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2024年6月6日木曜日

これも役目。


制作資金の調達が事前にできず、地域で集められるだろうと、フィルム・コミッションの名を使い、相手に“行政のお墨付き”と勘違いさせる言動に、詐欺のようだと「ストップ!」をかけて撮影支援を中断したら暴言をはかれたのは20年以上前。

まだ駆け出しのフィルム・コミッショナーに対して、相手は百戦錬磨の怪しいプロデューサー。
ボロクソに言われたけど、地域に害がおよばず本当によかった。

でも一種のトラウマ経験で、お金(制作費)の話が出ると「資金調達にメドがついたら撮影開始でしょうか」と、ド正論を言う私は一部のプロデューサーからは煙たがられてる。
でも地域を守るのもFCの役割ですから。

ある日、「同席してほしい。」との相談で部屋に行くと某者たちがいて(この状況はナニ?)と勘ぐると、やっぱり制作資金の話。でも直接的な調達ではなく「話に乗ってくれる所を紹介して欲しい。」と間接的なのは相手も事情が分かってるから。
終了後、「あんな話はあり得ない!」と一蹴したけど、案の定、話はまとまらず頓挫。

推測するに「フィルム・コミッションを通すと、色々と面倒(厄介)だから、通さず話そう。」だったかもしれないけど、話の聞き手はFCが絡んでいると想像することが多く、全く知らない所で“そんな話”になっていると後で知る。
でも、結局、回り回って話は届くのだから怪しい話はやめて欲しい。

そもそも、浮いては沈み、沈んでは浮くを繰り返す作品は“何か”が怪しいのだ。

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