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2023年3月12日日曜日

今週の学び(1)


違う時に、違う場所で、違う人と、違う話題で話したのに同じ結論になったのは「どの視点(ターゲット)」で考えるかで話は全く変わってしまうこと。
例えば「子供の習い事を充実させよう!」という話題の時、直接的な関係者は「習い事の当事者は子供」「習い事を指導するのは先生」「習い事をサポートするのは親」の3者。

習い事を充実することで、これまで出れなかった大会に出られる可能性があることを喜ぶ子供もいれば、実は学校生活の良き思い出として勝敗に関係なく楽しんでいる子もいる。
習い事を充実させることで、先生の負担はこれまでより多岐にわたるかもしれないし、保護者のサポートも増えてしまうかもしれない。それぞれの立場があるのに、それを一括りにして検討しても良い議論にならないのは当たり前。

三者三様の意見がある中で、そもそも「この議論はなぜ起きたのか?」などの背景を整理する必要もあり、「誰のための議論なのか?」を明確にする必要がある。
危険なのは「当事者不在」で「きっと、そう思ってるのだろう。思っているはず。」という詮索や想像で議論を始めてしまうこと。
個人的には、説得による中途半端な落とし所を探すのではなく、納得による自発的な提案がよろしいかと。

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