも彼女たちのアンテナが向いてないのか?それとも向けて発信してないのか?

「特徴はニーズとは必ずしも一致しない」を思い出す。101年の歴史、フランス様式、旧藩主別邸などの特徴は、訪れる人にとっては買うこともできなければ、残すことも、食べることも飲むこともできない単なる情報なんだと振り返り。
最初から、そんな特徴を持ち出されても重いだけかもしれない。それなら最初は「とにかくメチャメチャ雰囲気がよく映える洋館」とシンプルに力強いPRもありなのかなと。

2023年5月11日木曜日

どんなアイデアが出てくるか!?


神奈川大学での「フィルム・コミッション」題材にした授業(オンライン)が始まる。前回は桃山学院大学で行い、その後も他大学でも!と好評だったのに、コロナの影響で大学が休講になったりして好機得られず。
今回は経営などを学ぶ130人余の履修登録生が対象で「フィルム・コミッションを活用した地域の活性策を考えてください。」というお題。
画面いっぱいに表示される学生たち。各自、色々な所(決して家からだけでない)から参加してる(笑)

学生は1グループ4-5人構成(計27グループ)で分かれ、各グループには活性策を考える地域が割り当てられてた今回協力するFC札幌FC(北海道札幌市)、せんだい・宮城FC(宮城県仙台市)、かくのだてFC(秋田県仙北市)、諏訪圏FC(長野県諏訪市)、宇部FC(山口県宇部市)、えひめFC(愛媛県)」の6FC)。
Zoomのブレイクアウトルーム機能で各地域に分かれた学生たちの様子を見に行くと・・・。

「〇〇は都会だよね、何を目的に行くのかな?」「愛媛ってみかん?キウイもあるの!?知らなかった」「イメージが無いなぁ」など、先ずは地域を知る・調べてました・・・。
別々の場所にいながら、一つのことについて意見を交わす学生たち。学び方は進化したと実感。
一ヶ月後には「活性策」の途中経過報告。どんなアイデアが出てくるのか!?

鋭い問い。


「先生、萬翠荘ってどこにあるんですか?」「どうしたの?」「週末の天気が雨だと困るなーと。」「困る?」「バスで行ける所ですか?」「行けるよ!大街道で降りたら10分かからない距離にあるよ」「へー、良かった!自転車しかないから困ったなと思ったんです。」
萬翠荘の認知度、知名度が低い!「萬翠荘って見えないから分かりにくい、行く気にならない。」「違うよ!緑に囲まれて見えないのがいいんだよー!」と押し問答(笑)

「萬翠荘へ前回行ったのはいつですか?」と質問すると80%が「行ったことがない、記憶にない」という回答。「過去に行った記憶がある」人は小学校の時の遠足?のような記憶。
彼女たちの興味関心に全く届いていない萬翠荘は大人にしか分からない魅力なのか?

そこへ「なぜ国重要文化財萬翠荘なのに、観光客は道後や松山城を訪れることが多いのでしょうか。普通は同じ国重要文化財なら萬翠荘も訪れたいと考えるのですが・・・」と鋭い問いが挙がる。

たしかに!私も旅行などでは、重要文化財などを見に行くし、なぜ見に行くか?はその土地に根付いた文化などを知ることができるから。萬翠荘もその役割を持っているはずなのに、松山城や道後温泉の方が知名度が高いのか?
単にPRの量と手法かもしれない。そんな謎や問いについて考える「萬翠荘応援ボランティア」授業の始まり!まずは萬翠荘を見学してくること!

2023年5月10日水曜日

ハプニング備忘録。


朝6時から9時までの3時間は私にとっての「ゴールデンタイム」。頭はスッキリ!作業ははかどり、一日で最も生産性が高い時間。その後、だんだんと生産性は下がり、夕方にはポンコツになり、夜は全く頭が回らない。

いつも通りに朝のルーティン作業をしよう思ったら、モバイルwifiが「サービス制限、圏外」と表示されてネットに繋がらない!再起動やSIMの挿し替えなど色々と試すも繋がらない。
不測の事態にスマホをテザリングしてみるも、なぜか繋がらない。既に1時間経過。
思い返すと「月々の代金が安くなりますよ!」の誘いにスマホとモバイルwifiのキャリアを刷新したばかりだった!これが原因か!?

(このままだとヤバい!オンライン会議もあるのに・・・)と、よぎるも解決策ナシ。既に2時間経過。
オフライン作業に切り替えるも、やはりネットは必要で、カスタマーセンターのオープン時間に連絡しても進展せず「申し訳ありません。別担当者に繋ぎます。」と言われたまま連絡来ず(涙)。

朝からの徒労感。ふと、先日まで使ってた旧型のモバイルwifiが目に入り(もしかして・・)と開けてSIMの大きさが違うも、ちぎったSIMの型をアダプターにして挿しこみスイッチON!
すると繋がったではないか!正解か不正解か分からないけどヤッター!
朝のゴールデンタイムを、本来なら不要なコトに費やしてしまう。

弁当箱を預ける。


日々、プラスチック容器を利用しながら自己矛盾を抱えていて、この前のブレストで述べたことを思い出す。
日本人一人当たりのプラスチックの消費量は年間32kg相当(UNEP国連環境計画の報告書「シングルユースプラスチック」)、1人160個/年は使用してる計算(1個200g計算の場合)。

これは世界第2位の不名誉なことことで、更に日本のリサイクル率19%はOECD加盟国の34カ国中27番目と低く、世界第2位の消費国なのに遅れているのはリサイクルが消費に追いついてないから(世界のプラ生産量は50年間で20倍拡大)。

うーむ・・・と妄想を膨らませて「行きつけのスーパーは店内で弁当を作りプラ容器に詰めてるけど、そのプラ容器をマイ弁当箱を預けて、都度入れてもらう」のはどうか?となる。
すると、週4で利用した場合、約800g/週のプラ消費が軽減される。一年は52週間なので800g/週×52週間=41.6kg/年の削減が期待できる。

ロケ弁当でも同じことができる。一本の撮影で携わる人数をのべ1000人とした場合、1000個のプラ容器のロケ弁を再利用にした場合、1000個×200g=200kgのプラを削減できるかも。
フェスなどではリサイクル容器は既に導入済だけど、撮影現場にも導入できたらとなー。弁当は美味しんだけど。

2023年5月9日火曜日

調べられてるー!


今年も大学生にSNSの活用状況を聞いてみる。上段は2023年、下段は2022年。
その結果「Instagram」と「LINE」は80%超と堅調。LINEは連絡手段として欠かせないとのことで、空気や水のような存在のよう。Instagramは「読む」ではなく「見る」検索で、Googleでお目当てのウェブサイトではなくInstagramを見に行く。
「先生?これ、先生のInstagramですか?」と「えひめフィルム・コミッション」のInstagramを探し当てられる。

そして、全く利用してないSNSは「Facebook」と「clubhouse」。
二社とも最近、人員削減があった会社。clubhouseいたっては存亡の危機とかも流れたり。大学生には、そもそも「名前を聞いたことがある」程度で、「“それ”で何したらいいか分からない・・・」とのことなので、放っておくしかない(笑)。
「先生してるんですか?Facebook?」「してるよ」「へぇー」で会話終了!

世代と価値観が全く違うから、彼女たちをターゲットにするなら先ず「見栄え」。その見栄えに敏感なことが彼女たちのステータス(と思う、違ってたらゴメンなさい。)
ただ、見栄えも「盛る」のは見透かされてしまうので「本物の見栄え」が大切なよう。
いやぁ、生きてる教材で学ぶ所多し。「先生、ブログしてるでしょ?」と帰り際に学生、色々調べられる!

この先どうなるか。


2022年に劇場公開された邦画作品は634本。これは前年の2021年が490本だったから、130%増の計算。2000年から600本を超えたのは過去に4回(2014、2016、2018、2019)で、うち2019年は689本と過去最高の劇場邦画公開数。
そして5回目となる634本。過去2年はコロナの影響でググッと減っていた(それでも2020は506本、2021は490本だったけど)。

興行収入も1465億円と2000年から史上2位の高額を記録(ちなみに史上1位は2016年の1486億円)。横道に逸れると邦画公開数1位の2019年は1421億円と第3位。
2020年が第2位の記録になったのは「大事件」でも書いたように、100億円超の作品が3本もあり、3本だけで興行収入計466億円と32%を占めてた!ちなみに第4位の「名探偵コナン」は97.8億円。上位4作品だけで2022年の38%を占める。

この先も市場は拡大し1500億円台に乗るのか?と言われても、制作本数を増やせば比例的に伸びるとは言いにくく、1500億円規模の市場といえば「うどん(1461億円)、メガネ(1528億円)」、以前はネイル産業や豆腐産業と同等と紹介したけどネイル産業は1868億円に豆腐産業は5000億円にまで成長してしまった。
「お前がそんなコト調べてどうするんだ!」と言われるかもしれないけど、支えている以上、知るのも仕事。

2023年5月8日月曜日

新しい一日。


SNSに友人らのGW報告が次々とアップされて、北海道から九州まで色々な景色(中には海外の景色もあったり!)を見て旅行気分になる、海や島、山や食事など擬似体験ができていい。
特にFacebook(実はInatgramも)は世代によって利用率が凸凹だけど、登場した当時は先端だったけど今ではすっかり丸くなり、交流SNSとして役目を果たしているから放っておいてくれ・・・という感じか。

閑話休題。暴風雨で夜中に目が覚めたりしたGW最後だったけど、全体を見れば何の予定もない日々を穏やかに過ごせて、これはこれで良かったと総括。
新しい一週間の始まり。5時起床、朝散歩の出発とウォーキングアプリを起動させたら、ちょうど15コのスタンプが達成されていてドリンクチケットを一枚ゲット。なんだか朝から気分がいい!2年前から始めたウォーキングも580万歩を超える。

ウォーキングが良いと思うのは「歩きながら頭を整理できる」こと。一週間の予定を考えたり、一日の過ごし方を考えたり、タスクの取り組み方を考えたり。
今朝は肌寒く風も強かったけど、周りには同じようにウォーキングの人がいて、すれ違いざまに会釈。
ウォーキングが終わる30分ほど(約2.5km)の頃には整理はできてるから今日も気持ちよく過ごせる!

素晴らしい彼女たち。


「自分の持ち味は何ですか?」と前回の授業で尋ね、そう自分が思った理由も教えてくださいと言うと「自分のことは難しかったです。」「恥ずかしかったです。」などの感想を交えながらも言語化に挑戦してくれた彼女たち。回答と整理が整う。
今日の授業でも賞賛しようと思うけど、学長日記にも掲載。地域や社会の役に立ちたい彼女たちは素晴らしい。
  1. 想像力→想像力が豊かなことでめぐるデメリットは、全てメリットに変換できるから。
  2. 楽しむ力→自分自身を楽しませることが好きだし、楽しむことも好きだから。
  3. 企画力→考えた企画が選ばれ、イベントを開催したときが1番嬉しかったから。
  4. 傾聴力→友人が悩んでいる時に相談に乗って解決することができたから。
  5. 冷静力→以前は感情で動いて失敗することも多かったけど、常に物事を客観視できるようになったから。
  6. 協働力→バイト先やボランティア活動を通して、初めての人と物事をやり遂げる力がついたと感じるから。
  7. 洞察力→人をよく観察することが好きで、相手の言動に隠された思いや本心を考えるのが得意だから。
  8. 協調力→協調性(力)があって、一緒にいると自然と楽しく、話しやすい雰囲気になると言ってくれるから。
  9. 笑顔力→周りを笑顔にさせる力や周りからではなく自分から楽しませて明るく振る舞い、笑顔にできたから。
  10. 持続力→部活がとても大変で逃げ出したいと思うこともたくさんあったけど、3年間やり遂げたから。
  11. 生活力→家事や料理が好きで、QOLも上がり、自分の好きなことで人を喜ばせたりできることが嬉しいから。
  12. 順応力→新しい環境の変化に順応することができる。新しいことを始めることに抵抗がないから。
  13. 傾聴力→友達から悩みを相談されることも多く、聞き上手とよく言われ、そこから信頼関係も深まったから。
  14. 共感力→相談してきた友達はどんな気持ちで私に声をかけたのだろうと考え、共に解決策を考えられたから。
  15. 適応力→初めてのことでも大体早く慣れることができるから。
  16. 几帳面力→細かいところが気になり、できるだけ見やすく、ぱっと見ただけでも分かりやすくするのが好きだから。
  17. コミュ力→県外や外国の方と話す機会が多く、リモートでも伝わりやすく話したり、表現するかが大切と思うから。
  18. +思考力→会話で「ポジティブだね」や「そう考えることもできるのか!」と言われることが多いから。
  19. 実行力→一度やると決めたことには諦めず、向き合って乗り越えてきたから。
  20. 責任力 →グループの課題研究でリーダーを、発表当日まで仲間と支え合いながら最後までやり遂げたから。

2023年5月7日日曜日

時間を溶かしたかどうかは。


「JFC理事長ならアマゾンやネットフリックスなどの配信作品にも精通してないと!」と助言されたのが就任前(4年前)。今ではNHK(72時間などが好き)も見れるようになり、より便利になったと。時間を溶かしたかどうかは自分次第!

「ギャラクシー・クエスト(NETFILX)」はSFギャグ。今は大御所俳優たちの24年前の滑稽な怪演が面白い。個人的に好きな「劇中劇」のジャンルで、意外とCGもセットもしっかりしていて、これは劇場作品だったのかな?テレビ作品だったのかな?誰好みで作ったのだろうか?

「キム・ボクスン(NETFILX)」は「女性版ジョン・ウィック」と称した時点で(大勢死ぬんだな)と分かる。その通りで女性暗殺者なんだけど、思春期を迎えた娘の子育てに悩む姿を入れないと単なる殺人マシーン物語。そして案の定、出演してたほとんどが殺される。

「いつかはマイベイビー(NETFILX)」は、今を感じる物語と言えばいいのか?幼馴染の男女のうち、外へ羽ばたく強気な女性に対して、内で満足している男性とのギャップを紆余曲折で描いているんだけど、突然、超有名俳優が「恋人」として登場するシーンには驚き。

「2020(Amazon)」って何?と思ったら英題名は「ShockWave」。出だしは期待させたけど、(えっ!世界の終焉が迫る中、家族3人と男子大学生が救うの?)と心配になる。世界各地が崩落して、アメリカも打つ手ナシだったのに、遠隔操作でアメリカの兵器を無事止める。

「風雲たけし城(Amazon)」はヒドかった。34年ぶりに復活!で懐かしさを求めて見たらアトラクションはいいんだけど、いきなり全員通過できず。すると「敢闘賞」という言葉で数人を通過させてしまう曖昧さ・・・。ルールがなってない。

2023年5月6日土曜日

60%程度へ引き上げ。


穏やかなGWなのに、「日本沈没-希望の人-」をイッキ見。「愛媛県が出てるけど、愛媛県で撮影していないんですか?」と尋ねられた作品。
えひめフィルム・コミッションに相談はなかったから、宇和島市の設定はどこで撮影されたんだろう?と調べたら、千葉県の漁港だったのね。まぁ、数シーンのために愛媛へ撮影するには大変と思うから納得。でも、どうして主人公の出身地が宇和島市だったんだろう(伊予弁もスンナリ耳に入る)

実家の設定で母親が話していた後ろに映っていた「愛媛みかん」の段ボールは、誰もが見れば一目瞭然の愛媛の証。「みかん」というより「愛媛」を関連づけるブランド(≒誰もが同じイメージをもつコト)であり、ほんの数秒だったけど印象強し!
また、プロダクトプレイスメントの一つでもあり、実家の母との電話で「あんたの好きなホームアップ、冷えてるよ」なんてセリフがあり、テーブルにホームアップがあったらサイコー。

物語はフィクションの娯楽作品とはいえ、“もしも”と考えたら示唆も多く、一気見、そうしたら能登半島での地震速報に現実とドラマが一瞬交錯してしまう。
海向こうから10mを越える津波がやってくるかと思うと、想像はできてもピンとこないのは自分ごと化されてないんだろうな。
2023年1月13日、政府の調査機関は、南海トラフ地震の発生確率を20年以内に60%程度と引き上げ。