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2019年5月5日日曜日

内省真っ最中。

ハムレットは内省ばかりしている間に友人は去り、恋人は自殺し、決断も行動もできなかった。ドン・キホーテは想像力豊富で行動の連続だけで内省が足りなかった。愛読書「リフレクティブ・マネジャー(中原淳・金井壽宏:光文社新書)」p15。行動して内省(振り返り)して学習結果を行動に繋げるべきで、能書き(うわば、建て前)ではない。私の言葉で表すなら「正論っぽい言葉」と解釈。

従来のマネジャー像は部下が判断できない事柄への対処に限定され、それ以外は部下に任せて回すことが良いマネジャーと信じられてきたが、昨今は組織のフラット化によりマネジャー自身もプレイヤー的な目標や課題が与えられている。p55。かつては「一人一任役」で明確だった役割が、今では「一人複数役」も多く「権限の範囲(≒責任の所在)」が曖昧で「場当たり的な問題解決者」となるのは時代の流れか?

と現場に納得しても事態は改善しないので「どうすれば改善するか?」と問いを立てると、「自分ごと化」が最適だけど「場当たり的(目の前)な対応」に囚われると大きな目標(ビジョン)は見えずモチベーションもあがらない。ココで登場すべきは「リーダー(マネジャーとリーダーは異なる)」なんだけど、リーダーも昨今はプレイヤー的な目標や課題が与えられるから、手一杯なわけで・・・。続く

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