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2025年1月17日金曜日

また会う日まで!


2024年12月14日、15日に創価大学生がコニカミノルタサイエンスドームでプロジェクトマネジメントとリーダーシップの実践型授業として行った「こどもスペースラボ」の最終回に出席。

サイエンスドームは「科学や宇宙」に興味を持ってもらいたい機会だし、授業としてはプロジェクトマネジメントとリーダーシップをOJTとして学ぶのが目的だし、学生としてはユニークな授業から学びたいだし、参加者(親子、子供)からしたら「(子供と一緒に)楽しみたい」という四者四様が交わったイベント。

そんな中で主体的に関わった学生たちの振り返りは・・・。
・リスクを正確に捉え対処法を的確にできなかった。
・シフトをしっかり組んで役割を明確にできなかった。
・周知&広報不足だった。
・チーム内での情報が共有不足だった。
・宇宙を学ぶについて企画が浅かった。

など、反省の弁が多かったので、私にマイクが回ってきたので・・・。

「お疲れさまでした。2日間楽しかったですか?」と言うと30名の全員が相槌。
「色々と反省が多いけど、先ずは2日間をやり遂げたことに拍手で自信を持っていい!」という言葉に、緊張気味だった学生たちの顔が少し晴れる。授業なんだから失敗は折込済み。

反省も大事だけど、もう終わったこと。
今回の経験を振り返りだけして放置するのか?それとも次回に活かすのか?は雲泥の差。

「今後も臆することなく、積極的にプロジェクトに参加してほしい。」
と伝えてエールは終了。
失敗は批判を恐れて踏み出せない人がいるけど、それがどうした?ということ。

「また、どこかで会えたらいいね!」で2024年度版「こどもスペースラボ」終了!

2025年1月16日木曜日

これが働き方改革かもしれない。


「あんな」「こんな」発表や評価をしていただいた愛媛県職員などが対象の研修だったけど、愛媛県研修所がまとめてくれた感想が届いたので抜粋して紹介、なんだか泣けてきた。

結果や現状を課題と勘違いしがちであるという話が印象に残った。これまで結果や現状を課題としてしまい、正確な課題を把握できていなかったと感じたので、今後は課題を正確に把握したうえで改善策や案を考えていきたい。

現場の第一線に携わっている講師から直接学べたので理解が深まった。研修の雰囲気や進め方も非常に考慮してくださり、とても取り組みやすかった。


「協働」という言葉になじみがないところから、講師の話や事業立案の過程でイメージを持てた。事業全般において課題を現状と履き違えず整理すること、ペルソナを明確にすることが重要ということを認識する良い機会となった。

協働について今回の研修ほど深く考えたことがなかったので大変勉強になった。また、グループワークで行う研修でも、外出可など自由に取組みさせていただいたことで、様々な視点の発想が生まれ、より充実した研修となった。

上手にプレゼンテーションができなかくても、講師の方々は前向きなアドバイスをくれた。途中経過を細かくチェックして軌道修正するわけでなく、あくまでも自主性を尊重する姿勢が印象的だった。

何かを企画する際に「ニーズ」や「ウォンツ」を意識し検討するようにしたい。また、抜けがちな「ワクワク」があるのかという視点を忘れないよう心掛けていきたい。


このような意識変革こそ、働き方改革の一つかもしれない。と思ったり。
研修生は全員、私よりも年下になり、彼らが最前線で活躍できるようにするのが役目とも思ったり。あぁ、やっぱり泣けてきた。

これ以上ないPR。


NETFLIX作品「離婚しようよ(制作著作:TBSテレビ)」が愛媛県で撮影されたのは2022年。
改めて撮影に参加いただいた協力者、関係者、エキストラ参加の皆さんには大感謝!

配信は2023年6月。以降、多方面で話題になって色々と取り上げていただいたのはフィルム・コミッション冥利に尽きる・・・だった作品。
「坂の上の雲」「笑うマトリョーシカ」もそうだけど、愛媛舞台&題材の作品は地域の熱量が違う。

「えひめFCが作られたロケ地マップを参考にしたいです。」と関係者。
「もちろんです!」と返答して、えひめFCが作ったロケ地マップ情報を活用して作られたブックレット入のDVD&ブルーレイ版の「離婚しようよ」が完成。そして12月25日に販売開始。
サンプル版が届いて「いいねー!」となる。

まずパッケージの赤い傘を用いた対比デザインがいいし、中身も外装とは異なる鮮やかなデザイン、そしてDVD&ブルーレイのディスクには「みきゃん、ダークみきゃん、こみきゃんら」がプリントされてた!
これ以上ない愛媛のPRに、(良い意味で)引いてしまった(驚いた)。
それほど「愛媛」が詰まってた。

極めて私的な意見だけど、やはりこの物語は「大志」が大臣、そして総理大臣になる物語へと妄想してはダメですか?

願わくば、清家一郎(「笑うマトリョーシカ」の櫻井翔扮する愛媛出身の代議士)と国会で出会い愛媛について語り合う・・・もダメですか?

むむっ、すると物語上だけで清家、大志という2人の総理大臣を輩出することになるのか!?

2025年1月15日水曜日

声の需要か偶然か。


先日は隔月レギュラーのNHK松山放送局【ひめゴジ!(月曜日から金曜日17:05〜)】に2025年の一回目として出演したけど、南海放送ラヂオで放送中の【週刊ココ大ラヂオ(毎週日曜日17:40〜)】も2025年最初の収録。

2013年に放送を開始したから2025年で12年の長寿番組となりました!
南海放送ラジオさんには先日も【中四国ライブネット】でお世話になったばかり。大感謝!

今日の収録は「ココ大付属学園冬休み編の振り返り」など。
参加者募集時にも収録&発信をしたけど、6日間だけだったとは言え、SNSだけでは伝えきれないのでラジオも活用。
ラジオを含むマスメディアは誰が何処で聞いてるか分からないけど、だからこそマスメディア。情報の当事者でなくとも広く偶然でも耳に入ればいいと思う。
来月(2月下旬)には春休みの募集が始まると思うと早い・・・。

1月17日(金)にはFM愛媛【エールラボえひめ(毎月最終金曜日17:55〜)】の収録があり、収録内容は1月31日に放送。

そして1月21日(火)にはエールラボえひめによる【ポッドキャスト収録】も控えてた!
これまで全く紹介してこなかったけど、これまでに6本(ちなみに12月に収録した時は、病み上がりでヒドい鼻づまり声だった)を収録していて次回は7本目(ココ大付属学園にボランティア参加している“なまじ”にインタビュー)。

ブログを書き始めて、寄稿などの文字の仕事も増えたけど、喋り続けると(滑舌が良いか悪いかは別にして)お声がけいただけてるのは需要か偶然か?

経過報告届く。

写真は拝借した新作のサンドイッチ

縁もない鬼北町へ単身でやってきた女性がオープンしたコーヒー店「ハルシャコーヒー」の物語。

2024年10月23日に10,000円の支援(ハルシャコーヒーのオリジナルドリップバッグ)をした。
2024年11月7日に支援金額が90万円を超えて目標の100万円に近づいた。
2024年11月10日に、144人の支援者により目標金額の100万円を超えた。
最終的には156人の支援者から計1,078,000円の資金を調達された篠﨑友さん。

その後、早速リニューアルオープンに着手して2024年12月1日にリニューアルオープン!と言う経過報告が届いて、その写真から(出会った時から比べると格段の進化だな・・・)と。

当時は小さな小屋で営業をしていて、コーヒーとマフィンを提供していて、商品の受け取りは、小屋の小窓から差し出そうとする様子に、「大丈夫だよ。そんなかしこまらないで!」と、店(小屋)から篠﨑さんが出てきてコーヒーとマフィンをいただく。

そして2025年。また経過報告が届き、これまで店(小屋)の隣に位置し、本などが置かれた“離れ”を改造して居心地のよい空間にしたとのこと。
また、新たにサンドイッチも開発したとのことで、プロジェクトに共感した方々の思いを形にしているようで何より。

鬼北町へは連れて行ってもらわないと行けない(車の免許がないし、電車では行けない場所)ので、リニューアルをこの目で見るのは4月以降になる予定。

その前に、そもそも単身でヒョコッ!とやってきた篠﨑さんの“やりたい!”を応援したサムコッペの高田杏さんの懐の広さ&深さから始まった、今回の物語(プロジェクト)。

プロジェクトは一人でも進められるけど、仲間がいる or いないで加速も充実具合も広がりも影響も全然異なる・・・と思った件。

2025年1月14日火曜日

4年目のNPO・ボランティア論。


「ほんとですか!?そんな授業受けたいです!」
「ホント!?興味ある?」
「だってテストがないんですよね?ボランティア実習でいいなら、いいよね?」
「うん!何限目の授業ですか?」
「月曜日の5限目と思う。」
「ありがとうございます!」
と、リップサービスでも興味を示してくれたのは今冬にココ大付属学園に参加してくれた松山東雲大学生。

1月は4月から始まる松山東雲女子大学での授業内容を検討&提出する時期。
担当する「NPO・ボランティア論」も4年目となり、テーマ(=応援ボランティア体験)や構成(=実践型授業)は変わらないものの、詳細は私自身もワクワクしたくてバージョンアップに余念がない。

自己紹介は“推し”でしてもらおうかな?とか、応援ボランティア体験では実際の商品やサービスで検討してもらおうかな?とか、ロケハン体験を通して地域の魅力再発見は変えずとか、ココ大付属学園夏休みでのボランティア実習もイキとか、体験を通して自らボランティアを企画するに必要な発想術は昨年よりコンパクトにシンプルにしようかな?とか。

テストがない分、60時間のボランティア体験が必須な学生。
だから、そのボランティアがつまらなくては、その後に(ボランティアなんてつまらない!)と思われたら困るので責任重大!

アレコレ考えていたら、煮詰まってしまい(散歩しながら考えよう!)と、4,000歩以上歩いて、昨日も1万歩を超えて安堵。
17時前の夕暮れ時、夕陽から放たれた光彩がハッキリしていて何だか得した気分。

授業へお招きしたいゲスト企業からも快諾いただき、学生達の興味関心をひく授業になりますように!

どうでもいい話。

花の香り?花の風味?

2024年10月に釜山国際映画祭へ参加した際に泊まったホテルには「歯ブラシ&歯磨き粉」がなく、初日は歯を磨かず就寝。

翌日、近所のドラッグストア(オリーブヤング)で購入したものの、「高級歯磨き粉」なる存在を知り、話題にと買ってみた・・・と書いた過去。

その後、昔の虫歯が痛み始め、歯医者に通うことになり、歯磨き粉の量を増やして歯を磨くも歯医者に「量じゃないよ、丁寧さだよ」と言われて撃沈。
そんなこんなで2024年も終わり2025年。

歯磨き粉もなくなり、(ついに“あの”高級歯磨き粉の出番だ!)と歯ブラシも新品に変えて歯磨きを始める。
で、今更ながら気づいたのは、箱を開けたら通常の商品+ボーナス歯磨き粉も入ってた。

で、早速ボーナス歯磨き粉から歯ブラシで出してみるとブツは「半透明」で、これまでの日本製とは質が全く違い外国感たっぷりでテンションあがる。(歯磨き粉でテンションがあがるコトなんてまずない!)

そして口に入れて広がる、何とも表現し難い味というか花の味?味覚オンチなのか?嫌いな風味ではないけど経験したことのない形容し難い。
で、全く泡立たず(外国のは時々、泡だらけになる)、爽快感もなく(これも外国のは時々、ミントなどでサッパリ感すごい)、歯磨き終了。

箱書きには「磨き続ければホワイトニング効果が得られる」とのこと。
信じるか?信じないか?は本人次第だけど、当分はこの高級歯磨き粉にお世話になり歯医者通いが続く。

単にパッケージ(黒にゴールド、28年の実績)に浮かれてるだけかもしれないけど、どうせ歯磨きは毎日するわけだし、キレイになったらいいんじゃない?という、どうでもいい話。

2025年1月13日月曜日

子ども相手でも。


思いつけば(そうだよね・・・)となるし、よく考えれば・・・と納得もする。
しかし、「知る 」前は、そのような考え方や発想に至らず、思い浮かばないのがアイデア。

経験や事柄との化学反応、無意識な意識による突然の閃き、アイデアの発展、会話からの着想など、発想に至るまでには様々な「きっかけ」があることに気づかされる、は後付け。

市販されているレゴ基盤の中で最も大きいモノを数枚持っているけど、子ども達には提供していない現在。

その理由は、大きい(40cm四方)ので割れたり折れたりしそう・・・という懸念があったから。
レゴ基盤が壊れたり割れたりすることは、遊ぶ上ではフツーで想定の範囲内(既に壊れて割れているモノ多数)だけど、大きな基盤では創作スペースも必要なため控えていたのも事実。

今回の発見は「迷路(作り)」だった!
基盤に既存のブロックでビー玉などが通る道を作り、分岐なども作り、対角線上にあるゴールを目指すというもの。

小さな基盤では迫力もないけど、大きな基盤なら面白みも迫力も演出できるかもしれない!子供への企画でも考え抜くことができた。

そして、タイルを敷けば滑りやすい道ができるし、からくり装置も設置できる。
アイデアさえあれば、あとは想像して膨らませるだけ(≒深化)だ。

実はIYO夢みらい館で「(勝手)レゴクラブ」を考えていて、自由な創作ながらも何かテーマを持った創作ができないか?と思っていたので、迷路づくりなら参加者ごとにオリジナリティが出せると確信。

連休中の宿題を一つずつ片付ける。

しょうがない。


年末年始から立て続けに届いている撮影相談(モテ期か?というほど)。

同じ“撮影相談”ではあるけれど、一つ一つ違う(当然だけど)。
「企画書を送るので読んでロケ候補地を提案してほしい。」から「今、愛媛県にいるから相談したい。」「ヒト&モノを探している。」「〇〇で撮影は可能か?」「〇〇を検討している。」などバラエティに富んでいる。

これらの撮影相談に対応するのがフィルム・コミッション。
その中で「健康番組に協力してくれている人を募集している。」という相談。
聞けば体調を一定期間計測して、その変化から健康維持にどんな注意が必要か?などを調べる番組で「泉谷さんもどうぞ!」と言われて、“その気”になったものの撮影は出張中に行われることが分かり断念。

撮影は病院などにも協力をいただくので無料で体調チェックができるからいいじゃない!と思い、辺りに声をかけて協力者が出始めた頃に撮影担当者からメール。

「撮影協力者が急遽の体調不良で入院してしまい、愛媛ロケはなくなりました!」という内容。こればかりはしょうがない・・・と、お声がけした方々にお詫び。
これまでにも荒天、天災、感染、自粛などで撮影が中止になったことはあり、今回もその一つ。

フィルム・コミッションは、撮影相談に対応するだけでなく、支援作品のPRなどを関係者へ提案&打診するのも業務範囲で、PRしたい作品について問い合わせても返答がない場合は「〇〇の件は、その後どうですか?」など催促メールもしたり。

今年も愛媛に話題を一つでも多く誘致できますように!
その「鍵」は、愛媛の資源が全てで、提案がうまくいきますように!と願うばかり。

2025年1月12日日曜日

MAYAMAXXとの思い出。

“エコ”と言うオリジナルキャラを創ってくれた。

「泉谷くん、いい人になりなさい。」
「“いい人”ってなんですか?」
「“いい人”って言ったら“いい人”よ。」
つい、“正解”は何か?を尋ねてしまったけど、推察するに“いい人”と言うのは“何事にも真摯さ”がある人かな?と思ったのは2006年。

そんなアドバイスのやりとり相手は1月9日に亡くなった今治市出身の画家MAYAMAXX(享年63歳)。かねてから闘病中とは聞いていたけど・・・。

MAYAMAXXとは2005年に愛媛県美術館担当者が引き合わせてくれたのが縁で、当時の愛媛では知ってる人も少なく、でも作品はどれも好みで意気投合し「何かイベントしましょうよ!」と企画したのが環境省の助成事業として行った「ふろしき百景あしたのフロシキ展(会場:いよてつ高島屋)」。

MAYAMAXXに審査員長になってもらい「ふろしきのデザイン」を公募して、デザインを1点ずつふろしき化して飾り、終了後は応募者に差し上げた、太っ腹企画だった。

その前後には子ども達と一緒にドローイングワークショップをして、まだ幼かった長女、長男にも参加してもらったり、企画の経緯を思い出せないけど、旧伊予銀大街道支店の地下スペースで「人生相談会」をして、MAYAMAXXの人生観から悩める社会人へアドバイスしたり。

その時に言われたのが「泉谷くん、いい人になりなさい。」という私へのアドバイス。
その後、MAYAさんは出身地の今治でも活躍し、NYへ拠点を移したりして、再会したのは数年後の京都・何必館(かひつかん)。

人生をどう生きるか?何を伝えられるかって大切。
天国でもたくさん描いて欲しい。

自己暗示。


習慣化の特徴には以下が当てはまるそうで・・。
(1)その行動が当たり前に感じて、しない方が気持ち悪いと違和感を覚えることがある。

(2)意志の力が必要ない。無意識のうちにおこなっていることがある。

(3)頑張らずにずっと継続できる。やめようと思っても、やめられない。


そもそも習慣化とは、同じ状況のもとで繰り返し行われた行動がやがて定着し、(意志とは関係なく)自動化されて行われること。平たく言えば「自己暗示」のようなことか。

そんな習慣化されるのは、一般的に65日ほど必要と言われ、顕在化(意識)から潜在化(無意識)に移るとのこと。

5時過ぎ。メッチャ寒いのに起きる時間は祝日でも同じ小市民。意思の力がなくても
「寒い!冷たい!」と言いながら自動的に準備して朝散歩に出発。

一人で勝手に100日間1万歩=100万歩を掲げていて(なんでこんなコトしてるんだろ、でもヒマだしな・・・)と自分に自分で問いかけてお堀を歩いていたら、落ち葉がまとまっていて(あれ!これはココ大付属学園の子が集めたやつだ!)と名残だった。

写真に収めたら、水面に周辺の光が映り、なんだかサイバーパンクな色合いでいい感じに。
40分ほど歩いて帰宅、この頃には(朝のタスク終了!)という満足感を得ているものの、歩数は4500歩ほど。

残り5500歩ほどは、
辺りを2回ウロウロするか?松山城へ1回あがるか?で達成。
自己暗示って簡単に変えられない。やれやれ。

2025年1月11日土曜日

笑いを誘って終了。

松山東雲ベジガール、岸本さんと満面の営業スマイル

2025年最初のNHK松山放送局「ひめゴジ!」生放送。
今回は現在、再放送中のNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」の撮影支援の思い出話。

撮影は2008年に行われ、放送は2009年から第一部、第二部、第三部と3年間に渡って放送。
私は第一部と第三部の撮影に携わる。

当時は、えひめフィルム・コミッションとして支援作品の実績は重ねていたものの「時代劇」は初めてで、2007年から「もぶり飯(ちらし寿司)、当時の衣装、暮らしぶり等」について関係者、協力者と共に奔走したことを紹介。

ロケ地選定は難航し、結局、内子町の屋根付き橋こと田丸橋(第一部、第二部、第三部にわたって松山に帰る象徴として登場)、松山城、七五三ケ浦海岸、道後温泉本館、二の丸史跡庭園前で撮影。

「最も印象的だったのは?」と岸本さんに振っていただいたので「最終話に登場した我が子です。」と紹介して笑いを誘って終了。
ちなみに、最終話では我が子二人が幼子として松山北高校の校長先生として出勤する好古さん(阿部寛さん)に近づくというシーン。その際、末っ子くんの鼻穴には水飴がつけられ、舌でペロペロと鼻水を舐めてる演出になる。

で、その後は松山東雲短期大学のベジガールが出演し、彼女たちの出番が終わったら「先生!」と言われて、キョトンとすると、なんと出演したベジガールの一人が昨年度のボランティア論の履修生だった件。

フィルム・コミッションについても学んだボランティア論。
「授業、すごく面白かったです!」とお褒めいただき出演は終了!


甘い中華そばをすすりながら。

飄太名物「甘い中華そば」は、分厚い砥部焼で登場。

同い年の夫婦と私たち夫婦の2組で食事。
場所はコロナ前に訪れた以来の飄太、だから6-7年ぶりか?よく通る道沿いだし、店も知ってるのに意外と行かない店って多い(と言うか私が飲みに全く行かないのが原因かも)

飄太といえば「甘い中華そば」のイメージだけど「おでん」も人気だそうで、先ずはおでんを頬張りながら乾杯&談笑。

夫婦で会うのは初だったので、互いの馴れ初めなどを皮切りに縦横無尽に談笑が進むと、4人は既に50代、それぞれの職場では役員や責任者、指導者など社会的責任を負う世代なほか、互いに共働き夫婦でもあるので、これからの話、そして妻、夫ではなく一人の人間として生き様などを話していると「リーダシップ」と「マネジメント」の話に辿り着いてしまった。

自分自身にはセルフリーダーシップだし、職場ではフォロワーあってのリーダーシップを発揮。
一方で組織では管理というマネジメント力が求められ、世間でもマネジメントというバランス力が求められるケースがあったり。

「でも、これから(≒地域の未来)を考えると、慣例や風土に風穴開けないとジリ貧になるね(≒発展、活性はない)。」となる。
この現実がまだイメージできない上層部がいる組織は本当にやばい、現実を直視していない。

リーダーシップとマネジメントはアクセルとブレーキにも例えられ、時に相反する。
どっちがどっち?はないけど、一つ言えるのは、リーダーシップがない時のマネジメントは単なる管理で、そこに生産性や創造性はない。

50代は組織でも個人にも夫婦間でもリーダーシップとマネジメントが求められる世代と全くのシラフで反芻(笑)

2025年1月10日金曜日

2024ココ大付属学園冬休み編ふりかえり


年末3日+年始3日の計6日間だったココ大付属学園冬休み編。
35日間の夏休み編と比べたら、あっ!という間に過ぎた。
ケガも事故もなく過ごせたので概ね良かったけれど、やはり振り返らなければならないことはあって備忘録。

それは「モノの価値」について、子ども達にどう伝えればいいのか?というコト。
発端は「(持ってきた)カードがない!」という一言から始まり、聞けばポケモンカードの一枚がなくなってしまったのこと。

どうやら“それなり”のカードだったようで、遊ぶ人にしか“その価値”は分からず。
もしかしたら盗まれたかもしれない!とのことだったので、周りの子ども達に尋ねても知らず、分からず。いったい、どこへ行ってしまったのか?

ココ大付属学園では保護者と話し合った上で、自己責任で持ち込み可能としていて、いづれ起こるだろうと予測していたことが本当に起こった件。

そんな高価なカードの紛失が騒ぎになる一方で、価値の低いカードは落とし物としてポイッと放置されてる現状。

「ちょっと考えて!」と全員に注意。
「同じカードなのに価値が高いのは大切にされて、価値が低いのは雑に扱われる。自分で買ったカードもあれば、買ってもらったカードもあるのだから、一枚一枚を大切しなきゃダメだよ!」

持ち込み禁止と言うのは簡単だけど、子ども達が納得しなければ意味がなく、こういう注意って一回だけでは伝わらず、分からずだから、何度も何度も言わなくてはいけないねと。

現地土産。


ココ大付属学園スタッフが年末年始、10日間のエジプト旅から戻る。
お土産としていただいたのがエジプトのお菓子。
このような見た目、どこかで見たことがあるぞ!と思ったらウィーンで食べたトルコのお菓子だった!

激甘だけど、日本のお菓子にはない食感と甘さに意外と美味しい!と思えるから不思議(そりゃ、お土産として売ってるからマズイわけはない。)

そして、もう一つはパッケージで選んだ「紅茶の茶葉」。
これまた日本ではみないカラーリングで味も分からないのでカワイイだけで選ぶ。
スタッフがくれなければ一生食べることも、見ることもない「現地土産」は本当に面白い。

そう言えば昨夏はタイ土産として気分転換などに効くメンソールをいただいたけど、使い方を間違えていて爆笑をさらったっけ。「現地土産」は面白い。

香港では、ごく日常的に現地の方に愛されてるクラッカーが美味しくてお土産として買ったし(香港土産として有名なのはパイナップルケーキなど)、ヨーロッパ土産はピカソ、ダリなど芸術家ゆかりの品、本場の味など、日本では見たことがないから面白くてしょうがない。

とは言え、海外品の輸入も盛んなので韓国土産を購入しても実はカルディやドラッグストアで同じものをみることも増えてきた。

となると、やはり振り切った商品が必要で、愛媛なら「みきゃん、ダークみきゃん」を模った“みかんチョコレート”や“ペロペロキャンディ”などを開発してみたくなってしまう。
ロケ地を紹介する愛媛を模ったチョコレートとかもアリ!
面白いと思うんだけど。

2025年1月9日木曜日

名残惜しくて。


1月7日(火)18時頃。
いつもだったら、この時間帯までいる子どもは1-2人なのに、この日は9人も残っていて、時間など全く気にせず遊ぶ子ども達。ちなみに、この時間帯は「独自野球」が行われることが多い、今回も。
既に保護者も到着していて保護者もスタッフと談笑。すごくいい雰囲気だったひと時。

最終日だったからか、子どもも保護者もスタッフも名残惜しさ全開の雰囲気。
世間話から我が子の様子、ココ大付属学園付属学園のこと、春休み編のことなど、色々と話していると既に18時30分。

「さて、そろそろ帰りましょうか。」と声をかけると子ども達は「あーあ、明日からの学校、イヤだな・・・」と冗談なのか?本気なのか?判断がつかない返事をするので「楽しみなよ。来月には、(ココ大付属学園)春編の申し込みが始まるよ。」と伝えると「ホント!?」と、実際は2ヶ月以上先(春編は3月下旬からの春休み期間)の話なんだけど、ニヤッとしてくれた子ども。

そんな話の傍で。
「ねぇ、インチキ。オレ、4月は来れないんだろ?」
「そうだね。中学生になるからね。」
「でも、入学式もまだだよ。」
「だよね。その気持ち分かるけど3月31日までなのよ。」
「あーあ」と残念がる子供もいれば・・・。

「妹が4月から新一年生なんです。申し込みは兄妹一緒にできますか?」
「いいえ、新一年生は4月1日から参加可能なので、春編だけは兄妹別々にお申し込みください。」
「分かりました!」
と保護者からの質問。

名残惜しさを超える先にあるのはなんだろうと。

最後のおにぎりは。


ココ大付属学園冬休み編最後の「おにぎり百景」は「焼肉のタレ味」、それもガツンッ!と濃いめ。

城山公園へピクニックに行くので、遊べばきっと腹ペコになるはずと8合を精米。
前回の「焼肉のタレ」味の時に「もう少しガツンッ!とした味でもいいかも!」という意見があったので、炊く際に水を少なめにして、その分、焼肉のタレを入れる。
そして炊き上がってからも「追いタレ」をしたら美味しそうな色と香りが食欲を刺激した。

子ども達にも手伝ってもらい9時30分から握るも「アッツイ!」と言いながら20個完成。
でも、案の定お昼ご飯時には「インチキ!おにぎりちょうだい!」と次々と子ども達がやってきて、あっ!と言う間になくなってしまう。

この「焼肉のタレ味」のおにぎりに天かす、胡麻、生姜を入れて海苔で巻いたら、スゴいおにぎりになるな・・と妄想。

ハローズ財団に助成していただいた「おにぎり百景」事業は今冬で一区切り。
20回以上のおにぎりを握る機会実施を目標としていたけど、余裕で20回以上はしたと思う(冬だけで計6日した)。
そして、平岡米の提供なくしてこの事業は成立せず、改めて感謝。
毎回おいしく平岡米をいただきました。

子ども達に「どのおにぎりが好きだった?」と尋ねると直近で食べた「焼肉のタレ!」も挙がったものの、「鯛めしおにぎり!」を挙げた子が多く、「だよね!」となる。

そして意外だったのが「シンプルな塩おにぎり」に自分好みで「ふりかけ、“ごはんですよ”など」を追加する味が良かったとも。

すっかり「おにぎり」の魅力にハマった子ども達。
「今度はインチキに食べさせてよ。」と言うと「絶対にイヤ!自分で食べる!」とキッパリ子ども達。

2025年1月8日水曜日

申請した。

このジャンプ力はスゴい!

「冬のスポーツ」というフォトコンテストがあったら入賞かも!?と思う写真が撮れた。
子ども達は一日数回、ドッヂボールをしていて見に行ったら、スタッフの“なまじ”もプレイしていて、なまじの投げたボールを開脚しながら大ジャンプした子どもの瞬間を捉えた!

運動神経、反射神経の良い子だけど、ここまで絵になるポーズは素晴らしく拍手を送る。
子ども達って、どうしてあんなにドッジボールが好きなんだろう?

1回あたりのプレイ時間が20分と決まっているからか?全力で投げる、取る、避ける、走るから終わったら全身から湯気が出てる子もいるのだからスゴい。

引き続きドッヂボールもいいけど、他にも面白い&楽しいスポーツはあるよ!と言う意味も含めて某助成金に申請した。

申請した助成金の特徴は「スポーツ体験」で、申請した背景の一つにドッヂボールに興味はなくても違うスポーツに興味ある子もいるから。

ボッチャ、スポーツダーツ、ストラックアウト、ドッヂビー、長縄など色々なスポーツを体験してきたけど「ニュースポーツ」という分野があるようで、スラックライン、モルックなどが有名とのこと。

世界各地で盛んなスポーツをココ大付属学園でも体験できたら面白い!と思い申請書を提出。
審査結果はまだ先だけど、採択されたら体育館でなくとも狭い場所でもできそう!

冬は寒くて外に出にくいけど、夏は夏で暑すぎて外出を控えて・・・なんて言われる昨今。
室内スポーツで体を動かして楽しみを増やそうという狙い。
採択されますように!

パンパンに。

パンパンに炊き上がった「鯛めしご飯」

ココ大付属学園冬編のクライマックス/その一は、平岡米(平岡夫妻から寄付された新米)+愛媛の鯛による「鯛めしおにぎり」。

パパイズム鈴木さんをお招きし、精米した平岡米10合に調味料と具材(昆布、焼き目をつけた鯛、生姜など)を入れてスイッチオン!

炊き上がる過程であがる香りに「何この匂い〜」とか「えっ〜魚?」など、反応がイマイチ薄い子ども達。
しかし、炊き上がり、おにぎりの準備を始めると、ヒトの本能なのか?美味しい香りに引き寄せられる子ども達。

それもそのはず。フタを開けるとパンパンに膨れ上がった鯛めしのビジュアルがハンパなかった!
取り出した頭、昆布だけで十分にツマミになるビジュアル、ほぐれた身、ひっくり返すと“お焦げ”のような濃い香り。

お昼時間に合わせて炊いたものの、子ども達の腹ペコ具合はMAXで予定よりも30分も早くスタートした「おにぎり百景」。

余談だけど、今回も(夏も)大活躍したのは「おにぎりポッケ(岩谷マテリアル)」で、子ども達でも上手におにぎりを握れ、使っていなかったらラップで握るって大変だったな・・・と。
商品に派手さは無かったけど地味に良かった。

1合から4個のおにぎりと考えていたので計40個の計算は当っていたものの、「おいしいー!何個食べていいの?」で一人2個までとなり、アッサリ終了。

で、この後、正規のお昼ご飯があったけど、何事もなかったようにペロリだった子ども達。
「インチキ!次は(鯛めしおにぎりは)いつさ?」と、子ども達。

2025年1月7日火曜日

新春ミステリー。


ココ大付属学園では季節ごとに“必ず”ミステリーが起こり今回も。
ちなみに、これまでのミステリーで傑作だったのは「見つからないオトモダチ」。

出席を全員取ったにもかかわらず、全員いることを信じず、「誰だか分からない(名前も知らない)オトモダチ」を探した子ども達。
“イマジナリーフレンド”だったのか?子ども達には見えた不思議なお友達の話。

今回は・・・。
「インチキーーー!靴がない!」
「えっー!どういうこと?」
ココ大付属学園ではなぜか?靴を脱いで遊ぶ子どもが多く、“置き去り靴”が多いのは日常だけど、今回は辺りに誰もいないのに靴だけが3足置いてあるものの「靴がない!」と一人の子ども。

話を整理すると、靴を脱いで遊んでいる最中にドッヂボールへ行こうと誘われ、全員がサッーーー!と去った後、その子の靴が“さっきまであった”のに忽然と消えてしまったとのこと。

残されている3足は自分の靴ではないと主張する子ども。
「もしかして、誰かが履き間違えて体育館に行ったのかも!?」と、別の子どもは名探偵気取り。

「そうかもしれない!」と、その場にいた子ども達も巻き込んでのミステリー捜査。
「体育館へ行こう!」と袖を引っ張る当事者の子どもは靴下姿、取り巻く子ども達。
「でもさ、体育館で靴が見つかったとしても、“誰か”の靴がまた足りなくなるんじゃない?」
と伝えても先ずは事件の解決を急ぐ子ども達。

「おぉ〜!あった!靴〜!」と指さしで喜ぶも、そして次は誰が靴を取り違えたか?の犯人捜査。

結局、体育館から靴下姿で帰ってきた子どもが自動的に犯人と分かり、新春ミステリーは捜査終了。