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2021年9月11日土曜日

20年前。


20年前。9月初旬までアメリカはワシントンD.Cで行われた「シネポジウム」という世界各地からフィルム・コミッショナーが集まる会議に初参加して、撮影支援の手順、写真の撮り方、ロケハン写真の整理法、トラブル対応など各地の事例紹介にしがみついて学び、帰国して数日後、当時3歳の長女、1歳の長男と戯れていた時に妻がかけよってきて「飛行機がNYとD.C.に墜落したんだって!」と、9月11日。

1991年冬、メリーランド州で寮生活をしていて、リビングルームは湾岸戦争の話題で持ちきり。「空爆戦から地上戦になるかもしれない!」とCNNの報道にルームメイトのブライアンがブッシュ大統領宛に「戦争反対」の手紙を書いていたのにビックリ(思っても意思を行動に表すなんてしたことがなかった・・・)して、感化されてしまい、D.C.での湾岸戦争反対のデモ行進に参加したっけ。

1993年2月、NYはイーストビレッジ付近を歩いていると、遠くにモクモクと黒煙が立ち上り、その大きさと高さにビックリしたのを鮮明に覚えていて、ワールドトレードセンター爆破事件とあとで知る。
そして9.11。あの時から世界は変わってしまい「世紀末感」を味わうも、今のコロナ禍で(あの時以上の、どうしようもない無力感ってなんだろうね・・・)と静かな道後を歩きながら話す。

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