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2024年2月4日日曜日

凍えたね秋田。


歩いていたら、サラサラ〜と雪が舞い始めたと思ったら、みるみる間に辺りが見えなくなり、視界不良の猛吹雪となり、道路に積もった粉雪も渦を巻いて凄まじい追い風が!
ダウンジャケットを着ていたけど、フードが無かったので襟元や頭に雪がビュービューあたりジーパンにもこびりつくほど。

そんな状態が数分続いたと思ったらピタッ!と止まり、視界が明ける。頭についた雪を降りおとろうと思ったら凍ってた・・・。

フードってこういう時に重宝するのか!と、周りの歩行者は全員フードを被り、一緒に食事したFC担当者もコートにはフードが付いてた。

傘を持っていたけど(傘は片手が塞がるので滑ったら危なくて・・・)という意見もあり、その通り。
地面の雪量は少ないのに凍っていてアイスバーン状態。(転ぶ方が怖い・・・)と、慎重に歩く。

信号待ちで横を見たらサトちゃん&サトコちゃんが裸でこっちを向いていたものの寒々しく、よく見たらサトコちゃんは鼻水(つらら)を垂らしてた!
こんな光景、愛媛で見たことがない!とパチリ。どんだけ氷点下なの秋田?という感じ。

ホテルにチェックインして最初にしたのは荷解きでもなく、大浴場へ直行して冷え切った体を温めたこと。
【学び】寒すぎると涙と鼻水が勝手に出る。

2024年2月3日土曜日

これぞオツマミ。


「えっ!?コレなに?」から「えっ!これがいぶりがっこ&チーズ?かわいい!」となる。
クラッカーに秋田名物“いぶりがっこ(燻製干のたくあん)” を刻み、クリームチーズと混ぜてON。周りにはナッツや干しぶどうをパラパラ。マーブルチョコ、水菜を添えてピンク色は何だったかな?忘れてしまった。

これぞ“おつまみ”と喜んでパチリ。出してくれたお店は秋田県庁から徒歩10分ほど、「秋田の食堂やまと」というお店。
「このお店、よく来るんですか?」「初めてです。でもよく前を通るので気になってまして・・・」と、こじんまりしたお店は年配のご夫婦?が二人で切り盛りしていて、写真のような盛り付けが出てくる雰囲気ではなかったので、ある意味“こんなところで裏切りメニュー”。
(いぶりがっこを買って真似しよう!)となる。

忙しい中、時間を作り、機会も作ってくれた担当者たち。その土地に好感を持つか否かは「人と味=思い出」に限ると思っていて、こうして秋田でも歓迎してくれて大感謝。

「泉谷さん、宿題残しましたね!」「えっ!ナニ?」「比内地鶏の親子丼ですよ。」あ”ー!ご当地食を担当者は食べてたのに私はモツ煮込み、ラーメン食べてた・・・。

「じゃあ、次回の研修後に!」と、研修終了から未だ4時間しか経ってないのに次回の研修相談!?

秋田県の仲間たちと。


秋田県内のフィルム・コミッションや関係各社を対象にしたフィルム・コミッション研修(あきたロケ支援ネットワーク主催)。昨年度に続き2回目。

今回のリクエストは「より具体的な対応」について。実務も交えながらの研修は、どうしても“生々しい”エピソードがあるから聞く方は楽しいはず(笑)
当時は絶体絶命だったのに、今となっては笑い話にできるのも20年以上の経験で肝が座ったのか?

決して笑いが欲しいネタ(パトカーに乗って警察署へ、怪我で病院事態に突如現れた代役など・・・)じゃないのに、笑えるのは必死だったから。
「泉谷さん、フィルム・コミッションの回顧録で本を書いたら絶対に売れるし、買いたいです。」と感想いただく。目指せ!文筆家!

FCは基本的に撮影相談を断らないけど、例外はあり「許諾申請が必要なのに明日撮影という相談(=これは自分たちではダメなので行政ならという浅い考え)」や「地域を著しく貶める撮影(=地域の文化や習慣などを比較したりして茶化す浅い構成)」などは【地域を守る】という側面もあるFCは、断る勇気を持つこと。と伝えると共感をいただく。

「秋田県はスラムダンク、釣りキチ三平、チェーンソーマンなど有名な作品が多いから、アニメ推しの戦略もアリと思う。」には全員納得。
実写作品もアニメ作品もフィルム・コミッションは支援!

2024年2月2日金曜日

秋田だけど日本じゃなかった。


たぶん「シャーシュエ(雪が降ってる)」と言う発音だったと思う、そう聞こえた。
7時頃に朝食会場へ行くと眺めのよい窓側席に案内される。料理を盛って席につくと外は雪が降り始め、マンションなども立ち並んでいたから(こんな日の通勤・通学や一日は大変だろうな・・・)と思いながら食事。雪は舞い天候は暗い。

すると「シャーシュエ!シャーシュエ!」と隣席に座った中国人らしき一行が声をあげながら窓ガラスにスマホをあてて撮影会。喜んでる!?シャーシュエ(雪が降ってると翻訳ソフト)しか聞き取れなかったけど、隣もその隣もその更に隣も中国人と思われる一行。

そして、更にその隣も更に更に隣も外国人たち。溢れる外国語でのやりとり。
要するに端に座った私の隣席から5席向こうまで外国人!写真を撮ったら絶対に日本と思えない光景。
皆さん、こんな天候でどこに行かれるのだろう?

時間調整にホテル内のコワーキングスペースを使わせてもらおうと行ったら、私以外は外国人!
快適に作業できて大満足だったけど、ココは秋田駅近ホテル。立地とかネームバリューがあるからかな?と思ったけど、秋田だけど日本じゃなかった件。

裏切ってしまった飯。


曇りの松山空港を出発して到着した羽田空港は晴れ。一息の休憩を入れて秋田空港へ出発。
雲の上はピーカンだったけれど着陸へ雲の下に入ると辺りは雪景色。

秋田空港には予定よりも早く着くことが分かり=昼飯時間も少し早くなると分かり、秋田駅周辺の昼食場所を探したら、「ご当地ハンバーガー」が目につく。
(これって、“こんなところで裏切り飯!?”と同じ!?)と、郷土料理ではなく、ご当地バーガーにウキウキする。

秋田空港に到着。バスに乗り約40分でJR秋田駅に到着。稲庭うどん、きりたんぽなどの郷土料理ではなく“裏切り飯”のご当地ハンバーガーを地図で探す。

信号渡って左に入って・・・この辺りなんだけどな・・・と探すと雑居ビルに店名を見つけて(怪しい・・・)と一瞬よぎるも入り店を見つけると「しばらく休業します。」と張り紙。(えぇぇ〜〜〜)と大ショック!

勝手な思い込みが外れ、外に出たら雨が降り出しタタッーと駅前に戻るもみぞれ混じりの雨は強くなり、濡れながら駅ビルに入る。

すると、うどん屋チェーンが目に入り、寒さもあり温かいうどんを注文してしまった。
でも案の定、食べ終わってから後悔・・・。せっかく秋田まで来たのにどこでも食べられる味に敗北感。自分を裏切ってしまった飯。

2024年2月1日木曜日

ジャネーの法則。


一年が過ぎるのが早い・・・。
「ジャネーの法則」によれば「人生で感じる時間の長さは、年齢の逆数に比例する。という法則で、歳を取るにつれて自分の人生における“1年”の比率(≒占有)が小さく&少なくなるため、体感として1年が短く、時間が早く過ぎると感じること。」

同じ一年でも10歳にとって一年は10分の1だけど、50歳にとって一年は50分の1と、加齢によって短く感じる
という心理的現象。一日を長く感じる時もあったのに・・・。

2023年の2月1日は沖縄県で愛南町の河内晩柑100%果汁を割材という付加価値で売り込もうと現地にて調査した報告を書いた日。

この事業は楽しく取り組め、実績も残せた好例。実現できたのは沖縄市のフィルム・コミッションの協力。こういう仲間と連携して異なる成果を出せるって、まさに付加価値の創出。
現地での取り組みの様子&経緯は、あんなこんなだった。と昨日のように思い出せる。

そして、2月1日は3週間におよぶブレンデッドトラベル/ワーケーションの出発日でもあり、働き方に変化というか、今後どんな働き方ができる?したいか?を考えた日々。

この機会を経て、どこでも働けることが分かったし、メリハリをつけて働くことが私には合ってるとも分かり今に至る。
加齢に伴い短く感じてしまうなら、その短さをどれだけ濃く過ごせるか?という悟りか?

特記事項は・・・。


日本映画製作者連盟による「日本映画産業統計」が発表される。毎年の恒例行事で楽しみにしている発表。

2023年はのべ1億5553万5000人が映画館に足を運んだ計算で、これは前年比102.3%という数字。日本の人口は1億2500万人だから、赤ちゃんから老人までの全国民が1.2回/年映画館に行ってる(超乱暴な計算)。
その昔、1.7回/年もあったし、1回未満/年という年もあった。

邦画の興行収入計は 1481億8100万円。前年比101.1%は入場者が増えたから比例と言う感じか。
でも、この1481
億円と言う規模はネットで調べると「ネイルサービス(1500億円)」「うどん(1461億円)」と同規模、参考程度。
でも、コロナ前の水準、過去最高を記録した1486億円(2019)に肉薄は特記事項。

そして、邦画の公開本数は676本、ちなみに洋画は556本。邦画の公開本数が洋画より多いのはここ最近ずっとのこと。
1日に1.8本以上劇場公開されている邦画。

で、2023年の邦画興行収入第一位は「THE FIRST SLAM DUNK(158.7億円)」、第二位は「名探偵コナン 黒鉄の魚影(138.8億円)」、第三位は「君たちはどう生きるか(88.4億円)*現在も公開中」と続き、第四位が「キングダム 運命の炎(56億円)」と実写作品が登場=フィルム・コミッション支援作品の登場。

2022年も2021年も上位三作品はアニメ作品。FCもアニメ作品の制作支援に携わっているけど、アニメ国日本は変わらず・・・を、どう捉えるか?という話。

2024年1月31日水曜日

私小説のように。


1月その他。
1月はこの日記で70回目=70回目のアウトプット。日々の出来事の多くは忘れてしまう。
書いても内容を忘れてしまう中で、残すことで当時の書いた背景などを“もう一人の自分”を私小説のように楽しむ。

昨年に続き、香港FIMARTへ参戦することになり、昨年と同じホテルに宿泊と思ったら二度見するほどの「爆上がり」だった!
日中は会場だから、ラグジュアリーじゃなくてOK!だから、別ホテルを予約するも全体的に宿泊料が「値上がり」してる感じ。一泊5万円以上なんてザラ・・・。
会場から遠くなったけど、行き帰りの街中散策が楽しくなるー!はず。

「刷新しますから・・・」と言われ、退任の“つもり”だった講座。本業でもないので気にせず過ごしていたら、刷新はパワーアップという意味で、以前にも増して熱い依頼が届く。

道端で知人を見つけたので声をかけたらアッー!となり、立ち話で喋っていたものの、お互いに喋っている内容が違っていたことに気づくのに2-3分かかり、(ヤダねー!)と老いを確認したのは共通だったり。

市役所時代に面白がってくださった先輩と散歩中に出会ったり、来年度の予定が入り始め、12月の予定を抑えられたり、突発的な撮影相談に対応したり、濃かったから70回もアウトプットしたのかと振り返り。

過ごし方で変わる未来。


ココ大付属学園は学童保育、児童クラブと似て非なる取り組みだけど、基準などは遵守しているから「児童福祉法第6条の3第2項目」の福祉事業と言える。
愛媛県の基金を活用した松山市の補助事業をココ大が預かり、長期休暇に運営している。

子ども達を預かるから単に子どもだけに益が享受されるわけではなく、共働き率が70%以上といわれる保護者が安心して働ける労働環境のサポートだったり、引いては経済にも地域や県、国へと繋がるから学童保育、児童クラブって大切な役目というのが3年間携わった感想。

全国学童保育連絡協議会によると2022年5月1日現在で学童保育に通っている子は134万人、10年前(2012年)は84万人。
学童保育施設は全国に2万4千ヶ所(計算方法を変えると3万5千という数字もある)

ココ大付属学園が似て非なると書いたのは、松山市の事業だから届出などをしていないから。ただ、義務ではないので届出なしの民間などによる所も多く、その運営母体は公営が約28%、民営(社協、地域、保護者、NPO法人、企業など)が約72%。

ココ大付属学園を運営していると周りから「同じようなコトを始めたい」と相談される時がある。
でも、現実的に考えると補助がなくてはまわらない構造なのは明白。

それは「人」「場所」「お金」の問題で、人は資格などが必要で誰でもというわけにもいかず、場所は子ども達にとって行きやすい場所、使い勝手のよい場所は他の人にも使いやすく確保が難しい、お金は人の問題にも直結していて、この仕事1本では生計は立てられない。

少子化で子ども達へのサポートが細分化かつ包括化する中で、「子ども達の放課後の過ごし方が後に影響する」という記事を読んで考えさせられた件。

2024年1月30日火曜日

松山東雲女子大学生振返授業。


夏も冬もココ大付属学園に参加してくれた
松山東雲女子大学生の振り返りをオンライン視聴。

  1. 子ども達と関わる際は、表情豊かに大きなリアクションが良いと分かった。
  2. 子ども達の行動や気持ちの背景を理解して対応する大切さを実感した。
  3. 自分から子ども達を信じることで、強い信頼関係を築けると分かった。
  4. 一人一人に合わせた声がけや臨機応変に広い視野で接することを学んだ。
  5. 子ども達とコミュニケーションを深めれば信頼関係は築けると分かった。
  6. 気持ちを受け止めながらも、ダメな時はダメとハッキリ示す必要さを学んだ。
  7. インチキ先生が遠慮せず注意できるのは信頼関係が成立しているからと知った。

そして、学生からのエピソードが紹介される。
一緒に遊ぶと思いきや一人、ポツンと外れた子がいたので大学生が声をかけたものの「あっちに行って!」と冷たくあしらわれてしまう。

訳が分からず、冷たい言葉を言われた学生は“時間を空けてから、程よい距離感で話しかけた方が良い”と思ったが、実際は直ぐに声をかけて距離を詰めて話を聞く方が良いとインチキ先生の行動を見て分かった。

大学生の判断は正しくて優しい、多くの人も同じ思う。しかし、私の場合は子ども達と信頼関係が築けていると思っているので、異変に気づいたら直ぐに「何があったか聞かせてよ」などの声がけをする。

すると子ども達は大人が知らない・気づかない点に不満を持っていたりする。
大人だったら自浄できるけど、子どもには未だフィルターはなく、即対応が最善策とコメント。

自慢できても撮影できず。


「離婚しようよ」
の話題も一区切りして、年明けは「こんなところで裏切り飯」からスタートした2024年。既に撮影相談を受けたバラエティ番組などは放映されていたり。

個人的には昨秋に「素材撮影です。」と相談されたヤクルト1000のコマーシャル(坂本龍馬がCGで登場)の実景は、愛媛県でも撮ったはずだけど使われたのか確認できず。

楽しそうな撮影と期待している撮影が保留になる。話題になるはずだから、中止にならないで欲しい。

立て続けに山岳地域での撮影相談が入る。だけど12月から通行止めなので目的地まで行けないと伝えると「愛媛って雪が積もるんですか?」と驚かれ「スキー場は3つ、西日本で最も高い山は愛媛県にありますからね。」と自慢できても、撮影はできず・・・。
一つは断念、もう一つは一度、バラして再検討とのこと。

雪と廃坑なんて幻想的でいいと思うけど凍えてしまう。でも、通行止めを逆手に取れば誰もいない場所なので、イメージ通りに撮影できるかも。雪原での大規模撮影もいいかもしれない。

愛媛に「宇宙モノ」「戦隊モノ」や「ラブストーリー」とか来ないかなあ、過去に「宇宙戦艦ヤマト」「ガメラ」や「恋は光」などの相談はあったものの撮影には至らず。

いっそのこと、市民参画で物語をつくり撮影を誘致・・・もアリだけどご当地だけで満足してはいけない・・・と指摘したばかり。

2024年1月29日月曜日

毎日がONとOFF。


あきたロケ支援ネットワーク(秋田県)からの依頼で作成中だった資料にメドがつく。先日は愛媛県知事が秋田県を訪れて秋田県知事と一緒に愛媛県産品をPRするまでになったご縁。
実は秋田県内のフィルム・コミッションなどを対象にした研修は昨年に続き今回で2回目

今回は「具体的な実務、愛媛県の事例など」も交えてというコトだったけど、生々しい話も多くあるので一部、取り扱い注意の資料となってしまった。

区切りがついたので散歩へと思うも、また松山城か・・・と、休日だし天気も良いので松山市総合公園へ行こう!となる。

スタスタ歩いて約35分で総合公園の展望塔に到着、カップルや家族連れ、シニアご夫婦の他、ランニングなど「まるでドラマのワンシーン(ボール投げ、追いかけっこなど)のような」光景に撮影隊がいるの?と思ったほど。

いつもは松山城からココを通して瀬戸内海を眺めているけど今回は松山城を通して石鎚山系?を見る、それにしても街中にコンモリとした松山城。実景に使える。
日光を浴びながら「冬季鬱って日光浴で改善されるらしいよ」という言葉を思い出してジッ〜としとく(笑)。

土日も関係なく、毎日をONとOFFとで切り替えてる働き方。次の資料は沖縄県からの依頼。

ゼロイチの次は。


新しく組織を立ち上げて頑張る!と当人。「それはスゴい!いいね」と私。その新組織は社会のニーズへ対するウォンツなのか?自己のニーズを叶えるウォンツなのか?を尋ねると「社会のニーズ(課題)へ対するウォンツ(解決手段)」とわかる。

「社会のニーズに応えるって、よほどのコト(例:時に自分より優先されるから)だけど、その熱量はどこから?」「放っておけない性分なんです。だから、周りに迷惑をかけたこともあります。」

放っておけない人がコトを起こす時、とりあえず環境をブルドーザーのようにゴゴゴッー!と整備するけど、次に投入が必要なヒトモノカネジカンなどの資源(リソース)が必要と分かっていても気が回らない人多し。

そんな時は全てのリソースを同列(フラット)に捉えるのではなく、優先順位(プライオリティ)で考える必要があり、更に言えば、優先順位をつけたとしても、入手の可否や調達方法がある。
例えば買うのか?借りるのか?貰うのか?お願いか?など、リソースごとに手段を考える必要がある。

いわゆるゼロイチが得意な人特有の性質というか、思い立ったら細かいコトは後にして力技で環境整備に注力するけど、「じゃあ、その後どうする?」で悩むという問題。

相談と言うか報告というか意見交換というか、わざわざ会いたいと言ってくれるコトに感謝。
ゼロイチの後はイチニのために休憩、コーヒーブレイク。

2024年1月28日日曜日

完全な手段の目的化。


当初の予定から大幅に変わった一週間。この機会に振り返りしようと自宅に篭った一週間。
とは言え、朝から晩までアパートに籠るのどうか?と思い、年末年始に体重が増えたので「よし!この一週間は松山城にあがるか?それとも10,000歩以上/日歩こう!」と謎の決め事を決行した一週間でもあり、達成した一週間でもあった。

なので、凍える中の朝散歩、打ち合わせも徒歩移動、そして夕暮れ時に合わせて松山城と時間を作る。
時間は本当に不思議で、無意識で過ごすと溶かしてしまう、意識すると途端に有益に思えるから“意識するコト(どう過ごすか?)”って大切。

で、アホなコトにも気づく。「松山城に上がる or 10,000歩以上/日歩く」の条件で良かったはずが「松山城にも上がる & 10,000歩以上/日歩く」というダブル条件をクリアしたので、(達成できるんじゃない?)となり、仕事のペースを調整して時間を捻出。
オンライン会議も歩きながら参加してしまう(爆)

当然、歩き続ければウォーキングアプリにも歩数が加算され、ドリンク1本ゲットのタイミング。楽天ポイントもつき良いコトづくめ。

でも、減量への挑戦だったのに、歩けば腹も減りモリモリたべて変化ナシ。達成できたものの目的は達せず、完全な【手段の目的化】。

稼ぎに方に抜け道なし。


一度きりのイベントなら勢いで乗り切れるから何も言わないけど、イベントでも来年も再来年も続けて、更には地域へインパクトまで出そうと考えているなら一先ず・・・。

イベント(=取り組み)の利害関係者を直接的、間接的に挙げる。
行動を共にする仲間は中核だし、その周りは場所の提供者や時間を割いて参加のボランティアも直接的協力者。
コンセプトや行動に共感してSNSで情報発信やエールを送ってくれる友人などは間接的協力者。
会ったこともなく顔も知らないけど、友人らの情報発信などで想いに共感した不特定多数者も間接的協力者。

次に取り組みに必要な資源(リソース)の過不足を挙げる。
人(スタッフ)、物(場所や機材)、金(活動資金)、時間(注力できる時間)などを必要順にリストアップして、足りない場合は「買う、借りる、貰うなど」の手段まで考える。

そもそも、取り組みの構想段階で「しなくてはならないコト、できるコト、したいコト」を明確にしておくことが必要で「したいコト」を優先にしたいけど、最初から「したいコト」は叶わないことが多いから「しなくてはならないコト、できるコト」から始めるのが稼ぐにも繋がるから賢明。

結局、稼いで循環させないと成果は創出できないしインパクトも生まれないから【どこで誰からいくらのお金がどれほどの頻度】で稼げるかは公益事業だけでなく、フツーの事業でも同じということ。

2024年1月27日土曜日

闇。


企業の倒産についてあれこれそれなど綴ってきたけど、2023年の一年間に愛媛県内で1,000万円以上の負債を抱えて倒産した企業数は52件。
前年より15件多く、過去5年間では最多、過去10年では2番目に多い倒産数。負債総額の225億円も過去10年で2番目に多いとのこと。

業種はサービス業が16件、建設業と卸売業がそれぞれ9件、製造業と小売業がそれぞれ7件。

コロナ禍に企業の資金を支えてきた実質無利子・無担保の「ゼロゼロ融資」の返済が本格化したから、2024年は返済が追いつかず、倒産件数は過去最多になるという予想。

こういう状況になるのは分かっていたこと。
ココ大の経営を心配して金策の相談はあったけど丁重にお断りして、月30万円の返済を続けて完済したのは2023年の話。
踏ん張ったことで、無借金経営になり負担ゼロ、ストレスフリーで軽やな経営になった。

そんな傍で「給料の支払いが遅れて・・・」「(勤め先が怪しいので)3月で退職します。」などの話が聞こえ始め、一緒に仕事してた人は何の連絡もナシに突然辞職してたし、契約満了などで働きたいのに辞めざるを得ない人もいたり・・・。

そこへ今度は「人手不足」で人が回せないという話も。
どういうこと?となる。
今後、更に人手が少なくなるのに、辞める・辞めざるを得ない人が多いと感じる不都合な真実。

サイコ・ゴアマン!


古くはバットマンから始まり、最近ではLIFT/リフト、ワイルドスピードシリーズ、6アンダーグランド、オペレーション・フォーチュンなどの作品は、そもそもの設定が「大金持ちor裕福な主人公」だから不可能がなく、ご都合主義も多く緊張感がヌルい。
観なきゃいいんだけど、観てしまい(あぁ、また時間を溶かしてしまった!)と後悔しても後の祭のアホ。

金庫破り、ハッキング、敵地潜入、騙し合い、操縦には高度な知識や技術、機材が使えるなら、(そんな高度な知識や技術があればワルサをしなくても稼げるだろ?)と思うのは凡人か、スリルなのかな?
さらに全員が美男美女だから全然共感できない。あぁ、心が擦れている。

そんな中で遂に「サイコ・ゴアマン」が配信されていて即鑑賞。待ってました!
ぶっ飛ぶ血飛沫やグロ演出、何とも表現しがたいチープさ満載なのにクスクスと笑いが随所にあるって才能!
スーパーヒーロー作品にも飽きてたから、こんなB級テイストを欲してた感を満たしてくれてサイコー!

荒唐無稽だけど、最後に辿り着くのは全員が「愛の存在」に気が付く点で、SFホラーコメディドラマと要素いっぱいの作品。こんな作品が大好きなんだよ!

スゴいよ!愛媛県。


「2024年版第12回 住みたい田舎ベストランキング(宝島社【田舎暮らしの本】2024年2月号/人口10万人以上20万人未満の市ランキング)」で、若者部門&単身者部門1位、子育て世代部門1位、シニア世代部門1位、そして総合部門1位が2年連続という快挙!という今治市のポスター。そうなんだ!

日本には1718の市町村があると言われ、うち今回のランキングで対象となる/人口10万人以上20万人未満の市は全国で152箇所(2020年国税調査調べ)。
あれ、でも愛媛県の発表では671の自治体からの回答となってた(全国の市町村を対象に移住支援策、医療、子育て、自然環境、就労支援、移住者数などを含む279項目のアンケートを実施)。
まっ、興味本位のネット調べなので参考程度。

特記は2023年度第11回ランキングでは、総合部門第1位の今治市に続き、総合部門第2位も西条市だったとのこと。
全国には1718の市町村があり、条件などを加味してもワンツー!ってスゴすぎ愛媛県!という感じ。
ちなみに松山市は20万人以上の市総合部門で第一位。

すると、自動的に(南予地域はどうなの?)と、ランキングという性質上、知りたくなってしまうけど、そこは無意味なコト。

市町村単位ではなく、愛媛県が魅力的ということが全国へ堂々と言えれば十分。
PEST素材としてメモメモ。いやはやスゴい。

2024年1月26日金曜日

3,000万人に増やせる。

T'sカフェ玉屋のショートケーキ&ピスタチオのケーキ

1泊2日の調査に計15回目の日記を書いてしまった。
それだけインプットに対してアウトプットが必要だった・・・と言うことだけど、11月の2回と今回の計3回の調査で辿り着いた境地はどこかと尋ねられたら「編集&デザインの必要性」を痛感した。と答える。

しまなみ海道&ゆめしま海道には魅力的なコンテンツが豊富なのは知っていたけど、体験して“やっぱり”と感じる。

ただ、それらのコンテンツは「体験して初めて感じる良さ」というやつで、「体験すれば分かる」は「体験させる所(≒動機づけ)までが大変なんだよ!」となる。
その通りで、わざわざ時間とお金を費やしてまで“その気”にさせるのは至難の業。

そこで登場するのが良くも悪くもSNSで「ナニコレ?」「スゴい!」と感じてもらう演出が必要で、これらは編集やデザインに左右される。
実際に「未来の丘」「果輪弥」などはSNSを参考にした。

すると今度はデザインさえ良ければいいのか?となるけど、デザインの上流にある「編集(≒資源化、素材化)」が最も大切と思っていて、扱いやすくしないとデザイン力は発揮できない、多くの人に伝わらない。

日本最強のコンテンツでも編集もデザインもしなければ、ただのモノコトで、本当にもったいないと思う。
令和4年度の愛媛県の観光客数は延べ2,000万人だけど3,000万人にできる!と言いたい。

季節つれづれ。


愛媛県内では40種類以上の柑橘が育てられていると教えてもらったけど、「シークゥワーサー(黄金/クガニシークゥワーサー)」は入ってなかった記憶。大三島の道の駅で販売してた。
8年間農薬散布ナシという表示は「無農薬」と言っていいのかな?
「えっー!とても珍しい」と同行者が購入。10個以上入って350円/袋って手頃感アリ。

愛媛県ではレモン栽培も盛んだけど、広島県は瀬戸田町へ行ったら「生産量日本一の表記には敵わない・・・となる。10個600円/盛は安いと思う。
大都市などニーズの高い地域へ持って行けたらセドリができてしまうかも。
アマルフィの巨大なレモンシャーベットを思い出す。

今の季節は柑橘が実るハイシーズンだから、レモンの他に、温州みかん、はれひめ、ポンカン、八朔、伊予柑などで店頭はオレンジ一色で映えてた。

「まるまど」でも“せとか”をいただいたし、他でも袋一杯に柑橘を詰めてくれて「持っていって!」と渡されたっけ。そして、どれも美味しい柑橘。

「ノラ伊予柑」を見つけたのは松山城で。離島でも「ノラ柑橘」は道路沿いなどに実っていて放置されてた。「ノラ檸檬」があったら・・・と思ったり。ダメダメ!
行けば動けば柑橘だらけだった2日間。