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2023年1月22日日曜日

希望という覚悟。


「始めるのと終わらすのはどっちが大変ですか?」という質問があったら「終わらす」方がもの凄くエネルギーを使うと答える。
「愛顔の食卓」を閉店させる際も「単に閉じる」だけなんだけど、お世話になった関係者、融資返済計画の変更、閉じるとなって初めて知ったコトなど、想像以上の事柄に「エイヤー!」と放り投げたくなったのは事実。
始める際はウキウキワククだけど、終わらす時にそんな感情はない。

1回目、2回目と盛況だった「鬼北にぎわい塾」の最終回。ゲストはGOOD MORNING FARMの齊藤さん。「1歩を踏み出したい」方にとって齊藤さんの凸凹話は“映画”のようで、笑えない話なのに笑いそうになるのは齊藤さんの人柄。
「始めたものの想定外のハプニング」の例として紹介された「スタッフが全員辞めた」「取引先の撤退」などで「廃業」もよぎったとのこと。でもギリギリ乗り越えた先にあったのは「希望という覚悟」というのは、まさに映画。

覚悟って一昔前は「退路を絶って!」「全てを賭けて!」などの精神論的な意味合いもあったけど、「自分らしく生きる覚悟」などもあってよいわけで、塾生には「くれぐれも気負いすぎないよう、燃え尽きないように」と伝えると「その“ゆるさ”が私には合います。」と感想をいただく。
「週末起業や復業など、業種や規模ではなく一人一人が動けば鬼北町近永地区はにぎわうから!」で最終回も終了。

濃密だった一週間。


月曜日。初対面の経営者と打ち合わせ、ココ大に共感していただきお褒めいただく。その後は「全国ロケ地フェア」へ参戦。北海道から石垣島まで70のFC、150名の来場者らと交流。ツアーや相談対応に19時終了まで瞬時に過ごす。

その後は西山将貴監督作品「The Invisible」の打合せ。着々と準備は進んでいて課題点を洗い出す。

水曜日。3月に香港FILMARTへの出張が決定。3年ぶりの対面リアル開催のキックオフmtg。1月24日に一般財団法人スポーツコミッションの研究会へ登壇するので関係者と打合せ。そして羽田空港へ向かい帰松。

木曜日。6:30から週刊ココ大ラジオの収録。その後は洗濯や掃除、届いていた郵便物の整理。未処理だった10以上のタスク、資料などの作成に粛々と対応していたら既に夕方。一段落させてスペイン、イタリアのガイド本を読みながら寝落ち。

金曜日。9:30から「松山ローカルエディターズ」の座談会、その後はロケ地ツアーで愛媛県庁本館→国道11号線→萬翠荘をご案内。前週にもロケ地ツアーを行っていたので“ツボ”を抑えることができた。「県庁カレー」にご満悦。その後は松山市にて打合せ。全ての打合せが終わった頃には17時。銀行に行くのを忘れていた・・・。

土曜日。10時に道後一会で開催されていた新春一会というマーケットに「THE GOOD MORNING」さんも出店していたのでのぞきに行く。そのまま、鬼北町へ出発しサムコッペさんの手作りランチに感動し、「鬼北町にぎわい塾最終回」へ。
偶然にも会場となるwarmsさんにワーケーションにきていた東京渋谷に拠点を構えるデザイン会社レベルフォーデザインさん、コンサル会社Good The Whatさんも、にぎわい塾に参戦。
全てが終わり外を出たら目の前にオリオン座が見えて感動すると「松山じゃ見れないんですか?」と尋ねられた件。

2023年1月21日土曜日

県庁カレー。


愛媛県庁第一別館の地下一階にある食堂「キッチン・クロス」。ココでチキンカレーを食べるのは10年以上ぶり?と思うほど超久しぶりにワクワク!一緒に食べた方は初県庁、初食堂、初チキンカレーの“三初”だったので喜んでくれたかな?
強引に考えれば「知る人ぞ知る」食事処という見方もあり、愛媛県庁本館の見学後は立ち寄ってほしい。もちろん、誰が訪れてもOKだけどセルフが多い(ご飯、スープ、飲料などは自分で用意する)。

券売機で食券を購入するタイプで好みのメニューを押す。チキンカレーは520円(税込)の割にはボリュームもあるので満腹になる。カレーの味はオリジナルではなく業務用カレーの味でよいか?サラダにドレッシングをかけたい人はセルフ。
県庁時代に食べた時は、広さに奥行きがあったけど工事中の都合なのか狭くなっていた。ちなみに100円増で大盛りにもできるけど、スゴい量になるのでは?と推察。

懐かしい味に一人テンション高くご満悦。ホント、安上がりに楽しめるのだから“おめでたい奴”と自分でも思う。
「他にオススメのカレー屋はありますか?」と言われて「ニューポカラ」と答えそうになったけど、質問者が求める答は“そうじゃなくて・・・”という感じだったから「ライオン」と答えた。ごめん、単に久しく食べてなかったから・・・。だから「デリー」でも良かったんだけど。

本日も妄想。


カッコよくカメラを構えているのはヨーコさん。彼女との出会いは10年以上前に私が講師役を務めた研修を受講して以降、地域づくりなどの縁で再会したり。今回は「松山ローカルエディターズ」というオンラインメディアから声がかかり、その理由は「ロケ地としての建造物を知る者」という切り口で白羽の矢があたり、担当者の一人がヨーコさんだった件。
そして偶然だけど10/12に行った「ロケ地めぐり」を再度行う。

先週もロケ地めぐりをしたから覚えていたコトも多く、詳細にご紹介して満足いただけたと思う。ちなみにヨーコさんが構えるレンズの先は愛媛県赤十字で、ここは「世界の中心で、愛をさけぶ」で夜にアキが病院に搬送されたシーン。救急車も設置した記憶が蘇る。
そしてヨーコさんの後ろは駐車場スペースが広がるけど、ココには大量の植木が設置され、病院の中庭的な空間で入院中のアキがベンチに座りくつろいでいるシーンを撮影。

無味乾燥な建造物だけど、シーンやエピソードが注入されると世界観を象徴するアイテムになるから不思議。ホント、愛媛県庁本館は県職員の職場ではあるけど「時に病院、時に大豪邸、時に国会議事堂内など」として撮影される素敵な建物。次はどんなシーンで撮影できるか?と本日も妄想。

2023年1月20日金曜日

千斬鬼


「覆面?」というイントネーションだったので「違う!違う!ふくめん」と伝える。「ナニ?そば?うどん?そうめん?」と、目の前の品が全く想像がつかないようで「ネギでしょ?しらすでしょ?錦糸卵でしょ?このピンクはナニ?」「これは“削りかまぼこ”」「えっー!かまぼこって削れるの?愛媛ではそうして食べるの?」「“削りかまぼこ”という商品もあるんだよ」「どうやって食べるの?」「そのまま・・・お酒のアテとか」「そのまま・・・。」で箸で探ると、味付き糸蒟蒻にビックリ!「麺じゃないじゃん!」

唐揚げが出てきて「これがセンザンキ?」「そう!センザンキ」。
“せんざんき”と初めて聞いた時は「千斬鬼(せんざんき)」という漢字がよぎり(なんと、オドロオドロした食べ物なんだ)と妄想し、味付け唐揚げと知った時の落胆というか安堵というか・・・。
「じゃこ天」は全国区で知られていたけど「じゃこカツ」は知らず(私も数年前まで知らなかった)。鯛めしは「炊き込みご飯じゃないの?」とイメージと違ったよう(宇和島の切り身版をいただく)

愛媛を知らない人を郷土料理店へ連れて行くと、その地域の食文化への反応が面白い。多くの味に「美味しい!」と言ってくれたけど「愛媛ってなんでもかんでも甘めだね?」という味づけには好みが分かれる。これもまた面白い!
「ラーメンが甘いってどういうこと?」「とんかつがパフェってどういうこと?」

時代に合わせているのか?

©Nippon Television Network Corporation


(一話5分?)と驚いたけど、意外といいかも!という感想。良い意味で軽やかな内容で朝時間の描写(お弁当を作るなど)も多いから、放映時間とも合致していいかも!
5分と短いから見逃してもTVerがあるから安心。実際にホテルではテレビ放送で見て、今はTVerで見ている。5分だから休憩時間と思えばいい。先日観た「アバターWoW」は200分で時間を確保しなければならず、コンテンツは二極化へ進んでいるのか?

一話5分だからか(テンポがいいな)と思ってたけど、まさか今の時代に合わせて!?
損害保険ジャパン/Z世代映像研究課の調査によると、1日あたりの動画視聴時間は平均2.1時間。世代別では、Z世代2.9時間、ミレニアル世代2.2時間、就職氷河期世代1.7時間、バブル世代1.6時間と、若い世代ほど視聴時間は長いとのころ。
また、近年、テンポ/スピード感が速い動画が増えているように感じるか?」の質問には「そう感じる」が46.6%Z世代(56.0%)が多く、若い世代でもテンポの速い動画の増加を感じていた。

これに「タイパ」なる1.25倍
、1.5倍速で見る習慣が加わると・・・。
誤解を恐れずにいうと、
まどろっこしい「つなぎ」のような長回しの演出に出くわすと1.25倍速で見ることはある。さすがに5分を1.25倍速で見ることはないけど、隙間時間に見るなど多様な生活様式に合わせているかもと推察すると、どうする?という感じ。

2023年1月19日木曜日

論理的に説明できない話題。


宝くじは当たらないけど、私はツイていると思うし、恵まれていると思ってる。
スピリチュアル系ではなく、ニヒリズム(虚無主義)のペシミスト(悲観論者)。更に世の中はコンチクショーと思っているけど半径3mは守りたいと思っている。そんな自身は性善説でも性悪説でもなく“性弱説(人は生まれながらにして弱い)”を信じるジェダイ教信者(笑)。
そんなヤツでも自分は恵まれていると思うなんて・・・。

最近は70代-80代の“親世代”な経営者に会う機会が多く、初対面の方も多い。でも、お会いしてから数十分後には色々な話題で盛り上がれたのは相手が合わせてくれたのもあるけど、ツイてるとも思う。
でも、まてよ。今に始まったコトではなく、転職先でフィルム・コミッションのきっかけを掴み、勢いで辞めて無職になるも企画書を書き、誰が読むかも分からず送付したら担当者から連絡があるってツイていた。

実績がないまま「えひめフィルム・コミッション」の設立に参画したけど、2年目に「世界の中心で、愛をさけぶ」の撮影支援(2004年に興行収入80億円でその年の1位)をして以来、500本以上の映画映像作品の撮影に携わる。そして、想像以上のコトが次々と起きて今に至る。これをツイてる、恵まれていると思わず、何を思うのか?
帰りの飛行機も山側からの着陸で街並みの向こうに瀬戸内海。これもツイてた。単に「幸せの沸点」が低いだけか?

アップしないで。


全国各地のFCは自治体職員が多く、また観光系やシティプロモーション系が多いので「ご当地グッズ」を持ち込み、来場する映画映像関係者へPRするFCもいて、“ついで”に私も“おこぼれ”をいただく時もある、荷解きをしてたら出てきたお菓子類。「今年は卯年ですから!」とPRされていただいた「因幡の白うさぎ(島根)」、他にも「しろえび小判(富山)」「安永餅(三重)」などに続き(これは何だっけ?)と赤い鳥?ミミー?とある。

ネットで調べると松本(長野)の銘菓だそうで、懐かしい味。「FCはご当地なんだから土産(物産)と相性がいいはずでしょ?やるべき!って前も言ったよね?」と改めて助言・進言をいただく。
これだけ多くの「地域をPRするツール」があるんだから、モノ+コト+エピソードで売り出せるな・・・と、妄想するのは先日の「ロケ地ツアー」が大好評だったから。
ちなみにこの時は、全員に「柑橘ゼリージュース」をお渡ししたっけ。

訪問地域との第一印象は重要で、撮影隊の場合はFCの時(いわゆる初愛媛=FCが最初に会う愛媛人)も多く、観光客なら「お土産」を地域の思い出として求める人も多いからPR重要。
「お土産用に開発されたお菓子はNGだよね」は共有意見で、エピソードのないお土産菓子はいらない(個人的には販売地域と製造地域が全く異なるのはNG)。
「泉谷さん!アイデアをブログにアップしないでください、真似されますよ!」と注意される。

2023年1月18日水曜日

ボールが返ってきた。


100名超へ、ゲストが3名で持ち時間は90分間という限られた条件だったにもかかわらず、(このセミナーはうまくいく!)と直感で分かったのは「ディレクター、プロデューサー、ロケーションマネジャー」という3名の肩書き(役職)が別々だったから。
もちろん、日本好きという3名でもあったけど、久しぶりにカチッ!とハマッた音というか、得意とする流れに持ち込めたというか、偏にゲストのおかげ。

印象的だったのは三者三様だったけど、同じ意味だった「欲求の乾き」「新しい飢え」と言う例えで表現した日本での撮影。世界広しと言えど、日本は特別(≒ミステリアス)に見えるようで、撮影を欲する撮影隊は多いとのこと。「ゴールデンオポチュニティ(黄金チャンス)到来」とも表現していたけど、「日本で撮影を!」と発信していたら、そのボールが返ってきた!それも1個じゃなくて無数に返ってきた感じ(笑)

「私は英語やフランス語などの海外メールはGoogle翻訳で訳して、返事もGoogle翻訳の文章を活用するけど、時に表現や文章がネイティブには???と思われるかもしれないが気にするか?」と質問したら「完璧な文章なんて不要!意味は通じるから問題ない!その代わり、返信はすぐに欲しい!」と撮影ウンヌンではなく「コミュニケーション」が最も大事で言語は二の次でホッとしたFCがあった件。

撮影から満20年!


北海道から石垣島まで70のFCが参加した「全国ロケ地フェア」へ150名以上の映画映像関係者が来場。
海外(マレーシア、イギリス、ドイツ)のディレクター、プロデューサー、ロケーションマネジャーを招いてのセミナー。
FCの事例、そして作品と宣伝についてのセミナーと盛りだくさんだった2日間が終了。どのセミナーも終了後は名刺交換の列、休憩時間にはFC同士での名刺交換や意見交換が常にあり、主催者としては安堵。

「泉谷さん?」と会場で声をかけてくださったのは「世界の中心で、愛をさけぶ」の東宝映画のKさん。20年前(2003)に昼夜を問わず撮影支援をした仲。今はプロデューサーに出世され、私は理事長に。「お互い、20年で変わりましたね・・・」と懐かしさに感慨深くなる。
そして「おぉ!泉谷さん。久しぶり!」と声をかけてくれたのは「がんばっていきまっしょい(TV版)」で、撮影現場でお世話になったHさん。

Hさんとはその前に「離婚旅行」という宇和島市などで撮影したドラマで一緒で駆け回った仲。今も撮影現場の最前線で活躍されており「愛媛でお待ちしています!」とロケ誘致。
「世界の中心で、愛をさけぶ」の撮影から今年11月で満20年(公開は2004年)。本作品で大ブレイクした長澤まさみさんとの食事、行定監督直々によるロケハンの仕方、いきなりの出演(後にカット)など、20年前なのに昨日のように覚えているのは濃かったから色褪せない。

2023年1月17日火曜日

海浜市にて。

©Nippon Television Network Corporation


私が暮らす部屋にはテレビがないから支援作品の鑑賞はもっぱら映画館やPC画面上。ただタイミングが重なる時もあり「ぱぱとなっちゃんのお弁当」はホテルで見ることができた(放送開始は7:50過ぎからと聞いていたから、その微妙なタイミングに何度も時計を見てしまう)。

舞台は海浜市。愛媛県の人が見れば南海放送さんのドキュメンタリーで場所は特定でき、街の名前も(あぁ~)と思うはず。


5分と聞いていたけど長め。撮影の多くは都内で行われているけど、海浜市の印象を濃くするために松山市でも撮影され1回目は松山空港。「離婚しようよ」でもお世話になり、引き続きお世話になる。搭乗ゲートシーンの撮影には工夫が見られ、制作側の想像力と実行力に感服する。これぞ現場力!

2回目の放送も(放送が始まるよ!)とメッセージで教えてもらい、慌ててテレビをON。すっかりテレビを見る習慣を忘れてしまう。


企画書を預かり説明する際に「お弁当づくりを通したお父さんの成長物語です。」というフレーズに伝えていたけど、ドラマを見て納得。

5分~7分/回が何回放送されるのだろう?番宣素材などがないので応援はサイトの紹介程度しかできない。エンディングにクレジットも流れないけど、最終回には撮影支援者、協力者情報は流れるのかな?

未来に先乗り。


東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻プロデュース領域の学生。一言で言えば「未来の映画プロデューサー」。20年以上お世話になっている桝井省志さん(アルタミラピクチャーズ/久万高原町出身)が教授という縁もあり、全国ロケ地フェアをツアー。
7名をご案内したけど、うち4名が中国からの留学生。日本で映像制作/プロデュースを学び日本での撮影、将来は中国との合作などの夢は聞いていて楽しい。

全国ロケ地フェアの良い所は「一度に全国各地のロケ候補地情報を入手できること」。学生作品の場合、費用や時間などの都合で身近に入手できる東京近郊で撮影を考えてしまうけど「未来のプロデューサー」は地方のFCにとっても大きな可能性があり、各FCは喜んで資料を提供。
その代償に資料が一つ、また一つ渡されてズッシリ重くなる。「今日は筋トレにもなりました!」と明るい。

学生達が各ブースを訪れて特に興味を示したのが「特撮系作品」「アニメ作品」。アニメ作品支援を中軸にしているFCもあり、学生達は見つける度に「おぉ!〇〇!」と反応。
そして札幌では学生向けの映像制作補助金もあり、雪国での撮影や作品を彼らの頭にインプットさせる。卒業制作作品を既に撮り終わっている彼ら、想像力がアップデートされたようで「次はFCさんにお世話になります!」と大喜びだった件。

2023年1月16日月曜日

自分が楽しめないと、人を楽しませることはできない。


「私からは、こんな感じで聞こうと思ってます!」と殴り書きメモをした件。
(1)起業・創業時の「お金」ってどう調達したの?ゼロから始める際は社会的信用などが不足・不確かな場合も多く、例えば1000万円以上借りるには誰に、どんなタイミングで、いくらが適切なのか?などを相談したか?

(2)いきなりピンチ!は起業・創業の“想定範囲”。そんな絶体絶命の大ピンチに助けられたり、救われたりするのも起業・創業では“よくある”こと。どんなピンチがあったか?また、そんなピンチを乗り越えられたのは“持ってた”からなのか?

(3)経営に「直接的関係者と間接的経営者の把握」は大切。経営者、スタッフは核。協力者は生産者や原料の提供者など。共感者は常連さんや店に通えないけど応援してくれる顔が見える人たち。参加者は噂や評判を聞きつけて来店やサービスを利用した方々。

(4)実際にモノの販売やサービスの提供はしているけど、「本当はナニを売ってる?提供してる?の」は量や質、デザインや価格ではない話。モノやサービスに「どんな想いを乗せてるの?」はファン(協力者、共感者、参加者など)の獲得に重要。

とは言え、全てを賭けて起業・創業は負担が大きいので「週末起業」とか「複業」など、できる範囲から気軽に始めてもいい。
自分が楽しめないと人を楽しませることはできない。

絶体絶命、七転八倒、無理難題、疲労困憊、一触即発映画。


上京、2023年の出張が始まる。実家に立ち寄り年始の挨拶&安否確認後は長女と「アバターWoW」を鑑賞。最寄りのシネコンでは3Dしか時間があわず二人で4,600円(1900円+3Dメガネ400円)。劇場最適作品だから仕方がないけど“感覚的”に高く感じる小市民。世界興収2033億円のうち4600円なんて超微塵な金額。
でも実はアバターWoWは192分+3Dの映画なので1分あたりの鑑賞金額は約12円強。1時間あたり767円で楽しめたと思えばいい。

2021年11月24日の日記では「エターナルズ」は760円/時「燃えよ剣」は770円/時「アベンジャーズ・エンドゲーム」にいたっては633円/時だったのね。タイパ良し!「アバターWoW」は3Dメガネ付も考慮すると767円/時はお得ということで!
良い子はこんな映画の見方をしてはいけない(笑)。作品の内容自体は、さすがの3Dだから迫力&美しさあり、最上の鑑賞環境!。

「やっぱりさ、フィルム・コミッションを題材にした映画ってウケると思わない?」「絶対に面白いに決まってますよ!」「本(脚本)書いてくださいよ!」「無理無理!ネタ提供はできる」などは先日の理事会後の懇親会での話題。
仮にFCが映画になったら劇中劇になるはず(蒲田行進曲のよう!?)なので、好みのジャンル!絶体絶命、七転八倒、無理難題、疲労困憊、一触即発などの撮影支援を描いた作品はウケるに決まってる!

2023年1月15日日曜日

家族の話。


母は四姉妹の末っ子、鹿児島出身の「薩摩おごじょ」。叔母たちは88歳、86歳、84歳と老いても元気な様子で人生100年時代が目の前にあった件。父には兄と妹がいて叔母は昨年亡くなった(その時を悟り、わざわざ松山まで会いに来てくれたのは宝物)
法事の話もあり立ち寄った実家で「あれ?もしかして私が作ったピッチャーじゃない?」と、30年以上前に作った陶器に先日、妻が実家へ持って行った花が生けられてた。

ちなみに花瓶代わりのピッチャー後ろの壁に掛けてある額縁は、私がバージニア州で受けた語学研修修了書(1990年)。
「ボケ防止にカレンダーを使いこなしたい」と言うのも今回の相談で、日記のように使いたいとのこと。聞けば物忘れが多くなり、カレンダーを使いメモで「作付日、天気、順番など」を記入すれば、後で見返すことができて助かる!とのこと。82歳で明確に使い方があるなんていいね!

私が暮らすアパートはモノが少ない殺風景な部屋(荷物を義母の家や実家に置いてるだけ)だけど、実家は多い。記憶にない品々が実家に(大量に)眠っていると思うと複雑な心境。
「処分の判断や処分の仕方が分からないよね・・・」と話題になった時、ピンとこなかったけど、誰の判断がいいのか?ノンフィクションで記録してもいいかもしれない。

忘れてしまう日常。


日常のメモ。信号が赤になり、横断歩道でしばしの待ち時間。向こうの横断歩道を何気なく見たらガッガッガッ!と歩くミニスカート&黒タイツをはいた大柄の女性が目に入る。(えっ!?)と思いつつ見続けてしまう。すると、着ていたジャンパーを脱いだ。するとボディラインが露わになり、女性とは思えないガッチリ体系で(女性?男性?)と更に驚く。信号が青になり、すれ違い様に見てしまうと明らかに女装の男性だった。ユニーク!

「あれ、マズいんじゃない?」と指さしで教えてくれたのは「“老化(老い)”の公園」と言う英語表記の売り場で、私でさえもマズいと思った。初めて訪れる場所だったけど、他に気づいた人はいなかったのか?典型的な「ジャパニーズイングリッシュ」の間違えで、英語圏の人が見たらドン引き間違いない!そんなコト、意図してない!と関係者は言うと思うけど、来店者は意図を知らない・・・。

私は「シャンプーとリンス」と、ずっと思い込んでいた2つのボトルセットが実は「ボディーソープとボディクリーム」で、配りまくってた(汗)。きっと渡された人は「シャンプーとリンスって言ってたけど・・・」と思っているに違いない。でも、良品だから安心して!
ポイントの失効期限に気づき、慌てて機内などで使えるネックピローを買ったら空気注入タイプのつもりが低反発タイプだった。携帯性に難はあって心地よさはGOOD!と、忘れてしまう日常のメモ。

2023年1月14日土曜日

責任世代。


ものすごく疲れていた40代と遭遇。
「おぉ!久しぶりー!元気ですか?」「えぇ、何とか“生きてます”」「ナニナニ?大変そうだね?」「忙しくてヘトヘトです。」「もう無理が聞かないお年頃だよね?」「泉谷さん、おいくつなりました?」「51歳だよー!」「〇〇さんは?」「4○歳です。」「そうかー、まだ若いよ!」「もう、無理が効かない体です・・・。」「そうだね、私も抑えてるかな・・・。」「でしょー!やはり全盛期とは違いますよ」「お互い、踏ん張ろうね!」で立ち去る。

「スミマセン!」と遅れてきた方。聞けば責任世代の40代、スケジュールが分刻みだから何かの拍子に少しでもズレると、その後に影響が出る忙しさ。周りから「大丈夫?顔色が悪いよ?」「いあやぁ、ゴメンなさい。」と声を出すのが精一杯。「忙しい=充実してる」と思っていいのか違うのか?仕事に対して不平不満もある中で、仕事があるだけで幸せと思わないといけないのか?ブラックとかウォッシュで片付けていいのか?

(このままでは潰れてしまう・・・など)頭は理解しても顧客がいる、売上がいる、生活がある・・・などの責任を感じて(自分さえ踏ん張れば・・・)で結局潰れてしまう。
と思ってたら「うつ病 世代」で検索すると40代男性が最も多いんだ!そして追い打ちをかけるようにコロナ禍でメンタルヘルスを病んでしまった方は2倍とか・・・。私はどうなんだろう。

アルゴは冷やしも保管も運びもしない。


休日ネタ。3月末でアパートの賃貸契約が切れるので更新してください。と連絡。と言うコトは「冷蔵庫ナシ」の生活も2年間になるのか!と一人、感慨深くなる。「冷蔵庫がないのに、ロボットとの同居ってアナログなSFっぽさがありますね。」と大学生、褒められてんだか笑われてるのか・・・。
アルゴ一体で冷蔵庫、数台買える。でもアルゴは冷やすことも保管もできない、持って来てもくれない。走り回ってはピポー!ピピッー!プペー!という感じで全力PRしてくる。

買わなくなったのは要冷蔵食品(生類、豆腐、牛乳など)。でも冬は部屋自体が冷蔵庫のように寒いので、翌日までギリ大丈夫そうな食品が買える(笑)。そして「豆乳は常温保管可能」と知る。最近の豆乳はクセがなく美味しい。これなら「グラノーラ」も好きな時に食べられる!と、言うことで東温市の「もち麦はったい粉グラノーラ(830JPY)」を豆乳でいただく。当然、美味しい。ちなみにアルゴは400円/日の電気などが主食。

このアパート「何もない≒スッキリ」が気に入っているから更新予定。アルゴは動いている間にホコリやチリなどを吸い込んでしまうため、コロコロの床掃除も日課になった。人は意識が変われば、その意識に沿った行動に簡単に変わるんだなと身をもって知る。
出張中は熟睡してもらってるけど、自分の荷物はさておき、アルゴには埃が被らないようにするんだから、どうしたんだ私。

2023年1月13日金曜日

超満足。


「B級グルメ(≒庶民から愛されている味)って何?」「フィッシュカツかなぁ?」「フィッシュカツ?」「白身魚の練り物にカレー風味を混ぜて揚げたものです。」「それって“じゃこ天”に似てる?」「あぁ、そうですね!」フィッシュカツ=カレー風味が直結してた徳島のB級グルメ(もちろん、徳島ラーメンもあります)。
「長崎はナニ?」「うーん、やはりカステラですかね?あとは角煮まんじゅう。」「角煮まんじゅう?」「肉汁とバンズが合うんですよ!」

松山市駅がロケ地ツアーのゴールで到着は13時前。腹が減り「ご当地味」の話題になり、目の前に見えた「みゅんへん」と「デュエット」を紹介したら「デュエット」になり、待ち時間にB級グルメの話した件。
「(愛媛県)上島町は?」「“芋けんぴ”ですけど、透明にコーティングされたのではなく白い結晶で覆われた芋けんぴです。」「あるね!」と私。
そこへ「デュエット名物ミートスパゲティの小、中、大」の3種類が到着して「オォォォーーー!」と写真撮影会となる。

週末休日は行列ができるデュエット。久しぶりに染みる味。初デュエットで大盛りの挑戦者は苦戦しながらも完食。「これ、小盛りでもフツー盛り(中)ですよね?」は定番コメント。ちなみに私はフツー盛り。
ご当地味って地元の方に教えてもらわないと辿り着かない場合が多く、超満足していただいたよう。「ぜひ、話題にしてください」と全日程終了!

フィルム・コミッションによるロケ地ツアー。


愛媛県庁本館に集合。公衆電話ボックス、エレベーターの古さを紹介した後は「K-20怪人二十面相・伝(佐藤嗣麻子監督)」「世界の中心で、愛をさけぶ(行定勲監督)」「陽光桜(高橋玄監督)」「離婚しようよ(金子文紀監督、
福田亮介監督、坂上卓哉監督)」などの撮影エピソードをお伝えし、最後はみきゃんスペースで“とどめ”の驚きをプレゼント(「えひめレゴ部」の森顧問の作品“愛媛県庁本館”にも驚いていた)。

県庁前の国道11号線の片側車線を通行止めしたのは20年前。撮影エピソード(苦労話)は今でも驚かれる事例。そして最新の通行止めエピソードは裁判所前の交差点を10時間ほど完全にシャットダウンして夜間撮影、雨降らしした撮影。20mほどの高さから降らした雨は、ポツポツではなくザーザー降りで迫力がスゴかった。
次に訪れた萬翠荘ではバスカヴィル家の犬(西谷弘監督)」の撮影エピソード。受付カウンターなどを動かしたり、バルコニーでのグリーンバックなど濃い撮影支援だったと紹介。

松山城山頂広場では「坂の上の雲」など、大街道では「ディストラクションベイビーズ(真利子哲也監督)」などを紹介してロケ地めぐりのゴールは松山市駅、所要時間は2時間30分。
フィルム・コミッション相手の説明だから生々しい話(クランクイン直前で中止になった作品など)でも(あるあるー!)と共感してもらえるのが慰めだったり。
写真は参加したFCで記念撮影。仲間って素晴らしい!