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2025年8月2日土曜日

失敗はない。


ハーモニープラザから塗り絵の協力を依頼されて、早速みんなで塗り絵タイム!
色鉛筆、クレヨン、クーピー、ペン、水彩など、思い思いの画材で塗り絵に挑戦する子ども達。

すると
「インチキ〜!はみ出ちゃった。新しい(塗り絵)のに替えたい。」
「インチキ〜!色が変になった(≒混ざった)。新しいのに替えたい。」など、どうやら自分のイメージと違ってしまったようで、「失敗」と思い込んだようで塗りを止めてしまう子ども。

「違うよ!それでOKなんだよ!いいじゃん!」と筆を止めた子をフォローする。
すると(そうなの??)とキョトンしながら、塗り絵を続行して完成させる。

塗り絵だから線描に従うのが正解のように感じるけど、はみ出ようが、色同士が混ざろうが「近くでみると気になるけど、遠くから見たら全く気にならないよ!」と伝える。
大切なのは全体であって点じゃない。

そもそも、子ども達は自身の脳内イメージを完成図として描こうとしているから「予期せぬ事態」を想定していない。

特に水彩で塗っていた子は赤と黄が混ざり緑になった!など、自分のイメージ色以外は失敗と思ったようで「予期せぬ事態を(=解決へ向けて)前向きに肯定できるか?」がポイント。
子どもだけの話じゃないけど。

そんな子もいる中で、ある子は線描に関係なくダイナミックに塗りつぶして、15分程度で完成させてしまった子もいたり、個性というか性格というか、子供は面白い。

創作物に正解はナシ!全てが素敵で素晴らしい!
実は大人の方が問題で、これまでの経験からアンコンシャスバイアス(=無意識の思い込み)がかかっているから、意識を剥がそうと悪戦苦闘だったり。

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