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2023年1月20日金曜日

千斬鬼


「覆面?」というイントネーションだったので「違う!違う!ふくめん」と伝える。「ナニ?そば?うどん?そうめん?」と、目の前の品が全く想像がつかないようで「ネギでしょ?しらすでしょ?錦糸卵でしょ?このピンクはナニ?」「これは“削りかまぼこ”」「えっー!かまぼこって削れるの?愛媛ではそうして食べるの?」「“削りかまぼこ”という商品もあるんだよ」「どうやって食べるの?」「そのまま・・・お酒のアテとか」「そのまま・・・。」で箸で探ると、味付き糸蒟蒻にビックリ!「麺じゃないじゃん!」

唐揚げが出てきて「これがセンザンキ?」「そう!センザンキ」。
“せんざんき”と初めて聞いた時は「千斬鬼(せんざんき)」という漢字がよぎり(なんと、オドロオドロした食べ物なんだ)と妄想し、味付け唐揚げと知った時の落胆というか安堵というか・・・。
「じゃこ天」は全国区で知られていたけど「じゃこカツ」は知らず(私も数年前まで知らなかった)。鯛めしは「炊き込みご飯じゃないの?」とイメージと違ったよう(宇和島の切り身版をいただく)

愛媛を知らない人を郷土料理店へ連れて行くと、その地域の食文化への反応が面白い。多くの味に「美味しい!」と言ってくれたけど「愛媛ってなんでもかんでも甘めだね?」という味づけには好みが分かれる。これもまた面白い!
「ラーメンが甘いってどういうこと?」「とんかつがパフェってどういうこと?」

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