齋藤宏之さんと言えば昨秋にNHKドラマ「旅屋おかえり」で大洲和紙の工場をロケ地として使わせていただいた件。セットのような佇まいにキャストが感激していたのを思い出す、いいドラマでした。
そして昨年のワンダフルエミフルでもお世話になった「ギルディング」が今回も登場。金や銀の箔を予め糊付けされた大洲和紙に置いて払うと、アラ不思議!糊の部分だけに箔が残り絵柄が現われる。
箔の置き方は自由だからオリジナルになる(=世界で一つだけ)になるし、箔は酸化するので銅の色味などにも変化するから知識や経験がなくても立派な作品になるから気分がいい(笑)。生物多様性に何が関係しているかは大洲和紙の原料は楮という植物、楮(和紙)があったから後世に伝承(記録)されたことも多く、自然の恵そのもので、職人などによって受け継がれてきた文化。
ちなみに内子町の五十崎地区に工場があるのに「大洲」なのかは、ここら辺りは大洲藩だったから。資料によると越前和紙の流れをくみ、薄いのに墨がにじまないなど原材料の楮と人の技術が融合して全国での有数の産地となり、今でも新しい価値を創出しているとのこと。歴史があるのは“時代と握手”しているから。そう言った話も齋藤さんから聞けるはずの無料授業!
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