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2022年9月12日月曜日

大洲和紙から学ぶ生物多様性。


齋藤宏之さんと言えば昨秋にNHKドラマ「旅屋おかえり」で大洲和紙の工場をロケ地として使わせていただいた件。セットのような佇まいにキャストが感激していたのを思い出す、いいドラマでした。
そして昨年のワンダフルエミフルでもお世話になった「ギルディング」が今回も登場。金や銀の箔を予め糊付けされた大洲和紙に置いて払うと、アラ不思議!糊の部分だけに箔が残り絵柄が現われる。

箔の置き方は自由だからオリジナルになる(=世界で一つだけ)になるし、箔は酸化するので銅の色味などにも変化するから知識や経験がなくても立派な作品になるから気分がいい(笑)。生物多様性に何が関係しているかは大洲和紙の原料は楮という植物、楮(和紙)があったから後世に伝承(記録)されたことも多く、自然の恵そのもので、職人などによって受け継がれてきた文化。

ちなみに内子町の五十崎地区に工場があるのに「大洲」なのかは、ここら辺りは大洲藩だったから。資料によると越前和紙の流れをくみ、薄いのに墨がにじまないなど原材料の楮と人の技術が融合して全国での有数の産地となり、今でも新しい価値を創出しているとのこと。歴史があるのは“時代と握手”しているから。そう言った話も齋藤さんから聞けるはずの無料授業!

2022年9月11日日曜日

部屋キャンプ。


気軽にクリックしてから“やめても困らなかったコト!”系の記事が毎日表示されるけど、「お風呂マット&台所マットもシンクの三角コーナーもゴミ箱もバスタオルも客用食器もなくても大丈夫!」って、(そんな程度で記事になるんだったらウチに来て記事にしなさい!)と言いたい。
我が部屋には全てない!でも我慢や窮屈さはないから何でも工夫次第。この感覚はNY時代の一人暮らしを彷彿させる。

夏(暑さ)は乗り越えたから次は冬(寒さ)の克服か。電気代は工夫すれば3ケタになるとわかる。すると次はガス代、風呂やコンロでガスの使用頻度は意外と多い。特に寒い時に暖かい飲み物は必須だし、一日に5-6回もコンロで沸かして飲むのは面倒とも思えたり。そして保温ポットにたどり着く。「一日に一度、朝入れたのに夜も熱々でした」などのレビューに感動を覚える。

大は小を兼ねると思い3Lに目がいったものの(1日に3Lも飲むことはない)と正気に戻り2Lにロックオン。こうなると、もうアパートの中でキャンプ気分。テーブルやイスなどはキャンプ用品を代用してるから勢いがつきそう(ハンモックがあったらいいかも)だけど、そもそも私はキャンパーではない。
いっそのこと、部屋の中に緑を配置して自然の雰囲気出しちゃおうかしらと夜の散歩。

ニューヨーク。


9.11。1.17、3.11、8.6、8.9、8.15と考える日は増えるばかり。昨年も振り返ってた。多感な4年間を住んでたから切り離せないNY。NYが恋しくなってNY舞台の作品を見たくなるも「身内が殺されたNY刑事の復讐」や「異星人がNYで大暴れ」「騙し騙されるサスペンス」「恋の駆け引きが不器用な主人公」「120分以上の大作」などの“疲れる作品”は避けて探すも、色々と観てるから見つからない。

そうしたら「善きサムからの贈り物」という作品をNETFLIXで見つける。尺は90分→ちょうどいい長さ。キャストの誰も知らない→賭けのようでいいね。舞台はNY→いいね。一言で言えば「温かい作品」で、わざわざ映画で大画面で見るかな?とも思うけど、悪人が出てこない作品と言えば「NY_眺めのいい部屋売ります」があるけど、この作品もGOOD。「ペイ・フォワード」と同じ系統。

その前にみた「プレミアム・ラッシュ」もNY(マンハッタン)という土地柄だから撮れるメッセンジャーの話だったけど、ハラハラして疲れた。
(次はいつ行けるかな・・・)とふけったら来月は海外出張があることを思い出してパスポートを見たら10年期限が切れてた!慌てるも(マイナンバーがあるから大丈夫でしょ)と思ってたら、本籍が実家だからマイナンバーで謄本はサクッと取れない!

2022年9月10日土曜日

極々妄想。


2060年の私は90歳、きっと生きてないから関係ない。と言うのもアリだけど、我が子は60歳辺りで未だ生きていると思うと放っておけない。孫はいるのかな?
“このまま”だと言う前提で推計された2060年の愛媛県人口は78万人。今が133万人だから42%減。1000人いた地域が580人になってしまう。愛媛を含む地方の多くで抱える人口減少問題。色々とよぎる・・・。

そう思わせるのは2020年の生産年齢人口(15歳〜64歳)から49%減!の37.3万人、そして0歳〜14歳は58%減!の6.4万人しかいない!ちなみに65歳は34.5万人で22%減。政治の失策だからコンチクショー!だけど、文句言う暇があれば半径3mは豊かでありたい策を考える。
そう言えば漁協関係者に漁師減少について意見交換したら、「漁師一人あたりの漁獲量は増えるだろ!わははっー!」と一蹴されたっけ。この豪快さ好き。

個人的には単一民族では社会を支えられなくなると思うから、希望者がいれば留学生など多国籍化も一考だと思う。2060年は知らないけど現在は日本に憧れる人は多いから。だから選択肢に入らない国、地域になりませんように。想像するだけで恐ろしいのは、県外はおろか国外へ材の流出が加速すること。だって、日本は減るけどアメリカやベトナムは人口増になるのだから。

2022年9月9日金曜日

ペットじゃない話。


今でも当時に妄想したアイデア(介助犬の認知度向上にヘリウムガスの犬風船が100匹、大街道を練り歩く)は話題を振りまくと思うし、バズるんじゃないかなと。当時「一頭を育てるのに200万円かかる」と教えてもらい、知らなくては共感モ得られないと考えたアイデア。
でも、そんなアイデアに頼らなくても砂田さんはコツコツと活動を続けて、成果は表彰されるほどに。

子ども達にも取り組みを紹介したくて、昨夏も今夏もココ大付属学園にお越しいただき、子ども達は大喜び。とは言え「ペットではなくパートナー」という存在に首を傾げた子も・・・、最初はそんなもの。そして行き交う人たちにも知ってもらいたく昨年のワンダフルエミフルにもお越しいただき、好評価だったので今年もお願い。10/1(土)13:30〜「イヌの話(生物多様性から考える犬と人の共存)」

普段、街でよく見かけるのは盲導犬。だけど「聴導犬」もいれば「介助犬」もいる。知らなければ(あぁ、ペットね)で終わるけど、ペットじゃない関係って何?と分かるのがこの公開授業。公益活動には色々な応援の仕方(寄付やボランティアなど)があるけど、私の場合は社会との接点を作ること。
彼女の「優しい無視」という表現、的を得ていて印象的だったから、この意味も知ってほしい。

毎日がクエスト。


5時起床、朝散歩出発。未だほのかに暗い中をテクテク歩き深呼吸をすると(日常が戻ってきた!)と実感。夏休み中はココ大付属学園で朝散歩ができず、9月に入っても出張や雨などで歩けず。日の出も5:30過ぎになったのね。“いつも”のコースを歩くと、久しぶりなのに名前も知らない常連さん達とすれ違い「おはようございます。」と交わす。なんともフツーというか、ごく自然なのがいい。

これまでのフツーが変わってしまい、許容できるコト、許容できないコトがハッキリと顕在化して、その余波は日常生活に影響。食料品の値上げが大々的に取り上げられているけど、出張に出ればホテルにアメニティは部屋になく(フロントで必要な分だけ取る)、掃除もエコと称して2日に1度になったり、あれ?と思う程度で日常に支障ないけど至る所で生き残るに必死さを感じる。

フツーだったコトを外的要因で止める、減らす、変えるのは自分の意志じゃないから嫌かもしれないけど、でも、そもそもこれまでが過剰や飽和状態だったのだから、この際!と考えてしまうのは都合が良すぎるのかな。シンプルに暮らすと生活が楽になって個人的には快適な日々。(それ、買わなくてもいいよね。それ、使わなくてもいいよね・・・)と毎日がクエスト。

2022年9月8日木曜日

数分前まで知らないコト。


河内晩柑は1905年頃、熊本県河内町で発見された偶然の果実。そんな果実の生産量日本一は今や愛媛県愛南町になっているのだから不思議。果実は約350g/個、果汁は約40%/個だから約140ml/個ほど。140ml入りのジュースなど飲み物は世に多くあり「1個=1瓶」という感じ。味はサッパリスッキリ味で甘くない。昨今は甘さが求められてるけど、甘くない「青春味、大人味」かな。

4年前、愛顔の食卓の縁から河内晩柑の魅力発信について相談があり、早速、調べると「見たことはある、名前は知ってる人」は多くとも「食べたことがない、飲んだことがない」人が多く、実は私もその一人だったり・・・。愛南町担当者の中本さんは元地域おこし協力隊で、自身を河内晩柑のエヴァンジェリスト(伝道師)とよび、とにかく認知度向上、普及促進に全集中されてる方(元営業マンだから突撃がスゴい)

そこにタイミングよく「ワンダフルエミフル」が重なり、好機!とお願いして3年目。色々な認知度向上・普及促進策があるけど、やはり当事者が目の前で直接教えてくれるってシンプルで的確で訴求力あり。買い物などで行き交う人々が自然と集まり、数分前までは知らなかったことを知り、きっと晩には家族などに「ねぇ、河内晩柑って知ってる?」と話題になるはず。それがココ大授業!

2022年9月7日水曜日

単なる折り紙と思うなかれ。


10/1-10/2にエミフルMASAKIで行う「ワンダフルエミフル」は、愛媛県の生物多様性の理解促進を目的に、各地で授業を行った集大成として行った企画。最初は10年前。
特徴はテーマが単に自然が素敵だ!環境保護だ!ではなく「自然から授かった知恵や知識などの継承」が掲げられ、人と自然の共存がテーマとなり【人も生物の一種、自然の一部】という、名コピー(自画自賛)が誕生。

2日間で8種類+@の公開授業は、どれもユニークな内容だけど、当初は周りに???だった一つが「おりがみで考える生物多様性」というプログラム。なんで折り紙?は2010年に開催された「生物多様性会議(COP10)のロゴマークが折り紙で表現された」から。
ピン!ときて(これなら、行き交う人や子どもからシニアまで世代を問わず興味関心をもってもらえる!)と企画。

でも、教えてくれる人はいるかな?と思ったら、ナント!違うコトで接点のあった宮川さん(親子)が折り紙に詳しいと分かり、10年前は息子君にも先生として登場、立派な青年になってるだろうな。
単に折る「折り紙」と思うなかれ!切らずに動植物を作る過程は一見して分かりにくいけど、完成した時の(おぉ!)は約束できます。

スキマ時間。


「地域の観光を持続・成長させて観光客を増やすには、どんな課題があるか?」という質問に、考える時間は10分(と自分で決めて)、自由に答えてOK!とのことだったので、思いついたことを伝える。

(1)ターゲットのニーズは掴めても、満足させるウォンツを提供できてない。→外部からスペシャリストなどを招聘してニーズを把握したとしても肝心のウォンツ提供に彼らは関わらず、“それっぽい”ことを言う程度。
外国人に人里離れた離れ家レストランが響いても、二次交通で断念したり、ベジタリアンやヴィーガンだったら訪れても食べれないことも。

(2)ターゲット視点でないことがある。→企画やアイデアがあってもリソース(資源)を自前主義で調達すると、新鮮味や独自性などがなくボケて訴求力が落ちる。新しい価値を創出するなら新しい手法などを取り入れた方がいい時もあるのに「前例がない、リスクがある」という正論に聞こえるアイデアキラーに潰される。プロダクトアウト的な発想とリーダーシップの欠如。

じゃあ、お前はどうだ!と言われたらGOODの時もBADな時もある。だけど常に内省してるつもり。自分で問いを立てて内省してもつまらない時もあるので訓練。ちょうど飛行機は興居島上空を過ぎて松山空港へ着陸体制。フライト中は学びのスキマ時間。

2022年9月6日火曜日

心のビタミン0円チャージ!


何も気にせず改札機にパスモをタッチしたら、派手にアラートが鳴り残額不足!(電車に乗り遅れる!→冷静に考えれば東京は松山と違い5分も待てば次電車が来るのに・・)と、慌てて引き返して財布からお札を出してチャージ完了!。電車にのり目的地へ移動するもハッ!と気づく。(ヤバい!現金がゼロ!)パスモに全てチャージしてしまった。(どうやって過ごそうかな?)

ATMで現金をおろせば済む話だけど、なんか自分に負けたみたいで嫌(ホント、アホ)。パスモ、ペイペイでどう過ごせるか?考える。この際、カード払いも嫌!ゲーム感覚になるも、行く予定だった展覧会「イマーシブミュージアム」の2500円が(払おうと思えば払えるけど自分縛りで)払えない!(仕方がない、次回にしよう)と諦める。そして、ポーラミュージアムアネックスで開催中の「野口哲也展にいく、コチラは0円。

無料だからといって侮れない(皮肉もスパイスな)面白さ。(これ、無料でいいの?)と思うクオリティ。立体像が有名だけど絵画などもあって堪能した1時間。
心のビタミンチャージもできて元気になったので、歩行者天国の銀座をブラブラ歩く。歩くだけで十分楽しいのはNYと同じ。そして松山へ。松山空港から「い〜カード」の残額がギリギリだったのはラッキーとしかいいようがなかった件。

3つ合わせて286年!

中央区立久松小学校の4年生と一緒に授業を受ける。

事業が進む or 進まないかは歯車の駆動と同じで、一つでも動かないと「止まったり、空回りしたり、戻ったり」、動いても「超ゆっくり」だったり。全てをコントロールできればいいけど、そうもいかず、外的要因(=自分ではどうにもできないコト)も絡み「すれ違ったり、自然消滅、停滞」したりは日常茶飯事。強引に進めると今度は「質」の問題になり、知れば知るほど厄介なのが事業進行。

今年150周年の中央区立久松小学校、今年136周年の松山市立番町小学校、今年100周年の萬翠荘。この3つを繋ぐのが久松定謨伯爵。両校とも伯爵から多額の寄付を受けており、苗字の“久松”と久松小学校の“久松”が同じなのは諸説あり(偶然にも住所が“久松町”にあるからが有力)。そんな久松小学校は皇族と縁もあり、周年事業には臨席されるほど。そして他校との交流はこれまでナシ。

そこで久松定謨伯爵が教育熱心だったことから萬翠荘が架け橋となり、番町小学校と久松小学校を紡ぐ。ただ両校にとって「繋がりは価値」と思えるまでに10年以上の歳月が流れ、今年が絶好(最後)のチャンスかも・・・と、関係者が再度踏ん張り、昨日を迎える。
番町小学校が学校紹介をすると「いいなー!」と久松小学校4年生。最後はオンラインの画面越しだったけど「バイバイー!またね!」と次回の交流約束!で、私はと言うと・・・。

2022年9月5日月曜日

全国生放送ラジオ。


これまでにも全国紙や雑誌、テレビなどには出たことはあったけど、全国生放送のラジオは初めて。今回はフィルム・コミッションとしての登場。最初は撮影相談と思いこんで話を聞いていたので「どなたかをお探しですか?」とトンチンカンな質問をして「泉谷さんにご出演依頼です。」と言われ「えっー!」となる。さぞ、TBSラジオのディレクターは不安になったと思う、ゴメンなさい。

「地方創生プログラム ONE-J」という全国放送のTBSラジオ番組に出演。パーソナリティは本仮屋ユイカさん、斉藤慎二さん(ジャングルポケット)のお二人。番組とはZoomで繋ぎ、何を話したかと言うと「全国に伝えたいフォトジェニックなスポット」として下灘駅を紹介。これまでに撮影された作品以外にもカップルなどが座ると“自動的”に寄り添ってしまうV字型のベンチ、特に沈む夕陽が美しいことなど。

「今度、撮影に行ったらどう?」と斉藤さん。「ありかも!」と仮屋さん。映画やドラマ以外にもコマーシャルやグラビア撮影までしたことのある下灘駅。「無人駅ということで整備などはどなたがされてますか?」的な旨を聞かれたので「老人会など地域の方々です。季節に応じてヒマワリやコスモスなどの花を植えています。」と伝え、訪れる一人ひとりが下灘駅の保全活動に参加してほしいと伝え、全国生放送おわり!

顧客事業評価。


「先生でもないのに学校をつくったクレイジーおじさん。」「いつも、みんなを笑わせるピエロみたいな先生。」という印象だったのね。“クレイジーおじさん”という表現がお気に入り!「ウチのお父さんよりも年上なのに、なんでそんなにインチキなの?」など、子ども達の親は私よりも年下の方も多く、子ども達にしてみれば「大人=親=キチンとしてる」っぽいイメージなのに、(コイツは変だ!)と思考が狂ったに違いない!

これ、愛媛新聞社主催の「こども新聞グランプリ」に応募したココ大付属学園に参加した子どもが作成したオリジナル新聞。作った動機として「(ココ大付属学園には)時間割がないので一日があっという間におわってしまいます。とっても夢みたいなココ大を、もっと多くの人に知ってもらいたくて作りました。」とのこと。これだけでも泣ける!
見出しレイアウトからフォントデザインなどまで、読みやすく見やすくてGOOD!

感想は「ココ大の楽しさがありすぎて、一枚におさめるのがむずかしかったです。」とのことで、最後は他の子ども達に「楽しかったイベントは?→全部」という回答もあり「またココ大付属学園にきたいですか?」とアンケートもとっていて?」そして【100%きたいです❤️】と〆られてる。顧客視点でまとめられている内容だから、今年の事業評価はこれでいいよね。と思った件。

2022年9月4日日曜日

アニメ作品から見えること。


ふむ、公開から26日目で860万人超えの観客動員、興行収入は120億円というシリーズ最高の稼ぎを叩き出し中の「ワンピース」の最新作。姪っ子のお供で妻も一緒に観に行き、鑑賞特典のマンガをもらったとのこと。映画鑑賞が特典などによるイベント化で複数回の来館(鑑賞)を狙うようになり数年。ワンピースを初めて観た妻「ミュージックビデオみたいだった」とのこと。

私も長男くんも2度鑑賞した「トップガン_マーヴェリック」も5/27の公開から3ヶ月以上経ってもまだ上位をキープして744万人の観客動員数、118億円の興収が驚異的!と騒がれても「ワンピース」にアッサリ抜かれるんだから、イベント化著しい映画鑑賞。ちなみに長男くん「トップガン_マーヴェリックで特典ステッカー貰ったよ」とのこと。私の時はなかった。

話を戻してワンピース最新作の興行収入予測は130億円程度か。すると100億円超え作品は、2021年の興行収入第一位が「シン・エヴァンゲリヲン」の103億円、2020年が「鬼滅の刃」の403億円、2019年が「天気の子」の140億円。4年連続アニメ作品が興行収入第一位で、やはり【アニメ強し】が鮮明になる。2021年は上位3作品がアニメ作品で、その3作品全てにフィルム・コミッションが絡んでいる事実から見えること!

2022年9月3日土曜日

環境の(が)変化。


左側は落ち葉の赤系、右側は苔などの緑系。そして左側は暗、右側は明と左右の対比が面白くて撮る。妻達が引っ越して、拠点が新しくなり初めての訪問。とても静かな所。
ネタとして話している私の拠点(松山のアパート)にはテレビ、冷蔵庫、電子レンジ、オーブンなどがないけど、東京の拠点は全て完備。松山では不便さを工夫して暮らしている(修行のよう)から、利便性のよい生活に感激。

利便性がよいと言えば隔月レギュラーの「ラジオまどんな」もそうだけど、9/4(日)9:00-9:15の間に出演するTBSラジオ「地域創生プログラムONE-J」も生出演だけどZoomで繋ぎ、オンラインで番組が成り立つのだから便利になった。
えひめフィルム・コミッションとして登場するのだけど、担当ディレクター「番組会議で下灘駅の海ヌケが話題になりまして是非!」とのこと。全力PR宣言!

引っ越したことで、間取りに合わせてレイアウトも変わり、仕事がはかどる。ココ大付属学園に参加した保護者「家では宿題が全く進まなかったのに、ココ大付属学園ではお友達が大学生らに囲まれてスイスイ進んだ」と言ってたのを思い出す。何事も環境で変わるという件。

2022年9月2日金曜日

職業病。


8月は仕事を抑えていたので9月に垂直大奔走!子ども達とのロス気分を引きずったまま、待っていただいていた用務に着手!
打合せが終わり、早速、東京出張中。よい成果が得られますように!「仕事があることはいいコトですよ」とのご指摘通り、私の都合を許してもらえる環境や相手先に大感謝。35日間、駆け抜けて「さぞ、お疲れでしょう」と言われるけど、若いエキスをもったのはこちら、ヒヒッ!

「週末の下灘駅で撮影はできますか?」「週末は観光客が多いので平日の方が撮影しやすいと思います。」「無人島で撮影したいのですが」「本当の無人島ですか?それとも無人島に見える島ですか?本当の無人島ならトイレ問題などの解決は必須ですよ。」「古民家はありますか?」「古民家は本当の年代ものですか?それとも外観だけ古く、中身はキレイなものですか?」と撮影相談にも爆裂対応。

10/1(土)、10/2(日)にはエミフルMASAKIで行う「ワンダフルエミフル2022(主催:愛媛県自然保護課)」が控えていて、募集開始を前に大詰め。すっかり、慌ただしい日常に戻ってしまったけど、忙しい方が冴えてる感じがするから職業病。
一ヶ月間、企画書も書かなかったから鈍ってしまったよう。「キレッキレの内容、期待してますよ」と勝手に期待されるもダメー!と言えず。

コンチクショーな世へのアンチテーゼ。


楽観的な「ニヒリズム(虚無主義)」で「ペシミスト(悲観論者)」と思っているから、「世の中はコンチクショー!」です。20代は社会を変えてやろう!なんてイキがったけど無理。ただコンチクショー!な世の中をすんなり受け入れるのも嫌だから抗うというか、せめて半径3mは大切にしたくて、ココ大付属学園はそんな思いが表れたアンチテーゼかもしれない。単なる自分のエゴかも・・・。

プログラムを増やすことも宿題の補助をもっとできたけど、“あえて”しませんでした。
それよりも「今日は何もありません!解散ー!」と、一日の過ごし方を子ども達自身が決めた日の方が多く(その瞬間の子ども達のヤッター!感がすごくいい)、疲れ気味の子には「ゴロン(=昼寝)したら?」とか「ボッーとしたら?」など、日々、忙しくブレーキの使い方を知らない子ども達に、私自身が寝転がったこともありました(そこじゃないのは重々承知!)

違和感を感じる社会へのアンチテーゼとして、無意味、無駄、遠回りなど非効率的、非生産的なことも多くしました。だから完成しなかったり、途中になったり、思い通りにならなかった時もありました。でも、それでOK!と自分と向き合った時間や経験を全力で褒めました。
2学期が始まったけど、みんな元気に過ごしてるかな?と、一日会わなかっただけで早くもロス気分。でも3ヶ月後にはまた会えるんだよね。

2022年9月1日木曜日

どこまでもクールだった子ども達。


8/31(水)夕暮れ。「インチキめ〜〜〜〜!」と指差しながら、突進してくる女の子。私、何もしてません(汗)。その様子が面白かったのでサッ!と撮影したから臨場感のある写真になる。ココ大付属学園【夏】の最終日だった昨日、大人は(最終日だし、なにかジ〜ンとくるものが込み上げて感動のラスト!)などを想像するけど、多くの子ども達の方がドライ&クールで、いつもと同じだった件。

とは言え、スペシャルなコトもあって、どちらかと言うと物静かな子で一人で読書も好きな子。絵を描くのが上手で「スゴい!」と伝えた所から関係性が始まる。私から積極的に声をかけて色々と尋ねたり、活発な子を交えて交流を続けていたら「インチキへ、楽しかったよ。またくるね!」とメッセージの入った小物をいただく。他にも子ども達や保護者からも手紙をいただき泣く。

続々と“お迎え”の時間になる。35日間で創作した数々の作品を並べ、多くを持ち帰っていただいたけど、中には諸事情(悪い意味ではなく、よく分かる!事情)あり、作品を持って帰れず、「思い出をデジタル化」される保護者も多い。そんな光景を見ていた子ども「捨てられちゃうんだよ!」というクールな衝撃の一言。最終日だったけど、特別な挨拶ナシで「次は冬休みね!」と、どこまでもクールだった子ども達。

2022年8月31日水曜日

お祭りってすごく密。


「青春ってすごく密」という言葉にもらい泣きした50歳。2022年の流行語大賞にノミネートされると思う。青春が密なのは濃く触れあうから。そんな甲子園球場から300キロ超のハーモニープラザでも密で、夏祭りだからと浴衣で過ごしてくれた女の子たちの図。
何をしているかと言えば「ヨーヨーすくい」に挑戦中(この水風船を作るのに、ハプニングで大学生がビショ濡れになったのはナイショ!)

他にも射的では腕を思いっきり伸ばして的を狙ったり、輪投げでは体を大きく曲げて芯へ投げたり、バスケットゴールでは華麗なシュートを見せたり、ボッチャの代わりとなったインチキコロコロゲーム(丸い球を転がして止まった所の点数で競うゲームだけど、転がす球が歪んでいるので予測不能な動きをする)で一喜一憂したり、クジでは私が各地から集めてきた景品を振る舞って大いに盛り上がる。

各ゲームごとに点数を加算して合計点で景品(お菓子)がもらえるのだけど、全員が挑戦しても余ってしまい、残してもしょうがないので大盤振る舞いすると歓喜の子ども達。
先日の鹿島ピクニックに続き、パッー!とトコトン楽しみたかったのは事実。そして本日はココ大付属学園の35日目、最終日。密だったこれまでの日々に一区切り。どんな一日になるのやら。

2022年8月30日火曜日

全ては関係性。


賛否両論あると思いますが、私は褒めました。「インチキー!見て!」と連日、多くの子ども達から声がかかりますが、棺桶に私が入った作品は初だったので「おぉ!いいねー!」と花で飾られた出来を褒めました。たぶん、これを創るに至った背景は、直前に「ドラキュラ」が話題になり、ドラキュラの苦手なものを玉ねぎと勘違いした私を「ニンニクだよ!」とワイワイしたことからのインスピレーションと思いました。

「みんなと過ごすのも、あと2日ですね・・・」と大袈裟に伝えると「悲しいけど、悲しくないよ。だって冬もあるんでしょ?春だってあるでしょ?」と子ども達の方が冷静沈着だった件。「そっ!そうね。きっとあるよ」「きっとじゃないよ、ないと困るんだよ!」と念押しされました(笑)。はい、まだ暑くて明日もあるのに冬のコトなんて考えたくありませんが、実施予定です。

ちなみに棺桶に入った私はその後、お墓で祀られて神様になりました(笑)。
冷静沈着に接してくれた子どももそうですが、全ては「関係性」と思います。「友達以上保護者未満」な関係性は時に子ども達を驚かせ、時に子ども達に隙を見せてツッコませ、悪い時は謝り、叱り、怒り、家庭や学校にはいない「面白い大人」でいます。関係性が成立して双方に信頼があるから、全てお見通し!ということ。