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2022年10月23日日曜日

キックオフは多くの方に刺さり終了。


渋谷QWSにて。参加者へ「キックオフイベントに申し込まれた理由を教えていただけますか?→私はCGなどを学び卒業しましたが、本格的な映像作品をしたことがなかったので、この機会に経験値を積みたくてきました(20代社会人)。私は映像制作をする機会があり、自分で脚本を書いたり演出したりして完成しましたが、納得いかない部分もあって、現場で学べると思ったからです(10代学生)」

「映画制作の知識はないですが、関われますか?→できます。」「どんな関わりがありそうですか?→例えばロケハン時の情報提供、ドライバー、制作補助、エキストラなどです。提案も可能です」「記録に興味があります。スマホ撮影でもいいですか?→大丈夫です。スマホで映画撮りましたから」「これから産休に入りますが、こども連れでもできるでしょうか?→何かできると思います。」

「どうして“透明人間(見えない恐怖)”というモチーフですか?作品の背景は何ですか?→私の実体験が多分に入っています。偏見や差別、誤認識などの社会問題も解釈できる作品です。」「作品は、完成後どこを目指しますか?→世界です。」
渋谷QWS、オンラインで50名超が参加した西山将貴監督の長編デビュー作品のキックオフイベントが終了!多くの方に刺さり意見交換がじっくりできた件。終了後、坂本P、西山Dとの振り返りに奮発して2600円の“ひれかつミックス”定食を頼んでしまった!

安上がりな私。


満席だった松山空港から羽田空港への飛行機。銀座を歩くと、週末の歩行者天国ということで大賑わい!それも中国語、韓国語、フランス語、スペイン語、英語と外国人も多く、コロナ前に一気に戻ったの?と思うほどのにぎわい。そして2021年12月に過去最高の売り上げを記録したGINZAシックスの地下二階へ。

ココにも外国人が大勢いて色々買っていた。そして、目に入ったスーツケース。(あぁ、韓国へ行く予定だったからスーツケースを見たかったんだ)と思い出し、リモワ、サムソナイト、トゥミが同じ通りなのでリモワから入る。

「リモワは今、多くの商品が品切れです。」と15万円、25万円するアルミ製スーツケースが売切れなんて!「旅行需要が回復してまして」と聞いていたら、外国人家族がやってきてスペイン語でなにやら話し、その場でリペアしてもらい後にする。「リモワは2022年7月以降生涯保証になりました」と殺し文句!

サムソナイトに入る。特殊素材の超軽量スーツケースがあり「他のメーカーでは作れない技術があります。」ヨーロッパ仕上げで耐久性があるとのこと。そして「サムソナイトは10年保証です。」とのこと。お値段は10万円、15万円帯。

最後はトゥミ。バリスティックナイロンでウリは「壊れません。」「トゥミのスーツケースは5年保証です。」とのこと。お値段は15万円、20万円帯。
あぁ、スーツケースを見て楽しんだだけで海外旅行に行った気分なんて安上がりな私。

2022年10月22日土曜日

あってよかった100%果汁。


ポイントが失効します。の連絡に(もったいない!)と物色するも欲しいものは特別になく、体を労って「野菜ジュース」にする。それも甘味のない低カロリーで1本で一日分の栄養分が摂れる!とのことで満足の0円購入になる。
すっかり注文していたことも忘れたある日に「ピンポーン!」となり、出ると「重いっすよ!」と配達の方。???となるも開けて(あー!野菜ジュース)と思い出す。これで健康生活の仲間入り!

と、早速飲んでみると【とてもとてもマズく!野菜じゃなくてトマトジュースじゃないか!】と世の中で唯一苦手なトマトの色と香りなドロドロジュースだった件。健康に良いかもしれないけど手が出ない・・・。しばらく放置するも47本あるし、どうしようかと困ってたら「100%ジュースで割って飲んだら良い」と教えてもらう。「それなら100%の河内晩柑、100%のシークァーサー、100%の柚子がある」となり、河内晩柑で割って飲んでみる。

ドロドロさが解消され、香りも中和されて、これならイケる!手元の100果汁は全て酸っぱい系だったのがよかったみたい、炭酸で割ったのはダメだった。やっと解決策を見出したものの46本分もない事実。
トマト料理で食べられるのはミートスパゲティとかロールキャベツが浸った薄めのトマトスープとかトマトケチャップ。市販のミートスパに混ぜて使おうか・・・と←今ここ。

HPゼロ。


苦手な庶務はスタッフに一任でしたが、私もしなければならず早速パニクる。全く分からない、教えてもらっても覚えてない、拒絶してきたアレルギー業務だから常識と言われても何が常識なのかさえ分からない。だから市役所で全てが済むと思ったら「税務署へ」「法務局へ」と優しいアドバイスさえ、呪文やGTH(Go To Hell)に聞こえる。でも、行かないといけない・・・。

市役所、税務署、法務局のトライアングルゾーンを言われるがままに移動し、「窓口申請だと手数料が高いのでPC操作を教えますね」と助言されて突然パソコン操作の生徒になる。
でも手数料も数十円高いだけで、PC操作に悪戦苦闘(いや、ほんと嫌々してるからPCもスネる)するなら窓口申請したいくらい。そもそも言葉を知らない、専門用語が何を意味しているのか分からないから思考が停止する。

RPGのように、てがかりを見つけては一歩進み、二歩さがる感じ。半日かかっても終わらないレベルが低すぎる私。もう個人の書類を指しているのか?法人の書類を指しているのか?さえ分からなくなりHPはゼロで寝る。
泣きっ面に蜂で、PCから申請した書類は「却下」されて益々凹む。PC操作に時間が取られるなら直接窓口だ!と駆け込んで端末を操作したら5分で終了した件。HP削られずに済む。

2022年10月21日金曜日

おせっかいオジさん。


道後JIN六媛でお世話になっている水口酒造さんが新しく「道後一会(どうごいちえ)」というカフェバー&ショールーミングストアを立ち上げたとのことでレセプションに招かれる。以前は「にぎたつ庵」として使われていたモダンな建物を大胆にフルモデルチェンジ!
出先からということもあって軽い気持ちでサクッと立ち寄れたら・・・ではなかった件。レセプションの雰囲気を舐めてました、猛省。

そして、ショールーミングストアということで11種類の事業者が商品を展示していて、うち「五十崎社中(大洲和紙)」「きりぬき(柑橘ジュース)」「楠橋紋織(今治タオル等)」「GOOD MORNING FARM(ピクルス等)」「西永工業(キッチン用品等)」にビックリ!あれれー!の再会となる。楠橋紋織さんにいたっては20年ぶりの再会。そして、お節介にも事業者同士を繋げてしまう。

そこへ主役の水口さんから、道後一会のチーフプロデューサーという名刺をいただく。愛媛の逸品を牽引していただきたい!さらに「ご無沙汰ですー!」と、これまた20年前に一緒に仕事して今では役員となった方も。
サクッ!と立ち寄るだけのつもりが、ズボズボ入ってしまいクリエイティブ系な同窓会になる。「どれだけ繋がってるんですか?」と市町担当者に驚かれても、特に何をした記憶もなく・・・。

2022年10月20日木曜日

何もない日は素晴らしい。


急な予定変更でポッカリ空いた一日。何もない日は貴重だからと、先日の秋田県でお世話になった方々へお礼を書いて投函。そして「りんご県」へ「みかん県」から柑橘ジュースを送る。柑橘を見ることが少なかった秋田県、喜んでくれたらいいな。
投函するならと父母にも近況報告を記して投函。粗大ゴミのハガキも投函!あら、63円切手がなくなった!

色々と請求書も届いていたのでエイッ!と振込み。報告書を書き上げれば入金は来月だ!ついでにニューポカラでも近所のスーパーも使えると分かったお得な「プレミアムお買い物券」を引き換えに行く。「これはお釣りは出るんですか?→出ません。500円単位で使ってください(端数は現金?)」とのこと。そう言えばPaypayの支払いで「あたり!」も何度か出たけど、同じ類らしい。

掃除、洗濯もして部屋もスッキリ!あぁ、衣替えは今しかできないと冬洋服を出すも不要品もあって断捨離開始。おかげでゴミ袋一袋分の片付けができた。ポッカリ空いた日に最適な家事をこなし、一休み。そしてメールを見たら各方面からの連絡。全てに返信したら、もう夕方。(よし!また夕陽を見に行こう)と松山城にあがり気分転換。何もない一日って素晴らしい。
写真はそんな一日なるなんて想像もしなかった朝6時前の堀端。

2022年10月19日水曜日

まさかの味。


秋田名物の「いぶりがっこ(冬に夏の保存食として大根を囲炉裏火の上に吊るして数日間燻製し、その後は米麹と塩、砂糖を配合した糠床で熟成させたたくあん)」。燻製の香りと風味が特徴で、きっとチーズなどとの組合せ(展開)が見つからなかったら、今頃は廃れていただろうな・・・と思ったり。この品を購入した理由はパッケージが秀逸(吊るしている様子がプリントで工夫!)だったから。

「いぶりがっこ」に(クリーム)チーズ、クラッカー、好みでナッツを和えればワインなどに合う「おつまみ」なんだからビックリ!そして美味しい。他にも細かく刻んで玉ねぎとマヨネーズと混ぜれば「タルタルソース」となり、ピクルス代わりの「いぶりがっこ」がアクセントで美味しい!一体誰が考えたのか?驚きの活用策で色々な種類の「いぶりがっこ」がある。いわゆる“イチニ”の好事例。

特徴は「なにも足さない、何も引かない(サントリーのウイスキー“山崎”の名コピー)」。
なのに用途を変えたら新しいマーケットも拓けた。100%果汁をジュースとだけ見れば使い方は一通り。でも割材として見たら飲み物以外にもドレッシングなどにも活用できる。自分達だけで考えるには限界があるので、ユーザーである市民を巻き込む。すると思いもつかなかった活用策が見つかるんだから、ホントびっくり。

目と鼻と耳で。


松山に帰ってきた!早速、毎朝ルーティンの散歩。ヒヤッと体に入る冷気が気持ちいい。そして夕方まで元気が残っていたので夕陽を見に松山城へ、いつもの山道を登り20分もすれば、この景色。前回は感じなかったけど、今回はキンモクセイの香りが辺りに漂っていて(おぉ、ラッキー)と、どんだけ“幸せの沸点”が低いのか!と、自分でも呆れるけど悪いことではないので放っておく。

以前、「何で“故郷”や“地域”を感じるか?思い出すか?」という委員会に入り、視覚情報以外に「“音”で故郷や地域を感じる・思い出す」という意見もあれば、「“香り(匂い)”で故郷や地域を感じる・思い出す」という意見があり、音だったら「路面電車が通る際の音、横断歩道の音、スーパー内の音楽、道後温泉本館の刻太鼓など」が挙がり、香り(匂い)では「〇〇〇で香った若葉の香り、〇〇〇で香ったキンモクセイ」を思い出す。

四国中央市に入ると製紙の香りがするし、海辺に行けば潮の香り、NYの空港を出るとモワッ!とした湿った空気とツーンと鼻をつく香りがしたのを思い出す(ついでに昼夜を問わずクラクション音がスゴいのもNY)。
地域の売り方、PR方法って色々あるよねという話。音も香りも地域資源と知り、耳と鼻に着目したのは面白い!とメモメモ。

2022年10月18日火曜日

新居浜市にて。


うーむ・・・。旧広瀬邸(新居浜市)よりも大きくて素敵な邸宅があるのか・・・と逃して知る。あそこは敷地の中に池もあり、池のほとりには祠もあり、奥行きもあるから池の淵を歩きながら「いい画」が撮れると思ったんだけどな。ただ、制作側が求めていたモノがなかったようで残念。先日の暴風雨で入口付近も一部破損したと言っていたから修復して、次回作に期待しようじゃないか!と自分を説得。

廃墟っぽいイメージも新居浜市(東平地区)にある。東平地区での思い出は、その昔、綾瀬はるかが座頭市を演じる時代劇で候補にあがったけど撮影時期が合わず逃す。今回は北海道の炭鉱跡と競ったものの「廃墟感」で逃す。あの廃坑路が使えたら・・・とも思ったけど、また機会はあるでしょう。「愛媛って雪降るんですね!」「雪よりも凍結です!通行止めになります」「なるほど・・・」

撮影は決まったものの、新居浜市までは届かず・・・惜しい!予算とスケジュールの都合からメインロケ地が決まれば、その周辺で探したいのはPなら当然。
すると地域はどうしたら近くまで来ている撮影を引き寄せできるのか?やはりロケ候補地情報を多く持っている方が有利。場所だけでなく、美味しい地物があるのも大切だしホテルも大切。

キカクのカは“加速”のカ


「公益プロジェクトの企画立案講座」と称して「キカクのキは“きっかけ”のキ」を開催したのは7月24日、最後はDone is better than perfect.(完璧を目指すより、まず終わらせる。)」で締めたっけそして10月28日(金)19時から第二弾となる「キカクのカは“加速”のカ」を開催します。
企画が立ち上がり、いざ!始めようと思っても加速しないのはなぜか?例え企画(≒アイデア)が良くても加速できるかは別問題。

企画の実現には資源(ヒトモノカネジョウホウ)を集めなければならず、集まらなければ加速せず。仮に集まっても「時代と握手(的確なニーズの把握と適切なウォンツの提供)」ができないと加速せず。だから現状の把握に「PEST素材」を私は好むし、プロジェクトを「図解化」して、自分にも相手にも分かりやすくする(矛盾を潰すという利点もある)。加速しないまま一年が過ぎてしまう理由はこんな感じ。

だから、「企画ができても、うまく進まない方が多い」と、1回目にお伝えした(涙)。やっぱり始めるなら確度を上げたいし、上げてもらいたい。そんな思いの「キカクのカは“加速”のカ」。第三弾となる最終章は「キカクのクは“工夫”のク」の予定。工夫することで納得感や訴求力はあがるという内容にする予定。できれば12月にできたらしたい!

2022年10月17日月曜日

脈々と受け継がれる。


フィルム・コミッションの醍醐味の一つが映画監督と出会えること。その中で「愛媛県出身の映画監督」と言えば、大森研一監督、冨永昌敬監督らがいますが、若手監督と言えば西山将貴監督です。
これまでに愛媛県は伊藤大輔監督、伊丹万作監督らを輩出し、二人は「日本映画監督協会」の設立にも尽力し、近代日本映画とも関わりが深く、そんな方々の故郷が愛媛県。最前線で活躍するアルタミラピクチャーズの桝井省志プロデューサーとは20年以上親しくさせていただいてます。

脈々と受け継がれていく愛媛の映画。作り方も変わり、撮影所で監督や役者などを雇用し徒弟制度で映画を作っていた時代から、師匠ではなく大学などで映画制作を学び仲間らと作る時代から、ネット上にスキルのある個人が集まり、スマホで撮影してクラウド上で製作した作品の品質は受賞するほど。

映画という「日常と非日常の間(はざま)」は何度体験しても面白く、地域を見直す機会になるとも思います。10/22(土)は、そんな愛媛の若手映画監督で最も注目されている西山将貴監督の長編デビュー作品「透明人間」のキックオフです。色々な関わり方があると思いますので、お誘いします。

ご近所探検。


近所を探検。駅前では「てづくり市」と「フリマ」が同時開催をしていて遠くからでも多くの人出とわかるほど。コロナ禍だけど、一人一人が予防策を徹底するしか手立てはないと思う。てづくり市は作り手さんが直接売っていて、立ち止まると声をかけてくれて話がスタート。アクセサリーや皮製品、陶器類やパン類、洋服や雑貨など、一つ一つの商品に背景や制作秘話などが聞けて面白い。

その勢いでフリマに行くと、てづくり市以上に人が多かったけど、並んでいるモノは・・・面白いモノもあったけど、気になったのが「出店者は知らない同士なのに並べている品が似ていたコト」「明らかにジャンク品を仕入れて販売してたコト」。至極個人的には「宝探し感」を味わえず、ちょっと残念だった件。並んでいる品が似ている理由を品から推測すると「クレーンゲームの景品(大きなぬいぐるみ)など」。そのようなモノが安く入手できるのもフリマの魅力だけどね。

ジャンク品と分かったのは某社の「値札」が剥がさてなかったから。ウーン・・・と感じながらフリマを後にすると脇道や小道があり、突き進むと緑が茂る合間を縫うカーブと色づいたカエデが綺麗な場所に出る。辺りを散歩と言いながらアングルを見つけるなど、ロケハンモードに入ってしまう。地域は色々な要素で構成されていると。

2022年10月16日日曜日

駅弁とロケ弁比較。


せっかくだし、ロケ弁の勉強も兼ねてと言い聞かせて、1500円〜2000円の「駅弁」を3つ買う。牛タン系が2種(うち一種は紐を引っ張ると化学反応で温かくなる)、海鮮系が1種。いざ!実食するとフツーに美味しい。冷たかったご飯も温かくなったようで染みた肉汁でパク!少食な老人もパク!牛タンも数mmの厚さで弾力はありパク!お土産、話題づくりとしても良かった!

でもロケ弁とは“やはり”大きく違ったのでメモ程度に比較すると。
1.駅弁は外装が派手↔︎ロケ弁は外装無。
2.駅弁は底上げ有
↔︎ロケ弁は無。
3.駅弁は野菜が少ない
↔︎ロケ弁は野菜も求められる。
4.駅弁は量が少ない
↔︎ロケ弁は量も求められる。
5.駅弁は値段が1500円が多い
↔︎ロケ弁は700円-1000円/個。
6.駅弁は特産の具材全面出し
↔︎ロケ弁の特産は少し出し。
7.駅弁には食べる際に温かくする機能有
↔︎ロケ弁は無。
8.駅弁は土産になる
↔︎ロケ弁は土産にならない・・・など。

行く先々でも話題にした「ロケ弁」。駅弁とは「弁当」というジャンルでは同じでも目的や用途が違う。とは言え【ゴールの一つに話題づくり】と同じことから参考になる点多し!とメモメモ。ちなみに店頭に並んでいた駅弁で最も高価だったのは2500円ほどの牛タン弁当。これ、ロケ弁だったら2.5個〜3個分の値段。目指せ!「全国ロケ弁選手権orロケ弁フェア」

観光客気分で。


帰り時刻までの
“隙間時間”は「るーぷる仙台」が最適!と書いたのが2021年12月。今回も2時間ほどあったので「るーぷる仙台(一回乗車:260円/大人、一日周遊券630円/大人)」に並ぼうとしたら大行列!「大変、ご利用が多く、一度に乗れる定員を上回る場合は次号のバスにご乗車をお願いします」というアナウンスが入るほど。次号バスは20分後に出発(平日は30分おき、週末は20分おき)

出発して約30分後の「仙台城跡」で下車。4年ぶりに伊達政宗騎馬像に面会と思いきや改修中とのことで足場が組まれ幕が張られ一切見れず。(あぁ、道後温泉本館に来たものの、外壁で覆われて来れたことに満足だけど、何か1ピース足りない“残念感”とは、こういうことか・・・)と実体験。なので30分ほどで、またバス停に並ぼうとしたら大行列パート2!かろうじて乗れたけど、乗れなかった方数人。

松山でも観光周遊バスが走ったものの休止した記憶があるけど、「1.JR松山駅→2.愛媛県美術館前→3.松山市駅→4.愛媛県庁前→5.萬翠荘・坂の上の雲ミュージアム前→6.秋山兄弟記念館→7.大街道・松山城ロープウェイ乗り場→8.愛媛大学・松山大学前→9.護国神社前→10.道後温泉前→11.宝厳寺・伊佐庭神社前→12.子規記念博物館前→13.石手寺前→14.伊丹十三記念館前→15.坊っちゃん球場前」だと、るーぷる仙台と同じ15ヶ所になるんだよなー。

2022年10月15日土曜日

発車一分前。


出張時は歩く。今回もひらすら歩いていつの間にか累計で400万歩を超えていた。地域を歩くと生活感を感じるのがいい、すれ違う学生の制服姿とか作業着姿の方とかいい雰囲気。時々迷ってしまったり、寄り道してしまうのも歩くからできること。
宿泊も土地勘がないから単に立地とか手頃な価格という理由で予約するから生活感が超アリアリな繁華街とかに泊まってしまったり。

閑話休題。秋田でも見かけたけど、今の旬は「りんご」で街中に溢れてた。尋ねた場所の一階でも美味しそうなリンゴが右にも左も並んでいて見た目は同じだけど種類が違う(これは愛媛で言うと柑橘の種類が多くて見た目では分からないのと同じだ・・・。)
帰りに買おうと思いつつ、別れ際は見送ってくれたので購入機会を逃してしまい、さらに仙台行きの新幹線の時間が迫る!

早足で歩き盛岡駅に着いたら、旅行支援制度の影響なのか「緑の窓口」が大混雑!窓口対応は出発の3分前!「急げば乗れますけど・・・」と消極的な窓口に「乗りますー!」と伝えて発券は発車一分前。受け取って超ダッシュで新幹線乗り場への階段を駆け上がり、目の前の車両に飛び乗ったらプシューと扉が閉まる。
盛岡・岩手のお土産を何一つ買えなかったけど、年明けにまた来るので良しとする。

叶えた人と。


フィルム・コミッションを単体組織で行っている所は少なく、県庁や市町役所、観光協会、コンベンションビューロー、商工会議所などの事業が多い。だから「フィルム・コミッション人材の募集」は稀で、ほとんどは内部での人事異動で担当者になる。
だから、FCをしたくて、就職を希望しても組織の人材として採用されて異動などで着任するのが多いから就職には狭き門と言わざるを得ない。

そんな稀なフィルム・コミッション人材の募集が運良くあり、応募して新規採用された担当者に会う。大学院まで進み、学んできたことは十分。「半年経ったけど今は何を担当してるの?」「今は関係者・協力者まわりが中心です」「振り返るとどう?」「関係者・協力者へFCのアウトカムなどを伝えてメリットと感じていただける努力が必要です」的な内容に日々、頑張ってるなと保護者気分。

日本にFCが誕生して20年、今では海外作品の支援もフツーになり(10/13に「東京バイス2」の表敬訪問が東京都庁であったばかり)、実績を積み重ねると関係者が増え、各関係者ごとに期待度などは異なるからFCへのニーズは多面化する。
「昔は支援実績本数だけで評価されたけど、今は誘客やシティプロモーション、移住促進や関係人口などへどう繋げるか?も大切だから活躍できる場は多いよ」と新人担当へエールして出張は終わり。

2022年10月14日金曜日

さよなら秋田。


秋田県内(能代市、にかほ市、秋田市、横手市、角館市)を電車で約480km移動して(電車は1時間に1本とか2時間に1本!)印象的だったのは偶然にも「スラムダンク(能代市)」「チェーンソーマン(にかほ市)」「クレヨンしんちゃん(秋田県)」「釣りキチ三平(横手市)」とマンガ/アニメで地域をPRに活用したいと思っていたコト。横手市には40万点の漫画の原画を展示している「マンガ美術館」もあった。京都の国際漫画ミュージアムしか知らなかった。

角館市は漫画ではなく「桜」。人口2.4万人の地域に年間580万人が訪れるモンスター地域で、桜祭りの時期は2週間で140万人が訪れるとのこと。松山市が年間600万人だからほぼ同じだけど、松山市の人口は50万人。角館市は2.4万人だからな・・・。オーバーツーリズム気味であることは担当者も認識していたけど、角館駅を降りた時は静かな駅前だったけど、さぞ、すごいんだろうな。

秋田に来る機会は滅多にないから、しっかり感じようと精力的に動いたけど、意見交換をする中で「秋田県内のFCや観光関係者対象の研修をしましょう!」と担当者と意気投合して12月に再び秋田を訪れることが決定。行く先々で親切におもてなしをしてくれた秋田、すっかりファンにり、関係・交流人口の一人になった件。

2022年10月13日木曜日

副市長の出迎え。


今回、にかほ市を訪れるまで「象潟」という名称を読めなかった私。「キサカタ」と読み、その昔は大小百数十の島々があった入り江で江戸時代に松尾芭蕉が「奥の細道」で訪れた最北の地とのこと。
そんな大小百数十の島々で構成される入り江は1804年の大地震で地面が隆起して陸となり、今では水田などに形を変え、1934年に「象潟」という名称で天然記念物に指定され国の名勝にも指定された・・・十分すぎる物語。

にかほフィルム・コミッションを訪ねると、ナント!にかほ市副市長が臨席。
「今やフィルムコミッションは実写作品だけでなく、アニメやゲームも支援対象です」などの意見交換をしていると、副市長の後ろに漫画の単行本があり「チェーンソーマン」だった。
「副市長、もしかして藤本タツキさんってにかほ市出身なんですか?」「はい、そうなんです。」「キラーコンテンツじゃないですか!」

すると隣席の課長「おわかりですか!全巻揃えて読みました。」課長の発言に超ビックリ顔のFC担当者(笑)。「市の出身者として応援しています」と副市長。「物語に出てくる本屋さんは実在して今もあります。」とFC担当者。話が急にヒートアップする。
終始盛り上がった意見交換後、「あれ?これはネイガーですか?」と私。「よくご存知で!ネイガーは、にかほ市出身なんです。」「えっーーーーーー!」と、また私。

1724通りの中で。


「秋田のJAが将来の農業人育成に農業科のある高校3校に1台ずつ演習用としてトラクターを寄贈」とローカルニュースを見て「愛媛にも農機具メーカーがあるけど高校などに寄贈してるのかな?」と思ったり、「目の前は海、後ろは山。海抜0mから2200mまでの急激な地形はとても珍しいんですよ!」と、にかほ市。0mから1400mは愛媛県西予市、PRに余念がない自治体や企業。

フィルム・コミッションは県や市町村が母体の所が多く、故に観光施策やシティプロモーションなどと相性もよく、地域のPRにも役立っています。とは言え、全国各地の市町村総数は1724あり、1724通りのPRが日々されているわけで、各地で話を聞けば聞くほどオリジナリティの重要性を痛感し「井の蛙(≒他を知らないコト)」「裸の王様(≒施策に酔う勘違い)」にならないよう意識しないと!と気が引き締まる。

羽越本線に揺られながら時々見え隠れする日本海はザッパーーーーン!と波飛沫が激しく(おぉ!瀬戸内海では見ない激しさ)と見入ってしまい、そこへ夕陽が水平線に沈む光景も瀬戸内海では見ない光景(瀬戸内海では島々の陰影に沈む)に「同じ夕陽でも色々と違うもんだ・・」と感慨にふけったり。1724通りの中でオリジナリティを出すって簡単じゃないけど、やりがいはある的なコトを言ってた職員。

2022年10月12日水曜日

夢に乗る。


この作品は私にとって2つの切り口があって、一つは「フィルム・コミッション」として
「愛媛県出身の新進気鋭の映画監督の長編デビュー作品を支援」という大義名分。通常業務内だけど、陰ながら応援していたから(この時が遂にきたか!)と思っていたのは事実。
もう一つは「エールラボえひめディレクター」として「夢を実現したい若者の挑戦&応援のモデルケース/ロールモデルにしたい。」と言う気持ち。

撮影支援は、これまでのノウハウを活かせばできると思うけど、西山将貴監督作品を通してストーリー以外に掲げたテーマ(=夢を実現したい若者の挑戦&応援のモデルケース/ロールモデルにしたい。)は実感できるか?はチャレンジング。それも長編デビュー作で・・・。
でも、市民が制作に参画することは「応援団」とも解釈もできるし、(次は私も!)と続く若者が出てくれたら泣く。

「映画制作を応援、関わってみたい人」「大勢で一つのものづくりを体験してみたい人」「応援や参画を通して自らも発見や気づきを得たい人」「挑戦する人を応援したい人」を求めていて、より詳細を知りたい方はコチラからアクセスしてほしい。
西山監督いわく「海外映画祭への出品」を目指しているとのことで、そんな作品に関われるって夢がある、ワクワクがある!