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2020年5月1日金曜日

70名に聞いてみました。

70名の大学生を対象に「好きな邦画を1つ挙げてください」と尋ねたら1位が【君の膵臓を食べたい】が10%、【るろうに剣心】が5%、【テルマエ・ロマエ】【キングダム】が4%、【翔んで埼玉】【コードブルー】【帝一の國】【仮面病棟】【海街diary】【万引き家族】が2%と続く。アニメ作品を挙げた学生は11%、原作から映画化された作品は69本(言い方を変えるとオリジナル作品は1本)。

最も古く公開された作品は【時をかける少女(1983)】。私自身が初耳!という作品は7本(ちなみに「青夏」「ハイ☆スピード」「ナラタージュ」「僕は明日、昨日のきみとデートする」「君に届け」「ピーチガール」「氷菓」)。知らない理由は「ターゲットが私ではなく10代-20代前半だから48歳には届かないし、私も情報を取りにいってもない」から。大手の配給ではない作品もあるかも。

想像と違ったのは「アニメ作品が意外と少ないと思った」こと。興行収入トップ10と比較するとランクインは多世代向けのアニメ作品で、大学生が挙げたアニメ作品は内容(青春、恋愛、学生生活など)からファミリー層はみないかもと推察。ムムムッ!と唸るのは原作の無いオリジナル作品が「コンフィデンスマンJP」1本のみという点、ココの判断は非常に難しいー!映画を観なければ!

2020年4月30日木曜日

鑑賞するも闇

批評が出回ると興味があっても冷めてしまい、鑑賞意欲がフェードアウトする映画はよくある。「ビリギャル」もその一つで「泣ける作品!」とか「奇跡の事実!」「○回泣ける!」などの宣伝は逆効果と思うのは私だけか?次回のNHK収録に向けて他の作品を観る予定だったけど妻の一言から軽い気持ちで観たら3回泣いた(友達が応援してくれたシーン、お父さんと息子のシーン、ラストのシーン)。そして教育の【闇】にも気づく。

感想は「学びは止めてはならない」と改めて思う。勉強と学びの解釈は人によって異なるので、そこではなく「自分に問いを立て、常に探求心を持つこと」とし、(些細なコトでも学びのスイッチになるんだ)とフムフムと頷いたり。学びはいつでも始められるけど、実際は若い人の方が柔軟性があるし、やり直しも何回もできるんだろうな。歳を重ねるたびにレジリエンスに必要なエネルギー量は要する気がする(涙)

189分の上映時間(ディレクターズカットは204分!)という長尺の「JFK」は長く3日間かけて鑑賞。指摘される日本政治の体たらくなんか比較にならない【闇】の陰謀説にビックリ仰天!?これホントですか?と思いたくなるオリバー・ストーン渾身の作品。作品通りだったら「曖昧のまま形になる過程の責任を誰も負わない恐ろしさ」で、日本ではあの【闇】を思い出しドッと疲れる。

2020年4月29日水曜日

気持ちを軽くする。

運動不足解消、気分転換を兼ねて散歩。せっかくだからとキョロキョロしながら歩くと見慣れてるはずの二の丸史跡庭園の佇まいが新緑と青空に映えていてロケハンモード。近代物も周りになく道路に砂利をまけば時代劇の撮影ができると思ったり。
結局、その後も(この木漏れ日はイメージ映像に使える!などの)ロケハンモードは抜けず、気分転換のはずがガッツリ。全国ロケーションデータベースに載せないと!

「アイデンティティクライシス≒自己喪失、自分の存在意義を疑うこと」。誰でも一度は悩むけど、不透明、不明瞭、不確かが続く中で更に沈む話題ばかりでは鉄の心臓を持つ人でも不安になりそう。忙しければ考える余裕なんてないけど、一度考えてしまうと成果や手応えのない日々+不安に(自分は一体なんなんだ・・・)とネガティブモードに入ってしまうのは正常。

でも、当人はそう思っていても実は周りからは(そこにいるだけでOK!)と、存在だけで十分に役立つというか意義があること多し。損得勘定で考えると比較してしまい余計なことを考えるけど、存在が安心感や元気を与えるのに勘定はしないでしょ?という話を妻とする。気持ちを軽くしてあげること大切。私の場合はロケハンさえできればワクワクするから陥ることナシ!

2020年4月28日火曜日

学びを止めるな!

予定では、今日はこれから大阪へ出発し桃山学院大学での授業だったけど・・・。「学びのイノベーション」を掲げ、ビジネスデザイン学科を立ち上げた桃山学院大学でジャパン・フィルムコミッションは授業を受け持っています。授業には大阪、神戸、堺のフィルム・コミッションも協力し、70名の学生と対面で意見を交わす予定でしたが一先ずは私が作った教材で自宅学習。

今回の授業が今までと異なる最大のポイントは【(映画)撮影を制作ではなくビジネスとして捉えた点】。芸術大学など表現や制作(製作)面で大学と授業をしたことはありましたが、撮影が経済に与える影響は大きく、日銀は大河ドラマが始まると経済効果を発表するほど!単に総合芸術として教えるのではなく、総合なのだから各面に効果や影響があると思い実現した授業。

とは言え、学生も初めてなら私たちも初めて。まずは「好きな邦画」を尋ね、好きな邦画を支援したフィルム・コミッション(FC)を調べていただき、そのFCが支援した他の作品も調べ、設立母体や撮影支援の意義などをレポートにまとめる事からスタート。私が学生でも面白い授業と思うほど!でも、これから撮影を数字や数値化しFCの価値が明らかになる。他の大学でもできたらいいなと。

2020年4月27日月曜日

めぐらせた3日間。

学長日記は不要不急か?と、更新を止め色々と考えをめぐらせた3日間。本を読み、心理学者の妻とも意見を交わし、考えを整理できたり深みにハマったり(笑)。
そして、イスラエルが1948年の非常事態宣言時にプリンへの規制まで出したプディング法(ユヴァル・ノア・ハラリ氏/Web河出)は、一時的措置だったにもかかわらず、廃止されず2011年にやっと廃止になったとの記述に笑ったものの(もしかして・・・)と思ったり。

「明日だって不確か、この先を考えても確信が何一つない中で今できることは目の前に注力すること」は、本来なら不安を克服する言葉なのに都合よく解釈できる危うさ。なぜなら「責任なき権限に正当性はなく、権限なき責任にも正当性はない。いずれ専制の原因となる」は『ドラッカー365の金言』4月25日の言葉。垂れ流れる情報を鵜呑みにしてはいけないはリテラシー。

「手放して得る」については、あーだこーだ書いてきたけど、このタイミングに物理的な事務所を廃止する。活動には拠点が必要だから疑う余地もなく事務所を構え続けて約9年、在宅でも仕事ができることが分かり、工夫や調整は必要だけど業務の多くは企画立案やコンサルティングだから、ピンチはチャンスと!そもそも「どこでもキャンパス」とうたってるし・・・。

2020年4月23日木曜日

浸る旅路

「終息したら多くの人が旅に出たいと思うよね」と、世紀末のような会話だけど現実。窮屈な日々からの解放に旅に出かけたいのは私も同じ。「でも海外に行ける資金もないし、国内旅行も高いし、すると県内?市内?うーん・・・」と膨らみかけた旅のイメージが一気にしぼむ(涙)。「どこに行きますか?」と尋ねられて答に迷うも「ロケ地がいいかも」と提案する。

トレンディドラマの金字塔、最終回は視聴率32%(推計3200万人!)だった「東京ラブストーリー」に登場した梅津寺駅は全国的に有名。ドラマと設定が同じ16時台(16:48説あり)の電車を待つ間、看板の目の前でパチリ。追体験はしたくない物語(梅津寺駅は別れのシーンだから)けど、ドラマの世界観に浸る旅はアリかも。「冬のソナタ」で済州島へツアーが組まれ大挙して訪れたニュースも思い出す。

ロケ地訪問だけでは空腹は満たされないので「食」に着目するも東京ラブストーリーに「食」はほとんど出てこないので、作品を変えて「がんばっていきまっしょい」にする。「ことり」での鍋焼きうどん、西条市のお好み焼き店「ふる里(実際に行った時は移転後の店舗)」で追体験。帰りは「伊丹十三記念館」で柑橘ジュースの飲み比べという手もある。県内・市内でも意外とイケるとなる。

2020年4月22日水曜日

言い換えれば。

結論は【お願い上手になる】こと。実は意外とお願いって難しい。なぜか?それは、その人の時間を使ってしまうから。それにお願いごとの多くは、自分で時間などを投入すれば何とかなることも多く、心情的に申し訳ない感というか、迷惑感を感じるのが一般的。それは自分がお願いされた時に(迷惑だな、面倒臭いなど)と思うから、お願いを躊躇したり、余計なことを考えたり。

薩摩の血を引く母からも「人様に迷惑をかけてはいけない、迷惑をかけるようなら・・・」と幼少期から言われ続け疑う余地はなかったけど、実はそんな聖人君子はおらず、人は誰でも周りに迷惑をかけながら生きている。一人で生きられないのだから「お願い上手になった方がいい」は誰かの言葉。「受援力」と表現したのは心の師匠、前田さん。

特にNPOは意識が高い団体も多く(自分たちのことは自分たちで!)と思っても、所詮一人や一団体でできることは限られている。すると活動も成果も限定的。お願い上手になるには、先ず自分がお願いされるレベルに達していること、これ大事。そもそもお願いされる側のスキルが備わっていないとお願いされない。だからお願いされることは認知されていることだし、お願いによって経験値が上がると思えば良いと思ったり。

2020年4月21日火曜日

オンライン化のラスボスは。

漠然と思っていただけで明確な意思はなく行動するには腰が重い案件に立ち向かう!その一つがオンライン化。昨日もオンラインMTG、西条市で地域づくりを頑張るメンバー+ワンちゃんと公益活動の支援策について。オンラインMTGが良い点の一つは「一人一人が喋れること」。複数人が一同に集まった会議だと発言を遮ったり、意見を被せてきたりするけど、発言が終わってから次の発言に移るのがいい。

次はペーパーレス!これも「原本保存」の書類はまだ必要とされるものの、組織内ではオンライン共有、印刷頻度も減らしてエコ推進!合わせて情報共有は既に確立、メール、slack、googleを使い、問題は起きてないから推進。電話はかけるのもかかるのも少なくなったと思う。そして中途半端(PCソフトと紙ベース)だった会計もクラウドを活用したオンライン化を模索

しかし!引っかかっている一つが「押印」。原本書類への押印に事務所へ行く機会は減らず、手強い・・・。ただ押印のオンライン化はラスボスにあらず!常識や慣例から社会的な信用の一つとしてイメージされてるし、どうかな?と思ったけど、現状と今後を考えたら「常識や慣例に飲み込まれていた」とハッキリわかる。NPOは課題の先取りが得意って言ってる身から始める。

2020年4月20日月曜日

陥りやすいワナ。

*写真と内容は関係ありません。
「何のプロか?」については、これまでにアレソレコレなどで何度も書いてきましたが、この状況で改めて考えさせられる。ギグエコノミーと言われる単発業務は発注側も受注側も双方にメリット(保障制度や融通がきく時間活用など)を感じていたものの、NHK「クローズアップ現代」を見て課題に頷く。そもそもウーバーは生業の専業じゃないよね?と思ったり(違うかな?)

ギグワークでなくても「自分が商品」の個人事業主、【特徴】を持っていないと選ばれない≒発注されない。そして一度だけでなく持続しなければ生業にならない。持続化には「評価」を得なければならず、期待以上ならば発注は続くだろうし、期待以下だったら次回の仕事はやってこない。評価という奴は本当に厄介で自己評価は気休め程度、他人による評価≒自分の価値と言っても過言じゃない。

だから、評価を得れば次の仕事に繋がるから評価を得よう画策するけど、これはワナ。発注者の評価は受注に直結してるけど、本当はサービスや商品を享受する受益者(市民など)で、彼らからの評価が真の評価。しかし、これらの評価は間接的で広まりにくいからSNSに価値を求める。双方から好評価が得られていれば全く問題ない話けど、何かがズレること多い。

2020年4月19日日曜日

手紙を贈る。

意外と手紙っていいかもという件。共に傘寿を迎えた実家の父と母へ手紙を送ろうと探したら出てきた「ぬりえひめ(塗り絵だから線画、白黒印刷なので印刷費も安い!と考案して採用された残り)」。受け手が塗り絵を完成させることもできるけど、「せっかくだから」と送り手が彩色。時間に余裕があるっていい!文章も丁寧に書いて投函。*実家にインターネット環境はありません。

東京出張は多くとも実家まで足を伸ばすことはなく、それが何となく引っかかっていて、最近はハガキで近況を伝えている。18歳で東京を離れて30年!離れてから父と母と過ごした日数は何日間だろうか?と思ったり。実は数えられる程かも・・・と思ってビックリするも、ムム!我が子は18歳前に巣立ってしまったぞ・・・と、家系なのか?環境なのか?アドベンチャーファミリー。

心境というのは価値観と同じで時代や環境によって大きく変わると知る。親を想うことは後回しだった若かりし頃から、自分も親になり思うのは(そうか!この心境は両親も味わったのか?)ということ。毎日が単調(曜日も分からないよ、と冗談も出るのでまだOK)で窮屈な日々はストレスがたまるようで、電源がいらない手紙は「贈り物」と表現していたのは郵便局。こんな状況でも届けてくれる郵便局に感謝!

2020年4月18日土曜日

ロケハン学

「求められる撮影地(ロケハン)」の候補として分類した地域の魅力資源。いつでもどこでも意識さえしていれば気軽にできるのがロケハンの良いところ。

1.地域固有の風景・建造物
「松山城」や「道後温泉」「しまなみ海道」など、愛媛固有の資源を指します。これらは代替撮影が難しい代わりに「~らしさ」を象徴する貴重な財産と言えますが、観光地や集客地として既に知られていることが多いです。

2.何かに似ている・のように見えるもの
△△海岸は○○海岸に見える。□□山は富士山に似ている!と、撮影地と物語の舞台が一致しない事は珍しくありません。県外と言う設定で撮影されても、上映を通し「愛媛」と言う撮影地をPRできればいいのです。

3.特殊な場所・施錠された場所や室内・不思議空間
管理下にある場所(ダムや工場など)、施錠された室内などです。これらの場所には管理者、所有者がおり、許可無しの撮影は法に触れる場合もあります。撮影時は、事前に管理・所有者への許可を得るようにします。

4.明治・大正・昭和初期の風景や建造物
「最も求められている」と言っても過言ではありません。日本家屋や木造校舎、原風景など、当時は「普通」だった場所も開発などにより、少なくなりました。希少性からも「時代」を感じさせる撮影地はとても貴重です。

5.地域の無形文化や伝統芸能
地域の魅力には舞や神事などの「無形」もあります。例えば、大三島町には五穀豊穣を祈願し、稲の精霊と角力をとる「一人角力」があります。言葉で表現しにくいイメージを伝える手段として写真は効果的です。

6.季節の風物詩
花見や祭などは地域色が出やすい風物詩です。例えば、西条市には130以上の豪華絢爛なだんじりや御輿、太鼓台が祭礼を行う「西条まつり」があります。季節を代表する「風物詩」は映像に映えるものも多いです。

7.日常の風景や建造物
暮らしの中にもロケ地は多くあります。普段は何気ない「路地」や「裏道」も見方を変えればロケ地です。大切なのは「物語性」で、シーンが想像できればロケ候補地です。今日の帰りからでも探せる身近な存在です。

2020年4月17日金曜日

通用しないんだ。

すっかりパーソナリティー気分です。緊急事態宣言下だからか南海放送ラジオのスタジオに"透明アクリルの仕切板"が設置されてた!単に板を組み合わせただけでなく下部はケーブルが邪魔しないよう隙間が設けられている優れもの。これで対面で喋っても飛沫しません(ちなみにNHKはマスク着用で収録、某局は窓を解放しながら収録とか・・・)。そう言えばコンビニでもレジにビニールの間仕切りを設けたとか。

「こんな時だからイノベーション!」と相談されて、頭をひねるも出てくるアイデアはどれも革新的じゃない(涙)。なぜか?を考えると「そもそも、考え始めるスタート地点が従来の概念と同じだから」にたどり着く。今の窮屈な状況が終息しても、実は前と同じには戻らない、だからスタート地点は必然と異なる。終息したとしてもこれまでと同じ事業モデルでは通用しない。

事業モデルは3年で陳腐化する。はその通りで、陳腐化は消耗と同意語で追随されて波に飲み込まれて沈む事業、浮かぶ事業、浮かんでも漂う事業、漂っても漕いで進める事業など、どう進化させるか?猛省なのはNPO体質が染み付いているのか?100億円とか1000億円の事業モデルが描けないこと。数十億円の経費を見て驚いた。でもアプリを開発して100億円とかナシ!

2020年4月16日木曜日

たちあがる。

写真より実際に見た方が「桜の花びら絨毯感」は迫力があった。(撮影が予定されていた作品にピッタリだったのにな・・・)と思いながら踏み出す。撮影が予定されていたのに緊急事態宣言で東京を出れない制作会社。各地のフィルム・コミッションから「撮影支援休止のお願い」が発信されたり、関係者の感染が必要以上に疑われたりと本当の病みウィルスではなく人の疑心暗鬼。

私も端くれと賛同した「ミニシアターを救えプロジェクト」は、9日間で6000万人以上の署名が集まり、内閣府などに署名を提出したとのこと。そして「ミニシアターを救えプロジェクト」が合流した「ミニシアター・エイド基金(79劇場が参加、四国は未だないよう・・・)」は数日で目標金額の1億円を超えた(9527人から106083056円/4/16)。個性豊かな映画文化を応援しよう!

思い出すのが10年ほど前に指摘された「欧米に比べ日本は寄付文化が醸成していない」という趣旨。伝えたのは「そもそも日本には寄進、おひねりなどの寄付文化があり素地はある」という旨。鳴り物入りで誕生した「休眠預金口座」の活用、JANPIAが着々と進めているけど、残念ながら愛媛には資金分配団体(休眠預金口座を管理運営する団体)はなし。すると地域の公益活動にも影響することだけど・・・。

2020年4月15日水曜日

想像と現実の異なり

「授業が対面ではなくPPTに音声をつけたファイルを学生に配信します」と連絡があったのでMacのヘッドフォン穴にiRigマイクをつけてPPTの録音機能で直接吹き込んでみた。しかし再生すると質が悪く聞きづらかったので、iRigマイクをiPadに挿し録音してみた。音声はAirDropでPCに送信すれば楽チンと思われたが、自分の声に問題ありで喋り出しと終わりをカットしたいのに今ひとつできず。

こうなったら最後の手段はTASCAMの録音機でスライドショーごとにナレーションを入れSDカードに保存。PCにデータを移すと音声のクオリティは良し、iMovieで余計な音声をカットしてmp3に変換してファイルサイズを小さくする。喋りの速度は普段より遅くしたつもりだけど、時々速かった(沈)。そして聞き直すと「救急車のサイレン」が入ってた・・・。これ以上は許して欲しい。

頭ではイメージできても実際にやってみると違う!通常の授業ならPPTは存在しても音声データは存在せず「喋り」のライブで終了。録音は言い間違えしたら撮り直さなければならず手間!そして肝心のPPTにファイルを挿入してみると、再生できたと思いきや、今度は音声再生ボタンが表示されない!(涙)←今ここ。結局、ムービー化で決着という四苦八苦!

2020年4月14日火曜日

まどんな映画館

NHK松山放送局「ラジオまどんな」にて新設された「まどんな映画館」の登場に際し「初回はどんな作品を紹介しましょう?」とディレクターから質問されたので「桜」をキーワードに【陽光桜(2015)】、「新入」をキーワードに【翔んで埼玉(2019)】を紹介。パーソナリティの岡田留美さんも陽光桜の撮影現場に居たということで盛り上がったご当地映画。翔んで埼玉は郷土愛映画。

「次回以降、どうしますか?」とディレクター(実はディレクターとは彼女が大学生の時にインターンで知り合い早15年・・・)。「季節に合わせた作品でも、掘り出し作品でもOK!」と伝える。すると横にいた板倉アナウンサーが「学生の頃は年間100本の映画を観てました」と映画愛が溢れる(ちなみに板倉アナウンサーは東京出身だけど松山が好きで家を建てる)。「年間100本!?」と私。入れ替えなしの古き良き時代の映画愛。

番組のエンディングに熊本!?からのリスナーから「【きっと、うまくいく】も面白かった」という感想が寄せられ、岡田さんも私も鑑賞済だったので互いの感想を話して盛り上がる。フム、やはり「これは知らないでしょ?」という作品の発掘は面白いかもしれない。写真は「花の需要も激減で・・花はどうですか?泉谷さん」と岡田さんに言われて家に帰ったら「花が売れないと聞いて買ってみた」と言う妻と娘の行動(偶然です)。

2020年4月13日月曜日

NPOも大変。

「NPOはどうなのか?」と問われれば「中小企業よりも危機的な状態」と言わざるを得ない。指定管理など固定収入のない事業系NPOは今後を考えると不安しかなく来年の存在も危ういけど、現状は即対応が求められ、採算度外視で目の前の課題改善が精一杯。特に窮屈を強いられているこども達の健全育成を願うNPOは疲労困憊ながら踏ん張っている状態。

この状況は全国でも同じようで「NPOの支援」について調査依頼が届く。実はNPO支援の前線から退いて2年経つ。
豪雨災害以降、県内のNPOも復興を最重要課題に掲げており、今は全国ネットワークとの繋がりは特にないよう。NPOは地域密着型のコミュニティビジネスと言えるけど、地域の未来を想像する時、先駆的に取り組んでいる所はあり、繋がっていれば参考や助言になると思ったり。

話を戻して現場。奔走している姿が目に浮かぶけど、理念のために活動した結果、自分たちが活動不全に陥ったら本末転倒。「理念だけじゃ食べられない!」と言ってNPOを辞めた人の顔を思い出す。今は緊急事態だけど、この状態がずっと続くとなったら正直者がバカをみないようフォローをして欲しいというのが外野の願い。夕暮れの散歩をしながら考える。

2020年4月12日日曜日

勝手に大拍手!

高知県の酒造メーカーが77度のお酒「アルコール77」をつくり、消毒用(名目上はスピリッツ)としても使える商品を出荷して大人気(個人的にはシンプルなラベルデザインが好き)。北海道で物産展が中止になり行き場を失った商品の数々を「ふっこう福袋」として販売したら大人気(現在残っているのは3万円の福袋程度)。そしてマスク着用で読唇ができない聴覚にハンデのある方用に口元が透明なマスクを大学生が考える。

家に居る子供達と保護者、雨の日など外にも出れず、テレビやゲームをし続ける訳にもいかないので、親子で新しいゲームを考えるというニュースを見て(我が家の子供達が小さかったら、新しいゲームを考えただろうな)と思ったり。写真はイースター(復活祭)のエッグハント(たまご型のケースに小銭などを入れて各所に隠して探すゲーム)。キリスト教でもないのにしたっけ(ちなみに私はジェダイ教)。

壁から2mくらい離れた所に3人程度が横一列に並び、1セント硬貨を一枚持ち、各人が壁に向かって投げ、最も壁際に近い1セント硬貨の人が勝ちで残りの硬貨をいただく(総取り)のゲームもあったっけ。要はどんな状況であろうと工夫やアイデア次第で状況は変えられるということ。映画で言えばアカデミー賞作品の「ライフイズビューティフル(1997)」だろうか?

2020年4月11日土曜日

軽やかにギグ!

経験値があると良いこともあれば厄介な時もあり。物事への思考と行動が直結せず、"正解"を探してしまいタイミングを逸することもあり反省。でも、若い人は違う。軽やかに乗り越えるし順応する。我が家に巨大なダンボールが届いたと思ったらUberEatsのデリバリーバックだったのが1週間前。そして昼前にササッ!と準備して「行ってくるね!」と私の自転車に乗って配達を数件完了。

「ボーナス」も出るそうでなんと軽やかだろうか!家に戻り「今日はおしまい」と言った途端にスマホに着信。「近くだから行ってこよう!」と言うと20分ほどで戻ってきた。(これがギグエコノミーか!)と父、ビックリする。聞けばマッチングされた最適な配達人へ連絡が入り、本人が「受諾or拒否」できるとのこと。「じゃあ、私がオーダーしたらあなたが配達してくれるの?」と尋ねると「それは確約がない」とのこと。

自分の好きな時間に活用できる、隙間時間を活かせるギグワークの一端を見る。UberEatsの配達員は個人事業主とのこと。稼ごうと思えばガンガン配達すればいいようで、娘のように自分の都合に合わせて隙間時間にササッ!もあり。1回ごとの契約終了が基本のギグワーク、んっ!?私の講師業もギグワークの一つか?と思ったり、違うのは軽やかではなく体が重すぎること・・・。

2020年4月10日金曜日

作品発掘!

南海放送ラジオの収録スタジオから桜が咲いているのが見えてホッコリ。「ラジオから映画は救えるか?」と言う意気込みで収録したつもりが「ラジオから映画は楽しめるか?」な話になってしまった件。私たちがTVCMなどで見る知る邦画は30本程度、劇場公開される邦画(約600本)の割合でいうと5%ほどしかない。その理由は「広告宣伝費」の有無でCMなどで発信できるのは予算の大きい作品になる。

でも「予算が大きい≒良い映画」でないので「知らなかった、見逃していた映画」を独断と偏見でネット配信映画から紹介してみた。選ぶ基準は私好みの「事実・史実に基づいたり着想を得た作品系、ドキュメンタリー系」とする。そして「僕はラジオ(2003年)」「シャーリーとヒンダ ウォールストリートを出禁になった2人(2015年)」「ぼけますから、よろしくお願いします(2018)」

劇場公開で大ヒット!と思いにくい作品だけど、私が面白かったのだからいいのだ!で、ふと気づいたのは「映画の好み」が変わってきている点。実は映画を見る際、1分あたりの鑑賞代金で選んでいた時期もあった、1800円の鑑賞代金で2時間(120分)なら1分15円、3時間(180分)の鑑賞なら1分10円とアホなコスパで見てた(だからアベンジャーズエンドオブゲームスはコスパが良かった・・・)と。

2020年4月9日木曜日

地域でどれほど稼ぐか?

これまでにも寄稿したりなど、お世話になっているECPR(えひめ地域政策研究センター)から届いた「舞たうん」。今号の特集は「地域に生業をつくる」、年齢や性別、動機や背景に関係なく、愛媛という地で生業を興した方々の話。「移住、移住って言うけど、移住で最も重要なのは家じゃなくて"仕事があるか無いか"だよね」、リタイアして悠々自適に田舎暮らしをしたい人と田舎でも働き稼ぎたい人との意識の違いを表した当事者の言葉を思い出す。

たしかに今はピンチ!今の仕事や職業がダメージを受ける傍で「運送業」は大盛況で人手不足(これもダメージの一種ですが・・・)だし、カメラマンは「家に家族がいる貴重な時間だから」と家の前で家族写真を撮る新サービスを始めたり、隙間時間を活用したギグワークスの「Uber eats」が松山でも始まったり、ピンチになると必ず現れる新サービスや商品は創意工夫の表れか。

「地域で生業をつくる」なら「その生業でどれほどの収入(稼ぎ)を得るか?」とセットがいい。企業に就職して1本の年収で年収600万円なのか?それとも3種類の年収が各200万円/年で計600万円とするのか?(ちなみに私は後者を目指す)。どれが本業で、どれが副業はなく【複業】。1つの所属で力を発揮する人もいれば複業による相乗効果を発揮する人もいるということ。