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2020年7月18日土曜日

日本映画を学ぶ

WeAreOneAGlobalFilmFestival」は世界各国21の映画祭が連携してオンライン上で作品を公開して画期的だった。その後はトライベッカ映画祭がオンライン開催、カンヌ国際映画祭は他国際映画祭とのコラボ開催を予定、トロント国際映画祭はリアルとオンラインのハイブリッド開催、9月2日から予定されているヴェネチア国際映画祭は規模は縮小するもののリアル開催。主催者の苦悩と工夫が想像される。日本では11月の広島国際映画祭がリアル開催の予定。

「SAVE the CINEMA」の活動報告会が本日、18:30からYoutubeでライブ放映される。29926人から331,020,000円が集まり、ミニシアター1団体へ平均約303万円が配分された今後、活動はどうなるのか?興味津々。そして応援した人のリターンとして「Thanks Theater」と銘打って賛同した方々の映画をオンラインで見れるサービスが提供されたので見てみると・・・。

3分の作品から3時間を超える大作!まで様々な種類の作品がある(たぶん54本)。ただ、私の知識不足で「作品の多くを全く知らない」現実(涙)。かろうじて知るのは真利子監督(ディストラクション・ベイビーズ)、三宅監督(きみの鳥は聞こえる)など、監督の名前だけ・・・。知っているかのようで全く知らない日本映画。でも、この中からこれからを担う監督は出てくるのは間違いナシ!

2020年7月17日金曜日

撮影再開に際し悶々

【問1】撮影はディレクター、カメラマン、社員の3名ですがガイドラインは遵守ですか?→遵守願います(これは3人程度なら観光客らと変わりない人数だから問題ないでしょ。的に捉える、でもダメ)。
【問2】猛暑で気温が35度以上の場合、体温も外気で熱くなると思うのですが検温に支障はないですか?→ホテルで撮影前に検温をお願いします(指摘は一理あり、日中の気温が35度以上だと、体温は37.5度以上あるかもしれない)
【問3】屋内撮影では何人まで入れますか?→撮影に直接関わる最少人数です(カメラや照明、録音など道具を手に持ち、直接撮影に関わる人です)」

全国各地で撮影が再開された矢先の首都圏の感染拡大はダメージが大きい。その中でも撮影相談は増えつつあり、前例のない手探りの対応が続く。まさに正解不正解のない状況に示しを出さなければならず「1m離れても感染しないというエビデンス(根拠、証拠)がないですよね・・・」と言われる(涙)。情報番組さん、起こってしまった原因を根掘り葉掘りイジって吊るし上げるなら、どうすれば不安を払拭できるかの対案も一緒に発信してほしい。

心配なのが、大きい撮影は手間でもやりとりを交わして準備をするものの、小規模撮影はFCを通さずにササッ!と訪れて、人知れず撮影をして帰るのではということ。特に最近の「行き当たりバッタリ系」のバラエティ番組は撮影相談はあっても、実際はロケ場所が変わることもあり、誰も分からない。無許可撮影がありませんように!

2020年7月16日木曜日

元気について

分かったような、分かる必要もなかったような複雑な心境。その人が元気な理由は世の中への「怒りの炎」のようなものが体内でメラメラと燃え盛り、火力発電で気持ちを熱くしているのかもと推測。じゃないと、あの元気さはどう考えても説明できない。でも火力発電で熱くなったエネルギーは発散しないと不調をきたすから「理不尽さ」に爆発させていると思うと全てが腑に落ちる。

そのエネルギーを受けようものなら、こちらもエネルギー量が求められるけど、こちらはヨボヨボのカサカサでブヨブヨだから、消耗が激しく、更にその後の気分もゲンナリしてしまう。聖人君子ではないから、世の中への不満や苦手な人など、大なり小なりありますが、犯罪者でもないし、極悪でもない(と思う)人でなおかつ、過去の人へエネルギーを向けるって、すごいエネルギー量・・・。

元気の源はさておき「元気」な人。これから歳を重ねても、一種の「怒り」による火力発電で気持ちを動かし続けるのだろうと。するとテレビで100歳を超えた方が出てきて「長生きの秘訣は何ですか?」と尋ねたら「何もしないこと」と答えてガクッとなる。そうか!燃えたぎる炎とは正反対に静かで穏やかな凪の気持ちという省エネ暮らしでも長生きできると知る。

2020年7月15日水曜日

黎明期ってカオス

時代に合わせなければ生き残れない、出張を取りやめオンライン会議の日々。オンライン会議は自宅から参加できるから体力的に負担ないし、時間に空きがあれば急な会議にも対応OK!会議は録音すれば議事録代わり。気づかなかったけど「移動時間がゼロ」はジワジワ感じるメリット(読書したり移動時間もそれなりに楽しいけど・・・)。時間を有効に使えるのが在宅できる勤務の強み。

しかし!オンラインでも埋まらない溝が「理解度」。その場に居合わせれば納得まで説明できるし、分からなくても隣に聞けたけど、オンラインでは個々の理解度に左右されるので出席者も進行役も「心構えが必要」とわかる。例えば共有される資料は「対面会議よりも分かりやすく描く」必要アリ(対面会議では言葉で溝を埋めることができるけど、オンライン会議は見るものが全て)。分かっていても意外と難しい。

だから、この資料づくりに時間を要するし、会議時間も対面会議より最大1.5倍ほど時間を要する感じ。そして「朝8時から始めます」「20時から始めます」など、従来に縛られない時間設定!(朝はOKだけど、20時開始なんて無理!対面時間より長くなる傾向があるから60分の予定でも90分でスケジュール組まないといけない)。そもそもZoomとPPTだけでは理解度に限界があるとわかる。黎明期ってカオスだよねと。

2020年7月14日火曜日

贅沢な格差

「ご当地」の価値を痛感する。「ご当地ランチ」と言われて並んだのは「鯛めし(南予版)、ブリの煮付け、白味魚の南蛮漬けwithカニカマ酢漬け、すり身の天ぷら、魚の味噌汁、漬物、デザート」という「地元づくし&魚づくし」。普段は口にしない豪華メニューに舌鼓でペロリだったけど(まてよ・・・これだけのメニューを東京で食べらいくらだ?)と周りと話題になる。東京だったら2000円か・・・。

でも、地元だったら1000円〜から食べられるから(なんじゃソレ!)という、都会と地方の格差。ロケ地と一緒でいつの間にか「慣れ」てしまった魅力資源。毎日見たり食べたりすると変化がないから、初体験から新鮮味が薄まり感じにくくなる。でも他人から見たら「うひょー!」なことは多い、愛媛歴19年となると自分の感覚も鈍ってしまったと実感。贅沢な格差。

そして箸が進まない人がいたので尋ねてみると「刺身が苦手、練り物が苦手、煮物が苦手、酢の物が苦手など」これは偶然なのか?そういう人が増えたのか?「ご当地の味」でも食べられないのではしょうがない・・・。「地物」だからといってジビエや魚貝類などで満足させられるとは限らず、実は地元の野菜だけでも十分に満足させることができそうという話(私はジビエ、魚貝、野菜なんでもOKの雑食です)

2020年7月13日月曜日

循環型映画撮影

ビックリしたのなんのって・・・。「数十人のスタッフが1〜2ヵ月撮影すると、その間に消費されるペットボトル、使い捨てカップ、化粧品、大道具、台本、印刷物、電池、燃料、電力などは膨大な量になる。フランスだけでも1年間に映画撮影から排出される二酸化炭素は100万t/年を超える計算で、撮影場所によっては自然環境を破壊してしまう危険性がある」と、エコ撮影を提唱するフランスの企業「セコヤ」の代表。

エコ撮影とはエコプランを導入した撮影のことで、撮影現場には「エコ・マネジャー」という新しい職種がいて、エコ・マネジャーは撮影現場で「使い捨ての最小限、リサイクルの推進、移動車の共有、食事の地元調達など映画撮影の様々な局面でエコプランを立てる他、エコ意識の高い企業との提携に橋渡しをする」とのこと。凄いな・・・漠然と思っていた撮影時のゴミ問題を事業として既に取り組んでいるなんて。

既にフランスでは「ecoprod」という団体が立ち上がり、環境に優しい映画制作の推進(エコ憲章の策定)が図られていて、パリ、イル・ド・フランス地方圏では「エコボーナス」でインセンティブを出しているとのこと。とはいえ「衛生班(係)」だけでも制作費のアップが懸念され、新たに「エコ・マネジャー」となると簡単に導入は難しいとは思うけど、撮影は確実に環境に優しい方向へ進んでいるから日本でもできるよね?と思ったり。衛生班とエコ・マネジャーを兼ねられたらGOODかも。

2020年7月11日土曜日

明日の愛媛県

「手段である改善策が目的になってはいけないこと」「アウトプットとアウトカムの違い」「付箋紙の効果的な活用法」「自分ごと化の大切さ」「具体的な課題の設定方法」「モノゴトは多面的であり自分は課題と思わずとも他者には課題と思えること」「少子高齢化自体は課題ではなく、その先に起こる不都合な事態が課題ということ」「まとまらなかった意見がまとまった達成感の気持ち良さ」「明確な現状の把握が必要なこと」

これからの県政を担う若手職員を対象にした「政策立案研修」が終了。それぞれ立場が異なる職場、業務、8時間という制限でよくぞまとめました。課長や部長らが見守る中での発表は緊張したかもしれないけれど、自分たちに【問い】を立て、調べ、改善策まで考えたことはなかったとのこと。経験値プラスのレベルアップということで!忙しい日々の中でも【自分に問いを立てる】必要性を伝える。

「稼げるNPO職員がいることを知った」との感想も。稼げているか?は不明だけど稼ごうとしているのは確か。稼げるかの肝は「課題改善で稼ぐ」だけど、これまでも「あーだ」「こーだ」「そーだ」と書いてきた。目の前に必死で稼ごうと思う人物はどう見えただろうか?「将来の選択肢が増えた」と続いた感想。いづれ複業時代がやってくるなら公務員とNPO職員は合うと思う。

2020年7月10日金曜日

ニーズよりウォンツ

わざわざ買って(入手して)まで回避したいものは何か?という問い。答の一つは「時間」で「買うことで所要時間を減らしたい」と、バスだと10時間かかる所を飛行機にお金を払って1時間に短縮。1/10に減らしたという理屈。また「手間な後片付がいらないから」と「使い捨てコップや皿などで手間の削減」。他にも「健康は気になるけど、ジムに行くのは億劫」でランニングマシーンなどの機械を購入して未病する。

“心配(不安)から解放されたい”は全ての人にとって共通の願いで、目の前の心配や不安から将来の心配や不安と蔓延する悩みに対して手段を講じて軽減したり払拭したり、回避できることを知っておく。「移動時間長いのは苦痛だな・・・」と思えば苦痛の回避に飛行機にしたり、「洗い物が多いと夜遅くまでかかってしまう・・・」と思えば、手間の回避に使い捨ての容器を使う。*回避によって目の前の心配は払拭されるけど、回避策が新たな問題を発生させてしまうのは一先ず置いとく・・・。

「心配(不安)から解放されたい」はニーズ(願い)。「解放に具体的な手段を欲すること」がウォンツ(欲求)。「蒸し暑いから気分転換したい」はニーズ。「気分転換にアイスを食べたい」はウォンツ。だけど「アイスは食べた後に罪悪感あるし・・・」という「揺らぎ」に「漢方入りアイス」というデトックス効果のある十薬入りマンゴーアイスを食べる。人はニーズではなくウォンツで買う。

2020年7月9日木曜日

オンライン授業からの学び。

大学での授業が終了。内容については「フィルム・コミッション直送便」で書くとして、初めてのことだらけだったので内省して今後に生かす。3月まで対面授業として計画・構築していた内容と進め方が4月の緊急事態宣言でひっくり返り、全回オンライン授業へ切り替え。いきなり「Zoom」に触れることになり即実践。そんな中で気づき、学んだことを列挙すると。

(1)先生側も学生側もインターネット環境が統一されていない。
(2)PCやタブレットだけでなく「スマホ」で授業を受ける学生がいる。
(3)「オンライン授業」と言っても「コンテンツ配信型」と「ライブ型」がある。
(4)教材をつくる際は構成力、編集力で受け手の理解度、伝わり方が異なる。
(5)伝え方、学生とのやりとりは対面型と異なる。
(6)自由なブレストや意見の発散と収束はZoomだけではきびしい。
(7)スマホでタイマー表示、Lineでチャットなど円滑な進行を工夫で乗り切る。
(8)先生も学生も互いに喋り方が丁寧になる。
(9)ライブ授業の場合、参加者は基本、画面を見ることになり顔が見える。
(10)切り忘れて変な顔をさらしてしまうことがある。。
(11)猫が通ったり、後方ドアを幽霊が動かしたり、可愛いハプニングが面白い。
(12)自宅などが映るとセキュリティ上の心配事が増える。
(13)授業の終わり方に余韻が一切ないので慣れない。
【気づき】教える側は対面型とは違うスキルを身につけなければならない。

凸凹はあったけど、オンラインで授業は可能と分かったから、続けて見ようと思う。「企画立案講座をオンラインで個別指導してくれたら希望者は多いと思うよ」と妻。うーむ、そうか・・・。これまでの授業内容でオンラインに向いているのは何か?お試しからでも始めようかと。

2020年7月8日水曜日

アイデア100本ノック!

半分に切った河内晩柑を見て大学生「わっ、グレープフルーツみたい」。その通りで見分けがつかない(そう言えば実家にはグレープフルーツ専用のギザギザがついた三角形のスプーンがあった・・・)。そして職員の紹介の通り種がないから食べやすい。色は鮮やかなゴールド(別名「愛南ゴールド」と称していることに納得する)。「キレイ!」と並べて写真を撮る大学生に混じる(笑)

このあと、このグループは絞ったり、果実をキレイに外した外皮を「器」にして果実を山盛りにして映えたのか「河内晩柑盛り」をしてSNSにアップしていた。「大学生が考える商品アイデア」を託されてる学生があーだこーだ話す中で「分厚く輪切りにして、レモンソーダのグラスに添えてあるようにビッグバンカンソーダは?」と思いつきのアイデア言うも周りを凍えさせてしまい退散(涙)

餡子に果汁を練りこんだり、皮をチョコでコーティングしたりするのもアリだけど、繊細で複雑な発想よりも太くシンプルなアイデアもあるかもしれないと思ったり。そもそも食品に限っていないので非食品の方があるかもしれない。匂い爽やかな保湿クリーム、果実ソックリの石鹸、輪切りを模したメモ帳とか・・・。アイデア100本ノックできたら盛り上がり間違いナシだけど凍えさせませんようにしないと。

2020年7月7日火曜日

面倒だし手間もわかるけど。

ややこしいのは「無関心」でも「無関係」ではいられない点。例えば「環境問題」の場合、ご当人は無関心でも地球温暖化の影響や、ゴミ問題が引き起こす環境悪化が、ご当人の暮らしや体調に影響を及ぼすかもしれない。「地域づくり」においても無関心を装っても「そこに暮らしてる」のだから、直接・間接を問わず良いことも悪いことも関係してくるのはわかるはずなんだけど想像力の欠如なのか・・・。

想像力の欠如は単眼、複眼ともミクロ・マクロな視点とも言える思考がゼロだから。自分のことだけ、目の前のことだけを考えていたら、10年後、20年後が描けるはずがない。今は自身の都合で良いかもしれないけど、未来から俯瞰したら都合の良さは持続せず、「あの時に違う選択」をしていた方が結果として当人にも地域、次世代にも良かった・・・。と言う話はよくある。

とは言え、今を変える、変わるのは面倒だし手間。そもそも「特に困ってもないのにナゼ変える?」はもっともらしい意見。でも、それが想像力の欠如。自分たちが暮らす地域の価値は行政が決めることではなく、地域住民と思っているので無関心を装ったり、他人任せにせず、自分たちごと化できたらいいのに。無関心でも10年後、20年後にブーメランで結果は戻ってくるのだから無関係ではいられないと諭す。

2020年7月6日月曜日

河内晩柑を穫る、飲む、食べる。

降水確率も高く「雨は降る」と観念していたのに、一時的でも日差しがさした愛南町。「オレ、晴れ男っす」と男子学生。行きの愛媛大学から愛南町までの2時間30分、車中は賑やかでお喋りが止まらなかった理由を聞いたら「皆んなと会うの5ヵ月ぶりなんです。」と喋れば「5ヵ月だっけ!マジで!」と隣の男子学生驚く。「リモート授業はどう?」「分かるような分からないで頭に入らないっす・・・」

「河内晩柑は3月末から7月末までの4ヵ月も収穫できる点も特徴の一つです。」「大きい実と小さい実では小さい実の方が味が濃いと言う人が多いです。」「河内晩柑には種がありませんが近くに甘夏などの木があると突然変異で種が入ります。」「房の皮は柔らかいので剥かずにそのまま食べる人も多いです。」「1個から絞れる果汁は200ml程度です。」「厚い外皮も活用できます。」

この取り組みは「大学生たちが河内晩柑を活用した商品を考えたら?」という内容で、参加したのは愛媛大学生30名。そしてほぼ全員が愛南町も河内晩柑も初めてと挙手。河内晩柑の収穫体験では袋一杯に詰めて、搾汁体験では味に感動して、河内晩柑ジュースの飲み比べでは好みを見つけて、河内晩柑を活用した土産の試食では意見を交わして、河内晩柑の魅力を体験した学生たち。「商品イメージできました!」と女学生、発表は3月。

2020年7月4日土曜日

知らない、飲めない。

今回の依頼は松山市、東温市、久万高原町、松前町、伊予市、砥部町の特産物を使った「クラフト・ジン」の検討。実はお酒が全く飲めないので、知識が乏しく、そもそも「ジン」とは何か?から始まる。今回お世話になるのは「仁喜多津」などのご当地地酒ブランを展開される水口酒造さん。丁寧に教えていただき基礎情報をゲット。「ジンを好む世代は20代-30代の女性」とも分かり「香りが特徴で気軽に飲める」からとのこと。

6市町が集まる会議、水口酒造さんを交えての会議などのファシリテーション、クラフトジン開発への助言が私の役割で、(なんで、得意分野でもないのに引き受けるのか?)と思われるかもしれないけど、昨年度、急遽依頼されて与えられた素材で立ち回り、満足いただけたようで今年度も依頼となる。クラフトジンは6市町連携の1つの素材であって、知らない、飲めないからこそ新たな視点が見つけられるかもが狙い。

一見、知らないことに手を出すのは弱点のように見えるけど、扱う仕事の全てが得意である必要はないし、自分からは手を出さない分野でも携わることで得られることは多いと会議で思う。忘れてた!クラフトジンを作るのはプロにお任せだけど、どうすれば「売れそうか?」の作戦を描くことも依頼の範囲だった!報告書を書きながら内省。お披露目は春!

2020年7月3日金曜日

正しく恐れる。

「ロケ撮影支援にまつわる新型コロナウィルス感染予防対策ガイドラインに沿うと共に独自対策も加味して考えてみます。」と撮影隊。3ヶ月前までは存在していなかった撮影現場における「感染予防に伴う衛生管理」。突如「最重要事項」となった現場では手探りが始まる。撮影が行われる地域にも撮影への理解が必要と、フィルム・コミッション活動を愛媛県の「新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン活動推進事業」に申請。

早速、ココ大ラジオで収録。世に溢れる情報を鵜呑みにすると単に不安を感じるだけなので「正しく恐れる」のが目的。県外からの訪問者がウィルスを持っているとは限らず全員を疑ってもキリがないし無意味。撮影隊も自分たちの首を絞めるようなことはしません。そこで地域、撮影隊の双方の指針となるガイドラインがロケ撮影支援にまつわる新型コロナウィルス感染予防対策ガイドライン」という訳。

そしてラジオでは、撮影が地域に及ぼすメリットを紹介。撮影隊が地域で消費する額や公開によって地域の魅力が発信されること、そしてロケ地を訪問する人もいる。地域は色々な恩恵を受ける可能性がある中で闇雲に「県外からはNO!」と言うのはナンセンス。撮影隊には「衛生班(係)」が新たに作られ、FCと密に連絡を取り合いながら撮影中の衛生管理を徹底します。

2020年7月2日木曜日

喜びも悲しみも多面体

「夕焼け」と見るか?それとも「朝焼け」と見るか?コップに半分ほど入った水を「半分しか入っていない」と見るか?「半分も入っている」と見るか?余談だけどコップのシーンと言えば「マルサの女」で山崎努扮する脱税のプロ権藤の名セリフ「喉が乾いたからって半分しか入っていない水を飲むのは最低だ。いっぱいになっても飲んじゃダメだ、いっぱいになって溢れて垂れてくるやつを舐めればコップの水は減らない・・・」学びます。

閑話休題。仕事上の進捗においては「達成度合い(これだけ進んだ)」ではなく「残務作業量(まだ、これだけ残っている)」で測る。過去を軽視するわけではなく目の前には「これから」しかなく、全てが決まっていて変えられない過去より、良くも悪くもどんな風にもできる未来の方に腕まくりしたくなる。とは言え、何も考えず進むのは無知、無鉄砲なので過去から学んで進むのが知恵。

とにかく「物事は多面体」なのだ。一面から見たら「悲しみ」かもしれないけど、別の一面から見たら「教訓」かもしれない。また別の角度から見たら「希望」かもしれない。人それぞれの意識や価値観、感情で見た時の印象は変わるけど、多面体であることさえ分かれば常に俯瞰し、自分の中で物事をグルリと回して見ることができる。撮影でも夕陽を朝陽として撮ることもある。

2020年7月1日水曜日

唯一無二の存在

「地域づくり」の視点からフィルム・コミッションが創出できる価値に「地域の魅力再発見機械の創出」があり、撮影や作品を通して(自分たちが暮らす地域は思っている以上に素敵!)と感じられる点がある。撮影現場の見学もエキストラ体験も「地域を見直す」ことに繋がり、見慣れた風景や埋もれた資源などにスポットライトが当たることで気づかされることも多い。

「地域経済」の視点から創出できる価値は「お金」がわかりやすい。特に映画の場合、撮影隊は県外から訪れるので宿泊や食事、移動など地域で消費するので撮影期間中は1000万円以上の経済効果が起きるしセットを建てたら更に数千万円〜億単位のお金が地域で使われる。1次効果、2次効果、3次効果という言葉もあり、海外作品の撮影の場合は経済効果は二桁億円〜三桁億円というのだから驚き(それに伴う労力ももの凄いけど)

「波及効果」の視点から見ると「日本の撮影環境の向上」が挙げられ、全国各地のFCが撮影実績を一つ一つ積み重ねてきたことで信頼などを獲得し、JFCは唯一無二の「ナショナル・フィルムコミッション」と国に認知されたし、各地の映画祭などへの協力は「ご当地映画」というジャンルを明確にしたし、観光促進や文化振興によって地域の活性に寄与できていると実感。次の一手はロケーションを求めているのは実写だけではないということ!

2020年6月30日火曜日

地域も老いる

「一体、これからの世の中はどうなるんだろうね、ヤバイぞ・・・」「政治家もよくも真っ赤な嘘を真顔で言えるもんだ、だから政治家なんだろうな・・・」「投票に行きたくても、〇〇も〇〇も頼りないんだよ・・・」「テレビをつければ政治と嘘、そしてコロナだろ?参っちゃうんだよ」と東京弁の父(80歳)。インターネット環境がない実家では食卓に広げた見開きの新聞が(ほぼ)全ての情報源。

母が退院し父が看病していると聞き。時間を作って実家(八王子)に立ち寄る。老老介護とは言わないけど似た状況が心配だったけど、一先ず二人とも元気(よく喋るという判断)で一安心。「お前の仕事は、どこでもできるのか?いい世の中になったな」「これからは若いお前たちの世代、あっ!お前もそんなに若くないな、ワッハッハ!」と立て続けに喋る父。そして母は「夕食はケンタッキーとコーラがいい」。漫才か!

父も母も年老いたけど、実家も実家周辺も老いたというか変わり果てた。小学生の頃は「どんと焼き」で炎がボーボー燃える様子に喜んだり、大きな沼地で度胸試しをしたり、小川で釣りをしたり、駄菓子屋でオマケしてもらったりしたけど、埋め立てや改築で姿を消して住宅やアパートになる、頭上にはモノレールが走ってる。1400万人が住む東京とは言え、ココにも課題多しと思い去る。写真は実家の紫陽花。

2020年6月29日月曜日

悩みの淵にて。

明らかに疲労困憊で憔悴のように見えて、当人は大丈夫じゃないのに「大丈夫ですか?」と言うのは精一杯だった件。疲労困憊な原因は一筋縄ではいかない複雑さで、その複雑さの要因の一つは時間の経過と共に絡み合った因果関係が重層化し「ほどけなくなった」から。ほどけないとイライラキー!となり「えっーい!面倒だ!切ってしまえ!」となり、プチッ!と切ったらそれで全てが終了。これまでの積み重ねは全てパー。

敗戦処理って負のエネルギー(マイナスモチベーション)が重いから負担が大きい。自分の敗戦処理を思い出してしまい、こちらも気が重くなる。「決まったから」と改善や中止を受け入れず、時間だけが過ぎ、やらざるを得ない状況に陥り、不備が多いから案の定、期待された成果は得られず、でも体裁さえ取り繕えば大丈夫という浅はかな考えに嫌悪感を示したら、担当から外されて敗戦処理担当。

「落ち着いたら、ゆっくり会いましょう」と、ほとんど会話にならず、再会を約束したけど、どうようもない時もある。真面目な人ほど「あの時・・」とか「ああすれば・・」とか自分の立ち振る舞いを責めたりするけど無意味。内的要因ならいざ知らず外的要因は自分ではどうしようもない。こういう時は悶々と悩みの淵に陥りそうだから気分転換に散歩、そして遠くを見るのがいいとのこと。

2020年6月28日日曜日

ひとりキャンペーン。

最後はご褒美に「ひとりGo to 映画キャンペーン」の実施。ジブリ作品が公開されたと聞くも(あれ?一番お気に入りの「紅の豚」がないぞ!)と思いつつ、「千と千尋の神隠し」と「もののけ姫」で迷い「もののけ姫」を選択。1100円で大画面&音響の良い空間で観れるならお得。ただ意外と席が埋まっていてビックリ!と思ったら「前後左右に1席ずつ空けて着席」とのことで劇場内の感染拡大防止策。

1997年の公開から23年経ち、時代が流れ価値観が変わるとこうも受け取り方が違うのか?と驚く。とかくジゴ坊の言葉が沁みたのは歳のせいか(涙)。「戦、行き倒れ、病に飢え、人界は恨みを残した亡者でひしめいとる。タタリというなら、この世はタタリそのもの」「天地の間にあるすべてのものを欲するは人の業というものだ」。そう言えば、これらの言葉は敬愛する「ねずみ男」も言っていた・・・。

感想は「やはり大画面の迫力と臨場感ある音響は家とは違う」と。当時はアシタカの年齢に近かった(?)はずだけど、今やジゴ坊の年齢に近い。「いやぁ、参った参った。馬鹿には勝てん」はまさにその通りで、実直な姿は、こちらが恥ずかし眩すぎて見れないもんね(老眼もあるし)。東京滞在用にアプリを入れたものの、最後に思い出し(もしかして!)たものの「陽性者との接触はナシ」で愛媛に戻る。

2020年6月27日土曜日

たかがカレー、されどカレー。

「このカレー、ロケ弁としても有名で、カレーと言えばココという組も多いんですよ。」「へっー、何がそんなに美味しいの?」「濃厚で甘さを感じつつスパイシーです。」「あれ!バターが付いてますよ?じゃがいもが入ってますよ?じゃがバター?」「あっ!バターライスかと思って乗せてしまった。じゃがいもはかじります。」「うわっ!濃厚!」ロケ現場でも有名なカレーを囲んで会話は弾む。写真はビーフカレー。

「撮影中の楽しみは食事です。」とキッパリ言い切ったキャストなど関係者。色々なエピソードを聞いて改めて「ロケ弁」は単に味だけではなく大切な役割も担っていると思ったり(相変わらず、ドドッー!と考えが深くなりがち)。以前からロケ弁について「あーだ」「こーだ」書いてました(笑)たかが弁当、されど弁当なのがロケ弁。撮影現場に女性スタッフも多くなり、献立も様変わりしているよう。

これまでガッツリ!な弁当が多かったけど、地物を活用したご当地弁当、ベジタリアン向けの菜食弁当、ハラルなどに対応したヴィーガン弁当。単に空腹を満たすだけでなく栄養や体調の源、そして撮影への意欲増進のような位置付けになってきているとのこと。「ロケ弁による体調と環境と撮影のエコシステム」を確立できたらスゴい。「相変わらず、変なことを考えますよね・・・」と、一蹴される(涙)。