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2024年7月17日水曜日

描き切る。


ココ大付属学園は多方面からの協力や支援を受けていて、その一つ「愛媛県森林環境保全基金」では(ウッドフレームづくりを通して愛媛県材の魅力を子ども達へ伝えたい)と申請書に書いて助成金を獲得。

ただ、助成金はゴールではなく単にスタート。申請時に妄想していたイメージ通りにできるのか?再度検証して、申請前に相談していた宮浦さん(木生活)へ報告と相談をする。

素人イメージから職人イメージへ変換される時はワクワク。イメージが確認&共有されたら試作品づくりに着手。ただ、いくらイメージを詰めていても実際にモノづくりでは異なりは発生するもの。
出来上がった試作品を前に、あーだこーだ好き放題言うと、解決策案を提示してくれる宮浦さん。ホント、職人さんは引き出しが多い。

ココ大付属学園に参加する小学生は40人/日だから、40人分+@の材料を用意しなくてはならず、手間や時間、指導などのコストが負担できるのは助成金のおかげ。

ちなみにクオリティは「商品化できるレベル」を目指していて、決して子ども向けではなく、私も使いたいか?が基準。*写真は試作品で四角型と円型の2種類を制作する。

試作品に改良を重ねてクオリティに目処がついたと言う報告が入り、早速、ココ大付属学園で共有。
完成したらココ大付属学園で展示してギャラリー化したら素敵だろうなと完成後の妄想も描き切る。

マリトッツォはどこに行った?


長男くんと合流。イタリアからのお土産を見せてもらう。
レモンバター、レモン&コショウ味付けツナ缶、純トマトソース、(ティラミスの底に敷く)ビスケット、そして今回の話題はToGoのポケットサイズのエスプレッソ(2cm×3cmほどの四角い容器にエスプレッソが入っていて、ストローで直接挿して飲む、携帯型エスプレッソ。)

筒形のコーヒーとモネの睡蓮、ヴァン・ゴの向日葵のアクセサリーは、ロンドンに立ち寄った際に買ったモノ。

海外のお土産が素敵に見えるのは“隣の芝は・・・”だけど、日本にはないものだから面白い。特にパッケージは参考になり、特にポケットコーヒーToGOエスプレッソのデザインが響く(「SUMMER EDITION(夏季限定)」って何だろうね?となるも分からず)。早く飲んでみたい!

そこへ、先日の愛南町講演会でいただいた「藻塩バターサンド」の話題をぶっ込むと「藻塩バターサンドって、マリトッツォみたい!」と愛南町とイタリアが融合する。
実際に「藻塩バターサンド」は生地に生クリームが挟まれていて、藻塩がいい塩梅な味。

「ところで、マリトッツォって(日本で)どこに行った?」は置いておき、商品開発において他の味やモノを知ること大切。

時に日本では「中身が見えること」を重視して透明ガラスやプラに入れるけど、今回は味やシーンを想起させるイラスト、デザインが多くメモメモ。レベルを一つあげる。

2024年7月16日火曜日

目利き鍛錬。


骨董市やファーマーズマーケットは雨天予報のため開催中止、でも雨は降らず・・・。
どこへ行こうかと探すも電車で1時間以上は面倒で、色々と探した結果「味の素スタジアム」で開催のフリーマーケットを見つける。
こんな時でも代替え、選択肢が多いのは都市部のよい所。

京王線飛田給駅から徒歩5分、初めての味の素スタジアム。フリマにしては珍しい入場料(300円/人)が必要で、それも10時からは300円/人だけど、8時からは1,000円/人という設定(これは先に品を選べるという理由)。

出店はスタジアムの外周に沿ってズラリと並び、最大500店が出店可能とのこと。今回は100店ほどかな。ちなみに出店募集は毎回抽選とのことで「久しぶりに当たった!」と教えてくれた店主がいたり。

品を見ると“フリマ”だから玉石混合(笑)。家族が自宅などの余剰品を売っていたり、古物商なのか仕入れ品を販売したり、はたまた作家が自分のてづくり作品を売っていたり、見るだけでも楽しく300円以上の価値あり。

で、気になって声をかけたのは アンディ・ウォーホル「マリリン・モンロー(ホットピンク/1967)」のポスターは15,000円だったけど「本当に買ってくれるなら8,000円!」とおばさま。ありがたかったけど、電車で持って帰るには大きくてパス。

またTUMIのビジネスバックはスレもなく良品と思い手に取ったら「50,000円の品だけど早い者勝ちで5,000円!」とおじさま。でも、バッグ自体が重いのが難点でパス。

玉石混合での目利き鍛錬。

働き方受け止め改革。


15年以上前、大阪での会議に我が子の調整ができず、主催者に事情を話すと「いいですよ。」と言われて助かった記憶。一緒に会議室に入り、隅で会議用の椅子に座ってもらい、お絵描きなどをして待機してもらった数時間。
会議が終わったら子供と一緒に遊ぶこともできて、思い出で深い出張になったのは、言うまでも無い。出席者の理解に感謝。

「ロケハンにお子様(乳飲子)を連れてくるそうです。」と聞いて「時代が変わったな!」なのか「けしからん!」の違いは価値観の違い。この話を聞いて思い出したのが我が子の時。
他人は「預ければいい。」とアドバイスをするけど、実際は「預ける所がない。預けに行かないいけないのが手間。など」簡単に済まないのが子育て。

「暑いから熱中症とか早めに切り上げるとか配慮が必要だね。」と子供同伴ロケハンの有無ではなく、子供同伴ロケハン時の注意事項をアドバイス。

「そう言えば、撮影現場に愛犬を連れてきた人もいた!」と思い出す。「犬!?ですか?」「そう犬。だから、犬と一緒に泊まれるホテルを探したんだよね。でも、街中になくて現場からも遠く、結局、車の中のゲージで過ごしてもらったんだよね。」

これが働き方改革の一つかどうかは分からないけど、周りの理解があれば、当事者の負担は一つ減るということ。
さらに言えば、自身が周りの理解を得たことがあれば、自ずと他者にも理解は及ぶわけで・・・。
働き方改革と言うより、働き方受け止め改革。

2024年7月15日月曜日

ラジオ体操会。


「ちょっと、動きズレてたよね?」「えっ!?見てたの?怖い(笑)」は、予定が変更になり朝に余裕ができたので、妻から「ラジオ体操へ行こうよ!」と誘われる。
ラジオ体操に参加したものの、ラジオ体操第一は覚えていたけど、第二までの間奏に流れる「首運動(首を前後左右、右回り左回りにグルグル)」を知らなかったし、その後のラジオ体操第二の動きを全く覚えてなく、見様見真似でしていたのを指摘された・・・という話。

妻はラジオ体操に参加していた幹事役のシニアに声をかけられる仲で、その周りにいた参加者は30名ほど。
多くがシニアの男女、一人で参加する人もいれば、お友達と参加している人も。50代の我々が一番若かったかも。

ラジオ体操に参加するなんて、子ども達の引率以来!第一+第二体操で約10分ほど、一生懸命に体を動かすと汗をかいた6時40分頃。

終わった途端に参加者はサッーと解散。ある男性は帰り際に「じゃっ!」と手を挙げてラジオを持っていったし、何事もなかったようにランニングをして去る人。自転車に乗って去る人。
これを毎日してるのだから、面白いコミュニティだなと。

帰り道、向こうにビニール袋とトングを持ったシニアがいて、「あの人、さっきラジオ体操に参加してた人だよ。」と妻。

よく見ると、草むらの合間にトングを入れてゴミを拾っていて、頭が下がると同時に(どうして、ゴミをポイ捨てすんだろうね・・・)と悶々。

朝食アタタ。


泊まったホテルは東急ステイ。選んだ理由は洗濯機などが部屋にあり無料で使用できるから。
夏だから洗濯したい・・・と、着た物を全て洗濯機に入れて就寝。ウンウン機械音がしたけど、乾燥まで仕事をしてくれるのだから、そこは気にしない。

実は今回は“そこ”がポイントでなくて、徹底した省力化の結果・・・という感じ。
先ずチェックインは機械でスタッフと会わず、アメニティも必要分を取って部屋へ。

山場は朝食。朝食会場があると思い込んでたら無く、1階ロビーの一角に冷蔵庫などが並び、カゴを持って「和食 or 洋食」を決めて冷蔵庫から冷凍の具材を取り出してカゴへ。私は和食を選んだので鮭の冷凍真空パックを一つ。
ご飯はキャンプのメイスンで炊きたい人は30分間必要。私は電子レンジのパックご飯を選択。

さらに和食なら、けんちん汁、洋食ならスープを選び、飲料水も取るとカゴは“買い物をしたかのような入れ具合”に。他にデザートにはシリアルもあった。

で、肝心の箸は・・・と言うと見当たらず、前に並んでいたおじさま達も「あれ?箸がないぞ?」と、スタッフのいない1階隅でオロオロする私を含めたおじさま達、そして後に続いていた女性もウロウロ。

遂におじさんが「チーン!」とベルを鳴らし奥からスタッフが出てくると「お箸はどこですか?」と尋ねると「お部屋に一式ございます。」と教えられ、(えっ!そうなの)と顔を見合わせて皆んなでエレベーターに乗って解散(笑)
時代に合わせないといけない。

2024年7月14日日曜日

一人一人にエール。


ジャパン・フィルムコミッション主催の認定研修が修了(この研修を修了すると、FCとしての基礎・基本的な知識や情報を得たとしてJFCのフォローを受けられる)。
2日間で10時間以上学んだ各地のフィルムコミッション担当者は、その内容の濃さに驚いたはず。

今回から対象者を5年以下の担当者に絞っても120名も参加したのだから、(参加したくても参加できなかった人のためにも)学んだことを周りと共有して、地域の撮影環境を充実させてほしいとエールを送ってお見送り。

写真は初日の研修が終わり、その後行われた名刺交換会。すでに19時過ぎで、乾杯後は雑談になったけど、いたる所で学びの振り返りや名刺交換が行われ、用意した軽食が全く減らなかった件。私は一所懸命にいただきました。

すると「支援作品を活用したイベントを行いたい。」「FCを通して文化財の魅力を伝えたい。」「FCができること(可能性)を検討したい。」「FCを移住施策に活用したい。」「地域との連携策を知りたい。」など、個別案件の相談をしてくる担当者たち。

(あぁ、そうか。研修は全体の話が多いから個別に抱える悩みや相談は、大勢の前では質問しにくいよな・・・)と、察してそれぞれにアドバイス。
皆んな、自身が取り組むコトに自信やエールが欲していると。

研修の目的は学ぶことだけど、実は「繋がること」も大切で、「どう?皆んなと名刺交換できた?」「はい、できました!でも、泉谷さんとは未だで・・・・」と、ごめんね〜!と名刺交換。

お口チャック。


SWエピソード4の頃(1970年代末)は、背景(トルーパー達の整列シーンなど)はマットペインティングという手法で多く描かれ(手描き)、合成用として使用されて以降、巨大なプリンターによる出力された“背景”があり、グリーンバック・ ブルーバックと進化し、最新の背景はLEDによる表示。

最新のLEDスタジオのデモンストレーションを見せてもらう。無意識なら気づかないクオリティ。「朝焼けや日没など時間が限られている時、天候不順の時なども柔軟に対応できます。」は、その通りで、手描き時代だったら発狂案件だろうなと。

「でも・・・。」「でも?」「予め素材の確保や諸々のセッティングが整っていたら早いのですが、準備には時間を要します。」とのことで、今後、それらの課題は改善するとのことだったけど、未だ手探り状態も多いとのこと。

「ロケは将来、なくなってしまいますか?」と新米FC。「いいえ、なくなりません。なぜなら、CGはCGを越えられない(設定範囲しかできない)けど、ロケは陽の当たり方や波飛沫などの偶発性などもあるし、CGでは出せない空気感などがあるから、良し悪しではなく融合が主流になるだろうね。」と回答。

「でも、今は生成AIの勢いがスゴいじゃないですか。いづれ、その波は撮影現場も被りますよね?」「そうだよね、今は想像できないけど、より自然な描写ができるようになり、そんな作品が大多数を占めて、ロケ作品が少数派になったら・・・」と口走ってしまい、怖くなってお口チャック!

2024年7月13日土曜日

目撃者。


2ヶ月ほど撮影の誘致に奔走していた作品を逃してしまった。私たちの対応が悪かったわけでもなく、ロケ地が悪かったわけではなく、回避できなかった外的要因が原因。

制作隊にも好印象でノリノリだっただけにお互いに泣く泣くお別れ。
不成立だったのに「ありがとうございました。」のお礼に一喜一憂はしてはいけないと言い聞かせていても惜しかった。

アメリカの映画製作大手パラマウント・ピクチャーズなどを擁するパラマウント・グローバルをアメリカの独立系映画製作会社スカイダンス・メディアが1.3兆円で買収!

親会社が買収されたことで、パラマウント・ピクチャーズとスカイダンスは合併!
仁義なきコンテンツ戦争とはこのこと、やはり配信の勢いが背景にあるのか。

日本では日本映画製作者協会、日本映像職能連合(8団体)、a4cの計10団体が日本映画の包括的な振興を目的とした機関の設置検討を内閣府に要望書として提出。
この背景には撮影や製作がグローバル化したことで、世界基準/標準の振興機関が日本にはないが発端。

撮影支援では日本のナショナルFCとしてジャパンFCがあり、世界と渡り合おうと経済産業省を主管としたインセンティブ制度(撮影優遇制度)が実現しているから、この話も製作振興の一つ。
すると、包括的振興の話もいづれJFCにもお声がけがあるだろうなと予測。
日本が大きく変わっている過渡期にいる。私は目撃者であり当事者。

14年前の同月同日に。


各地から電話やメール、メッセージで安否や状況を気遣っていただき、仲間たちに感謝。
私は現在、東京にいるので何の被害も被っていません。

ただ松山からのSNSを見ると「松山城が建つ山の一部が崩れた。」は(街中だから大丈夫)と言う根拠の無い思い込みに似た意識が、木っ端微塵に砕かれてショックを受けてる人が多いよう。
そんな私も一人で、崩れた場所が分かるだけに、地震や津波だけが災害ではないと猛省。

誰かが発信していたけど2010年7月12日、まさに14年前の同月同日にも豪雨で松山城が建つ山の一部が崩れ、その結果、愚陀仏庵が土石流で潰れてしまったのを思い出し、災害は忘れた頃にやってくるは本当なんだ・・・と怖くなる。
愚陀仏庵は以後、再建されることなく14年。建っていた時はロケ地として使わせていただいた思い出。

今回、崩れたのは山の北側、14年前は南側、私が散歩で上がる道は西側。
その西側は舗装されていない獣道で、想像するに勢いある雨水は土を削り濁流となったと思われ、他の道も含めて通行止めとのこと。

既に災害救済基金の設置も検討されているようだけど、同時に災害事態の意識もアップデートしないといけないと猛省。
海から離れているし、街中に津波は来ないよね・・・と思っていたけど、それを裏切るのが災害。

2024年7月12日金曜日

340円。


カレーライス物価が急上昇。カレー1食分の費用は323円、過去10年で最高値を更新。

カレーライス物価とは、カレーライスで使用する原材料や調理にかかる水道光熱費などを独自に試算した指標。
*各種価格データは「小売物価統計調査(総務省)」のうち各都市平均値(全国平均)。


2024年5月に1食当たり323円となった。23年8月以降10カ月連続で300円台となった。

単月では2015年以降の10年間で最高値を更新した。また、2023年5月(298円)から25円増加し、安価で手軽に調理できるカレーライスのコスト増が続いている。

と、言う話をしていたら、昼食にカレーを食べることになった(笑)
ちなみに調べのカレー1食当たり
323円の内訳は「具材(肉・野菜)200円」「カレールー25円」「ごはん94円」「水道光熱費4円」で計323円。

えっ!この欧風カツカレーは340円だから原価は?利益は?など色々話してワイワイ。
肝心の味は見た目からは感じにくい甘めスパイシーで美味しくごちそうさま。

「そもそも、カレーライス物価で経済を測るって知らなかったよね・・・面白い。」となる。
一言でいえば物価高騰で、株価が4万円超えの史上最高値になっても景気を実感しにくいのは円安などもあり、全体的にコストがあがっているからという説明にフムフム。
それってバブル?それとも格差の拡大?


ここは東映東京撮影場の食堂。

知命の50代。


孔子の論語によれば、40歳で迷うことはなくなり、50歳で天命を知り、60歳で他人の言葉を謙虚に受け止められるようになるという教えがある。

40歳の異名を“不惑”と言い、50歳の“異名”は知命といい、自分の人生が何のためにあるかを意識するようになるとのこと。「不惑」という意味を完全に間違えて使ってました、猛省。

自分の人生は何のためにあるか?と、その人は気づいてしまったかもしれない。
話を聞けば、それまでも十分に活躍されていて側から見れば・・・と言う感じだけど、人は見かけによらぬもの。(もっと役に立てるんじゃないか?)と思われたのかも。
本人曰く「そもそも、
“そんなコト”を考えたこともない性分」だったと、感化された自身に驚かれてた。

50代と言えば家族のこと、仕事のこと、自分のコトなど色々と背負い込み、“そんなコト”を考えても、日常に忙殺されて、いつの間にか忘れてしまうのがオチかもしれないのに、超えてまで新しいコトを始めるって素晴らしい。

そもそも、その人を“そんなコト”へ感化させた人がスゴいんだけど、何かの呪術をしたわけでもなく、純粋な熱量が伝わったわけで、それは【アウトプットではなくアウトカム(自分たちがするコトではなく、したコトで創出される価値)】に感化されて、そんなお二人を前にエール。

希望を運ぶ二人。これから共感者は増えていくと思われ、知命の50代はカッコよかった件。

2024年7月11日木曜日

今年も泣けた。


最初の通行止めは2003年に撮影支援した「世界の中心で、愛をさけぶ」。
愛媛県庁前の国道11号線を通行止めにした撮影。あの時は愛媛県内でも撮影で通行止めをした“前例”はなく、警察署への説明に苦労した思い出。

新車のCMをCGナシで撮影したいと相談され、提案して選ばれたのは来島海峡大橋。
でもメーカー以外の車は映せないから、アイデア協議の結果、本四高速の黄色い車が新車の前後、画角には入らない距離で新車の走行速度に合わせて撮影したのは「レクサス」

逃走車(だったっけ?)を追走中で赤信号の交差点に入り、ハンドルを切って逆走するシーンを東温市で撮影した「となり町戦争」。
撮影イメージは分かるものの、具体的に実務的にどうしたら実現できるか?を警察と何度も打合せして、アドバイスを元に撮影を成功させた思い出。

夜間の街中を通行止めにして、車が行き交うようなシーンの中で雨降らしを行った「離婚しようよ」。
道路封鎖、夜間撮影、雨降らしという一つだけでも難易度が高いのに、三要素同時は20年以上のキャリアでも初めて。

「私たちも撮影がおよぼす影響は公益と思っています。ですからジャパンFCさん、フィルム・コミッションさんに協力しています。頑張ってください。」と最後にエールを送ってくださったのは警察庁さん。

警察庁とは日本全国の警察を管理・運営している政府機関。よく誤解される警視庁は東京都内の警察を束ねる東京警察本部のこと。

毎年だけど、今年も泣けた。

ジャケ飯。


ジャパンFCから徒歩3分の距離にある築地。「きつねや(牛丼、ホルモン丼)/立ち食い」に行ったら、20mほどの行列ができていて断念。他の店も混んでいて全て断念。言わずもがな海外の方々で大人気だった築地。

戻る途中に「中国台風」という手作り看板が目に入り「中国台風?」という名称に惹かれ、レコードや書籍の「ジャケ買い」のような感覚で名称だけで「よし!ココだ!」となる。

路地を曲がると、また小さな看板があり今度は「築地すしざんまいの裏」と言う手がかり。
“あの”すしざんまの社長人形が見えたら、裏手に「中国台風」の店が見えてTHE 中華の佇まい。これぞ、本当の町中華。

店内は赤色と金色。「今日の日替わりランチは何?」「野菜炒め!」と中国人の店員。以前に訪れた「餃子屋」と似てる!
厨房とも他の店員とも中国語で喋り、時々「はい、お水ね。暑いから!」「スープお代わりいる?」と、優しく声をかけてくれるホスピタリティ。

日替わりランチの野菜炒め(900円/税込)には、冷奴、杏仁豆腐、スープ、漬物まで付いているのは、築地周辺の標準なのか?
味はフツーに美味しく、客も定期的に入って来てた。

「ありがとうございました!」と、ほぼ中国語ときどき日本語が聞こえる中国台風。
ちなみに読み方は「チャイタイ」とのこと。この辺りには他にも中華レストランはあるんだろうな?と、次はどこに行こうかと。ごちそうさま。

2024年7月10日水曜日

“ボッチャン”ではありません。


「これがボッチャ?私の知ってるボッチャと違う!」「オホホ(とは言ってないけど)これはフランス製のボッチャです。」「カワイイー!」となり、お手玉を始める学生達。

日本のボッチャは、赤球6個と白球6個の計12球だけど、これは4色(青球、黒球、金球、銀球)×3球なので4人まで同時に遊べる。

ズッシリ重いのに教室ヘ持ち込んだ理由は、ボッチャを知らない学生がいて「“坊っちゃんゲーム”ですか?」と勘違いしてたから。

(これはマズい!)と、頭で理解ではなく、体験して子ども達へコツなどをアドバイスできたらいいと思ったから。

で、案の定「(ボッチャという)名前は聞いたことがあるけど、遊んだことがない」学生が多くてプレイ開始!

数メートル先の目印となる赤球へ各人が3球ずつ投げて、最も赤球に近かった人が勝利だけど、初プレイ人は、球の投げ方、力の入れ具合などが分からず、ボーリングのように勢いよく赤球を転がし“抜けて”いってしまったり。

何度かプレイして初めて写真のように赤玉の周りに投げた球が集まるようになった(それでも金球2個は見えてない)。

1ゲーム3分ほどで終わり、何度もプレイしていると「メッチャ面白い!」と、楽しさを体験できたよう。「子ども達にもその楽しさを伝えてね。」となる。

頭で理解するのと体験して得られるコトは似て非なるもの。

女子大学生の常識。


「ココ大付属学園で使用する自分の名札作りです!」の合図に学生達は、最初こそお喋りしながら「どんなのにする?」など検討していたけど、5分もすると黙々と作業に入り静寂になった教室。

子ども達とのコミュニケーションツールでもある名札には「本名でなくニックネームでもOKです。」と伝えると「えっ!本名でなくてもいいんですか!?」と質問。
「そこがポイント!子ども達にニックネームで興味を興し、本名は何さ!と聞いてきたら最初のコミュニケーションは成功でしょ?」と伝えると、ムムッ・・・(その通り)とガッテンする学生たち。

また、中面には「好きな食べ物」「好きな本」「好きな色」など予め用意した5つの質問と、各人が自分で設問&回答する5問の計10問のプロフィールが書けるようになっていて、見させてもらうと(あぁ、そういう質問もアリだよね)と、子ども達への掴みはGOODだと思う。

そして、このクオリティ。単にコピー用紙へ印刷しただけなのに持参してきたカラーペンなどで装飾してカラフルに。
でも中には「先生ー!裏うつりしちゃいました・・・」と油性ペンで書いたのでプロフィールが読みにくくなったり・・・どれも経験。

最後は枠の切り取りのお願いに定規で切ると思ったら、皆んな筆箱からスティック型のハサミ(見た目はハサミと思えない!)を取り出し、サクサク切り始め「えっ、ハサミを持ってきてなんて言ってないのに常備なの?」「先生、フツーですよ。」とサラリと流された件。

2024年7月9日火曜日

なんでもできる!


なんでも「やってみないと分からない!」精神なので、大学生と話していたら、出てきた「大型オセロ」のアイデア(ココ大付属学園の話)。

でも大型ってどれ程度?オセロの駒は?机の上のプレイは狭くない?など、話は尽きなかったので預かり、自分なりにアイデアをブラッシュアップすると、ココ大付属学園のスタッフのアヤカさんが円型の段ボールを持っているのを思い出し、相談すると130個以上提供してくれ、これからサイズ感を考える。

次に段ボール駒は片面ずつ絵の具で白色と黒色に塗り分けたら、立派な駒になると分かる。
会議用テーブルの上でもプレイできるけど、磁石を駒に埋め込めば、壁にくっつくはず!と、磁石を見つけ出し、段ボール駒をくり抜いて磁石を入れてボンドで固定(私以外の人にはどうでもいいことだけど、くり抜くだけではダメで、中敷も剥がすとよりGOODだった)。

ボンドが乾いたので、いざ、ホワイトボードで実験してみると・・・。
イメージ通りに、ペタッとくっついた!
実験に9駒しか作らなかったけど、これが64個揃えばオセロができる。枠線は書いても良いし、紐でも何でもOK!

想像した通りの出来に満足だけど、別に誰に褒められるわけでもなく、賞賛されるわけでもなく、単なる自己満足。「なんでも、やってみないと分からない!」は本当の話。

ユーモアだにゃん!


IYO夢みらい館での「市民先生養成講座」が終了。
新しいコトを始めたいと思っても、つい「できない理由(アイデアキラー)」を並べることが多い中で、時間とアイデアを持ってきてくれた参加者に感謝。

そもそも講座だから「分からない」「整理できてない」などの悩みを抱えている参加者。少人数だから、一人一人の悩みに応える形式で進行すると、悩みの傾向/分野が分かる。

(1)自分軸と社会軸が交差していないから思考が整理できていない。
自分では課題と思っていても、社会(周り)は課題と思っていない場合は自分軸と社会軸は平行線。社会も感じている課題で交差すると、そこが共感ポイント(タッチポイント)になるから、突けばいい!

(2)自分の強みをニーズ/ウォンツに変換できていない。
自身に強み(≒特徴)はあるのに、単に発信しても共感を感じにくい。ターゲットのニーズ/ウォンツ目線で自分の特徴を言葉で変換しなければいけない。相手の悩みに対して自分は解決策を持っていると伝えないといけない。

(3)名前/名称が面白くない。
事業内容に名前をつける際、全く面白くない。
中島の恵(柑橘)を学びに行く授業は「中島恵に会いに行く」。北条地域の資源の豊かさを体感する授業は「北条豊に会いに行く」と擬人化したし、砥部町の七折小梅の授業は「青いダイヤ・赤いダイヤ」と貴重さを全面に出した名前に。

ユーモアも大切!

2024年7月8日月曜日

政治が似合う愛媛?


マトリョーシカは「アルカイック・スマイル(顔の感情はできる限り抑えて、口元にのみ微笑を浮かべた表情/古代ギリシャのアルカイック遺跡に由来)」が特徴。

我が家にもマトリョーシカがあるけど、単に民芸品と思ってたけど、物語の“この先”を想像したら不気味とも思ったり。
出てくる人全てに陰があり怪しい!主題歌も「Sunshade」だし。

相変わらず、愛媛/松山がしっかり映し出されている毎週金曜日22時から放送のTBS「笑うマトリョーシカ」。(見逃し配信だけど)週末の楽しみになった!

「今回も政治が舞台なんですか!?」と、撮影を相談した先々で言われたけど、言われてみれば「離婚しようよ」も政治家の話だったからイメージがあるのかな?

少し前までは「愛媛県って青春系作品が多いです。」とPRしてた理由は「がんばっていきまっしょい、ロード88、恋は五・七・五など」学生が主人公の作品が多かったから。
その路線(例:青春が似合う愛媛)で「青春三部作」などでで売り出そう!と考えた遠い過去。

でも、愛媛県からは首相は出ていないから、2作立て続けに政治絡み作品は偶然なのか?必然なのか?

個人的には「離婚しようよ」の続編希望で、主人公の大志が閣僚になり、末は総理大臣になって、凸凹を乗り越えて日本に希望を見出すとか!まさに愛媛政治系物語三部作!

サマープレゼント。


3年前、ココ大付属学園を始めるに際に、どうしたら保護者らと効果的に報連相が取れるだろう?と散々悩んだのを覚えていて、サイボウズやSlackなどが良いのか?それとも「調整さん」などをGoogleのサービスと掛け合わせた方が良いのか?

いやいや、高度な機能は不要で「(管理も含めた)使いやすさ」「セキュリティ」「多くの人が使っている信用度」を評価して、BANDというソフトを導入。
3年間使ってきて機能はシンプルで導入事例も多く、今のところ不都合ナシ。

佐世保からのバス時間が暇だったので、スマホのPRに出ていたウォータージャグ、タオルなどのプレゼント企画に応募。「抽選は随時、当選は商品の発送をもって・・・」という案内。

応募したコトをすっかり忘れていたら、7月に「当選おめでとうございます!」の連絡が入り、「商品は届きましたか?」の確認メールで(えっ!もう景品が届いてるの!?)と、届け先に指定したハーモニープラザに連絡すると「はい!届いてますよ。」と、既に受け取ってくれていた、大感謝!

デカい段ボールが4個あり、開けると8Lウォータージャグ、タオル100枚、うちわ、パンフレットが入っていて、これから始まる身にとってはありがたいプレゼント。

プレゼントの条件は「イベント時に皆んなで記念撮影」とアンケート。
そうそう!今年も鹿島ピクニックをします!と伝えて、いかに子ども達が心待ちにしているイベントかを伝えたんだった!
何事も「やらなきゃ始まらない」。