「愛媛国際映画祭、進捗はどうですか?」「広島国際映画祭にもお越しください」「隠岐の島でも映画祭するので是非!」「えぇ、鞆の浦はポニョの聖地です!」「鳥取は一人体制なので・・」と、挨拶がわりに中国ブロックの面々から歓迎を受ける。JFC事務局長の関根氏(彼女との付き合いも10年以上になりました)とフィルム・コミッション研修会。FCを取り巻く環境は我々の思いとは異なり激変しています。
劇場公開本数が激増(背景にはシネコンの普及、技術革新、FCの活躍などアリ)しているのは既知の通り。1本あたりの制作費は両極化(数千万円〜10億以上)、新しい波への対応(ネット配信、ドローン撮影など)、作品数の増に伴いトラブル(未払い、事故・ケガ、損害など)の確率も高くなり地域を守ることへの注力も必要なんだけど、全国に300以上あると言われるFCの担当者は兼任が多く専任が少ないこと。
FCは相手に合わせて変化できるユニークな立場と思っており、制作側には撮影を叶えられるとアピール!地域へは撮影による効果をアピール!予算元には撮影成果をアピール!そして市民へは作品を活用して暮らす地域はいかに魅力的かをアピールできる。ポイントは【アピールポイントを明確にして他のアピールと混同しない】こと(=オンリーワンなアピールにすること)。これからも激変するだろうな・・・。写真は関根事務局長から拝借した広島の夜。
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