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2019年5月11日土曜日

固定概念をアップデート。

考えても行動しなければ変わらないことを多くの人は知っている。でも「できない理由(それも正論っぽい)」を並べては「口だけの人」にはなりたくないので行動に移す。(1)精算方法について。何も考えなければ重くて大きなレジを用意し、メニューを登録し、カード決済なら諸々の手続きが必要・・・が!息子のおさがりipad、カードリーダー、プリンターの3点セットで小さく軽く、これで従来と同じ、いやそれ以上なんだから驚き!

(2)それぞれ違う所で暮らし、全員が揃うことはないけど情報共有や意見交換、ファイルやスケジュールの共有は必須ということでSNSとGoogleを活用しオンラインで可能な限りの「ペーパーレス」を試みる。意外と順調だけど、ペーパーレスは目的でなくて「手段」だから、それぞれには会うので、全員が揃わなくても「一人一人」と話しあい、その内容などをオンラインで共有すればいいのだ、と再確認。

(3)制限の中で最大限の効率化、利便性を追求するのが日本人は得意と何かで読んだけど「折りたたみ〇〇、ハンディ〇〇、簡易〇〇」などのアイデア品の存在は貴重!Thank you!。「初めてみました!」と驚く検査官。工夫次第でもっと快適な空間になればと「困りごと」を探す職業病(涙)。これまでの経験による固定概念にしがみつかず、アップデート。

2019年5月10日金曜日

会議の目的は。

会議について。「効率的な会議についての長時間会議が無駄」「儀式化(形骸化)した会議に出席しなければならない悲しさ」「会議のための事前会議の資料づくりが意味不明」など・・・。全ての会議とは言わないけど、意義を見出せない会議のナント多いことか。職業も所属も性別も経験も異なる人々が異口同音なのは本当に問題。「集まることを目的にしてるよね」と身も蓋もない意見。

誤解を恐れずにいうと「会議すれば合意形成だ!」のような、会議を都合の良い合意形成機会と捉え、交わされた議論じゃなくて集まったコトが合意したと見なされてるのでは?と問いを立てる。「そもそも異なった意見を一つにまとめるコト自体が無意味」という発言に頷く。頭数を揃えたことが合意形成と勘違いしている乱暴な組織がすくなからず存在している事実。

集まった方々の意見に「地域づくりの現場でもあります」と吐露してしまう(涙)。大勢で合意形成を取ろうとすると、つい「第三者に責任などを押し付けてしまう」傾向あり。合意を図ろうとする内容には面倒なこともあるから気持ち的に分からないでもないけど、自分たちごと化しないと何の解決にもならないんだけどな。「会議のない組織が理想」と言ったのはドラッガー。

2019年5月9日木曜日

屋上農園雑感。

40年ほど前のデパート(死語!)屋上は遊園地で、学生時代は待ち合わせ場所として、そして今は家族などの憩いの場所へ。時代と共に屋上の役割も変わってきてると。銀座三越の屋上にある「テラスファーム」は2010年に開園、お隣の松屋銀座にも屋上農園はあり、近くの屋上では2006年から銀座ハチミツプロジェクトが始まり、実は銀座は「知る人ぞ知る屋上農園地帯」。

松山も中心部はビルが多いから、屋上農園の可能性は大。市民に解放してもいいし、福利厚生の一つでもいいし、社会教育の一環としてもいい。商業施設ならシャワー効果だって期待できる、商業施設の場合「買い物以外に行く目的ができる」のは頭でっかちなマーケティング戦略を打つよりも確実に集客できる。環境的には「緑化」という位置付けになり、建物へのダメージも軽減とか。

屋上農園で育てた葡萄でワインを作ろう!な事例もあったり、屋上農園が持つ可能性は高い。大人だけでなく子供たちにも公園として使ってもらえるかも。富士教材さんの【Urban Harvest】隣は保育園。銀座もそうだったけど「公園がない」から屋上が公園化するのは自然な流れ。すると将来、地上30mの屋上農園(公園)から向こうのビル屋上農園(公園)の様子が見えたり、妄想です。

2019年5月8日水曜日

昭和バリバリの大人!

ギューン!と上京し、用務をダッーと済ませサクッ!と帰松。東京駅八重洲口を通ったら「THE FARM TOKYO」という看板が目に入る。(なんだ都市型農園か!?)と思ったら「食と自然と人をつなぐ食体験」を掲げたBBQスペース。コンクリートジャングルの都会との対比が面白くパチリ。某大手農機具メーカーも協賛していて「都市と農」は間違いなく沸騰キーワード。

新しいことを始めようとすると必ずぶつかる壁。前例がないという壁、思考停止に陥る壁、お金がないと嘆く壁、責任が誰が取るんだという無責任な壁などが代表格だけど、40代、50代、60代の昭和バリバリ生まれの大人が「改めて企む」っていうのは面白い。これまでの経験による現実思考と「やりたかったけどできなかったコト」とのハザマで落とし所を探そうとするも暴走気味な大人たち(笑)

壁を乗り越える策(いわゆる無難で常識的な策)を考えていたら「壁を壊そう」と考える昭和バリバリの大人たち。40代の私なんかはヒヨッコ扱いで怖いもの知らず、武勇伝を聞いてるだけでも面白い先輩たち。つくづく(私はツイてる)と思う、人に恵まれている。で最後は「お前に任せるぞ」的な締めくくり(涙)。「お前だったら協力してやる」とお酒も入って意気揚々な昭和の大人。

2019年5月7日火曜日

なんで、そんな働き方。

「でもな、人と違う生き方は、それなりにしんどいぞ。何が起きても誰のせいにもできないからね」は『耳をすませば』で父、靖也から娘、雫への言葉。側から見ると「面白く」見えるのは「隣の芝は青い」と同じ。学生から「目標です!」と言われても丁重に諭します。ホント、靖也と同じで、誰のせいにもできず、言い訳してもブーメラン、毎日の保障も一切なし、明日、仕事がなくなるかもしれない。給料も不安定です、休みも固定ではなく、24時間体制です。

じゃあ「なんでそんな働き方、人生なの?」という表情に対して「コレだったら楽しめるかも・・」という職業を知ったからで、会社に残っていれば社会保険完備、渋谷で働き、自由な勤務時間、毎週セッションが行われ、IPO間近だったから少しばかりのお金も入ったかもしれない(笑)。だけど、それ以上に「(根拠のない)可能性」を感じたのは事実で、そして厄介にソレは「NPO(非営利)」でしなければならないと知る・・・。

何の約束もない領域へ自らの決断で入ったから、自身が面白く感じないと何のために安泰な環境を手放したのか分からなくなってしまう。なので「いくら考えても先が分からないなら、先を意識しつつも目の前の仕事を楽しむ」ことをオススメ。で、説明は自分の言葉だから、喋りながら自分を振り返っていたり・・・。仕事を面白くできるか否かは自分次第。写真は初めてでも面白がって次々と作品を仕上げる小さな画伯。

2019年5月6日月曜日

今日も働く学ぶ。

イベントがなくても振り返れば学び多かったGW(世間は今日までですが気持ち的には昨日で終了)。①驚いたのが道後とロープウェイ街の人出の多さ、行列。②実感したのはNICECREAMの可能性。③慌てているのは宿題の積み残し(ヒャー!)④でも良かったのは「気ままに本を読めた」休日感。⑤だけど、難しいと思ったのが休む人の悩み、働く人の悩みの深さ。

モチベーションの持続・維持の「スイッチ」について。経験則から言うと「納得感」という自発的(内発的)な意識・意欲がスイッチボタンでカチッ!とON。でも、そのスイッチを(納得で)押そうと思わせる「意識・意欲」は何なの?と考えると「自らの気づきが、第三者の理論(意見)と同じで、気持ちの後押し感に似た納得感」と思ったり。正解不正解のない中で、納得感は気持ちの拠り所。

「研究者の理論なんか関係ないと自己流に留まるのではなく、経験からの内省によって自らつくり出した持論を研究者によって検証された理論とうまく付き合わせて、自分なりの裏付けをとってほしい。理論と両立するような持論こそパワフル」「リフレクティブ・マネジャー(中原淳・金井壽宏:光文社新書)」p133。経験と理論の合致を実感した時、モチベーションはあがる。実験済。

2019年5月5日日曜日

内省真っ最中。

ハムレットは内省ばかりしている間に友人は去り、恋人は自殺し、決断も行動もできなかった。ドン・キホーテは想像力豊富で行動の連続だけで内省が足りなかった。愛読書「リフレクティブ・マネジャー(中原淳・金井壽宏:光文社新書)」p15。行動して内省(振り返り)して学習結果を行動に繋げるべきで、能書き(うわば、建て前)ではない。私の言葉で表すなら「正論っぽい言葉」と解釈。

従来のマネジャー像は部下が判断できない事柄への対処に限定され、それ以外は部下に任せて回すことが良いマネジャーと信じられてきたが、昨今は組織のフラット化によりマネジャー自身もプレイヤー的な目標や課題が与えられている。p55。かつては「一人一任役」で明確だった役割が、今では「一人複数役」も多く「権限の範囲(≒責任の所在)」が曖昧で「場当たり的な問題解決者」となるのは時代の流れか?

と現場に納得しても事態は改善しないので「どうすれば改善するか?」と問いを立てると、「自分ごと化」が最適だけど「場当たり的(目の前)な対応」に囚われると大きな目標(ビジョン)は見えずモチベーションもあがらない。ココで登場すべきは「リーダー(マネジャーとリーダーは異なる)」なんだけど、リーダーも昨今はプレイヤー的な目標や課題が与えられるから、手一杯なわけで・・・。続く

2019年5月4日土曜日

May the 4ce be with US!

このタイミングでピーター・メイフューの訃報とは。悲しいけどチューバッカといえばコレで悲しみを吹き飛ばすしかありません。米国カリフォルニア州は5月4日を「スターウォーズの日」と正式に承認!これまで単にファンが祝ってたコトが自治体によって承認されるとは!スターウォーズのテーマパークがディズニーランド内にオープンすれば毎年156億円相当の税収が見込まれれば、たやすいよね・・とやさぐれる。


No. Try not. Do. Or do not. There is no try.(「やってみる」ではダメ、やるか、やらないか)」は、尊敬するマスター・ヨーダの金言。つい先日もスタッフに同じ言葉を言ってしまいました・・。そして自分には「if you end your training now ― if you choose the quick and easy path as Vader did ― you will become an agent of evil.」(暗黒面に堕ちぬよう鍛錬を続けよ。逃げるな、挑め)を刻んでます。はい、マスター。

今年で第1作から40周年!12月公開のEP9で一区切り!「こんなあんなそんな」でちらかしてきましたが、写真の品々には今となっては貴重なものもある(はず)。受け継ぐ!と言ってくれた我が子たち。これらの品々の始まりはNY、フリーマーケットで数体の人形と出会ってから。鑑定団に鑑定してもらったら、いくらの価値になるんだろう、あぁ、暗黒面に堕ちそう。

2019年5月3日金曜日

夢は現状との天秤

カサカサな心に刺さった「その仕事に魂は入ってるか?」というセリフ。たかがドラマですが、上司に提言してNG出され辞表を出したり、事業内容や地域活性、魑魅魍魎との駆け引きなどの展開にハマる小市民。「プラチナタウン(WOWOW:2012)」をアマゾンで一気見(5話だったので5時間弱)。良質でした、心残りは「フィルム・コミッション」が撮影支援していなかったこと、愛媛撮影だったら魂入れます!

「その仕事に魂は入ってるか?」に私は「全ての仕事に魂いれてたら、魂がいくつあっても足りません!」とヤサぐれてみる(涙)。正論は「全ての仕事に魂」でしょう。でも全ての仕事に魂100%の間は若いというか青いです。そんなことしてたら心身が持ちません(倒れて心底沁みました)。経験を重ねることで強弱・柔軟すべき点を知り、工夫すればいいのです。

ドラマではもう一つ「夢は見るものか?実現すべきことか?」的な問いもあり、ココは賛否両論かもと評論家気取り。登場人物はさておき、夢は現状と天秤で計られるから、満足するか否かは夢を現状に置き換えられるかどうか?(=自分の納得度)。映画監督や脚本家になれなくても、業界の片隅にいることで納得してる自分もいたり(笑)。驚いたのがこのドラマが7年も前に制作されていたのに今見ても全く遜色ないこと。檀れいを北川景子と勘違いしてたのはナイショ!

2019年5月2日木曜日

接点を増やす。

今年度も南予の魅力を体験する「モニター授業」が決定!昨年度は「内子町、伊方町、宇和島市」で行ったので、今年度は他の市町で実施予定。昨年は松野町のBBQ授業、蒋渕での散策授業が豪雨で中止。西予市でも無茶々園さんとの授業が園地が崩れ中止。日常生活は取り戻しているけど、被災前にはまだまだ遠い・・・。授業で応援!乞うご期待!

写真は「北海道展」でソフトクリームのパトロール、2種類食べた感想は「おいしい!」に決まってる。最近は「味」ではなくソフトクリームマシンやオペレーションに目がいってしまう職業病(笑)。そして驚いた!ソフトクリームマシンのフェラーリこと「カルピジャーニ」で作っていたモフモフソフトクリームの空気含有量がスゴかったこと。NICECREAMもカルピジャーニで・・・と妄想したけどフェラーリだから・・・。

富士教材への事務所移転も完了!早速、打ち合わせ等で「初富士教材の方」が来所。「姉妹なので富士教材さんとご縁がなくて・・・」と、言いつつ興味津々で店内を見渡す、効果てき面(笑)。どんなことも「接点」から。豪雨被害も報道で知っていても現地との接点は少ないし、NICECREAMも情報で知っていても食べないと味は分からないし、富士教材も名前は知っていても訪れて初めて驚く。何事も接点からスタート。

2019年5月1日水曜日

令和つれづれ。

「大晦日のようだね」という表現が的を得た4月30日。GWも中盤、何の予定もなく仕事を追いかける日々の中で義母宅の食事会が唯一のイベント。ご馳走はマルブンのオードブル、我が家では絶対に並ばない(=作れない)味に感激。平成が終わり令和が始まった・・・と言っても我が家に変化はなく家に戻り、また仕事を追いかける(涙)。30年ほど経つと時代が変わるのかなと思うと、その時は77歳。仕事を追いかけてませんように。

「タイピスト、ミシン販売員、才取人などが平成時代に消えた仕事(職業)」とのこと。当時は花形職業でも需要がなくなれば消える昨今、この先、自分の職業が必ずしも「社会から求められる」とは限らないことを知る。その点だけで言えばフィルム・コミッションという職種は誕生して19年ほど。市民大学という学びを再構築したココ大は8年、従来のソフトクリームとは全く異なるNICECREAMは2年。

新しいコトを興そう!と思ってるわけではなく、今の価値観に合わせようと考えた結果が事業創出に繋がっていたり。マルブンのオードブル、5歳から70代までの三世代がモリモリ食べてアッ!という間になくなる。胃袋のニーズ(ウォンツ)に見事に応えてくれる(笑)。今の77歳と私たちが到達する77歳は全くの別人だろうな・・・。定年が55歳だった時があったなんて。

2019年4月30日火曜日

平成最後の日。

平成元年(1989)は高校を卒業し、そのままバージニア州→ボルティモア州→ニューヨーク州で約6年間暮らし、途中は湾岸戦争が勃発しワシントンDCへデモ行進に参加。映画監督を目指しニューヨークへ行ったのに周りのギラギラに自信喪失で退学、でも帰れず4年間色々な人を交流する中で、ハイライトは妻(当時は学生)とも出会えた。実は「愛媛」という県も初めて知った。

平成8年(1996)に結婚、子供達は全員が平成生まれ。そして平成の間に全員が出て行ってしまい、妻との(出会った頃の)二人暮らしに逆戻り。子育てはまだ続くものの、一緒に遊んだり、毎日の食事を囲んだりすることはもうないと思うとセンチになるけど、冒険家族を掲げる我が家にとって最善のはず。「育児は育自」とは本当にそう思う、子育てを通して学んだこと富士山よりも高いかも。

就職は同年代と異なり、入社試験や面接を一切受けたことはなく、ディレクター、プロデューサー、コンサルタントを経て東京で出会った「フィルム・コミッション」を天職と思い愛媛に持ち込み、平成14年(2002)「えひめフィルム・コミッション」に参画。以後、愛媛県と松山市で9年におよぶ公務員生活がスタート。そして平成23年(2011)、いよココロザシ大学開校。平成って自分にとって超重要なことばかりだったと振り返り。

2019年4月29日月曜日

次の一手。

「NICECREAM鎌倉店」と「伊織道後 湯之町店(5/5までの期間限定)」で1日の販売個数が300個に近づく。見た目は派手ではないし、何かを飾って盛ってるわけでもありません。ヴィーガンを全面に出しているわけでもなく、味も「ココナッツミルク」なので、好みが分かれます。特徴と言えば100%植物性の原材料はコクサッパリな後味と真っ白なところか。

毎日異なる不特定多数の観光客だけでは販売個数は増えないから「周辺の店舗」や「地元住民」によるリピーターの裾野が広がっていると推測。日々届く「お客様の声」からもリピーターやファンが徐々に増えているのを実感。掲げる【おいしい選択肢】が支持されてると思いつつも浮かれている場合ではありません!GW後は新たなプロジェクトが始動!まだ不安多し!

そんなプロジェクトに参加したいと手を挙げてくださったメンバー。事業責任者の妻が「このプロジェクトを各人の自己成長の機会としたい」と告げてキックオフ。プロジェクトを始める際、組織としての目標と個人の目標を掲げるのは当然のことで、プロジェクト終了の10月にはどんな成長をしているのか?私はというと、日々を数値化して統計とって仮説を立てて営業力を高める!

2019年4月28日日曜日

道後商店街での販売備忘録。

6時間、道後商店街にある「伊織 道後湯之町店」でNICECREAMの販売をお手伝いしました。この機会をボッ〜と過ごすのはもったいない(チコちゃんにも怒られる!)ので、観察意識も兼ねてLet's販売開始!まず「行き交う老若男女の中で目の前を通り過ぎる際に『NICECREAMだって!』と口に出す人多し!」が判明。そして、20%ほど(5組に1組み)の確率でマジマジと商品紹介を見る。

そして「男性客多し!」これは鎌倉店でも同じ現象で「男性グループ」「家族系3世代」「男女カップル」「個人」を問わず多し。印象的だったのは「オレ、ココナッツミルク大好きなんですよ」とサングラスにアロハ風シャツ、短パンで注文された男性や友達グループから一直線で買いに来て、そして「予想より美味しい!」とグループに戻った男性。シンプルさが好評のよう。

気温は18度、少し肌寒く感じたけど、ソフトクリーム、ジェラートの販売は花園町の3倍以上!午前中はチェックアウトの方々でにぎわい、少しアイドリング時間を経てチェックイン後の夕方は怒涛の人手。多くの方が商店街内を2-3度往復し「品定め」をすることを知る。写真は今回のNICECREAM販売を仕切るIマネジャー。ライブ感を出すために、独自開発したジェラート情報を発信中!

2019年4月27日土曜日

感じるズレ。

仮に1億円の助成金を資金分配団体が預かろうとすると20%の自己負担ルールなので総事業費は1億2000万円/年。うち15%以内が管理費(例:1800万円)、そして仮に10種類の公益事業、それも波及効果の高い改革的な事業に助成すると1000万円/年平均。受託者(公益事業実施団体)にも20%の自己負担ルールが課せられるので1000万円を預かろうとすると200万円を負担。

プログラムオフィサー(事業の要を担う役割)が必須なので、専任もしくは兼任で複数名雇おうとするも、プログラムオフィサーも生活しなければならず、愛媛県の1世帯(世帯数3.27人、世帯主年齢48.5歳)の実収入は440,259円/月なので年5,283,108円。東中南予に1名ずつ配置すると計3人だから15,849,324円。乱暴な計算だけど、これだけでは「事業費や事務費」が捻出できないので800万円/年が資金分配団体に支給予定。

そもそも「どこを対象にしてるの?」と思うと「社会に表面化し大勢が感じている課題」は分かりやすいんだけど、それは氷山のごく一部で、その下に潜む「見えない課題(まだ表面化していない)」は、社会への影響度も分からないし受益者に負担を求めることも難しい。そんな「投下しても回収が難しい費用」は誰が負担するのか?「寄付でまかなったら」と言う人がいるけど、毎年200万円、2000万円の寄付って考えたら分かるでしょ!って話。

2019年4月26日金曜日

笑い事では済まされず。

「効率化決める会議が非効率」「稟議書のハンコは続くよどこまでも」「徹夜した話が自慢の上司たち」「働き方改革権利だけいう勘違い」「残業代減る分以上に子供の笑顔」と続く「社内のあるある」を悲喜こもごもに表現した川柳。社長も社員も男性も女性も事務職も技術職も参加者全員が困ってる状態は、知らぬ者同士ながらワイワイガヤガヤした90分1本勝負でしたがハッキリ言って異常です。

日本人は辛抱強いのか?耐えることが苦にならないのは特性だけど、それって時に(私も耐えているんだから、アナタも耐えなさい)という意味不明の連帯感を強いてないか?と思ったり。「組織は同質化を求める傾向がある」と書いたけど、個人では互いに理解できても組織だと理解されないのは何が根本的な原因なんだろう?仕事帰りに参加した方々と話して悶々としたり。

ココからは個人的見解、誤解を恐れずにいうと。「80点で十分なのに100点を目指すから、余計な20点は自己満足でも周りからは80点≒100点だから同じ評価で、20点分の為に注いだリソースも評価されず」。要は「無駄なエネルギー」を余計に放出してるんではないかと。会議のための事前会議の準備に資料やパワポを作り込むなんてナンセンス!働き方改革の1歩は職場の無駄撲滅からか・・・。

2019年4月25日木曜日

発信から始める。

地域づくり、まちおこしのお悩み相談。多くの地域が取り組もう!と最初は熱量が高いものの「持続できない理由BEST9」はこんな感じ。この中であえて第一位を選ぼうとすると「仲間がいない」と嘆く地域が多いと・・・。ただ西予市においては「互いに存在は知ってても喋ったことがなかったんよ」「この活動で知り合いました」など、同じ地域でも接点の無かった同士が同じ目的に向かって繋がり良い傾向!

そして、あえて「持続できない理由第二位」を選ぶなら「資金がない」こと。ただ実は活動資金がないのは、資金の種類、資金調達係、集め方などを知らないから。何百、何千回と伝えてますが、それぞれの活動段階においてお金の集め方は異なるし、自ら動くことで集めることもできる。「資金不足です・・・」という方の多くが「外からお金をもらう」という意識が強いこと、これはマズい。まずは自ら動く!

これらの悩みの最終的な原因は何かというと「成果を発信していないから」に尽きる!成果を発信していないから届いていない。その前に「どんな成果が創出できたか振り返っていない」し「成果があっても受け手に向けた編集をしていない」し「発信ツールを駆使していない」。本業の傍で取り組む地域づくりは手間や労力などが大変!だから我々のような役割が支えなきゃと。

2019年4月24日水曜日

ストレートエッジャー

10年以上前の資料。引越し作業中に見つけて読み直す。今読んでもフムフムと納得感の高い資料で手が止まる。「定理や公式のない中で正解を求めることは難しいが問いを立てることはできる」「正解の共有は難しいが問いは共有できる」など、当時より更に混沌深まる現在で「問いの重要性」に共感。この資料は愛媛で最初に知り合った「NPO」のKさん作成です。

Kさん、元気にしてるかな。面白がってくれて一緒に講座などを受け持つ中で、一貫した姿勢や言動などのスタイルは素敵だったけど、その後は愛媛ではなく求められる地へ移ってしまった。一つの生き様。
生き様と言えば「泉谷さん、ストレートエッヂっぽくないですか?」と聞かれ「ナニ?ストレートエッヂって?」となる。その場でググると「ロックな世界において酒やタバコなどを摂取しない特殊な生き方」とある。私は特殊じゃない!

酒もタバコもギャンブルも一切しません、車の免許もありません。でもロックでもパンクでもないのでタトゥーもありません。「何を楽しんでるんですか?」と質問されたこともあったけど「日々過ごすだけで精一杯(=ヘトヘトだけど楽しい)です」。これは本心で目の前に山積するコトに対応するだけで一日が終わります。毎日はロックというより修行に近い。

2019年4月23日火曜日

スタートアップ気分!

なんだか「スタートアップ気分」になる雰囲気です、広い!天井高い!5月から事務機能は【富士教材3階】に移ります。この話を松山周辺の男性にすると、100%で知名度はあり「親によく連れて行ってもらいました」という30代、「ガンプラ、ミニ四駆で毎週通いました」と40代、「子供の頃はよく行ったな〜」と懐かしむ50代と、さすが創業65年を迎える老舗模型・教材店です。

富士教材さんへ移転した理由の一つは「Urban Harvest(=都市の実り:屋上農園)」の運営。これから実験→観察→仮説→検証→改善と都市型農園を研究します。そもそも屋上農園の着想は「一次産業に迫る危機」を実感し、その先に続く6次産業化への危機に繋がり、生産者という一次産業の分母を増やさないと!と思った時に、先ずは気軽に野菜や自然に触れられる場所を作ろうと。

新事務所は広いので、打合せの他にアトリエや秘密基地のように使えると妄想中、水耕栽培もできるかも!?せっかく富士教材なんだから「プラモカフェ」「プラモ女子」「ミニ四駆」のような授業もしないとね。Urban Harvestでも授業は行います。 ちなみに「愛顔の食卓」からの卸販売業務もココから行います。いくつかある「次のステージ」の一つがもうすぐ開始!

2019年4月22日月曜日

改革の気概で取り組もうと。

花園町での【愛顔の食卓】の営業が昨日で終わりました。「お城下マルシェ」と重なったため、多くの方、そして生産者の方にもお越しいただき、労いなどをいただきました。ありがとうございます・・。というとセンチになりそうですが、全くそんな気配ナシ!「閉店ではなく引越し」なのでご安心を。多くの方が「ロープウェイ街は観光客などの人通りも多いから益々!」と期待を込めてくださいました。

今後は、3年間で得られた膨大なノウハウやデータなどの活用法として「販売の持続化はどうすれば実現するか?」に集中します。約90の事業者が登録してくださりましたが、5年、10年を見据えると「ヤバイ」ことが分かります。具体的には人口減少に伴う就農者減、物流コストなどの増、商品開発力の低下、そして収入の減、販路の減・・・。このままでは愛媛の農林漁業は「穏やかな衰退」間違いなし。

だからといって、正論っぽいコトを言う傍観者になるつもりはないので、改善というか改革の気概で取り組もうと思う(けど、私史上、最も大変になるのは分かってるから少々および腰・・・)。うーむ、言葉にするのは簡単だ。と、言うことでお買い求めの方へは今まで以上に「愛媛の本物」を。生産者へは「商品力向上のヒント」を、そして愛媛には「時代に即した商売環境を」を実現だ!宣言。