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2015年9月17日木曜日

静まり返ったあとに。

現在のココ大に求められている一つは「授業後の展開」です。一日限りの授業をそのままにせず「コンテンツ」として再活用する。そんな一つとして「豊穣(北条)プロジェクト」というのに関わり、授業を提供しています。2年間行った「風早推し隊」の評価が高く、活かしたいと申し出てくださった「森からつづく道」「風早まちづくり協議会」「ロイヤルアイゼン」「松山市」などとの協働プロジェクト。

このような場で検討する授業名は漢字の羅列で堅くなりがち(例:風早魅力創出体験とか)。そこで提案したのが「北条豊に会いにゆく。」一瞬、場が静まり返ったあとに「面白い!いいネーミング!」と座長の松井先生。以前に「中島恵に会いにゆく」しました。その流れです。

当日の授業内容は来月に掲載するとして、ネーミングはとても大切。最近のお気に入りは「青いダイヤ・赤いダイヤ」「煮干しおかわり!」かな。実は一つ、ネーミングをつけるのに苦労している授業があって今日、明日中には決めないといけない。うーん、考えても出ないんだよなー。と、コピー業だってします!

2015年9月16日水曜日

夫婦について。

長女から結婚記念日のお祝いメッセージが届く。19年前の今日、椿神社で挙式を行いました。今だから言えるけど互いに全く貯金ナシ(笑)。クリエイティブ・ディレクターの職からスタートした私のキャリア。英会話学校講師の職からスタートした妻。お金が全くなかったけど、全く気にしなかった。まぁ、その4年前にNYで出会った時からお金はなかった(笑)。

子供を授かり、安定が求められたものの一旗揚げようと上京。しかし、フィルム・コミッションと出会い「これからは東京ではなく地方の時代だ!」と意気込み愛媛へ舞い戻る。子供の病気やケガで義母や義兄に緊急搬送してもらったり、突発的な対応を求められた時に優先させてくれた職場、少しずつ独立の環境が整い送り出してくれた職場。

(自分で何とかしてきた)と思いがちだけど、実は知人友人、名も知らない人たちとの関わりで今があり、どの人との関わりが欠けていたら、今頃どうなっていたか?これまでの19年間に出会った人、全てのご縁に感謝。そう言えば結婚記念日にケーキなんて初めてじゃないの?

ビン男子。

「ビン男子」です。「何となく気になって」置いている、お菓子や液体が入っていた小瓶たち。プレゼンテーション講座を控えて、小道具として使おうかどうか検討中。今回の依頼は「事業者対象」で、モノゴトの訴求力を高めて伝えるにはどうしたらいいか?の研修です。

とにかく「プレゼンテーションは聞き手が納得して完結すること」「聞き手が再現できるよう伝えないと広まらないこと」は基礎基本です。訴求力の向上には「数字・数値化」「第三者による情報」がおススメ、要するに客観的に提示できるかどうかです。そして共感を引き寄せるには「具体性」「話題性」が求められます、個人的なエピソードなどですね。

商品力UPには「価格の訴求力」が効果的ですが、価格の安さだけでは消費者は慣れてしまいます。食べ物だったら「美味しい」は当然だし、「安全・安心も当然!」と消費者は思っています。すると次にくる「商品力じゃ?」と詮索したくなります。そこで提案の一つが「物語性」、もう少し考えよう!

2015年9月15日火曜日

踏ん張る。

「梅山窯」「すこし屋」「sugiura工房」「のっぴんらー麺」「道後やや」「晴れときどき」「砥部町」「窯業技術センター」などにご参集いただき、地域資源パワーアップ事業砥部焼編の意見交換スタート。もう一つの栄養ジュース編は「こちら」

のっぴんらー麺さんも道後ややさんも砥部焼を使っています。理由を尋ねると「愛媛オリジナルだし、使用がPRに繋がるなら当然です。」と嬉しい答。有田焼、伊万里焼など砥部焼よりも有名な焼き物はあります。そんな中、砥部焼は「砥部焼らしさ(てづくり、温かみ、存在感など)」で勝負できます。「作り手×使い手」の意見交換は双方「実は知りませんでした」という事実も多数発覚!私的には(よしっ!)という手応え。

「器は誰ものモノか?」という議論がしたい!器と食事は一期一会で「ひと時」の出来事。せっかくなら「物語」があった方がいい。旅の途中ならば尚更でしょう。
「器は利用者(購入者)のモノ」と私は思いたい。「100%利用者視点で製作」と言ってくれた窯元、「伝統は大切にしながらも次の品を」と言ってくれた窯元、「生活に豊かさを提案したい」と言ってくれた窯元、砥部焼いいね!

2015年9月14日月曜日

違うスイッチが入って。

夜は末っ子のソフトボール試合、大会の3位決定戦とのことでマドンナスタジアムは保護者などで意外なほどいっぱい。隣の坊ちゃんスタジアムではマンダリンパイレーツがシーズン最後の試合でした。
我らの試合は緊張感がありまして、1点の攻防が繰り広げられ、満塁のピンチにライトフライで救われたり、3塁にランナーがいたのにファウルフライでアウトだったり。試合はこの後、相手が1点入れたものの、逃げ切り2-1で勝利!おめでとう。

ここでも地域の人々や知人らと会う、本当にみんな一生懸命だ。例えば審判や監督、コーチはボランティアに近い。見守る保護者はアナウンスや荷物運び、トンボ作業など環境整備に忙しい。応援する人は場を盛り上げ、臨場感を演出している。そして主役は小学生、「最近は・・・」という声も聞くけど、地域の繋がりも捨てたもんじゃない。

ソフトボールは平日3日練習、帰宅は午後8時も、週末は2日間とも練習か試合、だから週5日稼働、毎週試合。夏休みは遠征もあったりと、凄まじいスケジュール。これを支えているのが利害関係を超えている人たちで、ソフト観戦にきたはずが、違うスイッチが入って・・・。

2015年9月13日日曜日

最後の駆け抜け。

あっ!という間に長男、3回目の運動会。すなわち中学校最後の運動会。去年一昨年と猛烈に駆け抜けた長男。今年は一切の運動をしておらず、一週間前に近所をランニングした程度で父も母も「大丈夫?」と、声をかけずにはいられないほど心配しました。が、本人はこの通り、リレーに出走してケガもなく駆け抜けました、あっぱれ!

リレー見るだけでウルウル。名前も知らない一生懸命な姿に(頑張れー!)と心の中でさけぶ。運動場の周りでは地域の老若男女と「一年ぶり」の再会。Facebookでは互いに近況を知っていますが、元気な顔を拝見して確認できる機会は貴重です。運動会は地域の華だ!

来週は末っ子、小学校最後の運動会。8年間の小学校との付き合いも一つ一つ減ってきています。地域との付き合いって子育て中は「強制的」なんだけど、子離れし「任意制」となると減ってしまう。運動会や祭、餅つきなどの祭事以外に「わざわざ感なく」、気軽に参加できる機会があるといいなーと妄想。

続・大反省中。

もう一つ大反省中です。依頼に対し色々と調査し、自分なりに課題を見つけ、着手すべきことまで分かりました。しかし、私が「見つけた課題」は顧客が求めているもの(厳密に言えば、目的は同じでも手法が違う)とは異なり、やり直しを求められて改訂作業中。問題を見て答は分かっても計算式が分からない状態かな(笑)

報・連・相をまめにしていても必ず起きる相違。この相違が起こる根源を考えてみた。(1)個人間だと相違は起こりにくいが組織など個人を超えると起こりやすい。(2)「一度決めたことだから」と事業を守り抜こうと柔軟性が失われる。(3)私の能力不足で間違った方向へ事業を進めている。

「事業は成功を求めて常に変化する」とプロジェクトマネジメントで学んだので、臨機応変、スピード感を大切にと、一足早く見つけたから直ぐに手立てを!と言いたいけど、「先に見ているのは自分だけ」で周りは未だ見ていない、感じていない。プロジェクトマネジメントではこうも学んだ「プロジェクトは一人では行えない」とも。ここは「ゆっくり急げ」。写真は行きたかったけど、行けなかった名古屋市科学館。

2015年9月12日土曜日

大反省中。

杉浦副学長が留守なので授業コーディネーターのベンスケにピンチヒッターをお願いし臨んだ収録で、私が何一つ面白いことを言えず収録後に無念の「再収録」。本当に申し訳ない。「どうして多勢の前ではスラスラなのにマイク前ではダメダメなんですか!」とベンスケ。えぇ、機械が前だと「ナレーション」になり、抑揚なく話していても「つまらない」と分かるからヒドい!あぁ、以前も似た事態が起きてた・。

誰にだって苦手なことは1つ〜2つあります(開き直るな!)。機械相手に話すのもこの類。克服しようと「マーフィーの心理学本」を読んだり(笑)。ただ、外国人著者で日本語翻訳のスピリチュアル系本というのは「言葉が大げさ」に感じられページが進まない。全知、宇宙、偉大、奇跡、潜在意識など、どうしてこうも捉えどころのない言葉が多いのだろうか?

いけない!反省。そう思う、感じること事態が既に「卑屈、マイナス」のようで、穏やかに明るく心を整えることが大切とのこと。ここは私がしっかりしないと周りが心配してしまう。と、まずは気持ちの入れ替えね!それにしても津田さんのTシャツの「人間椅子」とは何なのか?

共喰いです。

先に伝えておきますが「共喰い」です(否定しません(笑)。「ひつまぶし」「手羽先(世界の山ちゃん)」「味噌煮込みうどん」程度の名古屋食情報。「泉谷さん、矢場とん知ってますか?」と尋ねられ「知りません」ということで、矢場とん本店へ。そして(来ることも滅多にないから)と「わらじトンカツ」を食す!えぇ、思い残すことありません。

今回は「えひめリソースセンター」として、木村真樹さんに会いにきたのですが、時に「メールよりも電話よりも直接会う」ことが大切です。組織なので「お金が、予算が」と考えますが、そこじゃない!お金じゃ得られない、伝えられないことってあります。とてもお世話になった撮影監督やプロデューサーが亡くなった時、遠方だから電報で済まそうとした対応に「そうじゃない!」と、葬儀に駆けつけたのを思い出す。

で、案の定「わらじトンカツ」の威力は凄まじく、打合せ後に消化促進と街を数キロ歩き続けたものの、夕食は入らず「かき氷」になる。そうじゃない!ちなみに矢場とん本店のエレベーター内にちりばめられた豚は「ルイブトン」とのこと(木村さん情報)。おススメ!

2015年9月11日金曜日

つれづれ本日。

妻が「今日はSeptember11だ。」という。そっか、今日は「あの日」だ。2001年9月11日、覚えているのは2週間前にワシントンD.C.から帰ったばかりで、会議場所近くに墜落したと聞いてヒヤッとしたこと。写真は2012年5月のNYマンハッタン。倒壊したワールドトレードセンターの代わりできた1ワールドトレードセンター(フリーダムタワー)が建築中。あの時から経済も文化もしそうも色々と変わった気がする。

そんなことを考えていると「武器等防衛装備品の輸出を国家戦略として推進すべきだ」と経団連が9月10日に提言。現実を知っている人から言わせると「甘い、幻想」と思われると思うけど、誰も気づかない小さな出来事一つ一つが、やがて取り返しのつかない大きな事につながる気がしてならない。

バージニア州で高校3年生をやり直した時、同じ部屋のブライアントが「地上戦反対の意志を示すんだよ!徴兵されるかもしれないんだぞ!」とワシントンD.C.へのデモ(当時は「湾岸戦争」で爆撃から地上戦に入るか入らないかの瀬戸際でした)に興奮していたのを思い出す。私は誘われるがままにプラカードを持ってデモに参加。色々と経験してるなと自分を他人事のように見つめる。

2015年9月10日木曜日

日本初、世界初!

一体ナニ!「ひろひろ(びろびろ)」「いごいご」「しゃんしゃん」って。愛媛の方言は聞いてもイメージがわかない!「ヒロヒロしてられん!」「イゴイゴしてられん!」と使うのだとか。意味を教えてもらいましたが忘れました。注意する言葉だったけな、難しいー!でも響きが新鮮!

写真は長年の懸案事項になっている「妄想授業」の編集作業の様子。先日の研修でも100以上集まり、既に1,000以上になりましたが、増え過ぎて編集が追いつかなくなり再度挑戦中!似ている内容は合体させて「濃いアイデア」にし、更に濃くするために再度、似た内容を加えて「濃厚アイデア」へ昇華させます。そして200種類ほどの「市民発の授業アイデア」に絞られる予定です。

そしてアイデアはウェブサイトに掲載され、みなさんが「受けたい!」と授業アイデアをクリックすれば「授業化」への準備に入ります。個人的には画期的と思うんだけどな(笑)。
先生は登録されている市民先生300名と「リンク」しています。該当する市民先生がいなかった場合は「先生求ム!」です。日本初、世界初の「妄想マッチングシステム」の完成まであと少し!

2015年9月9日水曜日

猛者主婦たちと。

「こんなハイカラなモノ、食べことないわー」と、西条特産の「海苔と干しエビ」をスパゲッティに混ぜた逸品に目がクリクリしたカワイイお婆ちゃんが驚く。そして同じく出荷量の多い「小松菜+干しエビ」の炒め物を食べて美味しい表情をしては「稲の収穫を早くして小松菜植えないと!」と(そこからっ!?)と、驚かしてくれました。干しエビのかき揚げもペロリ!

料理歴50年以上もいた猛者主婦たちへ、我らが中村和憲さんが「西条の特産品を活かしたサクッ!と料理」を伝授。最初は遠巻きに見ていたお母さん達も、次から次へと手品のように出来上がる逸品に距離が近くなり、最後は「箸を片手にまだか!」と臨戦態勢に(笑)

今回は愛媛県漁政課と続けている「えひめ出汁部」の一環で、前回は「今治地区」で行いました。地域固有の味や文化をどう継承できるか?実は次世代へ継承できていないかも?と少し心配でしたが、娘や嫁世代、孫世代は「味」はしっかり伝わっているようで、「息子や孫は2日目の魚は味が違うと食べない!」という世帯も。一先ず西条地区の味は安泰!

2015年9月8日火曜日

届ける(贈る)。

始めたい女性対象に「プレゼンテーション」講座終了。どうもカタカナだと「テクニック論」のイメージがあり、「コレさえ学べば」という印象がありますが、特効薬はありません。何一つ新しく伝える・覚えることはなく「届ける(贈る)」という意識を心がけてくださいとまとめ。テクニック論を学びたい人は書店に並ぶ書籍から自分の好みを選べばOK!

今回は「初心者対象の初級編」です。私の手持ちの「中級編」ではプレゼンターと審査員、傍聴者などがいる状況で求められるポイントを学び、「上級編」では相手を納得させるゴリゴリしたビジネス系プレゼンを学びます。プレゼンは「場数」です、意識すれば一回ごとに上手になるから不思議です。

とは言え、プレゼンだけ上手になっても意味がありません。プレゼンする「素材」は大切(笑)。なぜプレゼンをするの?素材の背景は?あなたでないといけない理由は?何をもってゴールとするの?来年はどうなってるの?プレゼン前に詰めないといけないことは山ほどある!本末転倒にならないように!写真は「ワークライフ・コラボ」さんから拝借。

2015年9月7日月曜日

NPO活動に問いを立てる。

撮影誘致失敗への数々の叱咤激励ありがとうございます!レジリエンス(回復力)の強さ発揮!昨晩の会食でも分かち合い元気になりました(笑)。
写真は日本NPOセンターから新田事務局長がお越しになったので、NPO関係の気の合う方々と歓談。深く濃いNPO談義に華が咲き乱れる!

「NPO活動に参加する個人の満足度は高いのに、活動の成果が低いのはなぜか?」これはよく挙がる疑問です。理由は簡単で「活動が自己満足の域から出ていないから」です。発意で始めた活動ですから、自分の満足基準はクリアできるんです。でも社会から求められている基準は、己のよりも高いから達せず、成果や効果は限定的になるのです。私自身、10年以上NPO法人に携わってきましたが、この答にたどり着いたのはココ大を始めてからでした。

そもそも論として、NPOって存在すべきではありません。だって「身の回りの課題に立ち向かう」のがNPOの使命ですから。課題が存在しない社会が「本来の姿」ですが、現実には、貧困、無関心、虐待など課題は山積している。立ち向かうんだったら、自己満足ではなく社会が満足する活動にしようではありませんか!

2015年9月6日日曜日

失敗がなんだ!

この歳になると(事態に一喜一憂するのは疲れるからやめよう!)と思いますが、やはり「力」が入った事柄はドキドキするのもので、「取り逃がし」は何度味わっても凹みます。振返れば「HERO」も「宇宙戦艦ヤマト」も「るろうに剣心」も落としており、今年は2本の映画(それも大作!)の撮影を落としました・・・。

この表現できぬ「奈落感」は「時間と音楽」が解消してくれます。凹んだ心を知ってかiPodの選曲は「Best of My Love(1977)-The Emotions」「Get To the Real(1978)-Cheryl Lynn」などの曲(笑)、この時代の曲はサイコーだ!心理学用語に「レジリエンス(回復力、復元力)」がありますが、こうして耐久性が養われていくんだな。次は頑張るぞ!

気持ちの回復だけでは嫌なので何かで発奮したい!と思っていると、丁度よい題材があったりして、私はツイている(笑)。酸いも甘いも経験こそ成長の源だ、頑張れー!捨てる神あれば拾う神ありとは言い過ぎか!雨だしスカっ!と美しい松山城を見て気分転換。

多様性の価値。

長女が「浴衣に着替えて盆踊り大会に行ってきた!」というので(へぇー、異文化交流なんていいね!)と思っていたら、こんな写真!中心に櫓が組まれ紅白幕、提灯が飾られていますが、映像では「東京音頭」ではなく、インド音楽風が流れ、踊りも藤間流などではなくダンスでした(笑)、参加者数35,000人とか!

この場には「性別、年齢、国籍、肌の色、宗教の違いなど」は関係なく、皆が手を取り合って「雰囲気」を醸成して(活気とはこのこと!)と思わされた一コマ。育った環境により価値観は異なるけれど「同じ人間」として共通・共有できることは少なくない。直接触れることで多様性の価値を感じてもらえればと父。

「モノごとは絞るほどに明確になるけど、多様性を失う。」最近気になったフレーズ。「何となく排他的(奈落へ、無関心、無視など)」な雰囲気を感じる一方で、「繋がりを断たせない(見守り、孤立防止、連携など)」動きも感じて、(人は人と関わらないと生きてゆけいない)と考察。

2015年9月4日金曜日

妻は正しい!

「えひめモナカ部」久しぶりの更新、贈りモナカ。(へぇー!)と思ったことが2つ続いたので記す。デザインという響きもデザインの力も好きです。「あんなこと」「こんなこと」も過去に書きました。

この2つのパッケージ、右は「磯じまん」です。ご飯に乗せて食べると美味しい磯海苔。食べ終わりパッケージを取ったら驚いた!ガラス容器上部には「波」の装飾が施され、下部には「磯じまん」という味わいある文字がエンボス処理されている!容器にも「らしさ」を感じて更にファンになる。ただ、一人で感動する私に「使わないでしょ?捨ててもいい?」と尋ねる妻。冷静なあなたは正しい!

左は色使いなどのイメージから「メンソール味のタバコ」だと思った私。「トランプ」だと思った妻。正解は「パチパチはじけるクリームソーダ味のチョコレートキャンディ」でした。日本語表記がないから「舶来もの」と思ったら日本のお土産でした。デザイン一つで印象って変るという話題。印象って大事、一度刻み込まれたら簡単には拭えない。大切にしよう!

仲間っていいね。

机の上にバサッー!と散乱しているのは「愛媛県の養殖真珠」の資料群。来年3月から始まる「えひめいやしの南予博2016」の一つである「南予通信大学(仮称)」という、インターネット上で愛媛の特産・産業について学ぶ通信講座の準備中です。
分厚い文献や資料が多い中、我らの大野さんが編纂しています。私はというと、隣であーだこーだで役に立たず・・・。

南予通信大学では「養殖真珠」「愛育フィッシュ」「伊予生糸」「みかん」について講座を行う予定です。「ネット上で学ぶシステム」は14万人が登録、履修している「gacco」を活用します。gaccoでは「映像教材」を活用するので、映像教材の製作は「ReM」さんと組みました。ココ大にとって何もかもが初めてで、連日頭をつき合わせて作戦会議です。

「南予通信大学が開講する頃、私達は真珠、養殖魚、生糸、みかんについて詳しくなるぞ!」が合い言葉(笑)。愛媛人に近づきつつあります。大変だけど、今回も皆と共に学べること、仕事ができることに感謝!仲間っていいね!

2015年9月3日木曜日

NPO法人でも雇える!

授業コーディネーターの求人を出していました(8/31で終了)。私は「NPOで雇用」に固執してまして、現在2名を雇用しています。正直に言いますと、雇用に必要な経費の確保・捻出は大変です(涙)。
でも、やらなければ!と息荒く奮闘中です。理由は「NPOには社会的、経済的の両方で影響力が求められているのに両方できているNPOが少ないから」。「いいことしてる」と称される段階は終わってます。

今回の求人は今までとは異なる内容と手法で行ったため、県外からも応募があったりと今までにない手応えでした。授業コーディネーターになったら、写真のようなこともします。遊んでいません!授業告知の素材作りです(笑)。一人何役もこなしてもらいますし、なおかつ創造的(自ら考え主体的に動くこと)に仕事が行えないと苦労します。

しかし!出会うはずのなかった人と出会えたり、行く理由がなかった場所に行けるし、何よりも愛媛の魅力を実感できるし、愛媛は広い!と思えることは保障します。今回はどんなご縁になるのか!

2015年9月2日水曜日

シーンはカタルシスへ向かう。

「映画は時代や社会の鏡」と思っているから悩む。例えば「知名度の低い俳優が出演し、公的資金の投入された曖昧な作品」と「知名度のある俳優が出演しているが、公的資金がなく製作費が不足している過激な作品」のどちらが好み?と二者択一を迫られても答えられない優柔不断な私。

一つ言えるのはフィルム・コミッションは「作品に裸や暴力があるからという理由で支援を門前払いにしません」。
裸は入浴のシーンかもしれないし、暴力は事件などの再現かもしれない。要は「そのシーンは作品にとって不可欠かどうか」で、「地域を著しく貶めるシーン、作品」ならばNG(以前、某番組で愛媛の特産品を提供してほしいと依頼があり、話を伺うと品にケチつける主旨だったので断った事例もあります)です。が、基本的には撮影協力に前向きです。

過激なシーンだけ取り上げて議論するのは危険。シーンには当然「前後のシーン」がある他、「シーンはカタルシスへ向かう」過程です。その作品が伝えたいこと(=魅力)を、私が理解し解釈し再現できるのだったら、全力出します。そして、撮影は予算の80%は確保してから始めよう!写真は左手が遊子の段畑、右が「世界の中心で、愛をさけぶ」の夢島。