「映画は時代や社会の鏡」と思っているから悩む。例えば「知名度の低い俳優が出演し、公的資金の投入された曖昧な作品」と「知名度のある俳優が出演しているが、公的資金がなく製作費が不足している過激な作品」のどちらが好み?と二者択一を迫られても答えられない優柔不断な私。
一つ言えるのはフィルム・コミッションは「作品に裸や暴力があるからという理由で支援を門前払いにしません」。
裸は入浴のシーンかもしれないし、暴力は事件などの再現かもしれない。要は「そのシーンは作品にとって不可欠かどうか」で、「地域を著しく貶めるシーン、作品」ならばNG(以前、某番組で愛媛の特産品を提供してほしいと依頼があり、話を伺うと品にケチつける主旨だったので断った事例もあります)です。が、基本的には撮影協力に前向きです。
過激なシーンだけ取り上げて議論するのは危険。シーンには当然「前後のシーン」がある他、「シーンはカタルシスへ向かう」過程です。その作品が伝えたいこと(=魅力)を、私が理解し解釈し再現できるのだったら、全力出します。そして、撮影は予算の80%は確保してから始めよう!写真は左手が遊子の段畑、右が「世界の中心で、愛をさけぶ」の夢島。
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