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2018年2月1日木曜日

愛の壁。

西予市にて。取り組んでいる住民主体の地域づくりが新たな展開に進む際に発生する課題について意見交換の図。どの地域も同じで、地域を愛するがゆえに(何とかしないと!)と思うものの、これまでに費やした時間や手間、労力が積み重なり「見えない壁(愛の壁)」を築き「新参者はその壁を乗り越えないと」いけない。壁で囲われている活動は他者から見えづらく、理解されづらい。

「乗り越えて!」という相手へ試練を求めるのではなく、「壁に入口」を多く開けて、こちらから相手を招き入れるようにしないと活動は持続できない。上がってこい!ではなく、こちらから降りて行かないとという話。写真の高川地区は苦労をしながらも地域の理解が広がり、壁はあっても誰もが「またげる」低さで、多くの人が数年後の「桃園の満開」を夢見てる。写真は藤川さんより拝借。

あとは、いかに外からの資源を取り入れるか。ここでも「壁」はあり、必ず出現する「よそ者は分からん壁」。確かにその通りだけど高川地区は「よそ者」の私を面白がり、穴神鍾乳洞などへ連れていってくれた。「一緒に楽しもう!」と住民と平等に招き入れる地域と「地域のルールに従え!」と上下関係を強いる地域を比べた場合、どちらの方が自発的に参加したいか?ということ。

2022年11月25日金曜日

共感の分かれ道。


鬼北町の中心部は近永地域。10代から60代の参加者へ「近永がどんな地域になったらいいですか?」と問いをなげると、一人一人が思いのままに付箋紙に書いて貼り出す。
分類すると「こども達が笑顔になる街」「色々な職がある街」「働く女性(お母さん)が楽しめる街」「訪れる目的になる街」「多世代で繋がる街」の5種類となる。ワークショップに慣れていない方も多かったのにササッ!と書けたのは“現状はそうじゃない”と明確に思ってるから。

改善策に「空き家活用、コーヒーショップ、〇〇教室、農家との連携」など、色々と手段を考えるものの、それらはアウトプット。アウトプットを描けた時点で素晴らしいけど、取り組みの持続には協力者、関係者を巻き込む必要があり「共感」が必要になる。その共感の素となるのが「想い(≒物語)」。だからゲストにお招きした「さむこっぺ」の高田さんの「私から有機野菜は外せない!譲れない」は共感を得たから認知度100%。

共感は「価値観の共有」だから、同じ経験や想いを持った人には響きやすい。ただ地域には色々な人(≒価値観)がいるので、協力者や関係者を求めるなら、価値観の異なる人たちも巻き込まないといけない。特に「世代による価値観の違い」は影響が大きく、「愛の壁」を紹介すると激しい同意が・・・。
ポイントは「譲りたくはないけど譲れる点と絶対に譲れない点」を自分に持つこと。

2024年1月4日木曜日

600回放送に届くか?


2024年初の週刊ココ大ラヂオ収録。
前半は西条市で行われた愛媛大学主催の地域人材育成プログラムの意見交換の報告。
「地域づくりに詳しい人」として招かれ、西条市で地域づくりの最前線にいる方々の状況を教えてもらう。「地域づくり」という響きは聞こえがいいし、良いコトと思われがちだけど、時に不都合な真実愛の壁など)もあったり。
表面的(一面的)な話だけではなかったのが良かった。

後半は12月に八王子市のコニカミノルタサイエンスドームで行った「こどもスペースラボ」の報告。
創価大学生へリーダーシップ、プロジェクトマネジメントを学ぶ授業の一環として行われ、「100kgのレゴとスターウォーズコレクション」を提供してイベント仕立てで実施。
開催2日間で370人が訪れ、八王子市も広報や教育長が訪れて、学生たちも大きな手応えを得て終了。こういう授業、愛媛でもできたらいいのにな・・・。

来週(1/21)は「ココ大付属学園冬休み編の振り返り」と南海放送で放送予定の「こんなところで裏切り飯」について。

週刊ココ大ラヂオは毎週の放送だから、放送内容を構成しなければならず、学長日記は素材化に欠かせないと我ながら感心。
現在12年目の真っ最中、今年は600回に届くのか!?

放送は南海放送ラジオで1月14日(日)17:40-18:00。

2022年1月12日水曜日

住めば都。


「もう、みんな安曇野に来たらいいのに!」と安曇野に移住して数年の方。「温泉もあるし、毎週数回、仕事帰りなどに行ってますからね。東京で働いていたら同じことはできなかったですよ」と続く。その言葉に「お疲れさまー、じゃあ、今から滑ってくるね!」と、松山での仕事帰りに車のトランクに「スノーボードを冬場は常備している人」「温泉セットを常備している人」「釣道具一式を常備している人」の顔を思い出す。

自身はその土地に直接的な縁がなくても“何かしら紡がれて”縁(≒きっかけ)となるのが移住。ひと昔は移住=定住のイメージだったけど、多拠点生活や季節生活も移住のイメージに組み込まれて、「広義では2年間や4年間の学生生活だって移住だよね」と進言したっけ(あんなこんなそんなで移住ネタを書いてた)。個人的にはゼロから人を呼び込むより、既に“きっかけ”がある人へ対策した方がいいと思うけどね。

とは言え、移住も簡単じゃない。「地方には空き家がいっぱいあるのにナゼ、貸さないの?」とあるけど、「思い出のある家を全く知らない人にどう使われるかも分からないのに簡単に貸せない」という意見もある。売り家も少ない。仕事も移住者全員が創業や起業を目指してるわけではないから就職も選択肢。最大の難敵は【愛の壁】で地域に愛着が強いほど壁は高い傾向。気持ちは分かるけど時代は違う。

2024年3月1日金曜日

スリリング。


これまで商品開発に携わったのは「唐草こざくら(薄墨羊羹)」「愛南町産100%河内晩柑果汁(愛南町)」「道後JIN六媛(水口酒造)」、そして今回の「6市町ピクルス(名称未定/グッドモーニングファーム)」

変わった商品では「えひめ粥(愛媛の6次化品のアンテナショップ「愛顔の食卓」で提供した、商品を活用したお粥)」「NICE CREAM(日本初のヴィーガンソフトクリーム)」をプロデュースしたことも。

商品開発と言っても味の開発はお任せし、企画開発やプロジェクトマネジメント、販売促進などに特化。
自分で言うのも何だけど、携わった商品は全て話題になったし、手応えを得たと思っていて、今回も話題になる!思っているけれど。

開発にいつも立ちはだかるのが「関係者の想い(期待)&消費者の想い(要求)」のせめぎ合いと言う壁。
関係者の想いを積み上げ過ぎると、消費者熱は冷めるし(悪いプロダクトアウト)、消費者の要望に応え過ぎると関係者の熱量は下がるし(悪いマーケットイン)、“落とし所”というか、双方にとって納得できる点を見出すのが毎回スリリング。

「おいしいのは当然(大前提)」だから、そこではない“何か”を高付加価値として加味しないとならず、かつピクルスという商品が持つ魅力を話題にしなくてもならず、今回も“そこ”を得られたら、話題になるのは必然と!

2021年3月8日月曜日

頭で考えるなと。

「地域の課題改善」。一言で課題と言っても顕在化した課題と潜在的な課題や半径1mの課題(≒身の回り)もあれば、社会課題という日本各地で起こっている課題もあって、言うなれば「課題はどこでも必ずある」現状。夫婦で同じテレビ番組を観ていて「地域の課題って、自分が気づくコトであって与えられるものではないだろー!」とツッコム(笑)。その昔、両親がテレビに向かってヤジを入れてたけど自分たちも同じだった件。

「地域の課題改善に取り組む」的な条件で暮らさなければならない学生達を憂いてしまう。「変に意識が高い“頭で考える”」にならなければいいな。地域の課題って、そもそも放置されてきて今に至ってるコトが多いから経年で絡み合った複雑さがあるし、“愛の壁”に代表される長年の愛着による保守的な考えなどもあり、綺麗に美しくサラリ〜と短期解決は難しい。対処療法では根本的に解決しないのは経験済み。

フレームワークを使っても原因は究明できるかもしれないけど、ポイントは原因の究明ではなく解決!(時々いるのが、課題の背景を明らかにすることを課題の解決と勘違いする人はいるけど、そこから始まる!)。課題は多面的な要素で構成されているで、課題の一面を改善しても他面で新たな課題が発生なんてザラ。「地域の課題に取り組みました」がポイントになるのか分からないけど、夫婦で「危ういね・・・」と。外の力だけでなく地域が自分たちごと化しないと。

2022年7月26日火曜日

誤解がありませんように!


「失敗談が聞けるなんて、ビックリしました。」と複数の方からお褒め?いただく。一般的には成功談の方が美しいのかもしれないけど、“愛の壁”に悩まされたこと、コンセプトの後付けに苦労したこと、借金の返済が続いていることなどを赤裸々に語ったらよかったのかな。
でも、ちゃんと成功したのも多いですから!と添えておかないと、単なるポンコツ野郎、インチキ先生と思われては困ってしまうよ!

「いよココロザシ大学のコトをもっと知りたかった。」という感想。うーむ、企画立案講座だったから、ココ大の仕組みなどは一切触れず。「フィルム・コミッションできた愛媛でココ大を設立した背景を知りたい。」とも聞かれたけどエールラボえひめで話す機会はあるかな?公益活動(≒非営利活動)でも飯は喰える!と伝えたものだからビックリしてた参加者。えぇ、今のところ平均的な収入は得ています。

「とても刺さるところがありました。」「情報量が多すぎたので、もう一回してほしい。」「次回はもっと詳しい部分を」などの感想もいただく。少しでも役に立てたのなら嬉しい限り。一つ言い忘れたことを思い出す。
講座を受けると、その時はフムフムと(いい話を聞いちゃった!)と心が軽くなったりするけど、本番は講座を受けた翌日からの行動や心構えが大切!

2018年5月18日金曜日

値踏みはやめよう

地域の区長さんは関東出身だったり、伝統工芸の普及に関わるのは関西出身者だったり、愛媛の逸品を売っているのは関東や九州、近畿出身だったり、新しいコトに奔走中なのは中部や関東出身だったり、愛媛の魅力を語り合ってる全員が東京出身だったり。愛媛に可能性を感じてやってきた県外出身者が周りにたくさん!地域おこし協力隊の任期後の定着率も全国平均(60%)より高いとか。

どんな可能性か?は人それぞれだけど、可能性は確約ではなく曖昧で不確かなもの。可能性があるから来たのか、可能性を創りに来たのか?似て非なることだよね?と談義。そして可能性の前に立ちはだかる蓄積された地域愛の壁。乗り越えられる人もいれば乗り越えられない人もいる。「踏み絵」でも「サバイバルゲーム」でもないから「人への値踏み」はやめようと言いたい。みんな同じではない。

「義務を果たしてからだ!いや先ずは権利だ!」もあるある。双方に言い分があるけど私は「義務から」と思う。権利は基本であって主張や行使が通るのは義務があってこそ、権利ばかり主張する人の多くは義務の評価を得ていないことが多い。「ご自身にはそんな経験や言われたことありませんか?」と尋ねられるけど、ありますって!あるから相談に乗れてるんです!

2022年4月21日木曜日

ボランティアの受入側も。


とても興味深い回答。自分が社会や誰かの役に立つと思う「〇〇力」は、どこで培われたり、誰から影響を受けたか?という問い。最も多かったのは【家族からの影響】が約30%。そして【親しい友人や先輩】が17%【学校の先生や授業】が13%と続く。当然と言えばそうだけど、やはり「身近な人からの影響」は、中身に良し悪しがあっても受けやすいという結果。*あくまでも授業に参加した学生の意見です。

そして、〇〇力をアップグレードや磨くには「経験を得たい、積極的に色々な人と関わりたい」と思っている学生が多く、でも、実際は行動に移せていないこともわかった。そして、この先は「とは言いつつ、ボランティア募集情報を得て参加している学生」「ボランティアに参加したいけど、ボランティア募集情報まで辿り着けない学生」の二手に分かれる。ここで「ボランティアしたかったら、登ってこい!」は愛の壁と同じ。

少数意見に着目すると、「趣味(趣味も極めれば〇〇力になる)」や「読書や映画、音楽(特に映画は影響力あるかもしれない、私は“フォース”を得たい)」「習い事(上達が〇〇力になったり)」「勉学(学ぶが〇〇力に変化したり)」とあり、〇〇力とか影響のそれぞれも大切だけど、最も大切なのは【自分の言葉で言語化】することで、思っていることを言語化することで意識化されるという話。

2023年9月20日水曜日

ハプニングの末。


ホテルオススメのお店が臨時休業で、次の店に行っても臨時休業、そしてその次も休業と(こんなコトあるの!?)という事態!
昼食抜きだったので腹ペコ。3軒目の隣に“THE 飲み屋”という雑居ビルの一階、小さな間口の店が「営業中」とあったので(えぇい!)と勢いで入ると、明らかに仕込み中の店主が壁時計を見て、「あっ、いらっしゃい!」と早すぎる客、それも1組目の客に驚く。

「飲むの?」と尋ねられ「いいえ、食事です。」と告げると「嫌いなモノある?」と再び尋ねられて「ないです。」と答えると、「んじゃ、そこに座って」とカウンターに座る。
(そう言えば、値段見てなかった!)とメニューを見るも一品ばかりでカウンター台には日本酒の瓶がズラリ。(やばっ!)と思いつつ「定食をお願いします。」とオーダーする。
店員はおば様一人で奥様だろうか?「はい、どうぞ」と、おしぼりと箸が並べられる。

「はい!お待ち。」と出てきたのが写真の定食。???と思ったのが「刺身にワサビが付いているのにカツオにカラシ!?」。
「ここではカツオにカラシはフツーなんですか?」「そうだよ、初めて?どちらから?」「愛媛です。」「愛媛でカツオはないよねー」の返答に(本当は愛南町という町では“びやびやカツオ・・・)と言おうとしたけどスルーすると、「じゃあ、これオマケ!」と、カツオにカラシ&マヨネーズを一品出してくれる!
「これが美味いんだよ!」と完全に酒のツマミ。美味しくないはずがない!

そして、ワイワイとカウンター越しに話して「ごちそうさま!」「はい、1500円。」一品のサービスもしてくれて、美味しかった時間。
食べた店の名前を知らず、不思議なひと時だったココは三重県津市。

2023年5月14日日曜日

天秤座!?


総じて人(≒出会い)に恵まれて、今日に至ってます。という話。
6年間の愛媛県庁時代は、どこの馬の骨かも分からぬまま受け入れてもらい、右も左も分からない私を県内各所へ連れまわってくれて教えてくれのは本当にありがたかったし、松山市役所でも一緒に悩み、汗をかいた仲間がいた3年間は本当に楽しかった。
そして、その時に紡がれた縁は今でも続いているのだから、人に恵まれているとしか言いようがない。

キレイごとだけじゃなかったのも事実。合わない人、苦手な人もいて散々なコトもあったけど、(これって、もしかして神様からの試練?)と無宗教(あえて言えばジェダイ教)なのに都合よく考えるようになってからは(そんな風に捉えることもできるのか!?)など、驚きから興味を持つようになり、異なりを受容するよう心がける。
「愛の壁」はその一つ。

人は育ってきた環境や培ってきた経験などで、一人ひとりの価値観は異なるから違っていて当然。
地方だから良い人がいる、嫌な人がいる、遅れている人がいると言うのはは偏見で間違っていて、大都会にも良い人、嫌な人、遅れている人はいるわけで、逆風や追風が吹く中で、己の信念が問われているという話。
「泉谷さん、天秤座ですよね?」「そうだよ」「あぁ、分かる気がする。」

2017年8月14日月曜日

遠くへ行きたい。

愛媛にいながらにして「もっと遠くへ行ける」と思うわけです。いいことも、やれやれなことも色々と混ざった毎日ですが、避けても結局自分へ還るので、それだったら面倒でも乗り越えて前に進もうと。「やれやれ、面倒」なことを課題の壁に設定すると、乗り越えた先は課題設定をしていなかった時と比べて遠くへ着地する。1回では実感なくても数回繰り返せば、その差は歴然で過程は「成長」とも繋がったり。

「風早押し隊」の頃は規模は小さかったけど濃くて手作り感があった。「ワンダーえひめ」で県内全域を対象にした時は運営管理の大変さを味わい、「しまのわ2014」では往復で丸一日を費やすこともあったけど、関わらなければ離島の魅力は分からなかったし、「えひめ南予通信大学」ではNTTdocomo gaccoと対等に組み成果を出すことができた。そして「愛顔の食卓」の船出はまだ港が見えていて大海原ではないけど、出航はできた。

「独創的スモールビジネス in ニューヨーク」は資料請求の申込を複数いただいています。「旅行でも行ったことがないのに、愛媛からNYへ事業視察!?」と驚かれましたが、世界を席巻する企業視察もいいけど、幾多の壁を乗り越えて軌道に乗せた事業家と意見交換できる機会は貴重です。その一人、川野作織さん(光琳、ゴハンソサエティ)の動画を見て会いたい!(実は私、お会いしてません)と思ったり。

2024年4月3日水曜日

愛されてます。


大量(200本以上)のチョークを保護者からいただいたので、ハーモニープラザで遊べたらと思い、相談すると、「らくがきコーナー」というスペース(壁)が以前にあったと分かった先日。

ハーモニープラザの計らいで「らくがきコーナー」が復活!子ども達の落書きも復活!
ただ「思いの外、チョークの消費量が多く、数日で無くなりそうです。」とハーモニープラザさん。と、言うことで急遽【春休み企画】となる。

「らくがきコーナー」へ行くと、既に色々な落書きが誕生していて、花を描いたり、動物を描いたり、自然を描いたり。抽象画のような作品もあったり、自分の名前を書いたり、自画像のような顔も描かれて、中にはジャン=ミシェル=バスキアの作品!のような落書きもあったり。

すると「インチキがおるよ!」と教えてくれた絵は「ネジが目、ビスが鼻となって輪郭が描かれた顔」で、しっかり”インチキ”とキャプションが付いてた!

すると「オレも描いたぜ!」と男子が手招きしてくれたのもインチキの顔。更に「こっちにもあるよ!」と違う子。
よーく見る(探す)と、数種類のインチキの似顔をを発見!愛されていることを認識する(涙)

思いっきり落書きを楽しんだ後は・・・と言うと、毎日、ハーモニープラザさんが壁に水をかけて清掃してくれている、大感謝!期間限定の遊び。

2022年10月9日日曜日

イタリアンがいい。


お酒を飲まない私でさえ知っている「バー露口」が昭和33年から64年間の営業を閉じたのは先日の話。そう言えば、ハイボールをキーワードにしたご当地映画の企画があったけど、いつの間にか泡となって消えてしまった。やはり映画化するなら制作資金を用意してからと思う。
と、思えばバラエティ番組に情報を提供したことがある「とんかつパフェ」で有名な店が補助金の不正受給・・・。とんかつパフェに罪はない、想像とは違い美味しかった。

閑話休題。「友人が松山に行くからいい店を教えて!」「家族で初松山なのでオススメのお店を!」など「お店辞典」のように思われてるけど大きな誤解!そりゃ、撮影隊やキャストのために「食事処マップ」を作ることもあるけど、私個人は外食しないし、お酒も飲まないから夜の店を知らない。だから急に言われると本木雅弘さんを「アサヒ」に連れて行ってしまったり(とても喜ばれたけど)

「イタリアンがいいです。」のリクエストに、てっきり愛媛の郷土料理と思ってたからビックリで記憶を辿り数店舗紹介したら「シシリアに行きました!美味しかったです」だったので行ってみる。15年以上ぶりなのは確実。壁中に訪問時のサインがあり(こんな感じ!)と記憶を取り戻す。そして次々とくるお客さんが50代、60代の方が多かったこと!お客さんから愛されてるから30年?も続いているのねと、こういうお店も地域資源。

2016年7月7日木曜日

6次化≒フェアトレード。

西条、今治、松山、八幡浜、宇和島での「愛顔の食卓」説明会が無事に終了。
昨年度の実績から生産者の期待値は高く、「コンセプトをしっかり打ち出し、(売れるからといって)何でもかんでも販売しないでほしい」と先日と全く同じコトをいわれる。そして気づく、(6次化≒フェアトレード品)だと。

フェアトレード(公平貿易)は、発展途上国で作られた作物や製品を適正価格で継続的に取引し、生産者の持続的な生活向上を支える仕組みで、海外の話と思っていたけど、6次化の取組も全く同じと思うと腑に落ちた。すると視界不良だった一部が鮮明になり、立ちはだかっていた透明な壁の高さが見えたかなと。気づけば当然・簡単なことなんだけど、自分なりに考え抜いた結果です。

「応援するよ!」「何でも言って!」と生産者さん。単に仕入れて売るとは違う(物語などがある)ことを「フェアトレード」を参考にできるのは面白い!写真は愛媛県南予地方局からの眺め。青い空、白い雲、濃い緑、黄色い電車など、「これぞ夏の南予!」という画、ビバ愛媛!