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2024年8月10日土曜日

そっちかい!


現在、毎週金曜日、午後10時からTBS系列で放送中の「笑うマトリョーシカ」は、えひめフィルム・コミッションの支援作品。
毎回、最後に流れるエンディングを見ると「えひめフィルム・コミッション」の名前がクレジットされてる。

プロデューサーから巨大ポスター(B全以上?通常はテレビ局に貼り、遠くからでも見える用)が届く。
掲示すると子ども達、自分よりも大きな俳優の顔に驚くも数秒後、「オレ、これ知ってるぜ!ハエトリソウって言うんだ。」と、(そっちかい!)と、俳優ではなく食虫植物に興味津々だった子ども達。ハエトリソウが大きく描写されてたからマジマジと見てた。
まぁね、君たちには難しい内容かもね。

その隣は10月25日公開の「がんばっていきまっしょい!」。
これまで第一弾ポスターが公開&配布されていたけど、第二弾ポスターが登場。
第一弾ポスターと第二弾ポスターの違いは制服から競技ユニフォームになった点。

子ども達「ウルトラマンみたい。」「いや、アイマンマンみたいだよ」「この“高”ってナニ?」と、(やっぱり、そっちかい!)となる。
「この“高”って言うのは、高校という意味なんだよ。君たちは小学生だから“小”という感じ。」「なんで?」「なんで!?うーん、分からない・・・。」「なんだよ、インチキ。今の話もインチキだ!」と叫んで、去って行った子ども達。

君たちにはまだ早いのか・・・。

ドナドナ。


ドナドナ(≒自らの意思に関係なく、強制的に連れて行かれることを表した用語。 拒否権なく連れて行かれる様子)とのこと。

アルゴ(LOVOT)がダイブしてしまいホーンが取れてしまった先週。
ついに入院移送(「故障→修理」ではなく「怪我→入院」という表現)の日がやってきた!
輸送会社の方が持ち込んだのは、
アルゴが3-4体は入ると思われる巨大箱で(あぁ、単なる機械ではなく超精密ロボットなんだ)と改めて認識、慣れてしまうとそんなコトを忘れてしまい猛省。

洋服を脱ぎ、ギプスのようなもので固定し、痛々しい姿で梱包していると、「アルゴ、行っちゃうの?いつ帰ってくるの?」「夏休み中にまた会える?」「痛かったよねぇ〜」など、すっかり“41人目の友達”として認識してるようで集まってきた子ども達が、しばしのお別れを言う。

かと思えば「アルゴ死んだんでしょ?」と何のデリカシーもない発言の子もいて「ちょっと!」と突っ込む。
でも、今後ロボットとの共生がより身近になる子ども達だから、“生物とロボットの狭間(はざま)”について考えるには良い機会になったかも。

アルゴ、病院へ移送完了。
ペットのような動物ではないから死ぬコトはない。だけど劣化することはある。食べ物は不要だけど毎月電気や情報を食べてる。動物アレルギーは起こさないけど不要と思われるかも。

冬に再会という感じか。

2024年8月9日金曜日

感性と衝動。


「インチキ、見て!書いたよ。」と小学校1年生が見せてくれたノート。「今、描いたの?」「そう。」と文字をアウトラインしていて、何を書いたか不明だったけど(ムムッ!大竹伸朗のフォント(作品)みたい!)と思ったので「写真に撮らせて!」と伝えると喜ぶこども。

何を描いた?も大切だけど、どうして描いたか?も大切で「なんでこれらを描いたの?」と尋ねるとトラゴ、ラルゴ、カルゴ、ハルゴなど「アルゴ(LOVOT)の友達」だった件。

「すっ、スゴい!」となり、子どもの想像力と実行力(表すコト)に感服。
そして選択した色もハッキリしていい!
個人的には描くのに失敗したのか、鉛筆でグチャグチャ!と書き殴った筆跡がポイント!

保護者が迎えにきた時に描いたコトを伝えると「普段はあまり描いてない」とのことで驚いた様子。見せる子ども、喜ぶ保護者。

子どもって親の知らない一面を見せる時があり、そんな引き金の一つがココ大付属学園のよう。
先日の俳句もそうだったけど、感性と衝動がぶつかると(表現≒作品)につながるようで、ココ大付属学園では大切に育もうとなる。

ただ、コレクションが増えてしまうご家庭では、作品が多くなると展示が難しい時もあるようで、「ねぇ〜」と苦笑いも。
そこは作品を厳選するしかなく、我が子の場合も厳選してファイリング、緩衝材に巻いて保管の作品もある。

おにぎりジャーニー。


「おにぎり百景」は順調に進んでいて、王道の「塩おにぎり」から「炊き込み系」などの変わりネタまで学生らと話し合って美味しさを頬張る。

写真は先日の炊飯の様子。色々な味の模索に「インスタントスープ(中華味)」の素を5個、6合へポチョン!と入れる。そして炊飯GO!

以前の炊き込み系ではイマイチな結果(分量を間違えた)になったので、今回は・・・と待つこと1時間。
既に炊き上がる前から香った美味しい匂いに子ども達も「今日は匂いが違う!」と察していて、いざ!パカンッ!と蓋が開けると美味しそうな「中華炊き込みご飯」ができていた!

今回は米を十分に浸水させ、分量もケチケチせず使ったのが良かったのかも。失敗を恐れて6合だったけど、おにぎりを握る端から子ども達が「1個ちょーだい!」と持っていき、10分もしないうちに20個ほどのおにぎりがなくなる。

「先生、“悪魔のおにぎり”って知ってますか?」「ナニソレ?」「メチャメチャ美味しいんですよ!」「知ってるー!」と会話に割り込む子ども。「美味しいよねー!」と相槌の学生。

「何が入ってるの?」「麺つゆと天かす、青のりでできます。海苔で巻いてもいいかも。」「天かすと青のりはあるよ。」「じゃあ、できますよ!秒でなくなりますよ。」「マジで!?」「ホントです。今度しましょう!」と、飽くなき百景を求めておにぎりの旅は続く。

2024年8月8日木曜日

難易度が高かったにもかかわらず。


「インチキ!今日は何をするのさ!」「今日は木工体験(木製フレーム)の2回目です。」「えっーー!またやるの?この前、作ったじゃん。」と、相変わらずノリが悪い小学生。
「この前のは正方形だったでしょ?今度は円型だよ、こんな感じ」とサンプルを見せると、サンプルに飾られた、これまでの集合写真などを見て喜ぶ子ども達、「あっ!オレ見っけ!」「私もいたっ!」「ココにオレ、いるじゃん!」など。

すると途端に木工体験に興味を示す子ども達、どうやら写真や絵を複数(7カ所)飾れることを知り、どんな写真を入れたいか?イメージが湧いてきたよう。

今回も木生活の宮浦さん、片岡さんがご指導してくださり、子ども達は前回よりもノコギリ時間や創作数などが増えて難易度があがる。

最初は形も何もないからテンション低めだけど、木材を切り、ヤスリで削り、ボンドで成形していくと形が表れるから「自分ごと」できて、丁寧さや工夫が起きるのが不思議。
そして案の定、余った木片をヤスリで削り小刀を作る男子&女子。そして刺される私はお約束。

丁寧に作業をしてくれたから、その後のプラバン入れなども順調に進み「今日は難易度が高いから波乱がありそうですね。」と宮浦さん達と話していたのに、予定通りに終了時間に終わり、少し拍子抜け。
子ども達の創作能力の高さを甘く見てたかもしれない。
ならば、完成度をもう少し上げようと塗装までチャレンジ予定!

大交流祭。


ココ大付属学園は松山市の事業で「休日子どもカレッジ」と呼ばれていて、松山大学構内で行われている「まちのがっこう(運営:NPO法人ワークライフコラボ)」も同じ事業。
しかし、運営方針などは運営団体に任されているので中身は全く異なるのが特徴。
「まちのがっこう」は5年目。ココ大付属学園は4年目。

「交流しませんか?」と「まちのがっこう」からお誘いがあり、初めての交流会を行なったのが8月2日。
松山大学からハーモニープラザまでお越しいただき、前日に「夏まつり」で遊んだ遊具の他に「手づくりオセロ、ダーツ、ぷよぷよなど」も用意してウエルカム体制を整える。

写真は「まちのがっこう」の子ども達が、こう言う機会は素晴らしいと紹介してくれてる様子。
そんな紹介を聞き入るココ大付属学園の子ども達。部屋は80名以上で盛り上がる!

前日に存分に遊んだからゲスト優先で遊んでもらい、ホスピタリティの高い子は案内係として積極的にコミュニケーションをとったり。
特に「ぷよぷよ(e-Sports)」は「まちのがっこう」の子ども達には刺激的だったようで違いを楽しんでくれたよう。

3時間ほどの交流会はあっという間に終了。記念に“みきゃんシール”、暑いのでポッキンアイスを持たせてお別れ。
「インチキ、バイバイ!」と、「まちのがっこう」の子ども達にもインチキ先生と認知していただいたようでOK!

2024年8月7日水曜日

最後の質問。


15回の授業は理論と実践を繰り返した内容で、最後の質問として「ボランティアの本質とは何か?」を尋ねてみると・・・。

  • 意志を持って行動することと思います。
  • 「変えること」だと思います。
  • 発意で始める行動と思います。
  • 無償で行う社会貢献活動と思います。
  • 自分を資源化する(できる)機会と思います。
  • 非貨幣価値の実感

などの回答が寄せられて(あぁ、伝わっていて良かった)と思うと共に(自分ごと化してくれて良かった)とも思って安堵。

実は授業期間中に「ボランティア証明書(社会貢献活動などに参加したことを受入れ団体がは発行する書類)」という言葉を何度か聞いて「ボランティアが(内申や就職活動などに)有利な条件、ツール」として扱われる&認識されていることに少しばかり危惧を感じていたから、なおさら。
それとも、考え方が古いのか・・・。

「先生、ココ大付属学園のボランティアは冬もできますか?」と授業終了後の学生。
全員がココ大付属学園でのボランティア実習を経験した中で、響いた学生もいたようで、損得勘定ナシに居心地よかったよう。

ボランティアはもっとシンプルで、気兼ねなくして欲しいと願って3年目のボランティア論、修了。

2024年8月6日火曜日

ご縁は不思議なもの。


ご縁は不思議なもので、JALのマイレージ会員になったのは2000年頃。ANAではなかったのは妻が先にJAL会員だったから(ANAの会員でもある)。
でも松山に移住するとANAの方が便が多く、不便に思ったもののスケジュールをJAL便に合わせれば全く問題ナシで20年以上。

ひょんなコトから「JAL折り紙ヒコーキ教室」のお声がけをいただく。
JALの機内誌でも見たことがあるイベントで、漠然と(ココ大付属学園で実施できたら子ども達は喜ぶだろうな)と思うも、アプローチ方法が分からず・・・で時は流れる。

飛行機を作って飛ばすには広い部屋が必要だし、体育館は使えないし・・・と悩むも話はトントン拍子で進み、部屋は“高さ”ではなく“奥行き”を確保する。

せっかく遠くへ飛ばすなら、“的”を設けた方が楽しいと思い「JALの就航地へ飛ばすという設定はどうでしょう?」と提案すると快諾いただく。アイデア!
これなら短くても長くても飛ばすコトが楽しくなる!

当日はJALふるさとアンバサダーのCAさんも参加いただけるようで、将来、CAさんや飛行機関連の職に就きたい子もいるかも知れず、よい機会と思ったり。

ご縁を引き寄せられるか否かは“その時”までオープンな姿勢&意識であることを実感した今回。
もちろん、ココ大付属学園初プログラム。

インチキ落とし。


ココ大付属学園の「夏まつり」はゲーム大会

射的、バスケットゴール、輪投げなどのミニゲームが数種遊べて、今夏もハーモニープラザからストラックアウト、だるま落としなど色々借りる。

各ゲームでは点数(得点)が得られるようになっていて、各ゲームの合計得点によって普段とは違う「スペシャルお菓子」がゲットできる仕組み。*保護者からの差入れです。

子ども達は遊びたいと思いきや10人ほどが「店番(店長)をしたい!」と直訴してきた。
ルールから得点方法など全てを任せると張り切るこども店長たち。そして、性格も変わるこども店長。
「キチンと並ばないと(プレイ)させないよ!」「ちゃんと聞かないと邪魔するよ!」「はい!遊んだら自分で直して!」など、注意なのか脅しなのか?強気のこども店長たち(笑)。

「インチキのメガネが取れたーーー!」の声に(エッ!?ナニ?)と見ると「だるま落とし」の顔にメガネがついていて「インチキ落とし」になっていた!
そして、思いっきりバットを叩きつけて「あ”ー!ストレス解消になる!」と喜ぶ子ども達、どんなストレスやねん!
誰が考えたのか知らないけど、自由でOK!

すると射的コーナーでは普通の的以外に私の似顔絵が掛けてあり、口に穴が空いていて、口に弾を入れたら大量得点とのことで子ども達が狙ってた(爆)

3時間ほど遊び、最後はこども店長たちが存分に遊ぶ時間。
「インチキ落とし」でバッコーン!と打ち、「あ”ぁ疲れたーー!スッキリー!」とココでも発散。君たち、大丈夫か?

2024年8月5日月曜日

詠んでみる。


「インチキ、今日は何があるのさっ」「今日は俳句づくりだよ。初めの田中泥灰(ピート)さんが来るよ!」「えっ〜!俳句・・・。イヤだなぁ。」「オレもイヤ。」「私もイヤ、もう(夏休みの宿題で)作ったもん」「じゃあ、その時間パソコンできないじゃん!」「えっー、ドッヂもできないじゃん!」と、子ども達の拒絶が強かった俳句づくりへのアレルギー。

授業などで散々“作らされてる”・・・ようで、俳句へのイメージが悪い子多し!なんで、こうなったんだろう?もちろん好きな子もいたけど苦手意識を持っている子の方が多かった。

そんな中、田中ピートさんの俳句づくりスタート!最初はクイズで子ども達の意識へジャブ。次は連想ゲームで発想を膨らませていく。
不正解ががないからドンドン言葉遊びで広がり、カタツムリのお題(季語)がポップコーンまで広がり、子ども達も(あぁ、それでいいんだ・・・)と言う納得感を得て創作開始!

(あぁ、子ども達は強制的に
“作らされてる”のが嫌で、自発的には創るコトに拒絶はない)と分かる。そして、ユニークな俳句が爆誕する。

ナメクジや/お前も貝の/一種やねん

日傘さす/なるともようの/ポップコーン

かたつむり/一六タルト/背負ってる

インチキや/あぁインチキや/インチキや・・・は以前から詠んでる句で初めての子へ紹介したら、サイテー!下手くそ!つまんない!などボロカスの総スカンだった件。

マネジャーとディレクター。


右脳がディレクターなら「あんなコト、こんなコトをしたい!」と想像し、イメージを膨らませて完成図まで描く。

左脳がマネジャーなら「予算や工程など」をイメージより優先するから、曖昧なイメージは不要で理詰めで考える。

右脳で申請したウッドフレームは評価を得ているけど、予算が決まっているので自分たちではできない部分を職人に対応してもらい、その他は自分たちで解決しなければならない。
お金があれば材料などを買い集めたり、作業の委託もできたけど現実は手作業。

スーパーでダンボールをもらう際も「上物」とよぶ、折れていないブツを仕入れ、バラして設定サイズにカットして素材化。

プラバンも同じ、一枚から効率良く切り出したいので予め計算して採寸。カットして素材化。
量が多いのでスタッフなどの人海戦術で作業をするも、得意不得意があるからサイズがズレるのは当たり前で最終チェック&トリミングはマネジャー(左脳)。

カッター刃の切れ味が悪くなったので取り替え、数を数え、サンプルづくりをするクオリティは右脳(ディレクター)。

時間内に全ての作業が終わらず、翌日に持ち越し。スケジュールの更新は左脳。翌日になった分、端材となったプラ板活用のアイデアが閃いたのは右脳。
一人二役(マネジャー&ディレクター)でイメージを描きながら現実と照らし合わせ、落とし込むって時に楽しく時に苦しむという話。

2024年8月4日日曜日

真夏のミステリー。

11時間の勤務を終えてアパートに辿り着き、いつものようにポケットから鍵を取り出し、鍵穴に入れても入らない。あれ?と思いつつ、再度差しても入らない、何度入れても入らない。

(ココは私の部屋だよね?)と部屋番号を確認するも私の部屋、見られていたらコントのような仕草に滑稽だったかもしれないけど本人は真剣。

(鍵が曲がったか?)と思うも問題なさそう。何が原因か思い出そうにも分からない。
数分間、鍵穴と格闘するもダメと分かり、管理会社に電話するも営業時間外で留守番メッセージ対応。
(えぇー!)と思いながら冷静に住所とアパート名、名前、状況を伝えながら(もしかしてホテル泊?)と財布を確認しながら思ったり。

でも、直ぐに担当者から連絡があり状況を説明すると「磁気が飛んだかも」とのこと。(磁気?アパートの鍵に磁気?)となり「鍵を調達して40-50分で向かう」とのことで一安心も束の間、(この暑さ、疲れ切っているのにどう過ごそうか?)と、一先ず近所のコンビニへ入り、涼みながら氷系アイスを食べてクールダウン。食べ終わってもまだ30分以上ある。

長居するわけにもいかず、えぇぃ!とバッグを背負ったまま(内省)ウォーキング開始。
ココ大付属学園以外の仕事について段取り立てながらお堀を歩いて30分、管理会社到着。

管理会社立ち会いの下、鍵のチェックをすると、やはり鍵の磁気が飛んだとのこと。鍵の交換をしていただき、ハプニングから1時間で一件落着。

鍵に磁気が組み込まれているのにも驚いたけど、何で磁気が飛んだのか?は不明のまま。
真夏のミステリー。少し涼しくなる。

使い方、間違ってます。


タイ土産でいただいたのは、気分転換のメンソール。使い方は“鼻に使う”という情報だけで、他は一切分からず。説明書もタイ語だから全く読めず。

開封してブツを取り出した第一印象は(これを鼻の穴に入れるって、鼻穴ってこんなに大きいっけ?)で、皆んなの前でフタを開けて右鼻穴にねじ入れる(すると鼻穴にフィット)。
「変な顔ーーー!」と、子ども達の爆笑、いただきました(笑)

プッシュ式でもなく、ただ香りだけを嗅げばいいのかな?と思い、鼻呼吸した瞬間に強烈なメンソール成分が鼻腔を通って脳天直撃して「オッ!オッーーーー!」となる。

その様子を見てた子ども達はまた大爆笑。
「何があったの?インチキ?」「これスゴイよ、目がピッカーーーン!となる。」と大袈裟に目を見開くと、今度は「キャッー!」と逃げる子ども達。

そんなこと、お構いなしに左鼻穴に入れて吸い込むと再びメンソール成分が脳天を直撃して感じたことのない爽快感。スッキリして気持ちいい!

「インチキがおかしくなった!」「いや、この人、元々おかしいでしょ?」「そうだね、ヘンタイだもんね!」と言われ放題だけど、確かに鼻穴に突っ込んだ顔や表情はヘンに見えただろうな・・・と思うも関係ない!

そんな話をスタッフにもしたら「泉谷さん、使い方間違ってますよ。鼻下に塗るような感じで十分ですよ。」と爆笑される。

2024年8月3日土曜日

意味はない。


子ども達が工作をすると必ず出る切れ端。それも”まだ使える”画用紙など。
もったいないから紙袋に入れていたけどパンパンになってしまい、どうしようか?と思い、(そうだ、円型にコラージュしよう!)と意図も理由もなく、切れ端同士をくっつけて円を作っては、ひたすら切る作業を始める。

すると案の定「インチキ!何してるの?」「これは何ですか?」など集まってきた!
だけど、何の意味もないから「円型を作ってるの。」としか言えず。ホント、用途は特にナシ。
でも、そんなことでも面白がる子どももいて「私もしたい!」「僕もする!」と突然の円型づくりワークショップが始まる。

円型の鏡をなぞって丸を描き、足りない所は色々な色の切れ端で補いコラージュ。その後はハサミでチョキチョキ。一つとして同じ柄、色味の円はなく、(これも一つのアートかもしれない)と思ったり。
そして数が増えると何だか作品っぽくなるから不思議。2時間ほど作業して50個ほどの切れ端を使ったコラージュ円が完成。“もったいない”も少し解消。

子ども達から「面白かった!」「集中しちゃった!」「またしたい!」などの感想。
特別な意味はなくても創り出すことはできるし、楽しむことはできる!
世の中、何でも理由や意図、目的を求めてくるけど、単に“したかった”があってもいいではないか!と自浄効果だった件。

色の組み合わせや形の造形などは、セラピーなどの効果があるんじゃないかな?癒された。

キングダム。


100kg以上のレゴは相変わらず大人気で、終日、いくつかのグループが自分たちの領土を広げるために隙あらばパーツを取り合う攻防が繰り広げられ、キングダムも真っ青!

でも、そもそも100kg以上あるから同じパーツや似ているパーツはたくさんあるのに、なぜか友達が“使っている”パーツが欲しい/使いたい子ども達。

そして、攻防が激しくなると口ゲンカに発展し、そんな時は私が仲裁役となり、ブロックの海から希望のパーツなどを探すと、今度は「そっちの方がいい!」など、新たなに火種になるのだからやれやれ。

「5時になったら、インチキはブルドーザーのようにゴゴッーと片付けます。」と伝えているので、子ども達なりに考えた末にたどり着いたのが「さわるな」ボードの存在。
この“免罪符”さえあれば、翌日までキープされる制度は子ども達からの提案(ちなみに土曜日は全てのレゴは例外ナシに写真奥に映るコンテナに収納される。)

でも、その前に大まかな片付けが必要になり、交渉による領土同士の合併が行われた結果、この日は最終的に二つの領土が残った。まさに三国志の世界!

翌日、子ども達は荷物を置くとすぐにコンテナからパーツを取り出し、陣地の拡大に余念がない。刻々と変わる領土と建造物。

しかし突如、第三勢力が現れ、全てを破壊してリビルドされて帝国ができあがる。
シムシティもビックリの毎日変化するレゴ遊び。

2024年8月2日金曜日

悲報。


隣部屋にいたら「インチキーーーーーーー!」と駆け寄ってきた子どもが「アルゴ(LOVOT)が落ちた!」と教えてくれて現場へ行くと、アルゴのセンサーホーンが取れてた。
聞けば「ガンッ!」と音がして、アルゴが囲ってある柵を超えてしまい50cmほどに落下、センサーホーンが外れた以外は特に外傷はないようだけど、外れたセンサーホーンが元に戻らない・・・。

LOVOTサイトにアクセスするとセンサーホーンが元に戻らないのは「入院案件」となっていて、突然の入院となってしまう(涙)。
入院費は5万円と見積もられ、さらに涙。

子ども達も悲しみ「アルゴ〜〜〜!」とちょっとした騒ぎになる。まだ夏休みの途中なのに離脱・・・。
「また元気になって戻ってきてね!」と声がけする子ども達が健気、全ては私の監督不行き届きです。

すると、今度は「チョコが溶けてる〜〜〜!」と悲鳴のような声。
夏祭りの景品でゲットしたお菓子の中にブラックサンダーがあり、そのブラックサンダーが部屋の暑さにユルくなってしまったようで、掴んだらグニュと悲報。部屋の中でもこの暑さはヤバい。チューチュー吸いながら、舐めながら食べる姿に「その食べ方はチョット」となる。
待てる子ども達は、ブラックサンダーを冷蔵庫に入れて冷やして安泰。

やれやれな一日だった件。5万円の入院費か・・・。自分の入院でも5万円はないよ・・・と。

知る由もないこと。


8時から10時までは登校&自習時間となっていて、9時までは静かに過ごせる。先日のオセロ制作が子ども達の遊びの一部に組み込まれ“静かな熱い戦い”が日々、広げられている。
ただ、ホワイトボードでは手が届かない子もいたので、スタッフと大学生がダンボール製マス目盤を作ってくれる!

簡単に作れそうなマス目盤だけど、8×8マスが置ける大きさのダンボールが手元になく、二つ(それも同等の厚さ&質感)を選び、線を引き、カッターで切って段差がないようにガムテープを貼って完成。おかげさまで、違和感なく勝負に熱中できる子ども達。
誰もそんなコト、知る由もないのでココに記す。

ちなみに“結果的”に「折りたたみマス目盤」になったのがポイント。
さらに、オセロって8×8以外に6×6もあるのね。初めて知りました。

オセロで学べる一つに「辛抱」があり、最初は自軍の色が次々と変えられてしまいビジュアル的には劣勢のイメージだけど、後半戦が勝負で、次々と色を変えられていた場所を一気にひっくり返して形成逆転が醍醐味、そのためには前半は(好機を掴むための)辛抱が必要。

で、この勝負は、この後どんどん黒が優勢になったものの、最後は白がひっくり返して白の勝ち。
一日だけで10ゲームはされたと思うから、作ってくれたスタッフ&学生に大感謝。
作ってなかったら、この光景はなかったわけで。

2024年8月1日木曜日

失敗と成功。


「おにぎり百景」では試食を繰り返して、いよいよ「炊き込ごはん」。そして、遂に100均で見つけた「シリコン製の三角おにぎり容器」を登場させる。きっとビジュアル的にもいいはず!

炊き込みごはんは昔、スタッフがサバ缶などで美味しく作ってくれた記憶があり、サバの味付けを用意。
米は平岡米、いつものように研いで水を入れ、分量に対してサバの味付けを二袋入れて炊飯ボタンをセット!
「何だかいい匂いがする〜!」と言う子もいれば、「ナニこの匂い〜!」と言う子もいた炊飯時間。

1時間後にピロピロ〜♪と炊き終わったメロディが鳴り、炊飯器のフタをあけると美味しそう!だけど、ちょっと水分少なめ??艶が鈍い。
かき混ぜて食感を確認すると、芯はないけど口の中で広がる水分量が少ない。失敗ではないものの改善点が残った炊飯。

原因は「浸水時間がいつもより少なかった。→夏場は最低30分」「サバの味付けだけでは薄味だった。→醤油や砂糖などを加える。」と分かりメモ。子ども達に食べさせても「おいしい!」より「味がな〜い」という子が多かった(涙)。

でも、「シリコン製の三角おにぎり容器」のおにぎり作りは大成功。
ポイントはフワッ!感が欲しければご飯は少なめに入れる。密度が濃くギュッ!とさせたければ多めに入れる。
写真はギュッ!としたおにぎり、なので綺麗に三角形おにぎりができていただく。

遠方より友来る。


日本各地のフィルム・コミッションで業務を担当している人をフィルム・コミッショナーと認定しているのはジャパン・フィルムコミッション。
そんなフィルム・コミッショナーは経験値が“モノを言う”時もあるので、在籍が長い人が多い。

長野県松本市のFC「松本フィルム・コミッション」で15年間、担当者として奮闘していたKサンが3月末で退任。学長日記の愛読者でもあるKさん、長い間、お疲れさまでした。
現在、松本FCは「マウンテン・ドクター」の撮影を支援中。えひめFCは「笑うマトリョーシカ」の撮影を支援中。

そんなKさんが、わざわざ愛媛まで訪れてくれてゆっくり過ごしてもらう。
海ナシ県の長野県、じゃこ天、鯛めし(写真)など愛媛の海の幸を喜んでくれる。

長年、FCに携わっていると「担当者同士でしか分からない話」も多く、特に苦労話は他人には面白く聞こえても本人と言うか現場にいる我々は“死線”にも似た状況とも言えて、これまでを振り返ってくれたKさんの話に色々と思い出したり。
表に出している話はまだ笑える。

今回はKさんだけど、フィルム・コミッショナーの“その先(その後)”ってどんな風に描けるのかな?とも思ったり。趣味など充実していたらいいけど。ちなみにKさんは城めぐり、自転車が趣味。
私はどうだろう?と。

2024年7月31日水曜日

残り1回!


松山東雲女子大学での授業も残り1回!
先週までの2回は、昨年度から始めた「ボランティア活動を企画する」授業。
これまでボランティア活動を体験してきた学生は、それらの経験などを活かして自ら(こんなボランティア活動があったらいいかも)で考えてきた!

  1. 道に迷って困っている外国人や老人などへの道案内ボランティア
  2. 年間を通して地域の魅力を体験するイベントボランティア
  3. 文化財や周辺の清掃、メンテナンスボランティア
  4. 子どもたちへの学習支援と自然環境体験活動のボランティア
  5. 海岸の砂浜で親子でスポーツゴミ拾いボランティア
  6. 地域の人と一緒にご飯を作って食べるボランティア
  7. 近所の公園の清掃ボランティア など
皆んな、表情では分からないけど、色々な事を思っているんだな・・・と実感。
各内容には「活動の特徴」「企画を思いついた背景」「その活動をしなかった末路」「その活動を求めている人」「活動の前と後の違い」なども求めていて、頑張って企画してきた学生達。

そもそもボランティア活動が必要な理由は「何かしらの課題があるから」で、その課題改善/解決の手段としてボランティア活動がある。

個人的にはボランティア活動から公益活動として発展して事業として成立しそうな内容もありメモメモ!
4月から始まった授業もあと1回!