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2022年3月13日日曜日

思い出せないミステリー。


ココ大付属学園【春】の説明会が終了。昨年開校し夏編、冬編を経験し、こども達や保護者が置かれている状況や環境(嬉しいこと、悩ましいことなど)を聞くと、私と妻はその難問にどう対応したのだろう?と思い返しても思い出せないミステリー。人の脳は都合よくできている(笑)。でも一つだけ言えるは、色々あったと思うけど全てが楽しかった!妻の超ポジティブ思考や勢い、工夫、周りの援助で全てを乗り切れた(と、思う)。

こども達も自分の親はどんな仕事をしてるか?説明しにくかっただろうし、他の家庭とちょっと違うぞ・・・と思ったことも何回もあったと思う。色々な局面で踏ん張ってくれたことが今に至っていると思うと感慨深い。子育てがひと段落した身として、他人の子と関わるのは楽しいだけ(と、言ったら失礼かもしれないけど)。家や学校ではしにくいコト(昼寝とか)もココ大付属学園ではできます、します。

一点、言い忘れたのは私は「インチキ先生」と言うこと。私から名乗ったわけではなくて、「せんせいー!」と呼ぶから「違うよ!」と伝えた所、「じゃあ、インチキだ!インチキ先生だ!」と命名されたのは昨夏。今じゃ、インチキ先生→インチキン→チキン!と呼ばれることもあり、保護者は「じゃあねチキン!バイバイ」という我が子の言動にビックリしたけど、それでOK。

猛省も猛省!


「コロナ禍で頑張る、踏ん張る、自分らしく生きたい若者(≒10代や20代)を応援したいんです!」と言う30代からの相談。
その30代を支援する50歳の私という構図。「支援(応援)する人を支援する」って、NPOの世界では「中間支援だな。」と思い出す。一言では表せないバイタリティのある方で、自身も「予想もしない人」と繋がることで可能性を開きたいという感じだったかな。それが私でいいかは分からないけど・・・。

猛省したのは、相談者が教えてくれた取り組みを何一つ知らなかったこと。アンテナの感度が劣化したのか、若い方々は自己表現の手段として音楽やファッション、絵画、写真、ダンス、ミュージカル、朗読、演劇、そして映画・映像制作をTikTokなどで活用に発信してた。
愛媛県出身で在住の方もいて、フォロワー1万人ですなどの話を聞くだけで、どんだけ“今”からズレているのか、猛省に猛省を重ねる。

異世代と交わることは世間を知る上でとても大切。7歳から12歳まではココ大付属学園、19歳から22歳までの学生はインターンやボランティア、20代や30代の社会人は色々な縁でのつながり、40代や50代はフィルム・コミッションが多いかな。ココ大は全世代交流型なので年齢問わず。意識して異世代と交流してた“つもり”が、全くそうじゃなかった件。今回の相談と猛省を機に意識をリセットしなきゃ!

2022年3月12日土曜日

仕事は創るもの。


今週は「沖縄」に行き、先週は「北海道」だった。出張の余韻に浸ることなく日常(作業や家事など)に戻ると白昼夢のように思える。本当だったら来週は香港で開催される「FILMART(香港國際影視展)」へ行く予定だった(もうオンライン開催になって3回目)。担当者から届く「始まるよ!期待してね!メール」が“カラ元気”のように響いて寂しさ一抹。いつの間にかパスポートも切れてしまってた・・・。

「大勢で集まれないなら少数」というニーズが沸騰して全国各地へ出張。沖縄には沖縄の事情、北海道には北海道の事情、東北には東北の事情、九州には九州の事情があり、その事情は決してFCだけの話ではなく、地域と連動や因果関係などに起因や由来していて、(ムムッ!改善したり活性化させるには、手始めに〇〇とか〇〇はどうかな?)と思って相談すると手応えあり。既に関係性を築いてるFCだから話も早い!

アイデアは実行してナンボ。頭の中だけで描いても価値は低い。一人ではできないから仮説を立て協力者へ提案し、価値をイメージしてもらい、リソースを調達する。
仕事を創る上でのモットーは「その仕事はワクワクできるか?」。お金(予算)から考えることもあるけど、ワクワク感の創出は難しい。置かれている役割を200%活かすと新たな仕事を創出できると気づいた出張。

インチキ先生、驚く。


「この部屋が授業教室です。」と通されたのは、3年前にできたという外光が明るくて天井も高くてスッキリきれい、プロジェクターも新しく、投影サイズも大きく照度もハッキリ、音響もバッチリ、ネット接続も常時OK、大型ディスプレイも完備の教室。テンションがあがってしまう。定員は100名弱だけど、コロナ禍なのでやむを得ず履修人数に制限がかかるのは仕方がない。これだけの設備なので外部にも開放しているとのこと、素晴らしい。

「紙は極力、不使用にしたいです。」という相談には「Google Classroomで対応できます。」とのこと。これまでの授業では一人一人に紙が配られたり、名前を呼んで出席をとったりだったけど、毎回の提出をデータ化することで出席自体も確認できる。学生からの質問も私からの連絡も一元管理。教育のDX化の一端を見た感じ。オンライン授業も可能だけど、基本は対面授業なので、オンラインは効果的な時に活用しよう。

既存の教科書を使わず、体験や実習などを通して振り返り、気づきや発見を言語化して共有する授業。PCやネットで効率性を高め、アナログで非効率的なことに手間を充当。効率化は単に時間の短縮や手間抜きではなく、確保された時間を「丁寧(≒余裕)」に使うため。
時間が空いたからといって、新たな仕事を入れる・詰めるのはエネルギッシュだった頃。人材育成には量も大切だけど質も大切。

2022年3月11日金曜日

R3年度を一足早く振り返り。


気忙しいのはロックオーン!だから。令和3年(2021年)の振り返りを週刊ココ大ラヂオで紹介。ココ大授業が思うように開催できなくなり2年、そんな中でもできたコトは何だったか?3つ挙げようと思い返すと【3位】愛南町の特産品「河内晩柑」の魅力発信。6月には愛南町の園地へ赴き収穫体験もしたし、200名から河内晩柑のPRアイデアが200以上集まった他、河内晩柑エヴァンジェリストを自負する中本さん(愛南町職員)にも10回登場いただいた。

【2位】松山市、東温市、伊予市、松前町、砥部町、久万高原町の6市町が特産品を持ち寄り、水口酒造の協力によって開発した「道後JIN六媛」の誕生。「これまで“はだか麦”は味噌などしか活用策がなかったのに、まさかお酒に活用できるなんて!」と松前町職員の驚きが全てを物語っていて、2年間かけて実現したお酒は予想以上の売れ行きで皆んなニコニコ。地域の成功事例として残った!

【1位】ココ大付属学園の開校。ココ大授業ができない中で、子ども達を対象に「想像×創造」を掲げ、感性の育みに寄り添うココ大付属学園。ココ大を企画した2010年、「ココ大付属学園+ココ大+ココ大大学院」の3部構成でビジョンを描いたのが実現したのだから自分でも驚く。イメージすれば叶うと言うのはこのこと。と、言うことを喋ったら7時を過ぎて朝陽が眩しかった件(何時から収録してるんやー!)

インチキ先生、大学にいく。


ひょんな縁から「松山東雲大学」で非常勤講師を勤めることになり、打ち合わせに行くと、本日は卒業式(訪れたのは昨日)。過去2年間、コロナウイルスの影響で入学当初に描いていた学生生活とは全く異なってしまったと思うけど、おめでとうございます。という気持ちと、どうか、この先は実り多い人生を歩んで欲しいと願う(と、言うのも我が子世代だから気になってしまう)。そして、松山東雲大学は妻の母校でもあった!大昔は撮影でもお世話になった。

非常勤講師は愛媛大学(リーダーズスクール)以来、2校目。愛媛大学の時も言いましたが今回も「ありがたいですが、私、何の免許も資格も持ってませんよ?それでもいいんですか?」と伝えました。すると、これまでの「実績」を評価してくださり引き受ける。
でも案の定、これまでと同じテーマ(ボランティア論)だけど手法は全く異なるので、その内容に関係者を驚かせてしまい、ヒヤヒヤさせてしまう(反省)

そもそも私は日本の大学には行っていないし、親が行かせてくれたNYでもカレッジに入ったものの退学した脱落者。そんな奴が正規に教えるなんて・・・と思うけど、何かに期待して声をかけていただいたのだから倍以上で応えます。
この際だから、ブラックジャックみたいになれたらとも妄想。うーむ、素はインチキ先生だし、いよココロザシ大学も主宰だし。

2022年3月10日木曜日

ご当地性は・・・。


6次産業化に携わる立場として、各社バイヤーから「正直に言って、地方や地域の“ご当地性”って必要じゃない時もあります。」と言われたこともあった。「だって、“ご当地”だから買う人は10%もいないんじゃないですか?」と言われて、自分が消費者として買う際も“ご当地”は決して必須条件じゃない・・・と。ご当地を推しても、その地域が知られていなければ、逆効果もあり得る、ヒィー!

ご当地性は、あくまでも付加価値的なウリ。商品やサービスは「味や質」が最優先事項でニーズという期待や約束に応える(ウォンツ)ことが基礎基本。じゃあ、ご当地性がウォンツになるのか?と言われると「希少性」など、その場や特定のタイミングでないと入手できない(≒普段は買えない)特別な価値があるといいのかと。先日も北海道や沖縄で「限定販売」のお土産に手を出してしまった・・・。

他に、ご当地性がウォンツになるのは「ブランドとして確立」されている場合もあり、愛媛だったら「みかん(柑橘)」がブランド(顧客との約束)として確立してるから、「愛媛を買う=安心して買えるみかん(≒おいしい)」が成立する。
地域は自分達の地域を商品を通して知ってもらいたい。でも消費者はブランドが確立していない品には響かない。ブランドが確立するのに、どれほど時間を要すれば・・・と言われても。

ロケ弁ものがたり。


「マブヤー⤴︎じゃないですよ。マブヤー⤵︎」「イントネーションが違うのね!マブヤー⤵︎」。方言と言うか発音に弱い。そう言えば英語の「アクセントはどこにあるでしょう?」という問題も苦手だった。「マブヤー⤵︎は、もうフツー。」そうか10年前に沖縄へ来た時も既に定着してたっけ。琉神マブヤーはご当地ヒーローの先駆的な存在で海外へも輸出されている秀逸なコンテンツ。カッコいいんだよね。

FCを縁にした新しいビジネルモデルに期待と手応えを感じるものの、どうしたら確立、定着するのか思案中。ビジネルモデルの前にスキームを明確にする必要が先かな・・・。と悶々としてる傍で「ロケ弁っていいコンテンツですよね!」と、軽やかな話題に意識を持っていかれる。(作品公式のロケ弁が認定されたら面白いのにな・・・)と妄想。*作品とのタイアップによる期間限定商品は過去になります。

「食」をテーマにした作品で、なおかつ「弁当」がキーワード。更に踏み込めば“劇中劇”で、実際に色々なロケ弁(例:高級系、工夫系、ご当地系など)が登場する。
イメージするならラーメンウェスタンと称された「タンポポ」みたいに、さすらいの料理人がロケ弁で窮地を救うなんてね。と、妄想癖が出た所で現実に戻り、企画書を仕上げなければならない。いや、でも面白そうだなと。

2022年3月9日水曜日

映画が教えてくる。


「多面的ってどういう意味ですか?」「OK!スピルバーグ版のウェストサイドストーリーは見た?」「??はい!みました。」「映画の撮影アングルをイメージしてね」「はい。」「例えば、オープニングでNYの再開発で壊しているスラム街の中をカメラは上下左右に動いてたよね?」「えぇ」「その後アングルは垂直になって上から地面へ向かったでしょ?」「はい」「すると(何かな?)と思いつつ見てるとバッーン!と扉が内側から開いてジェッツ団が中から出てくる」「そうでした。」

「我が物顔でジェッツやシャークが踊りながら街を歩く時は、ローアングルやハイアングルだったよね?」「はい。」「そしてケンカシーンではカメラを引いて逃げる様子を広い画角で、一人一人の臨場感には寄ってたよね?」「・・・。」「他にもダンスシーンでパンしたり・・・」「作品では寄ったり引いたりローやハイなど多方面から撮影して伝わること、切り取って分かることってあるんだよね。事業も同じ捉え方ができると思うんだ」

「事業そのものは無形だけど、六面体と考えてみた場合、ある一点の視点では“一面”しか見てない。でも他に五面もある。全部を見れてない。」「また、それぞれの面を社会との接合面と見た場合、六種類の接合がある。ターゲットだったり、社会への約束だったり、価格だったり・・・。」「さらに一面をマジマジと近くで見たら遠くからでは見えなかった質感なども見えたりする。」「多面的に考えるってこんな感じ!」

2022年3月8日火曜日

知ったかぶりを猛省。


モーレツに「権利処理」を学び中で、いかに「わかったつもり」が多かったかを猛省。ややこしく感じるのは法的に明文化されているものと、法的に明文化されいないものの、判例の積み重ねで結果が出る“あいまいさ”が入り混じっている所。さらに「法的にOK」でも「道義的にNG」という人の感情も絡まり、一層分かりにくさを醸し出してる権利処理。先生は「日本映画製作者連盟」の法務で働く百戦錬磨の最前線な方々。

世間の一部を騒がしているトレパク疑惑も原則的に問題ないんだけど「著作物なのか?」「依拠性は?」「類似性は?」などがパブリシティ権に属する「顧客吸引力」を誘発していればNGになる。ただ、その判断は「親告罪(害を被った人の告訴が必要)」だし、客観的に見ようとしても人間が決めるので一律じゃないのが難しい。
人間と言えば「肖像権が!」と言っていたけど、実は肖像権と言うのは法律で明文化された権利ではなく判例上、認められている人格権的な権利と知り「えっー!?」となる。

完全理解まで程遠いけど、これまでの膨大なNG事例を聞くと面白くも感じて、(エンタメ業界専門の弁護士になってたら食いっぱぐれない!)と思ったものの、2014年にオックスフォード大学が「あと10年で消える職業」には弁護士が入っていて、膨大な判例からの判断はAIが主戦場になるのかと。フィルム・コミッションはなくならないはず。

分かったもののorz


内閣府によると
「再分配」の意味や理由が、よく分からないけど、再分配前の世帯所得が1994年が550万円だったのに対して2019年が372万円。世代で見ると、35歳-44歳で1994年が657万円だったのに対して2019年は565万円と-92万円(毎月-7.6万円)、45歳-54年で1994年が826万円だったのに対して2019年は631万円と-195万円(毎月-16.25万円)。世帯だから1馬力、2馬力の差もあるのかしら。

氷河期世代(明確な定義はないけど今現在、35歳-50歳頃)の単身世帯所得は、1994年には500万円台が最も多かったのに2019年は300万円台が多くなり、1994年は「パート」と表現されていた方が「非正規」と変わり、2019年には、その割合はとても多くなっていた。なおかつ「非正規」だけを抜き取ると最も多い世帯収入帯は200万円台という事実。この事実は「自己責任」とやらで済ませてしまっていいのか?と当事者。

そこへ人生100年時代など言われても先を描きにくいよねとなる。本来ならバリバリ働いて納税できて、地域や社会に貢献できた人も多くて福祉なども“今より”は充実してたかもしれない・・・。更に2021年の出生数は過去最少の84万人(2020年と比較しても3.4%減)。
現実を知ってしまい課題と思っても、どうしたら改善できるのか分からない。せめて、半径3mは死守したいと思うのは当然で「それも自己責任ね。」と、無責任に片付けてしまう人がいて残念。

2022年3月7日月曜日

26年目。


「うぉ!500円玉が4枚もある!」と自分の財布を見た妻。その4枚を「500円玉貯金箱」に入れてと願う私。精算時に小銭をピッタリ持っていて(おぉ!ラッキー)と思ったり。散歩で、ふと目にした時計がキッカリで「ピッタリだ!」と言う妻。予定のやりくりがきれいにハマッて喜ぶ妻。一週間の歩数が5万歩を超えて喜ぶ私。何が言いたいかと言うと、小さな幸運(意図してないラッキー)に喜べるかどうか。

相変わらず「幸せと感じる沸点が低い夫婦」なので、「薄着して正解だった!」とか「歩いていて信号に0秒も待たずに渡れた」とか「買った煎餅がチャック式で明日も鮮度良く食べれる!」とか「桜の開花を一輪も見つけることができなくて残念」とか、周りからしたら“どうでもいい”コトにワイワイする二人の合計年齢は102歳です(笑)。10年経てば60代、20年後は70代、今のシニアとは全く異なるシニア達が多くなるんだろうな。

妻も事業計画書や企画書を書く機会が多くなる。お互いに「あーだこーだ」言いながら完成させる。「お酒は控える!」と突然宣言する妻、全く酒を飲まない私は「はい、良いんじゃない」とつれない。お互いに美食家でもないから(と、言っても妻はベジタリアンに近い)、テキトーに済ませることもできる。狭い部屋に二人、黙々と数時間話さず作業に没頭したり、急に喋り出したり、おかしな夫婦生活も26年目。

モチベーションUP!


写真は「イチゴアイス、桜餅、イチゴシュー、パフェ」、全部一口サイズのミニ。愛大の仕事に戻った妻と「お互いに自分のモチベーションUP」にランチ(笑)。自分たちのモチベーションUPにご褒美が必要なお年頃。とはいえ、このレストラン「ラ・テラッツァ(ホテルマイステイズ1階)」は徒歩圏内だし、ポストにクーポン付きのチラシが入っていて、オーダーバイキングがクーポン活用で1300円/人、90分一本勝負!

気忙しいのは、気分的に3月は既に終わっていて(本当は終わってない!自分の幻想)、4月に突入しているから。個人的に2022年度は「えひめフィルム・コミッション」が満20周年。愛媛県に映画やドラマ、コマーシャルなどを誘致支援し続けて20年が経つ。
記憶が正しければ最初の支援作1本目は2時間サスペンスで「湯けむり殺人事件」のようなタイトル。その後数本の撮影支援を経て「世界の中心で、愛をさけぶ」に携わる。

実は5周年の時も10周年の時も15周年の時も、何一つしなかったけど20周年だけは別。色々と重なり大きな節目になることが間違いない来年度。
フムフム、占いよると2022年の私の運勢は、これまでの日陰から日向になる!?日陰と思ったこともないけど、更に開けるならありがたい。色々と悶々さや鬱憤がたまる昨今だけど、話題を提供してナンボな存在だから、少しでも払拭して愛媛の魅力を実感してほしいと願ったり。

2022年3月6日日曜日

譲っていただく。


まつやまNPOサポートセンターに無償提供された品から文具をいただく。年度末、何かと気忙しいけど気分は「ココ大付属学園【春】」へ移行中。そこへタイミングよく無償提供の連絡は渡りに船。「泉谷さん、輪ゴムいりませんか?」と言われていただいた輪ゴム。フツーの輪ゴムと思いきや、通常よりも少し太くてひと回り小さい!これは・・・!?輪ゴム鉄砲にピッタリではないか!と言う感じ(笑)

他にも画用紙もいただき、突然閃き(降ってもくる)、作り始めるこども達には大量にあっても構わない。ちなみに夏も大量の画用紙があったけど、作品作りの材料や作品を飾るフレーム、正方形に切って、大きめの折り紙など用途は無限だった。春編では「桜などの花びら型」に切り大量の花びらを飾りたいと妄想。想像するだけで面白い!工作用にガムテープ、セロテープ、ボンドはいくつあっても足りないほど。

先日「思考量」について書いたけど、考えた量で記憶の奥から引き出せたのが「イースター」。毎年4月に行われるイエス・キリストの復活祭だけど、30年前はそんなことも知らずに渡米して、最初に近所の方々と触れ合ったのはイースター祭だった記憶が。知らない家にあがり、イースターエッグを探したり、コイントスしたり楽しかった。春編のイベントの一つにイースターもいいかも!

私なんて(涙)


今年度の幹事校だった松山大学からインターンシップの報告書が届く。240ページほどの分厚い報告書。昨年夏に受け入れたインターン生は計13名で、(誰の報告が掲載されたのかな?)と思ったらモアさんだった。彼女はこども達から特に人気のあったインターン生で、素敵なエピソードを残してくれた一人。インターン生も私たちもこども達も全員がマスクをしていて、互いに初対面だったけど・・・。

こども達に取り囲まれていた彼女を見て(どうしたのかな?)と思ったら、多面体などの「おりがみ」を作っていて、教えたり、こども達からの要望に応えていたり。研修期間中は走り回ったりもしたけど、「おりがみモアさん」で定着。研修期間が終わっても「モアさんに会いたい!」と要望が強く「最終日に顔を出してくれない?」とお願いをしたほど。立ち寄ってくれた時は子ども達が駆け寄ったもんね。

後で知ったことは、彼女の研修最終日に、こども達が記念品をあげたり、連絡先を交換したり、アルバイト先まで行ってしまったり!わずか数日間で信頼関係を築けた人柄にビックリしたのを覚えてる。
だって私なんて「インチキ先生」から「インチキーーー!」と呼び捨てになり、いつの間にか「インチキンーーー!」となり、最後は「チキンーーー!」と遠くから呼ばれる。そして保護者にビックリされる。愛されていると思いたい。

2022年3月5日土曜日

フムフムの実。


Aは話がうまい!立ち回りも上手で打ち出し方も上手、小さなことも大きく話すし、難しいことも簡単に話してしまうから聞き手もイメージしやすく(フムフム・・・。)と、説得させてしまう。支障があっても解決ではなく、話術で覆い被せて“なかったこと”にしてしまうほどの剛腕。この能力は「フムフムの実(ワンピース風の表現です。)」でも食べたの?と思うほど。

でも、簡単に言えるとは時に“端折って”肝心なことを伝えていないかもしれない。大きく話すことは“誇大”と受け取られるかもしれないし、覆いかぶせてしまうのは“隠蔽”と思われてしまう可能性がある。フムフムの実を駆使して中央までフムフムさせてしまったのはドラマのよう。
一方でBはAより話が下手で良くも悪くも実直。Aのように立ち回れず、派手さもないからパンチ力もない。日々コツコツと、自分を信じては歩む日々。

ある時、関わっていたCが気づきDも感じEも思った。(「フムフムの実」って成果がない偽物っぽくない?)と思い、気づいた周りは一斉にAから離れたらBの存在を知る。Aは焦ったが慌てなかった。(CやD、Eがいなくても“Z”までいるじゃないか。まだまだフムフムの実は使えるぞ。)
BはAの情報が入るもスルーして我が道を邁進。そんな彼も実は能力の実を食べていて、それは「コツコツの実」だったという話。

状況を教えてください。


(あれ?財布の札が少ない気がするな・・・。いや、少ないぞ!)と、思ったものの盗まれた可能性はなく、落とした?(いや、財布ではなく、お札だけ落とすだろうか?)と悩む。うーむ、単に記憶違いで、いつの間にか浪費してしまっかもしれない。最近はオンライン決済が多いから現金を使った記憶は・・・と思い出す。するとスーパーで買い物をした際に現金で払ったのを思い出すが、お釣りは取った気が・・・。ココまで既に数日経過。

(いや、今さら尋ねても・・・)と思いつつ、恐る恐るスーパーに連絡する。事情を話すと「状況を詳しく教えてくれますか?」と電話口。「小銭は取ったものの札は取忘れたかも・・・」と話すと、セルフレジでの「お釣り(札)の取忘れ」と判明。時間もレジの位置も当日の服装も購入物も伝えるも「レシートもないですけど・・・」と伝えると、「分かりました。状況からご本人さんと思いますので、返却しますが、警察署へ取得物扱いで届けました、」とのこと、どうやら責任者と話していたよう。

警察署へ赴き「落とし物を取りに来ました。」と伝えると警察官が来て「状況を教えてください。」と、スーパーに話した内容と同じことを伝えると「釣り銭の取忘れですね!それは痛いですね」と同情してくれる。ただ、それだけでは返却にはならず「遺失届出書」を出さないと落としたことにはならず書いて提出。
数分後「おまたせしました。」と、“おつり”のように手渡され、ラッキー感を一瞬味わったけど、違う違う!と正気に戻る。

2022年3月4日金曜日

事実は映画よりも奇なり。


実は既に世はマトリックスの世界で私たちは「生かされている」と思うのは、「AIにより生成された“存在しない人物が有名ブロガーとなり指導者を非難”」とか「俳優の印象操作にAIが使われていた」とか「“存在しない”のに既視感のある動物の存在」などディープフェイクの類は、もはや無意識に見たり聞いたりしたら、すんなり意識に入ってしまう恐ろしさで嘘と本物の境目が分からない世界に生かされていると言う事実。

分野は違えど映画・映像作品も同じで最先端の一つで、CMでロケ地へ何百万円もかけてスタッフを移動させるより、同じ金額ならスタジオでAIで背景を作り出せば“ボケる”からクオリティも問題なし。昨今のCG技術も本物と遜色ないから組み合わせれば大丈夫。実際にロケ地を訪れない「架空の背景」を走る自動車のCMはある。意識してる人は少ないし、影響も少ないからスルーしても問題ないけど報道分野だと犯罪!

映画でも「戦争の口実捏造にフェイクニュースを流して世論を扇動」はあるけど、あくまでもフィクションと思っていたことが、気づかぬうちに浸透して私たちを動かしていると思うと、事実は映画よりも奇なり。自己防衛策はリテラシー力をつけるしかなく、情報感度を高めて「疑う≒問いを立てることから始める」こと大切。信じていた情報元ですら時に怪しいのだから、自分の存在だって怪しい。

復活してた!


朝一から打合せがあり、その後はオンラインミーティングが3連続、終われば資料作成があり、集中して乗り切るしかない!(あぁ、こんな時に第一ホテル松山でテレワークができたら・・・)と思い、興味本位で調べたら1000円/10時間プランが復活していた件。迷わず速攻で申込む、半年ぶりの利用でパソコン一式、おにぎりを持ち込んで作業開始。そして実り多い10時間を過ごすことができた。

今回は8階の部屋。天気が良かったので日差しもよく見晴らしもよく、いい気分で作業がはかどる。オンライン会議後は、そのまま議事録を作成して関係者に一斉配信。打ち合わせも良い方向に進み、イメージを描ける。他にも提案が採用されたり、感触が良かったり、なんだか開運したかのような調子の良さ。これもテレワークのおかげかしら。おかげで昼飯を忘れてしまうほど、アッ!と言う間に時間が過ぎる。

でも心配なし!駐車場を使用しないので1000円分のクーポン券をいただいていたから「柑橘風味ピラフと甘とろ豚フィレ肉のカツレツ(1200円)」をテイクアウト。おいしゅうございました。この内容、第一ホテル松山とは何の関係もなく、個人の感想を勝手に書いてます。3月末までの復活らしいので、次はいつ利用しようかな?と模索中。写真は窓からの眺め、これ桜が咲いてたらスゴいんだろうなと。

2022年3月3日木曜日

おみやげの熟度。


松山空港のお土産人気ランキングは【1位】御栗タルト(愛媛に伝わった当時は餡子ではなくジャムだったという逸話を先日知る。それを久松氏が餡子にしたとか・・・)、【2位】じゃこ天(季節によって獲れる小魚が変わるから味も変わると教えていただいた。)、【3位】山田屋まんじゅう(お供えもののイメージがあるけど、小さい一口サイズだから好き)、【4位】鯛せんべい(先日の沖縄出張では5個購入した。)、【5位】みかん餅(実はもらうことが多く買ったことはない。)

お土産市場が成熟しているのは「北海道」と「沖縄」と思う。遠くへ行きました!と言う「旅感」が最もあるからで、お土産売り場は北海道、沖縄ともに圧倒的な種類だった。「食品系or非食品系」「飲み物or食べ物」「個人用or多数用」「男性用or女性用」「酒orジュース」「安いor高い」「普及品or限定品」「大手メーカーor地元メーカー」「値段が安いor高い」「つまみorスイーツ」「少量or大量」「プレゼント用or配布用」「冷凍or常温」「自分用or他人用」など、消費者のシーンが徹底的に考えられている。

そんなコトをイチイチ考える「面倒な奴」は何を買ったかと言うと、相手を想像して「話題になる品」「既存品のご当地限定品」「原材料が少ないもの」など。
ウォンツは充実しているから、これらを「買わせる(買いたいと思わせる)消費行動」について調査!と思ったり。