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2023年3月15日水曜日

香港あれこれ。


何度みてもビックリするのが「高層ビル」の多さ。湾沿いや街中にニョキニョキ生えているように建っていて一棟が細い!日本の高層マンションよりも高いんじゃないかな?
一体、一棟にどれだけの世帯が入っているのか分からないけど、地震国“日本”から見ると驚くほど高く細い。そして高層じゃなくても普通のマンション?アパート?でも互いの壁を共有して建っていて、ベランダがないのに洗濯物やクーラーの室外機が“吊るして”ある、怖い!

前回に訪れた時も街のあちこちで工事中だったけど、今回もあちこち工事中。
100年以上も建設が続き「永遠に終わらない」と言われたサグラダ・ファミリアでさえ2026年頃に完成と言われているのに、プラスチックの仮設誘導壁、表記などがフツーになってる感じ。人間って順応してしまうのね。
ちなみに日本の工事現場では鉄パイプで足場などを組むのがフツーだけど、「竹製の足場」を見て(おぉ香港!)と心で叫んだり。

メニューを見て「美味しそうだけど高いなぁ(約一万円)」と頼まなかった品(その店の名物)を後ろの席も横の席もあっちの席でも各席で注文してる!それも二人で!美味しそう!
「価値観が違うのか?それとも日本人の貨幣意識が低すぎるのか?」と話題になり、デフレ日本(≒安くて当然など)に慣れてしまった意識を猛省。
きっと美味しいと価格は適正で適切に消費することで経済は円滑に循環するよね・・・と。

2023年3月14日火曜日

香港事情。


「私、海外出張では水に気をつけてます。」「例えば?」「水道水で“うがい”しません。」「そうなの!?じゃあ何でするの?」「(市販の)ミネラルウォーターです。」「そうなんだ・・・気にしてなかった」と私。すると他のメンバーも「私もそうですよ」と、歯磨きなどはミネラルウォーターを使用するとのこと。
すると「シャワーの時もゴーグルしますもの・・・」という衝撃発言に周りがアングリと驚き「ブログで紹介させてね!」と掲載(笑)

「香港人は生野菜を食べるの?」「うーん、食べる人もいますが香港で採れる生野菜は少ないからレタス、キュウリ、トマトぐらいですよ」「そうなんだ!じゃあ、やはり温野菜?」「はい、そうです。香港の野菜の多くは硬いので湯がきますね」「確かに!食べたチンゲンサイは茹でてあって太くて歯応えがあったよ」「ホテルのサラダは欧米人向けですよね、きっと」と、たわいもない香港食事情。

「点心と飲茶ってどう違うの?」「ほとんど一緒ですよ、点心は一品ずつ料理が出てくる料理のことで、飲茶は、その点心をお茶など飲みながら食事することです」「そうなんだ!」と、言う事で昼食は点心を食べにいく。
ただ注文形式で全く中身が分からず通訳の方にお任せ。すると、最初にコレがでてきて「あぁ、これ食べたかった味!」と声に出してしまう。郷に入れば郷に従え。

この道を信じてきて良かった。


2023年3月13日は思い出深い一日になる。エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスは好きor嫌い、理解or理解不能がハッキリと分かれる作品なのに、7部門でアカデミー賞受賞。それを香港で喜んだなんて!
久しぶりにワクワクしたアカデミー賞が終わると、大江健三郎氏の訃報を知る。
また一つ、何かの区切りなのかな・・・と思いつつ、トークセッションへ行くと映画の可能性について熱心に議論してた。

映画なんて単なる娯楽だし、無くても生きていけると言う人もいるのに、なんで、こうも熱くて恥ずかしい程に議論するんだろう?と人の話を聞いて思ったり。
そしてジャパンFCブースに戻れば撮影相談に対応しているFCを見て(日本での撮影ニーズは予想以上にある!)と、ちょっと俯瞰したり・・・。
私を含めて(映画に何を期待してるんだろう?)と自問してしまったり。

キーホイクァンの受賞スピーチミシェル・ヨーの受賞スピーチを見て涙腺緩む。感動と言うか、映画には無限の可能性があり(あぁ、何だかよく分からないけど、この道を信じてきて良かった)という感じ。
そして、皆んなと映画やFCの可能性について話すのも楽しく(仲間っていいな)と51歳にしてシンミリ。
色々と感情が揺さぶられた日。写真は「ココ大付属学園」にもエブリンがいた!それともジョイか?

瀬戸内カラマリをまた言う。


「ありますよ!フライドカラマリ!」とメニューを見ながら親切なスタッフが指をさしてくれる(笑)。「ホント?じゃあ、カラマリを一つ」と私。
ヨーロッパでの「フライドカラマリ紀行」がウケてネタにしてくれるスタッフに感謝(笑)。「泉谷さん、イカ好きなんですか?」と真顔の他FC。「まっ、そうかな・・・」と合わせる。
通称「うちいり=クランクイン前のスタッフ総出による決起会」を真似て乾杯!

ドンッ!とテーブルに写真のフライドカラマリが登場。言い出しっぺなので最初の一口をいただくと、やっぱり美味しい!「いかの天ぷら」とは同じイカなのに全然違う!次々と皆んなの口に入っていくフライドカラマリ。そして口々に「おいしー!」となり、あっという間になくなってしまった・・・。ちなみに上にチョップされているのはニンニク。日本では味わえない旨さに「もう一回、フライドカラマリを頼もうか?」となる。

食通いわく「衣の違いですよ」とのことなら、このアツアツのカリカリな味付き衣にイカの食感は日本でもできて当然!今回のイカは輪切りではなく短冊形だったけど、これもアリ。
香港は魚介類が美味しいからアサリやエビなども食べて美味しかったけど、ネタとしてはフライドカラマリ(笑)。そして瀬戸内だったら雑魚と呼ばれる小魚と一緒に揚げて、ミックスフライでしょ!と何度もでも言いたい。

2023年3月13日月曜日

記憶は何で蘇るか?


前回から10年以上経っているので覚えていたり忘れていたりと記憶が曖昧。
記憶のメカニズムは知らないけど「視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚」で刻まれたり、呼び起こされたりすると想像。

看板などの視覚は色々と変わるから“それなり”だけど、私は特に「嗅覚」で記憶が呼び起こされることが多くて、異国の地の香りを感じるとテンションがあがる(笑)。それも以前に訪れたことがある地だと、それをトリガーに過去の記憶を色々と思い出す。

なんとも表現しにくい「モワッ」という湿気のある香りで、意図的に醸し出せない生活、商業、文化、歴史などが混ざったアジア圏特有の香りで、スペイン、イタリア、オーストリアで感じた香りと全然違う。

ホテルに到着するとフロントは大混雑!チェックインをするのに約1時間待つ。「きっと、これが世界標準で日本の“きめ細やかすぎる”サービスは特異だから外国人に感激されるんだろうね」と、あーだこーだで時間を潰す。

会場へ準備に行くと、これまた会場独特の香りに10年以上ぶりなのに当時の記憶が蘇る(前回はオープニングレセプションにジャッキー・チェンが登場して歓喜したのを思い出す)。
打ち合わせなどの準備を済ませて食事(味覚で香港!)をして、
「愛媛ってどんな香りだろうね?」など帰り道に話しながらホテルに到着。
そして窓からの眺めがTHE 香港(これは視覚)。

お久しぶり香港!


5時過ぎ起床、いつも通りのルーチン作業をして7時にホテルを出発。7:30頃に羽田空港第三ターミナルへ到着。
2月のヨーロッパの時は感じなかったけど、搭乗手続き待ちの人に多さに驚く。搭乗手続きからラウンジに入るまで45分ほどかかる。ラウンジではコーヒーと名物カレー&サラダをいただき、メール返信など作業の続き。香港行きの飛行機へはバス移動なので「お早めに」と声をかけられる。

ここまで順調。「抗体検査もお願いします!」と言われていたので、やってみたら陰性!香港ドルへの両替は「200香港ドルを!」と言ったら約5000円(香港ドルと米国ドルは大体同じと勘違いしてた。正解は1香港ドル=18円)だった。
搭乗した飛行機も満員、香港までは約4時間のフライト。前回の搭乗で「機内食は選択可能」と知り、朝食も済ませていたので「フルーツ」を選択したら、写真のような8種類のフルーツで(今後はこれでいい!)と思ったり。ちなみに選択は事前選択制。

月日が経つのは早く、聞けば前回訪れたのは10年以上前(2009年頃)と分かりビックリな3回目の香港。目的は「香港FILMART(香港國際影視展)」と言うアジアでも大きな映画映像マーケット。「海外作品の日本への撮影誘致&愛媛のPR」に来ました。

今回はワーケーションではなく100%仕事。4時間のフライト中は映画を観たらもう着陸のアナウンス。お久しぶり香港!

2023年3月12日日曜日

今週の学び(2)


どんなに優れたビジネスアイデアでもビジネスモデルでも「誰が実務するのか?」で、サイコーにもサイテーにもなるという話。
例えば、最高の調査結果や分析で資金調達もマネタイズも完璧で、描いた運営体制も完璧だけど「実務者不在」だと「絵に描いた餅」「考えるのは私、実行するのは私以外(誰か)」では周りも共感はするものの、協力を言い出しにくい。

「なんで、アンタがそんな事を言えるのさ!」と指摘されそうだけど「経験済み」だから。その時は実務者がいないからとお願いされて「説得から納得」して務めたけど言えないほどヒドかった。もう二度としない(笑)

話を戻す。じゃあ、どうしたらいいの?だけど「面白い!」と、前のめりになれるかどうかだけど、冷静になると「お金が先か面白さが先か?」となる。
お金が先なら皮算用を始めるし、面白さが先なら時間を創ろうとする。これも経験済み。

結局、ココでも「その事業の目的はなに?」となり、稼ぐコトでもビジョンの実現でもいいけど、やっぱり最後は人材(実務者は誰か)。
適任者の理想は、そのアイデアやモデルを考えた人だけど、大抵そういう人は既に他のアイデアやモデルに携わっている人が多く(≒関われる範囲に限りがある)、解決策は人材を見つけるか、育てる必要がある。
いつ見つかるか分からない人材よりも、時間を要しても人材を育てた方がよいと思う一人。

今週の学び(1)


違う時に、違う場所で、違う人と、違う話題で話したのに同じ結論になったのは「どの視点(ターゲット)」で考えるかで話は全く変わってしまうこと。
例えば「子供の習い事を充実させよう!」という話題の時、直接的な関係者は「習い事の当事者は子供」「習い事を指導するのは先生」「習い事をサポートするのは親」の3者。

習い事を充実することで、これまで出れなかった大会に出られる可能性があることを喜ぶ子供もいれば、実は学校生活の良き思い出として勝敗に関係なく楽しんでいる子もいる。
習い事を充実させることで、先生の負担はこれまでより多岐にわたるかもしれないし、保護者のサポートも増えてしまうかもしれない。それぞれの立場があるのに、それを一括りにして検討しても良い議論にならないのは当たり前。

三者三様の意見がある中で、そもそも「この議論はなぜ起きたのか?」などの背景を整理する必要もあり、「誰のための議論なのか?」を明確にする必要がある。
危険なのは「当事者不在」で「きっと、そう思ってるのだろう。思っているはず。」という詮索や想像で議論を始めてしまうこと。
個人的には、説得による中途半端な落とし所を探すのではなく、納得による自発的な提案がよろしいかと。

2023年3月11日土曜日

お土産について考察。


これまで「ミモザ」という花を意識したコトはなかったし、この時期だと「菜の花」の方が印象的だったのは確か。
でも友人がミモザで地域を盛り上げたいと奮闘している姿にミモザの存在を知ると「ヨーロッパのミモザってどれほどの値段ですか?」と質問されてウィーンの街角の花屋さんでひと束の値段を見たら14€(1€≒140円計算で約2000円!)と、意外と高く友人も「お高い!」と驚いてた。日本の方が安いみたい。

お土産を渡したら、花を生けてくれた写真が届く。例のアートなフラワーベースで、これはバルセロナのピカソ美術館で見つけたTHE PICASSOな白地に青のボーダーに赤いステッチが素敵なデザイン。
そこにミモザを添えてくれたり、一輪挿しを差してくれたり。なんと言うか、こういう「ゆとり感」が沁みるのは歳のせいだろうか?私の部屋にはまだフラワーベース本体しかないから桜の枝でも落ちてないかな?

お土産は、考えれば考えるほど面白いと同時に難しいとも思ったり。消え物(食べ物や飲み物など)だったらまだしも、残るモノって、その人の趣味や好みもあるから“押し付け”にならないモノは何か?と考えるし、“自身では購入しないモノ”の方が喜ばれると思うから、難しいけど詮索が楽しい。今回はフィットして良かった!と。

スイッチOFF・スイッチON


また一つ、今年度事業が終わる。各事業でお世話になった方とはオンラインでの締めも多く、時代は進んでいると実感。またどこかでお会いできるでしょう。

自分の根底にはニヒリズム(虚無主義)のペシミスト(悲観論者)が流れ、社会は暗中模索で五里霧中、不明瞭で不確かだけど、ひとまず“目の前”だけは実感。
あれ?だから「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」に共感を覚えたのかも?味わい深い作品だった。

と、感慨にふけてスイッチOFFにした事業の傍らで「年度末
」だからスイッチONの事業もあって、春休みから始まる「ココ大付属学園【春】」はスイッチON!そして今年度は「インビジル」の撮影支援もスイッチON!

両方が同時に動くからカオスになるけど、そんな時こそ「生きてる!」という手応えを得られるからいい(どんだけ映画に影響を受けているのか・・・)。
そして、年度末を飛び越えて来年度事業の相談が入り始める。
お声がかけいただけるのは嬉しいこと。期待に応えられるよう楽しむしかない。相談や依頼がある度に「自分は何のプロか?」が問われる。

依頼主は何かの目的に私を指名してきたわけで、そこがズレると「手段の目的化」など表層的な目的になってしまうから気をつけようと自戒。写真は週刊ココ大ラジオのスタジオから朝陽が見えたのでパチリ。

2023年3月10日金曜日

エヴエヴ鑑賞後。


20:40頃、エヴエヴ鑑賞後、(ミシェル・ヨーはアカデミー賞を受賞するな!)など振り返りつつ良い気分で歩いてた帰り道。
ポケットからスマホを取り出して時計を見た時に違和感・・・。(あれ、家の鍵がない?)パーカー、スウェットのポケット全てを確認してもない!(まさか、これはマルチバースか!?異次元の誰かが鍵を盗ったとか!?)と、しばし現実を受け入れられず、でも、このまま家に帰っても部屋には入れないので、渋々と映画館へ電話。

「さきほど映画を見た者ですが、2番シアターの●●に座っていました。鍵が落ちてませんでしたか?」「見てきますね!」とスタッフの方、そして「ありました!」との連絡に安堵。
実は映画館まで徒歩で既に半分の道のりまで帰っていたけど、徒歩で映画館へUターン。おかげで往復90分の運動(15000歩)になり、昼間に食べた濃いラーメンも少しは消化できたでしょうという感じ。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」のエンドロールを見ると「カリフォルニア・フィルムコミッション」のクレジットがデカデカと出てくる。
もう一つ確認したかったのが「ショーランナー」という最近増えてきた肩書きの表記。エヴエヴでは確認できなかったけどいたのかな?日本には(たぶん、まだ)なく
「ラインプロデューサー」なのかな?
写真は滋賀など周辺のFCが撮影支援した「湯道」のコラボポスター!いいね!

ダイダイ・モリモリ・エヴエブ。


知事表敬の前に西山監督と県民プラザ(愛媛県庁本館2階)で打合せをしてると「収穫カゴ」が置いてあり、見ると「愛媛県庁本館前で実ったダイダイ=夏みかん」だった。
県庁前を通る時に(これって食べられるのかな?)と、多くの人が思いながら見ていたアレ!とても酸っぱいとのことだけどネタとしていただく。まだ食べてはいない。大きくて重い!

表敬訪問が終わり、その他用務を済ませたら15時過ぎ、腹が減り花園町近くだったので何か食べて帰ろう!思ったものの、JAの食堂は営業時間終了、つけ麺屋は人員不足で終了店、ラルキーも準備中、定食屋も終了と立て続けにNG。「プチ昼食難民」になる。(高島屋に行けば何かあるだろう・・・)と歩いたら、やたらと花束が多い店が目の前に。オープンしたばかかりとラーメン屋で、新規開拓!と思い入るも、店は少し奥の階段を数段上がった所だった。

太麺に野菜モリモリ、ニンニクを入れて二郎系に近い感じ。美味しかったけど(周辺にもラーメン屋はあるから激戦地区になるのか?)と、余計なことを考えて精算。ごちそうさま。
帰り道に残作業を考えながら歩くと色々と終わりかけとわかる。
(そう言えば、エヴエヴ(エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスを観たいと思ってたんだ!水曜日だから安く観れる!)で18時からのエヴエヴを鑑賞(この話題は明日)

2023年3月9日木曜日

インビジブル応援団長。


高校生の時に出会った西山将貴監督。この時は昨日をイメージできなかったし、淡路島のフィルム・コミッションが撮影協力(「インバージョン」)したことも想像できなかったし、愛媛での撮影、それも長編デビュー作品にFCとして携われるなんて夢見心地。
渡英中も作品づくり、帰国後もコツコツと作品づくりに向き合い、これまでに苦楽があったと思うのは、我が子世代だからか親心半分で接してしまうからかも。

自分の作品をよく理解(≒言語化)されていて頼もしい限り。関係課の局長や課長らにも、自分の持ち味や作品の魅力を臆することなく説明する姿に、勝手に未来を期待したくなるのは当然。
で、私はと言うとプロデューサーの代わりで(なんで君が座んの?)的な圧を感じながら監督の隣に。当然、私は喋らないからインビジブル応援団長として、皆さんとの繋ぎ役。

知事登場。「第一回愛媛国際映画祭 笑顔感動ものがたり」で受賞、「愛顔のえひめ文化・スポーツ賞」で受賞していたから記憶にあったと思われ、成長の階段を着々と登っている姿に「頑張ってくれているのは嬉しいよ!」との激励。
今回も多くの方々に協力をいただきながら撮影準備は進んでいて、「期待に応えられるよう頑張ります!」と知事へ伝えたのは手応えがあるからと旗を大振り!

人生の先輩方とも。


3/27からの「ココ大付属学園【春休み】」の準備を始めなきゃ!と、ハーモニープラザへご挨拶。3年目のお付き合い、ほんと、ハーモニープラザさんの協力なくしてココ大付属学園はありえない!
そして、松山市シルバー人材センターさんにもご挨拶。松山市シルバー人材センターさんの協力なくしてココ大付属学園はありえない!いや、この両者の存在が我々にどれだけの安心感を与えているか(涙)

施設やサービスではハーモニープラザさん、見守りなどの実務面ではシルバーさん。
特にシルバーさんは子供たちと直接触れ合っていただくので大変(子ども達は全く忖度ナシの怪獣だから)と思いきや「(シルバーさん)喜んでますよ!」と、毎回調整してくれる担当者さん。
そう言えば、夏はスイカを提供してくださり「スイカ割」の体験もさせてくれたり、警察ごっこの犯人役でもニコニコと手錠をかけられた姿を思い出す。

帰り際にシルバーさん用の求職情報を見ると、色々な職種で求人があるものの(希望する職種かどうかは別の話なんだろうな・・・)とも思ったり。人によって働く意義や目的は異なる話。
張り出されていたのは一部と推察すると、シルバー人材の活躍の場が多いのは素晴らしいけど、それが人手不足の結果だと悩ましくて、いつまで働くのか・・とか色々と考えたり。

2023年3月8日水曜日

次々となくなる。


プリンターで印刷中に「カミガナクナリマシタ」の表示でA4用紙を補充したら、「インクカートリッジクロコウカン」と次のメッセージ。これを機に笑ってしまうほど、色々なモノが区切れを迎える。
まずは「ノリ」。郵送に封をしようとしたら、愛用のノリがなくなっていてテープで代用する。次に「ハサミ」。(あれ!ハサミなかったっけ?)と探すもなく、(あぁ、ココ大付属学園に持って行ってしまった・・・)と思い出し、キッチンハサミで代用。

次は「製本シール」。一年に1回しか登場しないから忘れがちなアイテム、買いに行かないと。その前に「ホチキスの芯」が製本途中で切れてしまう・・・これは予備があった。
そして「切手」。84円切手が最後の一枚になり、63円切手も残り少なく、この機会に補充しておこう・・・と思ったら収入印紙もなかったことに気づく。今後に買っておこう。
「ココ大の名刺」も全てなくなった(JFCを代用しててゴメンなさい)。

他にも「抗体検査キット」「歯磨き粉」「CD-R」もなくて購入。モノで溢れているのに肝心なモノがない。クリアフォルダー、クリップなんて余ってる。
ないモノが連鎖のように次々と発覚。だからどうした?という話だけど、偶然なのか?必然なのか?不思議に思いつつ、春を見つけながら買いに行く。

お土産は。


ヨーロッパから戻り2週間。各地で購入したお土産はそれぞれの所へ旅立った。
そして残ったのは自分用。プラド美術館、サグラダファミリア、ピカソ美術館で買ったのはダイバースーツのような素材のフラワーベース。ペタンと平たいけど中にペットボトルを入れたら立体的になる優れもの、お土産に最適!と思い購入。プラド美術館の品を残す。殺風景な空間に映える、レゴの花でもいけようかな。

プラド美術館で買ったのは「我が子を食らうサトゥルヌス(ゴヤ作)」「ラス・メニーナス(ベラスケス作)」の絵葉書、ウフィッツィ美術館で買ったのは「メデューサ(カラヴァッジョ作)」のキーホルダー、レゴのタグはバルセロナで購入。

緑の絵はがき、マッチ箱はウィーンの「ツム・ヴァイセン・ラオホファングケーラー(白い煙突掃除人)」のレストランでいただいたもの。ラッキーアイテムとして大切にしよう!

こう見ると自分のお土産は5000円程度と分かる。お土産が一つ一つ離れていくと、余韻が消えるというか日常が戻る感じ。
お土産関係も業務範囲だから「どうして、その品を買ったのか?」は考えるポイントでニーズとウォンツが成立したからだけど、こうして自分を被験者にして考えると提案にもリアリティさが反映できるからいいし、思い出のアイテムとして嬉しいし!

2023年3月7日火曜日

愛媛は温泉県だから!


「カワポという名前まで考えたので使ってください!」「カワポ?」「オロポってありますよね?」「オロポ?」「オロナミンCとポカリスエットを混ぜた飲み物です。サウナの時に人気なんですよ」「知らなかった・・・」「そこで!オロナミンCを河内晩柑100%果汁に置き換えたのがカワポです。」「面白い!」「発汗して水分補給がしたい!という時にカワポ(河内晩柑100%ジュース+ポカリ)はいいと思うんです。」「面白い!」

Z世代の社会人が河内晩柑の需要拡大アイデアを考えた数は200以上!その中には「閃いた!」とか「これはいい!」など検討した当人がターゲットだけど、考えたアイデアに自画自賛の方もいて熱烈PR。「カワポが受け例られる背景や根拠はなに?」「愛媛県は“温泉県”じゃないですか!それに愛媛の柑橘の多くは“甘い”から水分補給に求める味ではないけど、河内晩柑はスッキリサッパリだから合いますよ!」とのこと。

そもそも、河内晩柑の活用法には「割材とてしも広めよう」があったから、既存のジュースなどと混ぜるのもアリ。ちなみに野菜ジュースに河内晩柑果汁を混ぜて飲んだ時は美味しかった。
200人以上のZ世代社会人が考えたから、私が思いもつかないアイデアや指摘もあり、つい一つ一つ読んでいたら半日が過ぎてしまった件。「こういう機会がもっと欲しいです」に(そうだよね・・・)と思ったり。

助成金(補助金)の話。


「えっー!その助成金の申請締切は先月末だったよ!」と事実を伝えるとガックリの相談者。「あと数日後には締切か・・・間に合うかな?」と合致する助成金(補助金)情報を見つけるも、数日(事実上2-3日)しかなく悩む相談者。
「そんな助成金(補助金)情報はどこで入手してるんですか?」と言われると、日本財団カンパンが有名だけど、身近で言えば松山市のNPOサポートセンターでも紹介してる。

伝えれば「そりゃ、そーだ!」と納得だけど、そもそも助成金(補助金)は縁遠いモノ、NPO法人だけが申請できるなどの“思い込み”があるから意識が向かない=気がつかない=申請という気持ちに結びつかない。
「昔は一発必中のハンターでね・・・」はネタ。「提案内容が採択されて実際にお金を預かることができるのはオマケです。」と伝えているけど、助成金(補助金)の本質は「思考の整理」と思う。

頭の中でモヤモヤとめぐらせても解決しない。考えを整理するためにも助成金(補助金)を活用して項目ごとに書くことで求められているコトが整理されて形になる。
形になったら申請すればいいわけで、伝われば採択、伝わらなければ不採択。不採択は一時的に残念だけど(ブラッシュアップが必要な内容なんだ)と振り返り、改訂して、別に募集している助成金(補助金)に応募すればいい。それだけ!

2023年3月6日月曜日

本番に強い。


「私には無理だな、言葉が出てこない・・・」「???」「いや、理事長の話し方ですよ。完全にみんなを向かせてますもんね。大学の授業みたい(笑)」と事務局長。
ジャパン・フィルムコミッションとして(JFC)岡山県へ赴き、トークイベントの前座として登場、岡山県民へフィルムコミッションを紹介。
各地のFCは地元との接点が多いけど、JFCは“日本全体”という立ち位置なので個別地域との接点は少なく県民/市民へ語る機会も少ない。

だから掴みとなる導入部分も、いつも(関係者)とは異なる工夫が必要で、年間興行収入ベスト10を引用してFC支援作品を紹介したり、数字や数値、画像や図解をふんだんに使う。
地域に撮影への理解や興味関心を持っていただかないと撮影はできない!
だから、制作側は「地域で撮影ができて当然!」とは思わないで欲しい。「地域の理解と協力、FCなどの支援が噛み合ってこそ、撮影はできる」と説明しながら痛感。

実は打合せナシで会場入りしてしまったから、周りをヤキモキさせたかもしれないけど、本番に強いと思ってるので「大丈夫!任せて!」で済ます。
手応えは雰囲気でわかるもので、メモを取る、強い相槌、スクリーンの凝視などを確認して持ち時間ピッタリに終了。「スゴい、完璧ですね。」とつぶやいた岡山県のFC担当へバトンタッチ。こう見えても、やる時はやるんです!

Teach for learning.


2日間、計9時間の講座が終了。予め少人数開催とうたっていた特徴を発揮できて良かったと自己評価。それも初参加の方が複数いて意見などが新鮮だったこと!
2日間の終了時に振り返ったけど、それぞれが「大いに学べました。」的な内容を述べてくれたけど、やはり最も学んだのは私であって、「この生態系(≒コトを起こしたい人々のニーズを叶えるウォンツで繋がるネットワーク)」を活性できたらと思う。

そして、この生態系は時代の価値観や世代ごとにあり、それぞれの生態系は“ゆるやかな括り”はあるものの、一部は他の生態系と重なって・繋がっていて、私はその様々な異なる生態系を行き来している感じ。
今回の講座でキーワードとなったのは「言語化」と「ターゲット」について。「早速、メールの書き方を自分本位から相手本位に変えたら30分も時間を要してしまった・・・」など、踏み出そうとすると一時的(短期的)に非効率になったり面倒だったりするけど、長期的にみればきっと得する。

「やってる」のに効果や成果が伴わないのは「カラ回り」してるからはターゲットについて。
分かっているのに、そのターゲットを「適切に求められるレベル(ステージ)」へ誘う適切な手段を講じてないから。
Teach for learning=学ぶために教える。「一緒に悩みましょう」と、2日間、意見を交わしたのは、実践から得られるコトは多いと知ってるから。