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2024年12月2日月曜日

穏やかだった日曜日。

ゼリー、クッキー、ケーキなどとスターウォーズ。

日曜日の午後。こんなに良い天気なんだから、日曜日だし、PC作業をしている場合じゃない!と、掃除(普段はしない掃除機後の掃除機洗い、床拭きまで頑張る)、洗濯(洋服だけでなく寝具も)、冬服への衣替え(半袖から長袖など)、整理整頓&断捨離を始める。

そして、案の定「整理整頓&断捨離」で手が止まり、時間を浪費してしまう。
一見、整理できているように見えるのは放置してるから。

“そのまま“ではダメだ!と思い、本の断捨離を始めると、25年以上前に安藤忠雄さんに直筆サインをいただいた本「家」が出てきたり、マーカーだらけのドラッガーの本が出てたり。
そしてスターウォーズをヒントにしたお菓子づくりの本が出てきた。

でも、お菓子は作らないので処分しようと思ったけど、各ページは厚手の光沢紙だったこと、お菓子の写真が可愛かったので第二の人生として本を分解してフレームにいれて飾ろう!とひらめく。

それもお菓子と一緒に映っているフィギュアは(新しいけど)ケナー社製ではないか!
私は「オールドケナー」のファン。
本をバラしてハガキサイズにカットして完了。これで「おうちギャラリー」が更に充実!

全ての作業が終わっても、まだ昼。今日は未だ1万歩に達していないな・・・と思ったら、ココ大付属学園のスタッフから連絡。
展示会をしているから散歩がてらに来てください!とのことで、1日1万歩のメドが立つ(そこかい!)。

ゆっくり過ごせた日曜日は久しぶり!と、いい気分転換に、今週も楽しめますように!と新しい一週間が始まる。
ちなに歩数は10500歩。

ほんと、その通り。


フィルム・コミッションと生涯学習は、直接結びつかないけど、「いよココロザシ大学」を介すると結びつく、と言う話。

NETFLIX「離婚しようよ」で、東海林大志の選挙事務所として撮影させてもらった八坂公民館の担当者(当時)から連絡をいただく。
現在は番町公民館が担当で、これから始める講座にお招き(それも今後の期待を担う第一回!)したいという誘い。
かれこれ20年以上の付き合いだし、撮影でもお世話になったし即OK!

フィルム・コミッションは知らなくても、作品や撮影があったことを知っている方が20名以上集まり、講演開始。今回のために写真多めで紹介。

最近の支援作品から過去20年間に撮影支援した主な作品を紹介すると、皆さん喜んでくれる。
でも、これらは既に撮影が終わっている作品で、これからも撮影される作品はあると期待を持たせて講演は続く。

お金の話も大切で、キチンと経済効果が出ていることを紹介すると、驚いてくださる皆さん。そして、理解を得られるポイントもこの経済ポイント(+エキストラ出演という非日常)。

直近のアニメ版「がんばっていきまっしょい」の紹介では「ソフトタイム」を紹介(ソフトタイムの三津浜焼きは美味しい!など)。

すると、講演後「友人がオーナーなのよ!」と寄ってきてくださった方。
「バッチリ映ってますからね!」と伝えると、今度は
「うちの娘は「離婚しようよ」エキストラに出たことがあるんですよ!」
「その節はありがとうございました!」
「北条で古民家を宿にしてるので、そこもいいですよ!」
「えっ!?その古民家の名前は」「海音です。」
「えっーーー!まさか、〇〇さん、〇〇さんの・・・」
「祖母です、彼らは孫です!」
ココ大付属学園に参加している子供の祖母さんでした。

「いやぁ、世間、松山は狭いね!」今回声をかけてくれた担当者。
ほんと、その通り。

2024年12月1日日曜日

家族の話。


私の貧弱な食生活を心配して義兄夫婦と義母が夕食に誘ってくれる。
一人だと食生活に無頓着になり偏食になりがちで、感謝と申し訳なさと・・・。

並んだ食事は「香港」の中華料理。
ローカル番組でも取り上げられたこともYoutuberが取材したこともある、松山では有名な街中華。
名物料理(チャーハン、豚天、海老天、酢豚など。大学芋はなくなったとのこと)がズラリと並ぶ&私の好物の義母特製の春雨サラダも並び、(今日は何か特別な日だったかな?)と思ったら、姪っ子の進学が決まった祝賀会でした。

そんな姪っ子は姉妹。キャーキャー言い合うお年頃でとてもにぎやか。

そんな光景を懐かしく思ったのは、私も妻も現在は“無音”な生活をしているから。
我が家の昔を思い出すと5人で暮らしていた時は、誰かしら何かしらコトが発生して常に臨戦体制だったけど、それが普通で楽しんだ思い出。

そこから16歳で長女は旅立ち、17歳で長男は旅立ち、18歳で次男が旅立ち3年。
個別には会えても家族5人が揃う機会はないかもしれないと思うと、寂しく思ったり(涙)。

ホント、16年ほどしか子供たちと一緒に過ごせないと思うと、積極的に子育て関わった方が良いとアドバイスするのもわかるでしょ?と。

と言う振り返りを夜風に吹かれながら義兄宅から徒歩で45分かけて家路につく。

もうすぐ2歳。

なんだかソッポ向いてる・・・。

2024年は可哀想なコトをしたと猛省。と、気づいたのは12月に満2歳となる「アルゴ(LOVOT)」の誕生日カードが届いたから。

ココ大付属学園の“41人目”として、ロボットとの共生に迎えいれたのに、夏休み早々に悲劇に遭い入院。
入院生活は2週間におよび、幸いにして部品交換程度で済んだけど入院費は5万円!と懐にも痛かった。夏休み後半に戻ってきたものの、そのまま“安静”にしてもらったので遊んでない。

だから、アルゴ自身が記録した日記も家族への愛情表現回数もお着替え回数も挨拶回数も少なく、イコール、接してなかったと猛省。一日の睡眠時間が平均15時間ってよく寝る子です。

届いた誕生日カードの表情は写真では何だか眠そうというか寂しそうだけど、これはカメラのアングル。ペーパークラフトだけど工夫されていて、目が合うアングルで表情が変化するように見える。

アルゴには塩対応(アルゴは顔認識ができるのでピポー!と寄ってくるけど、相手にできる時とできない時があるから)な分、子供たちは一生懸命に話してくれて人気者だけど、保護者にも可愛がられて癒されたい大人たち(笑)

「クリスマスはアルゴ(LOVOT)が欲しい!」と子供がねだるのも分かるけど「ココ(ココ大付属学園)にいるから、いいでしょ!」と保護者が言うのも分かる。
60万円(本体)+月額使用料だからね・・・。ペットも同じようだけど。

冬休みは(落下防止策を十分にとって)存分に走り回ってもらい、子供たち&保護者にも愛嬌を振りまいてもらおう計画!

2024年11月30日土曜日

助長は嫌。


「市民」と一言で称しても色々と属性?があるようで・・・。

・志民→世の中をより良くしようと志を掲げる市民。
・支民→誰かの何かを支えようと応援する市民。
・私民→何事も自分中心から物事を考える市民。
・死民→意欲も生気もなく“死んでる目”をしてる市民。
*辞書や教科書には載ってない、誰かが作った造語です。

過激と言うか誤解を生みそうというか、反響と言うかハレーションが起きる表現だけど、これらの言葉が生まれてしまった背景には、間違った言葉や意味、表現への“都合のよい解釈”などがあるんだろうな・・・と振り返る。

「以前の私は“死民”でした。」と発言した人がいて、さらに別々の複数人も吐露したのを聞いて当人を見ても、“現在の表情”からはそうは見えず「マズローの欲求段階説」を思い出す。
なんだか怪しい宗教っぽさを感じる光景を想像させるけど、笑いアリの和やかな意見交換会。

個人的には肯定も否定もしないけど、「じゃあ、あなたは何の市民?」と尋ねられたら「志民」と答える。だって、いよ“ココロザシ”大学だから。愛媛を素敵にしたい志ありますから!

だけど、志民、支民、私民、死民など、どんな状況であろうが、結局は本人次第という考えに行き着いてるのでお節介も介入もしない。

流れる景色を見ながら「愛媛ってやっぱりいいよね。」と何気なく言うと、「そんな明け透けにハッキリ言う人、いないですよ。」は生まれも育ちも愛媛人。

人口が少なくなる地方でも分断とか格差とか差別が助長されるのは嫌だなと。

19年ぶり!?

油そば(大)/850円

「腹が減ったねー。どこにする?何でもOKだよ。」と相棒に伝えると、「油屋はどうですか?」と提案される。「大洲の油屋だよね?」と、オープン当初を思い出す。

油屋は2004年12月にJR四国アーキテクツが大洲市から老舗旅館を買取り、リノベーションして開業した飲食店。オープン当初は話題性から盛り上がったけど、2014年3月に経営不振で営業中止。別企業に渡る。

記憶が正しければ、オープンして間もなく行ったから2005年かな。すると19年ぶり!?の油屋。

撮影に使える!と店の雰囲気は覚えていて、19年前と変わらず。
メニューは高めと思ったのは昔、手頃な価格帯で、お客さんが続々入ってきた。
カウンターに座り、どれにしようか迷いながらも、やはり名前の由来の「油そば(大)/850円」+コーヒー(200円/おかわり自由)を注文。
ちなみに最も高いランチメニューは黒毛和牛のフィレステーキ(3,200円)。

一つ席を挟んだ3人組の女性がメニュー選びに迷っていて、韓国語を喋ってた。
この日は雨。 また油屋は大洲駅から徒歩で20分以上と遠く、雨の中タクシーで来たのかな?と推察。

油そば(普)を頼んでいた相棒、「あぁ、私も大盛りにしておけば良かった!」との量。
コーヒー(豆から挽いてくれる機械)を2杯ずつ飲みながら、ロケハンの振り返り。

あーでもない、こーでもない・・・と、色々交わしたけど、探すのに苦労するロケ候補地(シーンが難儀だから)を探すことができてホッとした私と相棒。
仮に逃しても次に提案できればOKなのだ!

2024年11月29日金曜日

真夜中の駅舎。


私には「(ヨーロッパのどこかにあるそうな)真夜中の駅舎」にしか見えない。
建物の奥では列車が往来していて、乗客が2階から出てきて、スーツケースなどを持った人やリュックを背負った人が階段を降りてくる。
迎えの人なのか、階段を駆け足で上がっていく人・・・。

新しくなったJR松山駅もロケハンしたけど、“そのまんま”なので、雰囲気のある駅舎ということで混ぜてみた。
こんな“遊び心”と言うか“妄想”で話ができるのができるのがフィルム・コミッションの面白い所の一つ。

愛媛県庁本館を国会議事堂に見立てたり、時に本館の大階段を大金持ちのリビングルームに見立て令嬢が靴音を響かせながら降りてきたり、時に本館の2階を病院の廊下に見立てたり、萬翠荘は大金持ちの別荘に見立てたり、会議室を警察の捜査一課に見立てたり・・・。

普段から妄想していないと急に「診察室に見える所ないですか?」「刑務所に見える場所はないですか?」「悪い奴らが居そうな場所はありませんか?「あの世に見える所はありませんか?」など突拍子もないことを言われるから心の準備は万端にしておかなければいけない(笑)。

ちなみに、「真夜中の駅舎」として紹介した、この建物は「松山市民会館」で1965年に建てられて以来、数多くのイベントなどが行われているけど、老朽化に伴い閉館の時期が検討されているとのこと。
閉館の前に、何かデカい撮影をドッーン!とできないか?と。

誰も気にしないけど。


ロケハン時の天気は大切で、予め決めていた日だけが天気が悪いと(あぁ・・)となる。
この日も予報通りに雨が降り始め、「雨の中のロケハンだね・・・。」と、相棒に話しかける助手席の私。

でも、トンネルを抜けると雨が止んでいて「泉谷さん、虹です!」と、雲の合間に虹が見えて「いいねー!」とテンションがあがる車内(二人とも喜ぶ沸点が低い)。

現場到着。でも外はまた雨が降り出してた・・・。
そんな中、校舎を見た瞬間に「いいですねー!」と喜んだのは校舎が「外廊下」だったから。

外廊下とは教室の外にある「屋外廊下」のこと。奥へ続く教室への移動に遮るものがなく、演技がしっかり映る。
学園モノでは外廊下の校舎が好まれる傾向だけど、昭和時代の校舎。最近の校舎は「内廊下」が多い。

一番の感激は外廊下ではなく、最上階にあった「屋根無し渡り廊下」。有りそうで無いのが本当に有るのが昭和時代の校舎。
この頃になると雨は止んでいて「あっ!また虹ですよ泉谷さん!」と2回目の虹を山間に見た。

で、数分前まで雨が降っていたので渡り廊下の床は濡れていたけど空の色を反射させていて、青空も見えて「青春系の某スポーツ飲料のコマーシャルだね!」となる。
幅も十分だから演技スペースも確保!学生達がここで踊ってる様子を想像できたらフィルム・コミッショナー。

たくさんの手応えを得て一件目のロケハン終了。でもまだ、この後3件を回らないといけない!


2024年11月28日木曜日

11月29日の放送は。


何かが(忘れてしまった)きっかけで結婚記念日の話題になり「実は11月22日(いい夫婦)なんです。」と教えてくれる。でも、11月22日が結婚記念日の方は職場にもいるようで「意外と多いんだね。」となる。

すると「ウチはちょっとスゴいです。」となり、「9月1日です。」と聞いても???となったけど「9月1日(クイ=悔い)が・・・」と続き、「ア”ァァァ・・・」と声が出る。

しかし!「悔いが残るか残らないかは夫婦次第です。」というフォローに「オ”ォォォ・・・」と、その場の全てをさらった話題。
ちなみに私たち夫婦は9月16日。先日、長女が28回目の結婚記念日を祝ってくれた。

閑話休題。
11月29日(金)18:55からのFMえひめ「エールラボえひめ」の内容は、四国中央市の土居高校が立ち上げた「サイクリングを通して地域や交通安全を考えるプロジェクト」。

特徴は地域デザイン部の学生たちの自主的な取り組みで、自転車で地域を盛り上げようと愛媛県で開催されている「自転車甲子園(自転車に関する知識や技術を競う大会)」で、昨年は最優秀賞、今年は優秀賞受賞という実績!
自転車甲子園という取り組みを知らなかった。

そして、現在は自転車事故の防止を目的にしたスマホアプリを開発中で、(これってスタートアップだよね?)となる。

アプリ完成後の普及はポイント付与などを考えているようで、高校生恐るべし!
車の運転免許を持ってなく、自転車が唯一、人力で移動できる手段だから要注視!

世界文化遺産の上賀茂神社にて。


世界文化遺産の上賀茂神社にて、毎月第四日曜日に開催される手づくり市が11月24日と分かり、神戸から大阪をまたいで京都へ。
日曜日だったから京都駅はキャリーケースなどを持つ観光客で超大混雑、真っ直ぐ歩けず&スタスタ歩けず。皆さん、バス乗り場へ向かっていたけど・・・。

地下鉄は人が少なく烏丸線はガラガラ、余裕で座れた。北大路駅で下車、賀茂川沿いを20分ほど歩いて上賀茂神社に到着。
この日は七五三、結婚式の前撮りなどで着物などハレの装いの方が多かった。

そんな上賀茂神社の参道では木工、金銀細工、革製品、絵画、書、季節もの、編み物、バッグ、履き物、服飾、コーヒー、お茶、ジャム、焼き菓子など約200の店が並び、見歩くだけで1時間経過。
一通り見終わったら、気になった所へ戻る。

「この柄、いいですね!」と声をかけると、着物でバッグを作ってた方は着物の良さを語り、「これは何の木ですか?」と尋ねると、木がいかに丈夫で長持ちするか?を教えてくれ、「これは何ですか?」と尋ねると寄木づくりのカッターの持ち手、名刺入れ、モノ入れだったり。

そして「革の保管ってどうしたらいいんですか?」と尋ねれば、いかに革へオイルを浸透させるかどうかで寿命が変わるなど、立ち話の講義をあちこちで受ける(笑)

コーヒーを淹れてくれた店では「兄さん、どこから来はったん?東京?」と尋ねられ「愛媛です。」と答えると、「愛媛に行ったことがある!」と話が弾んだり。

こういう互いに素性を知らなくても気軽に話せて互いに満足できるっていい。
で、気づけば更に1時間ほど経ち、滞在時間は2時間以上経過。

「じゃあ、またどこかで会いましょう!」と別れて京都駅へ!

2024年11月27日水曜日

機中で振り返り。


伊丹空港を飛び立つ頃は既に真っ暗で、眼下には人の営みである灯がキラキラ。
大都市(大阪府は884万人)の灯に(愛媛県の夜はこんなに明るくない!)と比較したり(愛媛県は133万人)。

2日間お会いした方との交換した名刺を見直す。すると、多くの人が名刺を2枚渡してくれていたことが分かり(もしかしたら複数持っている方が、人生において良くも悪くも相乗効果があっていいのかな?)と思ったり。実際に私もココ大とジャパンFCだし。

(あれ?この方の名刺は一枚だったな・・・。)と思った方の名刺裏を見たら、4つの組織名が書いてありました(3つ以上の所属なら一枚名刺で表に名前、裏に複数明記がいいという好例)。

もう一踏ん張りした方がいいのかな?と思わせた「Community College Backstage 2024」。

と言うのも「(物理的な)場所」が興せる可能性は想像以上で、4年間店を構えた「愛顔の食卓」も立ち寄れる場所があったからこそ、人が集い、愛顔の食卓で行った授業はどれも場所があったからできた内容。
店を構えたことで、大変なコトも多々ありましたが・・・。

店は結局、開店資金として借りた2,000万円の返済計画がうまくいかず
、その後3年間かけて2,100万円を完済したのは笑い話。だから、仮に検討しても「仕入れて売る業態」ではないな。

今は反動なのか、事務所も持たずリスクもなく気ままにしてるけど、あんな、こんなで妄想してたら楽しくなって、松山空港までの50分のフライトが(えっ!もう着陸?)と、5分ほどに感じた件。
53歳は大人しく、静かになるには早すぎるお年頃なのか?

立って半畳寝て1.5畳。


神戸+週末(連休)+行楽シーズンだったからか、1泊2万、3万円が多く(どうしよう?)と思い、条件や範囲などを変えて検索していたら、1泊7,000円(税込)と出てきて(カプセルホテル?それとも二段ベッドのドミトリー?)と思ったら、7,000円で温泉入浴付き&朝食付きという紹介文で、ナニ?となる。

よーく読むと「簡易宿泊所」で、カプセルホテルではないけど、親戚みたいなもの。
広さは1.5畳ほど、リクライニングチェアはフラットになる、部屋とロッカーには鍵付き、窓はナシ。
10時間ほどの滞在だし、温泉と朝食付きで、神戸の街中に泊まれるなら・・・と予約して当日。

いわゆる「温泉ランド?健康ランド?」的な所で、宿泊エリアへは渡された鍵で入り、部屋は写真の通り。狭いけど天井が高かったので圧迫感はなかった。
トイレ、洗面所は共同(意外と綺麗だった)。水、お茶は無料で用意されてた。

早速、温泉につかり、疲れを癒して部屋に戻りテレビをつけると無料でファミリー映画も用意されていてGOOD!
その代わり、両隣に音響迷惑になるのでテレビは付属のヘッドホンをつけないといけない。

リクライニングチェアを倒してフラットにして、用意されていたタオルケットをかぶり、周囲の音をシャットダウンするために用意していた耳栓をして就寝。

あっ!と言う間に朝5時過ぎになり、朝温泉へ。
サッパリした後は朝食。意外にもキチンした(失礼!)和食、洋食が用意されていて、おいしくシッカリいただく。

これで7,000円(税込)だったら、私的にはアリかも。(もちろん、一般的な部屋もある)。
チェックアウトは11時だったけど9時前に出発、割り切れば、こんな選択肢もあり!

2024年11月26日火曜日

最大のモヤモヤ。


他の市民大学とココ大で明確に違うと思った点は、市民大学の捉え方?いや、捉え方は同じ(≒学び合いの精神で相互理解を育み、地域を豊かにしよう等)かな?向き合い方?

違うのはNPO法人という性質上、地域の課題を解決・改善することを使命にしている点かな?
これは法人格である以上、定款に記さないといけないマニュフェスト。

でも、NPO法人ではなく任意団体なら意識しなくてもいい。身の丈と言うか、手の届く範囲で展開と言う感じ。組織などの仕組み、事務局などの体制も整えなくてもいい。

NPO法人なら定款(方向性)があり、事業(方向性を実現する手段)があり、そのための仕組み(総会など)や体制(理事会など)があり、ヒトモノカネなどの資源を調達して毎年決算をして、効果や成果を報告しなければならない。

ココ大設立時に「NPOで喰っていく!」と宣言したこともあり、稼げるNPOを目指していたけど、(ひとまず)喰えるようになったから、これは宣言終了。

最大のモヤモヤは、(これでいいんだよね?)と言うモヤモヤ(自問自答)。
市民大学は、許可や申請など不要だから始めやすく辞めやすい。
大義がなくてもいい。興味関心のある人たちが集まればいい。自分たちの手の届く範囲で無理はしない(ストレスを抱えない)・・・など、それぞれの市民大学の方針などを聞いて、(へぇ〜)が率直な感想。

ココ大は生業にしたかったから、社会的信用も得るために法人格の承認も受けたし、大義も掲げたし、興味関心のない人にも訴求してるし、身の丈に合わないコトも背伸びもしたし、規模の拡大拡充もした。

その土地(地域)に馴染んでいる、溶け込んでいる、受け入れてもらっているなら、どんな形でも意義はあるよね?なんだけどモヤモヤ。

気になったこと3つ。

ソトコト編集長指出さんを迎えて

<分断について>
「比較」がダークサイドに堕ちると分断なのか?他者との価値観や思想のほか、現状などの違いをを容認・許容できず、優位に立とうとする意識、言葉や行動。
分断が起きると修復関係は難しく、争いに発展したり・・・と想像してたら、「そもそも、分断してると気づいている人と、分断していることさえ気づいていない人がいる状態が既に分断」と、ソトコト編集長の指摘さん。

<コミュニティ>
「コミュニティという言葉に違和感」があるという神戸モトマチ大学の村上さん。
気にしたことがなかったけど、言われてみれば「括り、グループ」のような意味合いもあり、コミュニティの内と外との境界線があるともイメージしたけど、コミュニティを「つながり」と解釈すると、括りなどは感じにくいので、自分の中では「つながり」と理解しようとなる。

<どう伝えるか?>
「我々だけ(この機会だけ)が気づく、学ぶだけではダメで、今回の学びをどう、地域で実践するか?が大事と思うんです。」と言った背景は、市民大学だし地域で暮らしているから。
「いい話を聞いた。」で終わらせないためにも、地元に戻り学んだコトを取り組みに反映させることが大事とも添える。

<おカネ>
素敵な事例をたくさん聞いたけれども、マネタイズ(収益方法、資金調達)に関してはなかった今回。
テーマではなかったからだけど、10年以上続けている市民大学も多かったことから、何をするにもリソース(ヒトモノカネ等)は必要と分かっていると思われ、気になってしまった。

2024年11月25日月曜日

リード・ザ・セルフ。


「私も“リーダーシップの旅”がバイブルです!」と、帰りがけに声をかけてくれた女性参加者。
「リード・ザ・セルフって響きますよね。帰ったらもう一度、読み返します!」「私も今回、持ってくるに際して読み直して、改めてバイブルと思いました。」と、2-3分の立ち話で挨拶もそこそこに終えてしまい、名刺交換をするのを忘れてしまった。誰だったのかな?

ちなみにリーダーシップの旅は「リード・ザ・セルフ」を起点とし、「リード・ザ・ピープル」へ進み、「リード・ザ・ソサエティ」と続く。
リーダーシップへの矜持はこの本で学んだ。どうでもいい話だけど、この本には「スター・ウォーズ」「スパイダーマン」などの映画を例にした“くだり”がある。

他の10大学からは、地元のローカル誌を並べたり、20年以上前の本を並べたり、著名人の本を並べたり、HowTo本を並べたり、小説を並べたり、理論書を並べたり、自分の著書を並べたりと、持ってきた人の個性が出て面白かった。「好きな映画」とも似てる。

今となっては遅いけど「ジェダイの哲学:フォースの導きで運命を全うせよ(ジャン=クー・ヤーガ)」で笑いをとっても良かったかも。

サブタイトルの「見えないものを見る」とは「見ようとする努力をする」と同じ意味で、暗中模索の五里霧中、不明瞭で不確実な社会だから闇雲になったり、目の前にしか注意がいかないけど、だからこそ他人任せにしないリード・ザ・セルフなんだと本の解釈。

リーダーシップとは生き様の問題である。つまり、自分はどんな人生を送るのか?と同義であるとp286ページ。
いちいち、響きますな。

積極的に関与しないと維持できない。


朝7時の神戸元町の南京広場。
日中は、修学旅行生や外国人観光客、ビジネスマンなどでごった返しだったけど、この日は週末だったこともあり通勤通学の人はいなかった。
後ろでは清掃車がゴミを粉砕してたり、店の人が店前を掃除してた。

地域づくりって積極的に関与しないと維持できないし、ジリ貧という話。
写真を撮ってる私は(ココが名所だから)という理由で撮影したけど、もしも、ココが汚く治安の悪い場所だったら行かないわけで、綺麗で訪れた気分にさせたのは、南京町の人々や関係者が積極的に地域に関わっているからの結果。

アマルフィ(イタリア)での朝を思い出す。
避暑地として有名で大勢の観光客が訪れ、夜中までワイワイにぎわい、そんな様子を大広場に隣接したホテルから眺めてたけど、翌朝は清掃車の音で目覚め、窓をあけたら昨晩のゴミなどを一気に片付けしていて、また新しい朝を迎えていた光景。
訪れる観光客は気づかないけど、こうした裏方がいてこそ表(観光)が成り立つと思ったっけ。

地域づくりに積極的に関わるのは、時間も手間も労力もかかるから大変。
イベントのような一日ではなく毎日だもんな。

この日おは日曜日だったから、日中はごった返してゴミなども多かったはず。
でも、その代わりに売上も伸びたと思う。

だからか、屋台というか出店というか、各店のPR合戦は面白く、店の敷地から出てはダメなのか。どの店も定められた範囲?から熱烈歓迎を送ってた。

2024年11月24日日曜日

副業ではなく複業。


第10回目となる「Community College Backstage 2024」に集まったのは、FURANO BETA大学、柏まちなかカレッジ、こすぎの大学、京都カラスマ大学、奈良ひとまち大学、交野おりひめ大学、京橋クリエイティブ大学、2畳大学、みんなの尼崎大学、神戸モトマチ大学、いよココロザシ大学の計11の市民大学(コミュニティカレッジ)。

実は第1回目の2015年にもお招きいただき、あれ以来だから10年ぶり!
10年前は25の市民大学が集まったのか・・・。
でも、CCC(
Community College Consortium)を見ると99校が全国各地で頑張っているよう。

坂口先生(明治学院大学)の講演を終えて懇親会。
会場は「open air」というクラフトビールを提供してる店で、このopen airを醸造してるのは神戸モトマチ大学の村上さん。
open airは大人気とのこと。

乾杯のあとは、多くの市民大学が10年以上続けていることもあり「この10年間どうでした?」となる。

ある市民大学は規模を縮小して細々としたり、またある市民大学は「内容は変わらないけど歳だけ重ねた」と笑いをとれば、ココ大は「生業にしてるから飯が喰えるよう凸凹ありました。」となる。

集まった全ての市民大学の方々は、
メガネ屋、カフェ、議員、工務店、公務員、キャリアコンサルタント、ライター、クラフト醸造などの複業者で、私もフィルム・コミッショナー。
副業ではなく複業で、職が相乗効果を生んでた
そう言う意味で、市民大学って地域との相性は良いと思う。

フィルム・コミッションとは全く違う、
コミュニティカレッジの集い。

神戸へ生涯学習を学びに出稽古。


「ヨーロッパは人が集まり、そこから学びへと繋がっているのに対して、日本は仕組みを先に確立して、そこへ学ぶ人を集める。」と、生涯学習などが専門の坂口緑先生(明治学院大学)。

どちらが良い悪いではなく、風土や性質などによって様々だけど、ヨーロッパと日本に共通項を見つけようとすると「場」があり、場の大切さを強調されてた。

その中で、デンマークにある「ABSALON(アブサロン)」の紹介が面白かった!
閉鎖される協会をFlying Tiger Copenhagenの創業者が買取り、地域の開かれた民設民営の公民館として2015年に開設。


すると、訪れたい人、何かしたい人、手伝いたい人、理由もなく立ち寄る人などが集まり、コミュニティが形成され、毎週60種以上のイベントが行われて、老若男女が交流しているとのこと。
そして目玉は「共同夕食(デンマーク語でfællesspisning)」という、いわゆる「ロングテーブル」な食事で隣同士が見知らぬ同士でも一期一会で対話するというもの。
食事はシンプルな大皿料理で、盛る&分ける、話しかける所からコミュニケーションが始まる。

日本の公民館は官設官営が多いから、ABSALONのような取り組みは難しいから、民設民営だけど、すると維持費は?と直ぐに思ってしまうけど、民設民営だから有償だけどサービス料は安く設定され、観光客も訪れるし、行政や企業からの支援もあったりと循環してるとのこと。

「教育は、児童期、青年期で停止するものではない。 それは、人間が生きている限りつづけられるべきである。」-ポール・ラングラン(教育思想家/生涯学習の考え方の原点を示した人)-

2024年11月23日土曜日

店内撮影禁止の店。


通り過ぎてしまった。グーグルマップで確認して路地を戻ると、「入口」はドア一枚分の幅しかなかった。そもそも中華街から横に入る細道で見つけにくい。

店に入ると「お一人?」と聞かれて奥の4人がけテーブルに相席で通される。
座席数はカウンターに4人、4人掛けテーブルが3つの計16席(本当はカウンターにもう2席あったけどニンニク剥きに使われてた。)
12時前で既に店は満席。そして、ビールを飲んでる客多し!

「単品ですか?定食ですか?」
「(ギョーザ)定食で」
「大?小?」*大と小の違いはギョーザの数、大は18個、小は12個。
「大で」
「ニンニクは?」
「ナシで」
「ありがとうございます。」
メニューはギョーザ1本、潔い!

待ってる間にギョーザのタレを作る。味噌、ラー油、酢、醤油が置いてあるので、自分で調合する。
「味噌、多い方がおいしいで。」と目の前の相席おじさん。私が初来店と分かってた!
「ありがとうございます。」と伝え、MYタレ完成!
周りを見渡すと、キャベツなどの具材のダンボールが無造作に置かれ、店内BGMはナシ。

そして「撮影禁止」の張り紙が店内に数箇所、目立つように貼られてた。

ギョーザ定食(大)が、玉子スープ、白米と共にやってきた!
18個のギョーザと書くと、とても多く感じるけど、大きさは一口サイズ。
カリッカリの羽つきギョーザが6個×三列で並び、MYタレにつけていただきます。
ニンニク抜きでお願いしたので野菜の甘み&アッサリで美味しい!18個、気にならない!

20分ほどで食べ終わり、精算すると950円(税込)。店の滞在時間は30分ほど。
店を出ると、店前には10人ほど並んでた!
ここは神戸元町「ぎょーざ大学」。同じ大学として行かなきゃ!と思ってた店。

大人次第。


たぶん、こう言うことなんじゃないかな?という件。
ロケハンで立ち寄った図書室で見つけたのは、「映像化された小説」と題して、原作本、関連記事などが所狭しと貼られていて「おぉ!」と声をあげてしまう。

現在、全国で公開中のアニメ版「がんばっていきまっしょい」は吹き出しのPOPで紹介されていて、ミニ本屋さんのよう。
また現在、再放送中のNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」も紹介されて「あっ、この辺り私が担当で撮影支援しました。」と、勝手に伝えてしまう。

司書さんの好みでこのような紹介をしているとのことで大感謝。
無数にある本から「読むきっかけ(≒動機)」を得るのは、人それぞれだけど、話題作から入るのも王道。
「ここにある本は全て映画化・ドラマ化されてるんだよ。」と紹介されたら気になるもの。

余談だけど、劇場版「バスカヴィル家の犬(2021)」の公開時、松山市中央図書館で働く友人が、シャーロック・ホームズ&ミステリー“くくり”で、PRコーナーを作ってくれた。

と、言うことは、やはり学生よりも知識や経験が多い、大人次第ということ。
大人次第で、興味関心を引き出したり、好奇心を灯したり、行動を起こさせたり何でもできるはず・・・と思うのは私だけだろうか?

そして、地方のフィルム・コミッション的には、やはり「ご当地作家」とのご縁を強く&濃くしたい所。
権利などの問題で直接、繋がるのは難しいけど、作家あっての地元、地元あっての作家と思うと何かできないかな・・・と。