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2025年8月2日土曜日

立ち上がれ。


「インチキーーー!」とレゴ男子。
何ごと?と思ったら、ポケモンのレックウザ(伝説ポケモン)を作ったようで見て欲しい!とのこと。

大きさは50cmほどの大作。
「持ち上げないと写真は撮れないよ。」と伝えると、持ち上げようにも一人では持ち上がらない作品。
3人がかりで持ち上げるも、強度の問題でブロックが外れたり、オロオロしながら撮った写真。

聞けば、写真の3人が組み立てたものの、完成までの過程には多くの子ども達が携わったようで、「組み立てに必要なブロックを集める係」「ブロックを色分け選別する係」「組み立て係」「監修係」がいたようで、チームで制作できた賜物。

その様子に触発されたのか?
他の子ども達も「共同制作作品」を作り始める。それもレゴではなく、積み木で作り始めて「インチキー!カメラの用意ー!」と3人の子どもが叫んできた。

見れば積み木で塔を作っていて、不安定なウレタンマットの上に立っている!
近づいていくと「ココまでできるのに3回も失敗したんだ!」と、苦節4回目の制作とわかる。
振動を与えないように、撮影ポジションに座り、完成の瞬間を待っていると、ウレタンマットの上で制作していた子どもと積み木が触れてしまい、一瞬で崩れてしまった。
わずか2-3秒の悲劇・・・。

子ども達、膝をついて崩れ落ちてしまう。

かける言葉もなく見守っていると時刻は11:45。
「インチキー!お昼ご飯だよ!」とココ大付属学園では11:45に片付けをしてお昼ご飯。

「お昼ご飯を食べてから、また作り直そうか?」と言葉を差し伸べると「うん!」と言ったものの、お昼過ぎに塔は再建されることなく、忘れ去られる。
高い塔を作ったコトに意義があったということで。

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