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2018年7月6日金曜日

WS運営のポイント

立て続けに受けた「ワークショップの進め方」の相談。1.まずは「ワークショップの目的・ゴールを設定」すること。2.次いで「参加者の属性を知り、どんな意識で参加するのか?考える」こと。3.そして「ゴールへ導くための手法を考える」こと。4.進行を含めた「ワークショップの質(参加者が得たモノ・コトなど)はどうだったか?」を振り返ること。

ワークショップの進行役をファシリテーターとよぶならば、1.その場が「安心・安全に意見を出せる場(雰囲気)にする」こと。2.進行役が「喋りすぎない」こと(全体の20%以下を意識する)。3.各グループの検討内容に違う切り口の「問い」を立てる。4.何を学び、得て、意識し続けるのか?まとめと問いを立てる。5.設定したゴールとモレヌケズレがなかったか?進行を振り返る。

ワークショップ終了時に満足感や「腑に落ち度(造語です)」が高いのはいい。だけど「いい話でした!」と終わった途端に思考や意識がワークショップと共に一区切りではもったいないので【あえてモヤモヤ感を残すのがミソ】ですと伝える。このモヤモヤ感が得た学んだことの持続に繋がると思う一人。「問いを立てる」でもいい、ワークショップは終わりではなく新たな始まり。

2018年7月5日木曜日

動けば動く

企画書を作成するのに課題と思われる仮説を立て、色々な角度から考えてみるが煮つまり、手詰まり感の打開に往復1400kmかけて専門家へ助言をいただきに伺う。するとやはり専門家、知らない現状や経験に裏打ちされた話に書くべきポイントが見えてきた。仮説も外している点は少なく、打開策は少し壮大だけど、そこは妄想家。これで書いてみるか!とスイッチオン。

動けば何かが始まるし動く。のは百も承知だけど、できない正論っぽい理由を並べたくなるお年頃、楽して功を得たいと思うのは当然。だけど楽して功を得たことなんて一度もない!(笑)。自分が動いた手間だけの効果や成果しか得られないから動くしかない。「時間がない、アイデアがない、協力者がいない・・と、言ってはダメですよ!」と研修でも参加者へ伝えたばかりでした。

時間がないなどの「できない理由」は、【手間をかけた見返りが確約されてないから】と自己分析。誰だって割いた労力や提供した知識に対して報われたいと思うはず。報われる確約があるコトだけすればいいと思うけど、なんだか面白みに欠ける。往復1400kmのご褒美の一つは4種類のジェラートをご馳走になったこと。報わなんて意外とこんな些細なことかも。

2018年7月4日水曜日

組織の存在ではなくて

「目的」と「手段」そして「意義」の話。目的を変えず、手段も変えないと環境に適応できず【絶滅】といわれ、目的を変えず、手段を変えることは環境に適応してゆくので【進化】と捉えられ、目的を変えても、手段を変えないのはジリジリと【退化】しやがて絶滅。目的も変え手段も変えるのは刷新なので【変異】とのこと。組織や事業の行く先を案じるのは経営として当然。

組織の「意義」をどこに見出すのか?は"組織の存在"ではなくて、事業などで「その組織しかできない価値を創出する」ことで、受益者を含む利害関係者が(あそこは頑張ってるなー)など、成果を実感して存在意義を理解・認知してくれたり、協力してくれたり。NPO法人の場合、一つ一つの成果は成果なの?というほど小さく、見えにくい。何に繋がるか?も不透明。

とはいえ、「何か」を信じてコツコツと続けないといけない大変さ。毎回100名近い参加者に驚きだけど、それ以上に全国各地から担当者が集まり、自発的に互いの情報を交換してレベルアップをはかろうとしていること。こんな全国組織は珍しいと思うし、妙な結束力があったり(笑)。目的は変えず、地域によって手段を変えて取り組んでいるFCは進化と言える。

2018年7月3日火曜日

慈善でもボランティアでもなくて

「まちづくり/地域の活性」を学びたい、実践したいという個人は確実に増えている。そんな人を対象に「地域づくり人養成講座」が始まり、心の師匠、前田さんの誘いにより講師役で登場。何を伝えたかというと「NPO法人でも飯は喰える」ということ、そして、それは「課題の改善で稼ぐ」という手法であれば可能ということ。ギリギリまで赤裸々に紹介してきました。

「まちづくり/地域の活性」に正解・不正解はないから(自分は何のために取り組むのか?)という軸への答を持たないと誘惑や景気などに左右されブレブレになる可能性大。「キレイごとばかりいっても飯は喰えない」とも言いました。慈善活動でもボランティア活動でも違い、事業として取り組むことは「雇用」を創出できるし、経済活動にも寄与もできる。

参加者は「地域おこし協力隊、自治体職員、学生、企業人、個人」で構成されていたけど、少し心配だったのは、これからを担う学生にとって卒業後の働き方に選択肢が少なすぎること。学んだことを少しでも活かせる職業に就職したい・してほしいなら、正解・不正解のない中でも「自分なりに考えぬく力」を養う訓練も必要かなと。ココ大で預かるインターン生はそこに注力!

2018年7月2日月曜日

知られていない逸品を

ほぼ毎日、贈り物(ギフト)があります、昨日も写真の「柑橘づくしセット」を贈りました。先日は「◯◯◯(商品名)を購入して美味しかった。東京では手に入らない。◯◯◯以外にも美味しいものがあると思うので、適当に詰めて送ってほしい」と電話。「適当!?ご予算は?」と聞くのは小市民か、予算ウンヌンではなく「本物」を求めるに金額は不要のようで、送り先を聞いて納得の土地。

(やはり、自分用に取り寄せる人っている!)と気づいたのが1年前。そして【愛顔の食卓】では常時250点ほどの品を揃えていますが、来店者の方へ全ての商品を紹介する時間はなく「知られていない逸品」が多々あると悶々としてました。そこで定期的に「愛媛の本物の味が 指定先に届く定期便」サービスを始めました。選べるコースは3種類(年4回、年6回、年12回)

申し込めば定期的に届くので、自分へのご褒美(忘れた頃に届き驚く)にもなるし、 贈り先は届くのをワクワク待つことができる!そして本物の味は県内外へ広がる。結果、愛媛のファンが増えて【愛顔の食卓】も安定する(笑)。えぇ、私もこのサービスを使います。店頭でも配布中ですし、大量に必要な方は郵送もします。愛媛の本物との機会創出にご協力ください。

2018年7月1日日曜日

気づいても

右も左も前も後ろも周りは仲間、同じ思考で安心して進む中で、周辺の変化に(変だぞ?)と思っても同質化された思考・雰囲気から色々と忖度して「気持ちにフタ」をしてしまった結果、気づかぬうちに前は崖で、気づいた時は互いに非難、責任の所在不明。前を進む何人かが崖に落ち犠牲になったことで、慌てて戻るも「戻り方、戻る方向がわからず」迷った挙句全滅。

「組織は同質化を好みたがる」と誰かが言ってた。団結、結束などの意味も含み、決して悪い意味でないけど、「私が苦労しているからあなたも苦労して」とか「組織のために我慢して」など、一見正論風だけど、同質化という言葉を悪用してるにすぎない。そして、そんな正論風に流されてしまう「考えない人」たちの存在、そんな大人が多くては、これからを担う若い人も避けたいよね。

と、烏龍茶片手に大学生らと談義。同質の中で異質に思っても「気持ちにフタ」は私もある。でも、そんな時は「自分に問いを立てて対話」し、自分の意見を出すことは大事と助言。くれぐれも(悪い方向での)同質化の中で思考が停止してしまい、気づいた時には遅かったということにはならないでねと。って、人に伝えながら、今の自分に言ってるよねーとブーメラン(笑)

2018年6月30日土曜日

もはや事件だ!

「船を降りたら彼女の島」「世界の中心で、愛をさけぶ」「がんばっていきまっしょい(映画&TV)」「坂の上の雲」「書道ガールズ」「陽光桜」「ディストラクションベイビーズ」「海すずめ」「春子の人形」「ソローキンの見た桜」など、地方でこれほど「映画・映像作品の舞台(素材)となった県」は珍しいのでは?と思ったり。セカチューは80億円!サカクモは150億円!の経済波及効果と言われたし。

1本1本の作品は「点」だから気づかないけど、16年間も撮影支援に携わっていると「線」で追うことができ、俯瞰して(これは事件だ!)と気づく。でも誰も知らないから声を大にして言いたい!愛媛出身の大森監督は県内で複数の作品を撮る予定だし、森監督もプロの領域に入り作品を撮り続けている。「ソローキンの見た桜」はラジオドラマとして南海放送の田中社長が書いて受賞した作品だ。

日本映画監督協会の設立(昭和11年2月26日)は東西5名の映画監督が決めたが、5名のうち2名は伊藤大輔と伊丹万作だ(残り3名は衣笠貞之助、村田実、牛原虚彦)。これほど映画と縁のある県も珍しい。さて今後、愛媛の映画はどう発展してゆくのか?個人的には「映画・映像作品の原作となる物語が創れる環境」が必要だと思う。そして映画人を次々と輩出できたら、伝説と化した金子正次も喜ぶかも!

2018年6月29日金曜日

鈍った五感を再起動

気づけば7月はすぐそこ。7月は一人でも、親子でも、グループでも参加できる授業をつくりました。松野町では【森の国へようこそ】滑床渓谷を教室に森を注意深く歩きます。耳を澄ませば川の音、鳥の声、鼻には草木の香り、夏の匂いが、そして目には滝のしぶき、濃い緑、青空に映える雲などが映るでしょう。日常の中で鈍ってしまった五感を再起動できる授業です。

【美味いよBBQ!】「一生の思い出となるBBQ体験」というキャッチュフレーズに全てが凝縮されています。松野町の野菜、ジビエなどの肉を使い豪快に美味しく学ぶ授業です。自らを「BBQ侍」と称している沖野さんから手ほどきを受け、蒔き拾いなど準備から着火、素材の焼き具合調整、食欲との我慢比べ!などを経てガブリといきましょう。もちろんBBQ侍誕生の秘話も伺います。

【こもテラスで深呼吸】は、前日の森から海へ教室が変わります。宇和島市蒋渕地区を訪れたら、目の前に広がる海に深呼吸したくなります(笑)。新しく整備された小道をトレッキング、地域の産業を!と取組む「こもねっと」の成果に、知らなかった愛媛の魅力に驚くこと間違いナシです。学んだあとは、しっかり腹ごしらえ!「海の幸に期待してください!」とこもねっとさん。期待します!

2018年6月28日木曜日

山あり谷あり、悲喜こもごも

JA季刊誌「あぐりーど:ふるさとエッセー」への寄稿入稿!今回は「愛顔の食卓」ができるまで。誰にも「しろ!」といわれてないのにどうして始めたのか?自分の特徴と弱点を確かめる良い機会になりました。ちなみに前号を読みたいという意見も寄せられたので「ノート」にアップ。読み直すと、今まで大勢の方に協力して今があるんだと実感。

先日、店頭での売上額が過去最高額を記録(この金額が毎日続けば・・・)と思うも現実は山あり谷あり、悲喜こもごも。一生懸命に販売します!そんな所へ「6次産業化が抱える課題は?」と販売現場の感触を尋ねられる(前回は議員だった)。やはり「売りたい商品ではなく、売れる(求められる)商品の開発ではないでしょうか?」と。売りたい商品と売れる商品は必ずとも一致しない。

写真は全て「飲みきりサイズ」の各ジュース。これらは「持ち歩き」できて携帯性があるけど、ガラス瓶なので、子供には重さを感じるし落としたら割れる。やはり「自社商品が使われるシーンを想像する力」が求められる商品開発に繋がるのではないかと。見た目(デザインは消費者と最初の接触)の印象も大事だし、価格も大事だけど本物だったら400円/本でも買う人はいると。

2018年6月27日水曜日

JFC四国ブロック宣言。

フィルム・コミッションも「質」を問われています(今や全国に300以上あるといわれ、撮影支援の幅と内容に基礎的な平準化が行き渡っていないため、一部FCでは独自基準の支援で製作者を困惑させたり・・・)。一方で制作側にも問題があり、先日も四国各県へ「明後日までに返事が欲しい」という突発的な依頼が入り、他の業務がストップ、で結果は案の定難しく・・・。

エキストラ登録についても日本独自のシステム。素晴らしい点は「市民でも作品に登場できる可能性がある」こと、ワクワクするし非日常の空間に登場!しかし注意点は「個人情報の扱い」「必ずしも映るとは限らない(カットあり)」など。地方の場合、毎月エキストラが必要な撮影はないので、登録しても未定の出番。愛媛では本日も撮影があり、エキストラ出演がありますが・・・。

JFC四国ブロックは「撮影支援の共通基礎(軸)を持とう」と【( 1)撮影支援は撮影日から5営業日以上前の依頼に対応する】【(2)撮影支援依頼に企画書(概要書)は必須とする】【(3)JFC四国ブロックは作品のクレジットに「FC名(JFC)」と記載する。】というJFC四国ブロック宣言を出しました。当然の内容といえば当然ですが、全国ネットワークで認識することで、撮影環境の質は向上する!と閉会。写真は眉山山頂での語らい。

2018年6月26日火曜日

公益性とは?

2009年設立のジャパン・フィルムコミッション(JFC)、10年。前身の協議会(2001年)から数えると17年!私は30歳で始めたので47歳、一緒に活動してきた事務局長は46歳となり「お互いに歳を重ねました」と大笑い。徳島ロケーションサービスが幹事役となり、高知、香川、愛媛+JFCで行った撮影支援研修。内容は硬く徳島県警から道路交通法、弁護士から撮影時の法律問題について学ぶ。写真は懇親会の様子。

約5時間の講座の中で終始問われたのが「公益性とは何か?」、FCの公益性は「地域の活性に寄与する点」「地方公共団体の関与がある点」「地域密着である点」と県警の紹介、だから協力するのだと。(警察がそんな嬉しいことを言うなんて)とジ〜ンと来たのはナイショ。現在、日本には約300のFCが存在すると言われているけど、全てのFCが公益性をもっていると信じたい。

よく勘違いするのは「公益性」と「公共性」の似て非なる意味。一般的に公益性は不特定多数の利益につながるコト、公共性は不特定多数の利益・不利益にもつながる開かれたコト。と解釈、ややこしい・・・。FCは【公益性の可視化】を実現できるか?文化庁なら日本文化を担う人材の育成、経産省なら映像コンテンツの輸出、観光庁ならロケ地訪問など。10年後はどうなってるんだろうー。

2018年6月25日月曜日

インプット大事!

備忘録。「お城下マルシェ花園」の今後に役立てようと「とくしまマルシェ」を視察。仕掛け人の田村氏(現:阿波銀行参事役)を囲んで意見交換。2010年から始まり8年、毎月最終日曜日に開催、毎回70組(多い時は100!)の出店者があり、約1万人の来場者。特徴は徳島市内を流れる川沿いの遊歩道にパラソルを立てたマルシェ、潮の香りがして雰囲気がいい「ロケーションがいいでしょ?」に納得。運営は県内大手のイベント会社。

出店者は「パラソル貸出」として5000円支払い出店。1回の出店者総売上は50万円/回かな。驚いたのは【出店者を公募しておらず、徳島県内から自分たちで選んでいる】こと。出店にふさわしいか目利きしていて、その基準は独自判断とのこと。マルシェ出店は出店者にとってステイタスとのこと。阿波銀行はマルシェ運営にお金を入れておらずチラシの広告掲載だけ。

開催前日には徳島新聞が開催告知を掲載したり、徳島市もウェブに開催を掲載したりで、主催者の情報発信以外に官民の間接的支援が強力!と思ったり。課題はというと「単独開催の黒字化」で、集客力を高めるためにマルシェ自体を旅行商品化したり、より集客力の高い出店者を探したり、育てたりなど。「愛顔の食卓」の参考になるヒントが多数、時間を割いてもインプットって大事!

2018年6月23日土曜日

ギャラリーは

仕事で行き詰まったり、思考が停止すると、気持ちを「どこかへ」もっていきたくなる。「気分転換」ともいうけど、趣味で発散される人もいれば、寝て回復する人もいる。私の場合は複数の仕事を抱えているので、Aの仕事で行き詰まると、BやCの作業に取り掛かり、Aから逃避(笑)。「それって"飛び地と言うんです、飛び地を持てるのはいいことです」と教えてくれたのは藤原明さん。

"飛び地"がいい理由は3つあると思っていて「1.異なる思考から相乗効果が期待できる→Aの途中でBへの有益につながったり」「2.異なる人材ネットワークを構築できる→Aでは会えない人がCでは会える」「3.社会との接点が増える→A,B,Cと多面的に仕事をすると、Aでは気づかない社会の課題がB,Cで気づく」など。鍵はそれぞれを分断せず、緩やかでも繋ぐ意識を持つことか?

職場は仕事をする場、キッパリ!その仕事の意欲維持には"飛び地"が必要で、職場で唯一のプライベート空間であるトイレは「(いただいた海外土産+好きなモノの)ギャラリー化」しています(本当は敬愛するキース・ヘリングのポスターも飾りたい・・・)。先日の女子高生も「キャ!ヤバイ!」とトイレから出てきて感想。ココに入るとエネルギーがチャージされるのは私だけかも。

2018年6月22日金曜日

未来の体現者

済美高校生11名が来店。済美高校といえば「あんな」「こんな」「そんな」で、彼女たちの卒業生(今は大学生!)との出会いからご縁をいただいています。一通りの話を終えると「あすもって知ってますか?」と一人の学生。「津島町ですよね?」「地元が津島町でお弁当を買いに言ってました!」と言えば「"さくっとトマト"って美味しいですよね?」とニコニコしながら学生。

彼女たちが進む先には「栄養士、料理人、フードコーディネーター、研究者など」があり、これからの食を担う未来そのもの。勝手に想像すると将来の食は「本物志向は今後も強くあるものの、本物の供給量は(生産者不足、科学の進歩などで)減少し、代替食料などの登場によって、本物の味が貴重になる時代がくる」かも。そう考えると未来を生きる彼女達はキーパーソン。

我が子と同世代の学生達をみると、毎日は非連続ながらも続き、その延長が未来を作る。その未来を先に作っているのは我々大人で、次世代には少しでもよい環境を迎えてもらいたいと思うのが親心。散散にして(なんだよー、大人達は自分勝手にして後始末しろ!)と思われるのだけは嫌。世界は救えないけど半径3mだけは自分の力で変えようと思ったり。

2018年6月21日木曜日

愛媛の生マシュマロ

美味しいマシュマロを食べたことがなかったので、疑心暗鬼しつつ期待していたら期待以上だった【生マシュマロ】。愛媛の梅、ブルーベリー、いよかん、レモンを使ったマシュマロ、そしてチョコレート、ココアとカラフルなマシュマロが出来上がり。弾力性のある噛み応え、口どけする柔らかさの違いはゼラチンの量によって調整可能とのこと。写真はブルーベリー味。

このシリーズ、スイーツ作りに興味ある方なら誰でも参加できますが、今回も一般市民に紛れてプロ、セミプロが参加(笑)。「どの工程、どの点がアマチュアとプロの違いか?」なるものを見た気がします。やはりプロは対価を得るものとするならば「品質安定、大量生産、効率性」が必須で買手の基準を考え、アマチュアは作り手基準で考えるかな。

愛媛の生産者が作ったブルーベリーや伊予柑、梅、レモンは「ご当地マシュマロ」とも言えてウリになるのでは?と。ノーマークだったマシュマロがゴールを決めた感じ(W杯風)。予想外だったのは一つの味を3cm角で切れば100個(計700個)できる予定がダイナミックになりすぎて半分の300個程度になったから一つ一つが大きかったこと。次回は7/18(水)カラフルゼリー!




2018年6月20日水曜日

恐怖系より晩餐会

もう時効と思ってください。このアングルから二階右手の窓のカーテンが揺れて、誰かがコチラを見ているシーンを想像すると背筋に冷たさを感じるのは私だけでしょうか?恐怖作品の相談を受けた時「古びた洋館を探している」とのことだったので萬翠荘を紹介したのは私です。でも撮影は実りませんでした。このアングルから撮ると今でも誰かに見られるようでゾクッ!とします(笑)

萬翠荘は社交場としての別荘なので、恐怖系よりも晩餐会や結婚式の方が似合います!(実際に義兄の結婚式は萬翠荘で行いました)。南海放送映画「ソローキンの見た桜」では晩餐会などのシーンが行われました。華やかな、そして重厚な雰囲気で撮影はクライマックスを迎え愛媛ロケはほぼ終了。多くの方にご協力いただき、撮影隊は徳島へ移動しました。

実は私、4月にジャパン・フィルムコミッションの副理事長に就任しました。これまで通り撮影の誘致・支援は続けるのですが、立場として「フィルム・コミッションが地域に及ぼす経済などの影響の研究調査」も行います。愛媛にフィルム・コミッションが誕生して16年、撮影現場で過ごした日々(徹夜上等!など)から、日本の撮影環境向上を目指して!次のステージへ。

2018年6月19日火曜日

日常の中の非日常へ!

7月授業をアップ!先日も【青いダイヤ】でうかがった松野町。松山市から車で約100分。松野町へ車で行く際は3つの道の駅(みま→森の三角ぼうし→虹の森公園)を"はしご"できます、比較できて面白い。松野町に入りもう少し奥へ進むと「森の国ホテル」があります。辺り一帯は足摺・宇和海国立公園で滑床渓谷を有する【森】です。今回はこの【森】を舞台に授業です。

7/21(土)13時からの【森の国へようこそ】授業は、その名の通り「森の入り口から奥へ散策」します。夏の日差しと森の木陰のコントラスト、充満するマイナスイオン、川を滑る水の清涼感など、たっぷりと浴びてください。市民先生は久保田慶蔵さん、この道10年以上のベテランネイチャーガイドです。街の喧騒から離れ、思いっきり深呼吸して体中の酸素を交換!

7/21(土)16時からは【美味いよBBQ!】授業。実は以前から「BBQ侍」が気になってました。なのでBBQ侍こと沖野克成さんに尋ねてみると「一生の思い出になるBBQ体験を提供します!」とヤケドしそうな返答が。地元の野菜や肉などを活用しBBQで松野町を盛り上げようと奮闘しているBBQ侍。「どうしてBBQなの?」「始めた動機は?」など、まちづくりの現場から美味しい授業なので、お誘いします!

2018年6月18日月曜日

ヘトヘトでも。

10回目の「お城下マルシェ花園」は梅雨の心配もよそに快晴の下、39の出店者と共に終了。9時から14時までブースにいたのは初めてで、少々疲れ気味だったのは訪れた方にはバレバレだったようで心配されてしまう失態、ゴメンなさい。救われたのは「授業をしましょう!など」の依頼をいただいたこと(笑)。暑さに疲れてもタダでは店番しません。

常連さんがお買い求めにきたと思えば、先日のヒアリングで一緒だった議員も来られたり、親子でジュースを飲んで一休み、ギフトを依頼されたり、初めて来たという名も知らぬ方と話し込んだり、「ハニーコーラ(城川町)」を飲んでプハァ〜とした人も。NICE CREAMは前回に続き完売、乳アレルギーを持つお子さんと家族が来店、喜んでいただけてこちらも嬉しい。

写真は終了後の出店者による納会。来店者に色々な方がいれば出店者も色々。オーガニックや減農薬栽培の野菜、自慢の創作作品、自慢のコーヒー、大きな南高梅、フランクフルト、隣の東雲大学生(ベジガールズ)による野菜スムージーは破壊力があって行き交う人を次々と虜にしてたっけ。色々な来店者と色々な出店者が混ざってオリジナルの雰囲気は醸し出されると再確認。

2018年6月17日日曜日

フツーが特別

韓国人留学生のチムンくんがやってきた。兵役を済ませた釜山出身の25歳、映画好きとのことだったので釜山FCなどが関わったJSA、シルミドの話をしたら「JSA(南北軍事境界線の話)もシルミド(金日成首相暗殺計画の話)も兵役を経験したことで、それまでニュース程度でしたが、とても身近に感じました」と感想。うーむ、日本では聞けないリアリティある話。

ボードゲーム好きとのことで我が家にある人生ゲームに強制参加。数あるマスには「韓国でキムチを買った」とかあるのね。ルールもそこそこに始めるとチムン君、ガンガン駒を進め2位でゴール。「鉱山の開発失敗」「交通事故」「株で大損」などの大借金の私と妻は最下位と下位、現実になりませんように!だからなんだと言われそうですが、留学生が留学先で地元の人と触れ合う機会は皆無に等しいのが現実。

ただ、鉄板焼きを囲んで歓談し、ゲームをしただけ。特別なことではなく「フツーが特別な思い出」になる。「この先、日本で就職したいの?」「はい、日本で就職したいです、働いて、いづれは愛媛に住みたいです」「えっ!?そこまで考えてんの?」「愛媛は住みやすい所なので好きです」。愛媛が好きな韓国人留学生を思い出す、みんな元気かな?

2018年6月16日土曜日

道後散策

久しぶりに道後へ、2019年から長い期間をかけて改修工事に入る道後温泉本館の裏側。入浴はできるものの、外観は覆われると思うので、この光景もわずか。18年ぶりに600万人を超えた松山市の観光客数、やはり牽引しているのは96万人の道後温泉宿泊者で、この数は減ると予測。新しくできた「飛鳥の湯」がどれほど観光客数を補完できるか?興味津々で辺りを散策。

外国人訪問者数は18万人(前年比40%UP)、うち台湾からは4万人(22%)。増えてる!と実感するわけだ!旅の思い出の一つは「食事」なので、これまでの外国人が好きな「寿司、天ぷら、焼肉」から「地域らしさ」を演出しないといけないけど選択肢(多様性)がない。一説には台湾で暮らす13%がベジタリアンとも言われているので、いづれ対応策が求められる。

道後温泉商店街を歩いていたらアジア系の旅人(と思われる人)に道を尋ねられる。花園町通りよりも確実に外国人の方が多かった。日本人観光客は減るかもしれないけれど外国人観光客が増えると予想すると対応策はまったなしで、道後は先行事例として要チェック。行き交う人を見てNICE CREAMが売れる!と思ったのはナイショ!進出したいなー。