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2019年8月31日土曜日

Urban Harvestは定着した。

「屋上農園が温暖化防止に効果的な手段と認知されたから」「農家が減り、買うよりも育てる方が断然安くなったため」「子供たちが野菜がどう育つか知らず社会問題になったから」「少量でも自分好みの野菜を食べたい人が増えたため」「災害時に畑よりも被害が少ないと知れ渡ったため」「輸送費の高騰で野菜の値段があがったから」

「都市部のCO2抑制に屋上農園が効果的と立証されたため」「無農薬野菜へのニーズが高まったため」「屋上という解放的空間で野菜づくりを通して交流できる価値が認知されたため」「都市部で働く若者が複業の一つとして屋上農園に可能性を感じたため」「富士教材屋上の農園が成功したため」「農業は農家だけでなく誰もが気軽に屋上農園でできるようになったから」

「中心部の遊休屋上地のあちこちで屋上農園ができたから」「安心・安全な食育推進に無農薬の屋上農園が脚光をあびた」「新規マンション、既存ビル屋上での緑地化が法律化されたため」「災害時の非常食として効果的と認知されたため」「農業とレクリエーション、IoTが組み合わさり楽しい農業と認知されたため」「繋がりが希薄な都市部で野菜というツールが食べる以外に繋がりをもたらしたため」

2019年8月30日金曜日

地域にとって吉か凶か。

愛媛で映画の企画を立て撮影をしたい、という監督と会食。話を聞けばまさにご当地映画!「完成したら愛媛国際映画祭で公開しましょう!」と意見交換。昨年もお会いしたし、その前から企画は動いているから撮影が来年になると足掛け4年の企画。
松山舞台の「ディストラクションベイビーズ」の真利子監督も3-4年、三津浜などに通い続ける中で知り合ったっけ。企画しても撮影→公開まで時間がかかるのはザラ。

ブラブラ歩いて飲食店を探したり、バイク旅でいく先々で充電させてもらったり、アポなしで一軒家を探したり、突然に相席をお願いしたり、終電後から始発まで酒席をはしごしたりするTV番組多し!特徴は「タレントが直接、店と撮影交渉」「話し相手は一般市民」ということ。市民の反応に(タレントよりも市民の方が面白い!)と思ってしまうのは番組の高度な演出か。それとも制作費抑制か。

以前はFCにも「〇〇な市民を紹介してください」「Googleマップ上にあるこの建物は何でしょうか?」などの相談があったけど現在はお断りしている。理由は、この手の番組は「行き当たりばったり」さをウリにしているので予定や段取りを組んでも朝令暮改で協力者に迷惑がかかるから。映画やドラマの場合は連絡を取り合い話すことで信頼関係が生まれるけど、瞬間的な点、さらにサッ!と立ち去るバラエティ番組は地域にとって吉か。

2019年8月29日木曜日

備忘録。


うーむ、サンフランシスコを拠点にクッキーの即日配達サービスをしていたDoughbiesが廃業したのは、資金不足(8400万円の資金調達は済ませていた)ではなく、創業者が「別のことをしたくなったから」ってネタか!?。事実、Doughbies社は利益を出していたとのことで、資金不足じゃない市場撤退は珍しいけど、そもそも「クッキーの即日配達サービス」が事業として成立していたことにビックリ!クッキーの即日配達サービス・・・。

Juiceroってあったなー!約45000円のネットに繋がるジューサーを購入し、別売の野菜ジュースパックをセッティング、IoT技術で材料に合わせた最適な絞りができると大々的に売り出し、約134億円も資金を調達したのに「ジュースパックを手で絞っても同じ効果だぞ!」と実験結果を公開されて大騒ぎ→廃業。単に便利さを追求するのか?課題を改善するのか?笑い話のような本当の話。

旅行中のトランクを持ったままの移動は面倒。コインロッカーは近くにない・・・店舗でトランクを有償で預かってもらえるサービスがあるけど、松山三越では無料で預かってくれる(たぶん、館内でのお買い物時のみ)。ターゲットは松山市を訪れる600万人(の内、トランク移動を面倒と思っている)か。手がける事業の規模、利用人数の想定って大事とメモメモ。

散らかる課題。

先日の学び。「売りにくい商材でも売れるようにプロデュースする機能が地域商社」「地域の課題をワンストップで受け止め、事業で改善し稼ぐのが地域商社」。ファーマーズ・フォレストの松本社長からの現場からの言葉に説得力があるのは、課題と改善が表裏一体だから。指摘はするけど「改善や対応は自分じゃない」と、きりはなして当事者意識が不足している人がいる事実。

6次産業に携わって4年、課題は相変わらず山積・・・。複合的(生産→加工→流通→販売)だから各局面で発生して、更に掛け算的にも発生するから数多し!課題がワッー!と散らかってしまってる状態なので「小分類(具体的な個々の課題)→中分類(過程・工程)→大分類(分野)で整理しないと自分ごと化できないですね」と松本さんと話す。ほんと!指摘も大切だけど当事者として一つでも取り組む方がもっと大事!

「売れる商品づくりが目的のセミナーは怪しい」と松本さん。まさにその通りで120%大賛成!「売れる商品なんて最初から存在せず、結果として売れたが事実。」その事実から逆引きしてゆくと、これらの課題の多くを改善したことで得られた結果が「売れた」という事実になる。「アンタはどう取り組むのさ!」と言われそうだけど、愛顔の食卓で得た膨大な経験値を基に伴走支援宣言。

2019年8月27日火曜日

いかに立ち止まらせるか?

看板をみたら無国籍、日本じゃないようだったからパチリ。「ヘルシーでヴィーガンなファストフード」「台湾直輸入のタピオカドリンク」「世界初のカスタマイズできるチョコレートピザ」「神のチーズティーと称されるチーズティー」と、さすが原宿!行き交う人に外国人も多かった。NICECREAMだったら「日本初上陸!100%植物性ココナッツミルクのソフトクリーム」だけど他に勝るパンチ力はあるか!?

広島市中心部でオーガニックカフェを営んでいる経営者が来店、聞けば「噂を聞いて」ということで広島まで届いてたのか!と驚いたり(先日は高知からも噂を聞きつけてお越しになった方がいた)。広島は外国人も多く、また健康に気をつけている方も多いとのこと。「松山は(健康的な)オーガニックカフェやレストランは少ないですよね・・・」と、専門店ウンヌンではなく選択できたらいいのにと。「応援します!」とありがたいお言葉。

「マイスプーン」持参の外国人の方、来店に驚く。バッグの中には「マイボトル」もあり、NICECREAMを片手に上機嫌で去る。本当に色々な人が訪れるNICECREAM、いっそのこと、松山三越のアトリウムコートを「松山のロビー」と捉えて「人が溜まり場」にしたらいいのにと妄想する。吹き抜けの開放感、NYのグランドセントラルのような雰囲気。「待ち合わせは三越で」なんて!

2019年8月26日月曜日

コツコツ伝える。

「ソフトクリームを男性が売ってるって珍しいから・・・」と、松山三越のエスカレーターで2階へあがったものの戻ってきたという女性2名。「スタンプカードが6個になった!」と喜ぶ女性3名。「この先、新味は出るんですか?」と常連の母娘さん。「あと一ヶ月ほどで終わりですか・・・」と、まだ先と思っていた販売終了をお客さんから引き出されたのがハイライト。それにしても昨日のお客さんは家族もいたけど全員女性だった。

アメリカ大使館主催の「Taste of America」の内覧会に参加。ハワイやオレゴンなどから輸入されたジュースやジャム、肉、野菜、水やビールなどの中で一際目立っていたNICE CREAM。「牛乳、卵、小麦粉、大豆不使用で扱いも管理も簡単」など、三越NICECREAMとは異なる特徴を伝えるとワンサカ人が集まった。料理長らしき方も「美味しい!」と助手さんに詳細を聞くよう指示されていたし、偶然に隣になった商社の方とは商談開始。

品は同じでもターゲットによって「知りたいこと・得たいこと」は違うから表現や言葉を変えるだけで反応も異なるから不思議。不思議といえば当日はブロガーの方も招待されていて、ブツ撮り専門ブロガー、スイーツ系ブロガー、主婦目線ブロガー、グルメブロガー、情報先取りブロガーなど色々いるなぁと。アメリカ大使館も味わったNICECREAM、ジワリきてます。

2019年8月25日日曜日

モノゴトは平面ではなく多面的

何の画かというと「モノゴトはかかわる人の数だけ多面的である」と紹介している所。森の三角ぼうしの支配人はキジ料理だけで1万人増/年を期待するし、スタッフは冬を控え1200円のキジ鍋セットの開発を考えるし、生産者はキジ肉の詰合パックを1億円/年売りたいと思ってる。モノゴトは携わる人の数だけ多面的なので、どの「面」に合わせて検討を進めるかは大切ですよと伝えた結果・・・。

学生たちが考えたアイデアは深化したし細分化もされました。という話。やはり「若さ=柔軟性」なんだろうか?「大切なのは想像力ですよ!」と伝えたのは「大きなお世話」だったようで(笑)、普段から音楽を聞いては歌詞の世界観を想像したり、漫画を読んでは世界観に入ったりしているようで想像は大人が考えるよりも簡単なこと。だから「自分ごと化」も簡単のようでガンガン細分化して内容が具体化してゆく。

「学校で教わらないコトが楽しい」と学生。「道の駅 森の三角ぼうしの覚醒」をうたった3回のワークショップは今回で一区切り。「終わりじゃなくて始まりです!」と松本社長。初回に「これから20年先の来場者の中心は皆さんです」とも言ってました。この「未来に投資」を掲げた点が今回の進行役を引き受けた理由。アイデアをハードに生かすって大変だけど、要ウォッチングリストに加筆!

2019年8月24日土曜日

自分をスクラップ&ビルド

プロジェクトには終わりがある。は原則。5年ほど前から携わっていたプロジェクトが終了。始めはエイエイオー!だったけど終わりはフェードアウトで息切れという感じ、一時期盛り上がったんだけどなー。
同じく5年間拝命していた委員も退任のタイミングが見える。事業の血流というか新陳代謝は必要で新しいメンバーで新しい価値を見出してくれたらと思う。よく頑張りました(涙)

自分自身をスクラップ&ビルド。愛媛に移住して18年目、ゼロから始め一つ一つ事業を興しては得たり手放したりして自分をバージョンアップ。それでも抱え込んでしまうコト多し!もう少し整理が必要!「変えていいこと・変えてはいけないこと」があって、変えていいことは手段。変えてはいけないことは目的。手放したり、身を引いたりしているのは全て「手段」であって、全てプロジェクトなのがミソ。

フィルム・コミッションもココ大も愛顔の食卓もUrban Harvestも愛媛国際映画祭も全て手段でプロジェクト。ということは「始めから終わり」があるということ。ただ、それぞれの目的の達成には10年-20年かかるだろうなと。10年-20年の間には世の中も変わるから変化に合わせるか清算。「見極め」って大切!そもそも自身が「愛媛移住プロジェクト」かもしれないと思うと・・・ひゃー!祭りが夏を終える。

2019年8月23日金曜日

事業と社会をどう交えるか?

砥部焼の調査に携わった時、メーカー(大量生産)と作家(少量生産)について考えた。その時に出した答は「作家は自らの感性を市場に提案し、メーカーは市場のニーズ・ウォンツを商品化する」。作家は自らの感性が市場に認められたらオンリーワンのメーカーになれる。メーカーは作家にはなれないけど、ブランドを立ち上げたり、デザイナーを招聘して時代に合わせる。

事業も似ていて、自らの欲求(したいコト)と社会の欲求・要求をどう交えるか?「世の中へ単に良いことをしようとしているのか?それとも世の中を変えようとしているのか?」は心の師匠、川北さんの言葉。「きっかけはイベントなどの単発でもいいけど、事業は継続が前提だから・・・」とアドバイス。社会の欲求・要求の多くは「違和感や課題の改善や解決」が多く、改善策に対価を払う。

「そうは言っても・・・」と考えがグラグラ揺れる人へは「動機のWhy?」が必要で「自身がその事業をしなければならない理由は何か?」を考えるべき。答が見つからない場合は、その事業はスタートできても続かないとピシャリ!勢いで初めてもOKだけど、続けるには動機のWhy?は必須。動機の見つけ方が分からない方には「半径3m(身の回りという意味)に動機のヒントはあるはず」とアドバイス。

2019年8月22日木曜日

立ち位置を明確に。

「愛媛国際映画祭、進捗はどうですか?」「広島国際映画祭にもお越しください」「隠岐の島でも映画祭するので是非!」「えぇ、鞆の浦はポニョの聖地です!」「鳥取は一人体制なので・・」と、挨拶がわりに中国ブロックの面々から歓迎を受ける。JFC事務局長の関根氏(彼女との付き合いも10年以上になりました)とフィルム・コミッション研修会。FCを取り巻く環境は我々の思いとは異なり激変しています。

劇場公開本数が激増(背景にはシネコンの普及、技術革新、FCの活躍などアリ)しているのは既知の通り。1本あたりの制作費は両極化(数千万円〜10億以上)、新しい波への対応(ネット配信、ドローン撮影など)、作品数の増に伴いトラブル(未払い、事故・ケガ、損害など)の確率も高くなり地域を守ることへの注力も必要なんだけど、全国に300以上あると言われるFCの担当者は兼任が多く専任が少ないこと。

FCは相手に合わせて変化できるユニークな立場と思っており、制作側には撮影を叶えられるとアピール!地域へは撮影による効果をアピール!予算元には撮影成果をアピール!そして市民へは作品を活用して暮らす地域はいかに魅力的かをアピールできる。ポイントは【アピールポイントを明確にして他のアピールと混同しない】こと(=オンリーワンなアピールにすること)。これからも激変するだろうな・・・。写真は関根事務局長から拝借した広島の夜。

2019年8月21日水曜日

動かなければ始まらない。

メールやチャット、ビデオ会議などの意見を交わすツールがある理由は、遠距離の解消や時間短縮、効率化というのは重々承知だけど「会わないと得られないコト」があるのも事実で、映画監督をはじめ、プロデューサー、ブロガー、メーカー、新聞記者、商社、大使館、領事館など「どこで誰がどんな風に繋がってるか分からない」から省略や効率化せず会いに行った24時間旅。

一人一人に会うのは点だけど、点の数が多ければ多いほど繋がりやすく、人やモノコト、情報で繋がったり(オンラインでは得られないよね・・・)と別便で合流した妻と話す。「動かなければ始まらない」は本当で、会った効果は早速に表れ「また次」に繋がる。最近は名刺を渡しても「何者か?」を一言では説明できないことも多く「どうやって今になったんですか?」と記者。

「本が書けるんじゃないですか?」と監督、「思考系の本を書いたら?」と妻。調子に乗って構想を巡らせようと目を閉じると寝落ちしてしまうポンコツ(涙)。うーむ、「フィルム・コミッションの撮影裏側日記」とか「春夏秋冬本日もまちづくりは晴天なり」とか「ゼロイチのあなたへ!同じツテを踏むな!(←この名前で講座したらウケたっけ)」タイトルだけ決まる、妄想あるある。

2019年8月20日火曜日

コツコツと一つ一つ積み重ねる。

インターンシップ研修ではあるものの、人生相談のような時間。「苦手なことを克服するのか?」「得意なことを伸ばすのか?」「苦手を克服するのは苦労するし大変、頑張って克服しても0(ゼロ)からもしれない・・・」「得意なことを更に伸ばすことで自信がつき、勢いを借りて苦手なことも着手できるかもしれない」「でも、苦手なことも克服しないといけないのでは?」と交わされる意見が面白い!

私からの意見は「苦手なことを無理やり克服する必要はなく、苦手なことが微塵・霞むほど得意なことをメチャメチャ伸ばす!」。ポイントは【自分が苦手と思うコトは他者にとっては得意なコトかもしれない】点。仕事だったら「アウトソーシング」だし、仲間とだったら「協力」かもしれない。自分一人でできることには限りがある中で、自分は「これができる!」と明言できたらいいねと。仕事だったら「何のプロ(給与の根源)か?」

「まずは自分に自信を持ちたい」とのことなので「ごく小さなコトに対してクリアすれば小さな一つの自信になるよね。その積み重ねはどうだろう?」と自信を得るのに大きな達成もちいさな達成も関係ないと思ったり。そして「遠くへ飛ぶために」小さな課題を上乗せしようとも。「自分を好きになる大作戦」開始!

2019年8月19日月曜日

この映画界の片隅で。

どう考えても1年間で145本の映画は観れない(2018年公開の邦画のうち、FCが支援したと確認できた作品数)。3日で2本ペース!それよりも145本を劇場一般で観たら1900円/人×145本=277,500円!ジュースとか買うと想定したら約30万円/年の鑑賞代。忙しいし財布にも厳しいし、そもそも上映期間が短い「ご当地映画」、愛媛で公開されなかった作品も多く、大きなスクリーンと音響で観れたら。

「映画館消滅説」というのがあり、映画館で2時間、映画のためだけに時間を費やすのは至難になるだろうという予測。一理あるけど、映画館の絶対有利な点は2つ「スクリーンの大きさ」と「音の響き」。この2つだけは家やスマホでは再現できない、映画館だからこそ(VRゴーグルで視界を広く深くできるじゃないか?と思われる人がいるけど、ヘッドセット重いでしょ?熱いでしょ?)

いっそのこと、145本の作品と撮影地の組み合わせを当てるクイズはどうだろう?映画界の片隅にいるけど、不勉強そのもので今回の調査で初めて名前を知った作品ばかり・・・。さて145本から今回の上映に該当するであろうと作品数を絞ると94本となりました。「メチャメチャ映画観ている人いるよ!」と朗報届く。写真はMAD MAXの世界にしか見えない画。燃えてきた!

2019年8月18日日曜日

失敗は例外ではなく原則

「1,000枚なのに、10,000枚注文して詫びを入れた」「申請していた場所から外れて撮影してしまい東署に連れていかれた」「メールを間違えて他人へ送信してしまった」「書類の誤記入で通るはずの内容が通らなかった」「失敗すると分かっていながら止めなかった」「四万十市と四万十町を間違えて会議に大遅刻」など、失敗談は枚挙にいとまがなく、今となっては笑い話(その節はご迷惑をおかけしました)

失敗を極端に恐れる若者。失敗=存在の価値ナシのような極端な考え方はどこから出てくるのか?周りによる「行先の照らしすぎ」か「行先の先回りすぎ」か?答を見つけようとしても見つからないことの多い昨今、「答じゃないよ、考えることだよ」と伝える。そして「その時だけ点で考えるのではなく、常日頃から考えること=問いを立てることが大切」と伝える。そもそも失敗をどう考えるかだけど、失敗は例外ではなく原則


とはいえ、どうすれば日常から失敗は減らせるか?は人それぞれだけど「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。」と言ったのはマザー・テレサ。

2019年8月17日土曜日

知らないまま過ごすか?

片道約134kmの出張(私は助手席)、愛南町にて。産直市場「みしょうMIC」にて愛南ゴールド(御荘柑)が8月下旬になっても売られていることに驚く(売れ残りではなく旬!)。「いやいや普通ですよ」と涼しい顔の愛南町職員。9月から極早生が販売されるから、愛媛県では通年で何かしらの柑橘が食べられるということか!?そう言えば道中、稲刈りが終わっている光景もあり、南予の地力を再確認。南予通信大学が懐かしい。

「愛媛は通年で収穫体験ができるよね、今一度、観光資源として注目すべきと思うんだ・・・」と相談者。ミカン、イヨカン、イチゴ、モモ、ブルーベリー、スイカ、リンゴ、ナシ、ブドウ、サツマイモ、タマネギ、ダイコン・・と今までに体験した収穫体験を思い出す。フラッ〜と思いついた時でも行けたらスゴい。ちなみに写真は思いつき、予約ナシで行った百楽園(内子町)のモモ狩り。

果物や野菜だけでなく、実は海の幸でも同じことは言えて、魅力的な資源が豊富だけど120%の活用まで至っていない現実。プレミアという付加価値をつけると陰陽の法則で陽がハッキリすればするほど陰も明確になるから「諸刃ですよ」と助言。「じゃあ・・」と言われると「足しも引くもしない素材そのままに消費者一人一人が自分の価値を出せる仕組みを」と、我ながらいいこと言った!と。

2019年8月15日木曜日

どうしたら自分を好きになれるか?企画立案

自分自身が思っていることは「自分軸」。自分だけでなく、周りの多くの人も同じようなことを思っている、ひいては社会全体がそう感じていることを「社会軸」。この2軸が交わった点が「具体的に感じた・思わせた出来事」になる。考え方の話。自分軸に対して社会軸は1本ではなく、年齢別、深度別など何本も設定することができる。交わらなければ「情報」かもしれない。

昨日のインターンシップ研修。「地域の魅力を知らない若者たち」「利便性の低いインフラ」「遅れている災害復旧」「介護現場の大変さ」などの地域が抱える課題がでるものの、全て社会軸(それも太い)で自分軸はというとヘアラインのように細く途切れてた。地域の課題というと「何か大きなモノコト」を想像しがちで、腕まくりして対峙するイメージがあるかもしれないけど違う!

考えを巡らせてきたインターン生に「(一生懸命に考えてきた)自分を褒めてる?」と尋ねると3名全員がNOとのこと。そこから「自分は好きか?」という話になり「何もできない自分に落胆する」「コンプレックスがある」などなど。そもそも、これから何十年間も付き合ってゆく自分とは仲が良い方がいい、となるとメチャメチャ表情が明るくなったインターン生。今年度の研修テーマは「どうしたら自分を好きになれるか?」の企画立案。

2019年8月14日水曜日

屋上農園への質問が多かった件。

Q.どうしてプランターを直接置かず、一段高くしているんですか?→A.日光の照り返しで表面温度が高く、プランターを直置きすると反射熱で熱くなるからです。Q.屋上農園の利点は何ですか?→A.害虫の発生が少ない点、日差しと風通りがいい点、農薬散布はない点です。Q.工夫した点は何ですか?→A.プランターに入れる土は軽量化されたもので一つ一つのプランターの重量を軽くしています。またプランターは底面給水機能付で底から吸収できます。

Q,どんな野菜を植えたいと思っていますか?→A.家庭で使える基本的な野菜の他に、イタリアンやフレンチレストランで使われる「珍しい野菜」も育てたいと思います。Q.借りる場合は月いくらでしょうか?→A.1日100円の月額3,000円、年間36,000円にしようと思います。1区画には3個のプランター、3種類の苗(野菜)を選べるよう検討中です。9月中旬に冬野菜の苗入れ予定です。

Q.予想外は何だったですか?→A.鳥害です。スイカやトウモロコシなどを荒らされましたが、テグスを張ってからはなくなりました。Q.木枠は何のために設置したのですか?→最初は装飾の意味もありましたが、支柱が立てられるよう改良することで区画ごとに外敵防止などの役に立つと知りました。Q.ココ(富士教材屋上)だけで行うのですか?→A.街中の遊休屋上狙ってます!いかがですか?

2019年8月13日火曜日

クラフトソフトクリーム

三越のNICECREAMでは、スタッフが感じたコトなどをノートに記しています。ニーズやウォンツの答は「現場」にあるわけで、このノートはNICECREAMにとって「とてつもない財産」ですが、その中でも時々、このようなビックリするエピソードがあるから驚き。色々な目的があって人は動くわけだけど「ソフトクリームが目的」になるって多くないはず!("ついで"という延長はあるけど・・・)

お盆の帰省シーズン到来!三越NICECREAMは連日の大入り。8/16(金)まで「(ココナッツミルクベースの)レモン味」です。「えひめミカン」に続くNICECREAMのオリジナルブレンドです。レモン果汁はカネミ農園(興居島:山内夫妻)の逸品、カネミ農園さんのでないとできません!スタッフや三越の方にも好評で一安心。暑さにピッタリの甘酸っぱいスッキリ味です。

長野県で「パトロール」して見つけた「リンゴ味のソフトクリーム」は美味しかった。だから(NICECREAMで作ったら、どんなに美味しいことか・・・)と思ったり。竹森ガーデンのカベルネ・ソーヴィニョン(ぶどうの種類)ジュースで作ったNICECREAMは濃厚な味だった。地域の味を出せるご当地ソフトクリームのことを【クラフトソフトクリーム】と言おうかな?商標登録だ!

2019年8月12日月曜日

時が追いつく。

100億円の興行収入は確実!と言われている「天気の子」、今年最大のヒット作になることは間違いナシ。前作「君の名は。(2016)」が250億円、3年ぶりの100億円突破作品。周到に練られた「売れる仕組みづくり」に感服、プロダクトプレイスメントの手法も効果的でコラボしている企業は喜んでいるだろうなと。かたや大作!と言われた作品を観たものの??の連続、どうして映画にしたの?案の定6億円の爆死。

「天気の子」はカフェまであった!打ち合わせ先に行く途中に偶然に見つけ早速お客さんが並んでいた。映画上映は本筋だけど、周りで盛り上げることで広く接点を持つのは基本中の基本。「アニメ作品は実写よりも効果が続くと思うし、伝統芸能とも相性がいいんですよ」と京都市でアニメ作品を支援している担当者。「うちは京アニ作品に登場してるんですよ」と愛知県の担当者。やはり!

そう言えば、外国人の背負うバッグにもキャラを形取ったキーホルーダーがついてたっけ。10年以上前、国らと「ロケツーリズム」について協議した結果は「ロケ地めぐりだけで人は地域を訪れない」となり、旅行の脇役的な感じで下火になったけど、今では主役にキチンとなっているではないか!あぁ、当日は「実写のみ」を対象にしていたからね。【アニメ作品と聖地巡礼】と題したパネルディスカッションはしようと思う!

2019年8月11日日曜日

考えていた以上に早い!

1日目は「映画の今」について。2日目は「映画のこれから」について。3日目は「これまでの映画について&これからの映画」について。話が大きく重すぎて整理できなかったけど、昨日の3日目にしてようやく、この3日間の出張の意味や意義を自分なりに納得できた感じ。
一言でいえば【映画は関係者や分野・種類、製作、出口の全てにおいて大転換期・大混迷の真っ只中】で、生き残るのは「破壊力」ではなく「適応力」であると結論。

「このままじゃいけない!」という現状は、突然噴出したわけでなく積もった悪しき慣例などが膿として出た結果だし、映画のこれからも突然ではなく、現状の延長と理解するとある程度予測できるし、これまでについては現状の礎なので功績を労いつつ、未来に期待してもらう。問題なのは「不都合な真実」を突きつけられても懐かしむだけの回顧主義的な意識だけで思考が停止してしまうこと。

人はまだいいかもしれない。体制や仕組みも安定すると硬直化して、標準や常識となってしまう恐ろしさ。人は変われるかもしれないけど、体制や仕組みは変えるよりもスクラップ&ビルドの方が早いかもしれない。変化が怖いから、現実のままでいいと、目の前のことだけで周りに目を向けずに過ごしていると10年後は恐ろしいと。その予兆は始まっていて冗談のように聞こえた話は映画だけの話ではなかった件。