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2019年3月18日月曜日

小さな監督。

私のストップモーション初作品は「透明人間」で靴を交互に動かすごとにカメラで撮影し、繋いで靴だけが前に進むという古典モチーフ。コツコツとカメラを見ながら位置調整をする子供達。ストップモーションは「忍耐」です。撮影中は頭に描いたイメージしか頼るものがないから子供達は時に手を止めて構成や動きを直した・・。これこれ!考える時間を賞賛できる機会。

「ゾートロープ」では(こんなんで本当に動くの?)と半信半疑の子供達。でも10コマの絵に色を塗り貼って回したら驚きの表情(大人でもオォ!となります)。アニメの原点に今度は「オリジナルの絵」を描く子供も。隣の部屋では「マイクロドローン」の飛行体験が大盛り上がり!ゴーグルをつけると飛行するドローンのカメラが写した光景が映し出され、前のめりやのけぞったり・・・。そして大人も大勢並んだり(笑)

今回「ムービーメイカーズ」と名付けた背景は「愛媛から映画人輩出」を夢見たいから。映画・映像でなくても、作詞作曲、絵画、舞台、俳句、書道、音楽、写真など子供達が自分に合った表現方法と出会える場が必要と、自由に企画をさせてもらえた分、色々と考えてたどり着く。作品を創り終えて満足して会場を去った小さな監督たちの笑顔がかわいかったこと!

2019年3月17日日曜日

素敵な仲間と。

「愛媛と映画」をテーマにした理由は何ですか?と新聞記者。「愛媛と映画のこれまでを検証しないと、これからに繋がらないからです」と答える。100名の参加者と共に行った【愛媛と映画】のパネルディスカッション。後に日本映画監督協会の礎を築く伊藤大輔と伊丹万作。そして門下生と称され佐伯清、橋本忍、野上照代、森一生、黒田義之と脈々と受け継がれていく近代日本映画。

佐伯知紀さん、掛尾良夫さんは日本映画、愛媛映画の関わりから始まり、そして「地方の映画祭はどうあるべきか?」を投げかけてくださり、磯村監督は「がんばっていきまっしょい、船を降りたら彼女の島」のエピソードで会場を沸かし(会場から「3作目」の意欲を尋ねられ「作ります!」とおっしゃった監督!)、大森監督・冨永監督の同い年(37歳)、愛媛県出身の両者からは「映画製作への思い」を吐露いただく。

濃いお話は2時間30分の予定を10分超え(質疑応答も濃かったため)終了。「パネルディスカッションの続きしましょうよ!」と冨永監督&大森監督と記念撮影。交流会にはマネキネマ、ヒメブタの会も合流してくれワイワイ盛り上がる。素敵な仲間に囲まれ私はツイてるとしか言いようがない!「本番はどうするの?国際をどう考えてる?」と質問され「乞うご期待(あっ!私が決めることではありません・・)」と答えてしまった無責任男。

2019年3月16日土曜日

センチに浸り

「えひめフィルム・コミッションを始めた時、映画祭なんて想像できなかったよね・・・。」と、2002年当時の上司との会話が沁みる(我々は翌年にフィルム・コミッションの功績が認められ賞をいただく)。そして、これまでにお世話になった方々から労いの言葉をいただき、著名人がレッドカーペットを歩き盛り上がってる最中、なぜかセンチに(仕事せんかいっ!)

国内外の映画やテレビ、CMなどの撮影誘致・支援を行う「えひめフィルム・コミッション」は2002年に始まり17年目!県庁本館にレッドカーペットが敷かれ、俳優たちが歩くなんて妄想はしても「現実にはありえない」と思ってました。それが愛媛県庁本館4階の正庁から外をみると大勢がレッドカーペットを囲み、関係者も報道陣も何だか嬉しそうで、時代は明らかに変わったと実感(涙)

地方の場合、映画1本を誘致すると1,000万円以上の特需がおきやすく、公開時は番宣などで著名人による発信が期待でき、その後のDVD販売などでは「ロケ地:愛媛県」など文字として残る。また、鑑賞者は時に旅行者となりロケ地を訪れ、主人公などの追体験を発信する。「映画は芸術じゃなくてエンターテイメントだぞ、広く解放、活用しないでどうする!」と、学んだことを実践。

2019年3月15日金曜日

都市栽培農業法人

不自然な格好な上、肌カサカサのヨレヨレで写っている理由は「泳いだ後のパッサパサ」だから。無防備なまま南海放送ラジオに到着したら、こうなりました(笑)。日曜日にも南海放送ラジオ、水曜日(写真)も南海放送ラジオ、そして本日は11:40〜NHK松山「おひるのクローバー」で【愛媛のロケ地めぐり】、そして明日は「週刊ココ大ラジオ」。今日からは「愛媛国際映画祭プレイベント」です!

クラウドファンディングで挑戦している「屋上交流農園」は、毎日確実に応援の輪が広まっています。応援団として嬉しい限り、残り2週間!今は全く想像できませんが2ヶ月後には「農園」が始まっています。一緒に妄想いただき支援いただければ幸いです!私の野望は屋上農園が中心部で広がり、「都市栽培農業法人(そんな名称ありません、造語です)」ができたらと・・・。

実は私の父は実家の近くに畑を借りて野菜や果物を栽培しているのを思い出しました。私が生まれる以前から始め、趣味は園芸で実家では温室もあったっけ(母が泥だらけの作業着に悲鳴をあげていたのも思い出す)。避けられないDNAなのか?まさか自分が農園に携わるなんて。1次産業から6次産業を目指す人もいれば、6次産業から時勢に合わせた1次産業に向かう人があってもいいと思ったり。

2019年3月14日木曜日

経験値をあげる。

愛媛国際映画祭プレイベント。今回、ボランティアスタッフとして参加してくださる学生は計17名。直前説明会を行い「スタッフジャンパー」が配布される。気づけば明日から3日間の予定で行われ、初日の私はレッドカーペットの奥でゲストを招き入れる歓談役に決定!リハーサルなしの本番勝負だけど、一つ言えるのは「間違いなく、愛媛の映画文化の新しい1ページ」になることは間違いナシ!

ボランティアを通して得てほしいと思っているのは「お金を払ってもできない経験」。自分からは願っても会えない人と会えたり、自分では実現しにくいことに参加できたり、想像していなかった気づきを得られたり。今後、社会に出る学生にとって学校やアルバイトとは異なる「社会経験」は一つでも多く経験していた方がいいと思う一人。社会と接する準備みたいなものか。

とはいえ、きれいごとだけで済まないのも社会。若干20歳で責任者として現場を回している娘。日々の凸凹を聞くと精一杯に奮闘している様子が伝わり誇りに思ったり。時に辛い時もあると思うけど、描いている未来があるから頑張るとのこと。でも頑張りすぎないで欲しいと思う親心。20歳前後の学生を見ていると、どうしても一足先に社会に出ている娘を思ったり。

2019年3月13日水曜日

モヤモヤ三連発!

「仕事をしても(仕事の)質=成果が悪かったら意味がない」的な意見に(その通り!)と思いつつ感じた違和感は何か?
質や成果を測る際は「(予め決めた)共通で客観的なモノサシ」でないとね。個々に用意したモノサシで測ると異なるのは当然。もちろん、質の基本は関係者との協業体制、運営管理の適切さ。成果とは協業者、受益者の満足度であることは間違いナシ。

「電話は暴力か?否か?」的な論争にうなる。というのも、集中している時の電話は出ない時が多いから←ある程度肯定的。電話は即効性があって便利だけど相手の状況に関係なくズバッ!と切り込んでくるし、記録に残りにくいから「言い間違い」「言った言わない」「長電話は料金もかかる」と思ったり。その点、メールは受け手のタイミングで見れるのがいい。人それぞれか・・・。

全く理解できない信じられない人に出会う。「どう考えてもあり得ないよね?」と周りと顔を見合わせても困惑の表情。そして、そんな人が経営者であり、NPOにも関わっていると聞いて凹む。問題なのは彼自身もそうだけど、彼らを紹介する【地方創生、地域づくりを謳い近づく悪徳仲介者】がいること。そして免疫力がないとコロッ!と騙される。ここは厄払いか!?

2019年3月12日火曜日

時間に操られる時間貧乏

IT導入で作業時間が半分になった!と喜び、残り半分の時間は解放!と思いきや空いた時間に仕事を詰め込まれ、同じ時間なのに仕事量は2倍になった・・・時間に操られる「時間貧乏」。時間だけは誰にでも平等だから濃く使いこなす方がいい。気を許したら、ずっと仕事をしてしまうので、自分的働き方改革実行!一先ず「ダラダラする1時間」を改革中。

秋までにシュッ!とする必要があるので泳ぎ始める。最初は60分かけて1000mだったけど、50分→40分→30分で1000m泳げるようになり、今は45分で1200mほど、そしてダッシュで風呂に入りサッパリして帰り、そのまま就寝(笑)。約60分-70分の運動時間はメールやりとり数本、調べ物であっ!という間に経ってしまう時間。プールの場合、200日/年行ったら1回あたり350円/回というのもイイ!銭湯気分だ。

愛媛で暮らす男性の平均寿命は78歳とのこと。あと30年余だから計262800時間、毎日7時間寝ると76650時間、トイレや洗顔、雑務などで2時間/日とすると21900時間、朝昼夜の食事で計3時間/日とすると32850時間、家事や買物も計3時間/日で32850時間=164250時間。262800時間-164250時間=98550時間÷30=3285時間÷365=9時間/日。これに毎日の仕事で8時間引かれたら残り1時間/日しかないと思うと、もっと時間を有効に使わなきゃと思うわけ。

2019年3月11日月曜日

リテラシー

アメリカでは「9.11の前と後」で日常は変わり、日本は1.17、そして3.11の「前と後」ですっかり変わってしまったと言ってたっけ。2011.3.11(金)2:46、私は事務所でココ大の職員面接をしていました。面接の途中で地震速報が出て、面接が終わりテレビをつけたら大型フェリーが津波で木の葉のように岸壁にガシガシぶつかり、そして津波に飲み込まれる街の映像。

今の現状を伝える報道番組では「復興」という言葉の捉え方(解釈)が政府と被災者で違うと言ってた。どこかでこの「違和感」を感じたぞ・・・と思ったら、2018.7.7の鹿野川ダムでおこった放流事故を思い出す。こちらも「復興」はこれからも続く。先の報道番組では「復興」の第一段階が終わり、いざ戻り新たな希望と思いきや現実は地域からの孤立や孤独死だったり・・・。

報道って編集者の意図で善にも悪にもなり得ると思ったり。モノゴトは多面的だから各面で色々と思うのは自由だけど、このご時世の産物か?ひねくれた私だけか、耳障りのいいだけの話には眉をひそめてしまう。まぁ、相手にこの思いは届かないから、どうすればいいか?と思うと、やはり「リテラシー(モノゴトを適切に理解・解釈・分析する力)」が重要かと。

2019年3月10日日曜日

何一つしらなかったけど。

NHK松山放送局の岡田キャスターとAディレクター兼カメラマンと「えひめロケ地めぐりの旅」収録(放送は3/13(水)11:30〜)。「これは金八先生のオープニンですね!」と思わずコメントした川沿い。長くのびたまっすぐな1本道、左は桜並木で右は川。土手沿いには菜の花が咲き、マラソンする人、颯爽と自転車を駈ける人、散歩する人など、イメージがわく(覚えておこう!)とパチリ。

やはり(愛媛出身でもないのに、どうしてそこまで愛媛の発信に力を入れるのか?)奇異に感じるようで、答を探す。(1)妻の故郷だから。(2)愛媛の魅力に気づいたから。(3)こども達が生まれ育った場所だから。何一つ愛媛県のことを知らなかったのに観光分野に約9年間もいたら、魅力や可能性を感じるものです。実感したのに何もしないのはもったいないと。

フィルム・コミッションの最大の利点は「そのままを活用できること」。この利点は2001年にFC設立の企画書にも書いた。ハード不要のソフト事業で映画1本誘致・支援できると1000万円以上の特需があり、作品が地域の魅力を発信してくれ、国内外に届く。こんな事業は珍しいと思う。気がつけば愛媛暮らしも18年目に突入、18歳で東京を飛び出したから年を重ねましたと・・・。

2019年3月9日土曜日

腹が減っては授業はできぬ!

勘違いしてしまいます、モテ期でしょうか?(笑)。先日からNHKラジオ愛媛経済レポート松山百点南海放送ラジオ愛媛県広報番組と続き、本日はNHK松山局とのロケ収録、明日は南海放送、そして海南タイムズ、愛媛新聞、愛媛こまちと続きます。週間ココ大ラヂオは本日18時からですから、テレビ、ラジオ、誌面を汚してないかハラハラしてます。写真は本日16時からのいよぎん地域経済研究センターの番組から拝借。

愛媛国際映画祭プレイベント1週間前!関係者との連絡調整が続く日々ですが、ココ大授業【蒋渕を五感で味わうフットパス】2週間前でもあります。日に日に暖かくなる春の兆し!蒋渕地区で大きく深呼吸しましょう!お誘いします。到着したら先ず昼食!「腹が減っては授業はできぬ!」です(笑)。この授業、実はモニターツアーなので通常の参加費より半額というお得授業でもあります。

4月以降の授業も考えないとならず、南予地域は市川コーディネーターにお任せするとして目下「屋上交流農園」での授業を検討中。栽培授業の他に、ソーラークッカー&ソーラークッキング、堆肥作り、伝統野菜、夜の畑、灌漑装置作り、収穫祭などを考えていますが、他に何ができるだろう?栽培授業だけに偏らず、一人でも夫婦でも親子でもグループでも楽しく学べる授業、探しています。

2019年3月8日金曜日

売り方考えませんか?

ムムッー!とすごいチラシ発見!(一定条件をクリアした)会員向け冊子に織り込まれていたA3二つ折り、全体的に「黒と金(輝き)」、「特別な印象を与える企画名称」「特別なあなたに(優越感)」「日本未入荷(付加価値)」「第○弾(好評の持続による信頼)」「有名店などのお墨付き(安心感の提供)」「関係者の顔写真(責任の所在)」「飲み比べ(お得感)」「限定商品(プレミア感)」「毎月3本年間36本届く(忘れてても届く)」「専門家からの手紙と特別販売招待入り(更なる購買意欲醸成)」と続き、

極め付きは【希望小売価格の約56%OFF】という、これだけの価値を提供していながら通常の半額以下!というぶっ込み、スゴイです。ただ、私が一番驚いたのはお得感ではなく、チラシの隅の一文「売上の一部を国際援助系、教育系、医療系に寄付(貢献性)」している点。恐れ入りました。ここまでしないといけないのか!と、あっ!もちろん「切手不要の申し込みハガキ」が付いてますし「早期申し込み」で「極上品プレゼント」です。

みかん(柑橘)ジュース。この企画、チラシを参考に新しい売り方を模索しませんか?バンコクベトナムハワイで考えました(代弁してくれた方も)が、このチラシのような紹介、扱い方、売り方でもみかんジュースは十分にいけます。これだったら720mlのガラス瓶でもいける(けど、瓶とラベルデザインは要変更)。あやうくミカンを食べる際の下敷きになりそうだった・・・。

2019年3月7日木曜日

作って食べる人が増える。

目標の50万円へコツコツと邁進中の富士教材屋上に開園する「屋上交流農園(ご支援をお願いします!応援団の一人として全力応援中)」。そもそも「屋上交流農園」の着想はどこからきたのか?そして私はナゼ応援団なのか?答の一つに「一産業は今後どうなるか?」などの講演依頼を受けると現状と今後を調べることになります。そして松山市を実態を見て驚くわけです。

ザクッ!といえば、松山市でさえ社会減・自然減、社会増・自然増の結果は1650人の減少です(平成30年)。そして人口1000人あたりの出生率を見ると8人以上は「街中」で、出生率が5人未満地区は10以上あります。社会減・自然減だけで言えば1万人/年と言われている愛媛県。暮らしやすさを求めて街中に集まるのは不思議ではありませんが!ここで身近だった「田畑がない」という問題。

「田畑がないなら作ればいい」と思い「場所がない」と聞けば「屋上がある」という単純思考。調べれば「水耕栽培、垂直栽培、ユニット栽培、屋上農園など」国内外には先端事例が大盛り。今まで「作る人」と「食べる人」は分かれてましたが、これからは「作って食べる人」も増えると推測。そして「作って食べる人は栽培を機にした交流も求めている」というこれまでの経験則。屋上交流農園を訪れた人が「空が近くて青い」と言ってました。

2019年3月6日水曜日

まちづくりのバージョン

西予市まちづくりアドバイザーとして。写真は難波江さん(eワーク愛媛)、隣は前田さん(愛媛大学)と郡司島さん(愛媛大学)。ガブガブとカレーを飲む難波江さんに惚れてました(実は難波江さんのグルメリポートの隠れファンでして「いっちゃれ〜〜い」などの方言?に親しみを感じてます)。「みのり食堂」は今日も安泰、私はBランチ、前田さん、郡司島さんはカキフライ定食!

9時から17時過ぎまで14件の地域で立案された改善案プレゼンテーションを受ける。発表者は地元の方々、思いを直球で表現した人もいれば変化球の方、ストライクを投げた方、ボールだった人もいてキャッチャー役頑張りました!行政では気づかない、手が届かない課題へ住民が当事者として関わる「手上げ式交付金(連続3年間)」は本当に意義ある制度だと思います。

と思う傍らで、人口(地域)の自然減・社会減が進む中で「まちづくりの役割」は変わりつつあるかも?とも思ってます。まちづくりは住民が当事者として地域の活性にかかわろう!という気持ちや行動を醸成できます。しかし、活動が大きくなり多様な人が関わると、そもそも小さい地域だから予期せぬ弊害も起こる可能性もある。まちづくりも変遷をたどり、今は5.0ぐらいか?

2019年3月4日月曜日

80%でOK!

こだわりは自由ですが「こだわり≠売れる」ではない法則。こだわると多くの場合、手間と費用がかさみ、価格に反映されて高くなった結果、無価値(消費者に価値を理解されない)になる。四角い瓶に充填されたジャムなどの場合、見た目はおしゃれでも四隅(特に上部)のジャムは取りにくい!とか、原材料にこだわっても加工食品なので素材の形は見えず、手間が見えにくいとか・・・。

誤解を恐れずにいうと、時間や手間をかけて作品のような商品を作るのもいいけど、その結果、機会損出を起こすぐらいなら、「消費者が満足する納得点(100%ではない)」で売るのはどうでしょう。一年に1回、100%の自信をもって世に出しても受け入れられないことなんてザラ。それなら80%で出して改善して次は90%、最後は100%へ持って行く作戦もありかと。

仮に商品開発に120%頑張っても、消費者には一定以上の味や価値は分からないので、一定以上の生産者の頑張りは伝わりにくい。個人的には数量限定、季節限定でいいので年2回、季節ごとに新商品が出る方が消費者には価値を伝えやすいと思う。頑張り過ぎても良くないという事例。この3年間に蓄積した知識、経験、ノウハウ、人脈は膨大だから、活かさない手はないと作戦開始!

2019年3月3日日曜日

極めたゲーム道。

読み流してください。「モノゴトは途中じゃ分からない」という話。末っ子君、部活をやめてからTVゲームにドはまり。1ヶ月前にも書きましたが、あれから更に進化し遂にレベル100(限界)に到達。進学先も決まり(←頑張ってよ!)、今後を控えた勉強もせずにひたすら「ゲーム道」を追求した結果のMAX到達。「みて!これまでに4200人キルしたよ(←そんな物騒なこと言わないで!)」「100人対抗戦での優勝(ビクロイ)は160回(←それはスゴい!)」

「ゲームし過ぎ!」と言われながらもゲーム道を極めた彼。ゲームはプレイ可能期間が決まっていて、レベル100はプレイ時間を積んでも到達しないとか。優勝回数や倒した人数などがの要素があるようで、私なんかレベル70でも満足しそうですが、どうやら自分で目標をレベル100にしてたようで、かなり上手(に見える)。そしてお友達もレベル100に到達(夜な夜なゲームの向こう側にいる見えない友達に話す光景にも慣れました)

目標への過程は半端に見えるし(何をそんなに・・)と思うけど、結果というか達成を聞くと妙に頷いてしまうのはDNAか・・・。私も凝り性で一つのことを始めたら自分が納得するまで突き詰めるタイプだった(今はなんでも放棄!)。飽きずに連日するよな・・・と思いつつ、例えゲームでも目標を立てて達成すればそれは成功体験。ゲーマーも職業の一つになりましたから。

2019年3月2日土曜日

一番楽しむ宣言。

愛媛国際映画祭プレイベント打合せ。打合せ時点で既にワクワクする【えひめムービーメイカーズ】は私が一番楽しむ宣言!(スミマセン!)。1800年代に登場したゾートロープ(回転のぞき絵)やハコスコ(VRゴーグル)は、創作体験した方へ無料で差し上げることが決定(数量限定)。きっと会場ではVRゴーグルをつけた子供たちによる奇妙で近未来的な光景になること間違いナシ!

そして!結城崇史プロデューサー登場決定。「坂の上の雲」「八重の桜」そして現在のNHK大河ドラマ「いだてん」でVFXプロデューサーを務めている結城さん。愛媛にも(将来は映画やTV業界でスペシャリストとして働きたいな・・・)と思ってる人は少なくないはず(私も高校時代は思ってた!)。現役で最前線で活躍中の当事者から聞けるなんて滅多にないからお誘いします!(猛アピール歓迎!)

結城さん著の「プロジェクト魂」の帯に書かれた「がむしゃらにやると仕事はもっと面白くなる」に賛成。仕事は会社のためにではなく自分の可能性を実現するものと思う一人。結果として組織に属していれば、成果は会社に寄与して会社は社会に寄与できる。フリーランスだから給料基準なんてあってないようなもの(という表現は乱暴か・・・)。社会に成果を問うて価値を高めるしかないよねと。

2019年3月1日金曜日

3/23は蒋渕で春を探しに。

しがみ付いた2月に押し出し。仕切り直して3月場所!昨年7月に予定してた蒋渕での授業は7/7の豪雨被害で中止となりました。しかし、以前に授業をさせていただいた蒋渕地区の雰囲気は忘れがたく、再度仕切り直して授業化したのが【蒋渕(こもぶち)を五感で味わうフットパス】、南予地域の授業コーディネーターの市川さんが作ってくれました。今回も受け入れてくださるのは「こもねっと」さん!

授業スタートは「岩ガキBBQ」から、何か終わってからの乾杯な気もするけど「腹が減っては授業はできぬ!」ということで美味しい昼食。そして腹ごなしにフットパス(散策)
、フットパスといえば城川町のフットパスを思い出します、気持ちよかった!ゴール地点でモグモグタイムで休憩後は、クルージングで写真の「こもてらす」へ戻ります。あっ!と言う間の4時間授業。

参加費は1500円/人(大人子供同額)です。昼食費のような金額と思われると思いますが、この授業は「南予の魅力を実感するモニターツアー」です。南予の方々が暮らす地域の魅力をプログラム化しており、参加・交流することで主催者側、参加者側の双方に「気づき」を得られるよう仕組化しました。この授業で2018年度は一区切りです。お誘いいたします!

2019年2月28日木曜日

変わり者だって

初見の方々が用意してくださった会食。まず「えっ!お酒飲まれないんですか!?」となり、「えっ!タバコもお酒も嗜まれないんですか?」「えっ!ギャンブルも!?」と驚きは続き、トドメは「えっ!車の免許持たれてないんですか?」と絶句状態。(どうやって毎日を生きてるの?)みたいな摩訶不思議な表情の周り。「でしょー、つまらない人間なんです」と返答するしかないです(笑)

「2001年正月のニュースステーションでフィルム・コミッションの特集を見て、勤めていたコンサル会社を退職し1年後に転職した先が愛媛県観光課です」と経緯を紹介したら電話取材の向こうで「えっー!」とお初の方。「それから6年間愛媛県、その後は3年間松山市の職員でした」と伝えると「で!で!その後は?」と本来のヒアリング主旨からズレてしまう。「私的には妻の方が面白いと思います」と、これまた話がズレる。

「変わり者」と面白がってくれる編集長、FBを見て駆けつけてくれる。「自分ではごくフツーなんですけど・・・」「いやいや、今回は屋上に目をつけるなんて・・・」。誰かが少しでも面白がってくれるならOK!最後は宇和島市で営業、提案がブーメランで宿題となる、提案は1週間後!「あれだけ変わっていることをしてるのだから・・・、面白い提案を期待してます!」と帰り際。夕方の宇和島は青かった!

2019年2月27日水曜日

考えると眠れない

(地域や社会と繋がりたいと思った時、相談できる場所はどこだろう?)と、先日の「包括的地域福祉社会づくりセミナー」で総括の一人として壇上にあがったものの、考えてしまい、物思いにふけていた私。
参加された100名ではなく、ふと地域や社会と接点を持ちたいなと思ったら・・・。社会福祉協議会が本丸と思いますが、この違和感はなんだろうと・・・。

きっとそう思ったのは「私自身、愛媛に来てから社協の存在を知った」から。正確に言うとNPOという分野に進んで社協の存在を知りました。そもそも「福祉」という言葉は「介護、弱者支援、老人など」と偏りがひどい誤解釈してました。だから「社協へどうぞ」と発信しても実は関係者にしか届かず、それを「届いていると誤認識」してるかもと邪推したり・・・。

地域や社会と繋がりたいと相談に行ける人は意思の強い人。福祉って希望者だけのものでなく、誰にでも平等なものとするなら場所(拠点)ではなく(あれっ、気づいたら繋がってた)的な敷居の低さだったりと。無数の参画機会があって、いつでもどこでもどんな時でも、意識せずとも結果として実感できればいいと思うと、先ずは「触れる楽しさ」かもと・・・。あぁ、今夜も眠れない(寝るけど・・・)。写真は心の師匠前田さんから拝借。

2019年2月26日火曜日

変革は確実に。

変革って、激情型で扇情的と思っていたけど、映画や歴史上のイメージか?と。第91回アカデミー賞の発表当日にNHK松山放送局のラジオスタジオで岡田キャスターと大盛り上がり。岡田さんの番組「ラジオまどんな」でも急遽、アカデミー賞の感想を紹介したほど。1本1本の作品は独立しているから気づかないけど、受賞作品を見たら変革と言わざるをえない事態!と確信。

事実。ネット配信会社、古参映画会社に関係なく良い作品は評価され、その勢いは増すばかりで制約が(未だ)少ないネット配信会社の方が製作しやすいと実力派監督が次々とネット配信映画を創っていること。映画館で観る鑑賞代金より月額定額制で見放題の方が安かったら劇場へ行く機会減ります。周りの子供達、日頃から小さい画面に慣れているので大スクリーンにメリットを感じてませんが「音質」は気になっているよう。音質大事!

多様性溢れる作品が増える中で選定基準も変わるはず。全編スペイン語だったり、複数の主人公は容姿や性別、国籍が異なったり、差別などの歴史を考えさせられたり、投票資格を持つ約7000人も入れ替わりがあると価値観も変わるなーと。伝統とか格式、威厳に固執すると衰退と言われるけど、受賞作品どうこうじゃなくて全体で見ると明らかに曲がり角を曲がった感じ。