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2018年8月16日木曜日

悔いが残らぬよう。

終戦から73年、たった73年で過去に大戦争があったことを忘れてしまいそうな豊かな今があるなんて・・・と談義。「今日は誰かが生きたかった明日かもしれない」という言葉にピンとこなかったものの、突然の訃報に愕然(言葉を失うって本当にある・・)とし、これまでの思い出を振り返ると「今日はあなたがが生きたかった明日かもしれない」と思えてグサッ!と突き刺さる。

ここ最近の理不尽な悲報に(神様、ちょっとヒドいんじゃないですか?)と思ったり。どう考えても納得できないので、(映画などの見過ぎですが)人の命を紐に例えるなら、長さや太さ、材質は一人一人異なり、自分はどんな紐(命)なのかは知る由も無い。そう解釈しないと、気持ちが整理できない(涙)それほど悲しい、同じ思いの人が戦争でも多くいたかと思うと無念。

でも、関係なく夜は明けて何もなかったように一日が始まる。私が死んでも翌日は夜が明けて普通の日常になる。明日が当然のように来ないと痛感して何を思うかと言うと【悔いが残らないよう一日を精一杯生きよう】と、そして子供たちが過ごす未来が今日よりもよくなっていますようにと願うばかり。深く思いがめぐった8月15日、思いを引き継ぎ活動を続けます。

2018年8月15日水曜日

企画を見直す。

NICE CREAMがいいと思うのは味は当然!として、幼少期に最も多い5大アレルゲン(牛乳、卵、小麦、大豆、米)が原料に一切ないこと。そして100%植物性原料なので動物や環境にも優しいこと。その結果、人にも動物にも地球にも「美味しい」と言える点。使い手にとっては「水と混ぜるだけでヴィーガンソフトクリームができる」のは、扱いやすいはず。

先日の「いよぎんミライ創造塾」に触発されて企画案を見直す。思い立った頃は「いかに新しいか!スゴいか!」が満載だったけど、よく考えてみれば企画は「受益者」がいるわけで、商売であればお客様。NICE CREAMであれば「NICE CREAMを扱う飲食・宿泊施設」「NICE CREAMを食べてくださる個人」の2種。あ”ー、受益者目線での有益さが足りないと気づく。

広めるには色々な切り口を持ち接点を増やす必要があり「アレルゲンフリー」「ヴィーガン」以外には、ご当地ジュースと混ぜれば「ご当地ヴィーガンソフトクリーム」として差別化・売り出せる。あとは「冬でも美味しく食べられる」通年販売アイデア。グルテンを使わないなら「もなか」しかない!すごいな、全く接点がなかった「もなか」と「NICE CREAM」が結びつくのだから!

2018年8月14日火曜日

七転八倒な毎日

9月、10月と【愛顔の食卓】で培った経験やノウハウを商品開発・販路開拓に活かす講座を預かりました。「アイデアを形にすることをゴール」にした先日とは異なり、今度はどうしたら売れるか?やはり「買い手(市場)を意識した商品かどうか?」と。特に愛顔の食卓では「贈り物・土産」として購入される方も多いので、購入者は贈る相手を考慮して買っていることを伝えるつもり。

相手が一人や少食になったシニア夫婦に大容量のジャムはふさわしくないし、家族や集まりで飲むのに量が少ないジュースでは物足りない。720mlの瓶を片手で飲み歩く人はいないし、オシャレな夫婦なのにパッケージデザインがダサいと(ありがたいけど・・・)ゲンナリするのは当たり前。商品が何かのメッセージを代弁してると思うと残念な商品があるのも事実。

「食べてもらえれば分かる!」はその通りだけど「食べてもらうまでが難しい!」も事実。売れるために七転八倒しているコトもお伝えしよう。写真はそんな七転八倒の事例。「飲めば美味しいアフォガード(エスプレッソにNICE CREAM)」だけど、見た目が大失敗、NICE CREAMがエスプレッソに沈んでしまいました。何ごとも最初はイケてない。

2018年8月13日月曜日

いよぎんミライ創造塾!

「予め決めたテーマで考える」タイプと、「テーマから考える」タイプとでは進行方法は全く異なり、今回の「伊予銀行140周年記念事業いよぎんミライ創造塾」は後者、参加者は35名の学生。
「テーマから考える」タイプは「何が出るか分からない」ドキドキ感がある一方で、予想外のアイデアが出る可能性もある。影も形、気配すらなかったスタートから29時間後、7つの面白いアイデアが出たのだから面白い!

ただ、アイデアは簡単に出るはずもなく、閃きはあっても「アイデアの条件」として課した「140という数字を入れる」「愛媛らしさを入れる」のは悩ましたようで、知り合ったばかり同士が話し合う姿に(設定してよかった!)と思ったり、アイデアの検討には「考え抜く」ことも大切!140種類、140km、140回とユニークなアイデアにほくそ笑む。

ビジコンもいいけど、今回のようなアイデア出しを目的とした機会もいい。「ビジコンへの前段的・補完的役割」も期待できる。個人的には「愛媛を面白くする企画立案と実行ができる人」が増えてくれることに期待!ボス(部長)が締めの言葉で言ってました「みなさん、昨日のスタート時と今では顔つきが違います、達成感、自信に満ちているようです」と。確かにキリッ!としてました。

2018年8月12日日曜日

順応できるか問われてます。

確実に社会は変化していて、(就職などを控え)民間企業や公務員へのインターンシップが多いと思いきや6名が参加中のココ大インターンシップ。事業への技術論や知識論よりも「心がけ論(例:事業を始める際の準備。事業の環境を整えるにはなど)」を紹介。学園祭の出店、友人との旅行、サークルのイベントなど、身近な出来事に置き換えて自分ごと化。「将来はコンサル!」を希望する学生もいて私も真剣!

高校3年生から「幸福度は、貨幣価値と非貨幣価値の満足度によって構成されますよね?」と質問。(えっ!ナニその話題!?)と心が叫んだものの、「そっ、そうだね・・」と哲学や心理学、経済学が入り混じった話題に頭のハードディスクがフル回転。続きを聞けば価値観についてで「トレードオフ、等価交換」のように何かの引き換えという犠牲的な話ではなく、ストレスなく自分らしい生き方が求められているのでは?と(キミ、本当に高校生?)と疑う(笑)

聞いた話。「就職先はNPO法人、給料は安いし昇給もない。でもやりがいはある。他でも働くからお金は問題ない」という大学生。NPO法人の給料は200万円代/年、300万円代/年がまだ多い中で、新卒でNPO法人への就職。そんな熱量の高い話を聞くと「NPO法人でも飯は喰える!」と社会に証明しなければと痛感。社会の変化に順応できるか?と問われてる!

2018年8月11日土曜日

出稽古。

東急ハンズ松山店にて。山盛りの「チリメンモンスター」から、レア度4!レア度5のモンスターを探した男の子。1時間以上探し続けました。話を聞けば東京からの帰省で「東京にはない!」とのこと。先生約として駆けつけてくださった宇和島水産研究所の渡邊さんも関心するほど。2日間で100人程度の参加があったとのことで、東急ハンズさんは大喜びで何より。

私は「○○はどこにありますか?」的な質問を3回も!いただきながら答えられず、本物の店員さんに繋いだり。「迷子」の第一発見者になり、店員さんへ繋いだり、来店者の話相手になったりと貴重な経験を。【愛顔の食卓】では見かけない方々(例:おじいちゃん+おばあちゃんと孫(らしき子供)、品の良いシニア)に、同じ小売業なのに異なる点をメモる。

「学長、○○をしませんか?」「いいですねー!」「じゃあ、9月に!」「○○も面白いですよ」「それもいいですね!」「じゃあ、年明けに!」など、その場で企画のブレスト、そして決まる間柄(笑)。ココ大が蓄積したノウハウをパッケージ化したコンテンツ。(売れるよな・・・)と思いつつ、後回し。人のためには頑張りたいのに、自分には頑張らないあるあるパターン。

2018年8月10日金曜日

咲くには。

どこで咲く(≒活動・活躍する)か?の話になると「(中略)花は一瞬にして咲かない。花は一筋に咲くのだ。-坂村真民-」を思い出す。咲いたのは、急に咲いたのではなく知らず知らずに根を張り、葉をつけたからでは?と思いたい。きっと土や光、風との相性も良かったんだと思う。私の場合は咲いてはない(涙)けど、愛媛という土壌が合っているのと思いたい。

反対に土壌と根本的に合わなかったり、土壌がダメだ!と棚に上げて他に移ったり、蕾の状態で離れたりと、年齢も性別も職業も背景も異なる方々と接して「どこで咲くんだろうね」と考えさせられる。うーん、咲くかもしれないのに事情があるにせよ、自ら土壌を転々とするのはもったいない。いきなり花は咲かない、地に根を張り、葉をつけてから花、咲くには時間が必要。

愛媛ファンは多い、関係人口という言葉も定着し、ファンは核となる地域を大切に思う住民がいて、その周りに結婚や地域おこし協力隊などで愛媛にやってきた方々がいて、その周りに進学や転勤などの期間限定移住者がいて、更にその周りに接点を持った旅行者がいて、更に外縁には気になりつつも未だ行動を起こせていない愛媛ファン予備軍がいる重層構造かな。

2018年8月9日木曜日

ブツブツ独り言。

「道草を食う(意味:目的の所へたどりつく途中で、他のことにかかわり時間を費やすこと)」なんて言葉と意味を何十年ぶりに聞いたことか!小学校の下校時、友人らと通学路を外れて川辺の雑草で舟をつくり、川に流して競争しながら帰り、遠回りしたのを思い出す。または友人の通学路で下校し、自分の通学路との違いに探検気分で帰ったり・・・。まさに道草。

人生100年時代というなら、余暇を延ばすのも良しだし、各ライフプランのステージに余裕を持っても良しだよね?と雑談。すると、あたかも正解のような教育制度(6年→3年→3年→2/4年→社会人)沿う必要はないかも?と思ったり。私自身、高校卒業後は約6年間海外で暮らし、そこで(無)意識に吸収したコトは、振り返ると今の全てに影響しているかも!?と思ったり。

過去には戻れず、今後も長いなら、若い人は特に道草や回り道をしても損にはならないと思う。世間体や他者との比較は「同じ環境」で考えるから。オリジナルなら比較も当てはめることもできない。私は約6年間も暮らしたのに大学は退学・・・、挫折エピソードは人生に起きた激辛スパイスで今となってはマイルドな笑話。四半世紀でこれほど価値観が変わるなんてブツブツ。

2018年8月8日水曜日

アイデアは。

企画立案を学んでいる人へ、仮に一つしか伝えられないとしたら何を伝えようか?その場に集まる人の属性や経験などを考慮すると絞りきれないけど、8/11-8/12の2日間に渡り行われる【伊予銀行創業140周年記念事業「いよぎんミライ創造塾」】に集まるのは県内外の36名の高校生・大学生とのことなので【アイデアを離さないこと!】にしようかと思案中。

「アイデアを離さない」とは2つの意味を込めていて(1)アイデアを考える人・行う人に分断しないこと。「アイデアだけ」考える人がいるけど当事者意識で実行まで関わらないといけません。評論家ではなく「自分はそのアイデアにどう関わるのか?」は大切。(2)アイデアを考え抜くこと。2時間、2日間など検討期間を限定するのではなく、持続的に考えること。

アイデアは「寝かす」ことも大切。数日経ってヒントを得たり、閃いたりするのはよくある。細く薄くても意識があればアイデアに繋がるはず。アイデアがバージョンアップすると(考え抜いたかも!)と思う時がある、それが節目。一つの区切りとして企画書などに落とし込む、私の場合は助成金や補助金に申請して第三者意見を伺う(ダメなら不採用、合致すれば採用だから!)

2018年8月7日火曜日

リソースを持っているなら

「買って応援!食べて応援!」を掲げた生産者応援プロジェクト開始。8:30に愛媛県職員生協へ伺うとテレビ局が既にスタンバイ、記者の質問に答える。「販売期間は一ヶ月程度です」と伝えて現場を後にし、打合せ、ラジオ収録を済ませて戻ると「もう、半分売れてしまいました!」と生協から電話。急いで行くと用意した2つのワゴンの片方には品が3つしない。

旭合名から219本託された「パクチー醤油(餃子や冷奴にピッタリ!)」も残り100本余りになりました。「(パクチー醤油が)気になってたけど、迷ってて・・、いい機会です」と購入してくれた友人などなど。ありがとうございました。【愛顔の食卓】でも販売中で、こちらでも事情を知った方がご来店。*特別販売商品の一部には「ラベル」はなく同封されています。ご購入は事情をご理解のうえ、お願いいたします。

誤解があっては困りますが、誰かから「しろ!」と言われた訳でも、しないといけない義務もありません。1回の販売で生産者が立ち直るわけでもありません。目の前に困っている人がいて、自分たちが手伝えるリソースを持っているなら、使うべきと思う一人。そこに理由を並べても複雑怪奇になるだけ。「買って応援!食べて応援!」が自分たちらしいと思いついただけ。

2018年8月6日月曜日

内子で農家のお母さんと職人と

松野町、西予市で企画した3本の授業は今回の豪雨で中止。とはいえ、立ち止まってはいられないので新たに授業を内子町で2本企画しました。1つは農家のお母さん達が教わる【うどん打ち】。「内子フレッシュパークからり」といえば、国交相から「全国モデル」に選ばれたり、運営協議会が内閣府から表彰されたりとスゴい道の駅。「美味しい授業」を受けながら、色々と尋ねようと思います。

食後は江戸・明治の面影が残る重要伝統的建造物群保存地区の「八日市護国の街並み」へ。その中に佇む「内子手しごとの会 てしごと職人の家」で【輪ゴム鉄砲づくり】です、輪ゴム鉄砲だからと侮るなかれ、我々の幼少期のワリバシ鉄砲ではなく、職人による技術と技を惜しみなくつぎ込んだ輪ゴム鉄砲です。先生役のすーさん、手仕事図鑑にも紹介されてます。

せっかくだから、元地域おこし協力隊の山内さんが始めた古民家ゲストハウス「内子晴れ(クラウドファンディングで応援し、内子の美味しいをいただいた経緯あり)」にも行けたらいいな。内子町は資源が豊富で連続的にあるから、何でも授業(≒学ぶ機会)になる。この資源の豊富さを実感するのは、人がコツコツと紡いだ結果と理解すると、また一つ内子町を好きになるわけです。

2018年8月5日日曜日

全国各地から126団体

ジャパン・フィルムコミッション理事会備忘録。全国各地からのFCや自治体の加盟は126団体に増え、個人会員や賛助会員は計24に。結果会員数140といういつのまにか大所帯に。2009年に設立されたJFC、設立総会は築地本願寺で行ったっけ。あれから10年、前身である任意団体時代も含めると17年、ゼロから関わり今では経済産業省や国土交通省、文化庁、観光庁まで巻き込んでいます。

「これまでの10年を振り返り、これからの10年の方向性を見出そう」と提案し了承。JFCの10年ではあるけれど実は各FCの10年の振り返りとも言えて、狙いは「いかに撮影支援はコスパ(費用対効果)が高いか?」を顕在化させること。そしてJFCを軸に「国内作品と国外作品」「都市撮影と地方撮影」など、文化面や経済面での功績を個人的には考えたいと。多忙で誰もまとめてないから。

とはいえ「組織も人も年を重ねたね」と、良くも悪くもとれる助言をいただく。成熟とも言えれば老化とも受け取れ、最古参メンバーは60代になりました。次の10年を見据えると目の前の撮影支援だけでなく、教育機関と連携した人財育成は必須と思う一人。その心強い相談者として日本映画製作者協会からの理事に桝井省志さんが就任!いぇい!JFCの理事に愛媛から2人!嬉しい。

2018年8月3日金曜日

正念場、踏ん張りどころ!

愛媛経済レポートに掲載いただいたことで早速、反響があった「南予応援セット」。南予地方の生産者の商品を詰め合わせています。写真は「無茶々園、あすも、ミヤモトオレンジガーデン、サン・フーズ、旭合名、JA南宇和、尾崎食品、メニー・クエスト、KAZU工房」、被害の状況はそれぞれですが、一つ一つの被害への応援ではなく「南予」という面で支援します。

被災した生産者には「商品が汚れ出荷できない」「従業員が被災して商品が作れない」「園地が流された」「工場が浸水した」などの理由があり、我々が全てに応えられるわけはなく、限りがあります。そこで「自分たちができることは何か」を考えた結果が「南予応援セット」。詰合せる内容は固定ではなく、予算や在庫、好みに合わせて豊富な種類からご用意できます。

ただ、実は被災した生産者は南予だけでなく、松山(興居島など)にもいて、報道も支援も見えにくく、手を伸ばしたいと・・・。とはいっても我々も商売(キッパリ!)、慈善事業ではありません。生産者がつくる商品がないと【愛顔の食卓は潰れます】、この危機感かもしれない。おかげさまで東京などからも支援の連絡が入るようになりました。生産者も愛顔の食卓も正念場!

2018年8月2日木曜日

2万本売りたい。

昨年11月以降、1万本以上売れている【唐草こざくら】。150年の歴史がある中野本舗と120年の歴史がある梅山窯とのコラボ商品です。「土産をつくりたい」という中野社長の一言から「消費者でもある市民を巻き込んだらどうですか?」と提案し、あんなこんなそんなワークショップをしたのが一年前。「ありそうでなかった!」と好評いただきましたが、売り切れてしまい、この度再入荷しました。

この唐草模様は「唐草こざくらオリジナル」。箱の形を考慮して梅山窯が強弱・濃淡・長短の唐草を色々と考えてくださり決定。そして箱の「テカり」は砥部焼の磁器をイメージしたもの。紙ではありますがツルピカの用紙を採用したことで質感まで砥部焼に似せたという凝りよう。渡された相手が「んっ!?」と箱を360度見回して「これは!?」と言うに違いありません。

次のゴールは2万本。そのためには「売り方を更に工夫」が必要。単に「お土産」ではなく、お土産としての価値を深堀した方がいいのか?それとも違うアプローチがいいのか?ちなみに羊羹は(賞味期限は設定されていますが)腐らないので「非常食」としても有能です。パンの中に餡のように入れるのはどうか?渡される先々で話題になりますように!

鍵を見つける。

同じテーマでも教える人が異なれば、違う表現、違う伝え方なので、新たな学びがあって得ることは多い。最近のホッとなキーワードといえば「地域商社」。ただ「地域商社」の定義は曖昧な中で【地域で地域産品の卸・小売を営む地域発の主体・プロジェクト】を基礎にして【地域で地域産品のマーケティング、ブランディングを担う地域発の主体・プロジェクト】と続き、

【地域で公益性を強く意識し地域課題に対し事業型で解決を図る地域発の主体・プロジェクト】が発展的な定義として紹介されたのは最大の収穫。目指す方向性はバッチリなので、あとはどう実現するか?その実現の前に立ちはだかる「(少量多品種の)物流」、この解決策に悩んでいたら「いっそのこと、物流会社作ったら?みんな困ってるんだから、アッハッハ!」と助言される。

既存の物流システムに工夫を求めていたけど、そんな突飛な発想があったか!と更に悩む(笑)。「いづれドローン配達なども普通になるんだから、陸だけが全てじゃないよ」と追い打ち助言。一理あってJR予讃線や道路の陥没などで県内の物流は一時停止状態になったっけ。いやぁ、妄想はできても本来の目的とかけ離れてしまいそう(笑)。まっ、それも含めて地域商社か!?

2018年8月1日水曜日

お金の話。

「10年間使われなかった口座のお金は国に没収されるんでしょ?」と夕飯時に長女。「えっ!?没収じゃなくて、今まで金融機関の雑収入となっていたのを、地域福祉のために使いましょう、と国が活用する仕組みを今構築している最中なんだよ」「ふーん、じゃあ私の口座のお金は?10年以上触ってないけど」「大丈夫!窓口に行けば下ろせるよ、安心して」と、休眠預金口座活用のCMみたいな会話。

総論賛成から各論に入り喧喧諤諤の様子。そりゃ、過去3年間の休眠預金口座は700億円/年平均と言われたら、むらがるよねと。本来なら「指定活用団体(各地域への分配調整などを行う団体=全国に1つ)」が決まる時期なのに未だだから「資金分配団体(地域の公益活動に分配調整などする団体=全国に複数)」まで話が行かない。そもそも愛媛(四国)で議論が少ない・・・。

そんな傍で、全国賃金の平均が26円引き上がり874円/時に。東京は958円/時間、愛媛は739円/時間、219円の差は物価などか!?仮に一日8時間働き×739円=5912円/日。週5日間働き29,560円/週。1ヶ月(4週間)で118,240円/月。1年間(12ヶ月)で1,418,880円/年か。こういう働き方の方が全国に2000万人以上いると思うと、お金はある所にはあって、ない所にはない現実を知ってどうすべきかと。

2018年7月31日火曜日

アイデアいただき!

心の師匠、前田さんの依頼で180人の大学生へ授業、授業前の打ち合わせで「寝てる生徒がいたらゴメンなさい」と言われたけど目立つことはなく、意外と(と、言ったら失礼ですが)盛り上がる。紹介したのは「6次産業化の可能性と課題」について。個人的にも6次産業化(≒加工食品)は可能性大!と思っており、伝えながら再確認。

「(良い品、本物の品は)食べればわかる!と言われるが、接点のない人へ対し、どんな機会を作れば食べてもらえるか?」と質問。すると「観光農園をつくる、購入者がPRできるようにする、パッケージデザインの公募、異業種とコラボ、試食を付属でつける、生産者スタンプラリー、最初に試食を無償提供、Youtuberに紹介してもらう」など、若い感性が爆発!

発表から妄想したのは「生産者スタンプラリー」。縦9マス×横9マスの81マスのカードを用意し生産者名を各マスに印字しておく。商品購入の際、その商品の生産者マスに「済」印をつける。済印を増やすには色々な生産者の品を買わないといけない。10マス済で5%割引、20マス済で10%割引、30マス済で15%割引にする。マスを増やすには新しい生産者と接点をもたなければならない、面白いかも!

2018年7月30日月曜日

大海の木の葉

自業自得と言われたらそれまでですが、作業が滞りアタフタ。有能なスタッフにタスクを挙げてもらい作業量を計算すると3倍のスピードが必要・・・、踏ん張れ私!
モノゴトって自分の希望通りに進まない(涙)。ワッー!と波のように次から次へと押し寄せて写真のよう。佐田岬でのクルージングは2-3mある高低差に大海の木の葉状態、テーマパーク真っ青な迫力でした。

被災した商品の販売に賛同してくださった協力者と協議終了。「せっかくなので目立つ場所で販売しましょう!」と提案いただき大感謝、8/1に販売できるか!?8/9-8/10は東急ハンズ松山店で親子向けなどを対象に「ちりめんモンスター」を実施予定。そして8/11-12は伊予銀行140記念企画の「いよぎんミライ創造塾」、高校・大学生30名以上の申し込みがあったとか!

8/25は【愛顔の食卓】のオープン2周年!あっ!という間の2年間で、ここまで運営できたのは奇跡としかいいようがなく、偏に生産者と来店&購入してくださっている方々に支えられています。感謝の気持ちとお礼を商品で表したく、8/25からキャンペーンを始めます。あっ!8月は「いいね定期便」の発送も始まるし、授業もあるし、アタフタの海にいるのにワクワクする変わり者。

2018年7月29日日曜日

社会に問うたり、企てたり

「変化を拒む人ではなくて、変化を望む人でありたい」と同世代の市民学生の言葉から談義。不惑を迎え、人生の折返しに差し掛かるとこれまでの経験による価値観に左右される中で、否応無しに変わる世の中の価値観との違いに(私、ついていけるかしら・・・)と不安になるのは当然で、自分の価値観と世間の価値観にズレが生じてしまうのか!と感じたり。

時に新しいコトが疎まれるのは「未知のコト」だから。今まで通りではいかないし、新しい思考が必要だし、手法だって考えないといけない。一言でいえば面倒だし手間、その上、うまくいく保証はなにもない。でも現状に苦言タラタラしてもモノゴトは改善しない。なら失敗しても現状のまま、うまく行けば改善に繋がる変化に期待してもいいのでは?と。

現状を全て受け入れる方はそのままでいい、それも一つの価値観で生き方。我々のような立ち位置は行動や成果でしか変化を表せない。【社会に問うたり、企てたり】してこそ存在意義があるはず。「これからをどう企てるか?みたいな授業をしませんか?」「単なる企画立案ではないよね、チェンジメーカーズのようだね。参加希望者いるかなー」「一人います!」

2018年7月28日土曜日

わずか8.7%。

印象的なプレゼンテーションについて調べていたら「スター・ウォーズ(SW)」にヒントを(勝手に)見出した。ナニナニ、SW三部作(4/5/6)の作品はそれぞれ2時間5分(EP4)、2時間7分(EP5)、2時間16分(EP6)=合計6時間28分。それに対しダース・ベイダーは8分6秒(EP4)、11分5秒(EP5)、13分44秒(EP6)=合計33分41秒。全体の8.7%しか登場していない!

EP4には8分間しか登場しなかったの?最初と最後のシーンで、後世に残る印象をどんだけ与えたかと思うと敬愛するジョージ・ルーカスの演出力にビックリ!全体の8%しか登場していないのに世界観を支配する強烈なインパクト。上映をプレゼンに置き換えるなら、このインパクトは何で表現できるのだろうと考えると、圧倒的な存在力と解釈に幅を与えない数字・数値だろうか?

と、誰も気にしないことを一人気にしていたら、先日プレゼンした企画が採択!との朗報。ダース・ベイダーのような存在感は出せなかったけど、聞き手に描きたい社会を想像させることはできたと思う。印象は聞き手が再現できたら伝わった証、これからも追求しよう。それにしても本当にビックリ、2時間の内、わずか8分とはね・・。