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2019年8月23日金曜日

事業と社会をどう交えるか?

砥部焼の調査に携わった時、メーカー(大量生産)と作家(少量生産)について考えた。その時に出した答は「作家は自らの感性を市場に提案し、メーカーは市場のニーズ・ウォンツを商品化する」。作家は自らの感性が市場に認められたらオンリーワンのメーカーになれる。メーカーは作家にはなれないけど、ブランドを立ち上げたり、デザイナーを招聘して時代に合わせる。

事業も似ていて、自らの欲求(したいコト)と社会の欲求・要求をどう交えるか?「世の中へ単に良いことをしようとしているのか?それとも世の中を変えようとしているのか?」は心の師匠、川北さんの言葉。「きっかけはイベントなどの単発でもいいけど、事業は継続が前提だから・・・」とアドバイス。社会の欲求・要求の多くは「違和感や課題の改善や解決」が多く、改善策に対価を払う。

「そうは言っても・・・」と考えがグラグラ揺れる人へは「動機のWhy?」が必要で「自身がその事業をしなければならない理由は何か?」を考えるべき。答が見つからない場合は、その事業はスタートできても続かないとピシャリ!勢いで初めてもOKだけど、続けるには動機のWhy?は必須。動機の見つけ方が分からない方には「半径3m(身の回りという意味)に動機のヒントはあるはず」とアドバイス。

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