私には
「(ヨーロッパのどこかにあるそうな)真夜中の駅舎」にしか見えない。
建物の奥では列車が往来していて、乗客が2階から出てきて、スーツケースなどを持った人やリュックを背負った人が階段を降りてくる。
迎えの人なのか、階段を駆け足で上がっていく人・・・。
新しくなったJR松山駅もロケハンしたけど、“そのまんま”なので、雰囲気のある駅舎ということで混ぜてみた。
こんな“遊び心”と言うか“妄想”で話ができるのができるのがフィルム・コミッションの面白い所の一つ。
愛媛県庁本館を国会議事堂に見立てたり、時に本館の大階段を大金持ちのリビングルームに見立て令嬢が靴音を響かせながら降りてきたり、時に本館の2階を病院の廊下に見立てたり、萬翠荘は大金持ちの別荘に見立てたり、会議室を警察の捜査一課に見立てたり・・・。
普段から妄想していないと急に「診察室に見える所ないですか?」「刑務所に見える場所はないですか?」「悪い奴らが居そうな場所はありませんか?
「あの世に見える所はありませんか?」など突拍子もないことを言われるから心の準備は万端にしておかなければいけない(笑)。
ちなみに、「真夜中の駅舎」として紹介した、この建物は「松山市民会館」で1965年に建てられて以来、数多くのイベントなどが行われているけど、老朽化に伴い閉館の時期が検討されているとのこと。
閉館の前に、何かデカい撮影をドッーン!とできないか?と。
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