「求められる撮影地(ロケハン)」の候補として分類した地域の魅力資源。いつでもどこでも意識さえしていれば気軽にできるのがロケハンの良いところ。
1.地域固有の風景・建造物
「松山城」や「道後温泉」「しまなみ海道」など、愛媛固有の資源を指します。これらは代替撮影が難しい代わりに「~らしさ」を象徴する貴重な財産と言えますが、観光地や集客地として既に知られていることが多いです。
2.何かに似ている・のように見えるもの
△△海岸は○○海岸に見える。□□山は富士山に似ている!と、撮影地と物語の舞台が一致しない事は珍しくありません。県外と言う設定で撮影されても、上映を通し「愛媛」と言う撮影地をPRできればいいのです。
3.特殊な場所・施錠された場所や室内・不思議空間
管理下にある場所(ダムや工場など)、施錠された室内などです。これらの場所には管理者、所有者がおり、許可無しの撮影は法に触れる場合もあります。撮影時は、事前に管理・所有者への許可を得るようにします。
4.明治・大正・昭和初期の風景や建造物
「最も求められている」と言っても過言ではありません。日本家屋や木造校舎、原風景など、当時は「普通」だった場所も開発などにより、少なくなりました。希少性からも「時代」を感じさせる撮影地はとても貴重です。
5.地域の無形文化や伝統芸能
地域の魅力には舞や神事などの「無形」もあります。例えば、大三島町には五穀豊穣を祈願し、稲の精霊と角力をとる「一人角力」があります。言葉で表現しにくいイメージを伝える手段として写真は効果的です。
6.季節の風物詩
花見や祭などは地域色が出やすい風物詩です。例えば、西条市には130以上の豪華絢爛なだんじりや御輿、太鼓台が祭礼を行う「西条まつり」があります。季節を代表する「風物詩」は映像に映えるものも多いです。
7.日常の風景や建造物
暮らしの中にもロケ地は多くあります。普段は何気ない「路地」や「裏道」も見方を変えればロケ地です。大切なのは「物語性」で、シーンが想像できればロケ候補地です。今日の帰りからでも探せる身近な存在です。
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